JPH04219071A - 2値化装置 - Google Patents

2値化装置

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JPH04219071A
JPH04219071A JP2403852A JP40385290A JPH04219071A JP H04219071 A JPH04219071 A JP H04219071A JP 2403852 A JP2403852 A JP 2403852A JP 40385290 A JP40385290 A JP 40385290A JP H04219071 A JPH04219071 A JP H04219071A
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Withdrawn
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JP2403852A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sakauchi
祐一 坂内
Kunihiro Yamamoto
邦浩 山本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多値画像データを2値画
像データに変換して出力する2値化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、多値(階調)データを2値化する
手段としてデイザ法による方法があつた。通常デイザ法
では、m×n(m,nは自然数)のデイザマトリクスを
用意し、多値データを対応するマトリクス要素中の閾値
と比較して2値化判定を行い、m×nの2値化ブロツク
を形成し、これによつて疑似的に中間調画像を再現する
ものである。
【0003】しかしながら、デイザ法においては表現で
きる階調数はm×n+1に限られ、解像度に関しても良
好ではない。これに対して1975年にFloid と
Steinberg により“An Adaptive
 Algorithm for Special Gr
ayscal”SID DIGESTという論文の中で
提案された誤差拡散法は、解像度、階調共にデイザ法よ
り優れた手法であり、最近特に注目されている手法であ
る。
【0004】誤差拡散法においては、固定閾値で二値化
を行い、着目画素濃度に後方画素からの拡散誤差を加え
た補正濃度と二値化濃度(多値データが8ビツトの場合
0 or 255)との差を新たな誤差として前方に拡
散されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
の誤差拡散法においては、処理始めの領域に濃度の低い
部分がある場合には、処理始めの領域にドツトが打たれ
ず白く抜けるという現象が発生するという欠点を有する
。また、画像にエツジ部付近の低濃度領域においても同
様の現象が生じていた。
【0006】更には、一様な低濃度領域においては、ド
ツトが一様に打たれず再生画像に目障りな粒状間があつ
た。更には、一様濃度領域でテスクチヤが現われ疑似輪
部が発生することもあつた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、例えば、入力
画像の状態によらず高品位な再生画像を得ることを可能
ならしめる2値化装置を提供しようとするものである。 本発明に係る一実施例では、上述の目的を達成する一手
段として以下の構成を備える。
【0008】即ち、多値画像データを2値画像データに
変換して出力する2値化装置であつて、2値化処理済の
出力画素濃度を複数記憶する記憶手段と、該記憶手段内
に格納される2値化済画素濃度のうち、注目画素位置周
辺領域の所定範囲以内の画素濃度を参照して2値平均濃
度を算出する算出手段と、該算出手段により算出した2
値平均濃度に一定のバイアス信号を加えて閾値を設定す
る閾値設定手段と、注目画素の2値化誤差を注目画素の
後方画素へ配分する誤差配分手段と、注目画素濃度に誤
差配分手段により配分された誤差を加えた量を補正濃度
とし、該補正濃度と閾値設定手段によつて設定された閾
値とを比較して2値化を行なうとともに、補正濃度と前
記2値平均濃度との差を新たな誤差として誤差配分手段
への入力とする2値化手段とを備える。
【0009】
【作用】以上の構成において、低濃度領域における白ぬ
け及び粒状感を抑え、エツジ部における再現性を良好に
し、しかも一様濃度域でのテクスチヤによる疑似輪郭の
発生が防止できるため、入力画像の状態によらず、高品
