JPH04230881A - 電子走査レーダ用の高効率能動アンテナの放射パターンを形成する方法と、この方法を実行するためのアンテナ - Google Patents

電子走査レーダ用の高効率能動アンテナの放射パターンを形成する方法と、この方法を実行するためのアンテナ

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JPH04230881A
JPH04230881A JP3125606A JP12560691A JPH04230881A JP H04230881 A JPH04230881 A JP H04230881A JP 3125606 A JP3125606 A JP 3125606A JP 12560691 A JP12560691 A JP 12560691A JP H04230881 A JPH04230881 A JP H04230881A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/03Details of HF subsystems specially adapted therefor, e.g. common to transmitter and receiver
    • G01S7/032Constructional details for solid-state radar subsystems

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、電子走査レーダ用の高
効率能動アンテナの放射パターンを形成する方法と、こ
の方法を実行するためのアンテナとに係わる。
【従来の技術】電子走査は、その順応性(使用可能な多
数の作動モード)と速度(準瞬間的なビーム移動)とに
よってレーダ性能を大きく向上させる。しかしこの電子
走査の主要は欠点は、非常に多数の位相制御回路が必要
とされ、且つ多くの場合に非常に多数の振幅制御回路も
必要とされ、そのためにその損失と費用と質量と電力消
費とが著しく多大なものとなることが多いということで
ある。損失と費用と質量と寸法とに係わる欠点は、ガリ
ウムヒ素上のモノリシックマイクロ波集積回路(MMI
C)の大量生産によって既に克服されている。これによ
って、位相シフトとスイッチングと送信−受信と増幅と
の機能を一体化する能動送信−受信(TR)モジュール
を、非常にコンパクトに作ることが可能である。しかし
、MMIC技術で作られる送信電力増幅器は、比較的低
い効率しか有せず、更にこれに加えて、出力電力レベル
に変動がある場合にはその効率が低下する。従来の設計
では、そうした電力レベルの変動が、低いレベルのサイ
ドローブ(SLL)を有する放射パターンを形成するが
故に位置に応じて、且つ使用目的に適合させるためにロ
ーブ幅を調整するが故に時間に応じて不可避的に発生す
る。その結果として、このタイプの能動レーダアンテナ
の電力消費は著しく大きいものとなる。特に次の文献の
ような、従来技術の幾つかの文献が存在する。Micr
owave  Journalにおいて発表された(1
987年2月、3月)、Eli  Brooknerに
よる「Array  radars:an  upda
te(最近のアレイレーダ)」と標題された論文のI部
とII部と、Microwave  Journalに
おいて発表された(1987年3月)、Eugene 
 H.Gregoryによる「Applicabili
ty,availability,and  affo
rdability  of  GaAs  MMIC
s  in  military  systems(
軍事システムにおけるGaAs  MMICの適用可能
性、入手可能性、及び有効性)」と標題された論文と、
Microwave  Journalにおいて発表さ
れた(1987年3月)、Ronald  J.Nas
ter,Anthony  W.Jacomb−Hoo
d,Mark  R.Langによる「Afforda
ble  MMIC  desighns  for 
 phased  arrays(フェイズドアレイの
ための有効なMIIC設定)」と標題された論文とであ
る。従来技術の初期の電子走査レーダは、ビームを制御
するためにダイオード移相器又はフェライト移相器を使
用している。ダイオード移相器の主要な欠点は、大きな
損失であり(4又は5ビットの移相器の場合には数dB
)、そのために既に臨界状態にある増幅器電力を更に増
大させることが必要とされ、一方、フェライト移相器は
1dB未満の損失しか示さないが、大きな質量と寸法と
を有する。これらのパラメータは、航空機搭載レーダに
関して重大であり、且つ人工衛星上にそうしたレーダを
取り付けることを不可能にする。ガリウムヒ素上のモノ
リシックマイクロ波集積回路(MMIC)の大量生産が
開始された時に、1つの重要な進歩がもたらされた。こ
の技術は、非常に小さな質量と寸法とを有する様々なタ
