JPH04227039A - 泡発生装置 - Google Patents

泡発生装置

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JPH04227039A
JPH04227039A JP3138669A JP13866991A JPH04227039A JP H04227039 A JPH04227039 A JP H04227039A JP 3138669 A JP3138669 A JP 3138669A JP 13866991 A JP13866991 A JP 13866991A JP H04227039 A JPH04227039 A JP H04227039A
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デイヴィッド・マンロウ
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/20Mixing gases with liquids
    • B01F23/29Mixing systems, i.e. flow charts or diagrams
    • B01F23/291Mixing systems, i.e. flow charts or diagrams for obtaining foams or aerosols
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気と発泡性液体(f
oamable liquid) とを混合して泡生成
物(foamproduct)を発生させるときに使用
される泡発生装置に関する。特に、本発明は、泡生成物
が発生させられていないとき、低温の環境状態において
装置の構成部品の凍結を防止するために、装置内を発泡
性液体が循環できるようにした泡発生装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】通常、廃棄物処理場の作業者
は、不快な臭いや有毒ガスの放散を防止し、鳥、昆虫及
びげっし動物(rodent)の到来を防止するために
、各々の作業日の終わりに、処理場の表面を表土層で覆
うことが要求される。処理場の表面に表土を設けること
は、使用できる空間を数インチにもわたり常に侵食して
いくことになる。表土の替わりに泡を処理場の表面に撒
くことは、侵食されるかなりの空間を削減し、臭いを抑
えることに効果的である。本発明の泡発生装置は、廃棄
物処理場の表面に泡生成物を撒くことに使用するとき、
特に適している。
【0003】公知の泡発生装置の代表的なものは、プレ
ゼントによる米国特許第 3,466,873号公報、
及びクラマー(Kramer)等による米国特許第 4
,421,788号公報ならびに米国特許第 4,51
9,388号公報に開示されている。
【0004】従来の装置において長期間に亘り貯留をし
ようとするとき、発泡性液体がその内部で凍結しないよ
うに、装置内に残る全ての発泡性液体をそこから除去し
ておく必要が生じる。これは、空気で装置をパージする
ことにより達せられる。ところが、空圧による泡の発生
はタンク中で行われるので、発泡性液体貯留タンク内に
空気が侵入することは許されない。さらに、空気がポン
プの内部機構に残留すると、始動時においてポンプにキ
ャビテーション(cavitation)を生ぜしめる
ので、空気は流体ポンプ中に侵入することも許されない
。ポンプのキャビテーションは、ポンプの効率及び性能
を低下させることが知られており、これを防止する必要
がある。また、空気はポンプの内部機構から全ての発泡
性液体をパージできず、従って、低温環境状態に曝され
たとき、残留する発泡性液体がポンプ内で凍結すること
もある。
【0005】従って、処理場の作業に使用可能であり、
また、液体上及び固体上のいずれにおいても、長期間に
亘り、飛散する塵埃をコントロールしたり臭いをコント
ロールしたりする他の作業にも使用できる、泡生成物の
発生が可能な装置を提供することが産業界において望ま
れている。特に、極寒環境状態においても装置内で発泡
性液体が凍結することなく運転及び貯留が可能な装置が
望まれている。
【0006】本発明の主たる目的は、寒冷環境において
も、装置内で発泡性液体が凍結することなく運転及び貯
