JPH04221708A - 接触子破損防止装置 - Google Patents
接触子破損防止装置Info
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- JPH04221708A JPH04221708A JP41315490A JP41315490A JPH04221708A JP H04221708 A JPH04221708 A JP H04221708A JP 41315490 A JP41315490 A JP 41315490A JP 41315490 A JP41315490 A JP 41315490A JP H04221708 A JPH04221708 A JP H04221708A
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- JP
- Japan
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- rod
- contact
- spheres
- bearings
- sphere
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接触子破損防止装置に係
り、特にロボットアームに取付けられる接触子、あるい
はタッチ信号プローブ等の接触子破損防止装置に用いる
ことができる
り、特にロボットアームに取付けられる接触子、あるい
はタッチ信号プローブ等の接触子破損防止装置に用いる
ことができる
【0002】
【従来の技術】近時、産業ロボット等の発展に伴い各ロ
ボットアームのより微細、かつ高性能な動作が要求され
るに至り、種々のアームが開発されている。かかるロボ
ットアームは、当該アームの作動位置を検出して所定の
制御等を行うものであるが、その作動位置を検出するた
めに接触子を設け、この接触子に加えられる外力に基づ
く所定の変位を検出することなどによってアーム制御を
行う方式が採用されている。
ボットアームのより微細、かつ高性能な動作が要求され
るに至り、種々のアームが開発されている。かかるロボ
ットアームは、当該アームの作動位置を検出して所定の
制御等を行うものであるが、その作動位置を検出するた
めに接触子を設け、この接触子に加えられる外力に基づ
く所定の変位を検出することなどによってアーム制御を
行う方式が採用されている。
【0003】この場合、接触子に加えられる外力による
破損防止を講ずる必要があり、その一手段として、接触
子に所定圧力等が加えられたことを電気的に検出して駆
動手段を停止させる等の対応が図られている。
破損防止を講ずる必要があり、その一手段として、接触
子に所定圧力等が加えられたことを電気的に検出して駆
動手段を停止させる等の対応が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
造においては、接触子の外力付与時と駆動手段の停止時
とのタイムラグ等に起因して接触子が破損され得るとい
う問題があった。
造においては、接触子の外力付与時と駆動手段の停止時
とのタイムラグ等に起因して接触子が破損され得るとい
う問題があった。
【0005】そのため、接触子に外力が加えられた際に
、この外力を吸収して接触子の破損を回避する構成が考
えられるが、一般に知られている構成は、接触子を支持
するロッドを当該ロッドの周方向数箇所で複数のコイル
ばね等により保持してロッドを傾斜可能とし、接触子へ
の外力解除時にばねの付勢力によってロッドの中立位置
復帰を図るもの、あるいはロッドをダイヤフラム等に支
持させるものがある。しかし、これら構造によると複数
のばねを必要とする等部品点数が多く、かつ、ばねの均
等な精度が要求されるのみでなく組立に熟練を要したり
、また、高価な部品の使用が余儀なくされるという問題
があった。
、この外力を吸収して接触子の破損を回避する構成が考
えられるが、一般に知られている構成は、接触子を支持
するロッドを当該ロッドの周方向数箇所で複数のコイル
ばね等により保持してロッドを傾斜可能とし、接触子へ
の外力解除時にばねの付勢力によってロッドの中立位置
復帰を図るもの、あるいはロッドをダイヤフラム等に支
持させるものがある。しかし、これら構造によると複数
のばねを必要とする等部品点数が多く、かつ、ばねの均
等な精度が要求されるのみでなく組立に熟練を要したり
、また、高価な部品の使用が余儀なくされるという問題
があった。
【0006】
【発明の目的】ここに本発明の目的は、前記従来構造に
おける問題に鑑み、簡易な構成にして接触子の破損を有
効に回避し得るとともに、装置全体の部品点数の削減が
でき、かつ、組立容易化等を通じて製造コストの低減が
可能な接触子破損防止装置を提供することにある。
おける問題に鑑み、簡易な構成にして接触子の破損を有
効に回避し得るとともに、装置全体の部品点数の削減が
でき、かつ、組立容易化等を通じて製造コストの低減が
可能な接触子破損防止装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明に係る接触子破損防止装置は所定間隔を隔てて
