JPH0422870A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0422870A
JPH0422870A JP2126820A JP12682090A JPH0422870A JP H0422870 A JPH0422870 A JP H0422870A JP 2126820 A JP2126820 A JP 2126820A JP 12682090 A JP12682090 A JP 12682090A JP H0422870 A JPH0422870 A JP H0422870A
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JP
Japan
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reaction
reagent
sample
dispensing
reaction vessel
Prior art date
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JP2126820A
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English (en)
Inventor
Koichi Wakatake
孝一 若竹
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Nittec KK
Original Assignee
Nittec KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、使用した反応容器を一度使用した後に廃棄
する所謂ディスポーザブルタイプの超簡易型自動分析装
置に関する。
(従来技術〕 生物的体液である血液、リンパ液、尿又はこれらから得
られる生成物は、患者の健康に関する諸情報を提供して
くれるため、従来から生物的体液の生化学的分析や血清
学的分析を行う自動分析装置か種々開発されている。
しかしなから近年の自動分析装置にあっては、多くの検
査項目を1台の自動分析装置で短時間で処理しようとす
る傾向が強いため、自動分析装置が複雑化・大型化・高
価格化・高速化されている。
このため、それほど多くの検体数及び検査項目を必要と
しない地域病院や開業医等の中小病院ては、この種の大
型・高性能の自動分析装置を設置する必然性に乏しいこ
とから、この種の大型・高性能の自動分析装置か設置さ
れている専門血液検査センターに自病院患者の血液検査
を依頼しているのが現状である。
(発明か解決しようとする!!!題) このような現状において、上記地域病院や中小病院にお
いて緊急検査か必要な事態か発生した場合、その都度緊
急検査用血液を上記専門血液検査センターに送っていた
のては、分析結果か得られるまてに多くの時間を必要と
することから手術に間に合わない等の不都合か発生しや
すく、かつコストの無駄も生し易いという問題を有して
いた。
また、従来のこの種の自動分析装置は、一般に反応容器
や攪拌棒を、その都度洗浄して再使用に供するタイプの
ものか多く、このようなタイプの場合、各所定の作業か
終了した攪拌棒や反応容器を洗浄するための洗浄装置を
配設しなければならないことから、自動分析装置全体か
さらに大型化・複雑化及び高価格化するという問題を有
しているとともに、特に、免疫学的分析の場合には、反
応容器及び攪拌棒を洗浄して再使用に供することは、洗
浄不良によるクロス・コンタミネーションか発生し易い
という問題をも有していた。
このようなりロス・コンタミネーションを防止する手段
としては、反応容器等をディスポーザブル・タイプとす
るのか有効であるか、上記反応容器等の製造及びランニ
ンタコストか嵩むとともに、手作業て自動分析装置にセ
ットしなければならないため、その作業が極めて煩雑と
なるという問題を有していた。
かかる従来の問題を解決するため、本出願人は、先の特
願昭61−18011号や特願昭61−25839号な
どにおいて、所謂ディスポーザフルタイプの簡易型自動
分析装置を提案しているが、本発明は、上記光の簡易型
自動分析装置をさらに小型化し、取り扱いをさらに至便
化すると共に、より低コスト化を実現し、地域病院や中
小病院のニーズにより最適な自動分析装置を提供しよう
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
L2目的を達成するため、この発明にあっては、自動分
