JPH04221134A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH04221134A
JPH04221134A JP9050791A JP9050791A JPH04221134A JP H04221134 A JPH04221134 A JP H04221134A JP 9050791 A JP9050791 A JP 9050791A JP 9050791 A JP9050791 A JP 9050791A JP H04221134 A JPH04221134 A JP H04221134A
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hot water
bidet
cleaning
washing
nozzle
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Hiroyuki Matsui
宏之 松井
Kazuaki Fujita
藤田 和明
Manabu Seno
瀬野 学
Yoshitaka Morikawa
由隆 森川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の局部を温水等で
洗浄する衛生洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の衛生洗浄装置の外観図を
示し図9は、その平面要部を示す略図である。1は便器
であり、2、3は便器1に取付けられた温水噴射手段で
ある洗浄ノズルで2は人体肛門部を洗浄する肛門用洗浄
ノズル、3は女性局部を洗浄するビデ用洗浄ノズルであ
る。肛門用洗浄ノズル2とビデ用洗浄ノズル3は、図9
の如く、便器1の両側から便器中央部に向かって挿着さ
れており、非使用時は、それぞれ、ノズルシリンダ4、
5内に収納され、使用時のみ、温水噴射口が便器1中心
軸上に突出し、上方に温水を噴射してそれぞれの用途に
供する。6は洗浄装置本体で、内部に温水タンク、加圧
ポンプ、制御装置等が収納され、7は電源スイッチ、8
は湯温調節つまみ、9は湯量調節つまみである。10は
洗浄スイッチと、洗浄ノズルの切換弁が連動した操作つ
まみであり、切、肛門洗浄、ビデ洗浄を切換えるもので
ある。11、12は洗浄装置本体6と肛門用洗浄ノズル
2およびビデ用洗浄ノズル3を接続する接続ホースであ
り、それぞれに温水を供給する。13は使用者が腰かけ
る便座であり、14は便ブタである。
【0003】この構成において、使用者は、便座13に
腰かけ、排便を行ったのち、操作つまみ10を作動させ
て肛門部を肛門洗浄ノズル2で洗浄を行ったり、女性の
場合は、女性局部をビデ用洗浄ノズル3で洗浄するが、
特に女性の場合は、排便後であっても肛門洗浄後、ビデ
洗浄を行うし、また生理時は、ビデ洗浄後、肛門洗浄を
行なうことが一般的である。つまり一方の洗浄ノズルを
使った後、他方の洗浄ノズルを使うことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の衛
生洗浄装置では、肛門洗浄を行った続きに、ビデ洗浄を
行った場合、ビデ用洗浄ノズル3が、冷え込んでいる為
、温水が冷却されて非常につめたくなり、これは快よい
暖かさ(約40℃)で肛門洗浄を行ったのち、ビデ洗浄
に切換えて急に冷水をあびることとなるので、使用上非
常に不具合であった。冬期など室温が5℃以下になるよ
うなトイレでは、冷水の温度が非常に低くなりヒャッと
飛び上がるほどにもなる。女性の洗浄部分は特に敏感で
あり、不快感は著しい。ビデ用洗浄ノズルという女性に
とって非常に有難い機能も、このようなものでは使用に
耐えないことになる。ビデ洗浄から肛門洗浄を行う場合
も同様のことがいえる。
【0005】また、従来では、洗浄ノズルが、便器の両
側にあり、温水タンクを収納した洗浄装置本体6が便器
1の一方側にある為、洗浄ノズルのどちらか一方の接続
ホースが非常に長くなる。この従来例では、ビデ用洗浄
ノズル3に接続されるホース12が長くなっている。そ
して、ホースが長いため使用中にも水が冷やされるし、
非使用時のホース内の残水も多くなり、使用初期のヒャ
ッとした感じが更に助長されるし、使用中の温水温度も