留が可能な泡発生装置を提供することである。本発明の
他の目的は、泡発生装置が休止しているとき作動し、装
置内で泡生成物の発泡性液体が凍結することを防止する
循環手段を具えた泡発生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、発泡性液体を
貯留タンクからポンプによりバルブ手段を通じて混合手
段に送り、そこで、圧縮空気と混合して泡生成物を発生
する泡発生装置により、これらの課題を解決するもので
ある。バルブ手段は、ポンプから混合手段への発泡性液
体の流れを許す第1切換え位置と、ポンプから混合手段
への発泡性液体の流れを阻止し且つポンプから返送流路
を通じて貯留タンクに戻る発泡性液体の流れを許す第2
切換え位置とを有する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の好適実施例を示している。こ
の装置は、貯留タンク2、循環ポンプ10、高圧ポンプ
12、圧力調節器14、泡ブロック16、及び、エアコ
ンプレッサ18を有してなる。貯留タンク2は、発泡性
液体を貯留する。通常運転状態では、高圧ポンプ12は
発泡性液体の供給量の大部分を泡ブロック16に送出し
、発泡性液体の供給量の残りの部分を圧力調節器14に
送出する。泡ブロック16は、ポンプ12からの発泡性
液体と、空気供給器18からの圧縮空気を混合し、所望
の泡生成物を作り出す。貯留状態では、ポンプ12は休
止しており、循環ポンプ10がタンク2からの発泡性液
体をポンプ12を通じてタンク2に戻るように作動して
いる。
【0009】貯留タンク2は、少なくとも1つの流出口
と少なくとも1つの流入口を具え、発泡性液体を貯留で
きるものであれば、どのような容器でも差し支えない。 外気の温度が泡発生装置内の発泡性液体を凍結させるほ
ど低温になるような寒冷地である場合や、発泡性液体を
所定の温度に維持しておくことが必要になる場合には、
図2に示されるように、貯留タンク2に外部ジャケット
40を備え付けることが望ましい。ジャケット40は、
貯留タンク2との間の空間に昇温用流体を循環させるた
めのものである。昇温用流体は、ヒータ42で熱せられ
、ポンプ46によってジャケット40中に循環させられ
、装置内において発泡性液体を所定の温度に維持する。 温度調節用スイッチ44がジャケット40の流出側に設
けられ、ヒータ42の作動を調節する。所定のレベル、
例えば80°Fに温度を維持するために、スイッチ44
はヒータ42をon状態又はoff状態に切り換えるよ
うに設定されている。ヒータ42は、例えば、プロパン
、ガソリン又は軽油のような燃料を使用した燃焼ヒータ
であったり、電気式ヒータであったりする。
【0010】図1に戻り、タンク2とポンプ12との間
の流路にチェックバルブ30が設けられている。チェッ
クバルブ30は、発泡性液体がタンク2から高圧ポンプ
12に流れることを許し、その逆の方向の流れは許さな
い。
【0011】高圧ポンプ12は発泡性液体をタンク2か
ら泡ブロック16に送出する。ポンプ12は発泡性液体
を高圧で送出できるものであれば、どのようなタイプの
ものでも差し支えない。約500 psi程度の出力を
有するものが望ましい。さらに、ポンプ12が凍結する
ことを防止するために、ポンプ12が作動していないと
きは、発泡性液体をポンプ12から排出するようにして
おかなければならない。所定の特性を備えた好ましい高
圧ポンプは、ミネソタ州ミネアポリスのCATポンプコ
ーポレイションによって製造された型式6020ポンプ
である。
【0012】泡の生成中において、高圧ポンプ12から
送り出される発泡性液体の体積流量のうち約10%は圧
力調節器14に送られる。調節器14に送り込まれた発
泡性液体は返送流路8及びチェックバルブ36を介して
タンク2に戻される。
【0013】ポンプ12から送り出される発泡性液体の
体積流量のうち残りの90%は3方向バルブ32に送ら
れる。泡発生装置の通常運転中、バルブ32の1つの切
換え位置では、発泡性液体はポンプ12から泡ブロック
16に送られ、発泡性液体が返送流路8を介してタンク
2に流れることを阻止される。休止状態である装置の貯
留中、バルブ32の他の切換え位置では、ポンプ2から
泡ブロック16への発泡性液体の流れが阻止され、返送
