JPH04227659A - ポリ(フェニレンエーテルスルホン)を含むポリ(アリールエーテルスルホン)組成物 - Google Patents

ポリ(フェニレンエーテルスルホン)を含むポリ(アリールエーテルスルホン)組成物

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JPH04227659A
JPH04227659A JP3096114A JP9611491A JPH04227659A JP H04227659 A JPH04227659 A JP H04227659A JP 3096114 A JP3096114 A JP 3096114A JP 9611491 A JP9611491 A JP 9611491A JP H04227659 A JPH04227659 A JP H04227659A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、(a)ポリ(ビフェ
ニルエーテルスルホン)約35〜約99重量%、好まし
くは60〜99重量%及び(b)第2のポリ(フェニレ
ンエーテルスルホン)約1〜約65重量%、好ましくは
40〜1重量%を含む、改善された特性を有する不混和
性ポリ(アリールエーテルスルホン)ブレンドに関する
。本発明の組成物、特に、本発明の好ましい組成物は、
それらの成分の非常に興味深い特性を維持し、そして優
れた機械的特性及び耐熱性を示す。これらのポリ(アリ
ールエーテルスルホン)から作られた物品は、35Kg
/cm2 (500psi)以上の応力下で蒸気滅菌す
ることができ、さらに、例えばモルホリンのような腐蝕
低減用添加剤によって影響を受けない。また、上記の材
料は通常用いられる病院用クリーナー及び洗剤と接触さ
せた際に良好な耐薬品性を示す。
【0002】
【従来の技術】ポリ(アリールエーテルスルホン)はほ
ぼ20年前から知られている。これは強靭な線状ポリマ
ーであり、優れた耐熱性、良好な電気的性質及び非常に
良好な加水分解安定性のような多くの興味深い特徴を有
する。少なくとも3種類のポリ(アリールエーテルスル
ホン)が商品として入手できる。あるポリ(アリールエ
ーテルスルホン)(これを以下においてはポリ(フェニ
レンエーテルスルホン)と称する)は、インペリアル・
ケミカル・インダストリーズ(Imperial Ch
emical Industries)社から入手でき
る。これは次式(1):
【化10】 を有し、例えばカナダ国特許第847963号に記載さ
れたように、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ンと4,4’−ジクロルジフェニルスルホンとの重縮合
によって製造される。このポリマーは脂肪族部分を含有
せず、ほぼ220℃のTgを有する。他の市販のポリ(
アリールエーテルスルホン)はアモコ・パフォーマンス
・プロダクツ(Amoco Performance 
Products)社から商品名「ユーデル(UDEL
)(登録商標名)」の下で入手できる。これは次式(2
):
【化11】 に対応し、約190℃のTgを有し、米国特許第410
8837号に記載されたように、ビスフェノールAの二
ナトリウム塩と4,4’−ジクロルジフェニルスルホン
との求核重縮合によって製造される。第3の市販のポリ
(アリールエーテルスルホン)もまたはアモコ・パフォ
ーマンス・プロダクツ社から商品名「ラデル(Rade
l)(登録商標名)R」の下で入手できる。これは次式
(3):
【化12】 に対応し、約220℃のTgを有し、例えばカナダ国特
許第847963号に記載されたように、ビフェノール
と4,4’−ジクロルジフェニルスルホンとの重縮合に
よって製造される。
【0003】数年にわたり、ポリ(アリールエーテルス
ルホン)及び他のポリ(アリールエーテル)(これら全
