JPH04229728A - ディジタルエコーキャンセラ - Google Patents

ディジタルエコーキャンセラ

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Publication number
JPH04229728A
JPH04229728A JP3094191A JP9419191A JPH04229728A JP H04229728 A JPH04229728 A JP H04229728A JP 3094191 A JP3094191 A JP 3094191A JP 9419191 A JP9419191 A JP 9419191A JP H04229728 A JPH04229728 A JP H04229728A
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JP
Japan
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signal
filter
frequency
adaptive
input
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Pending
Application number
JP3094191A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerwen Petrus J Van
ペトラス ジョセフ ヴァン ジャーウェン
Hendrik J Kotmans
ヘンドリック ジャン コトマン
De Laar Franciscus A M Van
フランシスカス アントニウス マリア ヴァン デ ラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH04229728A publication Critical patent/JPH04229728A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/234Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using double talk detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信入力と受信出力と
の間の受信路と、送信入力と送信出力との間の送信路と
を有し、送信入力へ印加された信号と、受信入力に印加
された受信入力信号に応じて展開された送信入力で付加
エコー信号を打消すのに用いられるレプリカ信号との間
の差として送信出力信号を形成する結合手段とを有し、
少なくとも、−受信入力信号のN’時間−領域点の各ブ
ロックmのN’−点ディスクリート直交変換(DOT)
を実行する第1の変換手段と;−送信出力信号のN’型
−領域点の各ブロックmのN’−点DOTを実行する第
2の変換手段と;−レプリカ信号のN’周波数−領域点
の各ブロックmのN’−点逆ディスクリート直交変換(
IDOT)を実行する第3の変換手段と;−N’成分の
ブロック長を有し、ここで各信号ブロックmに対して、
多くのN’周波数−領域フィルタ係数W(p;m)は、
受信入力信号及び送信出力信号に応じてエコー信号の推
定としてレプリカ信号を発生するP=0,1,2,…,
N’−1で利用されるディジタル周波数−領域ブロック
−適応フィルタと;−受信入力信号及び送信出力信号に
応じて夫々のフィルタ係数用適応成分を各ブロックmに
対して決定する適応手段と;−適応成分を適応ディジタ
ルフィルタに選択的に通す制御可能ゲート手段と;−送
信出力信号と第2の信号の各レベルを決定し、かく決定
されたレベルに応じて関連したレベル間の差に所定の方
法で従うゲート手段用制御信号を発生する制御手段とか
らなるディジタルエコーキャンセラに係る。
【0002】
【従来の技術】かかる構成のエコーキャンセラは欧州特
許出願明細書第301627号で公知である。その特許
出願に記載されたエコーキャンセラはエコーキャンセラ
調整の二重通話の妨害影響を防ぐよう特に配置される。 二重通話は、送信さるべき所望の信号及びエコー信号が
送信入力に同時に印加される時に発生する。次に、これ
らの信号の重畳は、エコー信号を打消すエコーキャンセ
ラの調整が存在する送信さるべき所望の信号により相当
妨害されうることを伴う。これは、エコーキャンセラに
より作られたレプリカがもはや十分に現在のエコー信号
を打消さないことを意味する。上記特許出願では、二重