互いに平行に配置された一対のプレートを含むケースと
、前記プレートの相対向位置にそれぞれ傾斜面を有して
穿設された第1および第2の軸受けと、これら軸受けを
貫通され、かつ傾斜可能に設けられたロッドと、このロ
ッドに当該ロッドの軸方向二地点に配置されるとともに
、前記第1および第2の軸受けに転動可能に配置された
第1および第2の球体と、これら球体間に介装されて両
球体を離間方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第1
および第2の球体のいずれか一方がロッドに対して軸方
向移動可能に設けられたことを特徴として構成されてい
る。
、本発明に係る接触子破損防止装置は所定間隔を隔てて
互いに平行に配置された一対のプレートを含むケースと
、前記プレートの相対向位置にそれぞれ傾斜面を有して
穿設された第1および第2の軸受けと、これら軸受けを
貫通され、かつ傾斜可能に設けられたロッドと、このロ
ッドに当該ロッドの軸方向二地点に配置されるとともに
、前記第1および第2の軸受けに転動可能に配置された
第1および第2の球体と、これら球体間に介装されて両
球体を離間方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第1
および第2の球体のいずれか一方がロッドに対して軸方
向移動可能に設けられたことを特徴として構成されてい
る。
【0008】
【作用】前記ロッドの先端に取付けられる接触子に外力
が加えられると、ロッドは外力に対応して傾斜ないし軸
方向に変位しようとする。この時、ロッドの軸方向に移
動可能に設けられた球体は、前記付勢手段の付勢力に抗
してロッド上を移動を伴いつつ軸受けの傾斜面に沿って
移動し、これによってロッドの傾斜がなされて接触子に
加えられる外力を十分に吸収する。接触子への外力が解
除されたときは前記軸方向に移動した球体は、付勢手段
の付勢力によって初期位置に戻るよう作用され、これに
よりロッドの中立位置への復帰がなされることとなる。
が加えられると、ロッドは外力に対応して傾斜ないし軸
方向に変位しようとする。この時、ロッドの軸方向に移
動可能に設けられた球体は、前記付勢手段の付勢力に抗
してロッド上を移動を伴いつつ軸受けの傾斜面に沿って
移動し、これによってロッドの傾斜がなされて接触子に
加えられる外力を十分に吸収する。接触子への外力が解
除されたときは前記軸方向に移動した球体は、付勢手段
の付勢力によって初期位置に戻るよう作用され、これに
よりロッドの中立位置への復帰がなされることとなる。
【0009】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1には本実施例に係る接触子破損防止装
置の全体構成が示されている。この図において、ケース
1は所定間隔を隔てて互いに平行に配置された上下一対
のプレート2,3と、これらプレート2,3を両端位置
にて相互に連結する側壁4,5とを備えて構成されてい
る。本実施例においては、下方のプレート3と側壁4,
5とは一体的に連結されて略U字状部材として形成され
ている。また、前記プレート2側は図示しないロボット
アーム等に連結されるようになっている。
置の全体構成が示されている。この図において、ケース
1は所定間隔を隔てて互いに平行に配置された上下一対
のプレート2,3と、これらプレート2,3を両端位置
にて相互に連結する側壁4,5とを備えて構成されてい
る。本実施例においては、下方のプレート3と側壁4,
5とは一体的に連結されて略U字状部材として形成され
ている。また、前記プレート2側は図示しないロボット
アーム等に連結されるようになっている。
【0011】前記上下のプレート2,3の相対向位置に
おける中央部には、図2にも示されるようにそれぞれ穿
設されて第1および第2の軸受け7,8が形成されてい
る。第1の軸受け7は、ケース1の内側に向かって次第
に拡開する傾斜面によって形成されており、第2の軸受
け8は前記第1の軸受け7と略同様にケース1の内側に
向かって次第に拡開する傾斜面により形成されている。 本実施例においては、前記第1の軸受け7が第2の軸受
け8よりも大きく形成されている。
おける中央部には、図2にも示されるようにそれぞれ穿
設されて第1および第2の軸受け7,8が形成されてい
る。第1の軸受け7は、ケース1の内側に向かって次第
に拡開する傾斜面によって形成されており、第2の軸受
け8は前記第1の軸受け7と略同様にケース1の内側に
向かって次第に拡開する傾斜面により形成されている。 本実施例においては、前記第1の軸受け7が第2の軸受
け8よりも大きく形成されている。
【0012】前記第1および第2の軸受け7,8を貫通
する方向には、図中下端縁に図示しない接触子が取付け
られるロッド10が配置されている。このロッド10の
直径は、前記第2の軸受け8を形成するための貫通孔の
直径よりも更に小径とされており、これによってロッド
10の傾斜を許容するスペースが確保されるようになっ
ている。このロッド10の軸方向二地点には、前記第1