析装置を、有底の反応容器か複数個帯状に一体形成され
てなる反応容器体と、−ヒ記反応容器体の各反応容器を
試料方柱位置の手前で一容器毎に切断するカッター装置
と、上記切断された反応容器を試薬分注位置、光学測定
位置及び反応容器廃棄位置まで順次直線状に移送する反
応容器移送装置と、上記試料方柱位置て所要量の試料を
分注する試料分注装置と、上記移送路の−L方に配設さ
れ所定の試薬分注位置に3いて測定項目に対応する試薬
を分注する試薬分注位置と、L記反応容器内の液を攪拌
する攪拌装置と、光学測定装置と、測定か終了した反応
容器をそのまま廃棄する廃棄装置と、制御装置と、をイ
1して構成したことを特徴とするものである。
そして、この発明にあっては、上記構成に加え、前記移
送路の上流側から下流側に沿ってカッター装置、第1試
薬分注装置、試料分注装置、第2試薬分注装置及び光学
測定装置か順に配置し、上記光学測定装置は、光学測定
位置から4−2第1試薬分注位置まての間にある反応容
器に対して光学測定を行うように往復移動させることで
試料分注前の反応容器のセルブランクを容易に測定でき
るように構成したことを特徴とするものである。
さらに、この発明にあっては、試料分注作業及び試薬分
注作業時における各ピペットと攪拌作業時における攪拌
棒との衝突を防止するため、前記攪拌装置を、試料分注
位置と第2試薬分注位置に配設されてなる攪拌棒と、該
攪拌棒を保持するアームと、このアームの他端か固着さ
れた支柱と、該支柱を移送路方向へ前進させ或は移送路
からI#間する方向に後退させる駆動装置と、から構成
し、前記支柱の前進動は、試薬分注装置による分注作業
か終了したときに行われるように駆動制御したことを特
徴とするものである。
(実施例) 以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発明の詳細
な説明する。
第1図と第2図に示すように、この実施例に係る自動分
析装MAは、有底角筒状の収納部を有する反応容器lか
直列に10個形成されてなる帯状の反応容器体Hと、こ
のシート状の反応容器体Hを積層状にストックするスト
ッカ一部Bと、切断された反応容器lを所定のタイミン
グで切断位Jl a 、第1試薬分注位置b、試料(血
清)分注位置C,第2試薬分汀位置d、撹拌位置、光学
側定位lie及び反応容器1内位11fまで直線状に移
送する反応容器移送装置Cと、−h記反応容器体Hな第
1試薬分注位置すの手前てl容器単位で切断するカッタ
ー装置1Eと、サンプル容器5から張引した試料を上記
試料分注位置Cで反応容器lに所要量分注する試料分注
装置1tGと、上記試薬分注位置す及びdで試薬容器R
+ 、 Rxから吸引された測定項目に対応する第1ま
たは第2試薬をL記反応容器1に所要量分注する試薬分
注装置Rと、上記試料分注位置C及び第2試薬分注位置
dで反応容器1内の反応液を攪拌する攪拌装置Mと、光
学測定装置にと、光学測定が終了した反応容器lを廃棄
する廃棄装置りとから構成されている。
反応容器体Hは、可撓性を有し、かつ耐試薬性に優れた
プラスチック等の透光性材質によって。
第3図と第4図に示すように、約61〜10mm位の厚
さで帯状に形成されており、平面形状か矩形で断面凹状
の反応容器1が10個か射出又は真空成形等により形成
されている。勿論、反応容器1の数は、これに限定され
るものてはない。
また、に記者反応容器lは、その開口部に、例えば、後
記するサンプルピペットや試薬ピペットによって容易に
破ることかできる薄いフィルムか接着されて、同容器1
内部か未使用の状態ては密封されるよう構成し、塵埃等
が侵入しないように構成することもてきる。
反応容器lの巾方向両端部には、第4図に示すように、
その長子方向に沿って所定間隔毎に、反応容器1内装M
Cに設けられた各送り爪11b。
11bと係合する係合孔2が夫々M設されている。
このように構成された帯状の反応容器体Hは。
第1図に示すように、複数枚か積層された状態のものか
、第3図に示すように5列にまとめられてストッカ一部
B内に収容され、手前側最上部に配置された反応容器体
Hから下の反応容器体Hの順に、各反応容器体Hが移送
装置t(図示せずンを介して前記応容器移送装置Cへと
順次移送された後、に記切断位置aてカッター装置Eに
よって1容器中位で切断される。
そして、このようにして切断された1個の反応容器lは
1反応容器1内装MCの移送開始側端部、即ち、第1試
薬分注位置すの上流側にセットされる。
このようにカッター装置Eによって反応容器1を一容器
毎に切断するのは、反応容器lか連続した帯状に移送さ