通話で生じたエコーキャンセラの起こりうる妨害の問題
に対してたしかな解決が与えられる。この為に、適当な
エコー打消信号を形成するプログラマブルフィルタ係数
メモリとディジタル周波数−領域ブロック−適応フィル
タ(FDAF)とからなる時間−領域ディジタルフィル
タからなる組合せが用いられる。これらの2つのフィル
タは夫々レプリカ信号を発生し、周波数−領域ブロック
−適応フィルタにより発生されたレプリカ信号がプログ
ラマブルフィルタにより発生されたレプリカよりも良い
エコー信号の改善推定である限りは、周波数−領域ブロ
ック適応フィルタのフィルタ係数はプログラマブルフィ
ルタに変換される。二重通話中、周波数ブロック−適応
フィルタの調整は妨害され、フィルタ係数の送信はゲー
ト手段により中断される。これにより、周波数−領域ブ
ロック−適応フィルタ調整が二重通話中適当なエコー打
消しに対してプログラマブルフィルタの動作を妨害しな
いことが達成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある場合には、従来技
術のエコーキャンセラの構造がより複雑であることは不
利であり、この為本発明の目的は、これらの場合に対し
て、エコー打消特性が従来技術のエコーキャンセラのそ
れより良いが、更に本質的に単純な構成を有するエコー
キャンセラを提供することである。
【0004】従って、本発明によるディジタルエコーキ
ャンセラは、第2の信号は受信入力信号であり、制御及
びゲート手段は周波数−領域で動作し、別な制御信号は
、関連した周波数−領域点に対する受信入力信号と送信
出力信号の各レベルに従うN’周波数−領域点の夫々に
対して決定されることを特徴とする。
【0005】本発明による手段は、周波数−領域ブロッ
ク−適応フィルタの調整が妨害が二重通話により生じる
周波数帯を表わすエコーキャンセラの部分でのみ阻止さ
れ、一方、最小誤差信号を得るための調整が更に残る部
分で進行することになる。これは、二重通話が終了した
時、幾つかのフィルタ係数だけがその瞬間に最適誤差補
正に対して望む値から明らかなずれを示し、一方調整が
阻止されなかった部分の残るフィルタ係数が既に所望の
値を有する点で有利である。従来技術のエコーキャンセ
ラの場合と違って、この場合、二重通話が終わった後、
新しいフィルタ係数としてそれらを用いるため二重通話
の発生の直前に有効なフィルタ係数を蓄える手段を設け
ることは必要ではない。これは、時間−領域プログラマ
ブルフィルタを用いないので、エコーキャンセラを本質
的に単純化する。
【0006】ダブリュケラーマンによる、フリクエンツ
,39巻(1985年),7/8号,209−215頁
の「周波数部分帯における補償音響エコー」という題の
論文が、電話装置でのエコー打消しに対するトランスバ
ーサルフィルタを開示しており、そこでのフィルタで、
処理さるべき信号は夫々それ自体のトランスバーサル適
応フィルタを有する多くのフィルタ帯に細分されること
が分かる。この論文は二重通話で生じる全ての問題を述
べてはいない。本発明の基とする考えを形成する原理は
上記論文に記載されたタイプのエコーキャンセラで有利
に用いられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は受信入
力と受信出力との間の受信路と、送信入力と送信出力と
の間の送信路とを有し、送信入力へ印加された信号と、
受信入力に印加された受信入力信号に応じて展開された
送信入力で付加エコー信号を打消すのに用いられるレプ
リカ信号との間の差として送信出力信号を形成する結合
手段とを有し、少なくとも、−受信入力信号の周波数帯
をQ連続周波数帯に変換する第1のフィルタ手段と;−
送信出力信号の周波数帯をQ連続周波数帯に変換する第
2のフィルタ手段と;−レプリカ信号のQ連続周波数帯
から単周波数帯を組立てる第3のフィルタ手段と;−各
周波数帯用の多くのフィルタ係数を有するQフィルタ部
からなり、受信入力信号と送信出力信号に応じて関連し
た周波数帯用エコー信号の推定であるレプリカ信号を各
周波数帯に対して発生するディジタルトランスバーサル
適応フィルタと;−受信入力信号及び送信出力信号に応
じて各部のフィルタ係数用適応成分を決定する適応手段
と;−適応成分を適応ディジタルフィルタに選択的に通
す制御可能ゲート手段と;−送信出力信号及び第2の信
号の各レベルを決定し、関連したレベル間の差に所定の
方法で従うゲート手段用制御信号を所定のレベルに応じ
て発生する制御手段とからなり、第2の信号は受信入力