位な再生画像を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照しながら、本発明に係る一実
施例を詳細に説明する。図1は、本発明に係る一実施例
における2値化装置を示すブロツク構成図である。以下
、図1に従い順に構成要素を説明する。図1において、
100は本実施例の装置に入力される多値画像データ線
であり、8ビツト(256階調)の濃度を表わすデジタ
ルデータが入力される。2値化回路1は、データ線10
0から8ビツトで表わされる多値画像データを、後述す
る閾値設定回路2、エツジ検出回路3、およびウインド
ウ判定回路4からの情報を基に2値化を行ない、その結
果“1”(黒)または“0”(白)をデータ線200へ
出力する。
【0011】閾値設定回路2は、注目画素の周囲の2値
化済の画素からなる領域を参照し、この領域に対応する
重みマスクで重み付けした平均濃度を算出し、これに補
正信号を加え閾値としてデータ線300へ出力する。エ
ツジ検出回路3は注目画素濃度と注目画素の周囲に2値
化済画素の平均濃度とを比較し、その注目画素がエツジ
にあるか否かを判定し、その判定結果に対応する信号を
信号線400へ出力する。ウインドウ判定回路4は2値
化回路1から出力された信号(信号線200)と注目画
素の濃度の信号(信号線100)に基づいて注目画素周
辺の2値化済画素の監視領域(ウインドウ領域)を参照
して、その中に黒(“1”)になつているドツトが存在
するか否かを判定し、その判定結果を信号線500上に
出力し2値化回路1にフイードバツクする。
【0012】以上の構成によりなる本実施例の詳細を図
面を用いながら説明する。 <2値化回路1の詳細説明(図2〜図4)>図2に図1
に示す2値化回路1の具体的な構成例を示す。図2中、
11a〜11dはデータをラツチするフリツプフロツプ
(F/F)、12a〜12dは加算器、13は1ライン
遅延用のラインメモリ、14は比較器、15はANDゲ
ート、16は誤差配分制御回路である。
【0013】以上の構成より成る2値化回路1の動作を
以下に説明する。まず、データ線100を介して入力し
たデータ(注目画素位置(i,j)に対応する原画像濃
度データ)は、加算器12dで当該画素位置に配分され
る誤差の総和が加算される。加算器12dよりの加算値
は、信号線120を介して比較器14と誤差配分制御回
路16へ出力される。そして比較器14では、この信号
線120上のデータと閾値設定回路2よりの閾値データ
(信号線300)との比較を行ない、データ線120上
のデータが閾値より大きければ“1”小さければ“0”
を信号線140に出力する。次のANDゲート15では
、2値化された信号(信号線140)とウインドウ判定
回路4から出力されてくる信号(信号線500)との論
理積がとられ、信号線200に2値化データとして出力
される。
【0014】ところで、ウインドウ判定回路4から出力
される信号の詳細は後述するが、注目画素の濃度が低く
、且つ注目画素周囲の2値化済データの監視領域(ウイ
ンドウ領域)に黒ドツト(“1”)があるときには“0
”、それ以外のときは“1”レベルの状態になる。 従つて注目画素の濃度が低く、且つウインドウ領域に黒
ドツトが存在する場合には、2値化の判定は常に「白」
となる。
【0015】次に誤差配分制御回路16では、2値化処
理前の信号120と、注目画素周辺の2値データの平均
濃度である閾値設定回路2からの信号350との差分が
誤差として計算され、その値の正負とエツジ検出回路3
からの信号400により周囲の画素に配分する誤差量1
60〜190を制御する。誤差配分制御回路16よりの
誤差量信号160〜190は加算器12a〜12dに入
力され、図3に示すように、注目画素位置を(i,j)
としたとき、その周囲画素(i−1,j+1),(i,
j+1),(i+1,j+1),(i+1,j)に概に
配分された誤差量と加算器12a〜12dで加算される
。またここでは誤差を配分する画素数を注目画素の周囲
4画素としているが、これに限るものではなく、上記と
同様の考え方によつて容易に増減できる。図2に示す誤
差配分制御回路16の詳細を図4に示す。
【0016】図4中、161は減算器、162は入力信
号の正負を判定する正負判定回路、163はセレクタ、
164はANDゲート、165a〜165dは所定の乗
算を行なう乗算器である。減算器161では、2値化処
理前の信号120(0〜255の値を持つ)と注目画素
周辺の2値化済画素の平均濃度である閾値設定回路2か
らの信号350との差分{(信号120)−(信号35
0)}を算出し、正負判定回路162およびセレクタ1
63に出力する。正負判定回路162では入力データが
正ならば“0”、負ならば“1”を出力する。