流路を介して発泡性液体がタンク2へ流れるようになる
。原則的には、バルブ32は従来の3方向バルブのどの
ようなものでも差し支えなく、また、手動若しくは自動
で切換えができるようなものでもよい。
【0014】泡ブロック16は、制限された通路を通じ
て発泡性液体を非常に高い圧力(約500 psi)で
送り出すことにより、及び、制限された通路の下流側の
液体に空気を吹き込むことにより、コンプレッサ18か
らの圧縮空気(約100 psi)とバルブ32を介し
てポンプ12から送られる発泡性液体とを混合させる。 制限された通路は高速流の分散を生ぜしめるためには充
分に狭く、従って、分散媒体の一部の急速流によって、
第1段階の泡生成が制限された通路の通過直後に行われ
る。制限された流路のさらなる下流側の収斂流路におい
て、連続して泡生成が行われる。その流路では空気が吹
き込まれる。泡ブロック16は、クロル(Kroll 
)による米国特許第 4,474,680号に開示され
るタイプの泡ブロックであることが好ましい。泡ブロッ
ク16で発生した泡生成物は、次いで、放出流路50に
送出され、そこから泡は装置外に放出されて使用に供さ
れる。通常、泡生成物は、放出流路に取付けられたノズ
ル(図示せず)を介して分散させられる。
【0015】ノズルが閉じられたり、流路が捻れたりし
て閉塞状態になって、泡生成物が放出流路50から流れ
出ることを阻止されると、泡ブロック16内の流体圧は
ポンプ12の連続的なポンプ作動により上昇する。流体
圧が所定圧に達すると、チェックバルブ38が閉じ、こ
れにより、泡ブロック16へのさらなる圧縮空気の流れ
が阻止される。チェックバルブ38が閉じる圧力より僅
かに高い圧力で開放するように、圧力開放バルブ34が
設けられている。バルブ34が開放すると、これにより
、発泡性液体は、泡ブロック16及び開放バルブ34を
介して流れることができるようになり、返送流路8を通
じて直接タンク2へ戻される。流体圧力が放出流路50
の開放状態よりも降下すると、圧力開放バルブ34は閉
じ、発泡性液体はタンク2に戻されることを阻止され、
バルブ38は泡ブロック16に圧縮空気を流入させるよ
うに再度開放する。
【0016】貯留中、通常は休止している循環ポンプ1
0が作動し、通常は作動している高圧ポンプ12は休止
する。ポンプ10は発泡性液体をタンク2からポンプ1
2の内部構成部品を通じるように送り込み、極寒状態に
おいて休止中のポンプ12が凍結することを防止する。 バルブ32は、泡ブロックへ発泡性液体が流れることを
阻止するようにスイッチが切換えられ、替わりに、ポン
プ12から返送流路8に発泡性液体が流れるようにする
。従って、貯留状態では、発泡性液体は、休止中の高圧
ポンプ12及びバルブ32を介してポンプ10により循
環され、次いで、返送流路8及びチェックバルブ36を
介してタンク2に戻される。
【0017】図3は本発明の他の実施例を示している。 本実施例の装置は、貯留タンク102、循環ポンプ11
0、高圧ポンプ112、圧力調節器114、泡ブロック
116、エアコンプレッサ118、及びソレノイドバル
ブ120を有してなる。貯留タンク102、循環ポンプ
110、高圧ポンプ112、圧力調節器114、泡ブロ
ック116、エアコンプレッサ118は、概ね、図1の
対応する部品と同じにすることができる。
【0018】発泡性液体は、高圧ポンプ112によって
、チェックバルブ130及びバルブ131を介してタン
ク102から送り出される。バルブ131はボールバル
ブであることが好ましい。しかし、発泡性液体の体積流
量を調節できるものであれば、どのようなタイプのもの
でも使用することができる。また、バルブ131の作動
を手動で行ってもよいし、自動で行ってもよい。ポンプ
112から送られる発泡性液体の体積の約10%が圧力
調節器114に送られる。本実施例では、圧力調節器1
14はバイパスバルブ146を具えており、このバイパ
スバルブ146は、手動制御式又は自動制御式のボール
バルブとすることができる。バイパスバルブ146は装
置の通常運転中では閉じられており、後述する貯留状態
中では開放される。
【0019】ポンプ112から送られる発泡性液体の体
積の残りの約90%は、装置内の流体圧が所定圧、例え
ば100 psiより大きいときは、常に、開放バルブ