の軸受け7に転動可能に着座される比較的大きな球体1
2が設けられているとともに、第2の軸受け8に転動可
能に着座され、かつ、前記第1の球体12よりも小径と
された第2の球体13が設けられている。この際、本実
施例においては、前記第1の球体12はロッド10の軸
方向に沿って移動可能となるようにロッド10に遊嵌さ
れ、第2の球体13はロッド10に固定されている。
する方向には、図中下端縁に図示しない接触子が取付け
られるロッド10が配置されている。このロッド10の
直径は、前記第2の軸受け8を形成するための貫通孔の
直径よりも更に小径とされており、これによってロッド
10の傾斜を許容するスペースが確保されるようになっ
ている。このロッド10の軸方向二地点には、前記第1
の軸受け7に転動可能に着座される比較的大きな球体1
2が設けられているとともに、第2の軸受け8に転動可
能に着座され、かつ、前記第1の球体12よりも小径と
された第2の球体13が設けられている。この際、本実
施例においては、前記第1の球体12はロッド10の軸
方向に沿って移動可能となるようにロッド10に遊嵌さ
れ、第2の球体13はロッド10に固定されている。
【0013】前記第1および第2の球体12,13の間
において、前記ロッド10の外周側には付勢手段として
のコイルばね15が介装されている。このコイルばね1
5は、第1および第2の球体12,13を相互に離間す
る方向に付勢するものであり、これによって両球体12
,13が第1および第2の軸受け7,8に所定圧力にて
着座されるようになっている。
において、前記ロッド10の外周側には付勢手段として
のコイルばね15が介装されている。このコイルばね1
5は、第1および第2の球体12,13を相互に離間す
る方向に付勢するものであり、これによって両球体12
,13が第1および第2の軸受け7,8に所定圧力にて
着座されるようになっている。
【0014】次に、本実施例の作用につき、図3および
図4をも参照して説明する。
図4をも参照して説明する。
【0015】初期状態においては、図1および図2に示
されるようにロッド10はコイルばね15の付勢力によ
って第1および第2の球体12,13が、それぞれに対
応した第1および第2の軸受け7,8に正確に着座され
て、ロッド10が中立位置に保持されている。
されるようにロッド10はコイルばね15の付勢力によ
って第1および第2の球体12,13が、それぞれに対
応した第1および第2の軸受け7,8に正確に着座され
て、ロッド10が中立位置に保持されている。
【0016】ここで、ロッド10の図中下端に取付けら
れる図示しない接触子に水平方向から外力Fが加えられ
ると、この外力Fがロッド10に対して傾斜力となって
作用する。そのため、第1の球体12は、第1の軸受け
7を形成する傾斜面の作用によって当該傾斜面に沿いつ
つロッド10の軸方向下方に移動することとなる(図3
参照)。このとき、図示しないセンサによりロッドの変
位を検出して、ロボットアーム等の駆動が停止されるこ
ととなる。
れる図示しない接触子に水平方向から外力Fが加えられ
ると、この外力Fがロッド10に対して傾斜力となって
作用する。そのため、第1の球体12は、第1の軸受け
7を形成する傾斜面の作用によって当該傾斜面に沿いつ
つロッド10の軸方向下方に移動することとなる(図3
参照)。このとき、図示しないセンサによりロッドの変
位を検出して、ロボットアーム等の駆動が停止されるこ
ととなる。
【0017】一方、接触子に対する外力Fが下方より上
下に向けて加えられたときには、前記第1の球体12の
上方への移動は第1の軸受け7によって規制されるため
、この第1の球体12と第2の球体13との間に介装さ
れたコイルばね15の圧縮と、第1の球体12内におけ
るロッド10の上昇移動とにより、第2の球体13が第
2の軸受け8より離間されることとなり(図4参照)、
第2の球体と固定的関係にあるロッド10の上方への移
動が許容され、前述と同じようにしてロボットアーム等
の駆動停止がなされる。
下に向けて加えられたときには、前記第1の球体12の
上方への移動は第1の軸受け7によって規制されるため
、この第1の球体12と第2の球体13との間に介装さ
れたコイルばね15の圧縮と、第1の球体12内におけ
るロッド10の上昇移動とにより、第2の球体13が第
2の軸受け8より離間されることとなり(図4参照)、
第2の球体と固定的関係にあるロッド10の上方への移
動が許容され、前述と同じようにしてロボットアーム等
の駆動停止がなされる。
【0018】従って、本実施例によれば、第1の球体1
2をロッド10に遊嵌する一方、第2の球体13をロッ
ド10に固着し、これら第1及び第2の球体12,13
間にコイルばね15を介装し、かつ、両球体12,13
を傾斜面からなる第1および第2の軸受け7,8に転動
可能に着座させる構成としたから、ロッド10に取付け
られる接触子に対していずれの方向から外力が加えられ
ても、これを吸収すべくロッド10の傾斜および軸方向
移動が行われるため、接触子の破損ひいてはロッド10
の破損を有効に防止できるという効果がある。