信号であり、制御手段及びゲート手段は、関連した周波
数帯に対して受信入力信号と送信出力信号の各レベルに
従いQ周波数帯の夫々に対して別な制御信号を決定する
ことを特徴とする。
【0008】同様にして、Q周波数帯の夫々に対して、
時間−領域比較は受信入力信号と送信出力信号の正規化
電力間でなされてもよく、特定の周波数帯に属する適応
フィルタ部のフィルタ係数の適応は、送信出力信号の電
力が、上述の如く、指示である受信入力信号に対して増
加し、二重通話が関連した周波数帯で生じることがある
と中断される。
【0009】
【実施例】本発明を以下図面を参照して更に説明する。
【0010】図1は受信した音声信号のスピーカ再生を
有する電話機に用いられるエコーキャンセラの簡単なブ
ロック図である。かかるエコーキャンセラ1は、受信入
力R1と受信出力ROを有する受信路2と、送信入力S
Iと送信出力SOを有する送信路3とを有する。下記に
遠端信号という受信入力信号x(t)は受信入力RIに
印加され、受信路2を介して、受信増幅器4によりスピ
ーカ5に接続される受信出力ROに送信される。遠端信
号がない場合、マイクロホン6は、下記に近端信号とい
う送信入力信号s(t)として送信増幅器7を介して送
信入力SIに印加される送信さるべき所望の信号を発生
する。この近端信号s(t)は送信路3を介して送信出
力SOに送信される。スピーカ5とマイクロホン6との
間に、図1に矢印8で示される音響エコー路がある。こ
の音響エコー路8に亘ってもしあるなら、受信出力RO
の遠端信号x(t)はマイクロホン6を介して送信入力
SIで望ましくない付加エコー信号e(t)を導入し、
これにより和信号z(t)=s(t)+e(t)は送信
入力SIに印加される。エコーキャンセラ1はそのタス
クの為、最も可能な方法でこの望ましくないエコー信号
e(t)を打消さなければならない。この為、エコーキ
ャンセラ1は、受信路2の遠端信号x(t)に応じて望
ましくないエコー信号e(t)の推定である信号
【00
11】
【数1】
【0012】を発生するフィルタ9からなる。結合回路
10によりこの信号
【0013】
【数2】
【0014】は、下式で示されうる送信出力信号r(t
)を形成する送信入力SIで和信号z(t)=s(t)
+e(t)から減算される。
【0015】
【数3】
【0016】この式から、この場合、この式の右辺の第
2項が実際的にゼロになるので、レプリカ信号
【001
7】
【数4】
【0018】がエコー信号e(t)の信頼できる推定で
ある時、送信出力SOでの信号r(t)は、送信さるべ
き望ましい信号S(t)を表わすことが分る。一般に、
受信出力ROと送信入力SIとの間のエコー路の伝送特
性は時間と共に変化し、特に音響エコー路8は大きな変
化を示しうる。エコー信号e(t)が受信出力ROと送
信入力SIとの間のエコー路のインパルス応答h(t)
で遠端信号x(t)の線形コンボリューションであると
考えてもよいので、時間変化インパルス応答h(t)の
形は送信入力SIでエコー信号e(t)の対応する変化
を生ずる。従って、エコーキャンセラ1のフィルタ9は
そのタスクの為、そのインパルス応答w(t)をエコー
路RO−SIのインパルス応答h(t)に実質的に等し
くしなければならない適応フィルタとして構成される。 このフィルタ9の適応調整は結合回路10の出力で信号
r(t)により制御される。この適応調整は、制御信号
r(t)と遠端信号x(t)との間に相関がある限りは
続けられる。遠端信号x(t)だけが存在する時(従っ
て、近端信号s(t)=0)、適応フィルタ9はエコー
信号e(t)の信頼できる推定であるレプリカ信号
【0
019】
【数5】
【0020】を発生する。しかし、遠端信号x(t)と
近端信号s(t)の両方がある時、一般に二重通話と言
われる状態が発生する。適切でない手段がとられる場合
、適応フィルタ9の調整は制御信号r(t)の妨害項と
して近端信号s(t)の存在により二重通話中に相当妨
害される。適応フィルタ9のこの誤調整はエコー信号e
(t)の信頼できる推定ではもはやないレプリカ信号

0021】
【数6】
【0022】を生じ、これにより送信出力SOに、不十
分に又は即ち不正確に打消されたエコー信号により迷惑
な程度まで妨害される信号r(t)が生ずる。
【0023】本発明はディジタルエコーキャンセラに係
るので、ディスクリート時間モデルを以下の説明で用い
る。かかるモデルが得られる最も単純な方法は、図1の
系統図で信号x(t)及びz(t)がアナログ/ディジ
タル変換器(図示せず)を介して受信入力RIと送信入
力SIに印加され、信号x(t)及びr(t)はディジ