れると、分析依頼が終了したときに、最終分析試料が収
容された反応容器lを廃棄位置fまて移送していなけれ
ば分析作業か終了しないこととなり、未使用の反応容器
を廃棄することになって無駄となるからであり、かつ、
廃棄の都合上切断されている方が取扱い易いからである
尚、カッター装置Eは、公知のカッター機構の構成と同
様、押え板、カッター及び送り装置等を有している。
カッター装置Eによって1容器中位でカットされた反応
容器lは、前記した反応容器移送装置Cの直線状に形成
された移送路に沿って順次光学測定位置方向へと移送さ
れる。
反応容器移送装置Cの移送路は、第6図に示すように2
加温ブロツクlOの上面に断面U字状に形成されており
、上記加温ブロック10は、上記移送路の底部に移動し
ないように固定され、また、加温ブロック10の両側に
は、壁11゜11が左右・上下方向に共動可能となるよ
うに連結された状態で配設されている。
このように構成された壁11.11は、その下端部11
a、llaか弾性支持体12.12によって各々支持さ
れている。
弾性支持体12.12は、上端部に上記両側壁11.1
1の下端部11a、llaを嵌合する溝13か形成され
たローラ14と、該ローラ14を回転可能に軸支するホ
ルダー15と、該ホルダー15を常態において上方向へ
付勢するスプリング16とから構成されている。
このように構成された弾性支持体12゜12は、上記移
送路の四隅に夫々配設されており、上記壁11,11を
左右動かつ上下動可能に支持している。
このようにして弾性支持体12.12に支持された壁1
1.11は、モータ17によって左右・上下動可能に駆
動される。
即ち、上記モータ17には、その駆動軸先端にカム18
か固着されており、該カム18には偏心体18aか配設
されている。
そして上記偏心体18aは、上記一方の壁11に開設さ
れた正四角形の係合切欠19と係合し、この偏心体18
aの回転駆動に伴ない壁11.11は左右・上下方向に
駆動され、その結果、壁11.11の上端部に形成され
た各送り爪11b、llbは前記反応容器1の保合孔2
と係合して反応容器lを光学測定位置方向へと1ピツチ
ずつ移送するように作用する。
尚、両側$11.11のモータ17による左右・上下作
動のうち上昇動については、前記したように両側gll
、11が弾性支持体12によって上方へ付勢支持されて
いるものの、後記する蓋体20によってその」二昇か規
制されるように構成されている。
このように構成されたカム18とモータ17は、移送路
の長手方向に沿って所定間隔(1ピツチ)毎に複数個配
設されている。
次に、このように構成された反応容器移送装置Cによっ
て反応客器1を移送する場合について詳細に説明する。
第7図に示すように、力・ンター装置Eによって1容器
単位でカットされた反応容器lか移送路にセットされる
と、カム18の偏心体18aは、90度の位置にセット
され、従って、カム18の偏心体18aは、壁11に形
成された係合切欠19の右上刃に接する。この場合、壁
11゜llの上端部に形成された各送り爪iib。
11bは、前記反応容器1の保合孔2と係合していない
この状態からカム18か第7図時計方向に回転して、偏
心体18aの角度か0度の位置方向へ回18aに押圧さ
れてド降し、壁11.11のし端部に形成された各送り
爪itb、iibは前記反応容器lの係合孔2と係合す
る。
そして、L記偏心体18aか、第8図に柄すように、上
記切欠19の右上刃に接することて壁11.11のF降
動は中止される。
この後、第9図に示すように、偏心体18aかさらに2
70度の位置まで時計方向に回転すると、この偏心体1
8aによって壁11.11は骨性支持体12のスプリン
グ16の付勢力に抗して押圧されつつ壁11.11を同
左方向へ1ピツチ移送し、これに伴ない反応容器1も同
左方向へ1ピツチ移送される。
この後、偏心体18aか、第10図に示すように180
度の位置まで回動するのに従い、壁11.11は前記ス
プリング16の付勢力によって上昇し、原位置に復帰す
る。この後、カム18は第7図に示す位置まで回動し、
従って、壁11.11は蓋体20に衝突するまで上昇す
るの一′    IJth 着  1    1 1 
パ1 ぜ 詔 6督 1y  xtA A*  −r 
柄 す−l 憚 ν) ■丁11b、llbと前記反応
容器lの係合孔2との係合は解除され、結果として反応
容器lのみか1ピツチ移送される。
このようにしてlピッチ移送された反応容器1は、次の
移送位置に配設された同様の構成からなるモータとカム
(図示せず)によって上記と同様の手順てlピッチ毎に