2をロッド10に遊嵌する一方、第2の球体13をロッ
ド10に固着し、これら第1及び第2の球体12,13
間にコイルばね15を介装し、かつ、両球体12,13
を傾斜面からなる第1および第2の軸受け7,8に転動
可能に着座させる構成としたから、ロッド10に取付け
られる接触子に対していずれの方向から外力が加えられ
ても、これを吸収すべくロッド10の傾斜および軸方向
移動が行われるため、接触子の破損ひいてはロッド10
の破損を有効に防止できるという効果がある。
【0019】また、接触子に対する外力が解除されたと
きには、コイルばねの付勢力等によって直ちにロッド1
0を中立位置に復帰させることが可能となる。この際、
コイルばね15は一個であり、かつ、ロッド10の外周
に配置されたものであるから、従来構造のように、複数
個のコイルばねを採用したものに比べて部品点数を削減
することが確実に実現され、かつ、複数個のコイルばね
利用のような付勢力のバランス調整も全く必要とされな
いという利点がある。
きには、コイルばねの付勢力等によって直ちにロッド1
0を中立位置に復帰させることが可能となる。この際、
コイルばね15は一個であり、かつ、ロッド10の外周
に配置されたものであるから、従来構造のように、複数
個のコイルばねを採用したものに比べて部品点数を削減
することが確実に実現され、かつ、複数個のコイルばね
利用のような付勢力のバランス調整も全く必要とされな
いという利点がある。
【0020】さらに、本実施例装置の組立てはケース1
を構成する上方のプレート2のみを各側壁4,5の上端
に固定する前に、ロッド10に対して各球体12,13
およびコイルばね15を組み込んだ状態でこれを上方よ
りケース1内に挿入し、この後に上方のプレート2を固
定すればよいものであるため、装置全体の組立作業を極
めて簡単かつ迅速に行い得、また、組立に熟練も何ら要
求されることがない。換言すれば、装置各部の保守,点
検あるいは部品交換も極めて容易となる。
を構成する上方のプレート2のみを各側壁4,5の上端
に固定する前に、ロッド10に対して各球体12,13
およびコイルばね15を組み込んだ状態でこれを上方よ
りケース1内に挿入し、この後に上方のプレート2を固
定すればよいものであるため、装置全体の組立作業を極
めて簡単かつ迅速に行い得、また、組立に熟練も何ら要
求されることがない。換言すれば、装置各部の保守,点
検あるいは部品交換も極めて容易となる。
【0021】さらにまた、付勢手段としてコイルばね1
5を用いたものであるため、ダイヤフラム等の高価な部
品に対して低廉であり、製造コストの低減も図れるとい
う効果がある。
5を用いたものであるため、ダイヤフラム等の高価な部
品に対して低廉であり、製造コストの低減も図れるとい
う効果がある。
【0022】次に、前記実施例における接触子破損防止
装置が変位検出機に用いられた場合について、図5に基
づいて説明する。
装置が変位検出機に用いられた場合について、図5に基
づいて説明する。
【0023】なお、以下の説明において、既述の構成部
分については同一符号により示し、説明を省略する。
分については同一符号により示し、説明を省略する。
【0024】この変位検出機は、前記ロッド10の上端
縁に検出ヘッド20を装着するとともに、この検出ヘッ
ド20に対して直交三軸方向から相対配置される近接セ
ンサ21,22,23を支持部材24に設けたものであ
る。この際、センサとしては静電容量型等の他、高周波
発振型,差動コイル型,磁気型等種々の型式によって構
成することができる。
縁に検出ヘッド20を装着するとともに、この検出ヘッ
ド20に対して直交三軸方向から相対配置される近接セ
ンサ21,22,23を支持部材24に設けたものであ
る。この際、センサとしては静電容量型等の他、高周波
発振型,差動コイル型,磁気型等種々の型式によって構
成することができる。
【0025】従って、このような構成によれば、既述の
効果に加えて接触子の変位方向、あるいは変位量を検出
することができるという効果を更に付加することができ
る。
効果に加えて接触子の変位方向、あるいは変位量を検出
することができるという効果を更に付加することができ
る。
【0026】なお、前記各実施例の説明において、ケー
ス1は図中紙面直交方向において開放型について図示,
説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるもので
なく、上下のプレート2,3を平行に支持し得る限りに
おいて種々変更可能であり、かつ、密閉型にすることも
できる。また、各プレート2,3に形成された軸受け7
,8の大きさ、及び第1および第2の球体12,13の
大きさの各相対関係も何ら限定されるものでなく、それ
ぞれ同一の大きさにしてもよい。但し、第1の軸受け7
および第1の球体12を第2の軸受け8および第2の球
体13に対して大きく設けた場合には、ロッド10の傾
斜角度をより大きく確保できるという利点がある。
ス1は図中紙面直交方向において開放型について図示,
説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるもので
なく、上下のプレート2,3を平行に支持し得る限りに
おいて種々変更可能であり、かつ、密閉型にすることも
できる。また、各プレート2,3に形成された軸受け7
,8の大きさ、及び第1および第2の球体12,13の
大きさの各相対関係も何ら限定されるものでなく、それ
ぞれ同一の大きさにしてもよい。但し、第1の軸受け7
および第1の球体12を第2の軸受け8および第2の球
体13に対して大きく設けた場合には、ロッド10の傾
斜角度をより大きく確保できるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればロ
ッドの傾斜を許容するよう構成したことにより、接触子
の破損を有効に回避できるとともに、部品点数の削減等
によって製造コストを低減でき、さらに熟練を要求され
ることなく組立が可能となり、かつ、装置の保守,点検
も極めて容易な接触子破損防止装置を提供できるという
効果がある。
ッドの傾斜を許容するよう構成したことにより、接触子
の破損を有効に回避できるとともに、部品点数の削減等
によって製造コストを低減でき、さらに熟練を要求され
ることなく組立が可能となり、かつ、装置の保守,点検
も極めて容易な接触子破損防止装置を提供できるという
効果がある。
【図1】接触子破損防止装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】ロッドが傾斜した状態を示す図2と同様の図で
ある。
ある。
【図4】ロッドが上昇した状態を示す図2と同様の図で
ある。
ある。
【図5】本発明装置が変位検出機に適用された場合の概
略構成を示す斜視図である。
略構成を示す斜視図である。
1 ケース
2 プレート
3 プレート
7 第1の軸受け
8 第2の軸受け
10 ロッド
12 第1の球体
13 第2の球体
15 付勢手段としてのコイルばね。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定間隔を隔てて互いに平行に配置さ
れた一対のプレートを含むケースと、前記プレートの相
対向位置にそれぞれ傾斜面を有して穿設された第1およ
び第2の軸受けと、これら軸受けを貫通され、かつ傾斜
可能に設けられたロッドと、このロッドに当該ロッドの
軸方向二地点に配置されるとともに、前記第1および第
2の軸受けに転動可能に配置された第1および第2の球
体と、これら球体間に介装されて両球体を離間方向に付
勢する付勢手段とを備え、前記第1および第2の球体の
いずれか一方がロッドに対して軸方向移動可能に設けら
れたことを特徴とする接触子破損防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41315490A JPH04221708A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 接触子破損防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41315490A JPH04221708A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 接触子破損防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221708A true JPH04221708A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18521845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41315490A Withdrawn JPH04221708A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 接触子破損防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04221708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230238A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Yaskawa Electric Corp | ロボットの制御装置およびロボットを制御する方法 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP41315490A patent/JPH04221708A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230238A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Yaskawa Electric Corp | ロボットの制御装置およびロボットを制御する方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |