JPH0422354Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422354Y2
JPH0422354Y2 JP16119185U JP16119185U JPH0422354Y2 JP H0422354 Y2 JPH0422354 Y2 JP H0422354Y2 JP 16119185 U JP16119185 U JP 16119185U JP 16119185 U JP16119185 U JP 16119185U JP H0422354 Y2 JPH0422354 Y2 JP H0422354Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
opening
liquid toner
outside air
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16119185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6269265U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16119185U priority Critical patent/JPH0422354Y2/ja
Publication of JPS6269265U publication Critical patent/JPS6269265U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0422354Y2 publication Critical patent/JPH0422354Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は記録媒体に液体トナーを付加し、記
録媒体上の静電潜像を現像するための液体現像装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、液体現像装置としては静電潜像が記録さ
れている記録媒体の表面が現像器の開口部を塞ぐ
事により、現像室を形成する。この現像室内には
真空作用により液体トナーを導入し記録媒体に液
体トナーを作用させ静電潜像を現像する装置が静
電プロツタやフアクシミリ装置において使用され
ている。例えば特公昭52−25155号公報を参照し、
第3図を用いて従来の液体現像装置を説明する。
液体トナー6は貯蔵タンク8に溜められており、
パイプ14、バルブ15およびパイプ13を通つ
て現像器5の導入口12を介して現像器5に導び
く事が可能となつている。
一方現像器5の排液部11はパイプ10を介し
て循環ポンプ7に接続され、ポンプ7の排出口よ
りパイプ9を介して貯蔵タンク8に接続され液体
トナー6をタンク8から吸引し、再びタンク8に
戻す循環系路となつている。
なお、ロール状に巻装され一対の駆動ローラ
2,3により張架される記録媒体1は、その記録
面を記録ヘツド4と現像器5の開口面16に接し
ている。記録媒体1は記録ヘツド4により静電潜
像が記録され、現像器5の液体トナー6により現
像され駆動ローラ2,3により装置外へ導びかれ
る。
通常の現像を行う時は、バルブ15を開いてお
き循環ポンプ7を作動させる。循環ポンプ7の作
用により液体トナー6をタンク8より吸い上げ現
像器5内に導入する。
現像器5内で現像を終えた液体トナー6は、パ
イプ10を通り、ポンプ7により加圧され、パイ
プ9を介して貯蔵タンク8に回収される。そして
記録が終了すると記録媒体1の駆動を止めバルブ
15を閉じた後も循環ポンプ7を駆動し続ける事
により現像器5内に溜つている液体トナー6は排
出して装置は停止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の装置では現像終了時にパイプの中に液体
トナーが残り、パイプ詰りを生じたり、現像器開
口部にも多量の液体トナーが残るため、停止中の
記録媒体を汚してしまうと云う問題を有してい
た。また現像器上面と記録媒体との接触部にも液
体トナーが残り、次の記録の際、十分な定着が行
われず駆動ローラを汚してしまうと云う問題を有
していた。
この考案は現像終了時において現像器開口部に
外気を導入することにより各部に溜つている液体
トナーを速やかに排出すると共に記録媒体の乾燥
をも促進する事ができる液体現像装置を提供する
事を目的とする。
〔問題点を解決する手段および作用〕
この考案の液体現像装置は、現像器5の開口部
16の表面に記載媒体1が押しつけられることに
より現像室を形成し記録媒体上の潜像を現像する
液体現像装置において、液体トナーを貯蔵する貯
蔵容器8と、この貯蔵容器から現像器の開口部に
液体トナーを導入するために形成された導入路
(パイプ13,14)と、この導入路中に設けら
れて現像器の開口部に外気を導入するための外気
導入開閉手段(切換弁17、バルブ27)と、現
