JPH04229777A - 同期信号分離装置 - Google Patents
同期信号分離装置Info
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- JPH04229777A JPH04229777A JP3188379A JP18837991A JPH04229777A JP H04229777 A JPH04229777 A JP H04229777A JP 3188379 A JP3188379 A JP 3188379A JP 18837991 A JP18837991 A JP 18837991A JP H04229777 A JPH04229777 A JP H04229777A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/04—Synchronising
- H04N5/08—Separation of synchronising signals from picture signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
- H04N9/78—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/44—Colour synchronisation
- H04N9/455—Generation of colour burst signals; Insertion of colour burst signals in colour picture signals or separation of colour burst signals from colour picture signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/72—Circuits for processing colour signals for reinsertion of DC and slowly varying components of colour signals
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合ルミナンス信号の
画像を表わす成分から同期信号成分を分離する装置を含
んでいるテレビジョン信号処理システムにおけるビデオ
信号処理装置に関する。
画像を表わす成分から同期信号成分を分離する装置を含
んでいるテレビジョン信号処理システムにおけるビデオ
信号処理装置に関する。
【0002】
【発明の背景】標準のテレビジョンビデオ信号は、持続
期間が比較的短い一定振幅の負方向のライン(水平)同
期パルスを含んでおり、同期パルスの間には、振幅の変
化する輝度(ルミナンス)を表わす画像ビデオ信号が個
々の画像走査線に関連して現れる。水平同期パルスはブ
ランキング期間を占める。ブランキング期間には、同期
パルスの他に、“バックポーチ”すなわち比較的振幅の
一定した部分が含まれ、その振幅は画像の基準黒レベル
として定義される。同期パルスはビデオ信号の黒よりも
黒い振幅領域の中に達する。
期間が比較的短い一定振幅の負方向のライン(水平)同
期パルスを含んでおり、同期パルスの間には、振幅の変
化する輝度(ルミナンス)を表わす画像ビデオ信号が個
々の画像走査線に関連して現れる。水平同期パルスはブ
ランキング期間を占める。ブランキング期間には、同期
パルスの他に、“バックポーチ”すなわち比較的振幅の
一定した部分が含まれ、その振幅は画像の基準黒レベル
として定義される。同期パルスはビデオ信号の黒よりも
黒い振幅領域の中に達する。
【0003】カラーテレビジョン信号の場合、カラー同
期バースト、すなわち色副搬送波(例えば、3.58M
Hz)の短い期間の連続波のサンプルが複合ビデオ波形
のバックポーチに重ねられている。抑圧された副搬送波
の変調成分として発生される色差信号もライン走査期間
の間周期的なバースト信号の間に配置される。
期バースト、すなわち色副搬送波(例えば、3.58M
Hz)の短い期間の連続波のサンプルが複合ビデオ波形
のバックポーチに重ねられている。抑圧された副搬送波
の変調成分として発生される色差信号もライン走査期間
の間周期的なバースト信号の間に配置される。
【0004】テレビジョン複合ビデオ信号を処理する際
、復調されたルミナンス信号の基準黒レベルを、信号処
理システムの個々の部分に適する個々の直流(d−c)
電圧レベルに固定することが必要となる状況が数多く起
る。更に、復調された色差信号がルミナンス信号と再合
成される前に、復調された色差信号を適正な直流レベル
に直流分を再生し、所望の赤(R)、緑(G)、青(B
)の駆動信号を発生して表示装置に供給することがしば
しば必要となる。
、復調されたルミナンス信号の基準黒レベルを、信号処
理システムの個々の部分に適する個々の直流(d−c)
電圧レベルに固定することが必要となる状況が数多く起
る。更に、復調された色差信号がルミナンス信号と再合
成される前に、復調された色差信号を適正な直流レベル
に直流分を再生し、所望の赤(R)、緑(G)、青(B
)の駆動信号を発生して表示装置に供給することがしば
しば必要となる。
【0005】現存する集積回路チップを利用して信号処
理のかなりの部分を実現しようとすると、個々の問題が
起る。この場合、信号は1つのチップの範囲内で変更さ
れ、任意の単一チップから或る信号を出し入れするため
