JPH04222581A - Apm含有飲料の製造法 - Google Patents
Apm含有飲料の製造法Info
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- JPH04222581A JPH04222581A JP2417980A JP41798090A JPH04222581A JP H04222581 A JPH04222581 A JP H04222581A JP 2417980 A JP2417980 A JP 2417980A JP 41798090 A JP41798090 A JP 41798090A JP H04222581 A JPH04222581 A JP H04222581A
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Landscapes
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Dairy Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は呈味を改良したAPM使
用飲料に関するものである。
用飲料に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】APM(α−L−アスパル
チル−L−フェニルアラニンメチルエステル)は低カロ
リー飲料の甘味料として単品叉は砂糖や果糖ぶどう糖液
糖等の甘味料と併用されているがこれら飲料を飲用した
ときに飲用後も甘味が永続し、不自然さが強い欠点があ
つた。
チル−L−フェニルアラニンメチルエステル)は低カロ
リー飲料の甘味料として単品叉は砂糖や果糖ぶどう糖液
糖等の甘味料と併用されているがこれら飲料を飲用した
ときに飲用後も甘味が永続し、不自然さが強い欠点があ
つた。
【0003】
【問題を解決するための手段】上記の問題につきAPM
を使用した飲料に乳清ミネラルを添加すると飲用後も甘
味が不自然に永続する事なく、砂糖のみを使用した場合
とほぼ同等の甘味の継続性に改善されることを見い出し
た。
を使用した飲料に乳清ミネラルを添加すると飲用後も甘
味が不自然に永続する事なく、砂糖のみを使用した場合
とほぼ同等の甘味の継続性に改善されることを見い出し
た。
【0004】本発明の対象となる飲料は乳性飲料と乳を
添加した飲料以外の本来乳清ミネラルを含有しない飲料
である。 乳飲料及び乳を添加した飲料については既
に乳清ミネラルを含有しているので本発明の対象となら
ない。具体的にはコーラ、サイダーそのたの炭酸飲料、
果汁飲料、コーヒーその他の非炭酸飲料があげられる。
添加した飲料以外の本来乳清ミネラルを含有しない飲料
である。 乳飲料及び乳を添加した飲料については既
に乳清ミネラルを含有しているので本発明の対象となら
ない。具体的にはコーラ、サイダーそのたの炭酸飲料、
果汁飲料、コーヒーその他の非炭酸飲料があげられる。
【0005】乳清ミネラルとしては乳清、乳清から蛋白
質を除去したもの、乳清から蛋白質を除去し次いで乳糖
を除去又は分解したものをそのまま又は濃縮して液状或
は粉末状で添加出来るが、沈澱や濁りの生成が好ましく
ない場合は蛋白質を除去したものが使用できる。ネクタ
ーや混濁果汁飲料で製造中の沈澱や濁りの生成があまり
問題とならない飲料では蛋白質を除去しないで使用でき
る。
質を除去したもの、乳清から蛋白質を除去し次いで乳糖
を除去又は分解したものをそのまま又は濃縮して液状或
は粉末状で添加出来るが、沈澱や濁りの生成が好ましく
ない場合は蛋白質を除去したものが使用できる。ネクタ
ーや混濁果汁飲料で製造中の沈澱や濁りの生成があまり
問題とならない飲料では蛋白質を除去しないで使用でき
る。
【0006】乳清ミネラルの添加量は濃縮度及びAPM
の添加量によつて異なるが、通常は乳清では0.10か
ら10.0%、乳清ミネラル濃縮品や粉末では0.01
から1.00%であり、好ましい量は乳清では0.2か
ら6.0%、乳清ミネラル濃縮品や粉末では0.01か
ら0.60%である。
の添加量によつて異なるが、通常は乳清では0.10か
ら10.0%、乳清ミネラル濃縮品や粉末では0.01
から1.00%であり、好ましい量は乳清では0.2か
ら6.0%、乳清ミネラル濃縮品や粉末では0.01か
ら0.60%である。
【0007】乳清ミネラルの添加については、飲料の調
合時にそのまま又は水に溶解して加える。
合時にそのまま又は水に溶解して加える。
【0008】
【発明の効果】乳清飲料及び乳を添加した飲料飲料を除
く飲料について、APMを甘味料の一部叉は全部に使用
した場合に甘味が強く持続するために呈味が不自然とな
り嗜好性が低下するが、この飲料に乳清ミネラルを0.
01から10.0%添加すると甘味が不自然に永続せず
砂糖のみ添加した場合と同等の嗜好性に改善される。以
下実使例により説明する。
く飲料について、APMを甘味料の一部叉は全部に使用
した場合に甘味が強く持続するために呈味が不自然とな
り嗜好性が低下するが、この飲料に乳清ミネラルを0.