、室温が低いほど低くなり、季節によってまた、1日に
おいても朝夕使用するのと昼使用するのでは温度的な使
用感が大きく異なり不具合である。また、接続ホース1
1、12の長さが異なる為、操作つまみ10を操作して
から、洗浄ノズル2、3から温水が噴射するまでの時間
に差が出る。すなわち、ビデ用洗浄ノズル3の方が接続
ホース12が長いため、応答速度が遅くなり、肛門用、
ビデ用を交互に使用する場合、不具合である。
【0006】これらを解消する為には、温水タンクをノ
ズルの中央に位置させて接続ホース11、12の長さを
等しくかつ短くすれば良いが、便座1の広さも標準並に
し、温水量も、使用上満足出来る程度に確保する為には
、温水タンクをノズルの中央に設けることは、寸法上難
しくなり、便器1のどちらか一方に寄せざるを得ず、し
たがって便器1の両側に洗浄ノズルを位置させた場合、
上述の欠点はまぬがれない。
【0007】更に従来例では、洗浄ノズルが便器1内に
設けられている為、汚物や汚水がかかって非常に不潔で
ある。
【0008】更に温水の噴射方向が垂直であるため、洗
浄局部を突き刺すような不快感があるし、位置ズレがし
た場合、腰全体を水平方向にずらして調節しなければな
らない。
【0009】本発明は上記の欠点を解消するものであり
、複数の温水噴射手段を備えた衛生洗浄装置において、
一方を使用した後、引き続いて他方を使用した場合、冷
たい温水噴射手段で温水が冷やされ、冷水を噴射して使
用者に不快感を与えるのを防止し、温水噴射手段の切り
換えにおいても使用者に温度変化を感じさせず心地良く
洗浄でき、かつ、最適な温水噴射角度を得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、便座に着座した人体の後方より伸出し、温
水を噴射する複数の温水噴射手段を備え、複数の温水噴
射手段は互いに近接させて設けると共に、少なくとも一
部を一体構成とし、複数の温水噴射手段のうち一方を肛
門洗浄用、他方をビデ用とし、ビデ用温水噴射口の面積
を肛門洗浄用温水噴射口の面積より広くし、ビデ用の温
水噴射口の伸出時の位置を肛門洗浄用の温水噴射口の伸
出時の位置より前方とし、かつ、前方水平方向に対する
ビデ用の温水噴射口からの温水噴射角度を90°より小
さくすると共に、ビデ用の温水噴射口からの温水噴射角
度を、前方水平方向に対する肛門洗浄用の温水噴射口か
らの温水噴射角度より大きくしたものである。
【0011】
【作用】本発明の衛生洗浄装置は、上記構成により、複
数の温水噴射手段の一方を使用したとき、温水洗浄中に
他方の温水噴射手段へ熱を与えて予熱し、温水噴射手段
の切り換えを行っても、温水が冷やされることがない。
【0012】また、ビデ用温水噴射口(以降ビデ用噴射
口という)の面積を肛門洗浄用の温水噴射口(以降肛門
洗浄用噴射口という)の面積より広くしているため、肛
門洗浄は噴射圧力が強くて洗浄効果が高く、ビデ洗浄は
ソフトでさわやかな洗浄が行える。
【0013】また、肛門洗浄、ビデ洗浄共に人体後方か
らの斜め方向の洗浄であるため、洗浄局部に温水が付き
刺さるような不快感もなく、かつ、位置ずれが生じても
、体を多少傾斜させる程度で位置調節が可能である。
【0014】また、伸出時のビデ用噴射口の位置が肛門
洗浄用噴射口の位置より前方となっており、かつ、前方
水平方向に対するビデ用噴射口からの温水噴射角度が肛
門洗浄用噴射口からの温水噴射角度より大きくなってい
るため、的確に洗浄局部に噴射することができ、特に、
ビデ洗浄時に的が外れて前に飛び出すようなことがない
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例を示す衛生洗浄
装置の外観図、図2は図1の略平面図で説明に必要な内
部構成部品を破線で示した図である。
【0017】図3は、洗浄機能部品を水路順に配列した
洗浄回路図である。15は内部に洗浄機能を収納する装
置本体であり、16は使用者が腰かける便座、17は便
フタである。便座16、便フタ17は回転軸18により
装置本体15に回動自在に取付けられている。装置本体
15は便器19上に載置されている。装置本体15の内
部には、加圧ポンプ20、電磁弁21、装置本体15の