140を介して送られる。ところが、流体圧が所定圧よ
り低いとき、例えば、後述する貯留状態中は、開放バル
ブ140は常に閉じられている。
【0020】発泡性液体がバルブ140を通過した後、
その発泡性液体は2つの流れに分けられ、2つの泡ブロ
ック116に送り込まれる。しかし、もっと多くの流れ
に分けることができるし、もっと多くの泡ブロックが使
用されてもよい。各々の泡ブロック116に送り込まれ
た発泡性液体の流れは、手動式又は自動式に制御される
ボールバルブ148によって調節される。
【0021】約100 psiの圧縮空気がエアコンプ
レッサ118から各々の泡ブロック116に供給される
。そこで、圧縮空気は、発泡性液体と泡生成物を発生す
るように混合される。各々の泡ブロックへの圧縮空気の
流れは一連に接続されるバルブシステムにより調節され
る。 図3に示されるように、チェックバルブ142は  圧
縮空気の流れる方向を泡ブロック116に向う方向のみ
に限定し、その逆の方向には阻止するようになっている
。 チェックバルブ142の下流側には、手動式又は自動式
の制御バルブ144が配置されている。
【0022】また、図3に示されるように、泡ブロック
116で発生された泡生成物は夫々の放出流路150に
連続的に送り出され、そこで装置外に放出されて使用に
供される。放出流路150への泡生成物の流れを調節す
るために、泡ブロック116と放出流路150との間の
流路中に空圧バルブ122が接続されている。空圧バル
ブ122はソレノイドバルブ120を通じて供給される
空気により制御される。ソレノイドバルブ120は、ス
イッチ(図示せず)を用いて作業者により電気的に制御
される。ソレノイドバルブ120を開放することにより
空圧バルブ122に空気が送られ、これにより、泡生成
物が放出流路150に流れることを阻止するように、バ
ルブ122が閉じられる。
【0023】空圧バルブ122が閉じたとき、装置内の
流体圧は上昇する。流体圧が所定圧(例えば、140 
psi)に達すると、バルブ144は閉じ、圧縮空気が
泡ブロック116内に流れることを阻止される。これに
より、さらなる泡の発生が中止される。同時に、泡ブロ
ック116の放出側に接続された圧力開放バルブ134
が開き、使用されなかった発泡性液体が泡ブロック11
6から返送流路108を介してタンク102に戻ること
ができるようになる。
【0024】図3の実施例の運転は以下のように行われ
る。通常運転中、バルブ131は開放され、一方、バル
ブ139,146,152は閉じられる。ポンプ112
は、送り出される発泡性液体の体積の約10%をタンク
102から圧力調節器114を介して送り出す。圧力調
節器114は、装置内の流体圧を例えば約500 ps
iに調節する。圧力調節器114を通じて流れる発泡性
液体は、返送流路108を介してタンク102に戻され
る。 ポンプ112から送り出される発泡性液体の体積流量の
残りの90%は圧力開放バルブ140を通じて流れる。 この圧力開放バルブ140は、100 psiより大き
い流体圧で開くようになっている。発泡性液体は次いで
、2つの流れに分けられ、開放するバルブ148を通じ
て泡ブロック116に流れ込む。バルブ144はエアコ
ンプレッサ118から泡ブロック116に圧縮空気を送
り込むことができるように開いており、好適実施例中に
おいて説明されたように、泡生成物が発生される。通常
運転時、ソレノイドバルブ120は閉じており、空気が
空圧バルブ122に送られることを阻止している。これ
により、泡生成物は泡ブロック116から放出流路15
0に移動することが自由となり、泡生成物は使用に供さ
れることができる。放出流路150に泡を移動させたく
ないとき、ソレノイドバルブ120を開くことにより空
圧バルブ122が閉じる。流体圧は所定圧、例えば、1
40 psiに維持されたとき、バルブ144は閉じ、
バルブ134が開き、これにより、使用されない発泡性
液体は返送流路108を通じてタンク102に戻ること
ができるようになる。
【0025】貯留運転時、すなわち、非作動状態では、
バルブ131及びバルブ144は閉じられ、バルブ14
6及びバルブ152が開かれる。高圧ポンプ112は休
止され、一方、循環ポンプ110が始動する。循環ポン
プ110はバルブ152を介してタンク102の第2流
