JPH0422861Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0422861Y2 JPH0422861Y2 JP12208686U JP12208686U JPH0422861Y2 JP H0422861 Y2 JPH0422861 Y2 JP H0422861Y2 JP 12208686 U JP12208686 U JP 12208686U JP 12208686 U JP12208686 U JP 12208686U JP H0422861 Y2 JPH0422861 Y2 JP H0422861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- container
- cylinder
- diameter
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 52
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 52
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 8
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 4
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 16
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006210 lotion Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の目的)
この考案は、容器壁を手指で握つて押圧するこ
とにより、容器に収容されている化粧液などの溶
液を噴射させる噴射容器に関するもので、手指の
押圧操作に即応して噴射が行われるとともに、噴
射口からの液のポタ落ちがなく、かつ倒れても液
もれの心配のない簡易な噴射容器を提供するのが
その目的である。
とにより、容器に収容されている化粧液などの溶
液を噴射させる噴射容器に関するもので、手指の
押圧操作に即応して噴射が行われるとともに、噴
射口からの液のポタ落ちがなく、かつ倒れても液
もれの心配のない簡易な噴射容器を提供するのが
その目的である。
(考案の構成)
以下図示の実施例によりこの考案を説明すれ
ば、1はたとえばポリエチレン樹脂などにより成
型される可撓壁の容器で、噴射用の溶液11を収
容するものである。この考案はこのような容器1
の口縁12に下記のようなノズルをもつ噴射頭2
を密に固定してなつている。
ば、1はたとえばポリエチレン樹脂などにより成
型される可撓壁の容器で、噴射用の溶液11を収
容するものである。この考案はこのような容器1
の口縁12に下記のようなノズルをもつ噴射頭2
を密に固定してなつている。
容器1に対する噴射頭2の固定方法について
は、第1図、第5図または第6図に示す例ではい
ずれも嵌着式であるが、もちろんねじ止め式を採
用することもできる。
は、第1図、第5図または第6図に示す例ではい
ずれも嵌着式であるが、もちろんねじ止め式を採
用することもできる。
前記したノズルは下記のような内筒3と、外筒
4と、弾性筒5とを有している。内筒3は前端が
端壁31で閉じ、側孔32を穿つとともに後端が
噴射液11に通じる噴射通路33を有している。
4と、弾性筒5とを有している。内筒3は前端が
端壁31で閉じ、側孔32を穿つとともに後端が
噴射液11に通じる噴射通路33を有している。
外筒4は内筒3に同心に嵌着されており、前端
には環状端壁42が形成されている。環状端壁4
2は内筒の端壁31に協力して噴射口41を形成
するものである。
には環状端壁42が形成されている。環状端壁4
2は内筒の端壁31に協力して噴射口41を形成
するものである。
弾性筒5は内筒3、外筒4間に設けた筒状の周
溝7に介装され、胴部51と裾部52を有してい
るのであるが、胴部51は外筒4の対応部の内径
よりも小径で側孔32に密着できる部分であり、
裾部52は内筒3の対応部の外径よりも大きい内
径を有しているとともに、外筒4の対応部の内周
面に密着できる部分である。
溝7に介装され、胴部51と裾部52を有してい
るのであるが、胴部51は外筒4の対応部の内径
よりも小径で側孔32に密着できる部分であり、
裾部52は内筒3の対応部の外径よりも大きい内
径を有しているとともに、外筒4の対応部の内周
面に密着できる部分である。
また、この考案において、噴射頭2には、周溝
7の後端部を容器1内に接続する通孔21が設け
られている。