てを以下においてはPAEと称する)の製造及び特性に
関する相当多数の特許及び他の文献が展開されてきてい
る。広範なPAEが「ジャーナル・オブ・ポリマー・サ
イエンス(Journal of Polymer S
cience)」A−1、第5巻(1967年)第24
15〜2427頁にジョンソン(Johnson )ら
によって、米国特許第4108837号及び同第417
5175号にジョンソンらによって達成された。ジョン
ソンらは、活性化された芳香族ジハライド及び芳香族ジ
オールの求核芳香族置換(縮合)反応によって非常に広
範なPAEが製造され得るということを示している。こ
の方法によってジョンソンらは数多くの新規のPAEを
製造した。
【0004】優れた機械的及び熱的特性を顕著な加水分
解安定性と組合せて持つために、ポリ(アリールエーテ
ルスルホン)は医療器具市場において少なくとも10年
前から  種々の目的で利用されてきた。これらの医療
器具には広範な物品がある。明らかに、ポリ(アリール
エーテルスルホン)の主要な属性の1つは、特性が損な
われることなく蒸気オートクレーブに繰り返してかける
ことができるということである。蒸気オートクレーブは
非常に苛酷な試験であり、高温安定性及び加水分解安定
性の両方を必要とし、湿/乾、熱/冷の循環的影響を伴
う。
【0005】しかしながら、ポリ(アリールエーテルス
ルホン)(1)及び(2)はいくつかの重大な欠陥を示
す。実際、これらの材料から成形された部品は、特に蒸
気発生系における腐蝕を低減させるためにモルホリンの
ようなボイラー添加剤を過剰濃度で用いた時に例えば3
5Kg/cm2 (500psi)以上の応力下で蒸気
滅菌した場合に、又は通常用いられる病院用クリーナー
及び洗剤と接触させた場合に応力亀裂を生じる。ポリ(
ビフェニルエーテルスルホン)(3)及びそれから成形
された部品はポリ(アリールエーテルスルホン)(1)
及び(2)より実質的に良好な特性を有するが、ビフェ
ノールの価格が高いために(1)及び(2)より実質的
に高価である。
【0006】英国特許第2088396号には次式(4
)及び(5):
【化13】
【化14】 の単位を含有するコポリマーが記載されている。特許請
求の範囲に記載されたコポリマーは、約80〜10モル
%の繰返し単位(4)と、それに対応して約20〜90
モル%の繰返し単位(5)とを含む。この特許には、ポ
リ(アリールエーテルスルホン)(1)に(5)を添加
することによって改善された温水ひび割れ抵抗性を有す
る材料が得られると記載されている。この特許には荷重
下での蒸気滅菌適性が述べられてもおらず、コポリマー
がモルホリンのようなボイラー添加剤の存在下で応力亀
裂抵抗性を示すということが教示されてもいない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的な目的
は、ポリ(ビフェニルエーテルスルホン)の多くの基本
的特性を有するポリ(ビフェニルエーテルスルホン)の
ブレンドを提供することにある。本発明の他の目的は、
モルホリンの存在下においてさえ応力亀裂を生じること
なく35Kg/cm2 (500psi)以上の応力下
で蒸気滅菌することのできる、ポリ(ビフェニルエーテ
ルスルホン)ブレンドからの医療用物品を提供すること
にある。他の目的は以下の記載から明白であろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一般的な目的は
、(a)ポリ(ビフェニルエーテルスルホン)約25〜
約99重量%、好ましくは約35〜約99重量%及び(
b)ポリ(フェニレンエーテルスルホン)約1〜75重
量%、好ましくは約1〜65重量%を含む不混和性ブレ
ンドによって達成することができる。他の条件が同じで
あるとすれば、ポリアリールエーテル(1)及びポリ(
アリールエーテルスルホン)(3)のブレンドであって
