JPH04218332A - 果実類長期保存方法およびその装置 - Google Patents
果実類長期保存方法およびその装置Info
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- JPH04218332A JPH04218332A JP2417911A JP41791190A JPH04218332A JP H04218332 A JPH04218332 A JP H04218332A JP 2417911 A JP2417911 A JP 2417911A JP 41791190 A JP41791190 A JP 41791190A JP H04218332 A JPH04218332 A JP H04218332A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruits
- carbon dioxide
- humidity
- refrigerator
- storage chamber
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サクランボなどの果実
類を生鮮に長期保存するための方法およびその装置に関
する。
類を生鮮に長期保存するための方法およびその装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】果実類を、冷凍機により低温下で生鮮保
存する手段は周知である。しかしこの温度（低温）のみ
による保存形式は、保存期間に限度があるのみならず外
気温湿度の影響を受けると急速に傷みを生じて黒褐色を
呈し、味覚を損ない、商品価値を著しく低下させる難点
があった。
存する手段は周知である。しかしこの温度（低温）のみ
による保存形式は、保存期間に限度があるのみならず外
気温湿度の影響を受けると急速に傷みを生じて黒褐色を
呈し、味覚を損ない、商品価値を著しく低下させる難点
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、果実類を収
納した保存室に、適正な温度と湿度条件を自動的に付与
できる手段と適量の炭酸ガスの注入手段を施すことによ
り、収納果実類を収穫時の状態で長期保存することので
きる方法とその装置を提供するものである。
納した保存室に、適正な温度と湿度条件を自動的に付与
できる手段と適量の炭酸ガスの注入手段を施すことによ
り、収納果実類を収穫時の状態で長期保存することので
きる方法とその装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、果実類を断熱性を備えた密閉状の保存室
内に収納する。そして前記保存室は常時室内温度を４°
Ｃ〜７°Ｃに、湿度を６５％〜８５％に夫々保持し、収
納果実類の水分を７０％〜８５％の範囲で保存する。ま
た適時間隔に炭酸ガスを供給し、収納果実の自然発酵を
抑制するとともに腐敗を防止する、果実類の長期保存方
法およびその実施に使用するための装置である。
に、本発明は、果実類を断熱性を備えた密閉状の保存室
内に収納する。そして前記保存室は常時室内温度を４°
Ｃ〜７°Ｃに、湿度を６５％〜８５％に夫々保持し、収
納果実類の水分を７０％〜８５％の範囲で保存する。ま
た適時間隔に炭酸ガスを供給し、収納果実の自然発酵を
抑制するとともに腐敗を防止する、果実類の長期保存方
法およびその実施に使用するための装置である。
【０００５】
【実施例】その方法及びその方法を実施するための装置
を、添付図面に示された好適な実施例に基づいて説明す
ると、図１及び図２において１が周囲を断熱材２で囲撓
させて形成した密閉状の保存室で、扉３を有する。そし
てその側壁に、冷凍機４とファンヒータ５および加湿器
６を備える。前記冷凍機４とファンヒータ５および加湿
器６は、前記保存室１内に装置した温度検知器８および
湿度検知器９とに夫々接続し、これらが前記保存室１側
壁外部に設置した制御配電盤１０の同一指令系の元に連
係運転して、室内温度を４°Ｃ〜７°Ｃに、湿度を６５
％〜８５％に常時保持するまた側壁には、別に炭酸ガス
注入器７を備え、前記制御配電盤１０のタイマーセット
により適時間隔に電磁弁７ａ操作して適量の炭酸ガスを
供給するようにして構成される。
を、添付図面に示された好適な実施例に基づいて説明す
ると、図１及び図２において１が周囲を断熱材２で囲撓
させて形成した密閉状の保存室で、扉３を有する。そし
てその側壁に、冷凍機４とファンヒータ５および加湿器
６を備える。前記冷凍機４とファンヒータ５および加湿
器６は、前記保存室１内に装置した温度検知器８および
湿度検知器９とに夫々接続し、これらが前記保存室１側
壁外部に設置した制御配電盤１０の同一指令系の元に連
係運転して、室内温度を４°Ｃ〜７°Ｃに、湿度を６５
％〜８５％に常時保持するまた側壁には、別に炭酸ガス
注入器７を備え、前記制御配電盤１０のタイマーセット
により適時間隔に電磁弁７ａ操作して適量の炭酸ガスを
供給するようにして構成される。
【０００６】
【作用】即ち、今この装置によって果実類を保存するに
は、収穫した果実類を通風隙間を有する所定容積のコン
テナーに入れ、保存室１内に段重ね状態で収納する。そ
して制御配電盤１０のスイッチを入れる。前記のように
室内温度は４°Ｃ〜７°Ｃに、湿度は６５％〜８５％に
なるようあらかじめ設定されるが、貯蔵中の室内温度の
上昇、果実類自体の温度上昇（気化熱）があると、温度
検知器９が感知して冷凍機４を作動させ、湿度が不足状
態となると湿度検知器９が感知して加湿器６を作動させ
て水分不足を防止し、逆に湿度過多になったときは湿度
検知器９が感知してファンヒータ５を作動させて換気温
度を高め絶対温度との差を開いて脱水排出を図り、これ
ら温度、湿度の自動調整により上記設定範囲の適温適湿
条件を充足させる。そしてさらに適宜時間置きに炭酸ガ
ス注入器７を作動させて適量の炭酸ガスを供給し、果実
類の自然発酵を抑制するとともに腐敗を防止する。上記
手段により、収納果実類の水分は７０％〜８５％の範囲
に保持される。なお果実類の表面に水分を含む付着土な
どがある場合には、保存室１に収納と同時に一時的に温
度を上げて前処理としての乾燥を行なってから上記制御
配電盤１０の制御指令を始動させるものとする。
は、収穫した果実類を通風隙間を有する所定容積のコン
テナーに入れ、保存室１内に段重ね状態で収納する。そ
して制御配電盤１０のスイッチを入れる。前記のように
室内温度は４°Ｃ〜７°Ｃに、湿度は６５％〜８５％に
なるようあらかじめ設定されるが、貯蔵中の室内温度の
上昇、果実類自体の温度上昇（気化熱）があると、温度
検知器９が感知して冷凍機４を作動させ、湿度が不足状
態となると湿度検知器９が感知して加湿器６を作動させ
て水分不足を防止し、逆に湿度過多になったときは湿度
検知器９が感知してファンヒータ５を作動させて換気温
度を高め絶対温度との差を開いて脱水排出を図り、これ
ら温度、湿度の自動調整により上記設定範囲の適温適湿