に設けられているアクセス箇所はわずかな数にすぎない
ので、チップの外部で独特の方法で信号を操作すること
が必要となることがある。更に、信号がチップの外部で
処理されるかあるいは或るチップから他のチップに結合
される場合、交流結合が通常必要とされ、次いで直流分
再生が必要とされた後、最終的に画像再生装置に供給さ
れる。
理のかなりの部分を実現しようとすると、個々の問題が
起る。この場合、信号は1つのチップの範囲内で変更さ
れ、任意の単一チップから或る信号を出し入れするため
に設けられているアクセス箇所はわずかな数にすぎない
ので、チップの外部で独特の方法で信号を操作すること
が必要となることがある。更に、信号がチップの外部で
処理されるかあるいは或るチップから他のチップに結合
される場合、交流結合が通常必要とされ、次いで直流分
再生が必要とされた後、最終的に画像再生装置に供給さ
れる。
【0006】例えば、或る単一チップのTV処理回路(
例えば、(株)東芝のTA8680型)には、検波に先
立ち変調された色差信号からカラーバースト信号を除去
する手段が設けられていない。その結果、色差信号が処
理回路チップ内で復調される時、バックポーチ期間中に
直流“バースト・オフセット”が復調された色差信号の
基準レベルよりも上に発生する。このバースト・オフセ
ットが存在すると、基準レベルが変化するのでバックポ
ーチ期間の間色差信号の直流分再生が損なわれる。この
場合、隣接する同期パルス期間中に色差信号の直流分再
生が必要とされるであろう。しかしながら、同期期間の
間、付随するルミナンス信号には黒レベルより黒い同期
信号先端が含まれており、これらの同期信号先端が存在
すると、ルミナンス信号と復調された色差信号の両方に
関連して同期期間クランプが用いられるならば、ルミナ
ンスとクロミナンスの直流レベルに不平衡を生じるであ
ろう。同じ時間期間の間に(すなわち、1個のチップ端
子に供給される1個のゲート・パルスにより)、復調さ
れたルミナンス信号とクロミナンス信号の直流分再生を
可能にするためには、ルミナンス信号あるいは色差信号
を更に特別に処理する必要がある。
例えば、(株)東芝のTA8680型)には、検波に先
立ち変調された色差信号からカラーバースト信号を除去
する手段が設けられていない。その結果、色差信号が処
理回路チップ内で復調される時、バックポーチ期間中に
直流“バースト・オフセット”が復調された色差信号の
基準レベルよりも上に発生する。このバースト・オフセ
ットが存在すると、基準レベルが変化するのでバックポ
ーチ期間の間色差信号の直流分再生が損なわれる。この
場合、隣接する同期パルス期間中に色差信号の直流分再
生が必要とされるであろう。しかしながら、同期期間の
間、付随するルミナンス信号には黒レベルより黒い同期
信号先端が含まれており、これらの同期信号先端が存在
すると、ルミナンス信号と復調された色差信号の両方に
関連して同期期間クランプが用いられるならば、ルミナ
ンスとクロミナンスの直流レベルに不平衡を生じるであ
ろう。同じ時間期間の間に(すなわち、1個のチップ端
子に供給される1個のゲート・パルスにより)、復調さ
れたルミナンス信号とクロミナンス信号の直流分再生を
可能にするためには、ルミナンス信号あるいは色差信号
を更に特別に処理する必要がある。
【0007】合成されたルミナンス信号と同期信号を処
理して2つを分離し同期信号の除去されたルミナンス信
号を生成する回路およびシステムは知られている(例え
ば、1986年12月9日にサム・アンドリアス氏に付
与された“ビデオ同期信号分離器”という名称の米国特
許4,628,361号を参照)。一般に、このような
回路は、同期信号先端を除去してルミナンス情報を通過
させるようにバイアスされ、一方向に導通する装置を含
んでいる。
理して2つを分離し同期信号の除去されたルミナンス信
号を生成する回路およびシステムは知られている(例え
ば、1986年12月9日にサム・アンドリアス氏に付
与された“ビデオ同期信号分離器”という名称の米国特
許4,628,361号を参照)。一般に、このような
回路は、同期信号先端を除去してルミナンス情報を通過
させるようにバイアスされ、一方向に導通する装置を含
んでいる。
【0008】バックポーチ期間中に生じる基準黒レベル
を所望の直流レベルにクランプしてから同期パルスをク
ランプされたルミナンス信号から分離する別の回路が知
られている(例えば、1984年1月3日にジエイ・エ
イ・カーロック氏外に付与された“ビデオ回路”という
名称の米国特許第4,424,528号を参照)。
を所望の直流レベルにクランプしてから同期パルスをク
ランプされたルミナンス信号から分離する別の回路が知
られている(例えば、1984年1月3日にジエイ・エ
イ・カーロック氏外に付与された“ビデオ回路”という
名称の米国特許第4,424,528号を参照)。
【0009】また、同期パルスをビデオ信号から分離す
るために、同期信号の先端を大地のような基準電圧にク
ランプしてから、予め定められるレベル以上の振幅成分
をすべてクリップして同期パルスだけを残して更に処理
することも知られている(例えば、1978年3月28
日に秋山氏に付与された“ビデオ信号処理のための同期
信号分離回路”という名称の米国特許第4,081,8
33号、1981年10月20にエム・エフ・エイ・エ
ム・ゲルツ氏に付与された“ビデオ信号のためのクラン
プ回路”という名称の米国特許第4,296,437号
、1984年12月18日に岡田氏に付与された“ビデ
オ輝度制御回路”という名称の米国特許第4,489,
349号を参照)。
るために、同期信号の先端を大地のような基準電圧にク
ランプしてから、予め定められるレベル以上の振幅成分
をすべてクリップして同期パルスだけを残して更に処理
することも知られている(例えば、1978年3月28
日に秋山氏に付与された“ビデオ信号処理のための同期
信号分離回路”という名称の米国特許第4,081,8
33号、1981年10月20にエム・エフ・エイ・エ
ム・ゲルツ氏に付与された“ビデオ信号のためのクラン
プ回路”という名称の米国特許第4,296,437号
、1984年12月18日に岡田氏に付与された“ビデ
オ輝度制御回路”という名称の米国特許第4,489,
349号を参照)。
【0010】上述の進展にもかかわらず、依然として同
期信号の無い正確に参照されるビデオ信号を供給し、そ
の後信号は同期期間直流分再生回路を含むその後の処理
回路に交流結合される、簡単な構成で正確で信頼できる
合成されたビデオクランプ/同期分離回路が必要である
。また、同期信号の無い前述のビデオ信号と、回路パラ
メータや電圧レベルの調節を必要としない、ビデオ信号
の無い別個の同期信号出力とを供給する単一の回路が特
に望ましい。
期信号の無い正確に参照されるビデオ信号を供給し、そ
の後信号は同期期間直流分再生回路を含むその後の処理
回路に交流結合される、簡単な構成で正確で信頼できる
合成されたビデオクランプ/同期分離回路が必要である
。また、同期信号の無い前述のビデオ信号と、回路パラ
メータや電圧レベルの調節を必要としない、ビデオ信号
の無い別個の同期信号出力とを供給する単一の回路が特
に望ましい。
【0011】
【発明の概要】本発明の1つの特徴に従って構成される
、同期信号とビデオ信号を分離する回路は、複合ルミナ
ンス信号源と;前記信号源に結合される1つの端子を有
し前記複合ルミナンス信号を利用回路に交流結合するた
めの結合コンデンサと;基準直流電圧源と、前記コンデ
ンサの第2の端子と前記電圧源からの直流電圧出力との
間に接続される主導通路およびバックポーチ・キーイン
グパルス源に結合される制御電極を有する制御可能なス
イッチ装置とを含み、バックポーチ期間の前記複合ルミ
ナンス信号を前記直流電圧源により定められる直流電圧
レベルにクランプするためのキークランプ手段と;前記
コンデンサの前記第2の端子に接続される入力電極およ
び負荷抵抗に結合される出力電極を有する少なくとも1
つの電圧フォロワ増幅装置を含む信号クリップ手段とか
ら成り、前記クリップ手段は、更に前記電圧フォロワ増
幅装置の入力回路と同じ伝導性で前記基準直流電圧源と
前記電圧フォロワ増幅装置の前記出力電極との間に接続
される半導体装置を含む閾値バイアス手段を含み、前記
バイアス手段は前記電圧フォロワ増幅装置を、前記直流
電圧レベルを基準として1極性の信号に対しカット・オ
フ導通状態に保持すると共に、予め定められる直流電圧
出力を前記負荷抵抗の両端に生じ、前記直流電圧レベル
を基準として逆極性の信号成分を利用装置に結合させる
。
、同期信号とビデオ信号を分離する回路は、複合ルミナ
ンス信号源と;前記信号源に結合される1つの端子を有
し前記複合ルミナンス信号を利用回路に交流結合するた
めの結合コンデンサと;基準直流電圧源と、前記コンデ
ンサの第2の端子と前記電圧源からの直流電圧出力との
間に接続される主導通路およびバックポーチ・キーイン
グパルス源に結合される制御電極を有する制御可能なス
イッチ装置とを含み、バックポーチ期間の前記複合ルミ
ナンス信号を前記直流電圧源により定められる直流電圧
レベルにクランプするためのキークランプ手段と;前記
コンデンサの前記第2の端子に接続される入力電極およ
び負荷抵抗に結合される出力電極を有する少なくとも1
つの電圧フォロワ増幅装置を含む信号クリップ手段とか
ら成り、前記クリップ手段は、更に前記電圧フォロワ増
幅装置の入力回路と同じ伝導性で前記基準直流電圧源と
前記電圧フォロワ増幅装置の前記出力電極との間に接続
される半導体装置を含む閾値バイアス手段を含み、前記
バイアス手段は前記電圧フォロワ増幅装置を、前記直流
電圧レベルを基準として1極性の信号に対しカット・オ
フ導通状態に保持すると共に、予め定められる直流電圧
出力を前記負荷抵抗の両端に生じ、前記直流電圧レベル
を基準として逆極性の信号成分を利用装置に結合させる
。
【0012】
【実施例】図1は、個々の“オフ・チップ”カスタム回
路または装置と組合せた、比較的複雑であるが標準的な
市販されて入手可能な信号処理用集積回路またはチップ
を使用するカラーテレビジョン受像機のようなカラーテ
レビジョン画像表示システムの一部を示す。詳しく言う
と、受像機の図示した部分には、(株)東芝より入手で
きるTA8680N型のようないわゆる“ワンチップ”
(すなわち単一チップ)NTSCカラーTV信号処理回
路10が示されている。単一チップ処理回路10は、画
像IF(中間周波)増幅回路と、音声IF増幅回路と、
画像信号および音声信号のおのおのに用いる適当な検波
器と、適当な周波数および利得制御回路と、ビデオ(ル
ミナンス)信号処理回路と、クロミナンス(色)信号処
理回路と、同期信号分離器とを含んでいる。
路または装置と組合せた、比較的複雑であるが標準的な
市販されて入手可能な信号処理用集積回路またはチップ
を使用するカラーテレビジョン受像機のようなカラーテ
レビジョン画像表示システムの一部を示す。詳しく言う
と、受像機の図示した部分には、(株)東芝より入手で