且つポリ(アリールエーテルスルホン)(3)がこれら
2種のポリマーの少なくとも60%を占めるものは、よ
り高価なポリ(アリールエーテルスルホン)(3)と実
質的に同じ特性を有する。2種のポリマーはまた、ポリ
(ビフェニルエーテルスルホン)約50〜99重量%、
ポリ(フェニレンエーテルスルホン)約50〜1重量%
の重量比で用いることもできる。
【0009】簡潔に言えば、本発明において有用なポリ
(ビフェニルエーテルスルホン)は次式:
【化15】 の繰返し単位を含み、ここで、二価基Arの少なくとも
50モル%、好ましくは少なくとも75モル%がp−ビ
フェニレン基であり、残部(0〜50モル%)はp−フ
ェニレン、次式:
【化16】 の基等より成る群から選択される少なくとも1種のもの
である。一般的に、ビフェニル又はビフェニレン基の濃
度が高くなるにつれてポリマーの性質はより良好になる
【0010】本発明において有用なポリ(フェニレンエ
ーテルスルホン)は次式:
【化17】 の繰返し単位を含み、ここで、二価基Ar’の少なくと
も50モル%、好ましくは少なくとも75モル%は次式
【化18】 のビスフェノールS部分であり、残部(0〜50モル%
)はp−フェニレンである。
【0011】このポリ(アリールエーテルスルホン)は
炭酸塩法又はアルカリ金属水酸化物法の2つの方法のい
ずれかによって製造することができる。
【0012】炭酸塩法においては、実質的に等モル量の
ヒドロキシ含有化合物及びジハロジアリールスルホン、
例えば4,4’−ジクロルジフェニルスルホン又は4,
4’−ジフルオルジフェニルスルホンを、重合期間中反
応媒体を実質的に無水条件に保つために水と共沸混合物
を形成する溶媒を含む溶媒混合物中で、ヒドロキシル基
1モルにつき約0.5〜約1.0モルのアルカリ金属炭
酸塩と接触させることによってポリマーが製造される。 反応混合物の温度は、約170℃〜約250℃、好まし
くは約210℃〜約235℃に約1〜15時間維持する
。この反応は、不活性雰囲気、例えば窒素中で大気圧下
で実施されるが、それより高い又は低い圧力を用いるこ
ともできる。次いで凝固、溶媒蒸発等のような慣用の技
術によってポリ(アリールエーテルスルホン)が回収さ
れる。
【0013】溶媒混合物は、水と共沸混合物を形成する
溶媒と極性非プロトン系溶媒とを含む。水と共沸混合物
を形成する溶媒には、ベンゼン、トルエン、キシレン、
エチルベンゼン、クロルベンゼン等のような芳香族炭化
水素が包含される。本発明において用いられる極性非プ
ロトン系溶媒はポリ(アリールエーテルスルホン)の製
造分野において一般的に周知のものであり、次式:
【化
19】 のもののような硫黄含有溶媒が包含され、ここで、R1
 はそれぞれ脂肪族不飽和を含有しない一価の低級炭化
水素基を表わす(これは好ましくは約8個より少ない炭
素原子を有する)か、又は互いに結合して二価のアルキ
レン基を表わすかであり、bは1〜2の整数である。従
って、これらの全ての溶媒において、全ての酸素及び2
個の炭素原子が硫黄原子に結合している。本発明におい
て用いるのに意図されるのは、次式:
【化20】 及び
【化21】 において、基R2 がそれぞれメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル等の基のような低級アルキル基、フェニル基
のようなアリール基、及びトリル基のようなアルキルフ
ェニル基であるもの、並びに基R2 が次式:
【化22
】 のテトラヒドロチオフェンオキシド及びジオキシドにお
けるように、二価のアルキレン橋として相互に結合して
いるもののような溶媒である。特に、これらの溶媒には
、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、ジフェニ
ルスルホン、ジエチルスルホキシド、ジエチルスルホン
、ジイソプロピルスルホン、テトラヒドロチオフェン−
