JPH04224148A - レンガ・ブロックの製造方法 - Google Patents
レンガ・ブロックの製造方法Info
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
量骨材の製造方法に関するものである。
ックの保温、防音効果を得るために、粘土質原料(原料
土やSiO2−Al2O3系粘土など)に可燃性有機物
(一般にはおが屑)を混入して焼成することにより組織
中に多数の気孔を有するレンガやブロックなどを製造す
ることが行なわれている。
体積を減少させ且つ有害物質が溶出しないようにして、
レンガ・ブロック及び建築用骨材などとして利用するこ
とが行われている。
が屑を粘土質原料に混入して焼成する方式においては、
おが屑をそのまま粉砕しても或る程度以上に粒度を小さ
くすることが困難であり、そのためにブロック・レンガ
の組織中に形成される気孔も大きくなってしまい、断熱
効果、防音効果を余り高めることができなかった。
するのが困難であり、価格も高価であり、更におが屑を
利用する場合は粒子径を小さくするために蒸し焼きにす
るなどの前処理が必要となり、更に高価なものとなって
しまうため、気孔率を増加させて断熱性、防音性に優れ
たレンガ・ブロック等を建築用等として製造するような
ことは現在特に実施されていない。
及び軽量骨材を製造する場合、前記汚泥は水分及び可燃
性物質を多量に含むため高温で大きく体積収縮する。従
って汚泥のみで、一度の焼成によってレンガ・ブロック
を一定の寸法に製造することは困難なばかりでなく、体
積収縮によってレンガ・ブロックに容易に亀裂が生じレ
ンガ・ブロックとならないという問題がある。
ロックを製造しようとする場合には、一度焼結又は溶融
しなくてはならないが、汚泥の溶融には非常に大きな熱
エネルギーを必要としてコストの上昇をまねく問題があ
る。又溶融によって製造されたレンガ・ブロックは高密
度のものとなってしまうために、断熱効果、防音効果を
期待することはできないという問題があった。
粘土質原料との混合物が焼成時に割れを生じない割合で
下水道汚泥を混入し、混練、成形、乾燥後、焼成するこ
とを特徴とするレンガ・ブロックの製造方法及び粘土質
原料に下水道汚泥を混入し、混練した後、粗成形を行な
い、続いて乾燥、焼結後、粉砕することを特徴とする軽
量骨材の製造方法及び粘土質原料に下水道汚泥を混入し
、混練した後、粗成形を行ない、続いて乾燥、焼結後、
粉砕して軽量骨材とし、前記粘土質原料に該粘土質原料
との混合物が焼成時に割れを生じない割合で下水道汚泥
を混入した混合物に前記軽量骨材を混入し、続いて混練
、成形、乾燥後、焼成することを特徴とするレンガ・ブ
ロックの製造方法にかかるものである。
料との混合物が焼成時に割れを生じない割合で下水道汚
泥を混入した後、混練装置によって混練して成形型によ
って成形する。この後、乾燥させて焼成装置によって焼
成することにより、気孔率の高い多孔質のレンガ・ブロ
ックを製造することができる。
汚泥を混入し、混練装置によって混練した後、造粒機又
は押出成形機などによって粗成形を行なって乾燥させる
。続いて焼結装置によって焼結した後に粉砕装置によっ
て粉砕することによって気孔率の高い多孔質の軽量骨材
を製造することができる。
汚泥を混入し、混練装置によって混練した後、造粒機又
は押出成形機などによって粗成形を行なって乾燥させる
。続いて焼結装置によって焼結した後に粉砕装置によっ
て粉砕することによって気孔率の高い多孔質の軽量骨材
を得る。
合物が焼成時に割れを生じない割合で下水道汚泥を混入
した混合物に、前記軽量骨材を混入した後、混練装置に
よって混練して成形型によって成形する。
することにより、より気孔率の高い多孔質のレンガ・ブ
ロックを製造することができる。
明する。
であり、保温性、防音性に優れたレンガ・ブロック7を
粘土質原料1及び下水道汚泥2によって製造しようとす
るものであり、前記レンガ・ブロック7は、混練工程3
、成形工程4、乾燥工程5、焼成工程6の各工程を経て
製造される。
、該粘土は主にシリカ、アルミナ、水からなる細粒物質
であり且つ天然に産出されるものである。
46〜84%程含んでおり、更に該可燃性物質の粒子の
大きさは数ミクロン程度の微細なものである。
装置に粘土質原料1を投入し、該粘土質原料1に下水道
汚泥2を、前記粘土質原料1と前記下水道汚泥2の混合
物が後述する焼成工程6において焼成した際に割れを生
じない割合で混入して充分に混合する。上記下水道汚泥
2の粘土質原料1に対応する混合割合は、ドライベース
(dry base)で30〜70%であり、できる
だけ多くの割合で混入するようにする。
た原料1と汚泥2との混合物を成形型などによって成形
加工し、続いて乾燥工程5において、自然乾燥あるいは
乾燥装置による強制乾燥を場合によって使い分けて、成
形加工した原料1と汚泥2の混合物を乾燥する。
などの焼成装置によって焼成されるが、この時に下水道
汚泥2中に含まれている数ミクロン程度の微細な可燃性
物質が燃焼して、原料1と汚泥2との混合物の組織中に
多数の微細な気孔が形成されて、レンガ・ブロック7が
製造される。
製造されるレンガ・ブロック7には多数の微細な気孔が
形成されているので保温性、防音性に優れたものとなる
。又、下水道汚泥2の中に含まれているCaOなどのア
ルカリが融剤として作用するため焼成温度(加熱温度)
が低くて済み、且つ下水道汚泥2の可燃性物質の燃焼に
より、焼成のために必要なエネルギーを低減することが
できる。
あり、保温性、防音性に優れ、且つコンクリート構造物
等の軽量化を図るのに用いられる軽量骨材11を、粘土
質原料1及び下水道汚泥2によって製造しようとするも
のであり、前記軽量骨材11は、混練工程3、粗成形工
程8、焼結工程9、粉砕工程10の各々の工程を経て製
造される。
において説明した粘土質原料1及び下水道汚泥2と全く
同じものである。
装置に粘土質原料1を投入し、該粘土質原料1に対して
下水道汚泥2を混入して充分に混合する。
混合物は、粗成形工程8において図示しない造粒装置な
どによって造粒され粗成形される。続いて粗成形された
原料1と汚泥2の混合物は焼結工程9において焼結され
る。この時に汚泥2中に含まれる数ミクロン程度の微細