きるTA8680N型のようないわゆる“ワンチップ”
(すなわち単一チップ)NTSCカラーTV信号処理回
路10が示されている。単一チップ処理回路10は、画
像IF(中間周波)増幅回路と、音声IF増幅回路と、
画像信号および音声信号のおのおのに用いる適当な検波
器と、適当な周波数および利得制御回路と、ビデオ(ル
ミナンス)信号処理回路と、クロミナンス(色)信号処
理回路と、同期信号分離器とを含んでいる。
【0013】単一チップ処理回路10の典型的な使用に
おいて、検波された複合クロミナンス/ルミナンス(複
合ビデオ)信号(図3の波形Aを参照)は、検波された
ルミナンス信号成分とインタリーブされたクロミナンス
信号成分とを互いに分離するように構成されるくし形フ
ィルタ11に端子48を介して結合される。複合クロミ
ナンス(色差)信号成分(図3の波形Cを参照)は、端
子31を介して単一チップ処理回路10に戻され更に処
理され、分離された色差信号成分(R−Y,G−Y,B
−Y)が各出力端子15,16,17に得られる。端子
15,16,17からの色差信号出力(典型的な波形は
図3のDを参照)は個々のコンデンサ12,13,14
を介して、信号合成用チップすなわちマトリックス・チ
ップ18の対応する入力端子(番号は付けてない)に結
合される。マトリックス・チップ18は、例えば、(株
)東芝から市販され入手可能なTA7730型でよい。
おいて、検波された複合クロミナンス/ルミナンス(複
合ビデオ)信号(図3の波形Aを参照)は、検波された
ルミナンス信号成分とインタリーブされたクロミナンス
信号成分とを互いに分離するように構成されるくし形フ
ィルタ11に端子48を介して結合される。複合クロミ
ナンス(色差)信号成分(図3の波形Cを参照)は、端
子31を介して単一チップ処理回路10に戻され更に処
理され、分離された色差信号成分(R−Y,G−Y,B
−Y)が各出力端子15,16,17に得られる。端子
15,16,17からの色差信号出力(典型的な波形は
図3のDを参照)は個々のコンデンサ12,13,14
を介して、信号合成用チップすなわちマトリックス・チ
ップ18の対応する入力端子(番号は付けてない)に結
合される。マトリックス・チップ18は、例えば、(株
)東芝から市販され入手可能なTA7730型でよい。
【0014】またくし形フィルタ11は、画像を表わす
部分と規則的に繰り返す同期信号成分(図3の波形Bを
参照)とを含んでいる、分離されたベースバンドのルミ
ナンス信号を発生する。くし形濾波されたルミナンス信
号はコンデンサ19と端子43を介して単一チップ処理
回路10に戻され、単一チップ処理回路10の個別の用
途に従い、ルミナンス信号成分を更に処理し、および/
または同期信号をビデオ信号から分離する。
部分と規則的に繰り返す同期信号成分(図3の波形Bを
参照)とを含んでいる、分離されたベースバンドのルミ
ナンス信号を発生する。くし形濾波されたルミナンス信
号はコンデンサ19と端子43を介して単一チップ処理
回路10に戻され、単一チップ処理回路10の個別の用
途に従い、ルミナンス信号成分を更に処理し、および/
または同期信号をビデオ信号から分離する。
【0015】くし形フィルタ11からのくし形濾波され
たルミナンス信号出力(図3の波形Bを参照)はコンデ
ンサ20を介して、外部のすなわち“オフ・チップ”ル
ミナンス同期分離回路(全体を参照番号21で示す)に
結合される。ルミナンス同期分離回路21は、以下に詳
しく説明するが、ルミナンス信号から同期信号成分を除
去し、その後ルミナンス信号がルミナンス処理回路22
で処理されるようにする。処理回路22の出力はコンデ
ンサ23を介してマトリックス・チップ18のルミナン
ス(Y)信号入力端子に結合される。“同期キーイング
パルス”と称される第1のキーイングパルス(図3の波
形Eを参照)も同期キーイングパルス源45からマトリ
ックス・チップ18に結合され、マトリックス・チップ
18内のキークランプ回路46により色差信号(R−Y
,G−Y,B−Y)とルミナンス信号(Y)の直流分再
生を行ってから合成されて、所望のカラー出力信号(R
,G,B)を生成し、カラー受像管(図示せず)のよう
なカラー画像再生装置に供給される。
たルミナンス信号出力(図3の波形Bを参照)はコンデ
ンサ20を介して、外部のすなわち“オフ・チップ”ル
ミナンス同期分離回路(全体を参照番号21で示す)に
結合される。ルミナンス同期分離回路21は、以下に詳
しく説明するが、ルミナンス信号から同期信号成分を除
去し、その後ルミナンス信号がルミナンス処理回路22
で処理されるようにする。処理回路22の出力はコンデ
ンサ23を介してマトリックス・チップ18のルミナン
ス(Y)信号入力端子に結合される。“同期キーイング
パルス”と称される第1のキーイングパルス(図3の波
形Eを参照)も同期キーイングパルス源45からマトリ
ックス・チップ18に結合され、マトリックス・チップ
18内のキークランプ回路46により色差信号(R−Y
,G−Y,B−Y)とルミナンス信号(Y)の直流分再
生を行ってから合成されて、所望のカラー出力信号(R
,G,B)を生成し、カラー受像管(図示せず)のよう
なカラー画像再生装置に供給される。
【0016】ルミナンス・同期分離器21はキークラン
プ回路24の組合せから成る。回路24は“バックポー
チ・キーイングパルス”(図3の波形Fを参照)源47
から供給される第2のキーイングパルスに応答して動作
し、ルミナンス信号(図3の波形Bを参照)を、固定し
