JPH04222101A - 円偏波用一次放射器 - Google Patents

円偏波用一次放射器

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JPH04222101A
JPH04222101A JP41324590A JP41324590A JPH04222101A JP H04222101 A JPH04222101 A JP H04222101A JP 41324590 A JP41324590 A JP 41324590A JP 41324590 A JP41324590 A JP 41324590A JP H04222101 A JPH04222101 A JP H04222101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical part
phase
primary radiator
wave
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP41324590A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Furukawa
昌一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04222101A publication Critical patent/JPH04222101A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送の受信アンテ
ナに関し、特に円偏波を直線偏波に変換する変換器に使
用する一次放射器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の円偏波/直線偏波変換器
の一次放射器の開口面から観た正面図と、円偏波/直線
偏波変換器の斜視図である。円偏波/直線偏波変換器は
ホーン形状の一次放射器10と、円形導波管11とで構
成され、一次放射器10に入射された正円偏波は、円形
導波管11の内部に設けられた90度位相器12で位相
器12に平行する正円偏波の電界成分の位相を90度遅
延させることにより第1の直線偏波に変換され、円形導
波管11の終端面に設けられた方形導波管14で変換さ
れた第1の直線偏波の電磁波は、前置増幅器に入力され
る。
【0003】前記一次放射器10には前記正円偏波と異
なる逆旋回の円偏波もノイズとして入射されており、9
0度位相器12を通ると前記第1の直線偏波と直交する
向きの第2の直線偏波に変換される。前記方形導波管1
4は第1の直線偏波のみを取り出すようにしており、第
2の直線偏波は円形導波管11の終端面で反射して再度
90度位相器12を通り、90度位相器12で位相が再
度90度遅延することにより前記逆旋回の円偏波は正円
偏波と同じ旋回の円偏波となり、一次放射器10の開口
面で反射され、円形導波管11の90度位相器12に向
かう。これは、目的とした受信信号とは異なるノイズ成
分であるが、旋回の方向が正円偏波と同じであるため、
方形導波管14で取り出され、前置増幅器に入力される
ため交差偏波保護比を悪化させ、また反射波の存在のた
め電圧定在波比を悪化させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は電圧定
在波比、及び交差偏波保護比を良くするため、前記第2
の直線偏波の電界と平行となる角度で、円形導波管11
の終端面の直前に抵抗板13を挿入して、第2の直線偏
波の電磁波を吸収するようにしていた。従って、抵抗板
13を挿入するため円形導波管11の長さが長くなると
いった問題点があり、また、抵抗板13の取り付け角度
がばらつくと、正円偏波の電磁波が吸収されることがあ
り、抵抗板13の取り付け角度に精度が要求されていた
。本発明は、一次放射器10の先端に合成樹脂製のキャ
ップを設けることにより、抵抗板13を使用せずに電圧
定在波比、及び交差偏波保護比を良くして円形導波管1
1の長さを短くして、円偏波/直線偏波変換器を小型化
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の一実施
例を示す円偏波/直線偏波変換器の斜視図であり、同図
に示すように、円筒形の一端を円柱形部1とし、他端を
嵌合部3とし、中間を円筒部2とした合成樹脂製のキャ
ップの嵌合部3をホーン形状の一次放射器4の先端の開
口部に嵌合させた円偏波/直線偏波変換器において、円
偏波/直線偏波変換器の内部からの電磁波に対する前記
一次放射器4の先端の開口面での反射波の位相と、円筒
