JPH04227889A - 2層コーテイング - Google Patents

2層コーテイング

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JPH04227889A
JPH04227889A JP3122659A JP12265991A JPH04227889A JP H04227889 A JPH04227889 A JP H04227889A JP 3122659 A JP3122659 A JP 3122659A JP 12265991 A JP12265991 A JP 12265991A JP H04227889 A JPH04227889 A JP H04227889A
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Bernhard Koesters
ベルンハルト・ケスタース
Guenther Butschbacher
ギユンター・ブツチユバツハー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、突き当る粒状物によつて起こる
騒音を減ずる作用もする硬い基材、特に自動車の下回り
(underbody region)のシート金属に
対する2層の、振動吸収性、防錆性、耐摩耗性のコーテ
イングに関する。
【0002】不十分な消音のために、弾性構造体例えば
自動車の車体及び機械の囲いの薄いシート金属は、空中
を伝わる音に刺激され或いは機械的振動にさらされた時
、種々の周波数の音をすごく発散する。消音の目的に対
して、粘弾性の消音ホイル又はコーテイングを、音を発
散するシート金属に適用することは公知である。
【0003】特に自動車の場合泥よけや自動車の下部に
車輪によつてまき上げられて突き当る粒状物(石及びチ
ツピング、砂、水)は、厄介な騒音の別の原因となる。 この騒音はかなりの割合で高い周波数の音を含んでいる
から特に気になるし、不快となる。この問題に対する公
知の解決策は、例えばポリプロピレンから作られたプラ
スチツクのシエル(shell)の車輪の覆いの中に挿
入することである。そのようなシエルは車輪の覆いのシ
ート金属の前数ミリメートルのところに吊すように取り
つけられる。これは明らかに効果的であるが、複雑であ
り、比較的高くつく。他の信じうる可能性は、適当なコ
ーテイングをシート金属構造体に適用して粒状物が自動
車の下回りのシート金属に直接突き当るのを防止するこ
とであろう。そのようなコーテイングは飛ぶ粒状物に対
して距離及び時間の双方に関して「長い停止行程」を与
えるためにできるだけ柔く且つ厚くなければならないで
あろう。この方法により、特に高周波数の、ことに気に
なる周波数範囲の騒音の発生をかなり減ずることができ
た。 基本的な物理則、フーリエ返還は系の時間的挙動は周波
数範囲における関連した挙動と非常に関係のあることを
述べている。すなわち過程が時間的に迅速に起これば起
こる程、この過程を周波数範囲で記述するには高周波数
が必要である。短い、急速な過程は、長く持続する急速
でない過程よりも高周波数を含む。
【0004】硬い基材飢えでの振動吸収性、同時に防錆
性、耐摩耗性コーテイングの形成は独国特許第2852
828号から公知である。これによると、硬化後に異な
った弾性率をもつ2つのコーテイング組成物に連続的に
適用する。基材に面する内層は外側の被覆層より柔い。 このコーテイングを用いると、音の吸収がかなり改善さ
れる。このコーテイングの形成に当っては、2つの異な
るプラスチゾルを適用し、加熱によつてゲル化し、斯く
して硬化させる。内側の(柔い)層は随時発泡されてい
てもよい。
【0005】突き当る粒状物の起こす騒音を減ずる問題
は独国特許第2852828号に述べられていない。更
にこれに示されているコーテイングは長期間安定ではな
く、その機械的な、従つてその音響的な性質は経時的に
変化することが明らかになつた。しかしながら自動車の
構造体に使う場合、コーテイングはそれに対する必要条
件が初めに適合するばかりでなく、できれば自動車の耐
用寿命の全期間にわたつて適合するように形成されねば
ならない。
【0006】従つて本発明の基本的な目的は、硬い基材
特に泥よけを含む自動車の下回りのシート金属に対する
振動吸収効果をもち且つ防錆性で耐摩耗性であり、また
更に同時に突き当る粒状物の起こす騒音をかなり減少さ
せるコーテイングを開発することである。このコーテイ
ングはこれらの性質を長期間にわたつて実質的に不変の
状態で保持することが必須である。
【0007】本発明によれば、ゲル及び/又は硬化後に
内層が被覆層より柔く且つより厚い層をなすような基材
に面する内層と被覆層とかならる2層コーテイングが提
案される。このコーテイングは a)内層が重合体Aと可塑剤P1を含んでなり、そして
b)被覆層が重合体Bと可塑剤P2を含んでなり、但し
重合体A及びBは異なった化学組成を有し、重合体Aは
可塑剤P2と本質的に適合せず、そして重合体Bは可塑
剤P1と本質的に適合せず、或いは2層は本質的に同一
の濃度の1つの可塑剤(P1=P2)を含有し、斯くし
て1つの層が他の層からの可塑剤によつて損われるとい
う危険のない、ことが特色である。
【0008】好適な具体例によれば、内層は発泡せしめ
られ、これによつてその柔さと層の厚さを増大させる。 一般に内層は被覆層より2〜20倍厚い。柔い内層の弾
性率は一般に<108ダイン/cm2であるべきである
。コーテイング全体の単位面積当りの重量は好ましくは
基材のそれより小さい。
【0009】上述の必要条件に合うコーテイングは同時
に柔く且つできるだけ厚く、斯くして突き当る粒状物を
効果的に止めることができる。更に、それは振動吸収性
の雑音防止化合物としてできる限り効果的であるべきで
ある。しかしながら実際の使用の場合には、このコーテ
イングが腐食に対して良好な保護材となり、中でも高い
耐摩耗性であることが必要である。これは特に車輪の覆
いの領域に当てはまる。高程度の柔い及び良好な耐摩耗
性は矛盾する必要条件であるが、本発明による2層コー
テイングで解決される。シート金属側に配置される層は
柔く且つ比較的厚く、従つて設定された音響の必要条件
を満足する。その厚さは一般に1〜5mmの範囲である
。 被覆層はそれより薄く且つ粘弾性であり、従つて耐摩耗
性を保証する。0.25〜1mmの範囲の厚さは好適で
ある。
【0010】実際の目的の場合、両層の性質が長期間安
定である、即ち被覆層が永久的に粘弾性で耐摩耗性でな
ければならず、一方軟い内層が永久的に柔くなければな
らないということは非常に重要である。本発明によれば
、これは可塑剤の1層から他層への移動がないように或
いはその不適合性のために移動する可塑剤が他の重合体
層の物理性を損わないように互いに適合する2つの層の
組成によつて保証される。これは種々の方法で達成する
ことができる:−柔い内層と硬い被覆層における重合体
が異なる化学的組成を有する場合、可塑剤はそれぞれが
他の層の重合体と適合しないように2層に対して選択さ
れる。普通内層に対しては所望の大きい柔さを達成する
ために、比較的高い可塑剤含量が必要である。この時可
塑剤はその濃度勾配のために被覆層へ移動しうる。内層
の可塑剤が被覆層の重合体と適合しない場合、これは被
覆層の軟化を防止する。それぞれの場合可塑剤の他の層
の重合体との不適合は層の機械的性質のいずれかの悪化
を防止する。
【0011】−問題に対する他の解決策は、両層に対し
て同一の可塑剤を用いる場合本質的に同一の可塑剤濃度