た電圧源すなわち電池25として図示される基準電圧に
クランプする。キークランプ回路24は結合コンデンサ
20と協同して動作し、以下に説明するように、バック
ポーチ期間のルミナンス信号を所望の基準電圧にクラン
プする。更に固定電圧源25は、コンデンサ20とルミ
ナンス信号処理回路22との間に結合される同期ストリ
ッパ回路26に結合され、ルミナンス信号と同期信号成
分とを分離し、同期成分の無いルミナンス(Y)信号を
処理できるようにする。
プ回路24の組合せから成る。回路24は“バックポー
チ・キーイングパルス”(図3の波形Fを参照)源47
から供給される第2のキーイングパルスに応答して動作
し、ルミナンス信号(図3の波形Bを参照)を、固定し
た電圧源すなわち電池25として図示される基準電圧に
クランプする。キークランプ回路24は結合コンデンサ
20と協同して動作し、以下に説明するように、バック
ポーチ期間のルミナンス信号を所望の基準電圧にクラン
プする。更に固定電圧源25は、コンデンサ20とルミ
ナンス信号処理回路22との間に結合される同期ストリ
ッパ回路26に結合され、ルミナンス信号と同期信号成
分とを分離し、同期成分の無いルミナンス(Y)信号を
処理できるようにする。
【0017】図2に関して述べると、ルミナンス・同期
分離回路21として適する特定の回路の構成が図示され
ている。図1と図2において、対応する構成要素を指定
するために同じ参照番号が使用されている。
分離回路21として適する特定の回路の構成が図示され
ている。図1と図2において、対応する構成要素を指定
するために同じ参照番号が使用されている。
【0018】固定電圧源25は、図2においては正の動
作電圧源(例えば、+12ボルト)に結合された抵抗2
7と28を含む抵抗分圧器から成るものとして図示され
ている。抵抗27と28の結合点は、大地電位に戻され
るフィルタ・コンデンサ29によりほぼ一定の基準レベ
ルに維持される。NPN型キークランプ・トランジスタ
30が設けられており、エミッタ電極はコンデンサ29
にかかる基準電圧に接続され、コレクタ電極は充電抵抗
35を介して動作電圧源(+12V)に結合され、ベー
ス電極は、阻止ダイオード33を介してキーイングパル
ス源32に結合されると共にベース駆動抵抗34にも結
合されている。またクランプ・トランジスタ30のコレ
クタは、複合ルミナンス信号結合コンデンサ20の1つ
の端子に接続され、以下に説明するように、コンデンサ
20を介して結合されるルミナンス信号を所望の通りク
ランプする。またコンデンサ20とクランプ・トランジ
スタ30のコレクタ電極の結合部は、比較的正の信号ク
リッパ回路36および比較的負の信号クリッパ回路37
に直接結合される。
作電圧源(例えば、+12ボルト)に結合された抵抗2
7と28を含む抵抗分圧器から成るものとして図示され
ている。抵抗27と28の結合点は、大地電位に戻され
るフィルタ・コンデンサ29によりほぼ一定の基準レベ
ルに維持される。NPN型キークランプ・トランジスタ
30が設けられており、エミッタ電極はコンデンサ29
にかかる基準電圧に接続され、コレクタ電極は充電抵抗
35を介して動作電圧源(+12V)に結合され、ベー
ス電極は、阻止ダイオード33を介してキーイングパル
ス源32に結合されると共にベース駆動抵抗34にも結
合されている。またクランプ・トランジスタ30のコレ
クタは、複合ルミナンス信号結合コンデンサ20の1つ
の端子に接続され、以下に説明するように、コンデンサ
20を介して結合されるルミナンス信号を所望の通りク
ランプする。またコンデンサ20とクランプ・トランジ
スタ30のコレクタ電極の結合部は、比較的正の信号ク
リッパ回路36および比較的負の信号クリッパ回路37
に直接結合される。
【0019】正の信号クリッパ回路36は、第1導電形
(PNP)の第1および第2のトランジスタ38,39
から成り、コレクタ電極は基準(大地)電位に接続され
、エミッタ電極は互いに接続されエミッタ負荷抵抗40
を介して動作電圧源(+12V)に結合される。
(PNP)の第1および第2のトランジスタ38,39
から成り、コレクタ電極は基準(大地)電位に接続され
、エミッタ電極は互いに接続されエミッタ負荷抵抗40
を介して動作電圧源(+12V)に結合される。
【0020】負の信号クリッパ回路37は、第2導電形
(NPN)の第1および第2のトランジスタ41,42
から成り、コレクタ電極は共に動作電圧源(+12V)
に接続され、エミッタ電極は互いに接続され単一のエミ
ッタ負荷抵抗44を介して基準電位に接続される。
(NPN)の第1および第2のトランジスタ41,42
から成り、コレクタ電極は共に動作電圧源(+12V)
に接続され、エミッタ電極は互いに接続され単一のエミ
ッタ負荷抵抗44を介して基準電位に接続される。
【0021】これらのクリッパ回路の第1のトランジス
タ38,41の各ベース電極はクランプ・トランジスタ
30のコレクタに直接接続され、クリッパ回路の第2の
トランジスタ39,42の各ベース電極はフィルタ・コ
ンデンサ29にかかるクランプ基準電圧源に直接結合さ
れる。
タ38,41の各ベース電極はクランプ・トランジスタ
30のコレクタに直接接続され、クリッパ回路の第2の
トランジスタ39,42の各ベース電極はフィルタ・コ
ンデンサ29にかかるクランプ基準電圧源に直接結合さ
れる。
【0022】キーイングパルス源32はバックポーチ期
間の間キーイングパルスを供給するよう構成されている