出側に接続されている。バルブ152は発泡性液体の体
積流量がポンプ110に流れることを調節する。バルブ
152は手動で制御できるものでもよいし、自動で制御
できるものでもよい。発泡性液体は、循環ポンプ110
によって、タンク102からチェックバルブ149及び
休止中の高圧ポンプ112の内部を通じるように送り出
される。ポンプ110は圧力開放バルブ140を開放さ
せるのに充分な流体圧を発生させることができないので
、バルブ140は閉じたままになっている。従って、ポ
ンプ112から送られる発泡性液体の全部は圧力調節器
114を流れる。バイパスバルブ146は開いており、
発泡性液体は圧力調節器114を回り道して流れること
ができるようになっている。次いで、発泡性液体はタン
ク102に戻される。この構成により、発泡性液体は高
圧ポンプ112を通じて連続的に送り出され、極寒環境
に曝されても、ポンプ112内の流体は凍結を防止され
る。また、ポンプ112を通じて発泡性液体を循環させ
ることにより、ポンプ112を空気でパージする必要性
をなくすることができる。空気がポンプ内に取り残され
ると、始動時にポンプ内にキャビテーションが発生して
危険である。さらに、高圧ポンプ112を使用すること
なく、小型の循環ポンプ110を使用してシステム内の
発泡性液体を循環させることにより、高圧ポンプ112
の摩耗や亀裂の恐れを低減することができる。
【0026】図2に示される循環システムと同様のシス
テムにより、外部ジャケットを通じて循環する昇温用流
体によって、タンク102内の発泡性液体を加熱してお
くこともできる。
【0027】貯留状態時、高圧ポンプ112の下流側に
位置する構成部品及び流体流路をパージするために、エ
アコンプレッサ118からの圧縮空気を使用することも
できる。圧縮空気の流路109への流れは、チェックバ
ルブ138を通じて行われ、バルブ139により調節さ
れる。チェックバルブ138は、空気が流体流路109
に送り込まれることを許し、一方、開放バルブ140か
らエアコンプレッサ118中に発泡性液体が流れること
を阻止する。バルブ139が開くと、空気は圧力開放バ
ルブ140の下流側の流路に侵入することができるよう
になる。空気は、泡ブロック116及び放出流路150
と、これらに流体を送り込む流路から、残った発泡性液
体を全部パージするために使用される。タンク102内
に空気が侵入することは、タンク102での泡の発生に
望ましくないので、空気がタンク102につながる返送
流路108に侵入することは決して許されない。従って
、バルブ134は、返送流路に空気が侵入することを阻
止するために使用される。
【0028】当業者には、種々の変更が容易に考えられ
るものであり、それらは添付の特許請求の範囲に示され
た本発明の範囲から離れることなくなされうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の泡発生装置の好適実施例を示す概略図
である。
【図2】流体貯留タンクの外部ジャケットを周囲を循環
する昇温用流体のためのシステムを示す概略図である。
【図3】本発明の泡発生装置の第2実施例を示す概略図
である。
【符号の説明】
2  貯留タンク 8  返送流路 10  循環ポンプ手段 12  ポンプ手段 16  混合手段 18  空気供給手段 32  バルブ手段 50  放出手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  発泡性液体を貯留するための貯留タン
    クと、圧力下で空気を供給するための手段と、泡生成物
    を発生するように前記供給手段からの空気と前記発泡性
    液体とを混合するための手段と、前記タンクから前記混
    合手段に前記発泡性液体を送り出すポンプ手段と、前記
    混合手段に接続され外部に泡を放出させるための放出手
    段と、前記貯留タンクに接続され返送流路を提供する手
    段と、前記ポンプ手段から前記混合手段への前記発泡性
    液体の流れを許す第1切換え位置と、前記ポンプ手段か
    ら前記混合手段への前記発泡性液体の流れを阻止し且つ
    前記ポンプ手段から前記返送流路を通じて前記タンクに
    前記発泡性液体の流れを許す第2切換え位置とを有する
