JPH04228864A - Ffv用エンジンの始動制御方法 - Google Patents

Ffv用エンジンの始動制御方法

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JPH04228864A
JPH04228864A JP2408076A JP40807690A JPH04228864A JP H04228864 A JPH04228864 A JP H04228864A JP 2408076 A JP2408076 A JP 2408076A JP 40807690 A JP40807690 A JP 40807690A JP H04228864 A JPH04228864 A JP H04228864A
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JP
Japan
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fuel
engine
cylinder
fuel injection
heater
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Application number
JP2408076A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Kashima
隆光 鹿島
Yoichi Saito
陽一 斎藤
Masaru Kurihara
優 栗原
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/796,459 priority patent/US5402763A/en
Publication of JPH04228864A publication Critical patent/JPH04228864A/ja
Priority to US08/004,711 priority patent/US5390640A/en
Priority to US08/005,983 priority patent/US5357927A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料を気化させるため
のヒータを装着したFFV用エンジンの始動制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料事情の悪化、排気清浄化の要
請などにより、従来のガソリンに加えて、代替燃料とし
てのアルコールを同時に使用可能なシステムが実用化さ
れつつあり、このシステムを搭載した自動車などの車輌
(FFV;Flexible Fuel Vehicl
e )では、ガソリンは勿論のこと、アルコールとガソ
リンとの混合燃料、あるいは、アルコールのみで走行が
可能なようになっており、このFFVで使用する燃料の
アルコール濃度(含有率)は、燃料補給の際のユーザー
事情により、0%(ガソリンのみ)から100%(アル
コールのみ)の間で変化する。
【0003】一般に、アルコール燃料は、ガソリン燃料
に比較して、低温で気化しにくい、気化潜熱が大きい、
引火点が高いなどの特性を有しており、アルコール濃度
が変化すると、温度条件によって出力特性が大幅に変化
してしまい、とくに、アルコール濃度が高いと低温始動
性が悪くなるといった問題が生じる。
【0004】これに対処するに、燃料の気化を促進して
始動性を向上させる技術が従来より種々提案されており
、例えば、特開昭57−52665号公報には、電気ヒ
ータにより吸気通路を加熱して燃料の気化を促進する技
術が開示され、また、特開昭56−6056号公報、実
開昭60−70767号公報などには、インジェクタ(
燃料噴射弁)からの噴射燃料を発熱体により加熱して気
化する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料を
気化させるためのヒータの取付け位置、及び、このヒー
タの通電タイミングいかんによっては、エンジン始動時
に燃料液滴の吸気ポート内壁面への付着が増大し、この
付着燃料の蒸発によって空燃比が不適切となり、始動不
良、燃費悪化を招くおそれがある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、始動時に燃料を効果的に気化し、円滑且つ速やかにエ
ンジンを始動させることのできるFFV用エンジンの始
動制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料のアルコ
ール濃度に基づいて始動可能判定温度を設定する手順と
、上記始動可能判定温度とエンジン温度とを比較し、エ
ンジンが始動可能か否かを判別する手順と、上記判別す
る手順で始動不能と判別したとき、燃料噴射前に、各気
筒毎にインジェクタからの燃料噴射方向に対向して設置
したヒータへ通電する手順とを備えたことを特徴とする
【0008】
【作用】本発明では、まず、燃料のアルコール濃度に基