タル/アナログ変換器(図示せず)により受信出力RO
と送信出力SOに得られ、エコーキャンセラ1の全ての
更なる関連信号はディジタル信号であるとする。これら
のディジタル信号は、例えばx(K)が時点t=KTで
連続時間信号x(t)の量子化サンプルであり、ここで
1/Tがサンプル周波数である従来の方法で示される。
【0024】エコーキャンセラが音声のような強く自己
相関のある信号を打消すのに用いられる場合、適応周波
数−領域フィルタは収束特性が大きく改善される点で有
利である。周波数−領域に変換することにより、夫々の
実質的に直交周波数−領域成分用利得係数は関連した周
波数−領域成分のパワーに応じて最も単純な方法で正規
化されうる。周波数−領域では、効果的フーリェ変換を
行うことにより長いフィルタの複雑性を大きく減少させ
ることが可能である。従って適応周波数−領域フィルタ
は、これらのキャンセラでは、大きな長さのレスポンス
応答をコピーする必要があるので、音響エコーキャンセ
ラに使用するに非常に有効である。従って、本発明によ
る二重通話検出を有するディジタルエコーキャンセラは
下記で適応周波数−領域フィルタからなるディジタルエ
コーキャンセラと見なされる。
【0025】図2は周波数−領域ブロック−適応フィル
タ9の一般構成を系統的に示す。図2及び3で、二重線
の信号路は、周波数−領域点の路ブロックが送信される
周波数−領域の路を示し、単線信号路は時間−領域の路
を示す。時間−領域から周波数−領域への変換又はその
逆はディスクリート直交変換(DOT)又はその逆(I
DOT)により起こる。かかる変換の例はディスクリー
トフーリェ変換(DFT)及びその逆(IDFT)であ
り、広く用いられ、例えば音響、音声及び信号処理につ
いてのIEEEトランザクションで出版された1983
年10月,5号,ASSP−31巻,1073−108
3頁のジーエイクラーク他による「FIR適応ディジタ
ルフィルタの時間及び周波数−領域の実現への統一アプ
ローチ」という題の論文及び音響、音声、信号処理につ
いてのIEEEトランザクションで出版された、198
2年10月,5号,ASSP−30巻,726−734
頁のディーマンサー他による「自由周波数−領域適応フ
ィルタ」という題の論文で相当論じられた。計算複雑性
及び許容信号遅延の実際の考察から、これらのDOTは
有限ブロック長N’を有し、文献では、かかる変換は「
点」がディスクリート時間−領域成分及びディスクリー
ト周波数−領域成分を示すN’−点DOTとして知られ
ている。 ブロック長N’に関して、下記の考察がなされる。FD
AF9はエコー信号e(K)の良い推定であるレプリカ
信号
【0026】
【数7】
【0027】を発生しなければならない。エコー信号e
(K)は、エコー路8のインパルス応答h(i)を有す
る遠端信号x(K)の線形コンボリューションであると
考えられる。ここで、i=0,1,2,…,N−1であ
る。次に、FDAF9は、FDAF9のインパルス応答
で遠端信号x(K)の線形コンボリューションとしてレ
プリカ信号
【0028】
【数8】
【0029】を発生する長さNのインパルス応答も表わ
さなければならないことを更に明らかにする必要はない
。この目的に必要な動作は周波数−領域のN’点のブロ
ックのFDAF9で実施され、これらの動作が、期間が
ブロック長N’に等しい時間−領域の円形コンボリュー
ションに対応することは良く知られている。次に、所望
の線形コンボリューションはN’点DOTに含まれた時
間−領域信号の適切な区分により得られ、一方最も現在
の区分処理はオーバラップ省略方法及びオーバラップ加
算方法である。上記は、一般的にDOTのブロック長N
’がFDAF9のインパルス応答の所望の長さNより大
きいことを意味する。クラーク他による上記の論文では
、長さNのインパルス応答でFDAF9の最も効果的実
行に対して、N’=2Nのブロック長を有するDFTが
用いられ、時間−領域信号がN’=2N点のブロックに
区分され、ここで各ブロックがN点により前のブロック
をオーバラップすることが述べられている。Nの大きい
値、例えば、N=1000からN=2000に対して音
響エコー路8の本事例では計算複雑性は「高速フーリェ
変換」(FFT)として知られるDFTの効果的実行を
用いることによりかなり大きく減少され、それによりレ
プリカ信号
【0030】
【数9】
【0031】のN点当たりの計算動作の数はNlog 
Nのオーダである。そのような計算での効果的実行はD
FTより他のタイプのDOTに対しても知られているが
