JPH04225888A - 廃棄物が含有する水分を減少させる方法及び装置 - Google Patents
廃棄物が含有する水分を減少させる方法及び装置Info
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- JPH04225888A JPH04225888A JP3029377A JP2937791A JPH04225888A JP H04225888 A JPH04225888 A JP H04225888A JP 3029377 A JP3029377 A JP 3029377A JP 2937791 A JP2937791 A JP 2937791A JP H04225888 A JPH04225888 A JP H04225888A
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水分を含む廃棄物の破
砕のための調製中に水分含有量を減少させ、乾燥工程中
及び破砕工程中に不活性雰囲気を提供するため、廃棄物
の燃焼によって生じた燃焼ガスを利用することによって
廃棄物中の水分含有量を減少させる方法に関する。
砕のための調製中に水分含有量を減少させ、乾燥工程中
及び破砕工程中に不活性雰囲気を提供するため、廃棄物
の燃焼によって生じた燃焼ガスを利用することによって
廃棄物中の水分含有量を減少させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水分を含んだ廃棄物を燃やそうとする従
来の試みに関連した問題点は、循環流体床燃焼器に供給
するのに適した粒径に破砕することができるようにこの
ような廃棄物の水分を大きく減少させる必要があるとい
うことである。ゴブと呼ばれる一つの級の廃棄物は、通
常約15%程度の水分を含み、これは石炭を含む粘土、
スレート、及び他の粒子の混合物である。この混合物は
、最大15%の自由水分を含む場合、固形分を破砕する
のに使用されるミルを詰まらせる。しかしながら、ゴブ
材料に水分が最小で約6%の状態まで水分が含まれてい
ない場合、炉で使用されるように破砕することができる
。スラッジと呼ばれる別の級の廃棄物は、60%乃至7
0%の水分を含み、これは、通常、紙と木質と最大70
%の水分の混合物であり、固形分を破砕しようとすると
ミルを詰まらせてしまう。
来の試みに関連した問題点は、循環流体床燃焼器に供給
するのに適した粒径に破砕することができるようにこの
ような廃棄物の水分を大きく減少させる必要があるとい
うことである。ゴブと呼ばれる一つの級の廃棄物は、通
常約15%程度の水分を含み、これは石炭を含む粘土、
スレート、及び他の粒子の混合物である。この混合物は
、最大15%の自由水分を含む場合、固形分を破砕する
のに使用されるミルを詰まらせる。しかしながら、ゴブ
材料に水分が最小で約6%の状態まで水分が含まれてい
ない場合、炉で使用されるように破砕することができる
。スラッジと呼ばれる別の級の廃棄物は、60%乃至7
0%の水分を含み、これは、通常、紙と木質と最大70
%の水分の混合物であり、固形分を破砕しようとすると
ミルを詰まらせてしまう。
【0003】水分を含む廃棄物は、実質的に乾燥させて
粒径を小さくすると、廃棄物の予備乾燥を有効に行うの
に必要な熱を発生するための燃料として使用でき、その
ため、廃棄物の破砕に使用されるミルを詰まらせること
なく廃棄物の破砕を満足に行うことができるということ
を発見した。更に、破砕工程中に硬質の粒子から火花が
生じた場合に破砕ミルのところで燃焼が始まらないよう
に、廃棄物の破砕は不活性雰囲気又は低酸素雰囲気中で
行うことが必要とされるということがわかった。
粒径を小さくすると、廃棄物の予備乾燥を有効に行うの
に必要な熱を発生するための燃料として使用でき、その
ため、廃棄物の破砕に使用されるミルを詰まらせること
なく廃棄物の破砕を満足に行うことができるということ
を発見した。更に、破砕工程中に硬質の粒子から火花が
生じた場合に破砕ミルのところで燃焼が始まらないよう
に、廃棄物の破砕は不活性雰囲気又は低酸素雰囲気中で
行うことが必要とされるということがわかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の重要な目的は
、不活性循環システムを循環流体床燃焼ボイラと破砕ミ
ルとの間に提供することである。その結果、廃棄物の燃
