JPH0422010A - ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル - Google Patents
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルInfo
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- JPH0422010A JPH0422010A JP12492490A JP12492490A JPH0422010A JP H0422010 A JPH0422010 A JP H0422010A JP 12492490 A JP12492490 A JP 12492490A JP 12492490 A JP12492490 A JP 12492490A JP H0422010 A JPH0422010 A JP H0422010A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、内部半導電層の特性が改善されたゴム・プラ
スチック絶縁電力ケーブルに関する。
スチック絶縁電力ケーブルに関する。
［従来技術及び発明が解決しようとする課題］ゴム・プ
ラスチック絶縁電力ケーブルは幅広く使用されており、
特に、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの需要は拡大
の一途にあり、２７５ＫＶ等の超高圧用ケーブルにも適
用されるようになってきた。
ラスチック絶縁電力ケーブルは幅広く使用されており、
特に、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの需要は拡大
の一途にあり、２７５ＫＶ等の超高圧用ケーブルにも適
用されるようになってきた。
従来、ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの内部半導
電層は、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、
エチレンアクリル酸共重合体、エチレンプロピレンゴム
等に導電性カーボンブラックを多量に充填した半導電性
組成物を押出被覆することにより形成してきた。この場
合、導電性能は充填するカーボンブラックにより付与さ
れるが、目標性能を得るためには多量のカーボンブラッ
クを添加することが必要である。
電層は、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、
エチレンアクリル酸共重合体、エチレンプロピレンゴム
等に導電性カーボンブラックを多量に充填した半導電性
組成物を押出被覆することにより形成してきた。この場
合、導電性能は充填するカーボンブラックにより付与さ
れるが、目標性能を得るためには多量のカーボンブラッ
クを添加することが必要である。
しかし、カーボンブラックの多量の添加は、押出成形性
、平滑性を低下させることから、添加量には自ずと限界
があり、カーボンブラック単独では超高圧ケーブル用内
部半導電層に必要な性能を付与することは困難であった
。
、平滑性を低下させることから、添加量には自ずと限界
があり、カーボンブラック単独では超高圧ケーブル用内
部半導電層に必要な性能を付与することは困難であった
。
超高圧ケーブルにおいては高電界がかかるため、ケーブ
ル諸特性のより一層の向上が必要であり、内部半導電層
にあっては、ケーブルの誘電損失を少なくするために導
電性能の向上、安定化が不可欠であり、また、電界を緩
和するために絶縁層との界面の平滑性向上が不可欠であ
る。
ル諸特性のより一層の向上が必要であり、内部半導電層
にあっては、ケーブルの誘電損失を少なくするために導
電性能の向上、安定化が不可欠であり、また、電界を緩
和するために絶縁層との界面の平滑性向上が不可欠であ
る。
［課題を解決するための手段］
本発明は、上記課題に鑑み鋭意検討の結果完成されたも
ので、導体上に内部半導電層、絶縁体層、外部半導電層
をこの順に設けてなるゴム・プラスチック絶縁電力ケー
ブルにおいて、前記内部半導電層が、オレフィン系樹脂
１００重量部に対してカーボンファイバ５〜２０重量部
、カーボンブラック５〜７０重量部を配合してなる組成
物で形成された内層と、オレフィン系樹脂１００重量部
に対してカーボンブラック５〜８０重量部を配合してな
る組成物で形成された外層とからなることを特徴とする
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルである。
ので、導体上に内部半導電層、絶縁体層、外部半導電層
をこの順に設けてなるゴム・プラスチック絶縁電力ケー
ブルにおいて、前記内部半導電層が、オレフィン系樹脂
１００重量部に対してカーボンファイバ５〜２０重量部
、カーボンブラック５〜７０重量部を配合してなる組成
物で形成された内層と、オレフィン系樹脂１００重量部
に対してカーボンブラック５〜８０重量部を配合してな
る組成物で形成された外層とからなることを特徴とする
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルである。
本発明におけるオレフィン系樹脂としては、超低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重
合体、エチレンアクリル酸エチル共重合体、エチレンプ
ロピレンゴム、ポリプロピレン等の単独もしくはこれら
オレフィン系樹脂の混合物を使用することができる。
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重
合体、エチレンアクリル酸エチル共重合体、エチレンプ
ロピレンゴム、ポリプロピレン等の単独もしくはこれら
オレフィン系樹脂の混合物を使用することができる。
カーボンファイバとしては、長繊維、短ｉ維の何れを用
いてもよく、特に限定するものではないが、直径１０〜
１５μｍ、アスペクト比５０〜５００のものが好ましい
。
いてもよく、特に限定するものではないが、直径１０〜
１５μｍ、アスペクト比５０〜５００のものが好ましい
。
カーボンファイバクとしては、アセチレンブラック、導
電性ファーネスブラック、ケッチエンブラック等の導電
性カーボンブラックが好ましい。
電性ファーネスブラック、ケッチエンブラック等の導電
性カーボンブラックが好ましい。
本発明においては、内部半導電層の内層はカーボンブラ
ックとカーボンファイバとの併用により高い導電性を有
する樹脂組成物で形成する。
ックとカーボンファイバとの併用により高い導電性を有