移送される。
尚、−■−記蓋体20には、前記試料分注位置C試薬分
注(攪拌)位jib、d、サンプルピペット27、試薬
ピペット31,32及び攪拌棒43か反応容器l内へ挿
入される貫通孔(図示せず)か夫々開設されている。
また、加温ブロックIOには、ニクロム線等よりなる加
熱体か配設されており、従って、上記移送路に沿って移
送される反応容器l内の試料は、移送中に約37℃位ま
て加熱される。
試料分注装置Gは、第1図及び第11図に示すように、
摺動溝21内に嵌装されるサンプルラック22と、この
サンプルラック22に保持されたサンプル容器5内の試
料をサンプル吸引位置gて所突量吸引するサンブリンク
ピペット23と、から構成されている。
上記サンプルラック22は、第11[]に示すように、
上記サンプル容器5を保持するためのサンプルカップ小
ルタ25か嵌装される縦断面略凹状の収納部か複数個直
列に形成されていると共に。
その奥行側側壁部には、透窓26か開設されている。
この透窓26は、上記サンプルカップホルダ25に貼着
されたオーターマーク体27に入力されている情報を光
学読み取り装置1(図示せず)によって読み取るために
開設されている。
オーダーマーク体27には、当該サンプルカップホルダ
25に保持されるサンプル容器5内の試料に関するID
情報、例えば、患者識別番号や測定項目の他シーケンシ
ャル番号などが光学的に読み取り可能な態様て表示され
ている。
尚、上記サンプル容器5には、一般試料を収納する他、
データ補正のための検iii用の試料か収容される。
上記サンプルラック22は、手動若しくは公知の駆動装
置を介してサンプル容器5をサンプル吸引位置gにセッ
トするように構成されている。
このようにして所定のサンプル容器5かサンフル吸引位
mgまで移送されると、同サンプル容器5内の試料は、
サンプリンクピペット23を介して所要量吸引された後
、反応容器1内に分注される。
サンプリングピペット23は、公知のサンプリンタどベ
ットの構成と同様、一端が軸24に軸支されたアーム2
8と、このアーム28の他端に配設されたとベット23
と、このどベット23に連通接続され、上記試料を所要
量吸引して反応容器1に吐出するサンブリンクポンプ(
図示せず)と、上記アーム28をサンプル吸引位置gか
ら試料分注位置C1さらには洗浄位置(図示せず)へと
所定のタイミンクで回動制御し各位置で昇降制御する駆
動装置(図示せず)と、かう構成されている。
この試料の計量方式は、吸上系内を水で満たしておき、
空気を介して試料と水とを隔離した状態で吸引計量した
後、試料のみを吐出させ、この後内部から洗浄水を通し
てピペット23の内部を洗浄する。この洗浄のとき、と
ベット23は、勿論ピペット洗浄位置にセットされてお
り、該ピペット23の外表面に付着した試料は同位置で
洗浄される。
試薬装MRは、第12図及び第13図に示すように、所
要数の第1試薬容器R,と第2試薬容器R2か」−記反
応容器の移送路の真上に直列に配設されており、これら
各第1試薬容器R,と第2試薬容器R2は、レール30
に沿って第13図左右方向へ移動可能に配設されている
試薬容器R1に収納された第1試薬は9反応容器移送路
の試料分注位1tcの1容器上流側に位置決められた試
薬分注位置すにおいて、何も分注されていない反応容器
l内に所要量分注される。
また、試薬容器R2に収納された第2試薬は。
反応容器移送路の試料分注位置Cから下流側に11容器
分の位置に位と決められた試薬分柱位置dにおいて、第
1試薬及び試料か分注された反応容ill内に所要量分
注される。
このように配設されてなる試薬容器R。
R2は、試薬が収容された室部31と、この室部31内
の試薬を所要量吸引し分注するポンプ部32と、か一体
形成されており、上記室部31の上部には液注入口か形
成され、該液注入口にはキャップ33か着脱自在に装着
されている。尚、図中符号34は、キャップ33に貫通
形成された空気孔である。
上記ポンプ部32は、−条の流路溝35か垂直に穿設さ
れたピストンロッド36を進退動可能に、かつ、液密に
嵌装する前底円筒状の弁室37と、一端か該弁室37に
連通接続され他端か上記室部31に連通接続された一条
の液体吸引流路38と、一端が上記室部31に連通接続
され他端か吐出管Pに連通接続された一条の液体分注流
路39とから構成されており、上記ピストンロッド36
を後記するピストンロット回転切換装置Tによって18
0度毎に回転切換することて。
方の液体吸引流路38と流路ts35か連通していると
きは、液体分注流路39かピストンロッド36の周面3