右隅におかれた温水タンク22が順次接続されており、
温水タンク22からはバキュームブレーカ23を介して
、流路切換弁24にホース25で接続され、更に流路切
換弁24からは、温水噴射手段となる2つの洗浄ノズル
にホース26、27で接続されている。ホース26に接
続された方は、肛門用洗浄ノズル28であり、ホース2
7に接続された方は、ビデ用洗浄ノズル29である。 装置本体15には、先端にフィルタ30を設けた給水ホ
ース31を接続し、フィルタ30は、水源となる便器洗
浄用シスタン32に投入されている。
【0018】肛門用洗浄ノズル28及びビデ用洗浄ノズ
ル29は図4の分解図に示すように、ガイド部33で2
者1体となっており、寸法の短かい側が肛門用、寸法の
長い側がビデ用の機能を果し、両者平行に設けられてい
る。図5及び図6は、両者の中心軸を通る平面で断面し
た断面図である。34は先端に肛門洗浄用の噴射口36
を有するノズル本体であり、35は、同じくビデ洗浄用
の噴射口37を有するノズル本体である。ノズル本体3
4、35は共に、頭部34a、35aを除いて外形状が
六角形になっており、内部に通水路34b、35bを有
している。38、39はガイド部33の円筒部40、4
1に嵌挿されている金属製のシリンダで近接して平行に
設けられているため、互いに熱的移動が可能となってい
る。42、43は内形状が、ノズル本体34、35の六
角形寸法より若干大なる六角形をした回転止メでありガ
イド部33の穴にねじ44、45でそれぞれ固定されて
おりノズル本体34、35の回転を規制している。ガイ
ド部33のねじ穴33a、33bは長穴になっており、
回転止メ42、43の固定に回転方向に余裕があり、回
転方向の調整が可能になっている。46、47はスプリ
ングで、ノズル本体34、35をシリンダ38、39内
へ収納する方向に付勢している。48、49はシリンダ
38、39内に温水を導く給水口である。洗浄ノズルは
、給水口48、49より温水を供給された時、便器19
側に移動し、ノズル本体34、35の頭部に設けたパッ
キン50、51がガイド部33の円筒部40、41に当
接した時、ノズル本体34、35とガイド部33のすき
間を封止すると同時に、ノズル本体34、35の突出が
停止し、噴射口36、37から上方の人体局部に向かっ
て温水を噴射する。
【0019】図5はその状態を示す図であるが、説明上
、肛門用、ビデ用両洗浄ノズルが突出した状態を示して
いる。本衛生洗浄装置の場合は、流路切換弁24で、使
用者が、どちらかを選択して使用する。
【0020】図6は洗浄ノズルに温水が供給されていな
い状態である。この肛門用、ビデ用が一体となった洗浄
ノズルは、図2のように装置本体15内に収納されてお
り、便器19及び衛生洗浄装置の中心軸52に対して、
給水口48、49を温水タンク22側に向けて、斜めに
かつ、洗浄ノズルの中心軸を斜め下方に向けて取り付け
られている。肛門洗浄ノズル28が、中心軸52に近い
方であり、肛門用洗浄ノズル28とビデ用洗浄ノズルは
、同高さである。ノズル本体34、35が最大突出した
時には、噴射口36、37が中心軸52上に位置する寸
法となっている。両者の前後方向の位置は噴射口37の
方が36に比べ、3cm程度前方にあり、噴射口36、
37の穴径は噴射口37の方が36より大となっており
、これは、ビデ用洗浄ノズルの方が、寸法的に長くなっ
て圧損が大きくなる為であり、これにより、噴射口36
、37から噴射される温水流量は両者ほぼ同等となるが
、噴射圧力的には、噴射口37からの洗浄水の方が弱く
なり、ソフトなビデ洗浄が可能となる。肛門用は噴射圧
力が強くて洗浄効果が高く、ビデ用はソフトでさわやか
な洗浄を行うことが出来る。
【0021】図7は衛生洗浄装置を用いて人が洗浄して
いる状態を略図的に示したものである。肛門用洗浄ノズ
ル28のノズル本体34の噴射口36からの噴射(前方
水平方向に対する噴射角度α)も、ビデ用洗浄ノズル2
9のノズル本体35の噴射口37からの噴射(前方水平
方向に対する噴射角度β)も、共に90°より小さく、
かつ、βはαより大きくなっている。本実施例では、α
を約50°、βを約60°としている。したがって、従
来例のような垂直方向から洗浄した場合のように、温水