【0017】ANDゲート164では、正負判定回路1
62からの信号とエツジ検出回路3からの出力信号40
0との論理積がとられ、その結果がセレクタ163へ出
力される。エツジ検出回路3から出力される信号の詳細
は後述するが、注目画素がエツジ部にあると検出された
ときに“1”を、それ以外のときは“0”を出力する。 従つてANDゲート164の出力は、前述した2値化の
結果生じる誤差が負であつて、かつ注目画素がエツジ部
にあると判定された時に“1”となり、それ以外は“0
”となる。
【0018】セレクタ163は、ANDゲート164の
出力が“1”であれば信号600(論理レベルが“0”
)を選択し、“0”であれば減算器161からの結果(
誤差)を乗算器165a〜165dへ出力する。 ここで乗算器165a〜165dは、図3に示すように
、注目画素(i,j)に対して各々w1 〜w4 の重
みを持つた周辺画素(i−1,j+1),(i,j+1
),(i+1,j)に対応していて、重みに応じて、下
に示すような乗算を行つて信号線160,170,18
0および190へ結果を出力する。乗算は例えば、の如
く行なう。ANDゲート164の出力が“1”の場合に
は信号線600(論理レベル“0”)が選択されるので
、周辺画素への誤差配分量は“0”になる。以上の処理
によりエツジ部で負の誤差量を周囲の画素へ配分しない
ことにより、エツジの低濃度側の領域で発生していた“
ドツトが打たれず白く抜ける現象”を防止できるように
なる。
【0019】<閾値設定回路2の説明(図5)>図5に
図1に示す本実施例における閾値設定回路2の詳細構成
を示し、以下にその動作を説明する。図5中、21は閾
値に加えるデイザ信号群を格納しているROM、22a
,22bは加算器、23は画素1ライン遅延用のFIF
O、25a〜eは入力データに対し所定定数を乗ずる乗
算器、26a〜eはデータをラツチするフリツプフロツ
プである。
【0020】本実施例閾値設定回路2においては、まず
2値化されたデータ(“黒”=1、or“白”=0)が
データ線200を介してラインメモリ23とラツチ26
dへ入力される。図6に示されるように、注目画素を(
i,j)としたとき、ラツチ26a〜eには順に(i−
2,j−1),(i−1,j−1),(i,j−1),
(i−2,j)及び(i−1,j)の位置に対応する2
値化済データが格納されており、これらのデータがそれ
ぞれ乗算器25a〜eで重み付けされ加算器22aへの
入力となる。
【0021】周辺画素に対する重みは図6に示す様にな
り、 が加算器22aへの入力となる。
【0022】この値は注目画素の周囲の2値平均濃度で
あつて、注目画素周辺の画像の濃度の状態を示すもので
ある。一方、閾値に加えるデイザ信号群を格納している
ROM21は、クロツクに同期して“−8”から“8”
までの値を1個づつ出力する。加算器22bにはこのR
OM21からの信号と上述した加算器22aからの注目
画素の周囲の2値平均濃度出力、及び一定のバイアス値
B=8とが入力されて加算される。そしてこの加算値が
2値化回路1で用いる閾値としてデータ線300に出力
される。
【0023】このように一定のバイアス値B=8を加え
ることにより、処理始めの領域で図6に示す平均濃度マ
スクに画素が存在しない場合でも場合でも閾値300は
正となり、黒ドツトが続けてうたれる不具合を解消して
いる。また、平均濃度とバイアス値の和に、更にデイザ
信号を加えることにより、一様濃度でのテクスチヤを抑
えるという効果がある。
【0024】尚、ここでは、ROM21に格納されてい
る値は、−8から8間でのデイザ信号としたが、この値
に限定されるものではなく、任意の値とすることができ
る。いずれの値としても同様の効果が得られる。更に、
デイザ信号の変りに平均値0の一様乱数を用いていもよ
い。また、加算器22bに入力されているバイアス信号
B=8の変りにROM21に0から16までのデイザ信
号を用いてもよく、更に、平均値8の一様乱数を加算器
22bへの入力としてもよい。このバイアス値は、8に
限らず、正の数であれば任意の数とすることができる。
【0025】<エツジ判定回路3の説明(図7及び図8
)>図7及び図8に図1に示す本実施例のエツジ判定回
路3の詳細構成を示す。図7及び図8において、31は
比較器、32は減算器、33は加算器、34a〜34j
は入力データに対しある定数を乗ずる乗算器、35a〜
35jはデータをラツチするフリツプフロツプ、36a
〜36bは1ライン遅延用のラインメモリである。
【0026】以上の構成を備えるエツジ判定回路3にお
いては、まず2値化されたデータ(黒=“1”  or
  白=“0”)がデータ線200を介して入力される