条件を充足させる。そしてさらに適宜時間置きに炭酸ガ
ス注入器７を作動させて適量の炭酸ガスを供給し、果実
類の自然発酵を抑制するとともに腐敗を防止する。上記
手段により、収納果実類の水分は７０％〜８５％の範囲
に保持される。なお果実類の表面に水分を含む付着土な
どがある場合には、保存室１に収納と同時に一時的に温
度を上げて前処理としての乾燥を行なってから上記制御
配電盤１０の制御指令を始動させるものとする。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のようで、果実類を外気よ
り遮断して、生鮮保存するに適する適温４°Ｃ〜７°Ｃ
及び湿度６５％〜８５％を常に保持し、それらの過不足
は検知器により検知されて冷凍機、加湿器、ファンヒー
タの各作動を促して自動調整が図られ、果実類の水分を
７０％〜８５％に保存し、さらに定期的に炭酸ガスが供
給されて果実類の自然発酵を抑制するとともに腐敗を防
止するものであり、収穫後数ケ月間収穫時の状態で鮮度
保持をすることが可能となる。出願人が、果実サクラン
ボについて実験したところ、次表のような成果が得られ
た。
り遮断して、生鮮保存するに適する適温４°Ｃ〜７°Ｃ
及び湿度６５％〜８５％を常に保持し、それらの過不足
は検知器により検知されて冷凍機、加湿器、ファンヒー
タの各作動を促して自動調整が図られ、果実類の水分を
７０％〜８５％に保存し、さらに定期的に炭酸ガスが供
給されて果実類の自然発酵を抑制するとともに腐敗を防
止するものであり、収穫後数ケ月間収穫時の状態で鮮度
保持をすることが可能となる。出願人が、果実サクラン
ボについて実験したところ、次表のような成果が得られ
た。
【０００８】
【表１】
【０００９】上記表によって明らかなように本発明は所
期の効果を期待できるものとしてまことに有利なもので
ある。
期の効果を期待できるものとしてまことに有利なもので
ある。
【図１】本発明を実施するための装置の一部破断斜視図
である。
である。
【図２】本発明を実施するための装置の縦断側面図であ
る。
る。
１ 保存室
２ 断熱材
３ 扉
４ 冷凍機
５ ファンヒータ
６ 加湿器
７ 炭酸ガス注入器
８ 温度検知器
９ 湿度検知器
１０ 制御配電盤
Claims (2)
- 【請求項１】 果実類を断熱性を備えた密閉状の保存
室内に収納し、前記保存室は常時室内温度を４°Ｃ〜７
°Ｃに、湿度を６５％〜８５％に夫々保持して収納果実
類の水分を７０％〜８５％の範囲に保存するとともに適
時間隔に炭酸ガスを供給することにより収納果実類の自
然発酵、腐敗を防止することを特徴とする果実類長期保
存方法。 - 【請求項２】 周囲を断熱材で囲撓させて形成した密
閉状の保存室の側壁に、冷凍機とファンヒータおよび加
湿器を備えるとともに炭酸ガス注入器を備え、前記冷凍
機とファンヒータおよび加湿器は保存室内に装置した温
度検知器および湿度検知器とに夫々接続し、保存室側壁
外部に設置した制御配電盤の同一指令系の元に連係運転
されるようにした、請求項１の果実類長期保存方法の実
施に使用する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417911A JPH04218332A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 果実類長期保存方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417911A JPH04218332A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 果実類長期保存方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04218332A true JPH04218332A (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=18525915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417911A Pending JPH04218332A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 果実類長期保存方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04218332A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07327590A (ja) * | 1994-06-09 | 1995-12-19 | Matsuyama Sangyo Kk | 柑橘類の保存方法および装置 |
| ES2148066A1 (es) * | 1998-03-17 | 2000-10-01 | Univ Valencia Politecnica | Sistema de gestion integral de camaras de maduracion. |
| US7073345B2 (en) * | 2002-05-16 | 2006-07-11 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigerator having a heatable interior space |
| KR100708557B1 (ko) * | 2007-02-08 | 2007-04-18 | 주식회사 창성엔지니어링 | 냉장창고 관리 시스템 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP2417911A patent/JPH04218332A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07327590A (ja) * | 1994-06-09 | 1995-12-19 | Matsuyama Sangyo Kk | 柑橘類の保存方法および装置 |
| ES2148066A1 (es) * | 1998-03-17 | 2000-10-01 | Univ Valencia Politecnica | Sistema de gestion integral de camaras de maduracion. |
| US7073345B2 (en) * | 2002-05-16 | 2006-07-11 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigerator having a heatable interior space |
| KR100708557B1 (ko) * | 2007-02-08 | 2007-04-18 | 주식회사 창성엔지니어링 | 냉장창고 관리 시스템 |
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