部2と円柱形部1の境界面での反射波の位相とが逆相関
係になるようにし、円筒部2と円柱形部1の境界面での
反射波の位相と、外部空間と円柱形部1の境界面での反
射波の位相とが逆相関係になるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、電圧定在波比、
及び交差偏波保護比を良くするようにしており、図2は
本発明の原理説明図であり、同図に示すように、特性イ
ンピーダンスの異なる3層の誘電体A、B、Cに電磁波
が左の方向より入射されたとすると、A、Bの境界面で
一部は反射波(a)となり、一部は透過波(c)となり
、透過波(c)はさらに誘電体Bの中を右方向に進み、
B、Cの境界面に進む。B、Cの境界面で一部は反射波
(b)となり、一部は透過波(c)となり、透過波(c
)はさらに誘電体Cの中を右方向に進む。A、Bの境界
面及びB、Cの境界面で反射され、誘電体A中に戻って
くる反射波は(a)+(b)であり、両反射波が同相の
時最も反射が強く、逆相の時最も反射が弱くなる。
【0007】逆相になる第1の条件は、誘電体Bに比較
して誘電体Aと誘電体Cが共に高インピーダンスの場合
か、あるいは共に低インピーダンスの場合で、誘電体B
中の電磁波の波長の1/2の厚さの誘電体を誘電体Bと
して使用した場合である。この関係を図1に当てはめ、
外部空間を誘電体Cとし、円柱形部1を誘電体Bとし、
円筒部2を誘電体Aの部分とすると、外部空間と円筒部
2はインピーダンスが共に高く、円柱形部1はインピー
ダンスが低く、円柱形部1の厚さを円柱形部1中を伝導
する電磁波の波長の1/2とすれば、外部空間と円柱形
部1との境界面、及び円柱形部1と円筒部2との境界面
の円形導波管6に向かう反射を最小とすることができる
【0008】また、逆相になる第2の条件は、誘電体B
に比較して誘電体Aと誘電体Cのインピーダンスのどち
らか一方が高く、他方が低い場合で、誘電体Bの厚さが
誘電体B中の電磁波の波長の1/4の厚さの場合である
。この関係を図1に当てはめ、円柱形部1を誘電体Cと
し、円筒部2を誘電体Bとし、一次放射器4部を誘電体
Aにすると、円筒部2に対して、一次放射器4部は高イ
ンピーダンスとなり、円柱形部1は低インピーダンスと
なり、従って、円筒部2の中心軸方向の厚さを同円筒部
2中を伝導する電磁波の波長の1/4とすれば、円柱形
部1と円筒部2との境界面、及び円筒部2と一次放射器
4部との境界面の円形導波管6に向かう反射波を最小と
することができる。以上のように円形導波管6に向かう
反射波を最小とすることにより、図3に示す抵抗板13
を使用せずに電圧定在波比、及び交差偏波保護比を良く
し、抵抗板13の使用が不要となる分だけ円形導波管6
の長さを短くすることができ、円偏波/直線偏波変換器
を小型化することができるようにしている。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す円偏波/直
線偏波変換器の斜視図であり、同図に示すように、ホー
ン形状の一次放射器4と、円形導波管6とで構成され、
外部空間から伝送されてきた電磁波の正円偏波は、一次
放射器4に入射され、一次放射器4から円形導波管6に
導かれ、円形導波管6の内部に設けられた90度位相器
5で位相器5に平行する正円偏波の電界成分の位相を9
0度遅延させることにより直線偏波に変換され、円形導
波管6の終端面に設けられた方形導波管7で変換された
直線偏波の電磁波は、前置増幅器に入力される。
【0010】円筒形の一端を円柱形部1とし、他端を嵌
合部3とし、中間を円筒部2とした合成樹脂製のキャッ
プの嵌合部3をホーン形状の一次放射器4の先端の開口
部に嵌合させ、円形導波管6の内部からの電磁波に対し
て、前記一次放射器4と円筒部2との境界面での反射波
の位相と、円柱形部1と円筒部2との境界面での反射波
の位相とが逆相関係となるようにし、さらに、円柱形部
1と円筒部2との境界面での反射波の位相と、円柱形部
1と外部空間との境界面での反射波の位相とが逆相関係
となるようにしている。
【0011】前記円筒部2の中心軸方向の長さを同円筒
部2中を伝導する電磁波の波長の1/4とし、前記円柱
形部1の中心軸方向の長さを同円柱形部1中を伝導する
電磁波の波長の1/2としている。従って、前記正円偏
波と異なる逆旋回の円偏波もノイズとして一次放射器4
に入射され、円形導波管6の終端面で反射され、90度
位相器5を往復して一次放射器4の先端の開口面に到達
するが、一次放射器4の開口面で反射して正円偏波と同
じ旋回の円偏波として円形導波管6に向かわないように
しているため、電圧定在波比、及び交差偏波保護比を良