焼によって生じた熱を破砕ミルに加えて廃棄物の水分乾
燥を行うことができ、そのため、ミルが詰まらず且つ熱
エネルギをシステムの外に放出する必要がない。
、不活性循環システムを循環流体床燃焼ボイラと破砕ミ
ルとの間に提供することである。その結果、廃棄物の燃
焼によって生じた熱を破砕ミルに加えて廃棄物の水分乾
燥を行うことができ、そのため、ミルが詰まらず且つ熱
エネルギをシステムの外に放出する必要がない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水分のある供
給廃棄物を、廃棄物の粒径を小さくし、水分を蒸発させ
ることによって調製する方法を提供し、この方法は、a
.破砕装置、セパレータ装置、及びボイラ装置を準備す
る工程と、 b.ボイラ装置から破砕装置へガスを導く連結部を形成
する工程と、 c.破砕した廃棄物及びガスを導く連結部をセパレータ
装置に形成する工程と、 d.ガスを破砕装置に戻すため、分離装置と破砕装置と
の間に導き連結部を形成する工程と、 e.粒径を小さくした廃棄物をボイラ装置へ供給するた
め、分離装置とボイラ装置との間に導き連結部を形成す
る工程と、 f.ボイラ装置内で生じた熱を利用して破砕装置へのガ
ス連結部内のガスの温度を供給廃棄物内の水分を蒸発さ
せる程度まで上昇させる工程とを有する。
給廃棄物を、廃棄物の粒径を小さくし、水分を蒸発させ
ることによって調製する方法を提供し、この方法は、a
.破砕装置、セパレータ装置、及びボイラ装置を準備す
る工程と、 b.ボイラ装置から破砕装置へガスを導く連結部を形成
する工程と、 c.破砕した廃棄物及びガスを導く連結部をセパレータ
装置に形成する工程と、 d.ガスを破砕装置に戻すため、分離装置と破砕装置と
の間に導き連結部を形成する工程と、 e.粒径を小さくした廃棄物をボイラ装置へ供給するた
め、分離装置とボイラ装置との間に導き連結部を形成す
る工程と、 f.ボイラ装置内で生じた熱を利用して破砕装置へのガ
ス連結部内のガスの温度を供給廃棄物内の水分を蒸発さ
せる程度まで上昇させる工程とを有する。
【0006】更に、本発明は、廃棄物に乾燥用の熱を加
えること、及び乾燥用の熱を生じる燃料として使用する
ため廃棄物を破砕することを同時に行うための装置を提
供し、この装置は、 a.燃焼させて熱を生じるのに適当な大きさに廃棄物を
破砕するためのミル手段と、 b.廃棄物を熱を生じるための燃料として燃焼させるの
に適したボイラ手段と、 c.前記破砕手段の廃棄物の水分を減少させるため、廃
棄物を前記ボイラ手段内で燃焼させることによって生じ
た熱を供給するため、前記ボイラ手段と前記破砕手段と
を作動的に相互関連させる流体導き回路手段と、d.前
記破砕手段へ供給される前記流体導き回路手段内の流体
を実質的に不活性にするため、前記流体導き回路手段か
ら流体の一部を差し向けるため、前記流体導き回路手段
と前記ボイラ手段とを相互連結する他の流体導き回路手
段と、を有する。
えること、及び乾燥用の熱を生じる燃料として使用する
ため廃棄物を破砕することを同時に行うための装置を提
供し、この装置は、 a.燃焼させて熱を生じるのに適当な大きさに廃棄物を
破砕するためのミル手段と、 b.廃棄物を熱を生じるための燃料として燃焼させるの
に適したボイラ手段と、 c.前記破砕手段の廃棄物の水分を減少させるため、廃
棄物を前記ボイラ手段内で燃焼させることによって生じ
た熱を供給するため、前記ボイラ手段と前記破砕手段と
を作動的に相互関連させる流体導き回路手段と、d.前
記破砕手段へ供給される前記流体導き回路手段内の流体
を実質的に不活性にするため、前記流体導き回路手段か
ら流体の一部を差し向けるため、前記流体導き回路手段
と前記ボイラ手段とを相互連結する他の流体導き回路手
段と、を有する。
【0007】更に、本発明は、廃棄物を不活性循環シス
テム内で処理するための装置を提供し、この装置は、a
.廃棄物を受け入れるための入口手段と、循環媒体入口
と、破砕した粒状廃棄物及び前記循環媒体用の出口とを
有する破砕ミルと、 b.破砕した粒状廃棄物及び循環流体媒体を受け入れる
ための入口手段と、高温の不活性循環流体媒体の出口と
を有するボイラと、 c.前記破砕ミルの出口から破砕した粒状廃棄物を循環
媒体とともに受け入れて前記破砕した粒状廃棄物の前記
循環媒体からの分離を行う手段と、前記破砕ミルの循環
媒体入口手段に連結された、前記循環媒体からの前記分