イプのマイクロ波回路を、比較的低いコストで大量生産
的規模で製造することを可能にし、特に前記技術は、調
節可能な減衰器と移相器との製造のために使用可能であ
る。MMIC移相器の主要な欠点は、大きな損失(アナ
ログ制御装置又は4/5ビットのディジタル制御装置を
持つ0〜360°移相器の場合に、5dB以上)に存す
る。しかしこれらの移相器が、送信側においてその移相
器の下流側に配置された高出力増幅器(HPAs)と組
み合わされる場合には、その場合に発生する損失が、低
いレベルにあって、且つ前記増幅器の出力電力に対する
制限作用を持たず、従って単に前記出力増幅器の利得を
僅かに増加させることだけが必要であるが故に、こうし
た損失の問題は副次的である。或いは前記移相器が、受
信側においてその移相器の上流側に配置された低ノイズ
増幅器(LNA)と組み合わされる場合には、これらの
増幅器の利得が十分である(20dB〜30dB)なら
ば、移相器に固有の損失は受信器のノイズ係数に悪影響
を殆ど与えないが故に、こうした損失の問題は副次的で
ある。送信−受信(TR)モジュールは一般的に、各々
に要素的機能を果たすガリウムヒ素の複数の「チップ」
を相互接続することによって、1つの共通(アルミナ)
基板の上に作られる。これらのチップ自体は、シリコン
上に論理集積回路を作製するために使用される技術に基
づいたドーピング(イオン拡散又はイオン打ち込み)技
術とマスキング技術と酸化技術等を用いて大量生産され
る。シリコンICは、信頼性を低下させることなく大き
なコスト削減をもたらす能力を発揮してきた。1つの能
動レーダアンテナ(能動レーダアンテナは、それが増幅
器の形の能動素子を含むが故に「能動」と呼ばれる)内
で、数100〜数1000のこのようなMMIC−TR
モジュールを相互接続することによって、航空機搭載レ
ーダにとって重大なパラメータであり及び宇宙レーダに
とっては更に一層重要なパラメータであるコストと質量
と大きさと、電子走査の必要条件とを両立させることが
可能である。そうした能動レーダアンテナに関する最後
の重要なパラメータは、その直流電力消費である。HP
A増幅器の付加電力効率:ηa=(Pout−Pin)
/PDC は、マイクロ波の周波帯に応じて30〜60%の範囲内
にある進行波真空管技術の場合よりも、MMIC技術の
場合(15〜20%)の方が(3)かに低い。入力電力
を変化させ従って出力電力を変化させながらA級(リニ
ア)HPAを使用する時には、前記効率は特に低い。電
力消費は、供給されるべきPout最大値に合わせて設
定されたバイアス電流とバイアス電圧によって決定され
る。Poutを減少させるためにPinが減少させられ
る時には、同一量の電力が消費される。低いPoutが
要求される時には、この代わりに、バイアス電圧を減少
させる。こうして電力消費は減少させられるが、しかし
、電力出力を(百分率又はdBにおいて)著しく下回り
、従って前記効率ηaが大きく減少させられる。しかし
、高性能な放射パターンが形成されなければならない場
合には、アンテナの放射(放射テーパ)のために必要と
される重み付けを得るように、TRモジュール毎に異な
った1つPoutを有することが少なくとも必要であり
、且つそのアンテナの使用目的から可変的な幅のローブ
が必要とされる場合には、時間に応じて放射テーパの振
幅法則を変化させることも必要であり、従ってHPAの
Poutを変化させることも必要である。
【発明が解決しようとする課題】その結果として、従来
の能動レーダアンテナは次のジレンマに直面した。即ち
、低いレベルのサイドローブを有し且つ好ましくは変調
可能である放射パターンは、分散配置されたHPAの効
率を低減させることによってだけしか得られないのであ
る。これにより生じる電力消費の増大は、現在まで航空
機搭載レーダに使用される能動アンテナの普及を制限し
てきたし、更には、その使用可能電力が非常に限定され
る宇宙レーダに使用される能動アンテナに関しては、よ
り一層その普及を制限してきた。本発明の目的は、能動
アンテナ(即ち、送信−受信増幅器を含む分散配置モジ
ュールを有するアンテナ)に特に良好に適合したレーダ
アンテナの放射パターンを形成する方法を提供すること
によって、こうした「性能/電力消費」ジレンマから抜
け出すことである。
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
は、その放射要素の直後に亙って配置された増幅器を有
する能動アンテナに対して最適化された、レーダアンテ
ナの放射パターンを形成する方法を提供する。この方法
は、送信における及び受信におけるアンテナの放射法則
、従って放射パターンを分離可能とし、全てが同一な送
信増幅器の効率を最大にするために、且つこれらの増幅
器の直流電力消費及び散逸を最小にするために、送信に
おいて等振幅の放射を与えることを可能にし(上記の送
信増幅器の効率の最大化と直流電力消費及び散逸の最小
化とは、B級又はAB級動作の能動アンテナにとって重