7の後端部を容器1内に接続する通孔21が設け
られている。
この考案は上記のようにしてなるのであるが、
実施例について述べれば、第1図の例および第5
図の例は、ほぼ正立状態において使用するため、
前記したノズルの噴射通路33に吸液管6が接続
されている。第1図の例の噴射方向は前方であ
り、第5図の例の噴射方向は上方である。第6図
に示す例の噴射方向は下方であるため、吸液管が
設けられいない。第3図に示したのは第1図に示
す例のノズルと若干異なる設計例であるが、本質
的には第1図の例のノズルと同様のもので、第1
図の噴射頭2と同様な噴射頭に装着して使用する
ものである。
実施例について述べれば、第1図の例および第5
図の例は、ほぼ正立状態において使用するため、
前記したノズルの噴射通路33に吸液管6が接続
されている。第1図の例の噴射方向は前方であ
り、第5図の例の噴射方向は上方である。第6図
に示す例の噴射方向は下方であるため、吸液管が
設けられいない。第3図に示したのは第1図に示
す例のノズルと若干異なる設計例であるが、本質
的には第1図の例のノズルと同様のもので、第1
図の噴射頭2と同様な噴射頭に装着して使用する
ものである。
この考案は前記のようにしてなり、第1図また
は第5図に示す非作動状態においては、ノズルの
内筒3の側孔32には弾性筒5の胴部51が密着
している一方、弾性筒5の裾部52が外筒4の内
周面に密着しており、結局、容器1の内外の連通
がノズルの部分において遮断されているため、誤
つて容器1を倒しても容器1内からの液もれは発
生しない。
は第5図に示す非作動状態においては、ノズルの
内筒3の側孔32には弾性筒5の胴部51が密着
している一方、弾性筒5の裾部52が外筒4の内
周面に密着しており、結局、容器1の内外の連通
がノズルの部分において遮断されているため、誤
つて容器1を倒しても容器1内からの液もれは発
生しない。
つぎに、噴射操作については、説明の便宜上第
3図および第6図によつて説明する。第3図の中
心線L−Lの上側、および第6図の中心線L−L
の左側には、噴射中の態様が描かれている。すな
わち、容器1を握つて押圧すれば、容器1の内部
空間の圧力が上昇し、この上昇した圧力により、
噴射通路33および側孔32を通じて弾性筒5の
胴部51の径が拡大し、噴射通路33に充満して
いる溶液11が噴射口41から噴射される。
3図および第6図によつて説明する。第3図の中
心線L−Lの上側、および第6図の中心線L−L
の左側には、噴射中の態様が描かれている。すな
わち、容器1を握つて押圧すれば、容器1の内部
空間の圧力が上昇し、この上昇した圧力により、
噴射通路33および側孔32を通じて弾性筒5の
胴部51の径が拡大し、噴射通路33に充満して
いる溶液11が噴射口41から噴射される。
第3図の中心線L−Lの下側および第6図の中
心線L−Lの右側には前記した噴射操作を停止し
た直後におけるノズル付近の状態が描かれてい
る。すなわち、容器1の押圧を停止すれば可撓壁
の容器1は原形に復帰する。この復帰の過程で容
器内の空間は減圧状態となるので、弾性筒5の胴
部51が内筒3に密着し、胴部51の周囲には隙
間が発生し、減圧状態にある容器1に噴射口41
から侵入しようとする空気が弾性筒5の裾部52
を軸心方向に押圧しつつ周溝7の後端から通孔2
1をへて容器1内に吸込まれる。かくして容器1
の原形への復帰とともに吸気が停止するので、弾
性筒5の裾部52は自らの弾性によりその形状が
復元して外筒4の内周面に密着し、従つ裾部52
により吸気の通路が遮断される。このように、容
器1の押圧の停止に即応し、側孔32が閉鎖する
とともに、通孔21を通じての吸気通路も閉鎖さ
れるので、その後は噴射操作を行わない限り液が
容器1の外に放出されない。
心線L−Lの右側には前記した噴射操作を停止し
た直後におけるノズル付近の状態が描かれてい
る。すなわち、容器1の押圧を停止すれば可撓壁
の容器1は原形に復帰する。この復帰の過程で容
器内の空間は減圧状態となるので、弾性筒5の胴
部51が内筒3に密着し、胴部51の周囲には隙
間が発生し、減圧状態にある容器1に噴射口41
から侵入しようとする空気が弾性筒5の裾部52
を軸心方向に押圧しつつ周溝7の後端から通孔2
1をへて容器1内に吸込まれる。かくして容器1
の原形への復帰とともに吸気が停止するので、弾
性筒5の裾部52は自らの弾性によりその形状が
復元して外筒4の内周面に密着し、従つ裾部52
により吸気の通路が遮断される。このように、容
器1の押圧の停止に即応し、側孔32が閉鎖する
とともに、通孔21を通じての吸気通路も閉鎖さ
れるので、その後は噴射操作を行わない限り液が
容器1の外に放出されない。
噴射が停止した時点では内筒3の噴射通路33