、簡略化の為、以下でN’−点DOTはここでN’=2
NでN’−点DFTであるとする。更に、周波数−領域
信号は周波数−領域及び時間−領域信号を単純な方法で
区別するため大文字により示され、時間−領域信号は前
記の如く小文字により示される。最後に、時間−領域信
号を区分する手続きとしてのオーバラップ省略方法を用
いることを更に説明する。
【0032】図2に示されたFDAF9はフィルタ部1
1と適応プロセッサ12とからなる。フィルタ部11と
適応プロセッサ12は周波数領域で動作し、これにより
3つの領域変換が下記により実行される、即ち、−変換
手段13及び関連した区分手段による:遠端信号x(K
)の2N時間−領域点の各ブロックを2N周波数−領域
点のブロックに変換する2N−点DOT,ここで、ブロ
ック数mを有するブロックに対してP=0,1,2,…
,2N−1でX(p:m)と示される−変換手段14と
関連した区分手段による:2N周波数−領域点
【003
3】
【数10】
【0034】の各ブロックをレプリカ信号
【0035】
【数11】
【0036】のN時間−領域点のブロックに変換する2
N−点IDOT;変換手段15と関連した区分手段によ
る:2N時間−領域点のブロックに増大した後、誤り信
号r(K)のN時間−領域点の各ブロック2N周波数−
領域点R(p;m)のブロックに変換する2N−点DO
T,区分処理用に用いられるオーバラップ省略方法の詳
細を更に図3を参照して説明する。FDAF9のフィル
タ部11は、ブロックmの2N周波数−領域フィルタ係
数W(p;m)を蓄積するメモリ11(1)と、メモリ
11(1)の出力信号と適応プロセッサ12の出力信号
を加算する結合回路11(2)と、2N周波数−領域点
【0037】
【数12】
【0038】を表わす積X(p;m)W(p;m)を形
成するため関連した周波数−領域フィルタ係数W(p;
m)により各周波数−領域点X(p;m)を乗算する回
路11(3)とからなる。適応プロセッサ12は、2N
周波数−領域点X(p;m)及びR(p;m)に応じて
周波数−領域フィルタ係数W(p;m)に対してブロッ
クごとの適応信号を発生するよう配置され、適応フィル
タ係数W(p;m)はメモリ11(1)に蓄えられる。
【0039】前述の如く、フィルタ係数メモリ11(1
)のフィルタ係数の調整は二重通話の場合に大きく妨害
され、従って適応プロセッサ12からフィルタ部11へ
の適応信号の供給は、周波数−領域成分用二重通話の状
態が比較器16により検出されると、ゲート手段17に
よりいつでも中断される。本発明により、ゲート手段1
7と比較器16とからなる二重通話検出器は、各周波数
−領域成分がそれ自体の二重通話検出器を有するよう、
周波数−領域で実行される。従って、二重通話中、フィ
ルタ係数の適応は二重通話が生じる周波数−領域点に属
するフィルタ係数に対してのみ中断されるようにされる
【0040】音声は最も大きな音に対してディスクリー
トラインスペクトルを有するので、限られた数の周波数
−領域点だけが二重通話の結果として妨害される。従っ
て、本発明による周波数−領域点当たりの二重通話検出
は、二重通話の状態が時間中に終了した時、フィルタ係
数メモリ11(1)の限られた数のフィルタ係数だけが
二重通話の期間中適応して調整されず、これによりこの
限られた数のフィルタ係数に対して、比較的大きい適応
調整が必要になる点で有利である。残るフィルタ係数は
、二重通話の全期間又は少なくとも期間の一部に対して
、通常の方法で適応して調整され、これにより二重通話
によるレプリカ信号の妨害は最小化される。後述する如
く、別な利点は、二重通話が本発明により検出される時
、FDAFに既に存在する電力制御が効率的に用いられ
てもよいことである。
【0041】ゲート手段17が更なる妨害を阻止する前
に、種々のフィルタ係数が二重通話により既に妨害され
るのを避けるため、比較器16は、二重通話の発生の確
かなしるしである送信出力信号に急な大きい変化に素速
く反応しうることが望ましい。
【0042】図3は適応プロセッサ12及び比較器16
用入力信号を発生する回路の構成をより詳細に示す。図
3は、N’−点DOTが2N−点FFTとして知られて
いる、N’=2NとしたN’−点DFTの効果的実行で
あり、ここでその機能を正確に示すため変換手段から区
分手段を分離して示す。
【0043】適応プロセッサの構成は、本質的に、前記
欧州特許出願第301627号に記載されたものに等し
い。
【0044】図3では、遠端信号x(K)は直・並列変
換により2N点のブロックに細区分さるべき区分手段1