。このデータはまずラインメモリ36bおよびラツチ3
5iに入力される。図9に示すように注目画素を(i,
j)としたときラツチ35a〜35jは順に(i−2,
j−2),(i−1,j−2),…,(i+1,j−2
),(i−2,j+1),…,(i−2,j),…,(
i+1,j)の位置にに対応する2値化済データが格納
されており、これらのデータが乗算器37および34a
〜34jで重み付けされ、加算器33への入力となる。
【0027】周辺画素に対する重みは図9に示す通りで
あり、 が加算器33への入力となり、加算器で総和がとられて
、注目画素周囲の平均濃度として減算器32への入力と
なる。減算器32では、注目画素のオリジナル濃度(信
号線100)と加算器33からの出力である注目画素周
辺の平均濃度との差をとり、比較器31への入力とする
。比較器31では,この値と、あらかじめ定められたエ
ツジの閾値(本実施例ではT=−40)とを比較し、前
者が大きければ“0”を出力し、そうでなければ“1”
(エツジと判断)を出力する。すなわち注目画素濃度が
周囲の平均濃度と比べて著しく小さい時(これは高濃度
部から低濃度部への急激な変化を意味する)、エツジと
判定し、2値化回路1における誤差の拡散をコントロー
ルし、エツジ部の濃度の低い部分で発生していた画像の
白抜けを防止するものである。
【0028】<ウインドウ判定回路4の説明(図10及
び図11)>図10及び図11に本実施例におけるウイ
ンドウ判定回路4の詳細構成を示す。図10及び図11
中、41はLUT(ルツクアツプテーブル)であり、濃
度信号(信号線100)に応じた切替信号を出力する。 42は選択的OR回路であり、LUT41からの出力信
号により選択的に論理和をとる。43a〜43bはOR
回路、44a〜44bは1ライン遅延用の遅延メモリ、
45a〜45lはデータをラツチするためのフリツプフ
ロツプである。
【0029】以上の構成を備える本実施例のウインドウ
判定回路4の動作を以下に説明する。2値信号200は
ラインメモリ44bに入力されると同時にラツチ45k
にラツチされ、またラインメモリ44bからFIFOに
よつて順次読み出されたデータは、ラインメモリ44a
に入力されると共にラツチ45fによりラツチされる。 つまり今から処理しようとする注目画素の位置を(i,
j)とすると、各々のラツチにはその回りの画素位置で
ある(i−2,j−2),(i−1,j−2),(i,
j−2),(i+1,j−2),(i+2,j−2),
(i−2,j−1),(i−1,j−1),(i,j−
1),(i+1,j−1),(i+2,j−1),(i
−2,j),(i−1,j)の12画素分の2値化デー
タが保持されることになる。OR回路43bでは画素位
置(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j
−1)および(i−1,j)の4画素分の2値化済デー
タのORがとられ、その結果として信号420が出力さ
れる。
【0030】またOR回路48では画素位置(i−2,
j−2),(i−1,j−2),(i,j−2),(i
+1,j−2),(i+2,j−2),(i−2,j−
1),(i+2,j−1)および(i−2,j)の8画
素分の2値化済データのORがとられ、その結果として
信号430が出力される。ルツクアツプテーブルLUT
41では、入力された濃度信号100に応じて3レベル
の切替信号410が出力される。切替信号410は濃度
信号100が1以上20以下のとき“1”、21以上5
0以下のとき“2”、51以上または0のとき“0”と
している。選択的OR回路42では、LUT41から出
力された切替信号410に応じ、その切替信号410が
“0”ならば“0”を、“2”ならば信号420(OR
回路43bの出力)の値を、“1”ならば信号420と
信号430(OR回路43aの出力)のORをとつたも
のを判定信号500として出力する。すなわち、濃度信
号100に対して参照する領域を3段階に設定し、各々
参照された領域に黒ドツト“1”が存在するか否かを調
べることになる。
【0031】上述した例では、濃度信号100が0また
は51以上の場合には、判定信号500は無条件に“0
”となり、濃度信号100が1以上20以下の場合には
周囲12画素を、濃度信号100が21以上50以下の
場合には周囲4画素を各々参照し、少なくとも1つでも
黒ドツト“1”が存在すれば判定信号500の出力が“
1”となり、黒ドツト“1”が存在しなければ判定信号
500の出力が“0”となる。
【0032】尚、必要に応じて、ラインバツフア、ラツ
チ、OR回路の数を増やすことにより、参照領域を多段
階に設定することができる。例えば、4段階にする場合