づいて始動可能判定温度が設定され、この始動可能判定
温度とエンジン温度とが比較されてエンジンが始動可能
か否かが判別される。そして、エンジンが始動不能と判
別されると、燃料噴射前に、各気筒毎に燃料噴射方向に
対向して設置されたヒータが通電され、インジェクタか
ら燃料が噴射された際に、燃料が効果的に気化されて始
動が容易となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1及び図2は
始動時制御手順を示すフローチャート、図3はエンジン
制御系の概略図、図4はヒータ取付け部の詳細図、図5
は図4のA−A断面図、図6は吸気ポート近傍における
燃料噴射状態を示す説明図、図7はクランクロータとク
ランク角センサの正面図、図8はカムロータとカム角セ
ンサの正面図、図9は始動可能領域と始動不能領域とを
示す説明図、図10は始動可能判定水温マップの概念図
、図11はヒータの特性図、図12はスタータモータの
制御手順を示すフローチャート、図13は気筒判別、エ
ンジン回転数算出手順を示すフローチャート、図14及
び図15は燃料噴射量設定手順を示すフローチャート、
図16は燃料蒸発率マップの概念図、図17は壁面付着
率マップの概念図、図18は噴射開始クランク角度マッ
プの概念図、図19は燃料噴射制御手順を示すフローチ
ャート、図20は燃料噴射のタイムチャートである。
【0010】[エンジン制御系の構成]図3において、
符号1はFFV用エンジンであり、図においては水平対
向4気筒型(4サイクル)エンジンを示す。このエンジ
ン1のシリンダヘッド2に形成された各吸気ポート2a
にインテークマニホルド3が連通され、このインテーク
マニホルド3にエアチャンバ4を介してスロットルチャ
ンバ5が連通され、このスロットルチャンバ5上流側に
吸気管6を介してエアクリーナ7が取付けられている。 また、上記吸気管6の上記エアクリーナ7の直下流にエ
アフローメータ(図においては、ホットワイヤ式エアフ
ローメータ)8が介装され、さらに、上記スロットルチ
ャンバ5に設けられたスロットルバルブ5aにスロット
ル開度センサ9aとスロットルバルブ全閉を検出するア
イドルスイッチ9bとが連設されている。
【0011】さらに、上記スロットルバルブ5aの上流
側と下流側とを連通するバイパス通路10に、アイドル
スピードコントロールバルブ(ISCV)11が介装さ
れている。また、上記インテークマニホルド3の各気筒
の各吸気ポート2aの直上流側に、インジェクタ12が
配設されるとともにヒータユニット13が装着され、上
記シリンダヘッド2の各気筒毎に、その先端を燃焼室に
露呈する点火プラグ14が取付けられている。
【0012】上記ヒータユニット13は、図4に示すよ
うに、吸気通路内に加熱部13aが臨まされ、インシュ
レータ13b及びフランジ13cを介して上記インテー
クマニホルド3と上記シリンダヘッド2との間に取付け
られている。そして、上記加熱部13aには、インジェ
クタ12からの燃料噴射方向側にPTCピル(Posi
tive Temperature Coeffici
ent Pill)からなるヒータ13dが内蔵されて
いる。
【0013】図5に示すように、上記加熱部13aは円
筒状に形成され、ステー13eを介して上記フランジ1
3cに支持されて吸気通路内に臨まされており、上記イ
ンテークマニホルド3と上記シリンダヘッド2とに対し
、略断熱状態となっている。すなわち、ターミナル13
fを介してヒータ13dが通電されると、上記インジェ
クタ12から噴射された燃料が上記加熱部13aで気化
され、図6に示すように、2つの吸気バルブ2cに対し
分配されるようになっている。
【0014】また、上記インジェクタ12は燃料供給路
15を介して燃料タンク16に連通され、この燃料タン
ク16には、アルコールのみ、またはアルコールとガソ
リンとの所定アルコール濃度Mを有する混合燃料、また
はガソリンのみが貯溜されており、この混合燃料は、ア
ルコール濃度Mが0のときガソリン100%、アルコー
ル濃度Mが1.0のときガソリン0%(アルコール10
0%)である。すなわち、燃料のアルコール濃度Mはユ
ーザーの燃料補給の際の事情により0〜1.0の間で変
化する。
【0015】また、上記燃料タンク16内にはインタン
ク式の燃料ポンプ17が設けられ、この燃料ポンプ17
からの燃料が上記燃料供給路15に介装された燃料フィ
ルタ18、アルコール濃度センサ19を経て上記インジ
ェクタ12、プレッシャレギュレータ20に圧送され、
このプレッシャレギュレータ20から上記燃料タンク1
6に燃料がリターンされて燃料圧力が所定の圧力に調圧
される。
【0016】また、上記アルコール濃度センサ19は、
例えば、上記燃料供給路15内に設けられた一対の電極
などから構成され、燃料の電気伝導度変化に基づく電流
変化を検出することにより上記アルコール濃度Mが検出
される。尚、このアルコール濃度センサ19は、上述の
電気伝導度変化を検出するタイプに限定されるものでは
なく、その他、抵抗検出式、静電容量式、光学式のもの
を用いても良い。
【0017】また、上記エンジン1のシリンダブロック
1aにノックセンサ21が取付けられるとともに、この
シリンダブロック1aに形成された冷却水通路(図示せ
ず)に冷却水温センサ22が臨まされ、さらに、上記シ
リンダヘッド2の排気ポート2bに連通するエグゾース
トマニホルド23の集合部に、O2 センサ24が臨ま
されている。尚、符号25は触媒コンバータである。
【0018】また、上記シリンダブロック1aに支承さ
れたクランクシャフト1bに、クランクロータ26が軸
着され、このクランクロータ26の外周に、所定のクラ
ンク角に対応する突起(あるいはスリット)を検出する
電磁ピックアップなどからなるクランク角センサ27が
対設され、さらに、上記シリンダヘッド2のカムシャフ
ト1cに連設されたカムロータ28に、電磁ピックアッ
プなどからなるカム角センサ29が対設されている。
【0019】上記クランクロータ26は、図7に示すよ
うに、その外周に突起26a,26b,26cが形成さ
れ、これらの各突起26a,26b,26cが、例えば
、各気筒(#1,#2と#3,#4) の圧縮上死点前
(BTDC)θ1,θ2,θ3 の位置(例えば、θ1
 =97°,θ2=65°,θ3 =10°)に形成さ
れている。 すなわち、突起26aが点火時期及び燃料噴射タイミン
グ設定の際の基準クランク角を示し、突起26a,26
b間の通過時間からエンジンの回転周期fが算出され、
また、突起26cが固定点火時期を示す基準クランク角
となる。
【0020】また、上記カムロータ28の外周には、図
8に示すように、気筒判別用の突起28a,28b,2
8cが形成され、例えば、突起28aが#3,#4の圧
縮上死点後(ATDC)θ4 の位置(例えばθ4 =
20°)に形成され、突起28bが3個の突起で構成さ
れて最初の突起が#1気筒のATDCθ5 の位置(例
えばθ5 =5°)に形成されている。さらに、突起2
8cが2個の突起で形成され、最初の突起が#2気筒の
ATDCθ6 の位置(例えばθ6 =20°)に形成
されている。
【0021】尚、上記クランクロータ26あるいは上記
カムロータ28の外周には、突起の代わりにスリットを
設けても良く、さらには、上記クランク角センサ27、
カム角センサ29は、電磁ピックアップなどの磁気セン
サに限らず、光センサなどでも良い。
【0022】[制御装置の回路構成]一方、符号31は
マイクロコンピュータなどからなる制御装置(ECU)
であり、CPU32、ROM33、RAM34、および
、I/O インターフェース35がバスライン36を介
して互いに接続され、定電圧回路37から所定の安定化
電圧が供給される。
【0023】上記定電圧回路37は、ECUリレー38
のリレー接点を介してバッテリ39に接続され、上記E
CUリレー38のリレーコイルがキースイッチ40を介
して上記バッテリ39に接続されている。また、上記バ
ッテリ39に、スタータスイッチ41からスタータモー
タリレー42のリレー接点を介してスタータモータ43
が接続されるとともに、ヒータリレー44のリレー接点
から電流センサ45を経て各気筒のヒータ13dが接続
され、さらに、燃料ポンプリレー48のリレー接点を介
して燃料ポンプ17が接続されている。
【0024】また、上記I/O インターフェース35
の入力ポートには、上記各センサ8,9a,19,21
,22,24,27,29,45、及び、アイドルスイ
ッチ9b、スタータスイッチ41が接続されるとともに
、上記バッテリ39が接続されてバッテリ電圧がモニタ
される。一方、上記I/O インターフェース35の出
力ポートには、点火プラグ14のイグナイタ30が接続
され、さらに、駆動回路46を介して、ISCV11、
インジェクタ12、各リレーコイル(スタータモータリ
レー42、ヒータリレー44、燃料ポンプリレー48)
、及び、LEDなどからなるECSランプ47が接続さ
れている。
【0025】上記ROM33には制御プログラム、及び
、後述する各種マップ類などの固定データが記憶されて
おり、また、上記RAM34には、上記各センサ類、ス
イッチ類の出力信号を処理した後のデータ及び上記CP
U32で演算処理したデータが格納されている。上記C
PU32では上記ROM33に記憶されている制御プロ
グラムに従い、始動時制御を実行するとともに点火時期
及び燃料噴射量を設定し、対応する信号を、インジェク
タ12、イグナイタ30に出力する。
【0026】[動  作]次に、上記構成による実施例
の動作について説明する。 (始動時制御手順) 図1及び図2に示すフローチャートは、ECU31の電
源投入とともにスタートする始動時制御のプログラムで
あり、まず、ステップS101でイニシャライズを行な
い、燃料ポンプリレー48をONし、スタータモータリ
レー42及びヒータリレー44などの各リレーをOFF
にするとともにタイマをリセットし、各カウンタ、各フ
ラグをクリアする。
【0027】次いで、ステップS102でスタータモー
タ通電禁止フラグFLAG1 をセットして(FLAG
1 ←1)スタータモータ43への通電を禁止すると、