離を行う前記手段からの出口と、 d.前記ボイラを含み、前記破砕ミルの循環媒体入口手
段に連結された出口を有し、前記ボイラの入口手段まで
延びる前記第1回路手段への連結部を有する、他の回路
手段と、 e.前記破砕した粒状廃棄物の分離を行う前記手段から
、乾燥され且つ破砕された粒状廃棄物を前記ボイラへ供
給して前記ボイラ内の燃焼を助長する前記ボイラの入口
手段へ連結された供給手段と、 f.水分を含んだ廃棄物を前記破砕ミルの入口手段に供
給する手段であって水分をシステム内に導入する手段と
、g.高温の不活性循環媒体を前記ボイラから前記破砕
ミルへ移動させて前記水分を含んだ廃棄物の乾燥を行い
、循環媒体を前記第1回路手段から前記ボイラへ吸い込
んで前記高温の不活性循環流体媒体の不活性の状態を維
持し、蒸発した水分をボイラへ戻し、これによってエネ
ルギの損失をなくすための、前記第1回路手段及び他の
回路手段の各々のブロワー手段とを有する。
テム内で処理するための装置を提供し、この装置は、a
.廃棄物を受け入れるための入口手段と、循環媒体入口
と、破砕した粒状廃棄物及び前記循環媒体用の出口とを
有する破砕ミルと、 b.破砕した粒状廃棄物及び循環流体媒体を受け入れる
ための入口手段と、高温の不活性循環流体媒体の出口と
を有するボイラと、 c.前記破砕ミルの出口から破砕した粒状廃棄物を循環
媒体とともに受け入れて前記破砕した粒状廃棄物の前記
循環媒体からの分離を行う手段と、前記破砕ミルの循環
媒体入口手段に連結された、前記循環媒体からの前記分
離を行う前記手段からの出口と、 d.前記ボイラを含み、前記破砕ミルの循環媒体入口手
段に連結された出口を有し、前記ボイラの入口手段まで
延びる前記第1回路手段への連結部を有する、他の回路
手段と、 e.前記破砕した粒状廃棄物の分離を行う前記手段から
、乾燥され且つ破砕された粒状廃棄物を前記ボイラへ供
給して前記ボイラ内の燃焼を助長する前記ボイラの入口
手段へ連結された供給手段と、 f.水分を含んだ廃棄物を前記破砕ミルの入口手段に供
給する手段であって水分をシステム内に導入する手段と
、g.高温の不活性循環媒体を前記ボイラから前記破砕
ミルへ移動させて前記水分を含んだ廃棄物の乾燥を行い
、循環媒体を前記第1回路手段から前記ボイラへ吸い込
んで前記高温の不活性循環流体媒体の不活性の状態を維
持し、蒸発した水分をボイラへ戻し、これによってエネ
ルギの損失をなくすための、前記第1回路手段及び他の
回路手段の各々のブロワー手段とを有する。
【0008】本発明は、乾燥及び水分を含んだ廃棄物を
自然発火に対して不活性であり且つ破砕されることがで
きるようにするのに燃焼の熱エネルギを使用し、破砕し
た廃棄物をCFBボイラに供給する前に破砕ループを乾
燥し且つ不活性にするため、得られた破砕廃棄物の燃焼
による高温のガスを利用する。
自然発火に対して不活性であり且つ破砕されることがで
きるようにするのに燃焼の熱エネルギを使用し、破砕し
た廃棄物をCFBボイラに供給する前に破砕ループを乾
燥し且つ不活性にするため、得られた破砕廃棄物の燃焼
による高温のガスを利用する。
【0009】本発明によれば、システムが作動温度に達
した後には外部熱源が全く必要とされない。
した後には外部熱源が全く必要とされない。
【0010】
【実施例】通常、湿っており且つ粘度のあるゴブ、又は
他の水分を含んだ廃棄物は、可燃性を発揮する上で問題
がある。この問題は、廃棄物を燃焼に適した粒径に破砕
しなければならないということ、及び水分が適正な燃焼
には多すぎる場合、これを蒸発させなければならないと
いうことである。本発明は、廃棄物を燃焼させて灰にす
る工程を提供し、来入する廃棄物に燃焼の熱を利用して
エネルギを供給し、これを乾燥しようとするものである
。
他の水分を含んだ廃棄物は、可燃性を発揮する上で問題
がある。この問題は、廃棄物を燃焼に適した粒径に破砕
しなければならないということ、及び水分が適正な燃焼
には多すぎる場合、これを蒸発させなければならないと
いうことである。本発明は、廃棄物を燃焼させて灰にす
る工程を提供し、来入する廃棄物に燃焼の熱を利用して
エネルギを供給し、これを乾燥しようとするものである
。
【0011】図1では、来入廃棄物はビン10に収集さ
れ、包囲体11A内の供給コンベヤ11へ移動される。 コンベヤ11は、ローラミル14の入口接手13に連結
された包囲導管12へ廃棄物を送出する。ローラミル1