には液が充満している。そして、噴射を再開する
ときはこの噴射通路33に充満している液が直ち
に噴射されるので、エアゾル噴射装置と同様、噴
射操作に対する即応性がある。すなわち、第1図
または第5図に示す例によれば容器1の内外が遮
断された状態にあつて、容器1内の空間の圧力と
噴射通路33内の液の圧力とが平衡状態を保つて
いるため、ノズルが容器1の本体内の溶液11の
液面よりも上位にあつても、ノズル内の液は降下
しない。第6図に示す例のように下方に向けて噴
射する用途のものでは、使用後に容器を正立、す
なわちノズルを上方にして立てると噴射通路33
の液は容器1内の空気と入れ換わるけれども、再
使用時には直ちに噴射通路33に充満するので、
噴射操作に対する即応性については第1図または
第5図の例と全くかわらない。
には液が充満している。そして、噴射を再開する
ときはこの噴射通路33に充満している液が直ち
に噴射されるので、エアゾル噴射装置と同様、噴
射操作に対する即応性がある。すなわち、第1図
または第5図に示す例によれば容器1の内外が遮
断された状態にあつて、容器1内の空間の圧力と
噴射通路33内の液の圧力とが平衡状態を保つて
いるため、ノズルが容器1の本体内の溶液11の
液面よりも上位にあつても、ノズル内の液は降下
しない。第6図に示す例のように下方に向けて噴
射する用途のものでは、使用後に容器を正立、す
なわちノズルを上方にして立てると噴射通路33
の液は容器1内の空気と入れ換わるけれども、再
使用時には直ちに噴射通路33に充満するので、
噴射操作に対する即応性については第1図または
第5図の例と全くかわらない。
また、この考案によれば、前記のように噴射操
作に対する即応性があるため、噴射の初期からほ
ぼ一定な噴射の強さがあり、また、噴射停止と同
時に噴射口から外気の吸引が開始されるので、噴
射の初期においても末期においても、噴射口から
の液のポタ落ちがない。
作に対する即応性があるため、噴射の初期からほ
ぼ一定な噴射の強さがあり、また、噴射停止と同
時に噴射口から外気の吸引が開始されるので、噴
射の初期においても末期においても、噴射口から
の液のポタ落ちがない。
(考案の効果)
すなわち、この考案によれば、手指の押圧に即
応して溶液の噴射が開始されるとともに、噴射の
初期から末期に至るまで液のポタ落ちもなく、倒
れても液もれの心配のない、すなわち、耐圧容器
と圧縮ガスを使用するエアゾル噴射容器と同様な
優秀な性能をそなえ、しかもエアゾル噴射容器よ
りはるかに簡易であり、従つて安価で普及性のあ
る噴射容器が提供できる。
応して溶液の噴射が開始されるとともに、噴射の
初期から末期に至るまで液のポタ落ちもなく、倒
れても液もれの心配のない、すなわち、耐圧容器
と圧縮ガスを使用するエアゾル噴射容器と同様な
優秀な性能をそなえ、しかもエアゾル噴射容器よ
りはるかに簡易であり、従つて安価で普及性のあ
る噴射容器が提供できる。
第1図はこの考案にかかる手圧噴射容器の一実
施例の非操作時の要部縦断面図、第2図は第1図
に示す弾性筒の拡大図で、aは平面図、bは部分
縦側面図、cは底面図、第3図は第1図に示す例
のノズルと同様な他の設計例のノズルの縦断面図
で、中心線の上側は噴射時、下側は噴射停止直後
の態様をそれぞれ示す。第4図は第3図に示すノ
ズルの左側面図、第5図は他の実施例の非操作時
の要部縦断面図、第6図はさらに他の実施例の要
部縦断面図、中心線の左側は噴射時、右側は噴射
停止直後の態様をそれぞれ示す。 1は容器、11は溶液、12は口縁、2は噴射
頭、21は吸気孔、3は内筒、31は端壁、32
は側孔、33は噴射通路、4は外筒、41は噴射
口、42は環状端壁、5は弾性筒、51は胴部、
52は裾部、6は吸液管、7は周溝である。
施例の非操作時の要部縦断面図、第2図は第1図
に示す弾性筒の拡大図で、aは平面図、bは部分
縦側面図、cは底面図、第3図は第1図に示す例
のノズルと同様な他の設計例のノズルの縦断面図
で、中心線の上側は噴射時、下側は噴射停止直後
の態様をそれぞれ示す。第4図は第3図に示すノ
ズルの左側面図、第5図は他の実施例の非操作時
の要部縦断面図、第6図はさらに他の実施例の要
部縦断面図、中心線の左側は噴射時、右側は噴射
停止直後の態様をそれぞれ示す。 1は容器、11は溶液、12は口縁、2は噴射
頭、21は吸気孔、3は内筒、31は端壁、32
は側孔、33は噴射通路、4は外筒、41は噴射
口、42は環状端壁、5は弾性筒、51は胴部、
52は裾部、6は吸液管、7は周溝である。
Claims (1)
- 噴射用の溶液11を収容する可撓壁の容器1の
口縁12に下記するノズルをもつ噴射頭2を密に
固定してなり、前記ノズルは、前端が端壁31で