(図3のFを参照)。
間の間キーイングパルスを供給するよう構成されている
(図3のFを参照)。
【0023】図2のルミナンス信号・周期分離回路の動
作において、クランプ・トランジスタ30のコレクタに
おける直流電圧レベルは、各バックポーチ期間の間フィ
ルタ用コンデンサ29にかかる基準電圧に設定される。 すなわち、正方向のバックポーチ・キーイングパルス(
図3のF)がクランプ・トランジスタ30をオンに切り
換えると、ルミナンス信号結合コンデンサ20はフィル
タ・コンデンサ29にかかる基準電圧のレベルまで放電
する。バックポーチ期間の終りにトランジスタ30がオ
フに切り換えられると、充電抵抗35は比較的低い充電
電流を結合コンデンサ20に供給するのに役立つ。コン
デンサ0の充放電の平均効果は、直流レベルを基準電圧
に対して所望の一定の関係に維持することである。また
コンデンサ20の充電により、クランプ・トランジスタ
30がオンにされた時そのコレクタ・ベース接合部は逆
バイアスされるので、トランジスタ30は正常モードで
動作することが確実となる。抵抗35と結合コンデンサ
20の時定数は、クランプパルス期間と比較して相対的
に長くして、結合された信号に関する“傾き”を許容で
きる低い値に制限できるようにすべきである。
作において、クランプ・トランジスタ30のコレクタに
おける直流電圧レベルは、各バックポーチ期間の間フィ
ルタ用コンデンサ29にかかる基準電圧に設定される。 すなわち、正方向のバックポーチ・キーイングパルス(
図3のF)がクランプ・トランジスタ30をオンに切り
換えると、ルミナンス信号結合コンデンサ20はフィル
タ・コンデンサ29にかかる基準電圧のレベルまで放電
する。バックポーチ期間の終りにトランジスタ30がオ
フに切り換えられると、充電抵抗35は比較的低い充電
電流を結合コンデンサ20に供給するのに役立つ。コン
デンサ0の充放電の平均効果は、直流レベルを基準電圧
に対して所望の一定の関係に維持することである。また
コンデンサ20の充電により、クランプ・トランジスタ
30がオンにされた時そのコレクタ・ベース接合部は逆
バイアスされるので、トランジスタ30は正常モードで
動作することが確実となる。抵抗35と結合コンデンサ
20の時定数は、クランプパルス期間と比較して相対的
に長くして、結合された信号に関する“傾き”を許容で
きる低い値に制限できるようにすべきである。
【0024】キーイングパルスの入力レベルは、クラン
プ・トランジスタ30のベース・エミッタを順方向にバ
イアスするために、コンデンサ29両端の基準電圧と1
Vbe(0.7ボルト)の和よりも大きくなければなら
ない。非クランプ期間の間キーイングパルス入力レベル
は、クランプ・トランジスタ30のベース・エミッタが
逆方向にバイアスされるようにするために、コンデンサ
29両端の基準電圧以下に維持されなければならない。
プ・トランジスタ30のベース・エミッタを順方向にバ
イアスするために、コンデンサ29両端の基準電圧と1
Vbe(0.7ボルト)の和よりも大きくなければなら
ない。非クランプ期間の間キーイングパルス入力レベル
は、クランプ・トランジスタ30のベース・エミッタが
逆方向にバイアスされるようにするために、コンデンサ
29両端の基準電圧以下に維持されなければならない。
【0025】従って、結合コンデンサ20に供給される
複合ルミナンス信号は各バックポーチ期間の間クランプ
され、信号の帰線消去レベルは直流分再生されて、フィ
ルタ・コンデンサ29両端に設定されるクランプ基準電
圧にほぼ等しくなる。直流分再生されたルミナンス信号
は次に正のクリッパ回路36と負のクリッパ回路37に
並列に供給される。
複合ルミナンス信号は各バックポーチ期間の間クランプ
され、信号の帰線消去レベルは直流分再生されて、フィ
ルタ・コンデンサ29両端に設定されるクランプ基準電
圧にほぼ等しくなる。直流分再生されたルミナンス信号
は次に正のクリッパ回路36と負のクリッパ回路37に
並列に供給される。
【0026】上述のように、正のクリッパ回路36と負
のクリッパ回路37はおのおのクランプ回路24と同じ
基準電圧を使用するので、正のクリッパ回路36はクラ
ンプ基準電圧以下(すなわち信号帰線消去レベル以下)
の信号レベルをすべて通過させ、同期信号先端のみをわ
通過させるのに対し、負のクリッパ回路37は信号帰線
消去レベルより上の信号レベル(すなわちルミナンス信
号成分)をすべて通過させる。
のクリッパ回路37はおのおのクランプ回路24と同じ
基準電圧を使用するので、正のクリッパ回路36はクラ
ンプ基準電圧以下(すなわち信号帰線消去レベル以下)
の信号レベルをすべて通過させ、同期信号先端のみをわ
通過させるのに対し、負のクリッパ回路37は信号帰線
消去レベルより上の信号レベル(すなわちルミナンス信
号成分)をすべて通過させる。
【0027】図4の(A)と(B)は上述の結果を生じ
るクリッパ回路の伝達関数を示す。
るクリッパ回路の伝達関数を示す。
【0028】正と負のクリッパ回路の各々は、それに含
まれているトランジスタのベース・エミッタ接合部の非
線形導電特性に依存する。それぞれの場合、エミッタフ
ォロワ・トランジスタ38,41はそのベース・エミッ
タ接合部が、同じ導電性のバイアス用トランジスタまた
は閾値トランジスタ39,42の対応する接合部と並列
になっている。バイアス用トランジスタのベースはルミ
ナンス信号のクランプされた帰線消去レベル電圧に戻さ
れる。
まれているトランジスタのベース・エミッタ接合部の非
