JPH04218302A - 田植機におけるマーカの起倒装置 - Google Patents

田植機におけるマーカの起倒装置

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JPH04218302A
JPH04218302A JP7899791A JP7899791A JPH04218302A JP H04218302 A JPH04218302 A JP H04218302A JP 7899791 A JP7899791 A JP 7899791A JP 7899791 A JP7899791 A JP 7899791A JP H04218302 A JPH04218302 A JP H04218302A
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lever
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JP7899791A
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Isao Ishida
伊佐男 石田
Takashi Monju
文字 隆
Hiroyuki Niiyama
裕之 新山
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、田植機において機体
左右両側部に起立収納及び横倒し線引すべく設けられ、
往復形態での苗植付作業時に次回植付けの機体走行基準
となる線状のマークを未植付側田面上につける線引用マ
ーカの起倒装置に関し、特に、往路から復路に移行する
旋回時に必ず操作される植付クラツチを操作するレバー
で左右のマーカを選択して線引き作用状態とするように
操作するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭54−135318号公報
に示すように「マーカの起立収納を解いて線引き作用姿
勢にする専用のレバーを設けたもの」、実開昭51−4
2233号公報に示すように「植付けクラッチ及びマー
カを機体前後方向の操作で行うレバーを設けたもの」、
及び特公昭33−7652号公報に示すように「前後方
向と左右方向で別の装置を操作するレバーを設けたもの
」がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、上記の実開
昭54−135318号公報に示すような「マーカの起
立収納を解いて線引き作用姿勢にする専用のレバー」で
は、植付作業時に往路から復路へ移行する場合、植付部
を昇降すると共に植付クラツチの操作で植付けを中断し
、また再開しなければならず、このような操作の直前に
上記マーカレバーでマーカを起立させ、次いでそのレバ
ー操作直後に再びマーカレバーで左右のマーカの一方を
選択して倒し線引きするように操作する必要があるので
、この場合の操作全体が非常に煩雑になり、マーカを出
し忘れることがあった。また、実開昭51−42233
号公報に示すように「植付けクラッチ及びマーカを機体
前後方向の操作で行うレバーを設けたもの」では、レバ
ーを機体前後方向に操作するものであるので、左右マー
カとレバーの操作方向とに関連性が無いため、前記のよ
うに煩雑な旋回操作時では誤操作をしてしまい左右逆の
マーカを出してしまい圃場に植付けられている苗を倒し
てしまうことがあった。尚、特公昭33−7652号公
報に示すような「前後方向と左右方向で別の装置を操作
するレバーを設けたもの」では、植付クラツチの入操作
につづく左右何れかの操作で対応する左右マーカを出す
という技術思想がなく、このレバーを田植機のマーカに
応用することはできないし、仮りに応用したとしても、
植付クラツチの入操作につづく左右方向の操作を左右マ
ーカに対応させることができないので、前記従来例と同
じく煩雑な旋回操作時では誤操作をしてしまい左右逆の
マーカを出してしまい圃場に植付けられている苗を倒し
てしまう課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来例
の課題を解消すべく、田植機体の左右両側部に起倒可能
に設けられるマーカを、植付部の上昇に起因して線引き
作用姿勢のマーカを非線引き起立収納姿勢に切替え、植
付部の単なる下降に起因しては上記マーカを非線引き起
立収納姿勢にそのまま保持する構成となし、この植付部
下降後の植付クラツチを操作するレバーの「入」方向操
作側のレバーの規制溝を、該レバーが植付クラツチの操
作方向に対して左・右両側に移動できるように構成し、
その左右一方側に操作することで上記左右のマーカのう
ち操作した一方側の起立収納を解いて線引き作用姿勢に
なるように構成した田植機におけるマーカの起倒装置と