ステップS103で燃料噴射禁止フラグFLAG2 を
セットして(FLAG2 ←1)燃料噴射を禁止する。
【0028】次に、ステップS104へ進むと、アルコ
ール濃度センサ19からのアルコール濃度Mをパラメー
タとして始動可能判定水温マップMPTWを補間計算付
きで参照し、始動可能判定水温TWSETを設定する。 そして、ステップS105で、この始動可能判定水温T
WSETと、冷却水温センサ22から読込んだ冷却水温
TW とを比較して始動判定を行なう。
【0029】すなわち、図9に示すように、インジェク
タ12から噴射する燃料をヒ−タ13dにより加熱せず
に始動可能なアルコ−ル濃度Mの温度条件領域と、その
ままでは始動不能な温度条件領域とを実験などにより特
定し、ROM33の一連のアドレスからなる始動可能判
定水温マップMPTW(図10参照)からアルコール濃
度Mをパラメータとして始動可能判定水温TWSETを
設定する。この始動可能判定水温TWSETと冷却水温
TW とを比較することにより、エンジンが始動可能か
否かを判別することができるのである。
【0030】尚、始動可能判定の際のエンジン温度とし
て、上記冷却水温センサ22からの冷却水温TW に代
えて燃料温度などを採用しても良い。
【0031】上記ステップS105での比較結果、TW
 >TWSETのときには、始動可能と判別して上記ス
テップS105からステップS117へ進んでスタータ
モータ通電禁止フラグFLAG1 をクリアするととも
に(FLAG1 ←0)、ステップS118で燃料噴射
禁止フラグFLAG2 をクリアし(FLAG2 ←0
)、プログラムを抜ける。
【0032】一方、上記ステップS105での比較結果
、TW ≦TWSETのときには、始動不能と判別して
上記ステップS105からステップS106へ進み、ヒ
ータ暖機中であることを示すECSランプ47を点灯す
る。次いで、ステップS107でヒータリレー44をO
Nしてヒータ13dの通電を開始してヒータの暖機を行
ない、ステップS108でタイマTIMER のカウン
トを開始して上記ヒータ13dの通電時間を計時する。
【0033】その後、ステップS109へ進むと、タイ
マTIMER が設定時間TSET(例えば、TSET
=3sec )以上となるまでカウントを継続し、TI
MER ≧TSETになったとき、ステップS109の
ループを脱出してステップS110へ進み、タイマTI
MER をクリアして(TIMER ←0)ステップS
111へ進む。
【0034】ステップS111では、電流センサ45か
らヒータ13dの消費電流Iを読込み、この消費電流I
と設定電流ISET とを比較する。I≧ISET の
とき、再び上記電流センサ45から消費電流Iを読込ん
で設定電流ISET と比較するループを繰返し、I<
ISET のとき、ヒータ加熱完了と判別してステップ
S112へ進む。
【0035】すなわち、図11に示すように、PTCピ
ルからなるヒータ13dは、通電後、温度が上昇してキ
ューリー点に達すると、抵抗値が急激に上昇して消費電
流Iが減少し始める。その後、所定の時間が経過して加
熱が完了すると、ヒータ13dの温度が一定となって消
費電流Iが略一定の値となる。従って、上記ヒータ13
dの通電開始後、消費電流Iが飽和状態に達する以前の
設定電流ISET より大きいとみなせる時間TSET
 (判別のタイミングを早めるため、なるべく小さな値
が望ましい)以後に、ヒータ13dの消費電流Iを設定
電流ISET と比較することにより加熱が完了したか
否かを判別することができるのである。
【0036】そして、上記ヒータ13dの加熱が完了し
てステップS112へ進むと、スタータモータ通電禁止
フラグFLAG1 をクリアして(FLAG1 ←0)
スタータモータ43への通電を許可し、ステップS11
3で燃料噴射禁止フラグFLAG2 をクリアして(F
LAG2 ←0)燃料噴射を許可し、ステップS114
へ進む。
【0037】ステップS114では、冷却水温TW が
暖機完了温度TWLA4(例えば、50〜60℃)に達
するまでの間、待ちループを繰返し、TW >TWLA
4となったとき、上記ステップS114からステップS
115へ進んでヒータリレー44をOFFにしてヒータ
13dへの通電を終了し、ステップS116でECSラ
ンプ47を消灯してプログラムを終了する。
【0038】(スタータモータ制御手順)一方、この初
期制御のプログラムに対し、図12に示すスタータモー
タ制御手順のプログラムが所定時間毎に割込み実行され
る。この時間割込みのプログラムでは、まず、ステップ
S201でスタータモータ通電禁止フラグFLAG1の
値を調べ、スタータモータ43への通電が許可されてい
るか否かを判別する。
【0039】上記ステップS201でFLAG1 =0
、すなわち、スタータモータ43への通電が許可されて
いるときには、上記ステップS201からステップS2
02へ進んでスタータスイッチ41がONされているか
否かを判別し、スタータスイッチ41がONと判別する
と、ステップS203へ進んでスタータモータリレー4