線形導電特性に依存する。それぞれの場合、エミッタフ
ォロワ・トランジスタ38,41はそのベース・エミッ
タ接合部が、同じ導電性のバイアス用トランジスタまた
は閾値トランジスタ39,42の対応する接合部と並列
になっている。バイアス用トランジスタのベースはルミ
ナンス信号のクランプされた帰線消去レベル電圧に戻さ
れる。
【0029】正の信号クリッパ回路36の場合、クラン
プ・トランジスタ30のコレクタにおけるクランプされ
たルミナンス信号、従ってエミッタフォロワ・トランジ
スタ38のベース電圧は(同期期間の間)基準帰線消去
レベル電圧以下であり、トランジスタ38のベース・エ
ミッタは順方向にバイアスされ、トランジスタ39のベ
ース・エミッタは逆方向にバイアスされ、トランジスタ
38はエミッタフォロワとして働き同期信号を通過させ
る。抵抗40に発生する同期信号は、入って来る同期信
号に従うが、エミッタフォロワ・トランジスタ38のベ
ース・エミッタ電圧によりオフセットされる。ルミナン
ス信号が基準電圧よりも大きい時、トランジスタ38の
ベース・エミッタは逆方向にバイアスされ、基準電圧+
1Vbeが抵抗40に現れる。入力信号と基準電圧が等
しい時、トランジスタ38,39はそれぞれ導通し、基
準電圧+1Vbeを出力に供給する。それぞれの場合、
出力信号は低くインピーダンス源より抵抗40の両端間
に発生する。低インピーダンス源は、基準電圧トランジ
スタ30のコレクタにおける複合ルミナンス信号のうち
低い方よりも1Vbeだけ高い。
プ・トランジスタ30のコレクタにおけるクランプされ
たルミナンス信号、従ってエミッタフォロワ・トランジ
スタ38のベース電圧は(同期期間の間)基準帰線消去
レベル電圧以下であり、トランジスタ38のベース・エ
ミッタは順方向にバイアスされ、トランジスタ39のベ
ース・エミッタは逆方向にバイアスされ、トランジスタ
38はエミッタフォロワとして働き同期信号を通過させ
る。抵抗40に発生する同期信号は、入って来る同期信
号に従うが、エミッタフォロワ・トランジスタ38のベ
ース・エミッタ電圧によりオフセットされる。ルミナン
ス信号が基準電圧よりも大きい時、トランジスタ38の
ベース・エミッタは逆方向にバイアスされ、基準電圧+
1Vbeが抵抗40に現れる。入力信号と基準電圧が等
しい時、トランジスタ38,39はそれぞれ導通し、基
準電圧+1Vbeを出力に供給する。それぞれの場合、
出力信号は低くインピーダンス源より抵抗40の両端間
に発生する。低インピーダンス源は、基準電圧トランジ
スタ30のコレクタにおける複合ルミナンス信号のうち
低い方よりも1Vbeだけ高い。
【0030】負の信号クリッパ回路37も同様に動作す
るが、トランジスタ41,42は導通方向がトランジス
タ38,39と反対である。従って供給されるルミナン
ス信号が基準電圧以下であれば、NPNエミッタフォロ
ワ・トランジスタ41は順方向にバイアスされ、ルミナ
ンス信号を通過させる。この結果生じる同期信号の無い
ルミナンス信号出力はエミッタ負荷抵抗44の両端間に
得られ、複合ルミナンス電圧とコンデンサ29両端間の
クランプ基準電圧の中の高い方よりも1Vbeだけ低い
。
るが、トランジスタ41,42は導通方向がトランジス
タ38,39と反対である。従って供給されるルミナン
ス信号が基準電圧以下であれば、NPNエミッタフォロ
ワ・トランジスタ41は順方向にバイアスされ、ルミナ
ンス信号を通過させる。この結果生じる同期信号の無い
ルミナンス信号出力はエミッタ負荷抵抗44の両端間に
得られ、複合ルミナンス電圧とコンデンサ29両端間の
クランプ基準電圧の中の高い方よりも1Vbeだけ低い
。
【0031】図2の回路を図1のシステムに使用すると
、同期信号の除去されたルミナンス信号の望ましい結果
が得られ、その後、信号R−Y,G−Y,B−Yおよび
Yのおのおのに関連するキークランプ回路46に別個に
供給される同期期間クランプパルス(図3のE参照)に
よりマトリックス回路18内でルミナンス信号とそれに
付随する復調された色差信号(R−Y,G−Y,B−Y
)のクランプが容易に行われる。従って、前述した各信
号についての信号の無い同期期間の間各結合コンデンサ
12,13,14,23の出力側の直流レベルが設定さ
れる。この装置は、復調されたバースト・オフセットを
色差信号から除去しようと試みるよりも好ましい。何故
ならば、オフセットは関連する信号の振幅の中間にあり
、振幅弁別器(クリッパ回路のような)では除去されな
いからである。
、同期信号の除去されたルミナンス信号の望ましい結果
が得られ、その後、信号R−Y,G−Y,B−Yおよび
Yのおのおのに関連するキークランプ回路46に別個に
供給される同期期間クランプパルス(図3のE参照)に
よりマトリックス回路18内でルミナンス信号とそれに
付随する復調された色差信号(R−Y,G−Y,B−Y
)のクランプが容易に行われる。従って、前述した各信
号についての信号の無い同期期間の間各結合コンデンサ
12,13,14,23の出力側の直流レベルが設定さ
れる。この装置は、復調されたバースト・オフセットを
色差信号から除去しようと試みるよりも好ましい。何故
ならば、オフセットは関連する信号の振幅の中間にあり
、振幅弁別器(クリッパ回路のような)では除去されな
いからである。
【0032】本発明は好ましい実施例に関連して説明し
てきたが、当業者には自明の変更が思い浮かぶであろう
。このような変更は特許請求の範囲に含まれるものであ
る。