閉じ、側孔32を穿つとともに後端が溶液11に
通じる噴射通路33を有する内筒3と、内筒3に
同心に嵌着し、前記端壁31に協力して噴射口4
1を形成する環状端壁42を前端に有する外筒4
と、内筒3、外筒4間に設けた筒状の周溝7に介
装した下記の弾性筒5とを有してなり、前記噴射
頭2には周溝7の後端部を容器1内に接続する通
孔21を設け、前記弾性筒5は、外筒4の対応部
の内径よりも小径かつ側孔32に密着できる胴部
51と、内筒3の対応部の外径よりも大きい内径
を有しかつ外筒4の対応部の内周面に密着できる
裾部52とを有してなる手圧噴射容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12208686U JPH0422861Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12208686U JPH0422861Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328683U JPS6328683U (ja) | 1988-02-25 |
JPH0422861Y2 true JPH0422861Y2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=31011956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12208686U Expired JPH0422861Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422861Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0646865Y2 (ja) * | 1990-02-08 | 1994-11-30 | 高砂香料工業株式会社 | 噴霧装置 |
JPH03103833U (ja) * | 1990-02-09 | 1991-10-29 | ||
TW200735906A (en) * | 2005-11-03 | 2007-10-01 | Rseal Internat Ltd Partnership | Continuously sealing one way valve assembly and fluid delivery system and formulations for use therein |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP12208686U patent/JPH0422861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6328683U (ja) | 1988-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3484195B2 (ja) | ポンプ用注出口 | |
JPH0422861Y2 (ja) | ||
JPS6026844Y2 (ja) | 手動式小型噴霧器 | |
JPS6346152U (ja) | ||
JPS6331722Y2 (ja) | ||
JPS5839797Y2 (ja) | シユドウシキフンムキニオケルノズル | |
JPS6027473Y2 (ja) | 霧等噴出器 | |
JP2509769Y2 (ja) | 小形噴霧器 | |
JPH0717406Y2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP4170022B2 (ja) | スプレーノズル | |
JPS6238766Y2 (ja) | ||
JP2608576B2 (ja) | 噴霧器の噴霧頭 | |
JPS6026843Y2 (ja) | 手動式小型噴霧器 | |
JPS5953874U (ja) | 手動式小型噴霧器 | |
JPH0414134Y2 (ja) | ||
JPS6242777Y2 (ja) | ||
JPS6027468Y2 (ja) | 往復ポンプ式小型噴霧器 | |
JPH084466Y2 (ja) | 小形噴霧器 | |
JPS5821561Y2 (ja) | 正倒立両用噴霧器 | |
JP4400908B2 (ja) | スプレーノズル | |
JPS6346144Y2 (ja) | ||
JPS5823410Y2 (ja) | 押圧ポンプ式液体噴霧器 | |
JPS6027472Y2 (ja) | 霧等噴出器 | |
JPH0143185Y2 (ja) | ||
JPS6026832Y2 (ja) | 噴霧器本体取付部材 |