像器の開口部から貯蔵容器に液体トナーを排出す
るために形成された排出路(パイプ9,10)
と、この排出路中に設けられて現像器の開口部よ
り液体トナーを吸引して貯蔵容器にむけて排出す
る循環ポンプ7とを有することを特徴とするもの
である。
これにより、現像時は、外気導入開閉手段を閉
じて循環ポンプを作動させることにより、現像器
の開口部表面に記録媒体が吸引されて現像室を形
成し、貯蔵容器内の液体トナーがこの現像室を経
由して循環することにより記録媒体上の潜像を現
像する、また、現像終了時には、循環ポンプを作
動させつつ外気導入開閉手段を開くことにより、
外気が現像室内に導入されて液体トナーを速やか
に排出し記録媒体表面を乾燥するものである。
なお、外気導入開閉手段にリーク手段(外気導
入パイプ18,28開口先端部20)を設けるこ
とにより、外気導入時に現像室内を大気圧以下に
保ちつつ外気が安定して導入されるので、記録媒
体と現像器の開口部との密着が維持されて液体ト
ナーの排出および記録媒体の乾燥が安定して行な
われる。
〔実施例〕
第1図は、この考案の1実施例を示し、第3図
に示されたものと同一部分には同符号を付して説
明する。上面を開口した現像器5は貯蔵容器8内
の液体トナー6をパイプ14,13及び後述する
切換弁17を介して供給されるように形成されて
おり、液体トナー6の排出はパイプ10,9及び
循環ポンプ7を介して行うようにしてある。
貯蔵容器8の上面に設けた排気パイプ19は、
循環ポンプから送られて来た空気を排出させるも
ので、その先端を下側に折り曲げてゴミなどが装
置内に入るのを防ぐようにしている。
上記切換弁17は、装置の動作中に液体トナー
6を現像器5に供給し、装置の停止時にはパイプ
14を閉じると共に外気を現像器5内に導入する
ために外気導入パイプ18に切換接続されるよう
になつている。なお外気導入パイプ18の先端は
ゴミなどが入るのを防止するため下に向けて折り
曲げると共に開口端部20をオリフイス作用をな
すように形成してある。
このように構成された液体現像装置で現像する
には、先ず切換弁17を第1図に示すように貯蔵
容器8側にセツトし、循環ポンプ7を作動させる
と、現像器5の開口部16は搬送されて来た記録
媒体1により閉じられ、ポンプ7の作動により生
ずる真空圧によつて液体トナー6をパイプ14、
切換弁17及びパイプ13を介して現像器5内に
導入する。液体トナー6は現像器5で記録媒体1
を現像した後、パイプ10、ポンプ7及びパイプ
9を介して貯蔵容器8内に戻される。なお、液体
トナー6と共に貯蔵容器8内に運ばれた空気は排
気パイプ19を介して放出される。
現像が終了すると、切換弁17を切換える。即
ちパイプ13と大気導入パイプ18とが連続され
るように切換えられるのでパイプ14は閉じられ
た状態となり液体トナー6の供給を中止する。従
つてパイプ13,10及び現像器5内に残つてい
る液体トナー6は循環ポンプ7の作用により貯蔵
容器8内に速やかに排出される。
一方、パイプ13は大気導入パイプ18と接続
されているので現像器5内に大気を導入するが導
入パイプ18の先端開口部20をオリフイス作用
をなすように小径なものとしているため、導入さ
れる空気は通常の現像時よりは高いが、大気圧よ
りは低いので、記録媒体1を現像器5の開口部1
6に吸引した状態で空気を流すことができる。従
つて記録媒体の定着、即ち液体トナーの乾燥を促
進する事ができ、しかも、パイプ中や現像器内に
液体トナーを溜める事がないのでパイプのつまり
や現像装置内を汚すおそれもなくなる。
なお、大気導入パイプの開口端部を絞つてオリ
フイス作用をさせなくとも、パイプ中のどの部分
を小径にしてオリフイス作用をさせてもよく、ま
た、大気導入パイプそのものをパイプ13,10
よりも小径にしたものでもよい。
第2図は、この考案の他の実施例で、第1の実
施例のように切換弁を用いる事なく、2個のバル
ブを用いたものである。この実施例では、現像中
はバルブ27を閉じておき、バルブ15を介して
液体トナー6を現像器5に供給するようにしてい
る。
しかして現像が終了するとバルブ15を閉じ、
バルブ27を開く事により循環ポンプ7の作用で
液体トナー6を完全に排出する事ができ、しかも
バルブ27に接続されている大気導入パイプ28
も細径であるために、記録媒体1と開口部16と
の密着を弱める事なく行う事ができる。なお、バ
ルブ27やポンプ7は予め設定した時間経過後に
閉じたり、停止させるようにしてある。
上記第1の実施例や他の実施例の現像器の開口
部が複数本になつている場合、開口部のフランジ
部分と記録媒体との接触部分は、大気の流れを生
じない。このため、十分な液体トナーの排出作用
がなく、また乾燥が他の部分より遅くなるため、
現像終了時に上述した手段を用いると共に記録媒
体を駆動することにより、現像器との接触部分に
は常に新しい部分が導入され、乾燥、排液の効果
は極めて良好なものとなる。
〔考案の効果〕
この考案によると、現像終了時に各部に溜つた