2をONしてスタータモータ43を駆動し、プログラム
を抜ける。これによりエンジン1がクランキングされる
【0040】一方、上記ステップS201でFLAG1
 =1であり、スタータモータ43への通電が禁止され
ているとき、あるいは、上記ステップS202でスター
タスイッチ41がOFFのときには、それぞれのステッ
プからステップS204へ分岐し、スタータモータリレ
ー42をOFFとしてスタータモータ43を停止状態と
し、プログラムを抜ける。
【0041】(気筒判別、エンジン回転数算出手順)図
13は、クランク角センサ27からのクランクパルス入
力により割込みスタートする気筒判別、エンジン回転数
算出のルーチンを示し、ステップS301で、クランク
角センサ27及びカム角センサ29の出力信号に基づき
、#i(+2)気筒の燃料噴射対象気筒を判別する。
【0042】すなわち、図20のタイムチャートに示す
ように、例えば、上記カム角センサ29からθ5 (突
起28b)のカムパルスが出力された場合、次の圧縮上
死点は#3気筒であり、この#3気筒が点火対象気筒と
なり、#4気筒が燃料噴射対象気筒となることが判別で
きる。
【0043】さらに、上記θ5 のカムパルスの後にθ
4 (突起28a)のカムパルスが出力された場合、次
の圧縮上死点は#2気筒であり、この#2気筒が点火対
象気筒となり、#1気筒が燃料噴射対象気筒となること
が判別できる。
【0044】同様にθ6 (突起28c)のカムパルス
が出力された後の圧縮上死点は#4気筒であり、この#
4気筒が点火対象気筒となって#3気筒が燃料噴射対象
気筒となる。また、上記θ6 のカムパルスの後にθ4
 (突起28a)のカムパルスが出力された場合、その
後の圧縮上死点は#1気筒であり、この#1気筒が点火
対象気筒となり、#2気筒が燃料噴射対象気筒となるこ
とが判別できる。
【0045】さらに、上記カム角センサ29からカムパ
ルスが出力された後に、上記クランク角センサ27から
出力されるクランクパルスが該当気筒の点火時期及び燃
料噴射開始時期を設定する際の基準クランク角(θ1 
)を示すものであることが判別できる。
【0046】すなわち、本実施例の4サイクル4気筒エ
ンジン1では、燃焼行程は#1→#3→#2→#4の気
筒順であり、#i気筒の点火対象気筒が#1気筒とする
と、このときの燃料噴射対象気筒は#2気筒であり、次
の#i(+2)の燃料噴射対象気筒は#4気筒となる。 そして、点火が#1→#3→#2→#4の気筒順に行わ
れ、燃料噴射は対応気筒に対して720℃A(エンジン
2回転)毎に1回のシーケンシャル噴射が行われる。
【0047】次いで、ステップS302でエンジン回転
数NE を算出する。例えば、上記クランク角センサ2
7から出力されるBTDCθ1 ,θ2 を検出するパ
ルスの間隔を計時して周期fを求め(f=dt (θ1
 −θ2)/d (θ1 −θ2))、この周期fから
エンジン回転数NE を算出し(NE ←60/f)、
RAM34の所定アドレスに回転数データとしてストア
し、ルーチンを抜ける。
【0048】(燃料噴射量設定手順) 一方、図14及び図15に示す所定時間毎の割込みルー
チンによって燃料噴射量に相応する燃料パルス幅Ti 
が設定され、まず、ステップS401で、燃料噴射禁止
フラグFLAG2 の値を調べ、FLAG2 =1、す
なわち始動時制御において燃料噴射が禁止されていると
きには、ステップS402へ進んで燃料噴射パルス幅T
i を“0”に設定し(Ti ←0)、ルーチンを抜け
る。
【0049】一方、上記ステップS401でFLAG2
 =0、すなわち燃料噴射が許可されているときには、
上記ステップS401からステップS403へ進んで、
エンジン回転数NE が“0”か否か、すなわちエンジ
ン停止状態か否かを判別し、NE =0のときには、上
述のステップS402を経てルーチンを抜け、NE ≠
0のときには、ステップS403からステップS404
へ進む。
【0050】ステップS404では、RAM34の所定
アドレスにストアされているエンジン回転数NE を読
出し、エンジン回転数NE に基づきエンジン1/2回
転当りの時間time1/2 を、次の(1)式から算
出する。
【0051】 time1/2 =30/NE           
  …(1) 上記(1) 式は、4気筒エンジンにお
ける1行程当りの時間を算出するもので、気筒数nの等
間隔燃焼エンジンであれば、上記(1) 式は、以下の
(1)’式から算出することができる。
【0052】 time1/n/2 =(60/n/2)/NE   
…(1)’その後、ステップS405へ進んで、1行程
当りの加重係数(加重平均の重み)TNnewを、次の
(2) 式から算出する。
【0053】 TNnew=time1/2 ×COF       
 …(2)                    
                     COF:
固定値 そして、ステップS406で、エアフローメータ8の出
力による計測吸入空気流速Q(g/sec )を読込む
とともに、前回のルーチンで設定した加重係数TNol