は、以下のようにすればよい。すなわち、処理を行なお
うとする注目画素の位置を(i,j)としたとき、周辺
画素位置である(i−3,j−3),(i−2,j−3
),(i−1,j−3),(i,j−3),(i+1,
j−3),(i+2,j−3),(i+3,j−3),
(i−3,j−2),(i−2,j−2),(i−1,
j−2),(i,j−2),(i+1,j−2),(i
+2,j−2),(i+3,j−2),(i−3,j−
1),(i−2,j−1),(i−1,j−1),(i
,j−1),(i+1,j−1),(i+2,j−1)
,(i+3,j−1),(i−3,j),(i−2,j
),(i−1,j)の24画素分の2値化済データを保
持するのに必要なラインバツフアとラツチがあるとする
。そして、3個のOR回路a〜cと選択的OR回路dを
1個持つとする。
【0033】このとき、OR回路aでは、図12の横線
で表わされる領域、すなわち画素位置(i−1,j−1
),(i,j−1),(i+1,j−1)および(i−
1,j)の4画素分の2値化済データの論理和がとられ
、その結果として信号eが出力される。また、OR回路
bでは、図12に左上/右下の斜線で表わされる領域、
すなわち画素位置(i−2,j−2),(i−1,j−
2),(i,j−2),(i+1,j−2),(i+2
,j−2),(i−2,j−1),(i+2,j−1)
,(i−2,j)の8画素分の2値化済データの論理和
がとられ、その結果として信号fが出力される。そして
、OR回路cでは、図12に右上/左下斜線で示される
領域、すなわち画素位置(i−3,j−3),(i−2
,j−3),(i−1,j−3),(i,j−3),(
i+1,j−3),(i+2,j−3),(i+3,j
−3),(i−3,j−2),(i+3,j−2),(
i−3,j−1),(i+3,j−1),(i−3,j
)の12画素分の2値化済データの論理和がとられ、そ
の結果として信号gが出力される。
【0034】選択的OR回路dでは、濃度信号100が
21以上50以下ならば、信号eを、濃度信号100が
11以上20以下ならば信号eと信号fの論理和をとつ
た結果を、濃度信号100が1以上10以下ならば信号
eと信号fと信号gの論理和をとつた結果を、そして、
濃度信号100が51以上または0ならば“0”を判定
信号500として出力すればよい。以上により、任意の
濃度レベルの段階を設定し、任意の参照画素領域の設定
は容易に行なうことができる。
【0035】本構成の回路により、2値画像の低濃度部
でのドツトのつながりを防止することが可能となる。 [他の実施例]以上説明した実施例における図4に示す
誤差配分制御回路16において、減算器161からの出
力である誤差量が負であつて、かつエツジ検出回路3か
らの出力信号400が1のとき(すなわち注目画素+配
分画素−エツジ閾値(T=−40)が負)にのみ誤差を
配分しないようにしたが、本発明は以上の例に限定され
るものではなく、他の方法でもよい。
【0036】例えば、エツジ検出回路からの出力信号4
00が1であるという条件のときのみ誤差を配分しない
様にするには、図4において、正負判定回路162とA
NDゲート164を取り除き、信号線400をセレクタ
163の入力へ、減算器161の出力はセレクタ163
の入力のみとすればよい。また、エツジ検出回路3にお
いて、注目画素+配分誤差の絶対値がエツジ閾値より大
の場合に信号400が“1”となる構成をとつてもかま
わない。この場合には、図7及び図8において、減算器
32と比較器31の間に絶対値回路を置き、エツジ閾値
信号をT=40とすれば実現できる。
【0037】また、上述した実施例では、画像データは
モノクロとしたが、例えば、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)、K(黒)からなるカラー画像処
理システムにおいても、Y,M,C,Kそれぞれのデー
タに本実施例を適用することができ、同様の効果を達成
できる。更に、上述した実施例では、閾値設定回路2、
エツジ検出回路3、ウインドウ判定回路4内に2値デー
タを保持するラツチを別個に設けたが、これらを1箇所
にまとめ共用するようにしてコストダウンを図ることも
できる。この場合、2値データのラツチの必要な部分の
みを上記各回路で取り出すようにすれば容易に実現でき
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、低濃
度領域における白ぬけ及び粒状感を抑え、エツジ部にお
ける再現性を良好にし、しかも一様濃度域でのテクスチ
ヤによる疑似輪郭の発生が防止できるため、入力画像の