    バルブ手段と、前記ポンプ手段が非作動時に前記発泡性
    液体を前記タンクから前記ポンプ手段及び前記返送流路
    を通じて送り出す循環ポンプ手段と、を有してなる、泡
    発生装置。
  2. 【請求項2】  さらに、前記タンクと熱交換関係で昇
    温用流体を循環させる手段を有する、請求項1記載の泡
    発生装置。
  3. 【請求項3】  前記バルブ手段は3方向バルブである
    、請求項1記載の泡発生装置。
  4. 【請求項4】  通常運転状態では発泡性液体が泡を発
    生するために使用され、貯留状態では前記泡が発生され
    ず、前記発泡性液体が内部を循環するようになっている
    システムであって、該システムは、前記発泡性液体を貯
    留するための貯留タンクと、圧力下で空気を供給するた
    めの手段と、前記泡生成物を発生するように前記空気供
    給手段からの空気と前記発泡性液体とを混合するための
    手段と、第1及び第2の流出口を有し、前記発泡性液体
    を前記タンクから前記第1の流出口を通じて前記混合手
    段に移動させるためのポンプ手段と、前記混合手段に接
    続され、前記システムの外部に前記泡生成物を放出させ
    るための放出手段と、前記ポンプ手段に接続され、前記
    システム内の流体圧を所定の第1の圧力に調節維持し、
    前記発泡性液体を前記タンクに戻すために前記タンクに
    接続される流路を具えた圧力調節手段と、前記ポンプ手
    段の第1流出口に設けられ、前記システム内の流体圧が
    前記第1の圧力より低い所定の第2の圧力を越えたとき
    に前記ポンプ手段から送られた前記発泡性液体を前記混
    合手段に送るようにし、前記流体圧が前記第2の圧力よ
    り低いときに前記発泡性液体の流れを阻止する第1のバ
    ルブ手段と、前記ポンプ手段の前記第2の流出口と前記
    タンクとの間に接続され、前記システム内の前記流体圧
    が前記第2の圧力より低いときに、前記発泡性液体が前
    記ポンプ手段から前記タンクに流れるようにするバイパ
    ス手段と、前記システム内の前記流体圧が前記第2の圧
    力より低いときに、前記タンクからの前記発泡性液体を
    前記ポンプ手段及び前記バイパス手段を通じて前記タン
    クに戻すように循環させる循環ポンプ手段とを有してな
    る、泡発生システム。
  5. 【請求項5】  前記放出手段内の流体圧が前記第1の
    圧力より低い所定の第3の圧力を越えたときに、前記空
    気供給手段からの空気が前記混合手段に流れることを阻
    止し、前記発泡性液体が前記混合手段から前記タンクに
    流れるようにする第2のバルブ手段を有する、請求項4
    記載の泡発生システム。
  6. 【請求項6】  前記バイパス手段が手動式バルブを含
    む、請求項4記載の泡発生システム。
  7. 【請求項7】  前記貯留状態中、前記第1バルブ手段
    から下流側にある前記第1出力口流路中に空気を送り、
    前記混合手段及び前記放出手段に空気を流路を提供する
    ために、前記空気供給手段が前記ポンプ手段の前記第1
    流出口流路に接続されている、請求項4記載の泡発生シ
    ステム。
  8. 【請求項8】  前記循環ポンプ手段が手動式バルブと
    ポンプとを有してなり、該ポンプが前記第2の圧力より
    低い圧力を前記システム内に発生させる、請求項4記載
    の泡発生システム。
  9. 【請求項9】  貯留状態中、前記流体圧が前記第2の
    圧力より低くなっている、請求項4記載の泡発生システ
    ム。
  10. 【請求項10】  前記タンクの外部ジャケットを通じ
    て昇温用流体を循環させる手段を有する、請求項4記載
    の泡発生システム。
  11. 【請求項11】  前記放出手段内の流体圧が所定の圧
    力を越えたときに、前記空気供給手段からの空気が前記
    混合手段に流れることを阻止し、前記発泡性液体が前記
    混合手段から前記タンクに流れるようにする第2のバル
    ブ手段を有する、請求項1記載の泡発生装置。
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