てきたが、当業者には自明の変更が思い浮かぶであろう
。このような変更は特許請求の範囲に含まれるものであ
る。
【図1】本発明が組み込まれているカラーテレビジョン
画像表示システムの信号処理回路の一部分のブロック図
である。
画像表示システムの信号処理回路の一部分のブロック図
である。
【図2】本発明の1つの特徴に従って構成されるキーク
ランプ回路とそれに関連する信号クリッパ回路の概略図
である。
ランプ回路とそれに関連する信号クリッパ回路の概略図
である。
【図3】図1に示すシステムにおける図2の回路の典型
的な動作を示す一連の波形図である。
的な動作を示す一連の波形図である。
【図4】図2のクリッパ回路の典型的な伝達関数を示す
。
。
10 単一チップ処理回路
11 くし形フィルタ
18 マトリックス・チップ
20 結合コンデンサ
21 ルミナンス・同期分離回路22 ル
ミナンス処理回路 24 キークランプ回路 25 固定電圧源 26 同期ストリッパ回路 30 クランプ・トランジスタ 32 バックポーチ・キーイングパルス源33
阻止ダイオード 36 正信号クリッパ回路 37 負信号クリッパ回路 38 エミッタフォロワ・トランジスタ39
閾値トランジスタ 40 抵抗 41 エミッタフォロワ・トランジスタ42
閾値トランジスタ 45 同期キーイングパルス源 46 キークランプ回路 47 バックポーチ・キーイングパルス源
ミナンス処理回路 24 キークランプ回路 25 固定電圧源 26 同期ストリッパ回路 30 クランプ・トランジスタ 32 バックポーチ・キーイングパルス源33
阻止ダイオード 36 正信号クリッパ回路 37 負信号クリッパ回路 38 エミッタフォロワ・トランジスタ39
閾値トランジスタ 40 抵抗 41 エミッタフォロワ・トランジスタ42
閾値トランジスタ 45 同期キーイングパルス源 46 キークランプ回路 47 バックポーチ・キーイングパルス源
Claims (1)
- 【請求項1】 テレビジョン信号処理システムにおい
て、複合ルミナンス信号の画像を表わす成分から同期信
号成分を分離する同期信号分離装置であって、複合ルミ
ナンス信号源と、前記信号源に結合される1つの端子を
有し、前記複合ルミナンス信号を利用回路に交流結合す
るための結合コンデンサと、基準直流電圧源と、前記コ
ンデンサの第2の端子と前記電圧源からの直流電圧出力
との間に接続される主導通路およびバックポーチ・キー
イングパルス源に結合される制御電極を有する制御可能
なスイッチ装置とを含み、前記複合ルミナンス信号のバ
ックポーチ期間を前記直流電圧源により定められる直流
電圧レベルにクランプするためのキークランプ手段と、
前記コンデンサの前記第2端子に接続される入力電極と
負荷抵抗に結合される出力電極を有する少なくとも1回
の電圧フォロワ増幅装置を含む信号クリップ手段とから
成り、前記クリップ手段は、更に前記電圧フォロワ増幅
装置の入力回路と同じ伝導性で且つ前記基準直流電圧と
前記電圧フォロワ増幅装置の前記出力電極との間に接続
される半導体装置を含む閾値バイアス手段を含み、前記
バイアス手段は前記電圧フォロワ増幅装置を、前記直流
電圧レベルを基準として1極性の信号に対しカットオフ
導通状態に保持すると共に、予め定められる直流電圧出
力を前記負荷抵抗の両端に発生し、前記直流電圧レベル
を基準として逆極性の信号成分を利用装置に結合させる
、前記同期信号分離装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US513475 | 1974-10-09 | ||
US51347590A | 1990-04-30 | 1990-04-30 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 1991-04-10 MY MYPI91000609A patent/MY105454A/en unknown
- 1991-04-25 DE DE4113475A patent/DE4113475C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-26 JP JP3188379A patent/JP2612515B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-26 KR KR1019910006744A patent/KR100210562B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-04-29 CN CN91102187A patent/CN1025273C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-01 US US07/863,343 patent/US5162909A/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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CN1056201A (zh) | 1991-11-13 |
DE4113475C2 (de) | 1993-12-23 |
DE4113475A1 (de) | 1991-10-31 |
CN1025273C (zh) | 1994-06-29 |
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