JPH04229973A - 多線束摺動ブラシ接点 - Google Patents
多線束摺動ブラシ接点Info
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- JPH04229973A JPH04229973A JP41459090A JP41459090A JPH04229973A JP H04229973 A JPH04229973 A JP H04229973A JP 41459090 A JP41459090 A JP 41459090A JP 41459090 A JP41459090 A JP 41459090A JP H04229973 A JPH04229973 A JP H04229973A
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- wire
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- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
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- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メカニカルセンサー及
びスイッチなどに、対向する回路基板と共に用いられる
多線束摺動ブラシ接点に関するものである。
びスイッチなどに、対向する回路基板と共に用いられる
多線束摺動ブラシ接点に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記用途の多線束摺動ブラシ接点
は、図5a、bに示すように板ばね1の先端部下面に、
L字型のブラシ線2を多数横に並べて集束したブラシ線
束3の基端部をプロジェクション溶接4にて固定してな
るものである。
は、図5a、bに示すように板ばね1の先端部下面に、
L字型のブラシ線2を多数横に並べて集束したブラシ線
束3の基端部をプロジェクション溶接4にて固定してな
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記多線束
摺動ブラシ接点は、ブラシ線束3の各L字型のブラシ線
2の先端面が、図6aに示す如く破断面或いは剪断面5
となっていて、縁に図6bに示す如くばり6が生じてい
るため、対向する回路基板との接触において、回路基板
を摩耗させて、寿命が短かく、接触抵抗が高く不安定と
なっていた。
摺動ブラシ接点は、ブラシ線束3の各L字型のブラシ線
2の先端面が、図6aに示す如く破断面或いは剪断面5
となっていて、縁に図6bに示す如くばり6が生じてい
るため、対向する回路基板との接触において、回路基板
を摩耗させて、寿命が短かく、接触抵抗が高く不安定と
なっていた。
【0004】そこで本発明は、対向する回路基板との接
触において、回路基板を摩耗させず、寿命が長く、接触
抵抗が低く安定する多線束摺動ブラシ接点を提供しよう
とするものである。
触において、回路基板を摩耗させず、寿命が長く、接触
抵抗が低く安定する多線束摺動ブラシ接点を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の多線束摺動ブラシ接点の1つは、板ばねの先
端部に、L字型のブラシ線を多数集束したブラシ線束の
基端部が固定されたL字型多線束摺動ブラシ接点に於い
て、各L字型のブラシ線の先端部が球面状に成形されて
いることを特徴とするものである。
の本発明の多線束摺動ブラシ接点の1つは、板ばねの先
端部に、L字型のブラシ線を多数集束したブラシ線束の
基端部が固定されたL字型多線束摺動ブラシ接点に於い
て、各L字型のブラシ線の先端部が球面状に成形されて
いることを特徴とするものである。
【0006】本発明の多線束摺動ブラシ接点の他の1つ
は、上記と同じ構成のL字型多線束摺動ブラシ接点に於
いて、各L字型のブラシ線の先端面が球面状に成形され
、各L字型のブラシ線の間隔があけられていることを特
徴とするものである。
は、上記と同じ構成のL字型多線束摺動ブラシ接点に於
いて、各L字型のブラシ線の先端面が球面状に成形され
、各L字型のブラシ線の間隔があけられていることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の如く構成された本発明の多線束摺動ブラ
シ接点は、いずれもL字型のブラシ線の先端面が球面状
に成形されているので、対向する回路基板との接触にお
いて、円滑に摺動し、回路基板は著しく摩耗が少なくな
り、寿命が増長し、接触抵抗が低くばらつきが少なくな
って安定する。
シ接点は、いずれもL字型のブラシ線の先端面が球面状
に成形されているので、対向する回路基板との接触にお
いて、円滑に摺動し、回路基板は著しく摩耗が少なくな
り、寿命が増長し、接触抵抗が低くばらつきが少なくな
って安定する。
【0008】また、本発明の多線束摺動ブラシ接点の他
の1つは、各L字型のブラシ線の間隔があけられている
ので、先端の接触部は相互に独立して対向する回路基板