要なポイントである)、(調節可能な減衰器を用いて、
又は利得を変化させることが可能なLNA終段を用いて
)受信経路内の利得を調節することによって、受信にお
ける放射法則を最適化することを可能にし、送信におい
て又は受信において同一の位相法則を得ることを可能に
し、それによって相反(reciprocal)移相器
が適度な速度で制御されながら使用されることを可能に
し、送信増幅器の電力も受信経路の利得も変化させない
まま、1つの適当な位相法則を適用することによって可
変的な幅の放射パターンを合成することを可能にし、よ
り大きな幅とより急峻なカットオフとを有する放射パタ
ーンを形成するように、送信中の受信経路利得を調整す
ることを可能にし、それによってレーダの識別能力を改
善することを可能にする。従って、各々のTRタイプの
モジュールの受信経路における利得が、送信パターンに
適合した受信パターンを形成するように、即ち、送信パ
ターンが妨害性のサイドローブを有する場合に、感度の
落ち込みを有する受信パターンを形成するように調整さ
れる。その結果として、レーダの性能は、球座標におけ
るその角度(θ,φ)によって特定される所与の方向に
おける積Ge×Gr(送信利得×受信利得)に依存し、
相反(reciprocal)受動アンテナは送信と受
信とにおいて同一の放射パターンを有し、即ちGe(θ
,φ)=Gr(θ,φ) であり、一方、異なった放射パターンを有する本発明の
能動アンテナは、次の式によって与えられる放射パター
ンGer(θ,φ)を有する相反アンテナと同一の性能
を有し、             Ger(θ,φ)={Ge(
θ,φ)×Gr(θ,φ)}1/2 Gerは「等価送信−受信パターン」と呼ばれる。Ge
がGrと等しい従来の方法によって得られるパターンと
比較すると、より良好な性能が得られることが理解でき
る。従って本発明は、送信側においてはアンテナ面積に
亙って且つ経時的に一定であるレベルでTRモジュール
を作動させながら、そのTRモジュールの利得を受信側
においてだけ変化させることによって、可変的な幅と低
いサイドローブのレベルとを有する放射パターンを合成
する方法に係わる。受信パターンを送信パターンに適合
させることによって、非常に良好な送信/受信性能が得
られ、本発明は、分散配置された送信増幅器における許
容可能な効率を保持するという基本的な利点を提供する
。航空機搭載レーダと宇宙レーダとの両方において、電
力消費は著しく低いものとなる。本発明の基本的な利点
は、TRモジュールにおける利得調整が受信側において
だけ行われ、従ってアンテナの電力消費には全く影響し
ないということである。受信信号(送信パルスのエコー
)のレベルは、送信信号のレベルを少なくとも100d
B下回るが故に、受信経路上で消費される追加の電力は
、HPAによって消費される電力に比較すれば無視でき
るものである。(例えばMMIC技術におけるような)
全て同一な能動モジュールを使用することによって、様
々な利得の又は可変的な利得の増幅器に必要な最大レベ
ルよりも低い電力レベルに適するように、前記モジュー
ルの寸法が決められることが可能であるが故に、大量生
産効果によってそのコストが低減される。全てのHPA
を同一の出力電圧で作動させることによって、全てのH
PAの効率が最適化され、それによって電力消費を低減
させるが、これは能動アンテナにとって1つの重要なポ
イントである。移相器だけを制御することによって、且
つ送信側と受信側の両方において移相器を同一の仕方で
制御する(それによって機器再構成の速度を制限する)
ことによって、ビーム幅が変化させられることが可能で
ある。従ってこれは制御信号の数を制限するという付加
的な利点を有する。有利には、そのアンテナの寸法の1
つにおいて非均一に分散配置された能動モジュールを有
し、従って、能動モジュールの数を著しく減少させるこ
とが可能なアンテナが与えられることが可能である。電
子走査が単一の平面内でのみ行われる時には、本発明の
方法は前記単一の平面に対して適用され、この場合には
、その他の平面においては、能動モジュールの物理的分
布によって生成される振幅重み付けは、送信と受信との
両方において同一である。総体的にアンテナでは、送信
増幅器の全てが同一のレベルで作動し、且つ放射法則と
放射パターンとがそのアンテナの2つの主要平面(方位
角平面、仰角平面)において「分離可能」である。
【実施例】以下では本発明の実施例が、添付の図面を参
照して例として説明される。能動送信/受信(TR)モ
ジュールの構造は、図1に示される従来のTRモジュー
ルの構造に基づく。この構造は、レーダの能動要素に接
続された送信入力Eと、アンテナの放射要素に接続され
た送信出力Sと、ディジタル移相器10と、送信用の高
電力増幅器(HPA)13及び受信用の低ノイズ増幅器
(LNA)14の第1のスイッチ11と第2のスイッチ
12との間のへツドツウテエール式の並列接続と、を有
する。利得制御がこの構造の受信経路内に備えられてい