3(1)に印加され、各ブロックは図に記号で示される
ように、N点でその前のものとオーバラップする。ブロ
ック数mを有するブロックの点はX(i;m)で示され
る。ここでi=1,2,…,2N−1である。2N−点
FFTを実行する変換手段13により、2N時間−領域
点X(i;m)は周波数−領域の2N点X(p;m)に
変換される。ここでP=1,2,…,2N−1である。 乗算器11(3)では、各点X(p;m)は、2N点

0045】
【数13】
【0046】を現わす積X(p;m)W(p;m)を形
成するようメモリ11(1)からの関連したフィルタ係
数W(p;m)で乗算される。2N−点IFFTを実行
する変換手段14により、これらの2N点
【0047】
【数14】
【0048】は時間領域の2N点
【0049】
【数15】
【0050】に変換される。フィルタ係数W(p;m)
がブロックm中インパルス応答W(i)の値を示す時間
−領域フィルタ係数W(i;m)で実行された2N−点
DFTの点と考えられるので、回路11(2)の乗算は
ブロックm中インパルス応答w(i)を有するブロック
m中遠端信号ベクトルx(m)の時間−領域円形コンボ
リューションに相当する。しかし、所望のレプリカ信号
ベクトル
【0051】
【数16】
【0052】はインパルス応答w(i)での遠端信号x
(K)の線形コンボリューションである。オーバラップ
省略方法により、この所望のレプリカ信号
【0053】
【数17】
【0054】は、各ブロックm用のこの円形コンボリュ
ーションの2N点
【0055】
【数18】
【0056】を区分手段14(1)に印加することによ
り得られ、並−直列変換により、第1のN点
【0057
【数19】
【0058】(ここでi=0,1,2,…,N−1)は
棄てられ、最後のN点
【0059】
【数20】
【0060】(ここでi=N,N+1,N+2,…,2
N−1)は、図3に記号で示される如く、レプリカ信号
【0061】
【数21】
【0062】として送られる。
【0063】周波数−領域フィルタ係数W(p;m)の
ブロック毎の適応に対して、公知の適応アルゴリズム、
例えば複素最小平均二乗(複素LMS)アルゴリズムが
用いられる。後者のアルゴリズムにより、フィルタ係数
W(p;m)は、相関が遠端信号x(K)と誤差信号r
(K)の間で生じる限り、適応される。適応プロセッサ
12が周波数−領域で動作するので、オーバラップ省略
手段により、この誤差信号r(K)は直並手段により2
N点のブロックに細区分さるべき区分手段15(1)に
印加され、各ブロックはN点によりその前のものとオー
バラップし、ゼロの値は、図3に記号で示される如く、
第1のN点r(i;m)(ここでi=0,1,2,…,
N−1)にされる。2N点FFTを実行する変換手段1
5により、これらの2N点r(i;m)は2N点R(p
;m)の周波数−領域に変換される。
【0064】2N点R(p;m)の夫々は、積2μ(p
;m)R(p;m)が形成されるよう、適応アルゴリズ
ムの利得係数を決定する2μ(p;m)の係数により乗
算器20で乗算される。各ブロックmの2N点X(p;
m)は、各点X(p;m)の複素共役値X* (p;m
)を形成する共役手段18に印加される。乗算器19で
は、各共役点X* (p;m)は、ブロックm中遠端信
号x(K)と誤り信号r(K)間の時間−領域円形相関
に対応する積:A(p;m)=2μ(p;m)X* (
p;m)R(p;m);を形成するため関連した点R(
p;m)に対して乗算器20の出力信号により乗算され
る。積A(p;m)はフィルタ係数W(p;m)の変更
を決定する。二重通話が関連した周波数−領域成分に対
し生じない限り、後述の如く、ゲート手段17が活性化
されない場合には、これらの変更A(p;m)は、ブロ
ックmのフィルタ係数W(p;m)を蓄積するメモリ1
1(1)により形成された(アキュムレータ)回路と、
各係数W(p;m)の和を形成する加算器11(2)と
、和が次のブロック(n+1)に対するフィルタ係数W
(p;m+1)を提供するようメモリ11(1)に蓄積
されるその関連した変更A(p;m)に印加する。従っ
て、適応アルゴリズムは下式として示されうる。
【0065】W(p;m+1)=W(p;m)+2μ(
p;m)X* (p;m)R(p;m)従って、メモリ
11(1)の2Nフィルタ係数W(p;m)は回路11
(2)の乗算に利用される。
【0066】遠端信号X(K)が相関がなく、ほんの少
しだけ相関がある場合、利得係数μ(p;m)は各フィ
ルタ係数W(p;m)に対して同じ一定値αを有しても
よい。ここでその値αはブロック数mとは独立である(