6aで液密に閉塞され、また、液体分注流路39と流路
溝35か連通しているときは、液体吸引流路38かピス
トンロット36の周面36aで液密に閉塞されるように
構成されている。
また、上記吐出管Pは、前記ポンプ部32の下端に着脱
可能に螺合され、吐出管Pの流路と前記液体分注流路3
9とが連通接続されると共に、該吐出管Pの下端部は、
前記移送路にセットされた反応容器lの収納部に臨む位
置にセットされている。
尚、上記実施例では、第1試薬容器R1と第2試薬容器
R2の試薬が収容される室部31と、この室部31内の
試薬を所要量吸引し分注するポンプ部32と、が一体に
形成された場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、試薬の交
換時における容器のランニングコストの低減及び製造コ
ストの低減を防止するため、上記室部とポンプ部とを別
体形成し、室部のみを交換するように構成することもで
きる。
また、上記実施例ては、第1試薬容器R8と第2試薬容
器R,とを−のレール30に直列状に配置した場合を例
にとり説明したか、この発明にあってはこれに限定され
るものてはなく1例えば、第1試薬容器R1と第2試薬
容器R2とを夫々別のレールに直列状に配列し、各レー
ルを移送路方向に移動可能に取り付けることて、より多
くの試薬を配置できるように構成してもよいこと勿論で
ある。
一方、ピストンロット回転切換装置1Tは、上記試薬分
注位1b、dの真上に配設されており、ピストンロッド
36の上端部に配設された上部歯車40と、該上部歯車
40の下方に所定間隔隔てて配設された下部歯車41と
、1記ピストンロツト36の上端に配設された押圧体4
2と、から構成されており、該抑圧体42の係合溝43
には、略し字状に形成されたピストンロット押圧体44
か所定位置で係合するように夫々構成されている。
また、上記ピストンロット36に配設された両歯車40
.41は、所定位置に配設されたモータ45の平歯車4
6と所定位置て噛合するように構成されている。尚、こ
の両歯車40.41の配設間隔は1分注される液量との
相対的関係により決定される。
さらに、ピストンロット押圧体44は、図示はしない公
知の昇降駆動装置によって、適宜ストロークの範囲内で
昇降作動するように構成されている。勿論、このピスト
ンロット押圧体44のストローク量は、分注される液量
との相対的関係により決定される。
次に、以上のように構成された試薬容器R1R2によ7
て、同試薬容器R,,R,内から所要量の試薬を分注す
る場合について説明する。
まず、試薬容器R+ 、 R2か各試薬分注位置す、d
まて移送されると、第14図に示すように、上記ピスト
ンロッド押圧体44か、ピストンロット36の押圧体4
2と係合し、この後、ピストンロット36を上昇させる
。この場合、モータ45の平歯車46と噛合しているの
は下部歯車41てあり、また、液体吸引流路38と流路
溝35とは連通し、一方、液体分注流路39はピストン
ロッド36の周面36aによって液密に閉塞されている
のて、室部31内の試薬1はピストンロット36の上昇
に伴って液体吸引流路38から流路溝35を経て弁室3
7内へと流入する。
このようにしてピストンロット36か第16図に示す位
置まで上昇すると、弁室37内には一定量の試薬か満た
され、かつ、モータ45の平歯車46と上部歯車40と
か噛合する。
上記状態から、次に、モータ45を回転駆動させて前記
ピストンロット36を、第17図に示すように180度
回転させると、液体分注流路39と流路溝35とか連通
し、一方、液体吸引流路38はピストンロット36の周
面36aて液密に閉塞されるのて、この後、ピストン口
・ント36かピストンロット押圧体44によって抑圧さ
れ丁鋒すると、弁室37内の試薬か波路溝35から液体
分注流路39を経て吐出管Pから反応容器lへと分注さ
れる。
この分注作業か終了した後、上部歯車40かモータ45
の平歯車46によって再び回転制御され、液体吸引流路
38と流路fft35とか連通ずる状態にセットされる
このようにして上記試薬分注作業か終了した後は、上記
試薬容器R1,R2の移動に伴いピストンロット押圧体
44とピストンロット36の押圧体42との係合状態か
解除され1次の測定項目に対応する試薬か収納された試
薬容器R,,R2か試薬分注位置へと移送され、L記手
順に従い、試薬の分注作業が行われる。
尚、上記第1及び第2試薬容器R,、R,は、予め足め
られた位aにセットされ、これらの位lは各々制御装置
CPUにメモリーされていると共に、該試薬容器R,,
