JPH0422797Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422797Y2 JPH0422797Y2 JP6576886U JP6576886U JPH0422797Y2 JP H0422797 Y2 JPH0422797 Y2 JP H0422797Y2 JP 6576886 U JP6576886 U JP 6576886U JP 6576886 U JP6576886 U JP 6576886U JP H0422797 Y2 JPH0422797 Y2 JP H0422797Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- locking
- hook
- insertion hole
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の属する技術分野
この考案は、走行玩具のシヤーシをボデイに取
付けるための装置に関するものである。
付けるための装置に関するものである。
従来技術とその欠点
従来の走行玩具においては、第5図に例示する
ように、ボデイ1の後尾部に弾性フツク2を一体
に成形するとともに、ボデイの前部下面中央にね
じ受け筒3を下方に突設し、他方、シヤーシ4の
後尾部に挿通孔5を、前部にねじ貫通孔6をそれ
ぞれ設けて、ボデイのフツク2をシヤーシの挿通
孔5に挿入してフツクをシヤーシの底面に係止
し、ねじ貫通孔6からねじ7をねじ受け筒3にね
じ込んでシヤーシをボデイに固定していた。
ように、ボデイ1の後尾部に弾性フツク2を一体
に成形するとともに、ボデイの前部下面中央にね
じ受け筒3を下方に突設し、他方、シヤーシ4の
後尾部に挿通孔5を、前部にねじ貫通孔6をそれ
ぞれ設けて、ボデイのフツク2をシヤーシの挿通
孔5に挿入してフツクをシヤーシの底面に係止
し、ねじ貫通孔6からねじ7をねじ受け筒3にね
じ込んでシヤーシをボデイに固定していた。
従つて、ねじ7が知らない間に緩んで脱落し、
また、玩具使用者が不要にねじを外して内部のゼ
ンマイ駆動ユニツトをいたずらしたりし、その間
にねじを紛失したりするなどの欠点があつた。さ
らに、ねじ受け筒はボデイの前部下面中央に突設
されるから、ゼンマイ駆動ユニツトとボデイの前
面との間に他の付属部品を取付けることができな
いという欠点もあつた。
また、玩具使用者が不要にねじを外して内部のゼ
ンマイ駆動ユニツトをいたずらしたりし、その間
にねじを紛失したりするなどの欠点があつた。さ
らに、ねじ受け筒はボデイの前部下面中央に突設
されるから、ゼンマイ駆動ユニツトとボデイの前
面との間に他の付属部品を取付けることができな
いという欠点もあつた。
この考案の目的
この考案は、上記の点に鑑み、シヤーシの前後
いずれか一方に弾性フツクを、他方にボデイに係
止させる係止部を設けるとともに、ボデイには前
記フツクに対応する位置に上方に開口する挿通孔
を設けるとともに、前記係止部に対応する係止部
を設け、さらに、ボデイの前記挿通孔に挿入され
てフツクの爪を嵌合する係止孔を有する係止部材
を備えることにより、シヤーシの係止部のボデイ
の係止部に対する係止と、係止部材の挿通孔に対
する挿入とを行なえばシヤーシがボデイに固定さ
れ、簡単迅速なシヤーシの取付けができ、ねじ不
用により不要な開放を防止でき、ねじ紛失による
シヤーシ固定不可能になることがないようにした
シヤーシ取付装置を提供することを目的とする。
いずれか一方に弾性フツクを、他方にボデイに係
止させる係止部を設けるとともに、ボデイには前
記フツクに対応する位置に上方に開口する挿通孔
を設けるとともに、前記係止部に対応する係止部
を設け、さらに、ボデイの前記挿通孔に挿入され
てフツクの爪を嵌合する係止孔を有する係止部材
を備えることにより、シヤーシの係止部のボデイ
の係止部に対する係止と、係止部材の挿通孔に対
する挿入とを行なえばシヤーシがボデイに固定さ
れ、簡単迅速なシヤーシの取付けができ、ねじ不
用により不要な開放を防止でき、ねじ紛失による
シヤーシ固定不可能になることがないようにした
シヤーシ取付装置を提供することを目的とする。
目的達成手段
上記の目的を達成するため、この考案はシヤー
シの前後いずれか一方に弾性フツクを、他方にボ
デイに係止させる係止部を設けるとともに、ボデ
イには前記フツクに対応して上方に開口する挿通
孔を設けるとともに、前記係止部に対応する係止
部を設け、さらに、ボデイの前記挿通孔に挿入さ
れてフツクの爪を嵌合する係止孔を有する係止部
材を備えたものである。フツクと係止部材の少な
くとも一方にテーパを形成することにより、係止
部材を挿通孔に挿入したときにフツクがそのテー
パを介して弾性により反らされ、係止部材の係止
孔にフツクが合致したときにフツクが弾性復帰し
て係止孔に嵌合してシヤーシとボデイとを分離不