る。この利得制御は異なった2つの方法で、即ち図2に
示されるように、LNA14の後に1つの可変減衰器1
5を加えることによってか、又は、従来通りに入力ポー
トとして働く一方のゲートを有し且つそれに加えられる
バイアス電圧が変化させられる時にその利得を変調させ
る他方のゲートを有する、2ゲート電界効果トランジス
タ(FET)16を用いてLNA14の終段の利得を制
御することによって(図3)与えられることが可能であ
る。前記HPAの全てが、出力電力において連続的に作
動する。従って前記HPAをその圧縮領域又は飽和領域
で作動させることによって出力電力が最大にされること
が可能であり、その効率が最適化されることが可能であ
る。従って、その直線性領域において使用される増幅器
(A級)の場合よりも(一定のPoutに関して)その
直流電力消費及び散逸が著しく少ない、B級又はAB級
の増幅器を使用することが可能である。送信電力を変化
させる試みが全くなされなかった場合は、A級増幅器は
不可欠なものだっただろう。出力スイッチ12は、送信
−受信スイッチングと放射要素(2つの偏波:水平偏波
Hと垂直偏波V)に到る2つのポートとを同時に与える
、2入力−2出力の出力スイッチ(DPDT)である。 この出力スイッチは、質量と大きさとが非常に小さい集
積回路(MMIC技術)として使用されることに良く適
合している。しかし従来技術では、そうした構成は、非
常に高電力なHPAに対しては技術的問題をもたらす。 そうした状況では、1入力−2出力の出力電力スイッチ
(SPDT)がその後に続く1つのサーキュレータを含
む解決策(図示されていない)が適している。この場合
には前記LNAは、リミッタによって保護される必要が
ある。本発明の方法は、全ての放射要素の振幅Amnと
位相φmnとが互いに無関係である2次元合成に適用可
能であるが、分離可能な放射を有する矩形アンテナに関
する単純化された事例に関連してその結果が説明される
。実際には、これは大半のレーダに適用され、特に合成
開口レーダ(SAR)として働く航空機搭載レーダ又は
宇宙レーダに適用される技術であり、その放射パターン
が、主仰角平面(アンテナへの法線を含む垂直平面)内
と、主方位角平面(アンテナへの法線を含む水平平面)
内とで個別的に合成され、v=(H/λ)sin  E
1であり且つElが前記仰角平面内の法線からの角度で
ある時の仰角放射パターンGel(v)は、その真空中
の波長がλである周波数において作動する高さHのアン
テナの垂直軸上の放射規則Eel(y)に関係付けられ
る。 Gel(V)=|Fel(v)|2 前式中ではFel(v)が、Eel(y)の複素フーリ
エ変換であり、E1の係数が、Y座標yにある放射源の
励起の振幅を表わし、E1の偏角が前記励起の位相を表
わす。同様に、u=(L/λ)sin  Azであり且
つAzが前記方位角平面内の法線からの角度である時の
方位角放射パターンGaz(u)は、次式によって高さ
Lのアンテナの水平軸上の放射規則Eaz(X)に関係
付けられ、 Gaz(v)  =|Faz(v)|2前式中で、Fa
z(v)が、Eaz(x)の複素フーリエ変換であり、
X座標xの放射源の励起の振幅と位相とを表わす。全て
の振幅は最大値1(又は0  dB)に正規化され、全
ての位相は定数として取り扱われる。従って位置(x,
y)における放射源(又は放射要素)の励起は、Eaz
(x)×Eel(y)であり、この場合に方向θ,φに
於ける放射パターンは、 G(θ,φ)=|F(θ,φ)|2 であり、前式中で、 F(θ,φ)=Faz(u)×Fel(v)    u
=(L/λ)sinθ・cosφ    G(θ,φ)
=Gaz(u)×Gaz(v)v=(L/λ)sinθ
・sinφ 前式中で、θとφは球座標における従来的なオイラー角
であり、図4に示されるようにθは、アンテナに対する
法線Ozに関して算出され、φは、水平軸Oxに関して
算出される。従ってこれは、主平面xOz(方位角)と
主平面yOz(仰角)の各々において、放射源のアライ
ンメント(直線アレイ)によって作り出される1次元の
放射パターンを合成することに帰着する。送信状態で作
動した後に受信状態で作動するレーダアンテナに対して
は、その放射パターンが2度に亙って適用され、即ち、
送信時には、前記放射パターンが、望ましい方向に送信
エネルギーを集中すると同時に、他の全ての方向におい
てはサイドローブ(SLL)の固定レベルを越えること
を防止し(例えば、SLL=−20dB)、受信時には
、照準方向以外の方向から来る信号が前記放射パターン
によって改めて重み付けされる。総体的には、そのレー
ダの識別能力は、積「Ge(θ,φ)×Gr(θ,φ)
」=「送信パターン×受信パターン」に基づいている。 これら2つのパターンの効果がdBで合計される。 2次ローブレベルが送信時に−20dBであり且つ受信
時に−20dBであるならば、照準方向以外の方向にお
ける減衰は40dBである。しかし異なったパターンG
eとGrとを、GeがGrに等しい従来のパターン(増