状態によらず、高品位な再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例における2値化装置の全
体ブロツク図、
【図2】本実施例における図1に示す2値化回路の詳細
ブロツク図、
【図3】本実施例における注目画素と誤差を配分する画
素との関係を示す図、
【図4】本実施例における図1に示す誤差配分制御回路
の詳細ブロツク図、
【図5】本実施例における図1に示す閾値設定回路の詳
細ブロツク図、
【図6】本実施例における注目画素と平均濃度を計算す
るための画素との関係を示す図、
【図7】及び
【図8】本実施例における図1に示すエツジ検出回路の
詳細ブロツク図、
【図9】本実施例における注目画素とエツジ検出に用い
る画素との関係を示す図、
【図10】及び
【図11】本実施例における図1に示すウインドウ判定
回路の詳細ブロツク図、
【図12】本実施例におけるウインドウ判定回路におけ
る画素の参照領域を説明する図である。
【符号の説明】
1    2値化回路 2    閾値設定回路 3    エツジ検出回路 4    ウインドウ判定回路 11a〜11d,26a〜e,35a〜35j,45a
〜45l    フリツプフロツプ(F/F)12a〜
12d,22a〜b,33    加算器13,36a
〜36b,44a〜44b    1ライン遅延用のラ
インメモリ 14,31    比較器 15    ANDゲート 16    誤差配分制御回路 21    ROM 23    画素遅延用のFIFO 25a〜e,34a〜34j,165a〜165d  
  乗算器 32,161    減算器 41    LUT(ルツクアツプテーブル)42  
  選択的OR回路 162    正負判定回路 163    セレクタである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多値画像データを2値画像データに変
    換して出力する2値化装置であつて、2値化処理済の出
    力画素濃度を複数記憶する記憶手段と、該記憶手段内に
    格納される2値化済画素濃度のうち、注目画素位置周辺
    領域の所定範囲以内の画素濃度を参照して2値平均濃度
    を算出する算出手段と、該算出手段により算出した2値
    平均濃度に一定のバイアス信号を加えて閾値を設定する
    閾値設定手段と、前記注目画素の2値化誤差を前記注目
    画素の後方画素へ配分する誤差配分手段と、注目画素濃
    度に前記誤差配分手段により配分された誤差を加えた量
    を補正濃度とし、該補正濃度と前記閾値設定手段によつ
    て設定された閾値とを比較して2値化を行なうとともに
    、前記補正濃度と前記2値平均濃度との差を新たな誤差
    として前記誤差配分手段への入力とする2値化手段とを
    備えることを特徴とする2値化装置。
  2. 【請求項2】  閾値設定手段は、算出手段により算出
    した2値平均濃度に画素位置に無関係な一定のバイアス
    信号に更に画素位置によつて変動する所定信号を加えて
    閾値を設定することを特徴とする請求項1記載の2値化
    装置。
JP2403852A 1990-07-20 1990-12-19 2値化装置 Withdrawn JPH04219071A (ja)

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DE69126250T DE69126250T2 (de) 1990-07-20 1991-07-18 Vorrichtung zur Bildverarbeitung
US08/266,665 US5610999A (en) 1990-07-20 1994-06-28 Image processing apparatus and method that adds correction signal to average density and digitizes accordingly

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870503A (en) * 1994-10-20 1999-02-09 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus using error diffusion technique
JP2005070796A (ja) * 2000-03-24 2005-03-17 Sharp Corp 画像処理装置およびそれを備えた画像表示装置

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