可能に連結する。
シの前後いずれか一方に弾性フツクを、他方にボ
デイに係止させる係止部を設けるとともに、ボデ
イには前記フツクに対応して上方に開口する挿通
孔を設けるとともに、前記係止部に対応する係止
部を設け、さらに、ボデイの前記挿通孔に挿入さ
れてフツクの爪を嵌合する係止孔を有する係止部
材を備えたものである。フツクと係止部材の少な
くとも一方にテーパを形成することにより、係止
部材を挿通孔に挿入したときにフツクがそのテー
パを介して弾性により反らされ、係止部材の係止
孔にフツクが合致したときにフツクが弾性復帰し
て係止孔に嵌合してシヤーシとボデイとを分離不
可能に連結する。
この考案の実施例
次に、この考案の一実施例を、図面に基いて説
明する。
明する。
シヤーシAの前端部に突起状の係止部11を設
け、後端部付近に上方に起立する弾性フツク12
が設けてある。13は車輪14を回転させるゼン
マイ駆動ユニツトである。
け、後端部付近に上方に起立する弾性フツク12
が設けてある。13は車輪14を回転させるゼン
マイ駆動ユニツトである。
また、ボデイBにはその前部に前記シヤーシの
係止部11を水平方向に差し込んで係止させる孔
状の係止部15が形成されている。しかし、シヤ
ーシとボデイの係止構造は、シヤーシ前端部をね
じなどを使用しないで、突起と凹部又は孔により
固定できる他の任意の形状のものでもよい。
係止部11を水平方向に差し込んで係止させる孔
状の係止部15が形成されている。しかし、シヤ
ーシとボデイの係止構造は、シヤーシ前端部をね
じなどを使用しないで、突起と凹部又は孔により
固定できる他の任意の形状のものでもよい。
ボデイBの後尾部にはシヤーシの前記フツク1
2に対応する位置に、上方に開口する挿通孔16
が設けられている。
2に対応する位置に、上方に開口する挿通孔16
が設けられている。
Cはこの考案によるシヤーシ取付装置において
使用される係止部材であり、第2図に示すよう
に、ボデイにシヤーシを組合せた状態において挿
通孔16からシヤーシAの底部までの距離と等し
い長さを有し、その高さ方向中間部にフツク12
の爪に対応する係止孔17を有する。
使用される係止部材であり、第2図に示すよう
に、ボデイにシヤーシを組合せた状態において挿
通孔16からシヤーシAの底部までの距離と等し
い長さを有し、その高さ方向中間部にフツク12
の爪に対応する係止孔17を有する。
このような構成により、シヤーシとボデイの係
止部を係止し、シヤーシの後尾部にボデイの後尾
部を突合せたのち、挿通孔16に係止部材Cを挿
入すると、係止部材の下端がフツク12の爪の上
面テーバに当るため、フツクが弾性により爪が係
止部材から離れる方向に反られる。従つて、係止
部材Cはさらにシヤーシに向つて挿入することが
でき、係止部材の下端部がシヤーシの上面に止め
られると同時に係止孔17がフツクの爪に合致す
るため、爪が弾性復帰して係止孔17に嵌合す
る。係止部材Cは上端にストツパ18を有する。
従つて、シヤーシAはフツクと係止部材Cの係止
によりボデイBから分離不可能となる。挿通孔に
挿入した係止部材をボデイの後壁19に当接させ
た場合は、係止部材のグラツキがなく、シヤーシ
とボデイの結合状態も堅牢であるので好ましい。
止部を係止し、シヤーシの後尾部にボデイの後尾
部を突合せたのち、挿通孔16に係止部材Cを挿
入すると、係止部材の下端がフツク12の爪の上
面テーバに当るため、フツクが弾性により爪が係
止部材から離れる方向に反られる。従つて、係止
部材Cはさらにシヤーシに向つて挿入することが
でき、係止部材の下端部がシヤーシの上面に止め
られると同時に係止孔17がフツクの爪に合致す
るため、爪が弾性復帰して係止孔17に嵌合す
る。係止部材Cは上端にストツパ18を有する。
従つて、シヤーシAはフツクと係止部材Cの係止
によりボデイBから分離不可能となる。挿通孔に
挿入した係止部材をボデイの後壁19に当接させ
た場合は、係止部材のグラツキがなく、シヤーシ
とボデイの結合状態も堅牢であるので好ましい。
ボデイの後尾部に設けた挿通孔に係止部材Cを
挿通してシヤーシを固定するようにした場合は、
第4図に例示するように、係止部材に自動車玩具
のアクセサリー20を一体に成形し、シヤーシの
取付けと同時にアクセサリーの装着もできる利点
がある。
挿通してシヤーシを固定するようにした場合は、
第4図に例示するように、係止部材に自動車玩具
のアクセサリー20を一体に成形し、シヤーシの
取付けと同時にアクセサリーの装着もできる利点
がある。
この考案の効果
以上のように、この考案によれば、シヤーシの
前後いずれか一端部に上方に起立する弾性フツク
を、他端部にボデイに係止する係止部を設け、ボ
デイの前記シヤーシの前記係止部に対応する位置
に係止部を設けるとともに、前記フツクに対応す
る位置に上方に開口する挿通孔を設け、前記挿通