幅器なしの従来のアンテナは相反的であり、その送信パ
ターンと受信パターンとは同一である)と比較すること
を可能とするために、次のように等価「送信−受信」パ
ターンが導かれ、             Ger(θ,φ)={(Ge
(θ,φ)×Gr(θ,φ)}1/2 即ち、送信と受信の両方に使用される場合にレーダ応用
において同一の総体的結果をもたらすであろう、単一の
等価パターン(即ち、同一の積Ge,Gr)が導かれる
。例えば、互いの間の距離が0.57λであり且つ各々
の要素放射源が全指向性である128個の放射源を使用
する、狭幅のローブの合成を考察しよう。図5Aは、送
信パターンを示し、これは128のパッチ線路を用いる
図5Bに示されるような均一な放射を使用して、即ち等
振幅放射(全HPAが同一のレベルで作動する)と(狭
幅ローブを得るための)等位相放射とを使用して得られ
る。図6Aは受信パターンを示し、図6Bに示される放
射は依然として等位相であるが、適切な振幅の重み付け
は、第1のサイドローブを後続のサイドローブに比べて
低下させることを可能にする。図7は卓越した性能を有
する等価送信−受信パターンを示し、そのサイドローブ
のレベルは、この特定の事例での目標レベルである−2
0dBに近く、その主ローブの基部は、一方向だけにお
ける合成によって得られるパターンの場合よりも狭い。 これは特に、その不明瞭性を可能な限り制限するために
、即ち仰角と方位角との両方において近接エコーを可能
な限り減衰させるために必要とされるSARタイプの放
射パターンにとっては基本的な特性である。指向性に関
する性能は「放射効率」ηiによって特徴付けられる。 この放射効率は、均一な振幅及び位相の法則の場合(こ
の規則は、長さLのアラインメントに対して2L/λの
指向性を与える場合)に比較した、振幅及び位相の法則
に起因する指向性の損失を表わす。等価送信−受信パタ
ーンによる指向性損失は、ηie=1/2(ηie+η
er)(dB)であり、前式のηieとηirは各々に
送信法則の放射効率と受信法則の放射効率である。 その結果として得られる効率ηi(−0.16dB)は
、一方向だけに同じSLL≒−20dBを与える最良の
法則(所謂「テイラー」の規則)の場合に得られること
が可能な効率と同等である。各パターン図に示される曲
線80と81は、各々に外側と内側の極限特性であり、
これらの曲線の両方は設計要件である。受信時に利得の
定量化が使用されるならば、低下の量は小さい。実際的
な理由から、受信時のTRモジュールの利得の調整を単
純化すること、従って前記利得を制限された数のレベル
に定量化することによって振幅規則を制御することとが
好ましい。図8A、図9A、図10は、各々に受信放射
パターン、送信放射パターン、送信−受信放射パターン
である。これらの図は、8つのレベル(従って3つのビ
ット)を使用する適切な定量化が、「連続制御」(図6
A)の受信放射法則に近い受信放射法則を有するのに十
分であり、且つ、類似の特性の放射パターンを有するの
に十分であることを示す。互いに0.57λだけ間隔が
開けられた128個の全指向性放射源を使用する場合に
、同様に良好な総放射効率(−0.16dB)が得られ
る。狭幅のローブも、17個の振幅制御だけを用いて合
成されることが可能である。図11A、図12A、図1
3の各々は、受信放射パターン、送信放射パターン、送
信−受信放射パターンである。これらのパターンは、ア
ンテナへの給電点の数が(従って、振幅制御点が)著し
く減らされる場合でさえ、且つ定量化が8つのレベルだ
けに保たれる場合でさえも、上記の方法によって同様の
特性の等価送信−受信放射パターンが得られるというこ
とを示す。これは宇宙SARのための能動アンテナの場
合に重要であり、このアンテナは8.16mの長さを有
し、各々が48cmの長さを有する17のサブパネルに
分割され、各々のサブパネルが振幅においてだけ制御さ
れ、それによって、各サブパネル内で同一の分配器を各
々に使用することを可能にする。得られる総放射効率は
ほぼ同様に良好である(−0.18dB)。この方法は
、ここで考察されているアンテナの寸法においては、約
10の最小数を上回る任意の数の能動モジュールに一般
化されてよい。送信における同一の等振幅規則(同一の
出力電力HPA)と(図8Bに示されるように定量化さ
れた)受信において見出される重み付け規則とを保ちな
がら、移相器だけを使用することによって広幅のローブ
を合成することが可能である。例えば、その使用目的が
広幅のローブを必要とする場合には(例えば、各々の回
転セル又はSARから受け取ったエコーの強さに比例す
る輝度の画素を生成することによって、地表を画像化す
るための、航空機搭載用の側視レーダ(sideloo
king  airborne  radar)(SL
AR)モードにおいて、一定不変の幅の地表の帯状物を
監視することが望ましい場合には)、放物線タイプの位
相規則が加えられてもよい。これに相当する放射パター