d、補正吸入空気流速Qaoldを読出す。尚、初回ル
ーチンではTNold=0、Qaold=0である。
【0054】その後、ステップS407へ進み、一次遅
れを補償した補正吸入空気流速Qanewを、次の(3
) 式から算出する。
【0055】                          
   Qaold・TNold+Q         
           Qanew=________
_        …(3)            
                     1+TN
newそして、ステップS408で、吸気行程において
1気筒に吸入される空気量Qp を次の(4)式から算
出することにより、一次遅れを補償して過渡時のオーバ
シュートを補正する。
【0056】 Qp =Qanew×time1/2        
 …(4) 尚、上記補正吸入空気流速Qanewの理
論式は、本出願人が先に出願した特開平2−5745号
公報に詳述されている。
【0057】次に、ステップS409へ進み、スロット
ル開度センサ9a、アイドルスイッチ9b、冷却水温セ
ンサ22の出力値に基づき、始動時、エンジン冷態時、
スロットル全開時の増量補正などの各種増量分補正係数
COEFを設定する。ただし、加速増量補正は行わない
【0058】その後、ステップS410で、O2 セン
サ24の出力信号に基づいて空燃比フィードバック補正
係数αを設定し、ステップS411で、アルコール濃度
センサ19で検出したアルコール濃度Mに基づいて、ア
ルコール濃度補正係数KALをマップ検索あるいは演算
により設定する。
【0059】上記アルコール濃度補正係数KALは、燃
料のアルコール濃度MがM=0(ガソリン100%)の
ときを基準とし(KAL=1.0 )、アルコール濃度
Mが高いほど補正量を大きくしてアルコール濃度Mによ
る理論空燃比の変化を補正するものである。
【0060】次に、上記ステップS411からステップ
S412へ進むと、ヒータ通電中か否かを判別し、ヒー
タ通電中のときには、ステップS413へ進み、エンジ
ンが2回転(1サイクル)する間の吸気ポート2aに付
着した燃料が蒸発する割合、すなわち、燃料蒸発率βを
“1”に固定し(β←1)、さらに、ステップS414
で、インジェクタ12から噴射される燃料のうち吸気ポ
ート2aの壁面に付着する燃料の割合、すなわち、壁面
付着率Xを“0”に固定して(X←0)ステップS41
7へ進む。
【0061】すなわち、インジェクタ12から噴射され
る燃料は全てヒータユニット13のヒータ加熱部13a
に当って気化されるため、ヒータ13dの通電中は燃料
が瞬時に気化されて壁面への付着がなく、この付着燃料
の蒸発もない。
【0062】従って、上記燃料蒸発率βを“1”、壁面
付着率Xを“0”とすることにより、空燃比を適切なも
のとすることができ、空燃比のオーバーリッチを防止し
て始動性及び燃費を向上することができるのである。
【0063】一方、上記ステップS412で、ヒータ1
3dの加熱が完了してヒータ非通電のときには、上記ス
テップS412からステップS415へ進み、エンジン
回転数NE 、冷却水温度Tw 、アルコール濃度Mを
パラメータとして燃料蒸発率マップMPβを補間計算付
きで参照してエンジン2回転毎の燃料蒸発率βを設定し
、次いで、ステップS416で、アルコール濃度Mと補
正吸入空気流速Qanewと前回のルーチンで設定した
燃料噴射パルス幅Ti とをパラメータとして壁面付着
率マップMPX を補間計算付きで参照して壁面付着率
Xを設定し、ステップS417へ進む。
【0064】尚、初回ルーチンでは、燃料噴射パルス幅
Ti が設定されていないので、X=0に設定する。
【0065】上記燃料蒸発率βは、壁面温度、周期、ア
ルコール濃度Mに支配される。すなわち、壁面温度が高
いほど燃料蒸発率βが大きくなり、また、エンジン回転
数NE が上昇すれば周期が短くなるため次の吸気行程
までの燃料付着時間が短く、その分、燃料蒸発率βの値
は小さくなる。さらに、アルコール濃度Mが高いほど気
化潜熱が高くなるため燃料が蒸発しにくく、燃料蒸発率
βの値は小さくなる。
【0066】また、上記壁面付着率Xの変化は、吸入空
気流速Qanewと燃料噴射パルス幅Ti (燃料噴射
量)とアルコール濃度Mに支配される。すなわち、吸入
空気流速Qanewが速くなると気化時間が短くなり壁
面付着率Xが大きくなる。また、吸入空気流速Qane
wを一定とした場合、壁面付着量の変動幅は燃料噴射量
の変化に対して微小であり、よって燃料噴射パルス幅T
i が大きくなれば上記壁面付着率Xは相対的に小さな
値になる。さらに、燃料のアルコール濃度Mが高くなれ
ば気化潜熱が高くなって燃料が蒸発しにくくなるため、
上記壁面付着率Xは相対的に大きな値になる。
【0067】従って、上記燃料蒸発率βは、冷却水温度
Tw とエンジン回転数NE とアルコール濃度Mとの
関数として捕えることができ、本実施例においては、図
16に示すようなエンジン回転数NE と冷却水温度T
Wとアルコール濃度Mとをパラメータとする燃料蒸発率