が洗浄局部に入りこむような不快感がないし、便座への
座り方によって、洗浄位置が多少ずれても体を少し倒す
程度で位置合わせが簡単にできる。また、人体の前方を
洗うビデ用の噴射角度βのほうがαより大きくなってい
るため、便座の後方に座りすぎて、温水が前に飛び出し
てしまうといった失敗がない。
【0022】図1の53は流路切換弁24に連動したつ
まみであり、使用者が、肛門用洗浄ノズル28か、ビデ
用洗浄ノズル29のいずれかを選択するものである。5
4は、加圧ポンプ20及び電磁弁21の駆動装置(図示
しない)に連動した操作つまみであり、これを操作する
ことにより洗浄を行うことが出来る。
【0023】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が便座16上に腰かけ操作つまみ54
を操作すると加圧ポンプ20及び電磁弁21が作動し、
シスタン32からフィルタ30を通して水が吸引され、
装置本体15内に導かれる。更に水は加圧ポンプ20で
加圧され温水タンク22に入り温水ヒータ(図示しない
)で温められ、適温(約40℃)の温水となってバキュ
ームブレーカ23から、流路切換弁24に送られる。 使用者は、肛門洗浄又はビデのいずれかの用途に合わせ
てつまみ53を用いて流路切換弁24を切換えており、
肛門洗浄の場合は、肛門用洗浄ノズル28へ、またビデ
の場合は、ビデ用洗浄ノズル29へ温水が送り込まれる
。洗浄ノズルに送りこまれた温水は、給水口48又は4
9を通ってシリンダ38又は39に入り、ノズル本体3
4又は35に力を加える。
【0024】ノズル本体34又は35はスプリング46
又は47の荷重に抗して便器19の内側方向へ移動し、
ノズル本体34又は35の噴射口36又は37が便器1
9の中心軸52上に出た時、パッキン50又は51が、
ガイド部33の円筒部40又は41に当たり、ノズル本
体34又は35の突出が停止する。その時、温水は、ノ
ズル本体34又は35の内部の通水路34b又は35b
を通って噴射口36又は37から人体の局部に向かって
噴射し、洗浄に供せられる。噴射口と36は肛門部を噴
射口37は女性局部を向いており、前述したように洗浄
に最も適した位置と噴射角度で洗浄できる。洗浄圧力も
肛門洗浄の場合は強くなり、ビデ洗浄の場合は弱くなっ
ている。
【0025】肛門洗浄ノズル28を先に使用した時は、
肛門用のシリンダ38が暖められ、その熱がビデ用のシ
リンダ39に伝わり、ビデ用洗浄ノズル29全体を予熱
するし、逆に、ビデ用洗浄ノズル29を先に使用した場
合は、肛門用洗浄ノズル28を予熱する。これにより、
流路切換弁24を切換えても、切換えた側の洗浄ノズル
から即座に適温の温水が噴射する。したがって、一方の
洗浄ノズルを使用したのち、他方に切換えても、温水が
切換えられた洗浄ノズルにより冷やされ冷水を吐出する
ということがほとんどなく、連続して心地よい温水で洗
浄が出来る。特に女性の場合一回の洗浄で切換えて使用
することが多く、その際、切換えた時ヒャッとする感じ
がほとんどない。
【0026】また、肛門用洗浄ノズル28及びビデ用洗
浄ノズル29が平行に取付けられており給水口48、4
9が近接しているため、流路切換弁24から両者の洗浄
ノズル28、29への接続ホース27、28がほぼ同寸
法となる。したがって、各洗浄ノズルの応答速度がほぼ
等しくなり、肛門用、ビデ用を交互に使用しても不自然
さを感じずに洗浄可能である。
【0027】また、洗浄した場合、汚物が飛散するが、
洗浄部の形状からいって、便器19の中心軸方向に飛散
する。本実施例では、洗浄ノズル28、29を共に装置
本体15及び便器19の中心軸に対して斜めに取付けて
あるので、汚物の飛散を受けることが少なく、よって、
汚物による洗浄ノズルのつまりや摺動不良腐蝕等の故障
になることが少ない。
【0028】また、給水口48、49が共に温水タンク
22及び流路切換弁24側に向いているため、接続用の
ホース27、26が短かくなり、配管中の残水を最小限
にすることが出来るし、洗浄ノズル28、29及び接続
用のホース、26、27及び温水タンク22が装置本体
15内に収納されている為、保温され、非使用時の温度
低下も少ないまた、肛門用洗浄ノズル28がビデ用洗浄
ノズル29よりも便器中心軸52に近い側に取り付けら