4は、サイクロンセパレータ16へ送出するため、細か
く破砕した廃棄物を導管15へ送出する。廃棄物の微粉
は、サイクロンセパレータで収集され、ゲート17を通
過し、包囲体19Aを通して循環流動床燃焼器即ち循環
CFB20の入口20Aへ差し向けられたベルトコンベ
ヤ19による次の送出のため、ビン18に収集される。 ボイラ20内で起こる燃焼は灰を生じ、この灰は出口導
管21へ放出され、湿り空気及び高温のガスは、CFB
ボイラから逆流してミル14の入口バッスル24へ入る
高温蒸気から微粉を取り出すため、サイクロン22へ移
動される。サイクロン22内で高温のガスから分離され
た微粉は、ループシール22AでCFBボイラへ戻され
る。
れ、包囲体11A内の供給コンベヤ11へ移動される。 コンベヤ11は、ローラミル14の入口接手13に連結
された包囲導管12へ廃棄物を送出する。ローラミル1
4は、サイクロンセパレータ16へ送出するため、細か
く破砕した廃棄物を導管15へ送出する。廃棄物の微粉
は、サイクロンセパレータで収集され、ゲート17を通
過し、包囲体19Aを通して循環流動床燃焼器即ち循環
CFB20の入口20Aへ差し向けられたベルトコンベ
ヤ19による次の送出のため、ビン18に収集される。 ボイラ20内で起こる燃焼は灰を生じ、この灰は出口導
管21へ放出され、湿り空気及び高温のガスは、CFB
ボイラから逆流してミル14の入口バッスル24へ入る
高温蒸気から微粉を取り出すため、サイクロン22へ移
動される。サイクロン22内で高温のガスから分離され
た微粉は、ループシール22AでCFBボイラへ戻され
る。
【0012】ミル14から導管15内へ排出されるガス
、破砕した廃棄物及び高温蒸気は、サイクロン16の入
口25で受け取られ、破砕した廃棄物は、ミル14のバ
ッスルに連結された戻し導管27内のブロワー26の作
動によってガスをサイクロン16の出口25Aで回収す
るときに分離される。破砕の困難な固形分は、ミル14
から回転ゲート29の排出部14Aで放出される。この
回転ゲート29は、廃棄物の破砕の困難な含有物を収集
してこれをバケットコンベヤ又は他の搬送手段31へ送
出するコンベヤ30と関連している。コンベヤ31から
の廃棄物は、可燃性の微粉状材料を不燃性の硬質の材料
から分離する振動篩装置32上に置かれることによって
再び選別される。微粉状材料は、導管34でビン18へ
搬送するため、収集器33内へ落下し、この際、硬質材
料は導管35へ放出されてCFBボイラ20からの導管
21内を移動する灰と一緒になる。この破砕の困難な材
料は、先ず、ローラミルで選別され、この場合、価値の
あるBTU材料はもはや全く含まれていない。
、破砕した廃棄物及び高温蒸気は、サイクロン16の入
口25で受け取られ、破砕した廃棄物は、ミル14のバ
ッスルに連結された戻し導管27内のブロワー26の作
動によってガスをサイクロン16の出口25Aで回収す
るときに分離される。破砕の困難な固形分は、ミル14
から回転ゲート29の排出部14Aで放出される。この
回転ゲート29は、廃棄物の破砕の困難な含有物を収集
してこれをバケットコンベヤ又は他の搬送手段31へ送
出するコンベヤ30と関連している。コンベヤ31から
の廃棄物は、可燃性の微粉状材料を不燃性の硬質の材料
から分離する振動篩装置32上に置かれることによって
再び選別される。微粉状材料は、導管34でビン18へ
搬送するため、収集器33内へ落下し、この際、硬質材
料は導管35へ放出されてCFBボイラ20からの導管
21内を移動する灰と一緒になる。この破砕の困難な材
料は、先ず、ローラミルで選別され、この場合、価値の
あるBTU材料はもはや全く含まれていない。
【0013】図1では、微粉状材料及び蒸気をローラミ
ル14からサイクロン16へ吸い込み、ガスを導管27
でローラミルのバッスル24へ戻すブロワー26が第1
循環ループを形成するということが明らかである。
ル14からサイクロン16へ吸い込み、ガスを導管27
でローラミルのバッスル24へ戻すブロワー26が第1
循環ループを形成するということが明らかである。
【0014】第2循環ループは、一定割合のガスを導管
27から循環させ、これをCFBボイラ20を通して圧
送するブロワー36によってつくられる。ガスは、この
CFBボイラのところでほぼ871 OC (1600
0F)程度まで加熱される。加熱されたガス又は蒸気は
、CFBサイクロン22から導管23によって回収され
、ローラミルへ移動し、ローラミル14内で廃棄物を乾
燥させる。
27から循環させ、これをCFBボイラ20を通して圧
送するブロワー36によってつくられる。ガスは、この
CFBボイラのところでほぼ871 OC (1600
0F)程度まで加熱される。加熱されたガス又は蒸気は
、CFBサイクロン22から導管23によって回収され
、ローラミルへ移動し、ローラミル14内で廃棄物を乾
燥させる。
【0015】図1のシステムでは、ビン10からの廃棄
物はローラミル内でCFBボイラ20の出口23から受
け取った約871 OC (16000F)の高温ガス
環境内(外部燃料で始動した後)で破砕される。高温ガ
スは、酸素含有量が6%乃至8%程度まで減少させてあ
るため、高温ガス環境は不活性であり、廃棄物の水分は
6%、又はそれ以下に減少される。不活性ガスが第1ル
ープ内を移動するため、ミル14内での破砕作業によっ
て自然発火が起こる問題がない。水分がシステム内に入
る唯一の方法は、廃棄物が運んでくる水分によってであ
る。水分は蒸発され、水分はサイクロン16へ搬送され
、次いで、ファン36でミル回路から燃焼器回路へ排気
される。
物はローラミル内でCFBボイラ20の出口23から受
け取った約871 OC (16000F)の高温ガス
環境内(外部燃料で始動した後)で破砕される。高温ガ
スは、酸素含有量が6%乃至8%程度まで減少させてあ
るため、高温ガス環境は不活性であり、廃棄物の水分は
6%、又はそれ以下に減少される。不活性ガスが第1ル
ープ内を移動するため、ミル14内での破砕作業によっ
て自然発火が起こる問題がない。水分がシステム内に入
る唯一の方法は、廃棄物が運んでくる水分によってであ
る。水分は蒸発され、水分はサイクロン16へ搬送され
、次いで、ファン36でミル回路から燃焼器回路へ排気
される。
【0016】次に、図2を参照すると、このシステムは
、一定量の廃棄物を収集する廃棄物供給ビン37を備え
た衝撃ミル36を使用している。廃棄物は駆動モータ3
9を持つオーガー38で移動される。廃棄物は、衝撃ロ
ータ室内へ開口した供給シュート40内へ移動される。 衝撃ロータ室は、破砕の困難な材料を収集するための底
室を提供する。ミル36は、微粉粒子を導管43でサイ
クロン44へ導入できるようにするため、破砕した材料
をセパレータユニット42へ投げ上げる。固形分は、材
料をサイクロン44まで移送したガス状の流体からこの
サイクロン44のところで分離される。セパレータ42
内の大き過ぎる材料は、粒径を更に小さくするため、ミ
ルへ戻される。
、一定量の廃棄物を収集する廃棄物供給ビン37を備え
た衝撃ミル36を使用している。廃棄物は駆動モータ3
9を持つオーガー38で移動される。廃棄物は、衝撃ロ
ータ室内へ開口した供給シュート40内へ移動される。 衝撃ロータ室は、破砕の困難な材料を収集するための底
室を提供する。ミル36は、微粉粒子を導管43でサイ
クロン44へ導入できるようにするため、破砕した材料
をセパレータユニット42へ投げ上げる。固形分は、材
料をサイクロン44まで移送したガス状の流体からこの
サイクロン44のところで分離される。セパレータ42
内の大き過ぎる材料は、粒径を更に小さくするため、ミ
ルへ戻される。
【0017】ミル36及びサイクロン44は第1循環ル
ープ内にあり、これによって廃棄物はミル36によって
小さくされ、導管43でサイクロン44へ気体状流体に
よって移送され、気体状流体は、ブロワー45によって
戻し導管46でミル36の気体状流体入口47へ戻され
る。
ープ内にあり、これによって廃棄物はミル36によって
小さくされ、導管43でサイクロン44へ気体状流体に
よって移送され、気体状流体は、ブロワー45によって
戻し導管46でミル36の気体状流体入口47へ戻され
る。
【0018】このシステムには、来入廃棄物を予備乾燥
するため、高温の気体状流体をつくるための循環流体床
ボイラ48が設けられている。前記高温の気体状流体は
、約871 OC (16000F)程度まで加熱され
、導管49でミルの入口47へ導かれる。ボイラ48は
、吸引口51が導管46に連結されたブロワー50が形
成する第2ループ内に有り、そのため、気体状流体の幾
分かが導管46から取り入れられ、導管52でボイラ4
8へ送出され、このボイラのところで加熱され、ボイラ
48内で取り上げた微粉を除去するためサイクロンセパ
レータ53へ流れ、シールループ54でボイラの燃焼域
へ戻される。かくして、第2ループは、ミルの閉塞を回
避し、ミル内に不活性雰囲気を作るため、高温の気体状
流体をミルへ送出してミル内で予備乾燥を行う。
するため、高温の気体状流体をつくるための循環流体床
ボイラ48が設けられている。前記高温の気体状流体は
、約871 OC (16000F)程度まで加熱され
、導管49でミルの入口47へ導かれる。ボイラ48は
、吸引口51が導管46に連結されたブロワー50が形
成する第2ループ内に有り、そのため、気体状流体の幾
分かが導管46から取り入れられ、導管52でボイラ4
8へ送出され、このボイラのところで加熱され、ボイラ
48内で取り上げた微粉を除去するためサイクロンセパ
レータ53へ流れ、シールループ54でボイラの燃焼域
へ戻される。かくして、第2ループは、ミルの閉塞を回
避し、ミル内に不活性雰囲気を作るため、高温の気体状
流体をミルへ送出してミル内で予備乾燥を行う。
【0019】図1及び図2のいずれのシステムでも、ボ
イラの燃料源はサイクロン16又は44であり、これら
のサイクロンは破砕した粒状材料をまとめてこれを回転
ゲート17又は55を通してビン18又は56へ通過さ
せる。ビン18又は56は、ベルトコンベヤ19又は5
7をその出口に備え、これらのベルトコンベヤは、シス
テムを不活性にするため酸素不足でなければならないシ
ステム内に外部空気が入ることができないように、閉鎖
ハウジング19A又は58内に収容されている。
イラの燃料源はサイクロン16又は44であり、これら
のサイクロンは破砕した粒状材料をまとめてこれを回転
ゲート17又は55を通してビン18又は56へ通過さ
せる。ビン18又は56は、ベルトコンベヤ19又は5
7をその出口に備え、これらのベルトコンベヤは、シス
テムを不活性にするため酸素不足でなければならないシ
ステム内に外部空気が入ることができないように、閉鎖
ハウジング19A又は58内に収容されている。
【0020】これらのシステムは、廃棄物を乾燥し、こ
れを700ミクロンを50%通過する平均粒径を持つ細
かさの粒子まで破砕する夫々のミルへ熱をCFBボイラ
20又は48から再循環させるため、エネルギの損失な
しに作動することができる。いずれのシステムでも、外
部空気は、廃棄物の粒子を閉鎖コンベヤ11又はオーガ
ー38へ供給するビン10又は42のところでしか入っ
てこない。酸素はボイラで消費されるため、排気は酸素
不足であり、従って不活性である。
れを700ミクロンを50%通過する平均粒径を持つ細
かさの粒子まで破砕する夫々のミルへ熱をCFBボイラ
20又は48から再循環させるため、エネルギの損失な
しに作動することができる。いずれのシステムでも、外
部空気は、廃棄物の粒子を閉鎖コンベヤ11又はオーガ
ー38へ供給するビン10又は42のところでしか入っ
てこない。酸素はボイラで消費されるため、排気は酸素
不足であり、従って不活性である。
【図1】ゴブ級の水分を含んだ廃棄物を取り扱うための
装置の概略図。
装置の概略図。
【図2】他の廃棄物を取り扱うための別の種類の装置の
概略図。
概略図。
10 ビン
11A 包囲体
11 供給コンベヤ
14 ローラミル
16 サイクロンセパレータ
17 ゲート
18 ビン
19 ベルトコンベヤ
20 循環流動床燃焼器即ち循環CFB22 サイ
クロン 24 入口バッスル 26 ブロワー 29 回転ゲート
クロン 24 入口バッスル 26 ブロワー 29 回転ゲート
Claims (6)
- 【請求項1】水分のある供給廃棄物を、廃棄物の粒径を
小さくし、水分を蒸発させることによって調製する方法
において、 a.破砕装置、セパレータ装置、及びボイラ装置を準備
する工程と、 b.ボイラ装置から破砕装置へガスを導く連結部を形成
する工程と、 c.破砕した廃棄物及びガスを導く連結部をセパレータ
装置に形成する工程と、 d.ガスを破砕装置に戻すため、分離装置と破砕装置と
の間に導き連結部を形成する工程と、 e.粒径を小さくした廃棄物をボイラ装置へ供給するた
め、分離装置とボイラ装置との間に導き連結部を形成す
る工程と、 f.ボイラ装置内で生じた熱を利用して破砕装置へのガ
ス連結部内のガスの温度を供給廃棄物内の水分を蒸発さ
せる程度まで上昇させる工程と、を有することを特徴と
する方法。 - 【請求項2】廃棄物に乾燥用の熱を加えること、及び乾
燥用の熱を生じる燃料として使用するため廃棄物を破砕