な可燃性物質が燃焼して、焼結した原料1と汚泥2との
組織中に多数の微細な気孔を形成する。
は、粉砕工程10において図示しない粉砕装置によって
粉砕されて軽量骨材11となる。又必要によって分級さ
れて、粒度をそろえて軽量骨材11として使用される。
て製造される軽量骨材11には多数の微細な気孔が形成
されているので防音性保温性に優れたものとなり、又、
コンクリートの骨材として使用するとコンクリート構造
物を軽量化することができる。又、上記軽量骨材11は
、粗成形されたものを焼結後に粉砕するので粘土質原料
1に対する下水道汚泥2の混合割合を高めることができ
る。
り、粘土質原料1と下水道汚泥2の混合物を混練工程3
、粗成形工程8、焼結工程9、粉砕工程10という請求
項2に記載の発明と全く同じ方法によって製造した軽量
骨材11を、粘土質原料1に、下水道汚泥2を前記粘土
質原料1と前記下水道汚泥2の混合物が焼成時に割れを
生じない割合で混入した混合物に混入し、その後請求項
1に記載の発明と全く同じ方法によって、レンガ・ブロ
ック7が製造される。
ぎると焼成する際の体積収縮により亀裂を生じたり、形
状を維持することができなくなるため、汚泥2の混入で
きる量が比較的低く制限されてしまうが、上述の方法に
よって製造されたレンガ・ブロック7は、図3の前半の
工程で得た軽量骨材11を後半の混練工程3の段階で多
孔質の固形骨材として混入しているため、図1の場合の
レンガ・ブロック7よりも高い気孔率を得ることができ
る。
材の製造方法は、上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
ブロック及び軽量骨材の製造方法によれば、下記の如き
種々の優れた効果を奏し得る。
量骨材の組織中に形成される気孔は35〜60%の気孔
率となり、ブロック、レンガとして使用した場合、防音
効果に優れ、更に熱伝導率は0.1〜0.5Kcal/
mh℃となり優れた断熱・保温効果を奏することができ
、又軽量骨材として使用した場合は上述の効果に加えコ
ンクリート構造物などの軽量化を図ることができる。
原料としているので、廃棄物の有効活用とコストの低減
の効果を同時に達成できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 粘土質原料に該粘土質原料との混合物
が焼成時に割れを生じない割合で下水道汚泥を混入し、
混練、成形、乾燥後、焼成することを特徴とするレンガ
・ブロックの製造方法。 - 【請求項2】 粘土質原料に下水道汚泥を混入し、混
練した後、粗成形を行ない、続いて乾燥、焼結後、粉砕
することを特徴とする軽量骨材の製造方法。 - 【請求項3】 粘土質原料に下水道汚泥を混入し、混
練した後、粗成形を行ない、続いて乾燥、焼結後、粉砕
して軽量骨材とし、前記粘土質原料に該粘土質原料との
混合物が焼成時に割れを生じない割合で下水道汚泥を混
入した混合物に前記軽量骨材を混入し、続いて混練、成
形、乾燥後、焼成することを特徴とするレンガ・ブロッ
クの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02414463A JP3121024B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | レンガ・ブロックの製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04224148A true JPH04224148A (ja) | 1992-08-13 |
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Family
ID=18522938
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JP02414463A Expired - Fee Related JP3121024B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | レンガ・ブロックの製造方法 |
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---|---|
JP (1) | JP3121024B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020044899A (ko) * | 2000-12-07 | 2002-06-19 | 김정환 | 경량 골재용 조성물 및 그 제조방법 |
KR100450898B1 (ko) * | 2001-05-03 | 2004-10-01 | 송기도 | 하수슬러지를 이용한 소성 건자재 제조방법 |
KR100678367B1 (ko) * | 2003-10-23 | 2007-02-05 | 우성세라믹스공업 주식회사 | 정수슬러지를 활용한 경량 점토벽돌 및 점토바닥벽돌과 그제조방법 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP02414463A patent/JP3121024B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20020044899A (ko) * | 2000-12-07 | 2002-06-19 | 김정환 | 경량 골재용 조성물 및 그 제조방법 |
KR100450898B1 (ko) * | 2001-05-03 | 2004-10-01 | 송기도 | 하수슬러지를 이용한 소성 건자재 제조방법 |
KR100678367B1 (ko) * | 2003-10-23 | 2007-02-05 | 우성세라믹스공업 주식회사 | 정수슬러지를 활용한 경량 점토벽돌 및 점토바닥벽돌과 그제조방법 |
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JP3121024B2 (ja) | 2000-12-25 |
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