R2内の試薬は、摂氏lO〜12℃に冷却される。
撹拌装置Mは、支柱47の左右に延設されたアーム48
.48と、これら各アーム48゜48に回動自在に取り
付けられた攪拌棒49゜49と、この攪拌棒49.49
を回転させるモータ(図示せず)と、上記支柱47を所
定のタイミンつて進退させ、かつ、上記攪拌棒49.4
9を反応容器1内及び洗浄装置(図示せず)へと昇降さ
せる駆動装M(図示せず)と、から構成されており、上
記攪拌棒49.49は、前記試料分注位置C及び第2試
薬分注位置dに位置するように配設されている。
このように上記攪拌装置1Mの支柱47を進退作動自在
に構成することで、前記試薬装置Rによる試薬分注作動
時には、上記攪拌棒49.49か反応容器の移送路から
離間する方向に後退して、反応容器1の収納部内に臨ま
ないようすることで試薬の分注に支障かなく、また、攪
拌作動時には。
攪拌棒49.49か反応容器の移送路に近ずくように前
進して反し容器1の収納部内に確実に臨み、攪拌作業か
正確に行われるように構成することかできる。
検出部もしくは観測点を形成する光学測定装置には、第
2図及び第18図に示すように、光源50と、この光源
50から照射された測定光を測定項目に対応する波長に
変換するフィルター装置51と、波長選択された測定光
か反応容器lを透過した後の光量を受光する受光素子5
2と、この受光素子52て受光された光量を電圧変換す
るA/D変換装M53と、このA/D変!!!!!装置
53からのデータ値を演算処理する前記制御装置CPU
と、該データを記憶する記憶部54と、CRTなどから
なる表示部55と、プリンター57と、安定化iI[/
検出回路(図示せず)と。
該安定化″rL源/検出回路及び光1i50.フィルタ
ー装誼51及び受光素子52か収容されたユニット56
と、該ユニット56を前記反応容器1の移送路に沿って
往復スライドさせる検出器移動装置(図示せず)と、か
ら構成されている。
勿論、上記光源50と受光素子52とは、前記反応容器
1の移送路を挟んて相対峙する位置にセットされている
また、光学測定装置には、反応容器lか光路qを横切る
ように配設されており、光路qを横切る反応容器l内の
試料は、光束を横切る際に比色測定される。
検出器移動装置は1例えば、ボールネジやスライドカイ
トとワイヤー等からなる公知の直線摺動案内機構から構
成されており、光学測定位置eから第1試薬分注位1t
bまでの間に存在する各反応容器lに光束か横切るよう
に摺動案内される。
このように、上記光束を、第1試薬分汗位置すにある反
応容器lまて透過させるのは、試料か分注される前の段
階て反応容器1のセルブランクを測定し、この測定値に
よって1分析データ値の補正を行うことて、信頼性の高
い測定値を得るためである。
それ故、この光学測定装NKは、光学測定位置eから第
1試薬分注位1bまての間に存在する反応容器1の全て
を、例えば、20秒毎に5分間連続測定し、各反応容器
1の反応タイムコースを得ることかてきる。
廃棄装置りは、反応容器lの移送路終端側に配置されて
おり、その構成は上方か開口した有底状の箱状体か用い
られ、全ての作業か終了した反応容器1は、該廃棄位M
fで廃棄装置り内に廃棄される。
次に、以上のように構成されてなる自動分析装MAによ
って自動分析を行う場合について説明する。
まず電源をONL/、スタートスイッチ58をONする
と、ストッカ一部Bから帯状の反応容器体Hか移送路方
向へと押し出され、切断位iaにおいて、前記カッター
装置Eにより1容器毎に切断された後、移送路に沿って
移送される。
この後、上記反応容器lは、反応容器移送装置Cによっ
て第1図左方向へ1容器分ずつ間欠的に移送され、第1
試薬分注位置すへと到達する。
このようにして反応容器1か第1試薬分注位置すへと到
達すると、測定項目に対応する試薬か収容された第1試
薬容器R6かレール30に沿って移送されて第1試薬分
柱位置すの真上にセットされ、前記ピストンロット回転
切換装NTによって所要量の第1試薬かL記反応容器l
内へと分注される。この後、1−、記反応容器lは、移
送路に配設された前記加温フロック10により所定温度
に加温された状態て移送される。
このようにして第1試薬が反応容器l内へと分注された
後、上記反応容器1は試料分注位置Cへと移送される。
この試料分注位置Cでは、上記反応容器1内への試料の
分注及び攪拌作業か行われる。
試料の分注は、前記したように、手動若しくは公知の駆
動装置を介してサンプル容器5かサンプル吸引位置gに
セットされると、同サンプル容器5内の試料か、サンブ