くすることができる。
【0012】従来は電圧定在波比、及び交差偏波保護比
を良くするため、図3に示すように抵抗板13を使用し
ていたが、抵抗板13が不要となり円形導波管11の部
分を短くすることができ、さらに、抵抗板13の取り付
け角度がばらつくと、正円偏波の電磁波が吸収されるこ
とがあり、抵抗板13の取り付け角度に精度が要求され
ていたが、抵抗板13が不要となるため、加工がしやす
いといった利点もある。
【0013】一次放射器4は先端に円筒形状とした円筒
形状部8を設け、同円筒形状部8の内部はホーン形状に
した傾斜面とし、合成樹脂製キャップと一次放射器4と
の嵌合は、円筒形に形成した合成樹脂製キャップの嵌合
部3の内部に前記円筒形状部8を嵌め込むようにしてお
り、嵌め込んだ接続部が外れやすい場合は円筒形状部8
の外面と嵌合部3の内面に相互に噛み合う凹凸部を設け
て、ねじこむようにして嵌合させても良いし、螺子を使
用して円筒形状部8の外面に嵌合部3を固定するように
しても良い。また、合成樹脂製キャップの材料は、テフ
ロン、ポリプロピレン等の誘電体損失の少ないものであ
れば使用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円形導波管の内部に使用する不要な電磁波を吸収する抵
抗板13を使用せずに、電圧定在波比、及び交差偏波保
護比を良くすることができ、抵抗板13の使用が不要と
なる分だけ円形導波管の長さを短くして、加工がしやす
い小型化した円偏波/直線偏波変換器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す円偏波/直線偏波変換
器の斜視図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】従来例の円偏波/直線偏波変換器の一次放射器
の開口面から観た正面図と、円偏波/直線偏波変換器の
斜視図である。
【符号の説明】
1  円柱形部 2  円筒部 3  嵌合部 4  一次放射器 5  位相器 6  円形導波管 7  方形導波管 8  円筒形状部 10  一次放射器 11  円形導波管 12  位相器 13  抵抗板 14  方形導波管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形の一端を円柱形部とし、他端を嵌合
    部とし、中間を円筒部とした合成樹脂製のキャップの嵌
    合部をホーン形状の一次放射器の先端の開口部に嵌合さ
    せた円偏波/直線偏波変換器において、円偏波/直線偏
    波変換器の内部からの電磁波に対する前記一次放射器の
    先端の開口面での反射波の位相と、円筒部と円柱形部の
    境界面での反射波の位相とが逆相関係になるようにし、
    円筒部と円柱形部の境界面での反射波の位相と、外部空
    間と円柱形部の境界面での反射波の位相とが逆相関係に
    なるようにしたことを特徴とする円偏波用一次放射器。
  2. 【請求項2】前記円筒部の中心軸方向の長さを同円筒部
    中を伝導する電磁波の波長の1/4としたことを特徴と
    する請求項1記載の円偏波用一次放射器。
  3. 【請求項3】前記円柱形部の中心軸方向の長さを同円柱
    形中を伝導する電磁波の波長の1/2としたことを特徴
    とする請求項1記載の円偏波用一次放射器。
JP41324590A 1990-12-21 1990-12-21 円偏波用一次放射器 Pending JPH04222101A (ja)

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JP41324590A JPH04222101A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 円偏波用一次放射器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6501432B2 (en) 2000-08-11 2002-12-31 Alps Electric Co., Ltd. Primary radiator capable of achieving both low reflection and low loss
JP2008271498A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp アレーアンテナ装置

Cited By (2)

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