マップMPβを構成し、各領域に予め実験などから求め
た燃料蒸発率βを格納する。さらに、図17に示すよう
に、上記壁面付着率マップMPX はアルコール濃度M
と補正吸入空気流速Qanewと燃料噴射パルス幅Ti
 とをパラメータとするマップで構成されており、各領
域には予め実験などから求めた壁面付着率Xが格納され
ている。
【0068】そして、上記ステップS414あるいは上
記ステップS416からステップS417へ進むと、4
行程(1サイクル)前に設定した吸気ポート残留燃料量
Mf4を読出し、ステップS418で、1回噴射当りの
燃料噴射量Gf を次の(5) 式から設定する。尚、
燃料噴射ルーチンが初回から4回実行されるまではMf
4=0である。
【0069】 Gf ={(Qp/A/F)×COEF−βMf4}/
(1−X)   …(5) 前述したように、本実施例
では、対応気筒に対して720℃A(エンジン2回転)
ごとに1回の燃料噴射が行われ、対応気筒のインジェク
タ12から対応気筒の吸気ポート2aに燃料が噴射され
ると、その1部は気筒内(燃焼室)に吸入されることな
く、吸気バルブ、吸気ポート壁面などに付着する。この
付着燃料はエンジンが2回転する間、適宜蒸発し、この
蒸発燃料が次回の吸気行程で噴射された燃料とともに気
筒内に吸入される。
【0070】ここで、1回噴射当りの実際に筒内へ供給
される燃料供給量Geは壁面に付着しない燃料量(1−
X)Gf と蒸発量Mf4・βとの和、すなわち、以下
の(6) 式となり、この(6) 式から1回噴射当り
の必要燃料量Gf が、以下の(7) 式により求めら
れる。
【0071】 Ge =(1−X)Gf +Mf4・β       
     …(6) Gf =(Ge −Mf4・β)
/(1−X)       …(7) 実際の気筒内へ
の燃料供給量Ge は、目標空燃比A/F と空気量Q
p とによる燃料供給の目標値であり、増量補正した目
標空燃比が(A/F)/COEF であるため、以下の
(8) 式で表現することができ、この(8) 式を(
7) 式に代入すると、上記(5) 式となる。
【0072】 Ge =Qp ・COEF/(A/F)       
            …(8) 尚、上記目標空燃
比A/F は、一般には理論空燃比であるが、リーンバ
ーンエンジンなどにおいては、目標空燃比A/F をエ
ンジン負荷などに基づきマップあるいは演算により求め
る。
【0073】次いで、ステップS419で、今回の吸気
ポート残留燃料量Mf を次の(9)式から設定する。
【0074】 Mf =(1−β)×Mf4+X・Gf       
  …(9) すなわち、燃料噴射直後の吸気ポート残
留燃料量Mf は、前回の対応気筒の付着燃料のうちか
ら蒸発分を引いた残量(1−β)×Mf4と今回の噴射
された燃料量のうちの付着分X・Gf との和となる。 なお、初回から4回噴射実行されるまでの間は、Mf 
=X・Gf となる。
【0075】その後、ステップS420で、バッテリ電
圧に基づいて無効時間を補正する電圧補正パルス幅TS
 を設定し、ステップS421で、実際にインジェクタ
12を駆動する燃料噴射パルス幅Ti を、次の(10
)式に基づいて設定する。
【0076】 Ti =K・KAL・Gf ・α+Ts       
    …(10)              K:
 インジェクタ特性補正係数上記燃料噴射量Gf が壁
面燃料付着予測補正、壁面付着燃料に対する蒸発補正を
行っているので、過渡時、とくに、低回転時の空燃比の
リッチ化が防止され、過渡時のもたつきが防がれ、出力
応答性が向上する。さらに、加速増量補正が不要となり
、空燃比制御性が向上するとともに燃料の無駄な消費が
防止される。
【0077】そして、ステップS422で、エンジン回
転数NE と燃料噴射パルス幅Ti をパラメータとし
て噴射開始クランク角度マップMPθINJST に基
づき噴射開始クランク角度θINJST を設定する。
【0078】図18に示すように、上記噴射開始クラン
ク角度マップMPθINJST は、エンジン回転数N
E と燃料噴射パルス幅Ti をパラメータとするマッ
プで構成されており、各領域には予め計算などから求め
た最適な噴射開始クランク角度θINJST が格納さ
れている。この噴射開始クランク角度θINJST は
、エンジン回転数NE 、燃料噴射パルス幅Ti が大
きいほど進角側に設定される。
【0079】その後、ステップS423へ進んで、上記
ステップS405で設定した加重係数TNnewにより
前回のデータTNoldを更新する(TNold←TN
new)。また、ステップS424で、上記ステップS
407にて設定した補正吸入空気流速Qanewにより
前回のデータQaoldを更新し(Qaold←Qan
ew)、ルーチンを抜ける。
【0080】(燃料噴射制御手順)以上の手順により、
燃料噴射パルス幅Tiが設定され、クランクパルス入力
に基づいて演算された現在のクランク角度が、前述のル
ーチン(ステップS422)で設定した噴射開始クラン
ク角度θINJST になると割込みがかかり、図19