リンクピペット23を介して所要量吸引された後、反応
容器l内に分注される。
また、上記試料の分注作業か終了すると、これに回期し
て前記攪拌装置Mの支柱47か駆動装置によって前進作
動し、攪拌棒49か反応容器l内へと挿し込まれて反応
容器l内の試料と第1試薬とか混合撹拌される。
勿論、」−記攪拌棒49は、ト記攪拌作業か終了した後
、図示しない洗浄位置において洗浄される。
この試料の分注及び攪拌作業か終了すると、上記反応台
x1は、反応容器移送装置Cによって第2図左方向へ1
容器分ずつ間欠的に移送され。
第2試薬分注位lidへと到達する。
第2試薬分注位置dては、測定項目に対応する試薬か収
容された第2試薬容器R2かレール30に沿って移送さ
れて第2試薬分注位置dの真上にセットされ、前記ピス
トンロット回転切換装ZiTによって所要量の第2試薬
か上記反応容器1内へと分注される。
このようにして、上記試料の分注作業か終rすると、こ
れに同期して前記攪拌装置Mの支柱47が駆動装置によ
って前進作動し、攪拌棒49か反応容器l内へと挿し込
まれて反応容器l内の試料と第1試薬及び第2試薬とか
混合攪拌される。
勿論、■−記撹拌s49は、上記攪拌作業が終した後、
図示しない洗浄位置において洗浄さる。
このようにして第2試薬か反応容器l内へと汗された後
、上記反応容器lは光学測定位置eと送られ、測定項目
に対応する波長による光学定か行われ、ユニット56の
スライド作動にょて各反応容器1の反応タイムコースか
求められと共に、第1試薬分注位1bにセットされた反
j容器lのセルブランクか測定される。尚、フィノター
装置51のフィルター切り換えによる比色1′#l原理
は、公知のものと同様であるのでその詳迩な説明をここ
では省略する。
以上のようにして得られた分析値は、制御装置CPUて
データ処理されて表示部55に表示でれ、又は必要に応
してプリンターでプリンドアゎトされる。
この光学測定か終了した後、反応容器1は反貸容器廃棄
位般fへと送られ廃棄装置り内に廃棄される。
尚、上記実施例では、反応容器移送手段として偏心カム
を利用した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されず、例えばギヤや無端ベルトを利用
しても同様の効果を得ることかできるし、光学測定装置
として回折格子方式のものも適用てきる。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように構成したのて、装置全
体を非常にコンパクトに、かつ、簡易に構成でき、この
結果、故障も少なく低源な自動分析装置を提供できると
共に、中小病院等の要請や緊急検査及び夜間検査等にも
より適合する自動分析装置を提供することかてきる。
また、この発明にあっては、反応容器を洗浄して再使用
しない、いわゆるディスポタイプであるため、クロスコ
ンタミネーションか発生せず、それ故、免疫学的分析に
も好適であり、しかも、洗浄装置を必要としない分たけ
装置か簡易・簡略化されてより自動分析装置の小型化を
図ることかできる。
また、この発明にあっては、上記構成に加え、前記移送
路の上流側から下流側に沿ってカッター装置、第1試薬
分柱装置、試料分注装置、第2試薬分注装置及び光学測
定装置を順に配置し1.ヒ記光学測定装とは、光学測定
位置から上記第1試薬分注位とまての間にある反応容器
に対して光学測定を行うように往復移動させるので、光
学測定位置から上記第1試薬分注位置までの間にある各
反応容器の反応のタイムコースを測定することかてきる
ことは勿論、試料分注前の反応容器のセルフランクを容
易に測定てきる。
さらに、この発明にあフては、前記攪拌装置を、試料分
注位置と第2試薬分注位貯に配設されてなる攪拌棒と、
該攪拌棒を保持するアームとこのアームの他端か固着さ
れた支柱と、該支柱を移送路方向へ前進させ或は移送路
から離間する方向に後退させる駆動装置と、がら構成し
、前記支柱の前進動は、試薬分注装置にょる分注作業が
終γしたときに行われるように駆動制御したので、試料
分汁作を巧r目1分社作皇賎り一廿叶又タビ〆ットと攪
拌作業時における攪拌棒との衝突を確実に防止でき、円
滑な分析作業を行うことかできる等、幾多の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る自動分析装置の全
体構成を示す斜視図、第2図は同自動分析装置の全体構
成を概略的に示す平面説明図、第3図は帯状に形成され
た反応容器体の全体斜視図、第4図は同反応容器体の一
部を切欠して示す斜視図、第5図は同反応容器体とカッ