この定数αはアルゴリズムの適応係数として知られてい
る)。音声のように強く(自動)相関した遠端信号x(
K)に対して、FDAFの収束速度は、それ自体公知で
ある如く、その(パワースペクトルを正規化することに
より作用される遠端信号x(K)を非相関とすることに
よる)単純な方法でかなり増加される;例えばIEEE
  ASSPマガジンの、1984年4月,30−38
頁のシーダブリュケーグリットン及びディーダブリュソ
ンによる「エコー打消アルゴリズム」という題の論文の
36頁、参照、周波数−領域成分X(p;m)がFDA
Fで既に利用されるので、そのような正規化は正規化手
段23により単純に実現されえ、適応係数αは点X(p
;m)のパワー〔X(p;m)〕2 で分割され、その
パワーは二乗回路21で形成され、全装置の収束行動が
本質的に適応フィルタの時定数により決定されるようそ
の帯域幅が選択される単純低域フィルタ22によりブロ
ック的に平滑化される。次に、正規化手段23の出力信
号は回路20の2μ(p;m)による乗算に対して利得
係数μ(p;m)として用いられてもよい。
【0067】夫々の2N周波数成分Pに対する二重通話
を検出するため、周波数成分R(p;m)のパワーに応
じて正規化される、利得係数V(p;m)は同一方法で
決定される。これは、適応係数αが二乗回路25で形成
され、簡単な低域フィルタ26によりブロック状に平滑
化された点R(p;m)のパワー〔R(p;m)〕2 
により分割され、正規化手段27によりなされる。次に
正規化手段27の出力信号は乗算器28の回路25の出
力信号〔R(p;m)〕2 による乗算に対する利得係
数V(p;m)として用いられうる。
【0068】乗算器28の出力信号V(p;m),〔R
(p;m)〕2 は比較器回路16で乗算器24の出力
信号μ(p;m),〔R(p;m)〕2 と比較される
。周波数成分R(p;m)が二重通話の場合に妨害され
る場合、R(p;m)のパワーが増加し、下式がなり立
つ。
【0069】V(p;m)・〔R(p;m)〕2 >μ
(p;m)・〔X(p;m)〕2 .この条件が満足さ
れる場合、回路16はゲート手段17を活性化する出力
信号を発生し、これにより、これらの手段は乗算器19
から加算回路11(2)に適応成分A(p;m)の転送
を中断する。
【0070】上記の方法では、適応係数の調整は、2N
適応係数制御回路の限られた数でのみ、即ち、二重通話
が検出される周波数成分に属する制御回路でのみ中断さ
れる。
【0071】前記及びダブリュ・ケラーマンによる論文
を読むことにより、本発明の原理が該論文に記載された
タイプのエコーキャンセラで実行される方法を当業者は
容易に認識しうる。
【0072】周波数−領域への変換に対する上記実施例
は欧州特許出願第301627号から公知であるエコー
キャンセラと有利に組合わされ、FDAF及びTDAF
の組合せが用いられることが更に分かる。そのような組
合せにより形成されたエコーキャンセラは二重通話の場
合に完全なエコー打消が提供され、FDAFの存在に固
有な遅延が避けられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】エコーキャンセラが送信及び受信音声信号に用
いられる装置で一般的に用いられる方法を例示する系統
図である。
【図2】本発明によるエコーキャンセラの一実施例のデ
ィスクリート−時間モデルの一般系統図である。
【図3】本発明によるエコーキャンセラの一実施例のデ
ィスクリート−時間モデルの詳細系統図である。
【符号の説明】
1  エコーキャンセラ 2  受信路 3  送信路 4,7  増幅器 5  スピーカ 6  マイクロホン 8  エコー路 9  フィルタ 10,11(2)  結合回路 11  フィルタ部 11(1)  メモリ 12  適応プロセッサ 13,14,15  変換手段 13(1),15(1)  区分手段 16  比較器 17  ゲート手段 18  共役手段 19,20,28  乗算器 21,25  二乗回路 22,26  低域フィルタ 23,27  正規化手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受信入力及び受信出力間の受信路と、
    送信入力及び送信出力間の送信路とを有し、送信入力へ
    印加された信号と、受信入力に印加された受信入力信号
    に応じて展開された送信入力で付加エコー信号を打消す
    のに用いられるレプリカ信号との間の差として送信出力
    信号を形成する結合手段とを有し、少なくとも、−受信