に接触し、その接触力は隣接のブラシ線に影響されるこ
とがなく、夫々安定して回路基板に一定の接触力で接触
することになる。
の1つは、各L字型のブラシ線の間隔があけられている
ので、先端の接触部は相互に独立して対向する回路基板
に接触し、その接触力は隣接のブラシ線に影響されるこ
とがなく、夫々安定して回路基板に一定の接触力で接触
することになる。
【0009】
【実施例】本発明の多線束摺動ブラシ接点の1つの一実
施例を図によって説明すると、図1a、bに示すように
幅 1.4mm、長さ5mm、厚さ 0.1mmのBe
Cuより成る板ばね1の先端部下面に、線径0.08m
mのAg30%−Pd35%−Pt10%−Au10%
−Cu14%−Zn1%より成るブラシ線2を先端面2
aを球面状にした上10本集束されたブラシ線束3の基
端部がプロジェクション溶接4にて固定され、ブラシ線
束3が板ばね1の先端より 2.5mm突出した位置で
下方に直角に屈曲して高さ 0.8mmの接触部となっ
ている。
施例を図によって説明すると、図1a、bに示すように
幅 1.4mm、長さ5mm、厚さ 0.1mmのBe
Cuより成る板ばね1の先端部下面に、線径0.08m
mのAg30%−Pd35%−Pt10%−Au10%
−Cu14%−Zn1%より成るブラシ線2を先端面2
aを球面状にした上10本集束されたブラシ線束3の基
端部がプロジェクション溶接4にて固定され、ブラシ線
束3が板ばね1の先端より 2.5mm突出した位置で
下方に直角に屈曲して高さ 0.8mmの接触部となっ
ている。
【0010】この実施例の多線束摺動ブラシ接点におけ
るブラシ線2の先端面2aを球面状にするには、図2a
に示すようにAl2O3 より成る耐熱性管状ガイド7
にブラシ線2を挿通し、耐熱性管状ガイド7の先端でブ
ラシ線2の先端を不活性ガス雰囲気で図2bに示すよう
に放電溶融又はトーチで溶融して図2cに示す如く球面
状にする。
るブラシ線2の先端面2aを球面状にするには、図2a
に示すようにAl2O3 より成る耐熱性管状ガイド7
にブラシ線2を挿通し、耐熱性管状ガイド7の先端でブ
ラシ線2の先端を不活性ガス雰囲気で図2bに示すよう
に放電溶融又はトーチで溶融して図2cに示す如く球面
状にする。
【0011】次に本発明の多線束摺動ブラシ接点の他の
1つの一実施例を図によって説明すると、図3a、bに
示すように幅 1.4mm、長さ5mm、厚さ 0.1
mmのBeCuより成る板ばね1の先端部下面に、線径
0.08mmのAg30%−Pd35%−Pt10%−
Au10%−Cu14%−Zn1%よりなるブラシ線2
が、0.08mmずつ間隔があけられて5本集束された
ブラシ線束3の基端部がプロジェクション溶接にて固定
され、各ブラシ線2の先端面2aが球面状に成形された
上、ブラシ線束3が板ばね1の先端より 2.5mm突
出した位置で下方に屈曲して高さ0.8mmの接触部と
なっている。
1つの一実施例を図によって説明すると、図3a、bに
示すように幅 1.4mm、長さ5mm、厚さ 0.1
mmのBeCuより成る板ばね1の先端部下面に、線径
0.08mmのAg30%−Pd35%−Pt10%−
Au10%−Cu14%−Zn1%よりなるブラシ線2
が、0.08mmずつ間隔があけられて5本集束された
ブラシ線束3の基端部がプロジェクション溶接にて固定
され、各ブラシ線2の先端面2aが球面状に成形された
上、ブラシ線束3が板ばね1の先端より 2.5mm突
出した位置で下方に屈曲して高さ0.8mmの接触部と
なっている。
【0012】この実施例の多線束摺動ブラシ接点におけ
るブラシ線2の先端面2aを球面状にするには、図4に
示すように放電溶融法によりブラシ線の先端を溶融して
球面状にする。
るブラシ線2の先端面2aを球面状にするには、図4に
示すように放電溶融法によりブラシ線の先端を溶融して
球面状にする。
【0013】上記のように構成された実施例1、2の多
線束摺動ブラシ接点と、該実施例1、2と同一寸法の図
5a、bに示す従来例の多線束摺動ブラシ接点とを下記
の試験条件にてカーボン基板と初期摺動試験を行った処
、表−1に示すような結果を得た。
線束摺動ブラシ接点と、該実施例1、2と同一寸法の図
5a、bに示す従来例の多線束摺動ブラシ接点とを下記
の試験条件にてカーボン基板と初期摺動試験を行った処
、表−1に示すような結果を得た。
【0014】試験条件接触力:1g/本、摺動距離:5
0mm摺動回数: 100万回
0mm摺動回数: 100万回
【0015】
【表1】
【0016】上記の表で明らかなように従来例の多線束
摺動ブラシ接点は、カーボン基板に対する摩耗深さが大
きく、また接触抵抗が大きく、且つばらつきが大きく不
安定であるのに対し、実施例の多線束摺動ブラシ接点は
、カーボン基板に対する摩耗深さが小さく、また接触抵
抗が小さく且つばらつきが小さく安定していることが判
る。
摺動ブラシ接点は、カーボン基板に対する摩耗深さが大
きく、また接触抵抗が大きく、且つばらつきが大きく不
安定であるのに対し、実施例の多線束摺動ブラシ接点は
、カーボン基板に対する摩耗深さが小さく、また接触抵
抗が小さく且つばらつきが小さく安定していることが判
る。
【0016】
【発明の効果】以上の通り本発明の多線束摺動ブラシ接