1,1−ジオキシド(通常テトラメチレンスルホン又は
スルホランと称される)及びテトラヒドロチオフェン−
1−モノオキシドが包含される。追加的に、窒素含有溶
媒を用いることができる。これらにはジメチルアセトア
ミド、ジメチルホルムアミド及びN−メチルピロリドン
が包含される。共沸混合物形成溶媒及び極性非プロトン
系溶媒は、約1:10〜約1:1、好ましくは約1:5
〜約1:3の重量比で用いられる。
【0014】この反応において、ヒドロキシ含有化合物
は、アルカリ金属炭酸塩と反応させることによって現場
でゆっくりとそれらのアルカリ金属塩に転化される。ア
ルカリ金属炭酸塩は好ましくは炭酸カリウムである。前
記のように、炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムのような
炭酸塩混合物を用いることもできる。水は共沸混合物形
成溶媒との共沸混合物として反応塊から連続的に除去さ
れ、重合期間中実質的に無水条件が保たれる。重縮合期
間中反応媒体を実質的に無水に保つことは重要である。 約1%までの水の量は許容することができ、弗素化ジハ
ロベンゼノイド化合物と共に用いた場合には多少有益で
あるが、これより実質的に大きい水量は回避するのが望
ましい。何故ならば、水とハロ及び(又は)ニトロ化合
物との反応がフェノール系物質の形成をもたらし、低分
子量の生成物のみが得られるからである。従って、高ポ
リマーを得るためには、系を実質的に無水にすべきであ
り、好ましくは系が含有する水の量を反応期間中0.5
重量%より少なくしておくべきである。好ましくは、所
望の分子量が得られた後に、ポリマーを活性化芳香族ハ
ライド又は脂肪族ハライド、例えば塩化メチル又は塩化
ベンジル等で処理する。このようなポリマーの処理は、
末端ヒドロキシル基をエーテル基に転化させ、これがポ
リマーを安定化させる。こうして処理されたポリマーは
良好な溶融及び酸化安定性を有する。
【0015】本発明のポリマーを製造するためには炭酸
塩法が簡単であり且つ便利であるが、場合によっては高
分子量の製品をアルカリ金属水酸化物法によって製造す
ることができる。ジョンソンらによって米国特許第41
08837号及び同第4175175号に記載されたア
ルカリ金属水酸化物法においては、二価フェノールのア
ルカリ金属複塩を前記のような硫黄含有溶媒の存在下で
実質的に無水条件下でジハロベンゼノイド化合物と接触
させる。
【0016】さらに、本発明のポリマーは当技術分野に
おいて周知の他の方法によって製造することができ、そ
の一例としては、米国特許第4176222号に記載さ
れたように、少なくとも1種の二価フェノール及び少な
くとも1種のジハロベンゼノイド化合物を、例えば炭酸
ナトリウム又は重炭酸ナトリウムとナトリウムより大き
い原子番号を持つ第2のアルカリ金属の炭酸塩又は重炭
酸塩との混合物と共に加熱する。
【0017】本発明の器具を製造するのに用いられるポ
リ(アリールエーテル)の分子量は、塩化メチレン、ク
ロロホルム、N−メチルピロリドン等のような適宜な溶
媒中での換算粘度データによって示される。25℃にお
いて100ミリリットル当たりに0.2gの濃度で測定
した場合の材料の換算粘度は、少なくとも0.3デシリ
ットル/g、好ましくは少なくとも0.4デシリットル
/gであり、典型的には約1.5デシリットル/gを越
えない。
【0018】本発明の組成物は任意の慣用の混合方法に
よって製造される。例えば好ましい方法は、押出機中で
粉末状又は粒状の2種のポリ(アリールエーテルスルホ
ン)を混合し、この混合物を押出成形してストランドに
し、このストランドを細断してペレットにし、このペレ
ットを金型成形して所望の物品にすることを含む。
【0019】本発明のポリ(アリールエーテルスルホン
)は、顕著な応力亀裂抵抗性を有する医療器具の製造を
可能にする。これらの器具は、35Kg/cm2 (5
