JPH04226360A - 印刷制御フィールド分析装置及びその分析方法 - Google Patents
印刷制御フィールド分析装置及びその分析方法Info
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- JPH04226360A JPH04226360A JP3101918A JP10191891A JPH04226360A JP H04226360 A JPH04226360 A JP H04226360A JP 3101918 A JP3101918 A JP 3101918A JP 10191891 A JP10191891 A JP 10191891A JP H04226360 A JPH04226360 A JP H04226360A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0036—Devices for scanning or checking the printed matter for quality control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷制御フィールドの
分析、特にオフセット印刷に関するものである。
分析、特にオフセット印刷に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在印刷工程は、主として通常色の濃度
を高めて分析され、或いはごく最近では測色学的に分析
される同時印刷制御フィールドを使用して制御され、設
定に関する制御変数や、印刷機に関する調整またはプリ
ンターに関するその他の関連情報が得られるようになっ
ている。オフセット印刷では、他の異なる制御フィール
ド、特に単色フルトーン・フィールドや単色ハーフトー
ン・フィールドに加えて2色刷り、時には3色重ね刷り
フルトーン・フィールドが採用されている他、印刷工程
に関わるあらゆるカラーにつきその幾つかを同時に公称
表面に適用することがしばしば行われている。単色フル
トーン・フィールドの場合、関連する測定変数は印刷用
インクの厚味層に関係してくる。層の厚味は、一般に広
く普及している濃度測定カラーの濃度として決定される
ことになる。ハーフトーン・フィールドの場合には、主
に印刷用の適用表面や基本ハーフトーン・フィルムの適
用表面に比例して、印刷時のトーン・バリューの増加が
決定される。重ね刷りフィールドにおいては、通常下張
りをしている印刷インクに、二次的(または三次的)印
刷インクを刷り込む、いわゆるインク検収が決定される
。
を高めて分析され、或いはごく最近では測色学的に分析
される同時印刷制御フィールドを使用して制御され、設
定に関する制御変数や、印刷機に関する調整またはプリ
ンターに関するその他の関連情報が得られるようになっ
ている。オフセット印刷では、他の異なる制御フィール
ド、特に単色フルトーン・フィールドや単色ハーフトー
ン・フィールドに加えて2色刷り、時には3色重ね刷り
フルトーン・フィールドが採用されている他、印刷工程
に関わるあらゆるカラーにつきその幾つかを同時に公称
表面に適用することがしばしば行われている。単色フル
トーン・フィールドの場合、関連する測定変数は印刷用
インクの厚味層に関係してくる。層の厚味は、一般に広
く普及している濃度測定カラーの濃度として決定される
ことになる。ハーフトーン・フィールドの場合には、主
に印刷用の適用表面や基本ハーフトーン・フィルムの適
用表面に比例して、印刷時のトーン・バリューの増加が
決定される。重ね刷りフィールドにおいては、通常下張
りをしている印刷インクに、二次的(または三次的)印
刷インクを刷り込む、いわゆるインク検収が決定される
。
【0003】当該印刷制御フィールドの濃度測定分析及
びプリンターや印刷工程の制御及び調整に関連する変数
の決定については、一連の濃度計が長い間利用されてき
ている。机上濃度計(走査濃度計)を通してオフライン
操作をする比較的シンプルな手動装置から、印刷機に直
接取り付けられたオンライン・マシーン用濃度計で、現
時点ではその殆どがコンピューターによる制御がなされ
ているもので、操作が効率的で手軽に扱えるものまで、
濃度計の種類も様々である。最も評判の良い高級手動型
濃度計には、スイスのレーゲンスドルフにあるグレタグ
株式会社製モデルD183 、D185 及びD186
のシリーズ装置も含まれている。
びプリンターや印刷工程の制御及び調整に関連する変数
の決定については、一連の濃度計が長い間利用されてき
ている。机上濃度計(走査濃度計)を通してオフライン
操作をする比較的シンプルな手動装置から、印刷機に直
接取り付けられたオンライン・マシーン用濃度計で、現
時点ではその殆どがコンピューターによる制御がなされ
ているもので、操作が効率的で手軽に扱えるものまで、
濃度計の種類も様々である。最も評判の良い高級手動型
濃度計には、スイスのレーゲンスドルフにあるグレタグ
株式会社製モデルD183 、D185 及びD186
のシリーズ装置も含まれている。
【0004】当該手動濃度計の操作に関する事実上の特
性は、オペレーターは必要な制御フィールドに濃度計を
配置し、操作原理に従って決定され表示される変数を装
置に手動で指示しなければならない。これらの装置の多
くは、特定の基準により自動的に、カラーの制御フィー
ルド(すなわち例えばシアン、マゼンタ、イエローまた
はブラック・フィールドに関わる)を識別し表示するこ
とができる。但しこれらの装置では、カラー濃度や適用
表面やインク検収を決定し表示するかどうかにつき、ま
た当該装置の様々な機能につき、全てオペレーターが指
示を与え、選択しなければならない状況である。本濃度
計は、検査のなされる制御フィールドのタイプを自動的
に識別し、また本装置の操作の簡便を著しく高めること
ができるよう測定変数を自動的に設定することができる
。
性は、オペレーターは必要な制御フィールドに濃度計を
配置し、操作原理に従って決定され表示される変数を装
置に手動で指示しなければならない。これらの装置の多
くは、特定の基準により自動的に、カラーの制御フィー
ルド(すなわち例えばシアン、マゼンタ、イエローまた
はブラック・フィールドに関わる)を識別し表示するこ
とができる。但しこれらの装置では、カラー濃度や適用
表面やインク検収を決定し表示するかどうかにつき、ま
た当該装置の様々な機能につき、全てオペレーターが指
示を与え、選択しなければならない状況である。本濃度
計は、検査のなされる制御フィールドのタイプを自動的
に識別し、また本装置の操作の簡便を著しく高めること
ができるよう測定変数を自動的に設定することができる
。
【0005】ヨーロッパ公開特許第283,899 号
公報(1987年3月25日アメリカ合衆国特許出願番
号第307,735 号;アメリカ合衆国特許第4,9
47,348 号に対応)において、手動濃度計には、
自動操作モードやファンクション・スイッチが装備され
ており、また制御フィールドのタイプの制限的設定を自
動的に識別し判別でき、更にそれぞれ個々の制御フィー
ルドのタイプの特性値を決定し表示することができる、
と記述されている。識別しうる制御フィールド・タイプ
には、単色フルトーン・フィールド、単色ハーフトーン
・フィールドおよび2色重ね刷りフルトーン・フィール
ドがある。更に用紙の印刷されない部分で即時測定を実
施するかどうかを自動的に決定する。装置はそれぞれの
測定位置で、あらゆる可能な測定径路(通常はシアン、
イエロー、マゼンタ及びブラックのカラー濃度に対応し
て、レッド、ブルー、グリーン及びビジュアル)により
カラーモードを確定し、更にカラー濃度参照値と比較し
て関連する制御フィールドのタイプや現行のカラー等を
決定する。装置はこうして制御フィールド・タイプに関
する変数を計算し、これを表示する。特定の複合変数の
計算では、例えばインク検収及び適用表面エリア、その
他の制御フィールド・タイプからの補足的な測定値(例
えば関連カラーのフルトーン濃度)等が要求される。こ
の場合装置は、実施されるべきその他の測定を適性に表
示してユーザに指示を与え、複合変数のみを表示し、結
局必要となる補足的測定が順序正しく実施される。
公報(1987年3月25日アメリカ合衆国特許出願番
号第307,735 号;アメリカ合衆国特許第4,9
47,348 号に対応)において、手動濃度計には、
自動操作モードやファンクション・スイッチが装備され
ており、また制御フィールドのタイプの制限的設定を自
動的に識別し判別でき、更にそれぞれ個々の制御フィー
ルドのタイプの特性値を決定し表示することができる、
と記述されている。識別しうる制御フィールド・タイプ
には、単色フルトーン・フィールド、単色ハーフトーン
・フィールドおよび2色重ね刷りフルトーン・フィール
ドがある。更に用紙の印刷されない部分で即時測定を実
施するかどうかを自動的に決定する。装置はそれぞれの
測定位置で、あらゆる可能な測定径路(通常はシアン、
イエロー、マゼンタ及びブラックのカラー濃度に対応し
て、レッド、ブルー、グリーン及びビジュアル)により
カラーモードを確定し、更にカラー濃度参照値と比較し
て関連する制御フィールドのタイプや現行のカラー等を
決定する。装置はこうして制御フィールド・タイプに関
する変数を計算し、これを表示する。特定の複合変数の
計算では、例えばインク検収及び適用表面エリア、その
他の制御フィールド・タイプからの補足的な測定値(例
えば関連カラーのフルトーン濃度)等が要求される。こ
の場合装置は、実施されるべきその他の測定を適性に表
示してユーザに指示を与え、複合変数のみを表示し、結
局必要となる補足的測定が順序正しく実施される。
【0006】ヨーロッパ公開特許第238899号公報
に記述されている濃度計には、自動ファンクション・ス
イッチ等は既に装備されてはおらず、装置の操作はより
簡単に行えることが示されており、これは関連する制御
フィールドに関する装置の特定の機能設定をユーザが気
にせずに済むこと、また自動ユーザ・ガイダンスに基づ
いてより複雑な測定を行えることを意味する。但し識別
基準の選定(カラー濃度の参照用一定値と比較)にあた
り、カラーフィールドの異なるタイプの識別には、少な
くとも一定の極限状況における様々な問題点の発生によ
りその信頼性に影響が出てくる。例えばフルトーン・フ
ィールドやハーフトーン・フィールドで、フルトーンの
範囲をより大きな適用領域で、確実に識別することは困
難である。制御フィールドのカラー・レコグニション(
識別)もまた最適とは言えない。更に本装置では、わず
かに異なる適用範囲のハーフトーン・フィールド、例え
ば同じ印刷制御ストリップで頻繁に使用されるような場
合、その識別はできにくい。
に記述されている濃度計には、自動ファンクション・ス
イッチ等は既に装備されてはおらず、装置の操作はより
簡単に行えることが示されており、これは関連する制御
フィールドに関する装置の特定の機能設定をユーザが気
にせずに済むこと、また自動ユーザ・ガイダンスに基づ
いてより複雑な測定を行えることを意味する。但し識別
基準の選定(カラー濃度の参照用一定値と比較)にあた
り、カラーフィールドの異なるタイプの識別には、少な
くとも一定の極限状況における様々な問題点の発生によ
りその信頼性に影響が出てくる。例えばフルトーン・フ
ィールドやハーフトーン・フィールドで、フルトーンの
範囲をより大きな適用領域で、確実に識別することは困
難である。制御フィールドのカラー・レコグニション(
識別)もまた最適とは言えない。更に本装置では、わず
かに異なる適用範囲のハーフトーン・フィールド、例え
ば同じ印刷制御ストリップで頻繁に使用されるような場
合、その識別はできにくい。
【0007】結局ハーフトーン・フィールドの場合、装
置が現行の適用表面を表示する間、頻繁に利用されるハ
ーフトーン・フィルムの適用表面バリューに比例したト
ーン・バリューの増加分につき、これを決定し表示する
ことができなくなる。
置が現行の適用表面を表示する間、頻繁に利用されるハ
ーフトーン・フィルムの適用表面バリューに比例したト
ーン・バリューの増加分につき、これを決定し表示する
ことができなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠陥を
取り除き、通常の印刷制御フィールド・タイプの信頼性
のある識別を可能にし、異なる制御フィールド・タイプ
における様々な測定が必要となる複合変数の決定を容易
にし、よりユーザ本位の操作を可能にするといった方法
で、前記タイプの濃度計を改良することを意図している
。
取り除き、通常の印刷制御フィールド・タイプの信頼性
のある識別を可能にし、異なる制御フィールド・タイプ
における様々な測定が必要となる複合変数の決定を容易
にし、よりユーザ本位の操作を可能にするといった方法
で、前記タイプの濃度計を改良することを意図している
。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの要件を充たす本
発明の好適実施例に基づいた濃度計は、例えばカラー識
別装置がカラー濃度から、黒色化の相関変数や、カラー
・トーン・エラー及び相関関数から印刷カラー・フィー
ルドのカラーなどを決定するといった特性を有する。
発明の好適実施例に基づいた濃度計は、例えばカラー識
別装置がカラー濃度から、黒色化の相関変数や、カラー
・トーン・エラー及び相関関数から印刷カラー・フィー
ルドのカラーなどを決定するといった特性を有する。
【0010】更に好適実施例では、タイプ識別装置は単
色フルトーン・フィールドやハーフトーン・フィールド
と共に最低2種類の異なる適用表面のハーフトーン・フ
ィールドが保存されているか或いは手作業で表面適用値
を入力するかして、その値及び保存されている典型的な
表面適用特性から、それらを識別できるようにしている
。
色フルトーン・フィールドやハーフトーン・フィールド
と共に最低2種類の異なる適用表面のハーフトーン・フ
ィールドが保存されているか或いは手作業で表面適用値
を入力するかして、その値及び保存されている典型的な
表面適用特性から、それらを識別できるようにしている
。
【0011】加えて本発明の好適実施例では、印刷カラ
ー・フィールドの測定されたカラー濃度を比較すること
により単色フルトーンフィールド及び単色ハーフトーン
フィールドを識別し、また典型的な表面適用特性や制限
濃度により決定される表面適用制限値で測定されたカラ
ー濃度から計算された適用表面を識別するタイプの識別
装置として特徴づけることができる。
ー・フィールドの測定されたカラー濃度を比較すること
により単色フルトーンフィールド及び単色ハーフトーン
フィールドを識別し、また典型的な表面適用特性や制限
濃度により決定される表面適用制限値で測定されたカラ
ー濃度から計算された適用表面を識別するタイプの識別
装置として特徴づけることができる。
【0012】
【作用】電子光学的測定装置において、印刷制御フィー
ルドのカラー濃度の設定を確定し、カラー識別装置にお
いて、カラー濃度の前記設定により黒色化及びカラート
ーンエラーの相対的変数を決定し、また前記相対的変数
から印刷制御フィールドのカラーを確定し、タイプ識別
装置において、印刷制御フィールドタイプの所定の設定
の一つとして、カラー濃度の設定から印刷制御フィール
ドタイプを確定し、測定値確定装置において、印刷制御
フィールドのタイプ及びカラーに関わる測定変数を確定
し、表示装置において、測定変数、印刷制御フィールド
のカラー及びユーザガイド指示を表示して、印刷制御フ
ィールドの分析を行う。これにより、通常の印刷制御フ
ィールドタイプの信頼性のある識別を可能にし、異なる
制御フィールドタイプにおける様々な測定が必要となる
複合変数の決定を容易にし、よりユーザ本位の操作を可
能にする。
ルドのカラー濃度の設定を確定し、カラー識別装置にお
いて、カラー濃度の前記設定により黒色化及びカラート
ーンエラーの相対的変数を決定し、また前記相対的変数
から印刷制御フィールドのカラーを確定し、タイプ識別
装置において、印刷制御フィールドタイプの所定の設定
の一つとして、カラー濃度の設定から印刷制御フィール
ドタイプを確定し、測定値確定装置において、印刷制御
フィールドのタイプ及びカラーに関わる測定変数を確定
し、表示装置において、測定変数、印刷制御フィールド
のカラー及びユーザガイド指示を表示して、印刷制御フ
ィールドの分析を行う。これにより、通常の印刷制御フ
ィールドタイプの信頼性のある識別を可能にし、異なる
制御フィールドタイプにおける様々な測定が必要となる
複合変数の決定を容易にし、よりユーザ本位の操作を可
能にする。
【0013】
【実施例】図1はオフセット印刷機のPS印刷プリント
紙を示す。更にそのプリント・イメージは示されないが
、プリント紙には上記の異なるタイプの一連の印刷制御
フィールド(PCF)と合わせて、同時印刷カラー測定
ストリップを包含する。分析されるべき印刷制御フィー
ルドはPCFが、45゜ ±5゜ の投射角で、濃度計
100 の環状部にある光源10から放射する光11に
より投光される。0゜ ±5゜ (すなわちプリント紙
の平面に垂直)の角度で印刷制御フィールドPCFによ
り反射する光12が、電気アナログ信号を生成し、電子
光学レシーバー15のフィルター・ホイール13にある
4個の測定フィルター14の1個を通って投光する。こ
れは拡大鏡16で拡大されA/Dコンバータ17で、対
応するデジタル信号に変換され指定されたマイクロコン
ピュータ20へと通過していく。後者は通常の構成をと
っており、中央処理装置21、プログラム・メモリ22
、作業メモリ23及び様々な入力/出力インターフェー
ス24−26などの主要コンポーネントを含み、光源1
0やフィルター・ホイール13用のドライブ・モータ1
8が作動する間、マイクロコンピュータがA/Dコンバ
ータ17に接続するディスプレイ装置28や操作用キー
ボード27とコミュニケートする。
紙を示す。更にそのプリント・イメージは示されないが
、プリント紙には上記の異なるタイプの一連の印刷制御
フィールド(PCF)と合わせて、同時印刷カラー測定
ストリップを包含する。分析されるべき印刷制御フィー
ルドはPCFが、45゜ ±5゜ の投射角で、濃度計
100 の環状部にある光源10から放射する光11に
より投光される。0゜ ±5゜ (すなわちプリント紙
の平面に垂直)の角度で印刷制御フィールドPCFによ
り反射する光12が、電気アナログ信号を生成し、電子
光学レシーバー15のフィルター・ホイール13にある
4個の測定フィルター14の1個を通って投光する。こ
れは拡大鏡16で拡大されA/Dコンバータ17で、対
応するデジタル信号に変換され指定されたマイクロコン
ピュータ20へと通過していく。後者は通常の構成をと
っており、中央処理装置21、プログラム・メモリ22
、作業メモリ23及び様々な入力/出力インターフェー
ス24−26などの主要コンポーネントを含み、光源1
0やフィルター・ホイール13用のドライブ・モータ1
8が作動する間、マイクロコンピュータがA/Dコンバ
ータ17に接続するディスプレイ装置28や操作用キー
ボード27とコミュニケートする。
【0014】フィルター・ホイールの4個の測定フィル
ター14のうち3個はレッド、ブルー及びグリーン・ラ
イトに対して選択的透過性があるが、4番目のフィルタ
ー14は、視覚スペクトルに適合する、いわゆるビジュ
アル・フィルターである。各測定過程で、4個のフィル
ターはマイクロコンピュータで計算され通常採用される
印刷インクのシアン、イエロー、マゼンタ及びブラック
の4色に相互に関係するカラー濃度バリューから、4種
のデジタル測定信号が生成される測定プロセスとして、
光線径路(ビーム・パス)で逐次回転する。この濃度バ
リューは全連続的計算や表示の出発点となる。
ター14のうち3個はレッド、ブルー及びグリーン・ラ
イトに対して選択的透過性があるが、4番目のフィルタ
ー14は、視覚スペクトルに適合する、いわゆるビジュ
アル・フィルターである。各測定過程で、4個のフィル
ターはマイクロコンピュータで計算され通常採用される
印刷インクのシアン、イエロー、マゼンタ及びブラック
の4色に相互に関係するカラー濃度バリューから、4種
のデジタル測定信号が生成される測定プロセスとして、
光線径路(ビーム・パス)で逐次回転する。この濃度バ
リューは全連続的計算や表示の出発点となる。
【0015】プログラミングや手動または自動のセレク
ト・ファンクションを維持しながら、マイクロコンピュ
ータ20はこれら4種のカラー濃度バリュー、それらの
複数またはカラー濃度バリューのコンビネーションによ
りその他の印刷制御フィールドにおける測定バリューな
ど一定のバリューを計算するために使用する。計算され
たバリューがディスプレイ装置28に適性な補足情報と
併せて表示される。
ト・ファンクションを維持しながら、マイクロコンピュ
ータ20はこれら4種のカラー濃度バリュー、それらの
複数またはカラー濃度バリューのコンビネーションによ
りその他の印刷制御フィールドにおける測定バリューな
ど一定のバリューを計算するために使用する。計算され
たバリューがディスプレイ装置28に適性な補足情報と
併せて表示される。
【0016】スイス、レーゲンスドルフのグレタグ株式
会社製モデルD183、D185 またはD186 の
ような指定型の公知の手動濃度計には一般的にみて対応
する本発明に基づく濃度計の測定範囲を拡張する目的が
ある。従って好適実施例に基づく濃度計の一般的機能構
造は、公知の手動濃度計D183 、D185 及びD
186 に相当するものであり、詳しい記述は、例えば
アメリカ合衆国特許第 4,645,350号の開示内
容に詳述されている。ヨーロッパ公開特許第283,8
99 号公報に詳述されている濃度計装置は、基本的に
は詳細な説明が必要のない程、類似の電気的及び機能的
構造を採っている。本発明の好適実施例によると、自動
印刷制御フィールドの識別及び機能選択ができ、公知の
手動濃度計にはない特徴といえる。
会社製モデルD183、D185 またはD186 の
ような指定型の公知の手動濃度計には一般的にみて対応
する本発明に基づく濃度計の測定範囲を拡張する目的が
ある。従って好適実施例に基づく濃度計の一般的機能構
造は、公知の手動濃度計D183 、D185 及びD
186 に相当するものであり、詳しい記述は、例えば
アメリカ合衆国特許第 4,645,350号の開示内
容に詳述されている。ヨーロッパ公開特許第283,8
99 号公報に詳述されている濃度計装置は、基本的に
は詳細な説明が必要のない程、類似の電気的及び機能的
構造を採っている。本発明の好適実施例によると、自動
印刷制御フィールドの識別及び機能選択ができ、公知の
手動濃度計にはない特徴といえる。
【0017】本発明にもとづく濃度計の模範操作の基本
モードについては、図2の流れ図に示されている。当該
流れ図には、本発明の好適実施例の理解を促すために必
要な要素としての機能ブロックやプロセスのみが記述さ
れており、先行技術と比べて斬新であり格別である。公
知の濃度計にある二次的機能、例えば様々な準備手順、
セルフ・コントロールなどの機能は、明白には示されて
いない。あらゆる機能はマイクロコンピュータ20がそ
のプログラム・メモリ22に対応プログラムを保存する
ことにより制御に服する。
モードについては、図2の流れ図に示されている。当該
流れ図には、本発明の好適実施例の理解を促すために必
要な要素としての機能ブロックやプロセスのみが記述さ
れており、先行技術と比べて斬新であり格別である。公
知の濃度計にある二次的機能、例えば様々な準備手順、
セルフ・コントロールなどの機能は、明白には示されて
いない。あらゆる機能はマイクロコンピュータ20がそ
のプログラム・メモリ22に対応プログラムを保存する
ことにより制御に服する。
【0018】以下の定義事項は、説明を施す際有効にな
る: K:ブラック(単色) C:シアン(単色) M:マゼンタ(単色) Y:イエロー(単色) R:レッド(M+Y重ね印刷) G:グリーン(C+Y重ね印刷) B:ブルー(C+M重ね印刷) K:ブラック用フィルター(視覚スペクトルに対応する
透明色) c:シアン用フィルター(レッド・スペクトル領域の透
過性) m:マゼンタ用フィルター(グリーン・スペクトル領域
の透過性) Y:イエロー用フィルター(ブルー・スペクトル領域の
透過性) f:フィルター用補助変数;f=(c、m、y、k)D
(k):フィルターkで即時印刷制御フィールドから測
定されるカラー濃度バリュー D(c):フィルターcで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー D(m):フィルターmで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー D(y):フィルターyで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー f1:即時印刷制御フィールドのフィルター用の補助変
数。3種のカラー濃度のうち最低濃度、バリューD(c
)、D(m)及びD(y)を測定;f1=c、mまたは
y f2:中間色濃度バリューと同様;f2=c、mまたは
y f3:濃紅色濃度バリューと同様;f3=c、mまたは
y F:同時印刷制御フィールドの検索カラー用補助変数;
F=(K、C、M、Y、R、B、G)のエレメントG:
印刷インクの黒色化 H:印刷インクのカラー・トーン・エラーMinden
sity:0区分の常時防止(例えば=0 .01) Mindensity’:0区分の常時防止(例えば=
0 .01) G_Limit:黒色化用制限バリュー(例えば=0
.7 )、一定パラメータ H_Limit:カラー・トーン・エラー用制限バリュ
ー(例えば=0 .7 )、一定パラメータDV(k)
:フルトーン濃度ブラック DV(c):フルトーン濃度シアン DV(m):フルトーン濃度マゼンタ DV(y):フルトーン濃度イエロー DVN(c、m):二次的吸収濃度、DV(c)と共に
測定されるD(y) DVN(m、c):二次的吸収濃度、DV(m)と共に
測定されるD(c) DVN(m、y):二次的吸収濃度、D(y)と共に測
定されるD(y) DVN(y、c):二次的吸収濃度、D(c)と共に測
定されるD(c) DVN(y、m):二次的吸収濃度、D(y)と共に測
定されるD(m) x:一次的印刷カラー用変数 z:二次的印刷カラー用変数 T:一次的印刷上の二次的インクのインク検収FF1:
低適用表面のハーフトーン・タイプ1用公称適用表面 FF2:高適用表面のハーフトーン・タイプ2用公称適
用表面 FF3:フルトーン・フィールド(=100 %)用公
称適用表面 FFR_V:ハーフトーン・フィールド及びフルトーン
・フィールドを識別するための公称適用表面バリューF
M:ハーフトーン・フィールドの適用表面FS:特殊活
字印刷制御フィールドの一般的適用表面DR:一般的に
測定されるハーフトーン濃度、即ちハーフトーン・フィ
ールドで測定されるハーフトーン・フィールドのカラー
のカラー濃度バリュー DV:一般的に測定されるフルトーン・フィールド濃度
、即ちフルトーン・フィールドで測定されるフルトーン
・フィールドのカラーのカラー濃度バリューFF:フィ
ルム・ハーフトーン・フィールドの適用表面ZM:トー
ン・バリュー増加分(ポイント・インクレメント);Z
M=FM−FF ZT:FF機能としての典型的なトーン・バリュー増加
分(トーン・バリュー増加分特性) FT:FF機能としての印刷における典型的な適用表面
(適用表面特性;FT=FF+ZT)ZT50:FF用
典型的トーン・バリュー増加分=50%(実験値)FT
1:FF1用典型的適用表面(FTから確定)FT2:
FF2用典型的適用表面(FTから確定)FT3:FF
3用典型的適用表面(=100 %)FTR_V:FF
R_V用典型的適用表面(FTから確定) FG1_2:タイプ1及び2のハーフトーン・フィール
ドの識別用適用表面の限定;FG1_2=例えば(FT
1+FT2)/2 FG2_V:フルトーン・フィールドからタイプ2のハ
ーフトーン・フィールドを識別するための適用表面の限
定化;FG2_V=例えば(FT2+100 %)/2
FGR_V:フルトーン・フィールドとハーフトーン・
フィールドを識別するための適用表面の限定化DRT1
:FT1及びFF1用典型的ハーフトーン濃度DRT2
:FT2及びFF2用典型的ハーフトーン濃度DRT3
:FT3及びFF3用典型的ハーフトーン濃度DG1_
2:タイプ1とタイプ2のハーフトーン・フィールドを
識別するための算出濃度の限定化DG2_V:ハーフト
ーン・フィールドタイプ2とソリッドトーン・フィール
ドを識別するための算出濃度の限定化 DGR_V:ハーフトーン・フィールドとフルトーン・
フィールドを識別するための算出濃度の限定化本発明に
もとづく濃度計の様々な機能的方法は、2つの主要プロ
グラム・ブランチ、即ち“手動機能選択”及び“自動機
能選択”に分類される。図2は、2系統のプログラム・
ブランチは“手動機能選択”に対応するラインLの左側
にモールス電信符号(トンツ式)ラインLにより区分さ
れている。本プログラム・ブランチには既に公知の手動
濃度計、例えば前述のスイス・レーゲンスドルフのグレ
タグ株式会社製モデル・タイプD183 、D185
及びD186 がその機能として有する機能的可能性及
び測定可能性を同様に包含する。例を挙げると、これら
の可能性には、フルトーン・フィールドのフルトーン濃
度の確定、ハーフトーン・フィールドのトーン・バリュ
ー増加分や適用表面の増加の確定、重ね印刷用フルトー
ン・フィールドのインク検収の決定、自動カラー識別等
が参入される。これら測定機能の全ての表出としてここ
では“フルトーン濃度”の機能のみにつきブロック12
0 により示すことにする。その他の測定機能について
は、ブロック125 により象徴的に表示される。手動
選択による測定機能は、本発明を理解するうえで本質的
に格別重要性があるものとはいえず、また詳細な説明も
要しない。
る: K:ブラック(単色) C:シアン(単色) M:マゼンタ(単色) Y:イエロー(単色) R:レッド(M+Y重ね印刷) G:グリーン(C+Y重ね印刷) B:ブルー(C+M重ね印刷) K:ブラック用フィルター(視覚スペクトルに対応する
透明色) c:シアン用フィルター(レッド・スペクトル領域の透
過性) m:マゼンタ用フィルター(グリーン・スペクトル領域
の透過性) Y:イエロー用フィルター(ブルー・スペクトル領域の
透過性) f:フィルター用補助変数;f=(c、m、y、k)D
(k):フィルターkで即時印刷制御フィールドから測
定されるカラー濃度バリュー D(c):フィルターcで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー D(m):フィルターmで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー D(y):フィルターyで即時印刷制御フィールドから
測定されるカラー濃度バリュー f1:即時印刷制御フィールドのフィルター用の補助変
数。3種のカラー濃度のうち最低濃度、バリューD(c
)、D(m)及びD(y)を測定;f1=c、mまたは
y f2:中間色濃度バリューと同様;f2=c、mまたは
y f3:濃紅色濃度バリューと同様;f3=c、mまたは
y F:同時印刷制御フィールドの検索カラー用補助変数;
F=(K、C、M、Y、R、B、G)のエレメントG:
印刷インクの黒色化 H:印刷インクのカラー・トーン・エラーMinden
sity:0区分の常時防止(例えば=0 .01) Mindensity’:0区分の常時防止(例えば=
0 .01) G_Limit:黒色化用制限バリュー(例えば=0
.7 )、一定パラメータ H_Limit:カラー・トーン・エラー用制限バリュ
ー(例えば=0 .7 )、一定パラメータDV(k)
:フルトーン濃度ブラック DV(c):フルトーン濃度シアン DV(m):フルトーン濃度マゼンタ DV(y):フルトーン濃度イエロー DVN(c、m):二次的吸収濃度、DV(c)と共に
測定されるD(y) DVN(m、c):二次的吸収濃度、DV(m)と共に
測定されるD(c) DVN(m、y):二次的吸収濃度、D(y)と共に測
定されるD(y) DVN(y、c):二次的吸収濃度、D(c)と共に測
定されるD(c) DVN(y、m):二次的吸収濃度、D(y)と共に測
定されるD(m) x:一次的印刷カラー用変数 z:二次的印刷カラー用変数 T:一次的印刷上の二次的インクのインク検収FF1:
低適用表面のハーフトーン・タイプ1用公称適用表面 FF2:高適用表面のハーフトーン・タイプ2用公称適
用表面 FF3:フルトーン・フィールド(=100 %)用公
称適用表面 FFR_V:ハーフトーン・フィールド及びフルトーン
・フィールドを識別するための公称適用表面バリューF
M:ハーフトーン・フィールドの適用表面FS:特殊活
字印刷制御フィールドの一般的適用表面DR:一般的に
測定されるハーフトーン濃度、即ちハーフトーン・フィ
ールドで測定されるハーフトーン・フィールドのカラー
のカラー濃度バリュー DV:一般的に測定されるフルトーン・フィールド濃度
、即ちフルトーン・フィールドで測定されるフルトーン
・フィールドのカラーのカラー濃度バリューFF:フィ
ルム・ハーフトーン・フィールドの適用表面ZM:トー
ン・バリュー増加分(ポイント・インクレメント);Z
M=FM−FF ZT:FF機能としての典型的なトーン・バリュー増加
分(トーン・バリュー増加分特性) FT:FF機能としての印刷における典型的な適用表面
(適用表面特性;FT=FF+ZT)ZT50:FF用
典型的トーン・バリュー増加分=50%(実験値)FT
1:FF1用典型的適用表面(FTから確定)FT2:
FF2用典型的適用表面(FTから確定)FT3:FF
3用典型的適用表面(=100 %)FTR_V:FF
R_V用典型的適用表面(FTから確定) FG1_2:タイプ1及び2のハーフトーン・フィール
ドの識別用適用表面の限定;FG1_2=例えば(FT
1+FT2)/2 FG2_V:フルトーン・フィールドからタイプ2のハ
ーフトーン・フィールドを識別するための適用表面の限
定化;FG2_V=例えば(FT2+100 %)/2
FGR_V:フルトーン・フィールドとハーフトーン・
フィールドを識別するための適用表面の限定化DRT1
:FT1及びFF1用典型的ハーフトーン濃度DRT2
:FT2及びFF2用典型的ハーフトーン濃度DRT3
:FT3及びFF3用典型的ハーフトーン濃度DG1_
2:タイプ1とタイプ2のハーフトーン・フィールドを
識別するための算出濃度の限定化DG2_V:ハーフト
ーン・フィールドタイプ2とソリッドトーン・フィール
ドを識別するための算出濃度の限定化 DGR_V:ハーフトーン・フィールドとフルトーン・
フィールドを識別するための算出濃度の限定化本発明に
もとづく濃度計の様々な機能的方法は、2つの主要プロ
グラム・ブランチ、即ち“手動機能選択”及び“自動機
能選択”に分類される。図2は、2系統のプログラム・
ブランチは“手動機能選択”に対応するラインLの左側
にモールス電信符号(トンツ式)ラインLにより区分さ
れている。本プログラム・ブランチには既に公知の手動
濃度計、例えば前述のスイス・レーゲンスドルフのグレ
タグ株式会社製モデル・タイプD183 、D185
及びD186 がその機能として有する機能的可能性及
び測定可能性を同様に包含する。例を挙げると、これら
の可能性には、フルトーン・フィールドのフルトーン濃
度の確定、ハーフトーン・フィールドのトーン・バリュ
ー増加分や適用表面の増加の確定、重ね印刷用フルトー
ン・フィールドのインク検収の決定、自動カラー識別等
が参入される。これら測定機能の全ての表出としてここ
では“フルトーン濃度”の機能のみにつきブロック12
0 により示すことにする。その他の測定機能について
は、ブロック125 により象徴的に表示される。手動
選択による測定機能は、本発明を理解するうえで本質的
に格別重要性があるものとはいえず、また詳細な説明も
要しない。
【0019】“手動機能選択”用ブランチ・プログラム
または“自動機能選択”用ブランチ・プログラムは、キ
ーボード27からオペレーターが選択する(ブランチン
グ・ブロック110 )。“手動機能選択”の場合、ユ
ーザがキーボード27で希望する測定機能を選択(ブラ
ンチング・ブロック115)すると、呼応する機能プロ
グラムが作動する。
または“自動機能選択”用ブランチ・プログラムは、キ
ーボード27からオペレーターが選択する(ブランチン
グ・ブロック110 )。“手動機能選択”の場合、ユ
ーザがキーボード27で希望する測定機能を選択(ブラ
ンチング・ブロック115)すると、呼応する機能プロ
グラムが作動する。
【0020】オペレーターが“自動機能選択”のプログ
ラム・ブランチを選択すると、第2図、ラインLの右側
に示されたプログラムが段階的に実施される。
ラム・ブランチを選択すると、第2図、ラインLの右側
に示されたプログラムが段階的に実施される。
【0021】まず分析されるべき印刷制御フィールドP
CFに濃度計が配置されると、測定プロセスが開始され
、印刷制御フィールドの4種のカラー濃度バリューD(
k)、D(c)、D(m)及びD(y)が確定され、更
に算定段階としてメモリに記憶される(機能ブロック2
00 )このプロセスは、プログラム・ブランチ“手動
機能選択”と全く同様な方式或いは公知の濃度計におけ
る手順と異ならない方法で行われるので、詳細な説明は
要しないものと思われる。
CFに濃度計が配置されると、測定プロセスが開始され
、印刷制御フィールドの4種のカラー濃度バリューD(
k)、D(c)、D(m)及びD(y)が確定され、更
に算定段階としてメモリに記憶される(機能ブロック2
00 )このプロセスは、プログラム・ブランチ“手動
機能選択”と全く同様な方式或いは公知の濃度計におけ
る手順と異ならない方法で行われるので、詳細な説明は
要しないものと思われる。
【0022】結果として印刷制御フィールドのカラーF
が、カラー濃度バリューにより確定される(機能ブロッ
ク300 )。前記の濃度計により検知されるカラーC
、Y、M及びKを除いて、“手動機能選択”プログラム
・ブランチにおける方法で、或いは公知の濃度計D18
3 、D185 及びD186 におけると同様の方法
でカラーが確定され、重ね印刷カラーR、B及びGも検
知できる。プロセスの詳細については、以下に記述する
。
が、カラー濃度バリューにより確定される(機能ブロッ
ク300 )。前記の濃度計により検知されるカラーC
、Y、M及びKを除いて、“手動機能選択”プログラム
・ブランチにおける方法で、或いは公知の濃度計D18
3 、D185 及びD186 におけると同様の方法
でカラーが確定され、重ね印刷カラーR、B及びGも検
知できる。プロセスの詳細については、以下に記述する
。
【0023】次のブランチング・ブロック350 では
、検知されるカラーFをベースとして、印刷制御フィー
ルドPCFが単色フィールド(フルトーンまたはハーフ
トーン・フィールド、F=C、M、YまたはK)か重ね
印刷フィールド(2色重ね印刷フィールド、F=R、G
またはB)でプロセスがプログラム・ブロック400
または500 にブランチ化(枝分かれ)しているかな
どにつき確定される。
、検知されるカラーFをベースとして、印刷制御フィー
ルドPCFが単色フィールド(フルトーンまたはハーフ
トーン・フィールド、F=C、M、YまたはK)か重ね
印刷フィールド(2色重ね印刷フィールド、F=R、G
またはB)でプロセスがプログラム・ブロック400
または500 にブランチ化(枝分かれ)しているかな
どにつき確定される。
【0024】重ね印刷の状態にある場合(重ね印刷フィ
ールド)、プログラム・ブロック500 、詳細に後述
されるように、一時印刷インクx上の二次的印刷インク
xのインク検収Tが算定され、プログラム・ブロック5
50 でディスプレイ装置28を経由してインク検収T
が算定されることになる。二次的印刷インクのカラーz
及びその表示されたバリューの実際値がインク検収であ
り、この時点における情報と併せて濃度計は“インク検
収”操作モード(自動選択)にあり、エラー表示に対応
するエラー状態(後述する)の場合に表示される。
ールド)、プログラム・ブロック500 、詳細に後述
されるように、一時印刷インクx上の二次的印刷インク
xのインク検収Tが算定され、プログラム・ブロック5
50 でディスプレイ装置28を経由してインク検収T
が算定されることになる。二次的印刷インクのカラーz
及びその表示されたバリューの実際値がインク検収であ
り、この時点における情報と併せて濃度計は“インク検
収”操作モード(自動選択)にあり、エラー表示に対応
するエラー状態(後述する)の場合に表示される。
【0025】プログラムが開始点に戻り(ブロック20
0 またはユーザが“自動機能選択”に切り換えた場合
はブロック115 )、次の測定の準備に入る。
0 またはユーザが“自動機能選択”に切り換えた場合
はブロック115 )、次の測定の準備に入る。
【0026】印刷制御フィールドPCFが単色フィール
ドとして識別される場合、第一次公称適用表面FF1(
タイプ1)または第二次公称適用表面FF2(タイプ2
)がプログラムされまたはキーボード入力されるフルト
ーン・フィールドやハーフトーン・フィールドの場合、
プログラム・ブロック400 で確定される。ヨーロッ
パ公開特許第283,899 号公報における装置と対
比して相違点を探れば、算出された一定濃度参照バリュ
ーによらず好適実施例に従ってFG_2及びFG2_V
の動的制限適用バリュー、または補足測定バリューから
個々に算出されたDG1_2及びDG2_Vの選択的限
定濃度にもとづいて識別がなされる。
ドとして識別される場合、第一次公称適用表面FF1(
タイプ1)または第二次公称適用表面FF2(タイプ2
)がプログラムされまたはキーボード入力されるフルト
ーン・フィールドやハーフトーン・フィールドの場合、
プログラム・ブロック400 で確定される。ヨーロッ
パ公開特許第283,899 号公報における装置と対
比して相違点を探れば、算出された一定濃度参照バリュ
ーによらず好適実施例に従ってFG_2及びFG2_V
の動的制限適用バリュー、または補足測定バリューから
個々に算出されたDG1_2及びDG2_Vの選択的限
定濃度にもとづいて識別がなされる。
【0027】ブランチング・ブロック450 において
、確定された印刷制御フィールドPCFのタイプにより
、プログラム・ブロック700 、800 または90
0 のいずれかが作動する。プログラム・ブロック80
0 及び900 、それに続くブロック850 及び9
50 では、単に異なる数値をとるだけで、機能的には
全く同一である。
、確定された印刷制御フィールドPCFのタイプにより
、プログラム・ブロック700 、800 または90
0 のいずれかが作動する。プログラム・ブロック80
0 及び900 、それに続くブロック850 及び9
50 では、単に異なる数値をとるだけで、機能的には
全く同一である。
【0028】印刷制御フィールドPCFが、タイプ1の
ハーフトーン・フィールド(公称フィルム適用表面FF
1)またはタイプ2のハーフトーン・フィールド(公称
フィルム適用表面FF2)として識別されると、プログ
ラム・ブロック800 及び900 で公知の普及型ト
ーン・バリュー増加分ZMが、以下に記載するように算
出される。プログラム・ブロック850 または950
は、タイプ1またはタイプ2のはハーフトーン・フィ
ールドに関してその表示バリューがトーン・バリュー増
加分に該当することを示す表示と併せて、ディスプレイ
装置28に表示されるべき印刷制御測定フィールドのカ
ラーF及びトーン・バリュー増加分ZMの要因となり、
その点でタイプ1またはタイプ2は従前に入力(または
事前にプログラムする)される公称フィルム適用表面F
F1またはFF2、例えば例を挙げると40%または8
0%を表示する。更にエラー状態では、対応するエラー
信号が発せられる。
ハーフトーン・フィールド(公称フィルム適用表面FF
1)またはタイプ2のハーフトーン・フィールド(公称
フィルム適用表面FF2)として識別されると、プログ
ラム・ブロック800 及び900 で公知の普及型ト
ーン・バリュー増加分ZMが、以下に記載するように算
出される。プログラム・ブロック850 または950
は、タイプ1またはタイプ2のはハーフトーン・フィ
ールドに関してその表示バリューがトーン・バリュー増
加分に該当することを示す表示と併せて、ディスプレイ
装置28に表示されるべき印刷制御測定フィールドのカ
ラーF及びトーン・バリュー増加分ZMの要因となり、
その点でタイプ1またはタイプ2は従前に入力(または
事前にプログラムする)される公称フィルム適用表面F
F1またはFF2、例えば例を挙げると40%または8
0%を表示する。更にエラー状態では、対応するエラー
信号が発せられる。
【0029】プログラムは“インク検収確定”の操作モ
ードを経て開始点に戻り、次の測定に備えることになる
。印刷制御フィールドが、(単色)フルトーン・フィー
ルドとして識別される場合、フルトーン濃度DVは、プ
ログラム・ブロック700 に表示される。即ちこの場
合、印刷制御フィールドの検知されたカラーF及びカラ
ーFそれ自体のカラー濃度測定バリューD(f)が、表
示バリューがフルトーン濃度であることやこの時点にお
ける装置が“フルトーン濃度確定”操作モードにあるこ
とと併せて表示される。
ードを経て開始点に戻り、次の測定に備えることになる
。印刷制御フィールドが、(単色)フルトーン・フィー
ルドとして識別される場合、フルトーン濃度DVは、プ
ログラム・ブロック700 に表示される。即ちこの場
合、印刷制御フィールドの検知されたカラーF及びカラ
ーFそれ自体のカラー濃度測定バリューD(f)が、表
示バリューがフルトーン濃度であることやこの時点にお
ける装置が“フルトーン濃度確定”操作モードにあるこ
とと併せて表示される。
【0030】結果としてプログラム・ブロック750
フルトーン・メモリ(作業メモリ23のメモリ領域)が
当メモリの印刷制御フィールドPCFのフルトーン濃度
DV(f)を入力して作動する。4種の印刷カラーC、
M、Y、Kそれぞれのメモリ領域(または対応変数ソフ
トウェアに関して)が使用できる。異なるカラーのフル
トーン・フィールドにおける測定数により、このフルト
ーン・メモリはそれぞれの測定中(対応するカラーのフ
ルトーン・フィールド)に保存されたバリューが新規バ
リューに置き換えられるように連続して更新されるカラ
ー対応フルトーン濃度を構成する。後述するようにこれ
らの中間的保存フルトーン濃度は、トーン・バリュー増
加分ZM及びプログラム・ブロック800または900
及び500 のインク検収Tの確定に必要となる。
フルトーン・メモリ(作業メモリ23のメモリ領域)が
当メモリの印刷制御フィールドPCFのフルトーン濃度
DV(f)を入力して作動する。4種の印刷カラーC、
M、Y、Kそれぞれのメモリ領域(または対応変数ソフ
トウェアに関して)が使用できる。異なるカラーのフル
トーン・フィールドにおける測定数により、このフルト
ーン・メモリはそれぞれの測定中(対応するカラーのフ
ルトーン・フィールド)に保存されたバリューが新規バ
リューに置き換えられるように連続して更新されるカラ
ー対応フルトーン濃度を構成する。後述するようにこれ
らの中間的保存フルトーン濃度は、トーン・バリュー増
加分ZM及びプログラム・ブロック800または900
及び500 のインク検収Tの確定に必要となる。
【0031】同様にプログラム・ブロック770 では
、二次的濃度メモリ(または対応する変数)が更新され
る。 このメモリでは、普及型フルトーン・フィールドの二次
的(フルトーン)濃度即ちフルトーン・フィールドに関
わるその他の2種類の色彩に関して測定されたカラー濃
度バリューDVNが保存される。Cフルトーン・フィー
ルドについてはこれらはバリューDVN(c、m)及び
DVN(c、y)で、Yフルトーンフィールドでは、バ
リューDVN(y、c)及びDVN(y、m)となる(
前述の定義参照)。これらのバリューも、プログラム・
ブロック500 におけるインク検収Tの算出に必要と
なる。
、二次的濃度メモリ(または対応する変数)が更新され
る。 このメモリでは、普及型フルトーン・フィールドの二次
的(フルトーン)濃度即ちフルトーン・フィールドに関
わるその他の2種類の色彩に関して測定されたカラー濃
度バリューDVNが保存される。Cフルトーン・フィー
ルドについてはこれらはバリューDVN(c、m)及び
DVN(c、y)で、Yフルトーンフィールドでは、バ
リューDVN(y、c)及びDVN(y、m)となる(
前述の定義参照)。これらのバリューも、プログラム・
ブロック500 におけるインク検収Tの算出に必要と
なる。
【0032】(手動)“フルトーン測定”が選択される
と、プログラム・ブロック700 、750 び770
も、プログラム・ブランチ化“手動機能選択”の範囲
内で作動する。フルトーン濃度メモリ及び第二次濃度メ
モリが頻繁に更新され、また濃度計の実際の操作におい
て自動モード機能に必要な補足測定バリューが実質的に
常時使用できることが、この方法では保証されている。 例外として(例えば装置の作動開始時)これが実際に行
われない場合、この状態はブロック500 及び800
または900 、更に対応するエラー信号により自動
的に検索される。
と、プログラム・ブロック700 、750 び770
も、プログラム・ブランチ化“手動機能選択”の範囲
内で作動する。フルトーン濃度メモリ及び第二次濃度メ
モリが頻繁に更新され、また濃度計の実際の操作におい
て自動モード機能に必要な補足測定バリューが実質的に
常時使用できることが、この方法では保証されている。 例外として(例えば装置の作動開始時)これが実際に行
われない場合、この状態はブロック500 及び800
または900 、更に対応するエラー信号により自動
的に検索される。
【0033】ブロック770 に続いて、上記のプログ
ラムが開始点に戻り、他の印刷制御フィールドPCFの
分析の準備に入る。
ラムが開始点に戻り、他の印刷制御フィールドPCFの
分析の準備に入る。
【0034】図3及び図4において、プログラム・ブロ
ック300 (自動カラー検知)は、より詳細に示され
ている。カラー濃度バリューD(c)、D(m)及びD
(y)の相互比較により本ブロックの作動に続いて、マ
グニチュード・サイズ(ブロック311 −316 )
によるソーティング(割当)及びブロック319 にお
ける公式G=D(f1)/D(f3)に従ったいわゆる
黒色化Gの算出が実施される。D(f3)があらかじめ
決定されている最小値(MinDensity)以下の
場合、数字領域(“ゼロ”による分配を超えることを回
避するため、Gは0(ブロック317 及び318 )
に等しく設定される。 更にブロック322 ではカラー・バリュー・エラーH
が、公式H=[D(f2)−D(f1)]/[D(f3
)−D(f1)]に従って算出されるが、数値範囲H=
1を超えることを回避するため、本公式の除数は、最小
値以下(MinDensity’)(ブロック320
及び321)にする。
ック300 (自動カラー検知)は、より詳細に示され
ている。カラー濃度バリューD(c)、D(m)及びD
(y)の相互比較により本ブロックの作動に続いて、マ
グニチュード・サイズ(ブロック311 −316 )
によるソーティング(割当)及びブロック319 にお
ける公式G=D(f1)/D(f3)に従ったいわゆる
黒色化Gの算出が実施される。D(f3)があらかじめ
決定されている最小値(MinDensity)以下の
場合、数字領域(“ゼロ”による分配を超えることを回
避するため、Gは0(ブロック317 及び318 )
に等しく設定される。 更にブロック322 ではカラー・バリュー・エラーH
が、公式H=[D(f2)−D(f1)]/[D(f3
)−D(f1)]に従って算出されるが、数値範囲H=
1を超えることを回避するため、本公式の除数は、最小
値以下(MinDensity’)(ブロック320
及び321)にする。
【0035】適性カラーの検索は、現行のf1、f2及
びf3バリューのマグニチュード・サイズによるソーテ
ィング結果と併せて黒色化G及びカラー・トーン・エラ
ーHを事前に確定する一連の比較検討や疑問符により、
ブロック323−330 で行われる。
びf3バリューのマグニチュード・サイズによるソーテ
ィング結果と併せて黒色化G及びカラー・トーン・エラ
ーHを事前に確定する一連の比較検討や疑問符により、
ブロック323−330 で行われる。
【0036】黒色化Gがあらかじめ決められている閾値
G_Limit、典型的には約0 .7 を超える場合
には、印刷制御フィールドのカラーはブラック(K)と
同等の評価を受ける。その他トーン・バリュー・エラー
Hが検知される。Hが与えられた閾値H_Limit以
下の場合、単色とされる。その他の場合重ね印刷の状態
が存在するものと考えられる。最初の例では、印刷制御
フィールドのカラーFは、f3がc、mまたはyと等し
いか否かにより、C、MまたはYとして認識されること
になる。重ね印刷フィールドの場合、カラーFはf1が
c、mまたはyに等しくなるか否かにより、R、Gまた
はBとして認識される。ブロック331 −337 で
は、対応するバリューは自動カラー識別を完了すること
により変数F及びfに最終的に割り当てられる。
G_Limit、典型的には約0 .7 を超える場合
には、印刷制御フィールドのカラーはブラック(K)と
同等の評価を受ける。その他トーン・バリュー・エラー
Hが検知される。Hが与えられた閾値H_Limit以
下の場合、単色とされる。その他の場合重ね印刷の状態
が存在するものと考えられる。最初の例では、印刷制御
フィールドのカラーFは、f3がc、mまたはyと等し
いか否かにより、C、MまたはYとして認識されること
になる。重ね印刷フィールドの場合、カラーFはf1が
c、mまたはyに等しくなるか否かにより、R、Gまた
はBとして認識される。ブロック331 −337 で
は、対応するバリューは自動カラー識別を完了すること
により変数F及びfに最終的に割り当てられる。
【0037】公知のヨーロッパ公開特許第283899
号公報の装置に対比してみると、一定のカラー濃度バリ
ューと比べることによっては自動カラー識別は保証され
ないが、黒色化やカラー・トーン・エラーの変数から測
定されたカラー濃度バリューを総体的に比較することに
より当識別が可能となる。この方法により、カラー識別
はより広い濃度範囲で保証される。
号公報の装置に対比してみると、一定のカラー濃度バリ
ューと比べることによっては自動カラー識別は保証され
ないが、黒色化やカラー・トーン・エラーの変数から測
定されたカラー濃度バリューを総体的に比較することに
より当識別が可能となる。この方法により、カラー識別
はより広い濃度範囲で保証される。
【0038】本発明の好適実施例においては、自動カラ
ー識別がグレタグ株式会社製前記手動濃度計D183
、D185 及びD186 の場合と同様な方法で実施
される。但し好適実施例によれば、濃度計D183 、
D185 及びD186 に関しては実現されていない
重ね印刷カラーR、B及びGの識別も可能にさせるよう
、その範囲が拡張されより洗練されている。後者では単
色C、M、Y及びKのみを識別する。第4図は、プログ
ラム・ブロック400 、450 、700 、750
、770 、800 、850 、900 及び95
0 からなる第2図のプログラム部をより詳細に示して
おり、その個々のプログラム・ステップはわずかながら
異なる方法でコンパイル(編集)されている。但しそれ
らの概要については、前述のプログラム・ブロックが、
第2図に示されたプログラム・プロセスを確実に生成す
る。
ー識別がグレタグ株式会社製前記手動濃度計D183
、D185 及びD186 の場合と同様な方法で実施
される。但し好適実施例によれば、濃度計D183 、
D185 及びD186 に関しては実現されていない
重ね印刷カラーR、B及びGの識別も可能にさせるよう
、その範囲が拡張されより洗練されている。後者では単
色C、M、Y及びKのみを識別する。第4図は、プログ
ラム・ブロック400 、450 、700 、750
、770 、800 、850 、900 及び95
0 からなる第2図のプログラム部をより詳細に示して
おり、その個々のプログラム・ステップはわずかながら
異なる方法でコンパイル(編集)されている。但しそれ
らの概要については、前述のプログラム・ブロックが、
第2図に示されたプログラム・プロセスを確実に生成す
る。
【0039】識別されたカラーFにもとづく場合、現行
の単色印刷制御フィールドが確定される。まずキーボー
ド及びあらかじめプログラムされた典型的なトーン・バ
リュー増加分機能ZTにより入力される公称フィルム適
用表面FF1及びFF2を用いて、2種類の典型的適用
表面FT1及びFT2が確定され、それらから2種類の
関連適用表面が、FG1_2及びFG2_Vを制限し、
併せて識別されたカラーFに対応する印刷制御フィール
ドの適用表面FSが算出される(ブロック411 )。 この状況の発生については、以下に詳細に記述する。
の単色印刷制御フィールドが確定される。まずキーボー
ド及びあらかじめプログラムされた典型的なトーン・バ
リュー増加分機能ZTにより入力される公称フィルム適
用表面FF1及びFF2を用いて、2種類の典型的適用
表面FT1及びFT2が確定され、それらから2種類の
関連適用表面が、FG1_2及びFG2_Vを制限し、
併せて識別されたカラーFに対応する印刷制御フィール
ドの適用表面FSが算出される(ブロック411 )。 この状況の発生については、以下に詳細に記述する。
【0040】結果として2種類の限定適用表面FG1_
2及びFG2_Vと適用表面FSを比較することにより
、タイプ1のハーフトーン・フィールド(公称フィルム
適用表面FF1による定義)タイプ2のハーフトーン・
フィールド(公称フィルム適用表面FF2による定義)
またはフルトーン・フィールド(公称フィルム適用表面
100 %)の存否(ブロック412 −414 )や
、ブロック415 、416 または417 へのブラ
ンチング等について決定される。
2及びFG2_Vと適用表面FSを比較することにより
、タイプ1のハーフトーン・フィールド(公称フィルム
適用表面FF1による定義)タイプ2のハーフトーン・
フィールド(公称フィルム適用表面FF2による定義)
またはフルトーン・フィールド(公称フィルム適用表面
100 %)の存否(ブロック412 −414 )や
、ブロック415 、416 または417 へのブラ
ンチング等について決定される。
【0041】プログラム・ブロック415 及び416
は、本質的にはブロック800 及び850 または
900 及び950 と同一であるが、それらのブロッ
クにおいてトーン・バリュー増加分ZMが、ZM=FS
−FF1及びZM=FS−FF2の関係を維持しながら
タイプ1またはタイプ2の普及型ハーフトーン・フィー
ルドに比例して算出され、第2図に記述されている変数
と併せて表示される。
は、本質的にはブロック800 及び850 または
900 及び950 と同一であるが、それらのブロッ
クにおいてトーン・バリュー増加分ZMが、ZM=FS
−FF1及びZM=FS−FF2の関係を維持しながら
タイプ1またはタイプ2の普及型ハーフトーン・フィー
ルドに比例して算出され、第2図に記述されている変数
と併せて表示される。
【0042】ブロック417 、これは第2図における
ブロック700 と同一であるが、このブロックでは検
知されているカラーFのフルトーン濃度D(f)、カラ
ーFそれ自体そして機能モードが第2図に記述したよう
に表示される。
ブロック700 と同一であるが、このブロックでは検
知されているカラーFのフルトーン濃度D(f)、カラ
ーFそれ自体そして機能モードが第2図に記述したよう
に表示される。
【0043】続いてプログラム・ブロック418 が、
第2図におけるブロック750 やブロック419 −
424 におけると同様の方法で、フルトーン濃度メモ
リを更新して、二次的濃度メモリがブロック770 で
更新されることになる。
第2図におけるブロック750 やブロック419 −
424 におけると同様の方法で、フルトーン濃度メモ
リを更新して、二次的濃度メモリがブロック770 で
更新されることになる。
【0044】分析される印刷制御フィールドの適用表面
FSは、以下の公知の方程式[DIN(ドイツ工業規格
)16527 )]によりブロック411で計算される
:FS=100 *(1−10−D(f) /(1−1
0−DV(f))[%]この場合個々の変数には上記の
ような重要性がある。測定されて識別されたカラーFの
カラー濃度バリューD(f)の他に、対応するフルトー
ン濃度DV(f)も必要となる。後者は先の測定のフル
トーン濃度メモリで利用でき、そのメモリから算出され
る。フルトーン濃度が利用できない場合、この事態をユ
ーザに知らせるためエラー信号が発せられる。
FSは、以下の公知の方程式[DIN(ドイツ工業規格
)16527 )]によりブロック411で計算される
:FS=100 *(1−10−D(f) /(1−1
0−DV(f))[%]この場合個々の変数には上記の
ような重要性がある。測定されて識別されたカラーFの
カラー濃度バリューD(f)の他に、対応するフルトー
ン濃度DV(f)も必要となる。後者は先の測定のフル
トーン濃度メモリで利用でき、そのメモリから算出され
る。フルトーン濃度が利用できない場合、この事態をユ
ーザに知らせるためエラー信号が発せられる。
【0045】ハーフトーン・フィールドのトーン・バリ
ューまたはポイント増加分ZM(例えば測定のなされた
カラー濃度バリューおよび前述の方程式により計算され
た関連フルトーン濃度)は実測された適用表面FM(=
FS)と、フィルムの普及型ハーフトーン・フィールド
に対応する公称適用表面FF;即ちZM=FM−FF1
の差異として定義される。タイプ1のハーフトーン・フ
ィールドのポイント増加分は、ZM=FS−FF1で計
算されタイプ2のハーフトーン・フィールドのポイント
増加分は、ZM=FS−FF2で計算され、この場合F
Sは普及型ハーフトーン・フィールドの適用表面として
事実上確定される。
ューまたはポイント増加分ZM(例えば測定のなされた
カラー濃度バリューおよび前述の方程式により計算され
た関連フルトーン濃度)は実測された適用表面FM(=
FS)と、フィルムの普及型ハーフトーン・フィールド
に対応する公称適用表面FF;即ちZM=FM−FF1
の差異として定義される。タイプ1のハーフトーン・フ
ィールドのポイント増加分は、ZM=FS−FF1で計
算されタイプ2のハーフトーン・フィールドのポイント
増加分は、ZM=FS−FF2で計算され、この場合F
Sは普及型ハーフトーン・フィールドの適用表面として
事実上確定される。
【0046】印刷(縦座標)の適用表面FTのオフセッ
ト印刷関連の図4における変数は、対応するハーフトー
ン・フィルム(横座標)の適用表面FFの関数として示
される。グラフ(実線)460 は、FT及びFFの関
係を示し、グラフ462 (破線)は、FFについてF
Tが常にFFに等しくなる場合の関係を示している。表
示のように、FTはフィルムのFFバリューより明らか
に高い中間適用表面(=50%)の範囲内にあり、一方
適用表面の範囲内のFTバリューが除々に増加してフィ
ルムのFFバリューに接近し、2個のターミナル・バリ
ュー、FF=0及びFF=100 %で等しくなる。グ
ラフ462 に対比して460 の上昇(即ちFT−F
F)は、典型的なトーン・バリューまたはポイント増加
分ZTとなる。矢印464 は典型的なポイント増加分
ZT50(即ちフィルムの公称適用表面が50%の場合
、ハーフトーン・フィールドのポイントで測定される適
用表面間の差異)を表す。
ト印刷関連の図4における変数は、対応するハーフトー
ン・フィルム(横座標)の適用表面FFの関数として示
される。グラフ(実線)460 は、FT及びFFの関
係を示し、グラフ462 (破線)は、FFについてF
Tが常にFFに等しくなる場合の関係を示している。表
示のように、FTはフィルムのFFバリューより明らか
に高い中間適用表面(=50%)の範囲内にあり、一方
適用表面の範囲内のFTバリューが除々に増加してフィ
ルムのFFバリューに接近し、2個のターミナル・バリ
ュー、FF=0及びFF=100 %で等しくなる。グ
ラフ462 に対比して460 の上昇(即ちFT−F
F)は、典型的なトーン・バリューまたはポイント増加
分ZTとなる。矢印464 は典型的なポイント増加分
ZT50(即ちフィルムの公称適用表面が50%の場合
、ハーフトーン・フィールドのポイントで測定される適
用表面間の差異)を表す。
【0047】フィルムの公称適用表面FFの関数として
の、印刷における典型的なトーン・バリュー増加分ZT
は、次の二次関数によりほぼ表出しうる:ZT=0 .
04・ZT50・(1−FF/100 )・FFZT、
FF、ZT50% 従って典型的な適用表面FTに関しては:FT=FF・
(1+4・ZT50・(1−FF/100 )/100
) FT、FF、ZT50% ZT50=18%のとき、計算例は以下のようになる:
ZT=0 .72・FF・(1−FF/100 )
[%]FT=FF・ (1+0 .72・(FF
/100 ) [%] FT及びFF間の関係を表すこれらの関数は、マイクロ
コンピュータ20のプログラム・メモリ22に保存され
適用表面バリューFG1_2及びFG2_Vまたは選択
的限定濃度DG1_2及びDG2_Vの計算に用いられ
る。
の、印刷における典型的なトーン・バリュー増加分ZT
は、次の二次関数によりほぼ表出しうる:ZT=0 .
04・ZT50・(1−FF/100 )・FFZT、
FF、ZT50% 従って典型的な適用表面FTに関しては:FT=FF・
(1+4・ZT50・(1−FF/100 )/100
) FT、FF、ZT50% ZT50=18%のとき、計算例は以下のようになる:
ZT=0 .72・FF・(1−FF/100 )
[%]FT=FF・ (1+0 .72・(FF
/100 ) [%] FT及びFF間の関係を表すこれらの関数は、マイクロ
コンピュータ20のプログラム・メモリ22に保存され
適用表面バリューFG1_2及びFG2_Vまたは選択
的限定濃度DG1_2及びDG2_Vの計算に用いられ
る。
【0048】図6では典型的適用表面FTから予測され
る2個の適用表面バリューが、例として選択された2個
の公称適用表面バリューFF1及びFF2として描かれ
ている。ハーフトーン・タイプ1に対応する公称適用表
面FF1(ここでは例えば50%)及び公称適用表面F
F2には、ハーフトーン・フィールド・タイプ2(ここ
では例えば80%)がそれぞれ対応する。公称適用表面
FF3=100 は、フルトーン・フィールドを定義し
、それに関連する典型的適用表面はFT3として表示さ
れる。公称適用表面FF1及びFF2は、印刷制御スト
リップにあるハーフトーン・タイプにより提供され、キ
ーボードで濃度計に入力されることを要する。
る2個の適用表面バリューが、例として選択された2個
の公称適用表面バリューFF1及びFF2として描かれ
ている。ハーフトーン・タイプ1に対応する公称適用表
面FF1(ここでは例えば50%)及び公称適用表面F
F2には、ハーフトーン・フィールド・タイプ2(ここ
では例えば80%)がそれぞれ対応する。公称適用表面
FF3=100 は、フルトーン・フィールドを定義し
、それに関連する典型的適用表面はFT3として表示さ
れる。公称適用表面FF1及びFF2は、印刷制御スト
リップにあるハーフトーン・タイプにより提供され、キ
ーボードで濃度計に入力されることを要する。
【0049】分析される印刷制御フィールドがフルトー
ン・フィールドか、タイプ1またはタイプ2のハーフト
ーン・フィールドのいずれであるかを決するために、典
型的公称表面FT1、FT2及びFT3につき測定(ブ
ロック411 )により確定される適用表面FSの関係
が検知される。この目的により2個の適用限界、FG1
_2及びFG2_Vが確定(ブロック411 )され、
測定された適用表面FSが、適用表面範囲(ブロック4
12 −414 )と比較対比される。FSが第一次(
低度適用表面範囲FG1_2以下の場合、印刷制御フィ
ールドは、タイプ1(ブロック412 のハーフトーン
・フィールドとなる。FSが第一次及び第二次適用範囲
にある場合、印刷制御フィールドは、タイプ2(ブロッ
ク413 )のハーフトーン・フィールドと考えられる
。FSが第二次適用表面範囲FG2_V以上の場合、印
刷制御フィールドは、フルトーン・フィールド(ブロッ
ク414 )として認識される。第5図では例として、
5種類の測定された適用表面バリュー、FS1、FS2
、FS3、FS4及びFS5が入力されている。先の2
つのバリュー(FS1及びFS2)は、タイプ1のハー
フトーン・フィールドに属し、続く2つのバリューは、
タイプ2のハーフトーン・フィールド、また最後のFS
5はフルトーン・フィールドにある。
ン・フィールドか、タイプ1またはタイプ2のハーフト
ーン・フィールドのいずれであるかを決するために、典
型的公称表面FT1、FT2及びFT3につき測定(ブ
ロック411 )により確定される適用表面FSの関係
が検知される。この目的により2個の適用限界、FG1
_2及びFG2_Vが確定(ブロック411 )され、
測定された適用表面FSが、適用表面範囲(ブロック4
12 −414 )と比較対比される。FSが第一次(
低度適用表面範囲FG1_2以下の場合、印刷制御フィ
ールドは、タイプ1(ブロック412 のハーフトーン
・フィールドとなる。FSが第一次及び第二次適用範囲
にある場合、印刷制御フィールドは、タイプ2(ブロッ
ク413 )のハーフトーン・フィールドと考えられる
。FSが第二次適用表面範囲FG2_V以上の場合、印
刷制御フィールドは、フルトーン・フィールド(ブロッ
ク414 )として認識される。第5図では例として、
5種類の測定された適用表面バリュー、FS1、FS2
、FS3、FS4及びFS5が入力されている。先の2
つのバリュー(FS1及びFS2)は、タイプ1のハー
フトーン・フィールドに属し、続く2つのバリューは、
タイプ2のハーフトーン・フィールド、また最後のFS
5はフルトーン・フィールドにある。
【0050】適用表面範囲FG1_2及びFG2_Vは
、FF1及びFF2またはFF2及びFF3に対応する
典型的適用表面バリューFT1及びFT2またはFT2
及びFT3の中間になるようレイアウトされる(即ちF
G1_2=(FT2−FT1)/2及びFG2_V=(
FT3−FT2)/2)。明らかに適用範囲のその他の
定義も可能である。
、FF1及びFF2またはFF2及びFF3に対応する
典型的適用表面バリューFT1及びFT2またはFT2
及びFT3の中間になるようレイアウトされる(即ちF
G1_2=(FT2−FT1)/2及びFG2_V=(
FT3−FT2)/2)。明らかに適用範囲のその他の
定義も可能である。
【0051】本発明の本質的状況によれば、ハーフトー
ン・フィールドとフルトーン・フィールドとの区別は、
一定の参照カラー濃度バリュー(統計的)と直接比較す
ることによって得られる測定されたカラー濃度バリュー
によっては影響されないが、印刷制御フィールドで認識
されたカラーのフルトーン濃度を含む算定に関わる印刷
制御フィールドにつき確定された適用表面と適用表面範
囲を動的に比較することにより差異をたらす。普及型フ
ルトーン濃度には、区分基準及び印刷制御フィールドの
異なるタイプの区分につきより信頼性がもてるようにな
っている。第6図に明示されているが、本発明と同様の
原理にもとづきフルトーン・フィールドとハーフトーン
・フィールドの区分に関する選択的方法が図解されてい
る。
ン・フィールドとフルトーン・フィールドとの区別は、
一定の参照カラー濃度バリュー(統計的)と直接比較す
ることによって得られる測定されたカラー濃度バリュー
によっては影響されないが、印刷制御フィールドで認識
されたカラーのフルトーン濃度を含む算定に関わる印刷
制御フィールドにつき確定された適用表面と適用表面範
囲を動的に比較することにより差異をたらす。普及型フ
ルトーン濃度には、区分基準及び印刷制御フィールドの
異なるタイプの区分につきより信頼性がもてるようにな
っている。第6図に明示されているが、本発明と同様の
原理にもとづきフルトーン・フィールドとハーフトーン
・フィールドの区分に関する選択的方法が図解されてい
る。
【0052】適用表面FMを方程式により一般的に定義
すると: FM=100 ・(1−10−DR )/(1−10−
DV ) [%]この場合DRは測定された(ハーフ
トーン)カラー濃度でDVがフルトーン濃度に対応する
場合、ハーフトーン・カラー濃度に対比して解析され、
次のような関係式が得られる: DR=−log(1−10−DV )・FM/100)
本方程式では、典型的適用表面FTにつき対応する典型
的ハーフトーン濃度DRTが、関連するフルトーン濃度
DVを含めて計算できる: DRT=−log(1 −10−DV )・FT/10
0 )フィルムの対応する印刷制御フィールドの適用表
面がバリューFF及び印刷における対応バリューFTを
有する場合、この典型的ハーフトーン濃度は、フィルム
における適用表面と印刷における適用表面との関係にも
とづき測定されたバリューとして算出されるハーフトー
ン濃度バリューと解される。本公式は、従って適用表面
領域をハーフトーン濃度領域に変換する。
すると: FM=100 ・(1−10−DR )/(1−10−
DV ) [%]この場合DRは測定された(ハーフ
トーン)カラー濃度でDVがフルトーン濃度に対応する
場合、ハーフトーン・カラー濃度に対比して解析され、
次のような関係式が得られる: DR=−log(1−10−DV )・FM/100)
本方程式では、典型的適用表面FTにつき対応する典型
的ハーフトーン濃度DRTが、関連するフルトーン濃度
DVを含めて計算できる: DRT=−log(1 −10−DV )・FT/10
0 )フィルムの対応する印刷制御フィールドの適用表
面がバリューFF及び印刷における対応バリューFTを
有する場合、この典型的ハーフトーン濃度は、フィルム
における適用表面と印刷における適用表面との関係にも
とづき測定されたバリューとして算出されるハーフトー
ン濃度バリューと解される。本公式は、従って適用表面
領域をハーフトーン濃度領域に変換する。
【0053】本公式によれば、2個の公称適用表面FF
1及びFF2に属する2個の典型的適用表面FT1及び
FT2が、2個の典型的ハーフトーン濃度DRT1及び
DRT2として再計算できる: DRT1=−log(1−(1−10−DV )・FT
1/100 )DRT2=−log(1−(1−10−
DV )・FT2/100 )これに対応して2個の濃
度範囲DG1_2及びDG2_Vが、2つの適用表面範
囲FG1_2及びFG2_Vから得られる: DG1_2=log(1−(1−10−DV )・FG
1_2/100 )DG2_v=log(1−(1−1
0−DV )・FG2_V/100 )図8によると、
これら2種の濃度範囲は、フルトーン濃度を含み従って
動的バリューといえ、フルトーン・フィールドとハーフ
トーン・フィールドの区分に採用できる。プログラム・
ブロック431 から434 は、図5の対応ブロック
411 −414 と直ちに置き換わる。
1及びFF2に属する2個の典型的適用表面FT1及び
FT2が、2個の典型的ハーフトーン濃度DRT1及び
DRT2として再計算できる: DRT1=−log(1−(1−10−DV )・FT
1/100 )DRT2=−log(1−(1−10−
DV )・FT2/100 )これに対応して2個の濃
度範囲DG1_2及びDG2_Vが、2つの適用表面範
囲FG1_2及びFG2_Vから得られる: DG1_2=log(1−(1−10−DV )・FG
1_2/100 )DG2_v=log(1−(1−1
0−DV )・FG2_V/100 )図8によると、
これら2種の濃度範囲は、フルトーン濃度を含み従って
動的バリューといえ、フルトーン・フィールドとハーフ
トーン・フィールドの区分に採用できる。プログラム・
ブロック431 から434 は、図5の対応ブロック
411 −414 と直ちに置き換わる。
【0054】ブロック431 では、2種の濃度範囲D
G1_2及びDG2_Vが公称適用表面と印刷の際に測
定される適用表面との関係による公称適用表面FF1及
びFF2から算出され、これはフルトーン・メモリにあ
る即時フルトーン濃度を包含し、印刷制御フィールドの
識別カラーに対応して達成される。測定されたカラー濃
度バリュー及びそれに関連するフルトーン濃度から、印
刷制御フィールドの適用表面FSが更に確定される。ブ
ロック432 −434では、ブロック412 −41
4 に類似した分類・仕訳が実施される当プロセスにお
いては、印刷制御フィールドは、第一次濃度範囲以下、
2種の濃度範囲間、または第二次濃度範囲以上にありカ
ラー検知(即ち対応するハーフトーン濃度)に関して測
定されるカラー濃度バリューの移管により、タイプ1の
ハーフトーン・フィールド、タイプ2のハーフトーン・
フィールドまたはフルトーン・フィールドとして確定さ
れる。更にブロック415 416 または417 に
ブランチング(枝分かれ)し、その他のプロセスが第4
図に従ってプログラムの開始点に戻される。
G1_2及びDG2_Vが公称適用表面と印刷の際に測
定される適用表面との関係による公称適用表面FF1及
びFF2から算出され、これはフルトーン・メモリにあ
る即時フルトーン濃度を包含し、印刷制御フィールドの
識別カラーに対応して達成される。測定されたカラー濃
度バリュー及びそれに関連するフルトーン濃度から、印
刷制御フィールドの適用表面FSが更に確定される。ブ
ロック432 −434では、ブロック412 −41
4 に類似した分類・仕訳が実施される当プロセスにお
いては、印刷制御フィールドは、第一次濃度範囲以下、
2種の濃度範囲間、または第二次濃度範囲以上にありカ
ラー検知(即ち対応するハーフトーン濃度)に関して測
定されるカラー濃度バリューの移管により、タイプ1の
ハーフトーン・フィールド、タイプ2のハーフトーン・
フィールドまたはフルトーン・フィールドとして確定さ
れる。更にブロック415 416 または417 に
ブランチング(枝分かれ)し、その他のプロセスが第4
図に従ってプログラムの開始点に戻される。
【0055】図7は、印刷インクの物理層としての厚味
の変化によって確定される独特でバリエーションのある
範囲を超えたフルトーン濃度DVの機能として、濃度範
囲DG1_2及びDG2_Vや典型的なハーフトーン濃
度DRT1及びDRT2更にはDRT3がどのように変
化するかを示している。(典型的ハーフトーン濃度DR
T3は、公称100 %ハーフトーン・フィールド、即
ちフルトーン・フィールドの濃度といえる。)図解では
、FF1=50%、FF2=80%及びZT50=18
%以上、またはFT1=68%、FT2=91.5 %
、FG1_2=79.8 %及びFG2_V=95.8
%の想定にもとづいている。
の変化によって確定される独特でバリエーションのある
範囲を超えたフルトーン濃度DVの機能として、濃度範
囲DG1_2及びDG2_Vや典型的なハーフトーン濃
度DRT1及びDRT2更にはDRT3がどのように変
化するかを示している。(典型的ハーフトーン濃度DR
T3は、公称100 %ハーフトーン・フィールド、即
ちフルトーン・フィールドの濃度といえる。)図解では
、FF1=50%、FF2=80%及びZT50=18
%以上、またはFT1=68%、FT2=91.5 %
、FG1_2=79.8 %及びFG2_V=95.8
%の想定にもとづいている。
【0056】図に示されているように、値のより高い公
称適用表面(DRT3、DG2_V、DRT2、DG1
_2)の特殊曲線は、かなりの上昇を示している(即ち
印刷制御フィールドのタイプを決定する濃度範囲DG1
_2及びDG2_Vは、フルトーン濃度バリューにより
異なってくる。)ヨーロッパ公開特許第283,899
号公報の装置の場合のように、与えられた一定の濃度
参照バリューが識別基準として採用される場合、前記の
濃度バリューが低い場合は特に即時フルトーンバリュー
により異なる結果が得られる。この問題点を図解すると
、図7の例のようになり、一定の濃度参照バリューKD
Rがエンターされている。図に示されているように、1
.2 のフルトーン濃度バリューは、本発明による濃
度範囲DG2_Vと等しくなる。但し関連するフルトー
ン濃度=1 .0 における例として測定されたハーフ
トーン濃度DRB1の印刷制御フィールドは、既にハー
フトーン・フィールドとして確定され、これは本発明の
望ましい例証プロセスにおいて、フルトーン・フィール
ドとして認識されている。逆に関連するフルトーン濃度
=1 .5 における例として測定されたハーフトーン
濃度DRBの印刷制御フィールドは、フルトーン・フィ
ールドとして明確に区分されこれはタイプ2のハーフト
ーン・フィールドとして認識される本発明の好適実施例
に従うものである。従って一定の濃度参照バリューは、
比較的狭い範囲のフルトーン濃度バリューの範囲以内に
おける識別基準に適合する。
称適用表面(DRT3、DG2_V、DRT2、DG1
_2)の特殊曲線は、かなりの上昇を示している(即ち
印刷制御フィールドのタイプを決定する濃度範囲DG1
_2及びDG2_Vは、フルトーン濃度バリューにより
異なってくる。)ヨーロッパ公開特許第283,899
号公報の装置の場合のように、与えられた一定の濃度
参照バリューが識別基準として採用される場合、前記の
濃度バリューが低い場合は特に即時フルトーンバリュー
により異なる結果が得られる。この問題点を図解すると
、図7の例のようになり、一定の濃度参照バリューKD
Rがエンターされている。図に示されているように、1
.2 のフルトーン濃度バリューは、本発明による濃
度範囲DG2_Vと等しくなる。但し関連するフルトー
ン濃度=1 .0 における例として測定されたハーフ
トーン濃度DRB1の印刷制御フィールドは、既にハー
フトーン・フィールドとして確定され、これは本発明の
望ましい例証プロセスにおいて、フルトーン・フィール
ドとして認識されている。逆に関連するフルトーン濃度
=1 .5 における例として測定されたハーフトーン
濃度DRBの印刷制御フィールドは、フルトーン・フィ
ールドとして明確に区分されこれはタイプ2のハーフト
ーン・フィールドとして認識される本発明の好適実施例
に従うものである。従って一定の濃度参照バリューは、
比較的狭い範囲のフルトーン濃度バリューの範囲以内に
おける識別基準に適合する。
【0057】前述のように、適用表面範囲FG1_2及
びFG2_Vまたは濃度範囲DG1_2及びDG2_V
も図6及び図7に対比して表示されているのと別個に配
置しうる。図10によると、ここでは図7と併せて、フ
ルトーン濃度DVと典型的なハーフトーン濃度DRTま
たは濃度範囲DGとの関係を図解しており、2種類の濃
度範囲DG1_2及びDG2_Vは、2種の典型的なハ
ーフトーン濃度DRT1及びDRT2またはDRT2及
びDRT3により確定された調べ帯に分かれて配置され
る;即ち以下の式が有効となる: DG1_2=(DRT1+DRT2)/2DG2_V=
(DRT2+DRT3)/2DRT1及びDRT2は上
記のように、名目上の適用表面FT1及びFT2そして
関連するフルトーン濃度DVから算出される。DRT3
は鮮明度100 %である。フルトーン・フィールド及
びハーフトーン・フィールドは、ただブロック431
対応して修正されるだけで、図9の例証プロセス図表に
より識別される。
びFG2_Vまたは濃度範囲DG1_2及びDG2_V
も図6及び図7に対比して表示されているのと別個に配
置しうる。図10によると、ここでは図7と併せて、フ
ルトーン濃度DVと典型的なハーフトーン濃度DRTま
たは濃度範囲DGとの関係を図解しており、2種類の濃
度範囲DG1_2及びDG2_Vは、2種の典型的なハ
ーフトーン濃度DRT1及びDRT2またはDRT2及
びDRT3により確定された調べ帯に分かれて配置され
る;即ち以下の式が有効となる: DG1_2=(DRT1+DRT2)/2DG2_V=
(DRT2+DRT3)/2DRT1及びDRT2は上
記のように、名目上の適用表面FT1及びFT2そして
関連するフルトーン濃度DVから算出される。DRT3
は鮮明度100 %である。フルトーン・フィールド及
びハーフトーン・フィールドは、ただブロック431
対応して修正されるだけで、図9の例証プロセス図表に
より識別される。
【0058】上記に定められた記述によると、本発明の
濃度計はフルトーン・フィールドと2種のタイプのハー
フトーン・フィールドを識別する。異なる名目上の適用
表面を有する他の数種のハーフトーン・フィールドのタ
イプも、全く同様の方法で識別できる。同じ基準でさら
に適用表面範囲や濃度範囲を確定し対比的に算出するこ
とが必要であり、また同様の方法でそれらと測定された
適用表面やハーフトーン濃度を比較することが必要とな
る。逆に単一ハーフトーン・フィールドのプロセスを制
限したり、フルトーン・フィールドとハーフトーン・フ
ィールドを識別することもできる。例えば図6に示すよ
うに本手順は印刷のFTR_V=95%における典型的
な適用表面に対応して当フィールドFFR_V=90%
の名目上の適用表面にもとづき、また設定されている適
用表面範囲FGR_Vが、FGR_V=(FGR_V+
FT3)/2にもとづく。印刷制御フィールドPCFは
、測定された適用表面FSが適用表面範囲FGR_V以
上の場合フルトーン・フィールドと考えられる。それ以
外は与えられた名目上の適用表面とは関係なくハーフト
ーン・フィールドとして区分される(この場合名目上の
適用表面をエンターする必要はない)。この単純化され
た濃度計の実施例では、補足操作モードの形態で自然に
影響も受けるが、トーンバリュー増加分、測定された適
用表面FS及び実際の表示の代わりに表示するには、ハ
ーフトーン・フィールドとして認識される印刷制御フィ
ールドの場合には便利である。プログラムの修正の必要
はごく少なく、更に詳細な説明も必要としない。
濃度計はフルトーン・フィールドと2種のタイプのハー
フトーン・フィールドを識別する。異なる名目上の適用
表面を有する他の数種のハーフトーン・フィールドのタ
イプも、全く同様の方法で識別できる。同じ基準でさら
に適用表面範囲や濃度範囲を確定し対比的に算出するこ
とが必要であり、また同様の方法でそれらと測定された
適用表面やハーフトーン濃度を比較することが必要とな
る。逆に単一ハーフトーン・フィールドのプロセスを制
限したり、フルトーン・フィールドとハーフトーン・フ
ィールドを識別することもできる。例えば図6に示すよ
うに本手順は印刷のFTR_V=95%における典型的
な適用表面に対応して当フィールドFFR_V=90%
の名目上の適用表面にもとづき、また設定されている適
用表面範囲FGR_Vが、FGR_V=(FGR_V+
FT3)/2にもとづく。印刷制御フィールドPCFは
、測定された適用表面FSが適用表面範囲FGR_V以
上の場合フルトーン・フィールドと考えられる。それ以
外は与えられた名目上の適用表面とは関係なくハーフト
ーン・フィールドとして区分される(この場合名目上の
適用表面をエンターする必要はない)。この単純化され
た濃度計の実施例では、補足操作モードの形態で自然に
影響も受けるが、トーンバリュー増加分、測定された適
用表面FS及び実際の表示の代わりに表示するには、ハ
ーフトーン・フィールドとして認識される印刷制御フィ
ールドの場合には便利である。プログラムの修正の必要
はごく少なく、更に詳細な説明も必要としない。
【0059】明らかなことは、図7に示したように、対
応する濃度範囲DGR_Vにより適用表面範囲FGR_
Vに代えてフルトーン・フィールド及びハーフトーン・
フィールドの識別を行うことが前述の実施例においても
可能となる。濃度範囲DGR_Vは、適用表面範囲FG
R_Vから、他の濃度範囲DG1_2及びDG2_Vに
類似した方法で計算される。
応する濃度範囲DGR_Vにより適用表面範囲FGR_
Vに代えてフルトーン・フィールド及びハーフトーン・
フィールドの識別を行うことが前述の実施例においても
可能となる。濃度範囲DGR_Vは、適用表面範囲FG
R_Vから、他の濃度範囲DG1_2及びDG2_Vに
類似した方法で計算される。
【0060】図8では、図2に示されたブロック500
及び550 が、重ね印刷の状態で実施されるインク
検収Tの計算及び表示により更に細かく分析される。
及び550 が、重ね印刷の状態で実施されるインク
検収Tの計算及び表示により更に細かく分析される。
【0061】ブロック511 −513 では、エラー
変数が分析され、カラー検知の場合設定されたエラー変
数はブラックである。ブロック514では識別されたカ
ラーがレッドかどうかを検知する。実際の事例では、第
二次印刷インクのカラーが(ブロック515 516
)決定され、第一次印刷インクxのカラー(ブロック5
17 、518 )が決定されまたはエラー変数(ブロ
ック519 )が再び設定される。
変数が分析され、カラー検知の場合設定されたエラー変
数はブラックである。ブロック514では識別されたカ
ラーがレッドかどうかを検知する。実際の事例では、第
二次印刷インクのカラーが(ブロック515 516
)決定され、第一次印刷インクxのカラー(ブロック5
17 、518 )が決定されまたはエラー変数(ブロ
ック519 )が再び設定される。
【0062】ブロック520 では、識別されるカラー
がグリーンかどうか検知され第二次印刷インクz(ブロ
ック521 、522 )及び第一次印刷インクx(ブ
ロック523 、524 )が類似の方法で確定された
か、或いはエラー変数(ブロック525 )がエンター
されたかにつき検知される。
がグリーンかどうか検知され第二次印刷インクz(ブロ
ック521 、522 )及び第一次印刷インクx(ブ
ロック523 、524 )が類似の方法で確定された
か、或いはエラー変数(ブロック525 )がエンター
されたかにつき検知される。
【0063】それと全く同様にブロック526 では、
検知カラーがブルーかどうか、また第二次印刷インクz
(ブロック527 、528 )及び第一次印刷インク
x(ブロック529 、530 )が確定されたかどう
か、更にエラー変数(ブロック531 )がエンターさ
れたかどうかにつき検知される。
検知カラーがブルーかどうか、また第二次印刷インクz
(ブロック527 、528 )及び第一次印刷インク
x(ブロック529 、530 )が確定されたかどう
か、更にエラー変数(ブロック531 )がエンターさ
れたかどうかにつき検知される。
【0064】ブロック532 のエラー変数は等しくな
る。 エラー変数が設定された場合(即ちエラー状態が存在す
る場合)、これに対応するエラー信号がディスプレイ装
置28(ブロック533 )に表示される。その他ブロ
ック534 では、インク検収Tが公知の関係(DIN
16527 )を維持しながら算出される: T=(D(z)−DVN(x、z))/DV(z)また
第二次印刷インクzのカラーと併せて、ディスプレイ装
置28によりブロック535 に表示される。前述の公
式では、D(z)は第二次印刷インクに対応する測定フ
ィルターで測定されたカラー濃度バリュー(即ち重ね印
刷の場合、例えばマゼンタのイエロー、イエロー測定濃
度)であり、DV(z)はフルトーン・メモリの二次的
カラーに対応するフルトーン濃度をいい、またDVN(
x、z)は2種のカラーに対応する二次的吸収濃度で、
フルトーンフィールドの早期測定により二次的濃度メモ
リで使用も可能である。
る。 エラー変数が設定された場合(即ちエラー状態が存在す
る場合)、これに対応するエラー信号がディスプレイ装
置28(ブロック533 )に表示される。その他ブロ
ック534 では、インク検収Tが公知の関係(DIN
16527 )を維持しながら算出される: T=(D(z)−DVN(x、z))/DV(z)また
第二次印刷インクzのカラーと併せて、ディスプレイ装
置28によりブロック535 に表示される。前述の公
式では、D(z)は第二次印刷インクに対応する測定フ
ィルターで測定されたカラー濃度バリュー(即ち重ね印
刷の場合、例えばマゼンタのイエロー、イエロー測定濃
度)であり、DV(z)はフルトーン・メモリの二次的
カラーに対応するフルトーン濃度をいい、またDVN(
x、z)は2種のカラーに対応する二次的吸収濃度で、
フルトーンフィールドの早期測定により二次的濃度メモ
リで使用も可能である。
【0065】第一次インクの上に印刷される第二次印刷
インクのカラーの確定は、二次的カラーzが最新のフル
トーン濃度であるという、即ち最も新しく測定されたカ
ラーのフルトーン・フィールドの場合の規約(任意の)
を基礎においている。本規約は、実証され測定されたシ
ーケンスで、インク検収の手動検索に公知の濃度計D1
83 、D185 及びD186 を使用するのに対応
するものである。当然その他の方法も可能である。
インクのカラーの確定は、二次的カラーzが最新のフル
トーン濃度であるという、即ち最も新しく測定されたカ
ラーのフルトーン・フィールドの場合の規約(任意の)
を基礎においている。本規約は、実証され測定されたシ
ーケンスで、インク検収の手動検索に公知の濃度計D1
83 、D185 及びD186 を使用するのに対応
するものである。当然その他の方法も可能である。
【0066】図2、図3、図4、図5及び図8に示され
た例証プログラム・ブロックまたは機能操作については
、プログラム言語“PASCAL”(パスカル)で生成
されリスティングされた例証プログラムで要約されてい
る。当該プログラムはマイクロコンピュータ20のプロ
グラム・メモリ22に適性な編集形式でエンターされて
いる。({−}のテキストは説明用コメントを意味する
){自動カラー識別用プログラム(図3及び図4の流れ
図)} D[c]>D[m]のとき、識別が開始され、f3:=
c; f2:=m その他の場合の開始は、f3:=m; f2:=c; 終了: 終了: D[y]>D[f3]のとき、開始され、f1:=f2
; f2:=f3; f3:=y それ以外の開始 D[y]>D[f2]のとき、開始されf1:=f2; f2:=y; その他f1:=y; 終了; 終了; D[f3]>MinDensity(中濃度)のとき、
G:=D[f1]/D[f3] それ以外の場合G:=1; (D[f3]−D[f1])>MinDensity’
のとき、H:=(D[f2]−D[f1])/(D[f
3]−D[f1]) それ以外の場合H:=1; G>G_Limitのとき、開始され、F:=K;f:
=k; 終了 それ以外は開始 H<_Limitのとき、開始され、f3=cへのとき
開始 F:=C; f:=c; 終了; f3=mのとき、開始され、F:=M;f:=m; 終了 f3=yのとき開始され F:=Y; f:=y; 終了; 終了 その他の場合は開始 f1=cのとき、F:=R; f1=mのとき、F:=G; f1=yのとき、F:=B; 終了; 終了 {自動フィールド識別用プログラム(図5流れ図)}(
F=K)または(F=C)或いは(F=M)または(F
=Y)のとき、開始され、 {限界バリューの計算} FT1=FF1*(1+0 .72*(1−FF1/1
00 %));FT2=FF2*(1+0 .72*(
1−FF2/100 %));FG1_2=(FT1+
FT2)/2;FG2_V=(FT2+FT3)/2;
{測定フィールド適用表面の計算} FS:=100 *(1−10^−D[f])/(1−
10^−DV[f]);{モード・セレクション} FS<=FG1_2のとき、開始され、ZM:=FS−
FF1; ディスプレイ(FF1_モード、ZM、f);終了; (FS>FG1_2)及び(FS<=FG2_V)のと
き開始され、ZM:=FS−FF2; ディスプレイ(FF2_モード、ZM、f);終了; FS>FG2_Vのとき開始され、ディスプレイ(V_
モード、D[f]、f); {カラーセレクション及びインク検収測定の計算準備}
DV[f]:=D[f]; z:=f; f=cのとき開始され、DVN[c、m]:=D[m]
; DVN[c、y]:=D[y]; 終了; f=mのとき開始され、DVN[m、c]:=D[c]
; DVN[m、y]:=D[y]; 終了; f=yのとき開始され、DVN[y、c]:=D[c]
; DVN[y、m]:=D[m]; 終了; 終了 その他(インク検収の計算) {インク検収計算用プログラム(流れ図:図8)}開始 ERROR(エラー):=FALSE(フォールス)、
{重ね印刷フィールドではブラックは使用されない}(
z=k)のとき、ERROR(エラー):=TRUE(
正) その他の場合の開始 {レッド測定フィールドの場合} (F=R)のとき開始され、 {レッド測定フィールドではシアンは使用されない}(
z=c)のときERROR(エラー):=TRUE(正
) {二次的印刷カラー=Mのとき、一次的印刷カラー=Y
で、其の他は破棄される }其の他(z=m)のとき、x:=y以外はx:=m;
終了; {グリーン測定フィールドの場合} (F=G)のとき開始され、 {マゼンタがグリーン・フィールドに無関係}であると
、 (z=m)のとき、ERROR(エラー):TRUE(
正); {二次的印刷カラー=Cのとき、一次的印刷カラー=Y
で、其の他は破棄される} 其の他(z=c)のとき、x:=y以外はx:=c;終
了; {ブルー測定フィールドの場合}(F=B)のとき開始
され、 {イエローがブルー・フィールドに無関係}であると、
(z=y)のとき、ERROR(エラー):TRUE(
正) {二次的印刷カラー=Mのとき、一次的印刷カラー=C
で、其の他は破棄される} 終了; ERRORにつづいて、(T_Mode、ERROR、
z)が表示され、それ以外は開始 {インク検収の計算} T:=(D[z]−DVN{x、z}/DV[z];(
T_Mode、T、z)を表示し; 終了; 終了; 終了; 本発明ではその目的・意図およびその本質的特性から離
脱することなく、其の他特定の形式で実施例を具体化す
ることができる。従って現在開示されている実施例は、
あらゆる点でなんらの制約なく図解することができるも
のと考えられる。本発明の適用範囲は、前記明細書でと
いうよりむしろ補足のクレームにおいて記述されるもの
で、等価的意図・範囲におけるあらゆる変更がクレーム
に包含されるものである。
た例証プログラム・ブロックまたは機能操作については
、プログラム言語“PASCAL”(パスカル)で生成
されリスティングされた例証プログラムで要約されてい
る。当該プログラムはマイクロコンピュータ20のプロ
グラム・メモリ22に適性な編集形式でエンターされて
いる。({−}のテキストは説明用コメントを意味する
){自動カラー識別用プログラム(図3及び図4の流れ
図)} D[c]>D[m]のとき、識別が開始され、f3:=
c; f2:=m その他の場合の開始は、f3:=m; f2:=c; 終了: 終了: D[y]>D[f3]のとき、開始され、f1:=f2
; f2:=f3; f3:=y それ以外の開始 D[y]>D[f2]のとき、開始されf1:=f2; f2:=y; その他f1:=y; 終了; 終了; D[f3]>MinDensity(中濃度)のとき、
G:=D[f1]/D[f3] それ以外の場合G:=1; (D[f3]−D[f1])>MinDensity’
のとき、H:=(D[f2]−D[f1])/(D[f
3]−D[f1]) それ以外の場合H:=1; G>G_Limitのとき、開始され、F:=K;f:
=k; 終了 それ以外は開始 H<_Limitのとき、開始され、f3=cへのとき
開始 F:=C; f:=c; 終了; f3=mのとき、開始され、F:=M;f:=m; 終了 f3=yのとき開始され F:=Y; f:=y; 終了; 終了 その他の場合は開始 f1=cのとき、F:=R; f1=mのとき、F:=G; f1=yのとき、F:=B; 終了; 終了 {自動フィールド識別用プログラム(図5流れ図)}(
F=K)または(F=C)或いは(F=M)または(F
=Y)のとき、開始され、 {限界バリューの計算} FT1=FF1*(1+0 .72*(1−FF1/1
00 %));FT2=FF2*(1+0 .72*(
1−FF2/100 %));FG1_2=(FT1+
FT2)/2;FG2_V=(FT2+FT3)/2;
{測定フィールド適用表面の計算} FS:=100 *(1−10^−D[f])/(1−
10^−DV[f]);{モード・セレクション} FS<=FG1_2のとき、開始され、ZM:=FS−
FF1; ディスプレイ(FF1_モード、ZM、f);終了; (FS>FG1_2)及び(FS<=FG2_V)のと
き開始され、ZM:=FS−FF2; ディスプレイ(FF2_モード、ZM、f);終了; FS>FG2_Vのとき開始され、ディスプレイ(V_
モード、D[f]、f); {カラーセレクション及びインク検収測定の計算準備}
DV[f]:=D[f]; z:=f; f=cのとき開始され、DVN[c、m]:=D[m]
; DVN[c、y]:=D[y]; 終了; f=mのとき開始され、DVN[m、c]:=D[c]
; DVN[m、y]:=D[y]; 終了; f=yのとき開始され、DVN[y、c]:=D[c]
; DVN[y、m]:=D[m]; 終了; 終了 その他(インク検収の計算) {インク検収計算用プログラム(流れ図:図8)}開始 ERROR(エラー):=FALSE(フォールス)、
{重ね印刷フィールドではブラックは使用されない}(
z=k)のとき、ERROR(エラー):=TRUE(
正) その他の場合の開始 {レッド測定フィールドの場合} (F=R)のとき開始され、 {レッド測定フィールドではシアンは使用されない}(
z=c)のときERROR(エラー):=TRUE(正
) {二次的印刷カラー=Mのとき、一次的印刷カラー=Y
で、其の他は破棄される }其の他(z=m)のとき、x:=y以外はx:=m;
終了; {グリーン測定フィールドの場合} (F=G)のとき開始され、 {マゼンタがグリーン・フィールドに無関係}であると
、 (z=m)のとき、ERROR(エラー):TRUE(
正); {二次的印刷カラー=Cのとき、一次的印刷カラー=Y
で、其の他は破棄される} 其の他(z=c)のとき、x:=y以外はx:=c;終
了; {ブルー測定フィールドの場合}(F=B)のとき開始