ンが図14A、図15A、図16に示されている。これ
らは各々に受信放射パターン、送信放射パターン、送信
−受信放射パターンである。互いに0.57λの間隔を
置いた128の全指向性放射源を用いて、−4.83d
Bの総放射効率が得られる。この方法は、能動モジュー
ルに伝送されるべき制御信号の数を、移相器の再構成に
必要な数だけに限定する。これはいずれの場合にもビー
ムの照準を移動するために必要とされ、このことは一般
的にビームの拡幅に係わる。拡幅の位相が送信と受信と
において同一であるが故に、移相器に与えられる制御の
速度は適度である。能動モジュールの受信経路上に配置
された減衰器(又は可変利得LNA)は、制御される必
要はない。これらは望ましい値に予め調節され、従って
位相を乱す危険性はない。より良好に形成された広幅の
放射パターンを得ることが望ましい場合には、受信側の
TRモジュールの利得を時間に応じて制御することにあ
る追加の自由度が使用されてよい。これは、振幅及び位
相における受信放射規則を、各々の意図されたローブ幅
により良好に適合させることを可能にする。従って、送
信放射パターン、受信放射パターン、送信−受信放射パ
ターンを連続的に表す図17A,図18A,図19と図
20A,図21A,図22とは、互いに0.822λの
距離を置いた48の放射源から成る同一の能動アレイに
よって発生されるような、非常に多様な幅(最大値から
3dBにおいて1.4゜と8.8゜)の2つのローブを
示す。送信における放射は、全てのHPAが同一レベル
で作動するように常に等振幅である。しかし受信の放射
法則を振幅と位相との両方において変化させることによ
って、SLL≒−20dBを有する非常に狭幅のローブ
(図19)を発生させることも、又は非常に急峻な側部
と類似のSLLとを有する幅広のローブ(図22)を発
生させることも可能である。(受信における振幅)制御
において前記追加の自由度を使用することによって、幅
広のローブパターンは、図16のパターンに比べて遥か
に急峻な側部を有し、それによってレーダの識別能力を
改善する。この実施例の唯一の欠点は、TRモジュール
の受信部分の利得が経時的に変化させられなければなら
ないということである。これは単位時間当たりの制御量
を増大させ、追加のドライバが前記TRモジュール内に
備えられなければならないことを意味する。利得の制御
のためには、次のような2つの選択が可能である。即ち
第1には、最大ダイナミックレンジ(この実施例では6
.5dB)が許容され、それ故にTRモジュールの受信
経路における挿入位相を変化させることを全く不要にす
ることによって、利得の制御が行われ、第2には、より
大きなダイナミックレンジがより良いパターンを得るた
めに必要であるならば、その結果として生じる位相変化
が測定され、移相器の制御の際に前記位相変化が考慮に
入れられることによって利得の制御が行われるが、しか
しこれは、送信と受信との間の移相器を非常に迅速に再
構成する必要があるという欠点を有する。レーダの中に
は、1つの平面だけにおいて電子走査を行うことを必要
とするものがあり、例えば、航空機搭載用側視レーダ(
side−looking  airborne  r
adar)又は合成開口レーダの場合には、その仰角平
面においてだけ電子走査を行う必要がある。そうしたア
ンテナの水平平面内においては、振幅及び位相の制御操
作を数多く行う必要はない。そうしたアンテナを単純化
するために、少数の能動モジュールがそのアンテナ長さ
に亙って分散配置される。この場合には、方位角におけ
る放射パターンの合成に上記の方法を適用するために十
分なだけの振幅及び位相の制御は行われない。しかし、
TRモジュールの間の間隔をより大きくすることによっ
て、別の原理を適用することが可能となる。この別の原
理の場合には、同一の方位角放射パターンが送信と受信
との両方に与えられ、更に前述の基本的な実施例の場合
と同様に全てのHPAの効率を最適化するように、同一
の出力電力で作動する全HPAに対して必要な振幅重み
付けを行うために、TRモジュールが前記アンテナの長
さに亙って非均一な形に分散配置される。上記の原理の
一例が次のように説明される。図23は、SARモード
で作動する宇宙監視レーダとして使用するための1つの
大型能動アンテナ(8.32m×1.91m)を示す。 打ち上げロケットのノーズコーンの下方に折り畳まれる
ことを可能にするために、このアンテナは3つのパネル
25、26、27に分割される。図24に示されるよう
に、このアンテナは88の同一の水平送信ライン28を
有する。5つのTRモジュール29が、(この場合には
一方が水平偏波において放射し、他方が垂直偏波におい
て放射する、重ね合わされた溝穴付き導波管32、33
である)放射要素の各々の水平ライン28の上に配置さ
れる。これらのモジュールは(中央部では互いにより接
近するように)非均一に分散配置される。この分散配置
は、一方から他方に直線的にdB変化する振幅規則を得