00psi)以上の応力下で種々の蒸気ボイラー添加剤
の存在下で蒸気滅菌することができる。蒸気発生系にお
ける腐蝕を低減するための代表的なボイラー添加剤は、
モルホリン、ヒドラジン、N,N−ジエチルアミノエタ
ノール(「NALCO359」又は「BETZ  NA
−9」)及びオクタデシルアミンのようなアミノ化合物
である。また、商品名「キャッスル(Castle)7
900」(音波クリーナー)、「ケム・クレスト(Ch
em Crest)14」(超音波クリーナー)、「タ
ージトール・ミン・フォーム(Tergitol Mi
n Foam )2X」(非イオン系界面活性剤)等の
下で市販されているもののような種々の病院用クリーナ
ー及び洗剤の存在下においても蒸気滅菌が可能である。 本発明の材料は、顔料、熱安定剤、紫外線安定剤及び他
の添加剤を含有することができる。
【0020】本発明のポリ(アリールエーテルスルホン
)ブレンドは、広範な医療器具の製造に有用である。 これらは特に、無菌外科手術用具の貯蔵及び受渡しのた
めの系のようなオートクレーブにかけることのできる貯
蔵トレー用(従って包装に関連する費用を削除する)に
、無菌条件下で移植材料、人工装具及び他の医療器具を
積込み貯蔵するための医療供給産業に、そして他の多く
の同様の用途において興味深い。本発明の組成物はまた
、任意の所望の形、即ち金型成形品、コーティング、フ
ィルム又は繊維に二次加工することもできる。これらは
特に電気導体用の電気絶縁物としての用途に望ましい。 これらの組成物は、白亜、方解石及びドロマイトを含む
カーボネート;雲母、タルク、ウォラストナイト、二酸
化珪素、ガラス球、ガラス粉末を含むシリケート;アル
ミニウム;クレー;石英;等のような無機充填剤を含有
することができる。また、ガラス繊維、炭素繊維等のよ
うな強化用繊維を用いることもできる。組成物はまた、
二酸化チタン、熱安定剤、紫外線安定剤、可塑剤等のよ
うな添加剤を含有することもできる。
【0021】
【実施例】以下の実施例は本発明の特定的な例示を提供
するものであり、何ら本発明の範囲又は概要に対する限
定と解釈されるべきではない。
【0022】試料調製及び試験手順: 本発明の全ての調製において、ポリビフェニルスルホン
及びビスフェノールSを基剤としたポリスルホンの2種
のポリマー物質を用いた。このポリビフェニルスルホン
は次式:
【化23】 の繰返し単位を有するポリマーである。これは商品名「
ラデルR5000」の下でアモコ・パフォーマンス・プ
ロダクツ社から商品として入手できる。これはN−メチ
ルピロリドン中で0.2g/デシリットルの濃度で25
℃において測定してほぼ0.60デシリットル/gの換
算粘度を有する。これは溶媒としての塩化メチレン及び
ポリスチレン分子量較正を用いてゲル透過クロマトグラ
フィーによって測定して約20000の数平均分子量を
有する。このポリマーを以下においてはPSF−Iと称
する。用いた1種のビスフェノールSポリスルホンは、
インペリアル・ケミカル・インダストリーズ社から入手
できる市販の製品「ヴィクトレックス(Victrex
 )4100G」である。これは次式:
【化24】 の繰返し単位を有するポリマーである。これはN−メチ
ルピロリドン中で0.2g/デシリットルの濃度で25
℃において約0.50デシリットル/gの換算粘度を有
する。そのゲル透過クロマトグラフィーによる数平均分
子量は、溶媒としての塩化メチレン及びポリスチレン分
子量較正基準を用いて約17000である。このポリマ
ーを以下においてはPES−Iと称する。これらのポリ
マーはペレットの形で用いられ、これらは非晶質性であ
るために透明であり、僅かな琥珀色を有する。
【0023】対照A及びB 2種の生ポリマーPSF−I及びPES−Iを、リドン
(Lydon )型除湿再循環空気オーブン中で149
℃(300°F)の温度において一晩乾燥させた。次い