したものである。
【0005】
【発明の作用効果】この発明によると、旋回時等の植付
部の上昇に起因してマーカが自動的に起立収納され、植
付部の下降後の植付クラツチを操作するレバーの「入」
操作で植付クラツチが入り、それに続くレバーの左また
は右の移動操作に関連して操作方向に対応する左または
右のマーカの起立解除が行なわれて線引き作用状態とな
るから、マーカの出し忘れもなくなると共に、左右マー
カの選択に誤操作もなくなりマーカの先端が畦畔等に当
接して破損したり圃場に植付けられている苗を倒してし
まう等の従来例の不都合が回避でき、その操作性は良好
で確実な操作ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例である乗用型田植機
につき図面に基づいて詳細に説明する。1は乗用車体で
あり、前輪2と後輪3を有する車体フレーム4上に運転
席6があり、この運転席6の側部に、植付部昇降用の油
圧レバー7と植付けを開始し、または停止させる植付ク
ラツチレバー8が隣接して設けられ、このような乗用車
体1の後部にリフト機構9を介して植付部である植付作
業機10が連結されている。
【0007】植付作業機10は、機体フレーム11の下
にフロート12が田面滑走して整地すべく取付けられ、
その上に苗を載置する苗タンク13が、左右方向に往復
移動するように支持して搭載され、苗タンク13の下端
の苗取出口に植込体14が対向配置されて、この植付体
14の上下運動により、苗タンク13から苗を1株ずつ
切出して田面に植付けるようになっている。
【0008】リフト機構9は、乗用車体側後部に立設す
るリンク支持体15と植付作業機側のローリングボック
ス16との間にリンク機構17を枢着して成り、リンク
機構17のアツパリンク17aと一体的なリフトアーム
18に、後り上がりに傾設される油圧シリンダ19のピ
ストンロツド20がスプリング式の緩衝装置21により
結合され、この油圧シリンダ19の伸縮により、リンク
機構17を揺動して植付作業機10を昇降するものであ
る。
【0009】植付クラツチレバー8は、レバーボツクス
22の規制溝23に嵌挿され、その規制溝を23の前方
方向の入り位置と後端の切り位置の間を、前後方向に回
動操作し得るようになっており、規制溝23の入り位置
側は、左右に二叉状に分岐してその分岐溝24,24’
に連通している。レバーボツクス22内の2個の分岐溝
24,24’の間には、ワイヤ引ロツド25が回転自在
に枢着されて、このロツド25からの感知板26が、例
えば左側の分岐溝24内に臨み、ロツド25の感知板2
6と略反対の側にレバー27を介してロツク解除用のワ
イヤ28が接続してあり、植付クラツチレバー8を、左
の分岐溝24に入れたときに感知板26を押してロツド
25を一方へ回動し、ワイヤ28を引くようになってい
る。また、右の分岐溝24’の方にも同様の感知板26
’があって、植付クラツチレバー8の操作で他のロック
解除用のワイヤ28’を引くようにしてある。
【0010】一方、第1図と第2図にも示されているよ
うに、植付作業機10の機体フレーム11の例えば左側
部の苗タンク13と干渉しない個所に、取付部材29を
介して起倒板30が左右方向に回動すべく枢着され、こ
の起倒板30の一端に左側線引用のマーカ31とマーカ
ワイヤ32が止着され、その他端に、引戻し用のスプリ
ング33が付勢されており、マーカワイヤ32を引いて
マーカ31を起立収納し、マーカワイヤ32をフリーに
してスプリング33の力でマーカ31を横に倒して線引
きさせるようになっている。
【0011】そして、このマーカワイヤ32は、リンク
機構9における昇降用の油圧シリンダ19の側に設けら
れるマーカロツド34に結ばれるが、このマーカロツド
34は、その前方の大径部34aが、油圧シリンダ19
と一体的な支持体35の孔36に嵌合して油圧シリンダ
19と平行に配設される。マーカロッド34の後方の小
径部34bは、油圧シリンダ19のピストンロッド20
に取付けられたマーカ引板37を貫通し、油圧シリンダ
19の給油でピストンロツド20が伸長するとき、小径
部後端のストツパ38をマーカ引板37に係合して、そ
れ以降、ピストンロツド20の伸長に伴いマーカロツド
34が引かれる。更に、マーカロツド34の大径部34
aには溝34cが形成され、上述のように、マーカロツ
ド34の引きでマーカ31が起立した状態において、上
記溝34cにロツクピン39を押出スプリング40によ
り自動的に係合してロツクするようにしてあり、このロ
ツクピンは、また、上記植付クラツチレバー8の側のワ
イヤ28に結ばれる。
【0012】以上、左側のマーカ31の動作系について
説明したが、機体フレーム11の右側部にも同様の機構
で右側線引用のマーカ31’が設けあり、このマーカワ
