JPH0422512Y2 - - Google Patents

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JPH0422512Y2
JPH0422512Y2 JP18587485U JP18587485U JPH0422512Y2 JP H0422512 Y2 JPH0422512 Y2 JP H0422512Y2 JP 18587485 U JP18587485 U JP 18587485U JP 18587485 U JP18587485 U JP 18587485U JP H0422512 Y2 JPH0422512 Y2 JP H0422512Y2
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proximity switch
detection
shield plate
magnetic core
electromagnetic coil
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JP18587485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) 本考案は、近接スイツチに関する。
(従来技術とその問題点) 第3図に示す従来の近接スイツチCは、合成樹
脂製の有底筒状体20の中央底部から円柱状の磁
気コア21が突出され、有底筒状体20の内部に
おいて磁気コア21に電磁コイル22が巻回され
たものである。23は有底筒状体20に切り欠い
たリード線取出溝、24はリード線である。
第4図に示す従来の近接スイツチDは、I型の
磁気コア25に電磁コイル26を巻回したもので
ある。
このように、従来の近接スイツチC,Dはいず
れも単品に構成されている。それは、磁気コア2
1,25の軸線の延長線の一方においてのみ磁性
物体を検出するためのものとして製造されている
からである。つまり、従来の近接スイツチは、片
面検出式のものであり、両面検出ができない。
もし、このような片面検出式の近接スイツチを
用いて両面検出を行うめには、第5図のA,Bに
示すように、第1検出領域Xに対面する第1近接
スイツチC1,D1と第2検出領域Yに対面する第
2近接スイツチC2,D2とを設ける必要がある。
しかしながら、このように第1近接スイツチ
C1,D1と第2近接スイツチC2,D2を対向させて
配置する場合には、両近接スイツチC1,C2、D1
D2の電磁コイル22,22(26,26)が形
成する磁場が互いに干渉しないようにするめに、
両近接スイツチC1,C2、D1,D2を互いに離して
配置しなければならない。その結果、両面式の近
接スイツチの全体が大型化するという問題があ
る。
また、組み付けに際して2つの近接スイツチを
取り扱わなければならず、しかも相互の位置関係
を正確に定める必要があり、その組み付けの作業
性が悪いという問題もある。
(考案の目的) 本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、両面検出が可能であり、しかも、全
体をコンパクトにとまとめることができるととも
に、取り扱いが便利であり、相互の位置関係の配
慮なども要ならない実用性の高い近接スイツチを
提供することを目的とする。
(考案の構成と効果) 〔構成〕 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。
即ち、本考案の近接スイツチは、シールド板
と、このシールド板の両面それぞれに取り付けら
れた一対の磁気コアと、これら一対の磁気コアそ
れぞれに個別的にとりつけられた一対の電磁コイ
ルと、これらの各電磁コイルのそれぞれに個別的
に接続されたリード線とを備えたものである。
〔効果〕
以上の構成をもつ本考案によれば、次のような
効果が発揮される。
() 電磁コイルと磁気コアとからなる検出部
分を2つもち、かつ、それらが互いに反対方向
に検出領域を有しているため、両面検出が可能
となる。
() 電磁コイルと磁気コアとからなる2つの
検出部分が両者間にシールド板をさんどイツチ
的に介在しているため、両検出部分の相互間の
干渉がない。従つて、両検出部分の端部間の幅
も小さくてすみ、コンパクト化が図れる。
() 電磁コイルと磁気コアとからなる2つの
検出部分がシールド板の両面に取り付けられた
単品としての完成品であるから、従来のように
2つの単品を組み付ける必要がなく、また、そ
のような組み付けの場合にみられた相互の位置
関係の配慮なども不要となる。
() 両面検出式として最初から単品に作られ
ているから、その取り扱いが便利である。
(実施例の説明) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の第1実施例に掛かる近接スイ
ツチの断面図である。
シールド板1の一側の両面のそれぞれに、一対
の磁気コア2a,2bが取り付けられ、各磁気コ
ア2a,2bに電磁コイル3a,3bが個別的に
取り付けられている 各磁気コア2a,2bは平板状のものである。
各電磁コイル3a,3bは、平板コイル、プリ