する樹脂組成物で形成する。
内層におけるカーボンファイバの配合量は、オレフィン
系樹脂１００重量部に対して５〜２０重量部である。そ
の理由は、５重量部未満ては導電性が不十分であり、２
０重量部を超えると導電性は飽和傾向となり経済的にも
好ましくないためである。また、カーボンブラックの配
合量はオレフィン系樹脂１００重量部に対して５〜７０
重量部である。その理由は、５重量部未満ては導電性が
不十分てあり、７０重量部を超えると押出成形性が悪化
するためである。
系樹脂１００重量部に対して５〜２０重量部である。そ
の理由は、５重量部未満ては導電性が不十分であり、２
０重量部を超えると導電性は飽和傾向となり経済的にも
好ましくないためである。また、カーボンブラックの配
合量はオレフィン系樹脂１００重量部に対して５〜７０
重量部である。その理由は、５重量部未満ては導電性が
不十分てあり、７０重量部を超えると押出成形性が悪化
するためである。
本発明においては、内部半導電層の外層はカーボンブラ
ック単独添加の導電性組成物で形成する。
ック単独添加の導電性組成物で形成する。
外層におけるカーボンブラックの配合量は、オレフィン
系樹脂１００重量部に対して５〜８０重量部である。押
出表面の平滑性の点から特に６５重量部以下が好ましい
。
系樹脂１００重量部に対して５〜８０重量部である。押
出表面の平滑性の点から特に６５重量部以下が好ましい
。
本発明の内部半導電層形成用組成物には、上記した以外
の配合剤として、酸化防止剤、滑剤、架橋剤等の通常使
用する添加剤を必要に応じて添加するものである。
の配合剤として、酸化防止剤、滑剤、架橋剤等の通常使
用する添加剤を必要に応じて添加するものである。
［作用コ
本発明においては、カーボンブラックとカーボンファイ
バにより導電性を付与した高導電性組成物により内部半
導電層の内層を形成する。この内層は導電性が卓越して
いるため、効果的な電界緩和性を示す。一方、この層は
カーボンファイバを配合′しているため平滑性を損なう
懸念があり、この懸念をなくすために、カーボンブラッ
ク単独添加の導電性組成物で外層を形成し内部半導電層
と絶縁体層との界面の不整を未然に防止し耐電圧を向上
させるものである。
バにより導電性を付与した高導電性組成物により内部半
導電層の内層を形成する。この内層は導電性が卓越して
いるため、効果的な電界緩和性を示す。一方、この層は
カーボンファイバを配合′しているため平滑性を損なう
懸念があり、この懸念をなくすために、カーボンブラッ
ク単独添加の導電性組成物で外層を形成し内部半導電層
と絶縁体層との界面の不整を未然に防止し耐電圧を向上
させるものである。
［実施例］
本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例１〜５、比較例１．２
２５０ｍ１Ｔ１２の導体上に内部半導電層の内層と外層
、絶縁層、外部半導電層をこの順に同時押出により被覆
形成し架橋してケーブルコアを形成した。そのあと、常
法にしたがって金属遮蔽層、押え巻テープ層、シースを
設けて評価用ケーブルとした。
、絶縁層、外部半導電層をこの順に同時押出により被覆
形成し架橋してケーブルコアを形成した。そのあと、常
法にしたがって金属遮蔽層、押え巻テープ層、シースを
設けて評価用ケーブルとした。
なお、内部半導電層の内層、外層には第１表に示す材料
を、絶縁層には低密度ポリエチレン、外部半導電層には
内部半導電層と同一材料を使用し、いずれの層にも架橋
剤等通常の添加剤を配合した。
を、絶縁層には低密度ポリエチレン、外部半導電層には
内部半導電層と同一材料を使用し、いずれの層にも架橋
剤等通常の添加剤を配合した。
また、内部半導電層は内層、外層合計１．０ｍｍ厚とし
、絶縁層は３．５ｍｍ厚、外部半導電層は］、Ｏｍｍ厚
とした。
、絶縁層は３．５ｍｍ厚、外部半導電層は］、Ｏｍｍ厚
とした。
得られたケーブルについてそれぞれの電気特性並びに内
部半導電層の絶縁層側界面の平滑性について評価し評価
結果を第１表に示した。
部半導電層の絶縁層側界面の平滑性について評価し評価
結果を第１表に示した。
［発明の効果］
第１表の結果から明らかなように、本発明の電カケーフ
ルは、内部半導電層の導電性能、平滑性か大幅に向上し
ているため、ケーブルの誘電損失は小さくなり、また、
絶縁破壊強度が向上して、ケーフル全体の性能向上が顕
著であり、高圧用途に有効性を特徴する 特許出願人 古河電気工業株式会社
ルは、内部半導電層の導電性能、平滑性か大幅に向上し
ているため、ケーブルの誘電損失は小さくなり、また、
絶縁破壊強度が向上して、ケーフル全体の性能向上が顕
著であり、高圧用途に有効性を特徴する 特許出願人 古河電気工業株式会社
Claims (1)
- 導体上に内部半導電層、絶縁体層、外部半導電層を設け
てなるゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルにおいて、
前記内部半導電層が、オレフィン系樹脂１００重量部に
対してカーボンファイバ５〜２０重量部及びカーボンブ
ラック５〜７０重量部を配合してなる組成物で形成され
た内層と、オレフィン系樹脂１００重量部に対してカー
ボンブラック５〜８０重量部を配合してなる組成物で形
成された外層とからなることを特徴とするゴム・プラス
チック絶縁電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12492490A JPH0422010A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12492490A JPH0422010A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422010A true JPH0422010A (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=14897521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12492490A Pending JPH0422010A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0422010A (ja) |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP12492490A patent/JPH0422010A/ja active Pending
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