液体トナーを速やかに排出することが出来ると共
に記録媒体の乾燥をも促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
図、第2図はこの考案の他の実施例を説明するた
めの図、第3図は従来の説明図である。 1……記録媒体、5……現像器、7……循環ポ
ンプ、8……貯蔵容器、15……バルブ、17…
…切換弁、27……バルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 現像器の開口部表面に記録媒体が押しつけら
    れることにより現像室を形成し記録媒体上の潜
    像を現像する液体現像装置において、 液体トナーを貯蔵する貯蔵容器と、 前記現像器の開口部に前記貯蔵容器から液体
    トナーを導入するために形成された導入路と、 この導入路中に設けられて前記現像器の開口
    部に外気を導入するための外気導入開閉手段
    と、 前記現像器の開口部から前記貯蔵容器に液体
    トナーを排出するために形成された排出路と、 この排出路中に設けられて前記現像器の開口
    部より液体トナーを吸引して前記貯蔵容器にむ
    けて排出する循環ポンプとを有することを特徴
    とする液体現像装置。 (2) 前記外気導入開閉手段は、前記循環ポンプを
    作動させながら外気導入開閉手段を開にするこ
    とによる外気導入時に、前記現像室内を大気圧
    以下に保ちつつ外気を導入するリーク手段が設
    けられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の液体現像装置。
JP16119185U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0422354Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16119185U JPH0422354Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16119185U JPH0422354Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6269265U JPS6269265U (ja) 1987-04-30
JPH0422354Y2 true JPH0422354Y2 (ja) 1992-05-21

Family

ID=31087273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16119185U Expired JPH0422354Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422354Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6269265U (ja) 1987-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0422354Y2 (ja)
JP2804788B2 (ja) 液体現像装置
US6149320A (en) Photosensitive material processing apparatus and sealing structure for processing section of the apparatus
US6097917A (en) Developer removing apparatus of liquid printer
JP2000246983A (ja) 画像形成装置
JPH0770507B2 (ja) 半導体ウエハ用洗浄装置
JPH05173425A (ja) 湿式現像ヘッド
JP2907021B2 (ja) 圧延油の吸液ロール装置
JPH05173424A (ja) 湿式現像装置
JPH0675482A (ja) 湿式現像装置
JPH05313499A (ja) 湿式現像装置
JPH06102768A (ja) 湿式現像装置
JPH06274044A (ja) 現像装置
JP4268459B2 (ja) シール装置及びこれを用いたシールド装置とウエット処理装置
JPS62267785A (ja) 液体現像装置
JP3192443B2 (ja) 液体現像装置
JPS61179476A (ja) 液体現像装置
JP3259616B2 (ja) 自動現像装置における処理液循環装置
JPS62169177A (ja) カラ−画像記録装置
JPH05224537A (ja) 湿式静電記録装置
JP2575632B2 (ja) 写真フイルム処理装置
JPS6076767A (ja) 静電記録装置
JPH052342A (ja) 液体現像装置
JPH02101452A (ja) 感光材料処理装置
JPS63257753A (ja) 画像形成用溶媒供給装置