で85g(3オンス)の射出能力を持つバッテンフェル
ド(Battenfeld)型射出成形機を用いて射出
成形して標準ASTM試験片を製造した。下記のAST
M法によって機械的特性及び加熱撓み温度(HDT)を
測定した。HDTは厚さ3.2mm(1/8 インチ)
及び6.4mm(1/4 インチ)の両方の試験片につ
いて実施したことを除いて、全ての試験は厚さ3.2m
m(1/8 インチ)の試験片について実施した。
【0024】
【表1】
【0025】例1〜6 第I表に示した組成物をペレットとしてよく混合し、乾
燥させるために除湿空気オーブン中に149℃(300
°F)において約16時間(一晩)置いた。次いで乾燥
ブレンドを、L/D比33/1を持つ25mm二軸スク
リュー二重ベント式バーストルフ(BErstorff
 )型押出機を用いて、第I表に示した条件分布に従っ
て押出成形した。第1のベント口は大気に開放させ、第
2のベント口は真空ポンプに連結した。この押出機は二
重ストランドダイを具備するものである。ポリマー押出
品を冷却用水槽を通過させた後にペレットにした。全て
のブレンドが第I表に示した押出量で順調に押出成形さ
れ、ペレットになった。異なる組成のブレンドについて
の連続した操作の間に、押出品0.9kg(2ポンド)
を「変遷(transition)」材料と称し、これ
を捨てた。過去の経験から、この量は、押出機中の溶融
物を効果的に置き換えて最終ブレンドの組成が乾燥ペレ
ット混合物の組成と異ならないようにするのに充分であ
る。6種のブレンドを再びリドン型オーブン中で149
℃(300°F)において一晩乾燥させ、翌日、前記し
たバッテンフェルド型射出成形機を用いて射出成形して
必要なASTM部品を製造した。全てのブレンドは成形
時に半透明の外観を有し、透明度は組成スケールの中心
部に向かうにつれて低減し(即ち半透明性が増大し)、
一方又は他方のポリマーに富んだ組成においては漸次大
きくなった(即ち半透明性が小さくなった)。これらブ
レンドにおける明澄性の欠如は2種のホモポリマーの間
の不混和性を示す。
【0026】機械的特性 対照物及びブレンドについてのASTM機械的特性を第
II表に示す。全てのブレンドについての強さ及び弾性
率の値はブレンド中のPSF−I含有率に関して一次関
数的に変化している。延性の測定については、全てのブ
レンドの破断点伸びもまた、この測定の変動性の範囲内
でPSF−Iのものと均等であると考えることができる
。 ポリマーノッチなし靭性の識別試験である衝撃引張強さ
もまた全ての組成について同様である。これら全ての機
械的特性は、本発明のブレンドの非常に良好な機械的適
合性を確証する。PSF−Iに富んだ組成物(例1、2
及び3)については、PSF−Iの高いノッチ付アイゾ
ッド衝撃強さがほとんど又は全く損なわれないことが観
察された。従って、60〜99重量%のPSF−I及び
それに対応して1〜40重量%のPES−Iを含む組成
物はPSF−Iの多くの優れた物理的特性を有する。機
械的適合性の劣った不混和性ポリマーブレンドは代表的
には、マルチゲート式金型形状の結果としての『ウェル
ドライン』を含有する部品についての低い強さによって
特徴づけられる。これらのブレンドの機械的適合性を確
認するために、ウェルドラインのない基本的なケースと
対照してウェルドライン強さを測定した。二重ゲート式
引張試験片金型を具備するヴァン・ドーン(Van D
orn)型射出成形機を用いてウェルドラインを含有す
るASTM引張試験片を製造した。標準単一ゲートの場
合について用いたのと同様の条件で成形を実施した。結
果を第III 表に示す。この表は、全てのブレンドに
ついてウェルドライン区画の上での引張強さが維持され
たことを例証する。
【0027】蒸気滅菌 PSF−I/PES−Iブレンド組成物の蒸気滅菌耐性
を評価するために、次の試験を用いた。13cm×1.