れている為、ノズル本体34、35の噴射口36、37
が便器中心軸上に出るためには、肛門用洗浄ノズル28
の方がビデ用洗浄ノズル29より短くなる。したがって
、ビデ用洗浄ノズル29の方が圧損が大きくなり、ビデ
側の洗浄圧力の方が肛門側の洗浄圧力よりソフトになる
。理にかなった洗浄が可能であり、洗浄感がよく、洗浄
効果も高い。
【0029】なお、本実施例では肛門用洗浄ノズル本体
34とビデ用洗浄ノズル本体35を独立させた場合につ
いて述べたが、1つのノズル本体内に肛門用とビデ用の
2つの水路を設けた場合でも、同様の作用効果を得るこ
とが出きる。
【0030】
【発明の効果】このように本発明では、便座に着座した
人体の後方より伸出し、温水を噴射する複数の温水噴射
手段を備え、複数の温水噴射手段は互いに近接させて設
けると共に、少なくとも一部を一体構成としているため
、複数の温水噴射手段の一方を使用したとき、温水洗浄
中に他方の温水噴射手段へ熱を与えて予熱することがで
きるので、温水噴射手段の切り換えを行っても、温水が
冷やされることがない。したがって、切り替えた直後で
も快適に洗浄することができる。
【0031】また、ビデ用噴射口の面積を肛門洗浄用噴
射口の面積より広くしているため、肛門洗浄は噴射圧力
が強くて洗浄効果が高く、ビデ洗浄はソフトでさわやか
な洗浄が行える。
【0032】また、肛門洗浄、ビデ洗浄共に人体後方か
らの斜め方向の洗浄であるため、洗浄局部に温水が付き
刺さるような不快感もなく、かつ、位置ずれが生じても
、体を多少傾斜させる程度で位置調節が簡単にできる。
【0033】また、伸出時のビデ用噴射口の位置が肛門
洗浄用噴射口の位置より前方となっており、かつ、前方
水平方向に対するビデ用噴射口からの温水噴射角度が肛
門洗浄用噴射口からの温水噴射角度より大きくなってい
るため、的確に洗浄局部に噴射することができ、特に、
ビデ洗浄時に的が外れて前に飛び出すようなことがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の衛生洗浄装置の外観図
【図2
】同じく略平面図
【図3】同じく洗浄回路図
【図4】実施例の温水噴射手段の分解図
【図5】同温水
噴射手段の噴射部分の突出した状態の断面図
【図6】同噴射部分が収納された状態の断面図
【図7】
実施例の洗浄装置を用いて洗浄している状態略図
【図8】従来の衛生洗浄装置の外観図
【図9】同平面要部を示す略図
【符号の説明】
15  装置本体 28  肛門洗浄ノズル(温水噴射手段)29  ビデ
洗浄ノズル(温水噴射手段)36  肛門洗浄用噴射口 37  ビデ用噴射口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座に着座した人体の後方より伸出し、温
    水を噴射する複数の温水噴射手段を備え、前記複数の温
    水噴射手段は互いに近接させて設けられると共に、少な
    くとも一部を一体構成とし、前記複数の温水噴射手段の
    うち一方を肛門洗浄用、他方をビデ用とし、前記ビデ用
    の温水噴射手段の温水噴射口の面積を、前記肛門洗浄用
    の温水噴射手段の温水噴射口の面積より広くし、前記ビ
    デ用の温水噴射口の伸出時の位置を前記肛門洗浄用の温
    水噴射口の伸出時の位置より前方とし、かつ、前方水平
    方向に対する前記ビデ用温水噴射口からの温水噴射角度
    を90°より小さくすると共に、前記ビデ用温水噴射口
    からの温水噴射角度を、前方水平方向に対する前記肛門
    洗浄用の温水噴射口からの温水噴射角度より大きくして
    なる衛生洗浄装置。
JP3090507A 1991-04-22 1991-04-22 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH068546B2 (ja)

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JPH04221134A true JPH04221134A (ja) 1992-08-11
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