され、 {イエローがブルー・フィールドに無関係}であると、
(z=y)のとき、ERROR(エラー):TRUE(
正) {二次的印刷カラー=Mのとき、一次的印刷カラー=C
で、其の他は破棄される} 終了; ERRORにつづいて、(T_Mode、ERROR、
z)が表示され、それ以外は開始 {インク検収の計算} T:=(D[z]−DVN{x、z}/DV[z];(
T_Mode、T、z)を表示し; 終了; 終了; 終了; 本発明ではその目的・意図およびその本質的特性から離
脱することなく、其の他特定の形式で実施例を具体化す
ることができる。従って現在開示されている実施例は、
あらゆる点でなんらの制約なく図解することができるも
のと考えられる。本発明の適用範囲は、前記明細書でと
いうよりむしろ補足のクレームにおいて記述されるもの
で、等価的意図・範囲におけるあらゆる変更がクレーム
に包含されるものである。
【0067】尚、前記明細書、クレーム、及び図面にお
いて用いられている次の表の左の欄にリストされている
用語は、当該一表の右の欄の用語の意味に用いられてい
る。 用語
類義語フルトーン
ソリッドトーン、ソリッド適用表面、適用
表面領域 ドット・エリア、ドット・エ
リア・カバリッジトーン・バリュー増加分、
ドット・ゲインポイント増加分 インク検収
インク・トラップ黒色化
灰色化カラー・トーン
色合い一次的印刷インク
(一次的)ダウン・インク二次
的印刷インク 二次的ダウ
ン・インク
いて用いられている次の表の左の欄にリストされている
用語は、当該一表の右の欄の用語の意味に用いられてい
る。 用語
類義語フルトーン
ソリッドトーン、ソリッド適用表面、適用
表面領域 ドット・エリア、ドット・エ
リア・カバリッジトーン・バリュー増加分、
ドット・ゲインポイント増加分 インク検収
インク・トラップ黒色化
灰色化カラー・トーン
色合い一次的印刷インク
(一次的)ダウン・インク二次
的印刷インク 二次的ダウ
ン・インク
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、通常の
印刷制御フィールドタイプの信頼性のある識別が可能と
なり、異なる制御フィールドタイプにおけるさまざまな
測定が必要となる複合変数の決定が容易となり、よりユ
ーザ本位の操作を可能とすることができる。
印刷制御フィールドタイプの信頼性のある識別が可能と
なり、異なる制御フィールドタイプにおけるさまざまな
測定が必要となる複合変数の決定が容易となり、よりユ
ーザ本位の操作を可能とすることができる。
【図1】本発明に基づく典型的な濃度計の一般的構造を
示す配線図である。
示す配線図である。
【図2】濃度計のキー・ファンクションの流れ図である
。
。
【図3】典型的な“カラー・レコグニション(カラー識
別)”機能ブロックの流れ図である。
別)”機能ブロックの流れ図である。
【図4】図3の続きの流れ図である。
【図5】典型的な機能ブランチ“オートマチック機能セ
レクション”の詳細な流れ図である。
レクション”の詳細な流れ図である。
【図6】限定適用表面の計算事例を説明するためのグラ
フである。
フである。
【図7】濃度限定の計算事例を説明するためのグラフで
ある。
ある。
【図8】典型的な“インク検収”機能ブロックの詳細な
流れ図である。
流れ図である。
【図9】図5の詳細な変形を示す流れ図である。
【図10】限定濃度の確定を説明するためのグラフであ
る。
る。
PCF: 印刷制御フィールド
10: 光源
13: フィルタホイール14:
測定フィルタ 20: マイクロコンピュータ27:
キーボード
測定フィルタ 20: マイクロコンピュータ27:
キーボード
Claims (22)
- 【請求項1】 印刷制御フィールドのカラー濃度を設
定する電子光学的測定装置と、前記のカラー濃度の設定
から、黒色化の相対変数およびカラー・トーン・エラー
を決定し、また前記相対変数から印刷制御フィールドの
カラーを決定するカラー識別装置と、所定の設定の印刷
制御フィールドタイプの一つとして、カラー濃度の設定
から印刷制御フィールドタイプを決定するタイプ識別装
置と、印刷制御フィールドのタイプ及びカラーと関連す
る測定変数を決定するための測定値確定装置と印刷制御
フィールドの測定変数、カラー及びユーザ・ガイド指示
を表示するための表示装置とから構成されていることを
特徴とする印刷制御フィールドの分析装置。 - 【請求項2】 更に、公称表面適用値及び保存された
典型的な表面適用特性を保存し、手動で入力する手段を
包含し、タイプ識別装置が、前記の保存され手動により
入力された公称表面適用値及び保存された典型的な表面
適用特性から、少なくとも2種の異なる公称表面適用の
ハーフトーンフィールドと併せて、単一カラーフルトー
ンフィールド及びハーフトーンフィールドを区分し識別
することを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 更に、カラー濃度の設定につきあらゆ
るカラー濃度を保存するためのフルトーン−メモリを装
備し、単一カラーフルトーンフィールドの新たな測定の
際に、カラーの単一カラーフルトーンフィールドのフル
トーン濃度が中間的に保存され、更新されることを特徴
とする請求項2の装置。 - 【請求項4】 印刷制御フィールドのカラー濃度の設
定を確定するための電子光学的測定装置と、カラー濃度
の設定から、印刷制御フィールドのカラーを確定するカ
ラー識別装置と、保存されまたは手動で入力される公称
表面適用値及び保存された典型的な表面適用特性から、
少なくとも2種類の異なる公称表面適用のハーフ−トー
ンフィールドと併せて、単一カラーフルトーンフィール
ド及びハーフ−トーンフィールドを区分し識別するタイ
プ識別装置であって、更に印刷制御フィールドタイプの
所定の設定の一つとして、カラー濃度から印刷制御フィ
ールドタイプを確定する前記タイプ識別装置と、カラー
濃度の設定により、印刷制御フィールドのタイプ及びカ
ラーと関連する測定変数を確定する測定変数確定装置と
、関連する測定変数、印刷制御フィールドのカラー及び
ユーザガイド指示を表示する表示装置とから構成されて
いることを特徴とする印刷制御フィールドの分析装置。 - 【請求項5】 更に、カラー濃度の設定につきあらゆ
るカラー濃度を保存するためのフルトーン−メモリを装
備し、単一カラーフルトーンフィールドの新たな測定の
際に、カラーの単一カラーフルトーンフィールドのフル
トーン濃度が中間的に保存され、更新されることを特徴
とする請求項2の装置。 - 【請求項6】 前記タイプ識別装置は、典型的な適用
表面特性や対応する濃度範囲から決定される表面適用制
限値と測定カラー濃度から算出される表面適用制限値ま
たは印刷制御フィールドの測定カラー濃度を比較するこ
とにより単一カラーフルトーンフィールド及び単一カラ
ーハーフトーンフィールドを区分し識別することを特徴
とする請求項4の装置。 - 【請求項7】 更に、カラー濃度設定の非黒色カラー
濃度に関する二次的濃度メモリを包含し、単一カラーフ
ルトーンフィールドの新たな測定の間に、カラーの単一
カラーフルトーンフィールドの2種類の普及型二次的吸
収濃度が中間的に保存され更新されることを特徴とする
請求項5の装置。 - 【請求項8】 前記測定変数確定装置は、前記カラー
識別装置が印刷制御フィールドのカラーにもとづく2色
刷り重ね印刷制御フィールドを検索する時、測定変数と
してインク検収を更に算定し、かつ前記測定変数確定装
置は、フルトーンメモリ及び二次的メモリから、2色刷
り重ね印刷フィールドに関わる印刷インクに関連するフ
ルトーンフィールドの二次的吸収濃度及びフルトーン濃
度を採用することを特徴とする請求項7の装置。 - 【請求項9】 更に単一カラー測定フィールドとして
識別される印刷制御フィールドのそれぞれの表面適用値
を確定する表面適用算定手段を包含し、前記タイプ識別
装置は、更に、前記公称表面適用値と前記の保存された
典型的な表面適用特性とにより決定される表面適用制限
値と前記表面適用値の各々とを比較し、前記の比較結果
は、単一カラーフルトーンフィールドまたは単一カラー
ハーフトーンフィールドとしてそれぞれの印刷制御フィ
ールドを識別する前記タイプ識別装置に入力されるされ
ることを特徴とする請求項8の装置。 - 【請求項10】 表面適用制限値は、ハーフトーンフ
ィールド及びフルトーンフィールドの公称表面適用値か
ら得られる表面適用値と、保存された典型的な表面適用
特性のほぼ中心に位置することを特徴とする請求項9の
装置。 - 【請求項11】 タイプ識別装置は、印刷カラーフィ
ールドの測定カラー濃度とカラー濃度範囲を比較し、単
一カラーフルトーンフィールド及び単一カラーハーフト
ーンフィールドを区分識別し、公称表面適用値及び保存
された典型的表面適用特性により前記濃度範囲を確定す
ることを特徴とする請求項10の装置。 - 【請求項12】 表面適用算出手段は、カラーのフル
トーンフィールドの即時フルトーン濃度を用いて、印刷
制御フィールドの表面適用を算出し、かつ前記フルトー
ン濃度は、フルトーン濃度メモリに中間的に保存される
ことを特徴とする請求項11の装置。 - 【請求項13】 タイプ識別装置は、フルトーンメモ
リに中間的に保存されるカラーのフルトーンフィールド
の即時フルトーン濃度と併せて、公称表面適用値及び保
存される典型的な表面適用特性から、前記表面適用制限
値を確定し、更に、前記表面適用制限値から前記濃度範
囲を確定することを特徴とする前記請求項12の装置。 - 【請求項14】 タイプ識別装置は、フルトーン・メ
モリに中間的に保存されるカラーのフルトーンフィール
ドの即時フルトーン濃度と併せて、公称表面適用値及び
保存される典型的な表面適用特性から、印刷における典
型的なハーフトーン濃度を確定し、更に前記の典型的な
ハーフトーン濃度から濃度範囲を確定することを特徴と
する請求項12の装置。 - 【請求項15】 前記濃度範囲は、それぞれDG1_
2及びDG2_Vが第一次及び第二次濃度範囲の場合の
DTR1<DG1_2<DRT2<DG2_V<DRT
3のように確立され、また低度適用表面の第一次タイプ
・ハーフトーン、高度適用表面の第二次タイプ・ハーフ
トーン及びフルトーン・フィールドそれぞれにつき、そ
の公称表面適用に関する典型的なハーフトーン濃度は、
DRT1、DRT2及びDRT3となることを特徴とす
る請求項14の装置。 - 【請求項16】 前記濃度範囲は、DG1_2及びD
G2_Vがそれぞれ第一次及び第二次濃度範囲として確
立され、またDRT1、DRT2及びDRT3は、低度
表面適用の第一次タイプハーフトーン、高度表面適用の
第2次タイプハーフトーン及びフルトーンフィールドの
公称表面適用に関する典型的なハーフトーン濃度となる
ことを特徴とする請求項14の装置。 - 【請求項17】 タイプ識別装置がハーフトーンフィ
ールドとして印刷制御フィールドを識別する場合、測定
変数確定装置は、測定変数としてトーンバリュー増加分
を計算することを特徴とする請求項12の装置。 - 【請求項18】 印刷制御フィールドのカラー濃度の
設定を確定する電子光学的測定装置と、カラー濃度から
印刷制御フィールドのカラーを確定するカラー識別装置
と、測定カラー濃度から算出される表面適用値または印
刷カラーフィールドの測定カラー濃度を典型的な表面適
用特性または対応する濃度範囲によって決定される表面
適用制限値とを比較することにより、単一カラーフルト
ーンフィールドと単一カラーハーフトーンフィールドを
区分識別するタイプ識別装置であって、更に印刷制御フ
ィールド・タイプの所定の設定の一つとしてカラー濃度
から印刷制御フィールド・タイプを確定する前記タイプ
識別装置と、確定される印刷制御フィールドのタイプ及
びカラーと関連する測定変数を確定する測定変数確定装
置と、関連する測定変数、印刷制御フィールドのカラー
及びユーザ・ガイド指示を表示する表示装置と、により
構成されていることを特徴とする印刷制御フィールドの
分析装置。 - 【請求項19】 タイプ識別装置がハーフトーン・フ
ィールドとして印刷制御フィールドを識別する場合、表
示装置が、その表面適用値を表示することを特徴とする
請求項18の装置。 - 【請求項20】 印刷制御フィールドのカラー濃度の
設定を確定するステップと、カラー濃度の前記設定によ
り黒色化及びカラートーンエラーの相対的変数を確定し
、また前記相対変数から印刷制御フィールドのカラーを
確定するステップと、印刷制御フィールドタイプの所定
の設定の一つとして、カラー濃度の設定から印刷制御フ
ィールドタイプを確定するステップと、印刷制御フィー
ルドのタイプ及びカラーに関わる測定変数を確定するス
テップと、測定変数、印刷制御フィールドのカラー及び
ユーザガイド指示を表示するステップと、からなること
を特徴とする印刷制御フィールドの分析方法。 - 【請求項21】 印刷制御フィールドのカラー濃度の
設定を確定するステップと、カラー濃度から印刷制御フ
ィールドのカラーを確定するステップと、保存されまた
は手動により入力される公称表面適用値及び保存される
典型的な適用表面特性から少なくとも2種類の異なる公
称表面適用のハーフトーンフィールドと併せて、単一カ
ラーフルトーンフィールド及びハーフトーン・フィール
ドを区分識別し、また印刷制御フィールドタイプとして
カラー濃度の所定の設定から印刷制御フィールド・タイ
プを確定するステップと、カラー濃度の設定から印刷制
御フィールドのカラー及びタイプと関連する測定変数を
確定するステップと、関連する測定変数、印刷制御フィ
ールドのカラー及びユーザ・ガイド指示を表示するステ
ップと、からなることを特徴とする印刷制御フィールド
の分析方法。 - 【請求項22】 印刷制御フィールドのカラー濃度の
設定を確定するステップと、カラー濃度から印刷制御フ
ィールドのカラーを確定するステップと、典型的な表面
適用特性または対応する濃度範囲によって決定される表
面適用制限値と、測定カラー濃度から算出される表面適
用値または印刷カラーフィールドの測定カラー濃度とを
比較することにより、単一カラーフルトーンフィールド
と単一カラーハーフトーンフィールドを区分識別し、ま
た印刷制御フィールドタイプの所定の設定の一つとして
カラー濃度から印刷制御フィールドタイプを確定するス
テップと、決定されるべき印刷制御フィールドのタイプ
及びカラーに関連する測定変数を確定するステップと、
関連する測定変数、印刷制御フィールドのカラー及びユ
ーザ・ガイド指示を表示するステップと、からなること
を特徴とする印刷制御フィールドの分析方法。
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