3cm×0.32cm(5インチ×1/2 インチ×1
/8 インチ)のASTM試験片を片持ばりの態様で一
端から水平に試験片を固定することによって据え付け、
固定されていない端部に重りを吊した。試験片に取り付
けた重りは、試験片の固定された端部の表面において約
70Kg/cm2 (約1000psi)の最大曲げ応
力が生じるようなものである。ステンレス鋼製の引き出
し中に並んだ状態に据え付けた試料を次いで蒸気オート
クレーブ中に入れた。このオートクレーブは1.9Kg
/cm2 (27psig)の蒸気圧で132℃(27
0°F)の温度において操作し、オートクレーブの室内
に50ppmのモルホリンを含有する水を装入した。オ
ートクレーブの1サイクルはそれぞれ、5分間の昇温及
び加圧段階並びに続いての30分間の設定条件の保持、
そしてその後にオートクレーブをガス抜きし、10分間
冷却して成るものとした。試料は代表的には15〜25
のサイクルの完了時に検査し、全ての試料を2回試験し
た。
【0028】蒸気滅菌性能研究からの結果を下記の第I
V表にまとめる。全く予期しなかったことに、例6を除
く全てのブレンドの性能はPSF−Iの性能と匹敵する
。 いずれのものも、上記のような450のサイクルの蒸気
滅菌の後に応力亀裂の形跡を示さなかった。これに対し
て、PES−Iはたった45のサイクルの後に破壊を生
じたものがあった。例6のブレンドは166のサイクル
において破壊を生じたが、PES−Iよりはかなり有意
に良好だった。例6及び対照Bの破壊されなかった方の
ものは広範囲にわたって亀裂を生じ、試験の実際上の観
点からそれらは不合格と考えられるので、それらについ
ては試験を続けなかった。従って、PSI−I約35〜
99重量%及びPES−I約1〜65重量%を含む組成
物がアミン系安定剤を含有する蒸気に対して改善された
耐性を有する。
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】PES−Iをアモコ・パフォーマンス・プ
ロダクツ社によって市販されている「ラデルA−200
」(これは3:1のモル比のビスフェノールS及びヒド
ロキノンとジクロルジフェニルスルホンとの縮合生成物
である)に置き換えることによって、本質的に同じ結果
を得ることができた。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)次式: 【化1】 の繰返し単位から主として成るポリ(ビフェニルエーテ
    ルスルホン)及び(b)次式: 【化2】 の繰返し単位から主として成る第2のポリ(アリールエ
    ーテルスルホン)(これら式中、Arはp−ビフェニレ
    ン少なくとも50モル%を含む二価の基であり、Ar’
    は次式: 【化3】 の基少なくとも50モル%を含む二価の基である)を含
    み且つ(a)の(b)に対する重量比が約60:40〜
    約99:1である組成物。
  2. 【請求項2】  (a)次式: 【化4】 の繰返し単位を含むポリ(ビフェニルエーテルスルホン
    )約60〜約99重量%及び(b)次式:【化5】 の繰返し単位を含む第2のポリ(アリールエーテルスル
    ホン)約1〜40重量%(これら式中、Arはビフェニ
    レンを含み、Ar’は次式: 【化6】 の基を含む)を含むポリ(アリールエーテルスルホン)
    ブレンド。
  3. 【請求項3】  Arがビフェニレン少なくとも50モ
    ル%を含み且つAr’が次式: 【化7】 の基少なくとも50モル%を含む、請求項2記載のブレ
    ンド。
  4. 【請求項4】  Arの0〜50モル%がp−フェニレ
    ン及び次式: 【化8】 の基より成る群から選択される少なくとも1種のもので
    あり且つAr’の0〜50モル%がp−フェニレンであ
    る、請求項3記載のブレンド。
  5. 【請求項5】  Arが主としてビフェニレンから成る
    、請求項2記載のブレンド。
  6. 【請求項6】  Ar’が主として次式:【化9】 の基から成る、請求項2記載のブレンド。
  7. 【請求項7】  少なくとも50重量%のポリ(ビフェ
    ニルエーテルスルホン)及び50重量%までのポリ(フ
    ェニレンエーテルスルホン)を含む、請求項1記載のブ
    レンド。
  8. 【請求項8】  ポリ(ビフェニルエーテルスルホン)
    が50〜99重量%を占める、請求項1記載のブレンド
  9. 【請求項9】  請求項1記載のブレンドから成形され
    た物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  10. 【請求項10】  請求項2記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  11. 【請求項11】  請求項3記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  12. 【請求項12】  請求項4記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  13. 【請求項13】  請求項5記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  14. 【請求項14】  請求項6記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  15. 【請求項15】  請求項7記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
  16. 【請求項16】  請求項8記載のブレンドから成形さ
    れた物品を蒸気滅菌することを含む方法。
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