    入力信号のN’時間−領域点の各ブロックmのN’−点
    ディスクリート直交変換(DOT)を実行する第1の変
    換手段と;−送信出力信号のN’型−領域点の各ブロッ
    クmのN’−点DOTを実行する第2の変換手段と;−
    レプリカ信号のN’周波数−領域点の各ブロックmのN
    ’−点逆ディスクリート直交変換(IDOT)を実行す
    る第3の変換手段と;−N’成分のブロック長を有し、
    ここで各信号ブロックmに対して、多くのN’周波数−
    領域フィルタ係数W(p;m)は、受信入力信号及び送
    信出力信号に応じてエコー信号の推定としてレプリカ信
    号を発生するP=0,1,2,…,N’−1で利用され
    るディジタル周波数−領域ブロック−適応フィルタと;
    −受信入力信号及び送信出力信号に応じて夫々のフィル
    タ係数用適応成分を各ブロックmに対して決定する適応
    手段と;−適応成分を適応ディジタルフィルタに選択的
    に通す制御可能ゲート手段と;−送信出力信号と第2の
    信号の各レベルを決定し、かく決定されたレベルに応じ
    て関連したレベル間の差に所定の方法で従うゲート手段
    用制御信号を発生する制御手段とからなり、第2の信号
    は受信入力信号であり、制御及びゲート手段は周波数−
    領域で動作し、別な制御信号は、関連した周波数−領域
    点に対する受信入力信号と送信出力信号の各レベルに従
    うN’周波数−領域点の夫々に対して決定されることを
    特徴とするディジタルエコーキャンセラ。
  2. 【請求項2】受信入力と受信出力との間の受信路と、送
    信入力と送信出力との間の送信路とを有し、送信入力へ
    印加された信号と、受信入力に印加された受信入力信号
    に応じて展開された送信入力で付加エコー信号を打消す
    のに用いられるレプリカ信号との間の差として送信出力
    信号を形成する結合手段とを有し、少なくとも、−受信
    入力信号の周波数帯をQ連続周波数帯に変換する第1の
    フィルタ手段と;−送信出力信号の周波数帯をQ連続周
    波数帯に変換する第2のフィルタ手段と;−レプリカ信
    号のQ連続周波数帯から単周波数帯を組立てる第3のフ
    ィルタ手段と;−各周波数帯用の多くのフィルタ係数を
    有するQフィルタ部からなり、受信入力信号と送信出力
    信号に応じて関連した周波数帯用エコー信号の推定でき
    るレプリカ信号を各周波数帯に対して発生するディジタ
    ルトランスバーサル適応フィルタと;−受信入力信号及
    び送信出力信号に応じて各部のフィルタ係数用適応成分
    を決定する適応手段と;−適応成分を適応ディジタルフ
    ィルタに選択的に通す制御可能ゲート手段と;−送信出
    力信号及び第2の信号の各レベルを決定し、関連したレ
    ベル間の差に所定の方法で従うゲート手段用制御信号を
    所定のレベルに応じて発生する制御手段とからなり、第
    2の信号は受信入力信号であり、制御手段及びゲート手
    段は、関連した周波数帯に対して受信入力信号と送信出
    力信号の各レベルに従いQ周波数帯の夫々に対して別な
    制御信号を決定することを特徴とするディジタルエコー
    キャンセラ。
  3. 【請求項3】  適応手段は、変換された受信入力信号
    の電力を決定する手段と、受信入力信号の平均電力に応
    じて正規化された適応係数を決定する手段とからなり、
    変換された受信入力信号の電力を適応係数で乗算する乗
    算器が設けられ、変換された送信出力信号の電力を決定
    する手段と、送信出力信号の平均電力に応じて正規化さ
    れた利得係数を決定する手段とが設けられ、また変換さ
    れた送信出力信号の電力を利得係数で乗算する乗算器が
    設けられ、上記2つの乗算器の出力信号がこれらの2つ
    の入力信号を比較する比較器からなる制御手段の入力へ
    入力信号として供給されることを特徴とするディジタル
    エコーキャンセラ。
  4. 【請求項4】  拡声式電話機の構成部分を形成する請
    求項3のディジタルエコーキャンセラ。
JP3094191A 1990-04-27 1991-04-24 ディジタルエコーキャンセラ Pending JPH04229728A (ja)

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