を使用することであり、またこのようにして可塑剤の移
動を防止することである。この場合、必要な内層の高度
な柔さは発泡によつて達成される。
【0012】これらの手段はコーテイングの機械的な安
定性の必要とされる長期間の安定性を保証する。上述し
た独国特許第2852828号にはこれを示唆する記述
がなく、またその実施例は上述した必要条件に合致しな
い。即ち実施例1では、内層において用いる可塑剤がア
リールアルキルスルホネートであり、これは被覆層の重
合体であるポリ塩化ビニルとも適合し、従って可塑剤の
移動のために被覆層の軟化が起こる。実施例2において
、2つの層に対して同一の可塑剤が異なる濃度で使用さ
れる。これもまた濃度勾配のために可塑剤の移動をもた
らす。
【0013】独国特許第2852828号からすでに本
質的に公知であるように、かなり長い間自動車の生産に
おけるアンダーシール、融着継目シーリング、接着剤と
して許容されてきたようなプラスチゾルが、本発明によ
る2層コーティングの製造に使用れる。コーティングは
特に有利には2層が連続的な噴霧工程[ウェット‐オン
‐ウェット(wet‐on‐wet)法]で形成される
ように適用することができ、層のゲル化は続く熱処理に
よって同時に及び一緒に起こる。しかしながら内層を適
用後に加熱によって予めゲル化し且つ随時これを発砲さ
せ、そしてその後に被覆層を適用することもできる。加
熱は10〜60分間約100〜180℃で行なってプラ
スチゾルをゲル化する。
【0014】層の必要な異なる軟化は、すでに述べたよ
うに可塑剤の内層における高含量により及び/又は内層
の発泡により達成される。
【0015】ポリ塩化ビニル単独重合体及び/又は例え
ば酢酸ビニルとの共重合体との粉末はプラスチゾルに対
する重合体として特に適当である。また独国特許第24
54235号及び第2529732号に記述されている
如き(メト)アクリレート単独及び/又は共重合体の粉
末も適当である。独国特許第2722752号における
所謂コア/シェルアクリル重合体も有利に使用しうる。
【0016】ポリ塩化ビニル単独及び共重合体の場合、
多くの適当な可塑剤例えばフタレート、ホスフェート、
アジペート及びクエン酸エステルが公知である。特に好
適なものは、(メト)アクリレート単独及び共重合体と
適合しないからジアルキルフタレート例えばフタル酸ジ
オクチル及びフタル酸ジノニルである。後者に対しては
、ジベンジルエーテル、ジベンジルトルエン、ジフェニ
ルメタン、及びジフェニルエーテルが塩化ビニル単独及
び共重合体と適合しないから特に適当である。一方例え
ばアリールアルキルスルホネートは両群の重合体と適合
することができるから、両層における可塑剤の濃度が本
質的に同一である時だけ使用することができる。
【0017】プラスチゾルのゲル化中に活性化される適
当な発泡剤は同業者にとって公知である。列挙しうるい
くつかは例えばアゾジカルボンアミド、アゾイソ酪酸ニ
トリル、ジニトロソジメチルテレフタルアミド及び適当
ならばさらに水である。
【0018】層の勇気的性質特に硬度及び耐摩耗性は公
知のように無機充填剤の添加によって影響せしめうる。 適当な充填剤は例えば炭酸カルシウム及び酸化カルシウ
ム、硫酸バリウム、カーボンブラック、グラファイト、
二酸化チタン、タルク及び有機又は無機ミクロスフィア
である。
【0019】次の実施例は本発明の更に詳細な説明に役
立つ。
【0020】
【実施例】実施例1 柔か内層の製造に対するプラスチゾルは次の組成を有し
た:       ポリメチル‐n‐ブチルメタクリレート 
       (2%ビニルイミダゾールを含む)  
                    20%  
    ジベエンジルトルエン           
                         