孔から高さ方向中間部に係止孔を有する係止部材
を前記弾性フツクを反らさせて挿入し、前記係止
孔に弾性復帰したフツクを嵌合してシヤーシをボ
デイに固定しているから、シヤーシの係止部のボ
デイの係止部に対する係止と、係止部材の挿通孔
に対する挿入とを行なえばシヤーシがボデイに固
定され、簡単迅速なシヤーシの取付けができ、ね
じを用いないから、不要な開放を防止でき、ねじ
紛失によるシヤーシ固定不可能になることもな
い。
前後いずれか一端部に上方に起立する弾性フツク
を、他端部にボデイに係止する係止部を設け、ボ
デイの前記シヤーシの前記係止部に対応する位置
に係止部を設けるとともに、前記フツクに対応す
る位置に上方に開口する挿通孔を設け、前記挿通
孔から高さ方向中間部に係止孔を有する係止部材
を前記弾性フツクを反らさせて挿入し、前記係止
孔に弾性復帰したフツクを嵌合してシヤーシをボ
デイに固定しているから、シヤーシの係止部のボ
デイの係止部に対する係止と、係止部材の挿通孔
に対する挿入とを行なえばシヤーシがボデイに固
定され、簡単迅速なシヤーシの取付けができ、ね
じを用いないから、不要な開放を防止でき、ねじ
紛失によるシヤーシ固定不可能になることもな
い。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図はシヤーシをボデイに固定する直前の
断面図、第3図は固定後の要部の断面図、第4図
は係止部材の使用態様の好ましい例を示す斜視図
である。第5図は従来の取付構造を示す断面図で
ある。 A……シヤーシ、11……係止部、12……フ
ツク、B……ボデイ、15……係止部、16……
挿通孔、C……係止部材、17……係止孔。
図、第2図はシヤーシをボデイに固定する直前の
断面図、第3図は固定後の要部の断面図、第4図
は係止部材の使用態様の好ましい例を示す斜視図
である。第5図は従来の取付構造を示す断面図で
ある。 A……シヤーシ、11……係止部、12……フ
ツク、B……ボデイ、15……係止部、16……
挿通孔、C……係止部材、17……係止孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) シヤーシの前後いずれか一端部に上方に起立
する弾性フツクを、他端部にボデイに係止する
係止部を設け、 (ハ) ボデイの前記シヤーシの係止部に対応する位
置に係止部を設けるとともに、前記フツクに対
応する位置に上方に開口する挿通孔を設け、 (ニ) 前記挿通孔から高さ方向中間部に係止孔を有
する係止部材を前記弾性フツクを反らさせて挿
入し、前記係止孔に弾性復帰したフツクを嵌合
してシヤーシをボデイに固定していることを特
徴とする走行玩具のシヤーシ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6576886U JPH0422797Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6576886U JPH0422797Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177788U JPS62177788U (ja) | 1987-11-11 |
JPH0422797Y2 true JPH0422797Y2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=30903148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6576886U Expired JPH0422797Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422797Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002166063A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-06-11 | Keiyu O | 模型車 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6576886U patent/JPH0422797Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002166063A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-06-11 | Keiyu O | 模型車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62177788U (ja) | 1987-11-11 |
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