JPH042294Y2 - - Google Patents

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JPH042294Y2
JPH042294Y2 JP18735385U JP18735385U JPH042294Y2 JP H042294 Y2 JPH042294 Y2 JP H042294Y2 JP 18735385 U JP18735385 U JP 18735385U JP 18735385 U JP18735385 U JP 18735385U JP H042294 Y2 JPH042294 Y2 JP H042294Y2
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JP
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door
base plate
hinge
wing
wing portion
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JP18735385U
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JPS6296468U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建物のドア等に取付ける丁番に関する
ものである。
従来の技術 たとえば旗丁番とか義星丁番とかの種類の丁番
はふるくから周知である。このような丁番を使つ
て現場でドアを取付けるのが在来の工法であつ
た。
考案が解決しようとする問題点 ところが最近の住宅の傾向として各住宅部材の
ユニツト化、プレハブ化が進んでいる。すなわち
ドアは枠体に取付けられた形で工場生産されるよ
うになつて来た。これは工期の短縮化を図る意図
によるが、近来ドア自体、ことに玄関ドア、が高
級化し、これに伴なつて取付金具も高級化して通
常の職人では扱いきれない場合が多くなりつつあ
ることにもよる。
このような工場でドアを枠体に取付けて完成し
たいわゆるドアユニツト、ことに玄関ドアユニツ
トを現場にて取付けた後も工事関係者は建物の完
成に至るまでここを通つて出入する。たとえば左
官職、大工職、かべ紙貼り職、水道工事職、電気
工事職等多くの他の職方が資材等をもつて日に何
回となく出入り、そのために折角取付けたドアに
傷のつくことが往々にして起り、従つて現場管理
の責任所在のトラブルが多発する。
これを解決することがドアのユニツト化を推進
する最大要件でもある。そのため従来試されたも
のを列挙すると、まず旗丁番の使用があげられ
る。旗丁番はヒンジのところではずしてふたつに
することができるのでドアを取外しておくことが
でき安易であるが、嵌め込みに意外に手間がかか
り、またドアの取付の際枠体にも傷がつき易い。
次に通常使用される義星丁番の場合には、これを
使用してドアを取付けた後は、この丁番の芯棒を
抜き取り水平に引張るとはずすことができる。し
かも義星丁番は精度よく作られているから再び嵌
入取付けする時には取付専門の職人でも非常に手
間がかかる。芯棒を抜き取らず、取付の木ねじを
はずせばドアは取外せるが、このように木ねじを
締めたり外したりすると木ねじがきかなくなり、
ドアの吊り下りの原因となる。すなわち従来の丁
番は、木ねじで枠体に取付けるために、数回(2
〜3回)繰返すと木ねじがゆるみ、ドアの吊り下
り等の不都合を起すことになる。
また、ユニツト化は現場の仕事を少くする目的
のためであるので、現場納入後の仕事は主として
大工職がすることとなる。大工職は建具職と異な
り、ドアの扱いには素人である。
このような問題を解決するために出願人は特願
昭60−160076号において、ドア用丁番の翼部に台
板を設け、この台板をドア枠に木ねじでねじ止め
し、これら台板と翼部とを平ねじで締め合わせる
ことにより再吊り込み容易に取り外せるようにし
たドア用丁番を提案した。この先願の丁番は上述
の諸欠点をすべて解決し、ドアユニツト用の丁番
としてすこぶる好評であるが、ドア取りはずしに
際しては5〜6本の平ねじをいちいち抜き去り、
再吊り込み時にはこれらをまたいちいちねじ込む
という手間を要した。本考案者はこの点において
なお改良を要することに気付き、本考案に至つた
ものである。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、ドアユニツトに用いられ、簡
単にワンタツチでドアの着脱ができ、ことに再吊
り込みが極めて容易に正確に行なえ、しかも専門
職でなくとも素人でも楽に扱えるようにしたドア
用丁番を提供することを目的とする。
すなわち本考案は、翼部およびこの翼部を受け
るように相手方に取付けられる台板を包含して成
るドア用丁番において、前記台板の上下端部に丁
番の内側から外側に向かつて下りの傾斜をもつ張
り出した部分を形成し、これら張り出した部分の
内側面にv字状の案内溝を形成し、前記翼部は前
記台板の前記案内溝と嵌まり合う傾斜およびv字
状断面を有するものとしたことを特徴とするドア
用丁番にある。
作 用 上述のような手段によれば、平ねじを用いずに
ドア用丁番の翼部と台板とがワンタツチで嵌め合
い取付けられる。
実施例 以下本考案の好適な実施例につき添付図面を参照
しつつ詳細に説明する。
本考案の好適な1実施例であるドア用丁番を斜
めに見たところを第1図に示す。この第1図にお
いて、丁番の一方の翼部を符号1で示す。この翼
部1を受けるように相手方、たとえばドア枠、に