01から10.0%添加すると甘味が不自然に永続せず
砂糖のみ添加した場合と同等の嗜好性に改善される。以
下実使例により説明する。
【0009】
【実使例1】表1の配合により3種のサイダー即ち甘味
料に砂糖を使用したもの、甘味料にAPMを使用したも
の及び本発明による甘味料にAPMを使用し、除蛋白し
た乳清ミネラル濃縮物を併用したものを作り、官能評価
により甘味の強さ、甘味の好ましさ、甘味の持続性の強
さ、総合評価を調べた。
料に砂糖を使用したもの、甘味料にAPMを使用したも
の及び本発明による甘味料にAPMを使用し、除蛋白し
た乳清ミネラル濃縮物を併用したものを作り、官能評価
により甘味の強さ、甘味の好ましさ、甘味の持続性の強
さ、総合評価を調べた。
【0010】
【表1】
【0011】サイダーは精製水を約60°Cに加熱し、
これにクエン酸とクエン酸ナトリウムを溶解した後甘味
料である砂糖またはAPMを溶解し、次に乳清ミネラル
を使用する時は添加し、最後に香科を加え混合した。次
に100L定容としてから4°Cに冷却し、カーボネー
ター中で炭酸ガスを圧力が2.8kg/cm2になるよ
うに吸収させ、缶に詰めてサンプルとした。
これにクエン酸とクエン酸ナトリウムを溶解した後甘味
料である砂糖またはAPMを溶解し、次に乳清ミネラル
を使用する時は添加し、最後に香科を加え混合した。次
に100L定容としてから4°Cに冷却し、カーボネー
ター中で炭酸ガスを圧力が2.8kg/cm2になるよ
うに吸収させ、缶に詰めてサンプルとした。
【0012】官能評価は20名のパネルによりおこなつ
た。甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さは砂糖を使用
した配合−1の甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さを
各々3点とし、それよりも非常に強い又は非常に好まし
いを4点、やや強い又はやや好ましいを4点、やや弱い
又はやや嫌いを2点、非常に弱い又は非常に嫌いを1点
として評価した。
た。甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さは砂糖を使用
した配合−1の甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さを
各々3点とし、それよりも非常に強い又は非常に好まし
いを4点、やや強い又はやや好ましいを4点、やや弱い
又はやや嫌いを2点、非常に弱い又は非常に嫌いを1点
として評価した。
【0013】総合評価は砂糖を使用した配合−1の評価
を5点とし、それより非常に良いを10点、非常に悪い
を0点として評価した。サイダー3種の官能評価の結果
を表2に示した。
を5点とし、それより非常に良いを10点、非常に悪い
を0点として評価した。サイダー3種の官能評価の結果
を表2に示した。
【0014】
【表2】
【0015】表2からわかる様に、甘味料にAPMを使
用した配合−2の飲料は砂糖を使用した配合−1の飲料
と比較して甘味の強さがやや強くその甘さもやや好まれ
ずまた甘味が強く持続するために総合的に評価が低いが
本発明の方法である甘味料としてAPMとこれに乳清ミ
ネラルを併用した配合−3の飲料では甘味料として砂糖
を使用した配合−1の飲料に比べて甘味の強さが同等で
甘味の持続性も同程度で短く改善され、甘さも同じ様に
好まれ、総合評価も同水準に向上する事がわかる。
用した配合−2の飲料は砂糖を使用した配合−1の飲料
と比較して甘味の強さがやや強くその甘さもやや好まれ
ずまた甘味が強く持続するために総合的に評価が低いが
本発明の方法である甘味料としてAPMとこれに乳清ミ
ネラルを併用した配合−3の飲料では甘味料として砂糖
を使用した配合−1の飲料に比べて甘味の強さが同等で
甘味の持続性も同程度で短く改善され、甘さも同じ様に
好まれ、総合評価も同水準に向上する事がわかる。
【0016】
【実施例2】表3に示した配合により甘味料に砂糖を使
用したものとAPMを使用したもの及び甘味料にAPM
を使用しこれに乳清ミネラル粉末を併用した3種のアツ
プル果汁入り飲料を作り、実施例1と同様にして官能評
価を行い、甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さ及び総
合評価を調べた。
用したものとAPMを使用したもの及び甘味料にAPM
を使用しこれに乳清ミネラル粉末を併用した3種のアツ
プル果汁入り飲料を作り、実施例1と同様にして官能評
価を行い、甘味の強さ、好ましさ、持続性の強さ及び総
合評価を調べた。
【0017】
【表3】
【0018】アツプル果汁飲料は精製水を60°Cに加
熱し、アツプル濃縮果汁を溶解し、これに酸味料(クエ
ン酸、クエンナトリウム、アスコルビン酸)を溶解した
後甘味料(砂糖叉はAPM)を溶解し、次に乳清ミネラ
ルを使用する場合は添加し、最後に香料を加え混合した
。これを250ml容の缶に充填した後80°Cで20
分湯浴中で加熱殺菌した後、30°Cまで水中で冷却し
てサンプルとした。
熱し、アツプル濃縮果汁を溶解し、これに酸味料(クエ
ン酸、クエンナトリウム、アスコルビン酸)を溶解した
後甘味料(砂糖叉はAPM)を溶解し、次に乳清ミネラ
ルを使用する場合は添加し、最後に香料を加え混合した
。これを250ml容の缶に充填した後80°Cで20
分湯浴中で加熱殺菌した後、30°Cまで水中で冷却し
てサンプルとした。
【0019】官能評価を実施例1と同様にして行った。
その結果を表4に示した。
【0020】
【表4】
【0021】表4からわかるように甘味料にAPMを使
用した配合−5の飲料は砂糖を使用した配合−4の飲料
に比較して甘味の強さがやや強く、甘味がやや好まれず
又甘味が強く持続して、総合評価が低いが、本発明の方
法である甘味料としてAPMとこれに乳清ミネラルを併
用した配合−6の飲料では甘味料として砂糖を使用した
配合−4の飲料に比べて甘味の強さ、甘味の好ましさが