することを同時に行うための装置において、a.燃焼さ
せて熱を生じるのに適当な大きさに廃棄物を破砕するた
めのミル手段(14、36)と、b.廃棄物を熱を生じ
るための燃料として燃焼させるのに適したボイラ手段(
20、48)と、 c.前記破砕手段の廃棄物の水分を減少させるため、廃
棄物を前記ボイラ手段内で燃焼させることによって生じ
た熱を供給するため、前記ボイラ手段と前記破砕手段と
を作動的に相互関連させる流体導き回路手段(23、1
5、16、27;49、43、44、46)と、d.前
記破砕手段へ供給される前記流体導き回路手段内の流体
を実質的に不活性にするため、前記流体導き回路手段か
ら流体の一部を差し向けるため、前記流体導き回路手段
と前記ボイラ手段とを相互連結する他の流体導き回路手
段と、を有することを特徴とする装置。 - 【請求項3】廃棄物を不活性循環システム内で処理する
ための装置において、 a.廃棄物を受け入れるための入口手段と、循環媒体入
口と、破砕した粒状廃棄物及び前記循環媒体用の出口と
を有する破砕ミル(14、36)と、 b.破砕した粒状廃棄物及び循環流体媒体を受け入れる
ための入口手段と、高温の不活性循環流体媒体の出口と
を有するボイラ(20、48)と、 c.前記破砕ミルの出口から破砕した粒状廃棄物を循環
媒体とともに受け入れて前記破砕した粒状廃棄物の前記
循環媒体からの分離を行う手段(15、16、27;4
3、44、46)と、前記破砕ミルの循環媒体入口手段
に連結された、前記循環媒体からの前記分離を行う前記
手段からの出口(27、46)と、 d.前記ボイラ(20、48)を含み、前記破砕ミルの
循環媒体入口手段に連結された出口(23、49)を有
し、前記ボイラの入口手段まで延びる前記第1回路手段
への連結部(22A、54)を有する、他の回路手段と
、 e.前記破砕した粒状廃棄物の分離を行う前記手段から
、乾燥され且つ破砕された粒状廃棄物を前記ボイラへ供
給して前記ボイラ内の燃焼を助長する前記ボイラの入口
手段へ連結された供給手段(19、59)と、f.水分
を含んだ廃棄物を前記破砕ミルの入口手段に供給する手
段(10、37)であって水分をシステム内に導入する
手段と、 g.高温の不活性循環媒体を前記ボイラから前記破砕ミ
ルへ移動させて前記水分を含んだ廃棄物の乾燥を行い、
循環媒体を前記第1回路手段から前記ボイラへ吸い込ん
で前記高温の不活性循環流体媒体の不活性の状態を維持
し、蒸発した水分をボイラへ戻し、これによってエネル
ギの損失をなくすための、前記第1回路手段及び他の回
路手段の各々のブロワー手段(26、36;45、50
)と、を有することを特徴とする装置。 - 【請求項4】循環媒体からの前記破砕した廃棄物の分離
を行うための前記手段がサイクロンセパレータ(16、
44)であることを特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】破砕の困難な廃棄物を前記破砕ミルから放
出するための手段(29)と、前記放出された破砕の困
難な廃棄物を選別するための手段(32、33、35)
とを有し、これによって、前記供給手段によって移動さ
れた廃棄物と混合させるため、可燃部分を分離する、こ
とを特徴とする請求項3又は4に記載の装置。 - 【請求項6】前記高温の不活性媒体の微粉状の廃棄物を
分離するためのセパレータ手段(22、53)を前記ボ
イラの出口に有し、更に、分離した微粉状の廃棄物を前
記ボイラに戻すための手段を有する、ことを特徴とする
請求項3、4、又は5に記載の装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US53330090A | 1990-06-05 | 1990-06-05 | |
US07/561,348 US4998485A (en) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | Method of disposing of and apparatus for grinding moisture bearing waste material and using heat from burning waste material to reduce moisture content thereof |
US533300 | 1990-08-01 | ||