50%      炭酸カルシウム         
                         
        28%      酸化カルシウム 
                         
                  2%必要に応じ
て発砲した層を製造する場合には、、      アゾ
ジカルボンアミド                 
                     1%を添
加した。
【0021】被覆層には次の組成のプラスチゾルを用い
た:       ポリ塩化ビニル(k値70、ペースト型)
                  30%    
  フタル酸ジノニル               
                         
30%      炭酸カルシウム         
                         
        38%      酸化カルシウム 
                         
                  2%2つのプラ
スチゾルを金属シート上にウェット‐オン‐ウェットで
噴霧し、160℃に30分間加熱することによって焼い
た。この結果優秀な耐摩耗性を有すばかりでなく、非常
に良好な消音挙動も示し、また突き当る粒状物のエネル
ギーを大程度に吸収し且つ全くかなりの騒音の減少をも
たらしうる2層コーティングが得られた:参照、実施例
3において実験C、D、E及びFに示す結果。
【0022】実施例2 柔い内層を製造するための発泡しうるプラスチゾルは次
の組成を有した。
【0023】       ポリ塩化ビニル            
                         
     30%      フタル酸ジノニル   
                         
            30%      炭酸カル
シウム                      
                    36%  
    酸化カルシウム              
                         
     2%      ポリアミノアミド    
                         
             1%      アゾジカ
ルビオンアミド                  
                  1%同一のプラ
スチゾルを実施例1における如く被覆層に対して使用し
た。
【0024】実施例3 下記のコーティングをアパマット(APAMATR)中
で試験して、石の衝撃、水の噴霧などで起こる音がそれ
ぞれの場合にいかに効果的に減少しうるかを見た。しか
しながら、アパマット中においては、本質的に多かれ少
なかれ平らな試料だけを試験することができる。車輪の
覆いの金属シートはすべてが平らではなく、従ってその
硬さは平らな金属シートに比べてかなり増大した。この
硬さの増加を概ね再現するために、厚さ1mmの平らな
スチール板(84×84cm)を補強し、支材をその場
に固定するためにそれぞれの場合に3つのリベットを使
用した。実施例の固定はターロカル(TEROKALR
)4520‐34[ターロサン(Teroson)Gn
bH]、即ち非常に良好に付着し且つ完全に硬化する一
成分接着剤を用いて行なった。
【0025】このように準備した各金属ヂートを最初に
それがある状態で、次いでそれにコーティングを適用し
て測定した。この時測定には次の配置を用いた:マイク
ロフォン付きのアパマット収容室硬くされたスチールシ
ート 試験コーティング アパマットのボールスリング アパマットの受音室で決定される如き未処理の金属シー
トの第3の音圧スペクトルを記憶させ、基準として役立
たせた。すべての重ねた対照シートの基準スペクトルは
実際上同一であった。それぞれの場合にコーティングを
有する場合のだい3のスペクトルも測定し、次いで基材
シートの基準スペクトルを差し引いた。このようにして
作った差スペクトルは各コーティングの効果の尺度とな
る、これを図1及び2に示す。
【0026】上述のように重ねたスチールシート(84
×84cm;重さ6.7kg)には次のコーテーイング
を適用した: A  層の厚さ約1.2mmのターロテクス(TERO
TEXR)3105‐147(ターロサンGmbH)(
コーティングの重量約1kg)。これは自動車の下塗り
用の市販のPVCプラスチゾルである。
【0027】B  前面におかれた厚さ2〜3mm(3
.4kg)のポリプロピレン/EPDMシート。この変
化は現在の技術による車輪の覆いのライニングに相当す
る。C  実施例1における如き2層コーテーングを適
用した。内層は発泡しており、約5.5mmの厚さを有
し、外層の厚さは約1mmであった。全コーティングの
重さは3kgであった。
【0028】D  実施例1における如き2層コーティ
ングを適用した。内装は発泡しており、約4mmの層の
厚さを有し、また被覆層の厚さは約0.5mmであった
。 全体のコーティングの重さは2.4kgであった。
【0029】E  実施例1における如き2層コーティ
ングを適用した。内層は発泡しており、約7mmの層の
厚さを有した。被覆層の厚さは約1mmであり、全コー
ティングの重量は3.3kgであった。
【0030】F  実施例1における如きコーティング
を適用した。内層は発泡しておらず、約3mmの層の厚
さを有した。全コーティングの重量は3.7kgであっ
た。
【0031】ボールでの刺激によるアパマット測定値の
結果を図1及び2に示す。コーティングの音響効果はそ
の柔さ及び厚さに依存する。柔く厚いコーティングはあ
る臨界周波数以上においてシートの振動刺激を劇的に減
ずる。この臨界周波数はコーティングが柔く又は厚くな
るにつれて低周波数に移行する。十分な耐摩耗性を保証
するのに必要である硬い被覆層は下に位置する柔いコー
ティングの効果をいくらか減ずる。