同等であり、甘味の持続性も同等に短く改善され総合評
価も砂糖使用品並に向上することがわかる。
用した配合−5の飲料は砂糖を使用した配合−4の飲料
に比較して甘味の強さがやや強く、甘味がやや好まれず
又甘味が強く持続して、総合評価が低いが、本発明の方
法である甘味料としてAPMとこれに乳清ミネラルを併
用した配合−6の飲料では甘味料として砂糖を使用した
配合−4の飲料に比べて甘味の強さ、甘味の好ましさが
同等であり、甘味の持続性も同等に短く改善され総合評
価も砂糖使用品並に向上することがわかる。
【0022】実施例3
表5の配合により甘味料に砂糖を使用したものと甘味料
にAPMを使用したもの及び甘味料にAPMを使用し、
乳清溶液を併用した3種のピーチネクターを作り、実施
例1と同様にして官能評価を行い、甘味の強さ、甘味の
好ましさ、甘味の持続性の強さ、総合評価を調べた。
にAPMを使用したもの及び甘味料にAPMを使用し、
乳清溶液を併用した3種のピーチネクターを作り、実施
例1と同様にして官能評価を行い、甘味の強さ、甘味の
好ましさ、甘味の持続性の強さ、総合評価を調べた。
【0023】
【表5】
【0024】官能評価を実施例1と同様にして行なった
。その結果を表6に示した。表6からわかるように甘味
料にAPMを使用した配合−7のネクターは甘味料に砂
糖を使用した配合−8のネクターに比較して甘味の強さ
がやや好まれず、甘味の持続性が強く、総合評価がやや
低いが甘味料にAPMを使用し乳清を併用した配合−9
のネクターは甘味料に砂糖を使用した配合−7のネクタ
ーとほぼ同じ甘味の強さと好ましさで、甘味の持続性も
これと同等に短く改善され、総合評価も同等に向上する
事がわかる。
。その結果を表6に示した。表6からわかるように甘味
料にAPMを使用した配合−7のネクターは甘味料に砂
糖を使用した配合−8のネクターに比較して甘味の強さ
がやや好まれず、甘味の持続性が強く、総合評価がやや
低いが甘味料にAPMを使用し乳清を併用した配合−9
のネクターは甘味料に砂糖を使用した配合−7のネクタ
ーとほぼ同じ甘味の強さと好ましさで、甘味の持続性も
これと同等に短く改善され、総合評価も同等に向上する
事がわかる。
【0025】
【表6】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項 1 】 APMを甘味料の一
部又は全部に使用する飲料の製造に於て乳清ミネラルを
添加することを特徴とする飲料の製造法。 【請求項 2 】 乳清ミネラルとして
乳清、乳清から蛋白質を除去したもの、乳清から蛋白質
と乳糖を除去したもの、乳清から蛋白質を除去した後乳
糖を分解したものをそのまま又は濃縮して添加する請求
項1記載の飲料の製造法。 【請求項 3 】 請求項2記載の乳清
ミネラルを0.01〜10.0%添加した請求項1記載
の飲料の製造法。 【請求項 4 】 請求項1記載の飲料
が乳清飲料及び乳を添加した飲料を除く飲料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417980A JPH04222581A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Apm含有飲料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417980A JPH04222581A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Apm含有飲料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04222581A true JPH04222581A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18525963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2417980A Pending JPH04222581A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Apm含有飲料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04222581A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217645A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Adeka Corp | 濃縮牛乳状組成物 |
JP2018068236A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社Adeka | 甘味質改善剤 |
JP2018068237A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社Adeka | 果汁感増強剤 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2417980A patent/JPH04222581A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217645A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Adeka Corp | 濃縮牛乳状組成物 |
JP2018068236A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社Adeka | 甘味質改善剤 |
JP2018068237A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社Adeka | 果汁感増強剤 |
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