ントコイル等の薄型コイルであり、渦巻状のコイ
ルを形成している。
各電磁コイル3a,3bにリード線4a,4b
が個別的に接続されている。シールド板1の他側
の両面のそれぞれに、フレキシブルプリント配線
基板5a,5bが個別的に取り付けられ、各フレ
キシブルプリント配線基板5a,5bのそれぞれ
に、増幅回路、判別回路などからなる回路部6
a,6bが設けられている。
これらの回路部6a,6bは、同一のものであ
り、一方の回路部6a,6bの出力部は、2線あ
るいは3線式であり、その出力部が両側で対称的
に設けられている。
各回路部6a,6bには、個別的にリード線4
a,4bが接続されている。各回路部6a,6b
の出力部の個別的に接続された状態で端子7a,
7bがフレキシブルプリント配線基板5a,5b
の両面に取り付けられている。
以上のように構成された主要部の全体が合成樹
脂せモールド成形され、樹脂ケース8を構成して
いる。
Rは、電磁コイル3aと磁気コア2aとからな
る第1検出部a1の検出領域、Sは、電磁コイル3
bと磁気コア2bとからなる第2検出部b2の検出
領域である。
この第1実施例によれば、前述の考案の効果に
加えて、次のような効果が発揮される。
即ち、従来においては、第5図に示すように、
両近接スイツチC1,C2,D1,D2の配線のめに必
要なスペースの幅W1、W2がかなり大きく、狭い
隙間には設置できないなど、設置個所の制約を受
けるという問題があつた。
これに対し、この第1実施例によれば、磁気コ
ア2a,2bとして平板状のものを用い、かつ、
電磁コイル3a,3bとして薄型のものを用いて
いるので、近接スイツチAの全体の幅Wが十分に
小さくなり、一層のコンパクト化が図ることがで
きる。
次に、第2実施例を第2図に基づいて説明す
る。
第2図において、第1実施例に係る第1図に示
した符号と同一の符号は、本実施例においても、
その符号が示す部品、部分等と同様のものを指
す。
本実施例において、第1実施例と異なつている
構成は、次の通りである。
本実施例は、検出部と、増幅回路などの回路部
とを分離した形式の近接スイツチBに係るもので
ある。
従つて、第1実施例におけるフレキシブルプリ
ント配線基板5a,5b、回路部6a,6b、端
子7a,7bがなく、シールド板1の大きさも磁
気コア2a,2bの大きさとほぼ同じである。樹
脂ケース8のうち細径部分8aは、電磁コイル3
a,3bに接続されたリード線4a,4b,4c
を通線している。リード線4cは、両電磁コイル
3a,3bに共通でアースされる。
その他の構成は第1実施例と同様であるので、
説明を省略する。
本実施例の場合も、電磁コア2a,2bとして
平板状のものを用い、且つ、電磁コイル3a,3
bとして薄型のものを用いているので、近接スイ
ツチBの十分なコンパクト化が図れることができ
る。
なお、いずれの実施例においても、判別回路を
リニアタイプとすれば、高精度な検出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る近接スイツ
チの断面図、第2図は第2実施例に係る近接スイ
ツチの部分断面図、第3図は従来の近接スイツチ
の斜視図、第4図は別の従来の近接スイツチの下
面図、第5図のA,Bは提案例の説明図である。 1……シールド板、2a,2b……磁気コア、
3a,3b……電磁コイル、4a,4b……リー
ド線、A,B……近接スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シールド板と、このシールド板の両面それぞ
    れに取り付けられた一対の磁気コアと、これら
    一対の磁気コアのそれぞれに個別的に取り付け
    られた一対の電磁コイルと、これらの各電磁コ
    イルのそれぞれに個別的に接続されリード線と
    を備えた近接スイツチ。 (2) 前記各磁気コアが平板状のものであり、前記
    各電磁コイル薄型のものである実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の近接スイツチ。
JP18587485U 1985-12-02 1985-12-02 Expired JPH0422512Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18587485U JPH0422512Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18587485U JPH0422512Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS6294535U JPS6294535U (ja) 1987-06-16
JPH0422512Y2 true JPH0422512Y2 (ja) 1992-05-22

Family

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JPS6294535U (ja) 1987-06-16

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