US561348 | 1990-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225888A true JPH04225888A (ja) | 1992-08-14 |
JP2656668B2 JP2656668B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=27064135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3029377A Expired - Lifetime JP2656668B2 (ja) | 1990-06-05 | 1991-01-30 | 廃棄物が含有する水分を減少させる方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656668B2 (ja) |
CA (1) | CA2034097C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007064528A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Babcock Hitachi Kk | 有機系燃料供給システム |
JP2011218296A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Earthlink Inc | 粉末製造装置 |
CN111691928A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-22 | 庞晓冉 | 一种垃圾破碎发电一体化装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5656282A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-18 | Toshiro Watanabe | Reclamation of domestic garbage and industrial waste alike |
JPS58184416A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-27 | Hitachi Zosen Corp | 有機性廃棄物の乾燥システムの防爆方法 |
JPS63147592A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-20 | Katsumi Takao | 廃棄物の処理方法および装置 |
JPH01288400A (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-20 | Toshiba Corp | 汚泥の蒸発乾燥装置 |
-
1991
- 1991-01-16 CA CA 2034097 patent/CA2034097C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-30 JP JP3029377A patent/JP2656668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4601519B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2010-12-22 | バブコック日立株式会社 | 有機系燃料供給システム |
JP2011218296A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Earthlink Inc | 粉末製造装置 |
CN111691928A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-22 | 庞晓冉 | 一种垃圾破碎发电一体化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2034097A1 (en) | 1991-12-06 |
JP2656668B2 (ja) | 1997-09-24 |
CA2034097C (en) | 1996-08-06 |
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