るように調節される放射溝穴のコンダクタンスと組み合
わされ、それよって良好な特性のパターンが得られるこ
とを可能にする(図25A,図25B)。これと同時に
2つのタイプの放射導波管だけが、即ち「斜めの」放射
規則を有する長さ60.4cmの1つの導波管30と、
均一な放射規則を有する長さ53.7cmの1つの導波
管31とが必要とされるにすぎない。このことはアンテ
ナの工業生産を大きく簡易化する。しかし仰角パターン
に関しては、上記の方法が適用される。電子走査がこの
平面において重要であるが故に、(1つのサブパネルが
、水平及び垂直偏波を放射する1組の2つの導波管32
と33を有する場合に)各々のサブパネルは位相制御さ
れる。即ち位相制御がその波長の0.7倍に近いピッチ
で行われ、従って、そのアンテナの高さに亙って88の
能動モジュールが非均一に分散配置され、放射導波管の
高さが常に同一である。送信時には全てのHPAが同一
の出力電力を有し、それによって図26A,図26Bに
示されるように均一の放射を与え、一方、受信時には、
LNAの後方に配置された減衰器が重み付けを与えるよ
うに調節され、それによって図26Aに示されるような
パターンを与え、図28に示されるような等価送信−受
信パターンが上記と同一の特性を有する。当然のことな
がら、本発明はその好ましい実施例に関してだけ説明さ
れ図解されてきた。こうした実施例における構成要素は
、本発明の範囲を逸脱することがない限り、同等物によ
って置き換えられることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のTRモジュールの説明図である。
【図2】本発明に従って変更されたTRモジュールの回
路図である。
【図3】本発明に従って変更されたTRモジュールの回
路図である。
【図4】球座標系を示す説明図である。
【図5A】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図5B】図5Aに対応する放射源励起曲線図である。
【図6A】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図6B】図6Aに対応する放射源励起曲線図である。
【図7】本発明の方法がどのように働くかを示す送信及
び/又は受信放射パターン図である。
【図8A】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図8B】図8Aに対応する放射源励起曲線図である。
【図9A】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図9B】図9Aに対応する放射源励起曲線図である。
【図10】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図11A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図11B】図11Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図12A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図12B】図12Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図13】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図14A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図14B】図14Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図15A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図15B】図15Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図16】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図17A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【17B】図17Bに対応する放射源励起曲線図である
【図18A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図18B】図18Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図19】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図20A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図20B】図20Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図21A】本発明の方法がどのように働くかを示す送