取付けられるのが台板4である。この台板4には
その上下端部に丁番の内側から外側に向かつて下
りの傾斜をもつ張り出した部分7が設けられ、こ
の張り出した部分7の内側面にはv字状の案内溝
6が設けられている。さらに、台板4をドア枠
(図示せず)にねじ止めするためのねじ穴を符号
8で示す。また、台板4の案内溝6と嵌まり合う
翼部1の部分を符号3で示す。翼部1の上下端縁
部、すなわち部分3の上下端縁部5は、台板4の
張り出した部分7の傾斜と補形をなす傾斜および
案内溝6と補形をなすv字状断面を形成してい
る。従つて部分5は台板4にぴたりと嵌り合うよ
うになる。なお、丁番の右半分の翼部1′および
ドア本体(図示せず)に取付けるためのねじ穴
8′は、従来のドア用丁番に使われているものと
同じである。
第1図において、台板4はドア枠にねじ穴8を
介してねじ止めされ、翼部1′はドア本体にねじ
穴8′を介して木ねじで取付けられる。
次に、第1図の翼部1および1′の正面図であ
る第2図、同様に台板4の正面図である第3図お
よび第3図の矢視A方向からの側面図である第4
図について説明する。なお、符号は第1図と同じ
ものをそれぞれ示す。
第2図において、翼部1の部分3の上下端部に
は、台板4と嵌め合うための内側から外側に向か
つて下りの傾斜(第2図では左下り)を有する上
下端縁部5が設けられている。また、従来のもの
と等しい翼部1′には、これとドア本体とを木ね
じを介して締結せしめるためのねじ穴8′が配設
されている(図では5か所)。
第3図および第4図において、台板4の上下端
部には、それぞれ丁番の内側から外側に向かつて
下りの傾斜(第3図では左下り)をもつ張り出し
た部分7が設けられ、この張り出した部分7の内
側面には、v字状の案内溝7が設けられている。
この案内溝7に部分3の上下端縁部5(第2図参
照)を嵌め合わせて、翼部に取付けられたドア本
体の自重により翼部と台板との嵌め合いが堅固な
ものとなるような構造となつている。
考案の効果 本考案は上述のような構成であるので、工場に
おいて台板4をたとえばドア枠に取付け、他方、
翼部1′をドアに固定した上で、台板4と翼部1
の部分3とを平ねじ等を介さずに係合せしめてド
アユニツトを完成させる。このドアユニツトを現
場に搬入し建物に取付けた後、ドア本体を仮に取
り外すにはドアごと案内溝6に沿つて斜めにすべ
らせて翼部1をドア枠側の台板からワンタツチで
取り外し、この状態で完工までドアを保管してお
けばよい。ドアの再吊り込みに当つては、ドアに
取付けた丁番の部分3の上下端縁部5をドア枠側
の台板4の案内溝6に係合させて、そのままいく
らか斜めに入れてゆくと案内溝6により自然に整
合位置まで案内されて収まる。
本考案によれば、再吊り込みがワンタツチで簡
単に、かつ正確に、しかも堅牢に行なうことがで
き、取付寸法の誤差もなく何回でも行なえる。従
つて、従来の場合と異なりドアの格納保護が完全
に行なえ、しかも取り外し、再吊り込みに当つて
木部等に切傷、打傷などをつけてしまう危険性を
排除することができるのである。ことに、翼部と
台板とを平ねじで止める必要もなくなり、これら
にかかる作業の手間を省くこともでき、より好適
なドア用丁番が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な1実施例であるドア用
丁番の斜視図、第2図は第1図の翼部の正面図、
第3図は第1図の台板の正面図、第4図は第3図
の矢視A方向からの側面図である。 1,1′……翼部、3……部分、4……台板、
5……上下端縁部、6……案内溝、7……張り出
した部分、8,8′……ねじ穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 翼部およびこの翼部を受けるように相手方に取
    付けられる台板を包含して成るドア用丁番におい
    て、前記台板の上下端部に丁番の内側から外側に
    向かつて下りの傾斜をもつ張り出した部分を形成
    し、これら張り出した部分の内側面にv字状の案
    内溝を形成し、前記翼部は前記台板の前記案内溝
    と嵌まり合う傾斜およびv字状断面を有するもの
    としたことを特徴とするドア用丁番。
JP18735385U 1985-12-06 1985-12-06 Expired JPH042294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735385U JPH042294Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735385U JPH042294Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296468U JPS6296468U (ja) 1987-06-19
JPH042294Y2 true JPH042294Y2 (ja) 1992-01-27

Family

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JP18735385U Expired JPH042294Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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JPS6296468U (ja) 1987-06-19

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