ター装置の関係を示す断面図、第6図は反応容器移送装
置の構成を一部省略して示す断面図、第7図乃至第10
図は反応容器移送装置て反応容器を移送する状態を順に
示す説明図、第11図はサンプルラウクの構成を概略的
に示す断面図、第12UAは試薬装置の構成をl!EW
II的に示す斜視1図、第13図は同試薬装置の正面図
、第14図は試薬容器の構成及びピストンロット回転切
換装置との関係を示す断面図、第15図は第14図双−
Xvw、断面図、置による試薬の供給工程を順に示す断
面図、第18図は光学測定された光量の処理回路の一例
を示す説明図である。 〔符号の説明〕 A・・・自動分析装置   C・・・反応容器移送装置
E・・・カッター装置H・・・反応容器体G・・・試料
分注装置   K・・・光学測定装置L・・・廃棄装置
     M−・・攪拌装置R・・・試薬装置    
 a・・・切断位置b・・・第1試薬分注位11c・・
・試料分注位置d・・・第2試薬分注位1ie−・・光
学側定位とf・・・廃棄位置     l・・・反応容
器5・・・サンプル容器 特許出願人 株式会社 ニ ッ テ り第 図 第 図 第6図 第 図 第 図 手続補装置 (自発) 平成 2?+9月10日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有底の反応容器が複数個帯状に形成されてなる反
    応容器体と、上記反応容器体の各反応容器を試料分注位
    置の手前で一容器毎に切断するカッター装置と、この切
    断された反応容器を試料分注位置、光学測定位置及び反
    応容器廃棄位置まで順次直線状に移送する反応容器移送
    装置と、上記試料分注位置で所要量の試料を分注する試
    料分注装置と、上記移送路の上方に配設され所定の試薬
    分注位置において測定項目に対応する試薬を分注する試
    薬分注装置と、上記反応容器内の液を攪拌する攪拌装置
    と、光学測定装置と、測定が終了した反応容器をそのま
    ま廃棄する廃棄装置と、制御装置と、を有して構成され
    てなる自動分析装置。
  2. (2)前記移送路の上流側から下流側に沿ってカッター
    装置、第1試薬分注装置、試料分注装置、第2試薬分注
    装置及び光学測定装置が順に配置されており、上記光学
    測定装置は、光学測定位置から上記第1試薬分注位置ま
    での間にある反応容器に対して光学測定を行うように往
    復移動することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自動分析装置。
  3. (3)前記攪拌装置は、試料分注位置と第2試薬分注位
    置に配設されてなる攪拌棒と、該攪拌棒を保持するアー
    ムと、このアームの他端が固着された支柱と、該支柱を
    移送路方向へ前進させ或は移送路から離間する方向に後
    退させる駆動装置と、から構成し、前記支柱の前進動は
    、試薬分注装置による分注作業が終了したときに行われ
    るように駆動制御されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項いずれか記載の自動分析装置
JP2126820A 1990-05-18 1990-05-18 自動分析装置 Pending JPH0422870A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047061A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Sharp Corp アレルゲン検出測定方法及びアレルゲン検出測定装置
JP2013140022A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Sysmex Corp 検体測定装置および検体測定方法
JPWO2021065651A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08
JP2021119351A (ja) * 2014-06-11 2021-08-12 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 体外診断分析方法およびシステム
WO2023188795A1 (ja) * 2022-03-28 2023-10-05 株式会社日立ハイテク 自動分析装置

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