点は、ブラシ線の先端面が球面状に成形されているので
、接点摺動が円滑で、相手方の回路基板の摩耗が著しく
少なくなり、寿命が増長し、接触抵抗が低くばらつきが
少なくなって安定する。特にブラシ線の間隔があけられ
ている多線束摺動ブラシ接点は、先端の接触部が相互に
独立して相手方の回路基板と接触するので、その接触力
は隣接のブラシ線に影響されることがなく、夫々安定し
て回路基板に一定の接触をすることになるので、一層摩
耗が少なくなり、寿命がより増長し、接触抵抗がさらに
ばらつきが少なくなってより一層安定することになる。
点は、ブラシ線の先端面が球面状に成形されているので
、接点摺動が円滑で、相手方の回路基板の摩耗が著しく
少なくなり、寿命が増長し、接触抵抗が低くばらつきが
少なくなって安定する。特にブラシ線の間隔があけられ
ている多線束摺動ブラシ接点は、先端の接触部が相互に
独立して相手方の回路基板と接触するので、その接触力
は隣接のブラシ線に影響されることがなく、夫々安定し
て回路基板に一定の接触をすることになるので、一層摩
耗が少なくなり、寿命がより増長し、接触抵抗がさらに
ばらつきが少なくなってより一層安定することになる。
【図1】本発明の多線束摺動ブラシ接点の1つの一実施
例を示す平面図及び側面図。
例を示す平面図及び側面図。
【図2】図1の多線束摺動ブラシ接点におけるブラシ線
の先端面を球面状にする方法の工程図。
の先端面を球面状にする方法の工程図。
【図3】本発明の多線束摺動ブラシ接点の他の1つの実
施例を示す平面図および側面図。
施例を示す平面図および側面図。
【図4】図3の多線束摺動ブラシ接点におけるブラシ線
の先端面を球面状にする方法を示す図。
の先端面を球面状にする方法を示す図。
【図5】従来の多線束摺動ブラシ接点を示す平面図及び
側面図。
側面図。
【図6】図5の多線束摺動ブラシ接点におけるブラシ線
の先端面を示す平面図及び側面図である。
の先端面を示す平面図及び側面図である。
1 板ばね
2 ブラシ線
2a 先端面
3 ブラシ線束
4 プロジェクション溶接
Claims (2)
- 【請求項1】 板ばねの先端部に、L字型のブラシ線
を集束したブラシ線束の基端部が固定されたL字型多線
束摺動ブラシ接点に於いて、各L字型のブラシ線の先端
面が球面状に成形されていることを特徴とする多線束摺
動ブラシ接点。 - 【請求項2】 請求項1記載の多線束摺動ブラシ接点
に於いて、各L字型のブラシ線の間隔があけられている
ことを特徴とする多線束摺動ブラシ接点。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41459090A JPH04229973A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 多線束摺動ブラシ接点 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41459090A JPH04229973A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 多線束摺動ブラシ接点 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04229973A true JPH04229973A (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=18523052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41459090A Pending JPH04229973A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 多線束摺動ブラシ接点 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04229973A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9194874B2 (en) | 2009-03-17 | 2015-11-24 | Toppan Printing Co., Ltd. | Test method for male fertility by detecting a mutation in the PGAM4 gene |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP41459090A patent/JPH04229973A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9194874B2 (en) | 2009-03-17 | 2015-11-24 | Toppan Printing Co., Ltd. | Test method for male fertility by detecting a mutation in the PGAM4 gene |
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