【0032】従って被覆層は絶対的に必要なものよりも
厚くあってはならない。
【0033】詳細には、測定結果は次のことを示す:―
  耐摩耗性のPVCのプラスチゾル(A)の単一層コ
ーティングはすべての他の変化よりも明らかに劣ってい
る。
【0034】―  ポリプロピレンシート(B)は特に
高周波数において本発明によるコーティングより明らか
に劣っている。
【0035】―  本発明によるコーティングC及びD
は、特にいくらか高周波において優秀に列挙する。
【0036】―  コーティングE及びFの比較は内層
が発泡していないコーテーイングの良好な効果を示す。 しかしこの効果は発泡によって更に改善される。
【0037】実施例4 次の表は、独国特許第2852828号の実施例1のも
のと同様のコーティングと比較した場合の、本発明によ
るコーティングの長期挙動を例示する。比較実験におい
ては、本発明による実施例1と異なって、内層に対する
プラスチゾルがジベンジルトルエンの代りにアリールア
ルキルスルホネート及びジベンジルトルエンの1:1の
比で混合物を可塑剤として含有した。このアリールアル
キルスルホネートはメタクリレートターポリマー及びP
VCの双方と適合した。
【0038】次の表において、8週間までのかなり長期
間の貯蔵後における2つのコーティングの引張り強度値
を示す。実施例1における如き本発明によるコーティン
グの場合、引張り強度は貯蔵中ゆっくり増加することが
見られる。これは普通のPVCプラスチゾルの老化中の
典型的な挙動である。一方比較実験において、引張り強
度値の減少はアルキルアリールスルホネートの、メタク
リレート層からPVC層への移動とそれによる後者の軟
化であるように見える。2層系の引張り強度は粘弾性P
VCプラスチゾル層によって本質的に決定され、従って
その変化が観察される悪化の原因であった。
【0039】2層下回りコーティングの引張り強度(N
/cm2)
【0040】
【表1】                      直後  
    2週間後    4週間後    8週間後 
         実施例1      200   
   213      216      277 
     対照実験      194      1
82      149      174     
          差             6
        31        67     
 103
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のコーティング及び対照のコーテ
ィングの効果の尺度である差スペクトルを示す。
【図2】図2は本発明のコーティング及び対照のコーテ
ィングの効果の尺度である差スペクトルを示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゲル及び/又は硬化後に内層が被覆層
    より柔く且つより厚い層をなすような基材に面する内層
    と被覆層とを含んでなる突き当る粒状物のおこす騒音を
    減ずるための、硬い基材、特に自動車の下回りのシート
    金属に対する2層の、振動吸収性、防錆性、及び耐摩耗
    性コーテイングであつて、a)内層が重合体Aと可塑剤
    P1を含んでなり、そしてb)被覆層が重合体Bと可塑
    剤P2を含んでなり、但し重合体A及びBは異なった化
    学組成を有し、重合体Aは可塑剤P2と本質的に適合せ
    ず、そして重合体Bは可塑剤P1と本質的に適合せず、
    或いは2層は本質的に同一の濃度の1つの可塑剤(P1
    =P2)を含有し、斯くして1つの層が他の層からの可
    塑剤によつて損われるという危険のない、該コーテイン
    グ。
  2. 【請求項2】  内層が発泡されている請求項1のコー
    テイング。
  3. 【請求項3】  内層が被覆層よりも2〜20倍厚い層
    を有する請求項1のコーテイング。
  4. 【請求項4】  内層が<108ダイン/cm2の弾性
    率を有する請求項1のコーテイング。
  5. 【請求項5】  コーテイング全体の単位面積当りの重
    量が基材のそれよりも小さい請求項1のコーテイング。
  6. 【請求項6】  重合体Aが(メト)アクリレート単独
    又は共重合体である請求項1のコーテイング。
  7. 【請求項7】  重合体Bが塩化ビニル単独又は共重合
    体である請求項1のコーテイング。
  8. 【請求項8】  可塑剤P1がジベンジルトルエン又は
    ジフエニルエーテルである請求項1のコーテイング。
  9. 【請求項9】  可塑剤P2がジアルキルフタレートで
    ある請求項1のコーテイング。
  10. 【請求項10】  1つ又は両方の層が充填剤も含有す
    る請求項1のコーテイング。
  11. 【請求項11】  組成の異なる2つのプラスチゾルを
    連続的に基材に適用し、そしてこの層を同時に又は連続
    的に高温への加熱によつてゲル化し且つ随時発泡させる
    2層コーテイングの適用に、際して、 a)内層に対して重合体A及び可塑剤P1、及びb)被
    覆層に対して重合体B及び可塑剤P2、を含んでなる2
    つのプラスチゾルを使用し、但し重合体A及びBは異な
    った化学組成を有し、重合体Aは可塑剤P2と本質的に
    適合せず、そして重合体Bは可塑剤P1と本質的に適合
    せず、或いは2層は本質的に同一の濃度の1つの可塑剤
    (P1=P2)を含有し、斯くして1つの層が他の層か
    らの可塑剤によつて損われるという危険のない、該2層
    コーテイングの適用法。
  12. 【請求項12】  発泡操作に適当な発泡剤を含んでな
    るプラスチゾルを内層に対して用いる請求項11の方法
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