に示す燃料噴射制御手順が180°CAごとに実行され
る。
【0081】そして、まず、ステップS501で、前述
の気筒判別、エンジン回転数算出手順にて判別した燃料
噴射対象気筒#i(+2)のインジェクタ12へ燃料噴
射パルス幅Ti の駆動パルス信号を出力する。次いで
、ステップS502へ進み、前述の燃料噴射量設定手順
にて設定した今回の吸気ポート残留燃料量Mf により
、前回の吸気ポート残留燃料量Mf1を更新し(Mf1
←Mf )、同様に各データを順次更新する(Mf2←
Mf1,Mf3←Mf2,Mf4←Mf3)。
【0082】その結果、前述の燃料噴射量設定手順のス
テップS417で読出す吸気ポート残留燃料量Mf4は
常に1サイクル前、すなわち、当該気筒の残留燃料とな
る。 尚、n気筒エンジンの場合、1サイクル前の吸気ポート
残留燃料量Mfnは、その前の吸気ポート残留燃料量M
fn−1で更新されることになる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、始
動時に燃料が効果的に気化されるため、円滑且つ速やか
にエンジンを始動させることができるなど優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】始動時制御手順を示すフローチャート。
【図2】始動時制御手順を示すフローチャート。
【図3】エンジン制御系の概略図。
【図4】ヒータ取付け部の詳細図。
【図5】図4のA−A断面図。
【図6】吸気ポート近傍における燃料噴射状態を示す説
明図。
【図7】クランクロータとクランク角センサの正面図。
【図8】カムロータとカム角センサの正面図。
【図9】始動可能領域と始動不能領域とを示す説明図。
【図10】始動可能判定水温マップの概念図。
【図11】ヒータの特性図。
【図12】スタータモータの制御手順を示すフローチャ
ート。
【図13】気筒判別、エンジン回転数算出手順を示すフ
ローチャート。
【図14】燃料噴射量設定手順を示すフローチャート。
【図15】燃料噴射量設定手順を示すフローチャート。
【図16】燃料蒸発率マップの概念図。
【図17】壁面付着率マップの概念図。
【図18】噴射開始クランク角度マップの概念図。
【図19】燃料噴射制御手順を示すフローチャート。
【図20】燃料噴射のタイムチャート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃料のアルコール濃度に基づいて始動
    可能判定温度を設定する手順と、上記始動可能判定温度
    とエンジン温度とを比較し、エンジンが始動可能か否か
    を判別する手順と、上記判別する手順で始動不能と判別
    したとき、燃料噴射前に、各気筒毎にインジェクタから
    の燃料噴射方向に対向して設置したヒータへ通電する手
    順とを備えたことを特徴とするFFV用エンジンの始動
    制御方法。
JP2408076A 1990-11-27 1990-12-27 Ffv用エンジンの始動制御方法 Pending JPH04228864A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2408076A JPH04228864A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 Ffv用エンジンの始動制御方法
US07/796,459 US5402763A (en) 1990-11-27 1991-11-22 Method of controlling an engine for a flexible fuel vehicle
US08/004,711 US5390640A (en) 1990-11-27 1993-01-14 Method of controlling an engine for a flexible fuel vehicle
US08/005,983 US5357927A (en) 1990-11-27 1993-01-14 Method of controlling an engine for a flexible fuel vehicle

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510096A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 フィリップ・モリス・ユーエスエイ・インコーポレイテッド アルコールを燃料とする内燃機関に用いられる制御方法及び装置

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JP2007510096A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 フィリップ・モリス・ユーエスエイ・インコーポレイテッド アルコールを燃料とする内燃機関に用いられる制御方法及び装置

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