イヤ32’と連設するマーカロツド34’が、上記マー
カロツド34と平行配置され、且つ、同様に引いてロツ
クし、植付クラツチレバー8からのワイヤ28’でその
ロツクを解除するように構成されている。
【0013】本発明はこのように構成されているから、
苗の植付作業時の旋回において、植付クラツチレバー8
を後方の切り位置に操作することで、植付クラツチが切
られて植付けが中断し、このとき油圧レバー7の操作で
油圧シリンダ19に給油することにより、ピストンロツ
ド20が伸長して植付作業機10を上昇するようになる
。すると、このピストンロツド20の伸長に伴うマーカ
引板37の移動で、左右のマーカ31または31’の一
方の倒れていたものが引かれて起立収納され、且つロツ
クされる。
【0014】そして、旋回後再び油圧レバー7の操作で
油圧シリンダ19を排油してピストンロツド20を収縮
すると、植付作業機10は下降するが、マーカロツド3
4,34’以降のマーカ31,31’は共にロツクピン
39等で固定保持されている。その後、植付クラツチレ
バー8を入り位置に操作し、このとき、左右のマーカを
選択して、例えば左のマーカで線引きする場合は上記植
付クラツチレバー8を左側の分岐溝24に倒して入れる
。すると、植付クラツチが入って苗の植付けを再会する
と同じに、感知板26によるワイヤ28の引きで左のロ
ツクピン39が溝34cから抜かれてマーカロツド34
のロツクを解除するようになり、これにより、左のマー
カ31が横倒しして線引きする。また、植付クラツチレ
バー8を右の分岐溝24’に入れると、右のマーカ31
’がロック解除されて倒れることで線引きするようにな
る。
【0015】このように、旋回時等の植付作業機10の
上昇に起因してマーカ31,31’が自動的に起立収納
され、植付作業機10の下降後の植付クラツチレバー8
の「入」操作で植付クラツチが入り、それに続くレバー
8の左または右の移動操作に関連して操作方向に対応す
る左マーカ31または右マーカ31’の起立解除が行な
われて線引き作用状態となるから、マーカ31,31’
の出し忘れもなくなると共に、左右マーカ31,31’
の選択に誤操作もなくなりマーカ31,31’の先端が
畦畔等に当接して破損したり圃場に植付けられている苗
を倒してしまう等の不都合もなく、良好な田植作業が行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置を乗用型田植機に適用した一
実施例を示す側面図
【図2】本発明による装置を乗用型田植機に適用した一
実施例を示す平面図
【図3】操作部の平面図
【図4】操作部の断面図
【図5】要部作用説明図
【符号の説明】
1  乗用車体 7  油圧レバー 8  植付クラツチレバー 9  リフト機構 10  植付作業機 17  リンク機構 19  昇降用油圧シリンダ 22  レバーボツクス 23  規制溝 24,24’  分岐溝 31,31’  マーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  田植機体の左右両側部に起倒可能に設
    けられるマーカを、植付部の上昇に起因して線引き作用
    姿勢のマーカを非線引き起立収納姿勢に切替え、植付部
    の単なる下降に起因しては上記マーカを非線引き起立収
    納姿勢にそのまま保持する構成となし、この植付部下降
    後の植付クラツチを操作するレバーの「入」方向操作側
    のレバーの規制溝を、該レバーが植付クラツチの操作方
    向に対して左・右両側に移動できるように構成し、その
    左右一方側に操作することで上記左右のマーカのうち操
    作した一方側の起立収納を解いて線引き作用姿勢になる
    ように構成したことを特徴とする田植機におけるマーカ
    の起倒装置。
JP3078997A 1991-04-11 1991-04-11 田植機におけるマーカの起倒装置 Expired - Lifetime JP2658613B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142233U (ja) * 1974-09-25 1976-03-29
JPS54135318U (ja) * 1978-03-13 1979-09-19
JPS56100112U (ja) * 1979-12-28 1981-08-07

Patent Citations (3)

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JPS56100112U (ja) * 1979-12-28 1981-08-07

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