信及び/又は受信放射パターン図である。
【図21B】図21Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図22】本発明の方法がどのように働くかを示す送信
及び/又は受信放射パターン図である。
【図23】1つの平面内においてだけ本発明の原理を用
いる溝穴付き導波管アンテナの一例を示す説明図である
【図24】1つの平面内においてだけ本発明の原理を用
いる溝穴付き導波管アンテナの一例を示す説明図である
【図25A】送信及び/又は受信放射パターン図である
【図25B】図25Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図26A】送信及び/又は受信放射パターン図である
【図26B】図26Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図27A】送信及び/又は受信放射パターン図である
【図27B】図27Aに対応する放射源励起曲線図であ
る。
【図28】送信及び/又は受信放射パターン図である。
【符号の説明】
10  ディジタル移相器 11、12  スイッチ 13  高出力増幅器(HPA) 14  低ノイズ増幅器(LNA) 15  可変減衰器 16  2ゲート電界効果トランジスタ(FET)E 
 送信入力 S  送信出力 H  水平偏波 V  垂直偏波

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子走査レーダ用の高効率能動アンテ
    ナの放射パターンを形成する方法であって、送信におけ
    る及び受信における前記アンテナの放射法則が従ってそ
    の放射パターンが分離され、送信増幅器の直流エネルギ
    ー消費及び散逸が最小となるように、全て同一の該送信
    増幅器の効率を最大にするために等振幅放射が送信にお
    いて与えられることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  受信経路の利得を調整することによっ
    て、受信における放射法則が最適化されることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  適度な制御速度で制御される相反移相
    器を使用可能とするように、送信と受信とにおいて位相
    法則が同一であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】  適切な位相法則を適用することによっ
    て、前記送信増幅器の電力を又は前記受信経路の利得を
    変化させることなく、可変的な幅の放射パターンが合成
    されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記レーダの識別能力を改善するよう
    に、急峻な側部を持つ幅広の放射パターンを形成するよ
    うに前記受信経路の利得が制御されることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】  電子走査レーダ用の高効率能動アンテ
    ナであって、前記アンテナが、その放射要素の直後に亙
    って配置された増幅器を有しており、前記アンテナが能
    動送信−受信モジュールを備えており、該送信−受信モ
    ジュールが、送信側において移相器の後ろに配置された
    高出力増幅器と、受信側において移相器の前に配置され
    た低ノイズ増幅器とを含み、更に送信側において、前記
    増幅器の全てが同一であり且つ前記アンテナに亙って均
    一に配置されており、前記増幅器の全てが経時的に一定
    の電力を給送することを特徴とするアンテナ。
  7. 【請求項7】  受信において前記低ノイズ増幅器の利
    得が、送信放射パターンに適合した放射パターンを形成
    するように制御されることを特徴とする請求項6に記載
    のアンテナ。
  8. 【請求項8】  前記能動モジュールの全てが同一であ
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載のアンテナ。
  9. 【請求項9】  送信と受信との両方において同一の仕
    方で前記移相器を制御することによってのみ、ビーム幅
    が変化させられることを特徴とする請求項6から8のい
    ずれか1項に記載のアンテナ。
  10. 【請求項10】  前記能動送信−受信モジュールが、
    前記アンテナの1つのディメンジョンにおいて非均一に
    配置されていることを特徴とする請求項6から9のいず
    れか1項に記載のアンテナ。
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