JPH04217929A - アルキル化ゼオライトおよび脱アルキル化ゼオライトをもってアルキル化芳香族生成物を製造する方法 - Google Patents

アルキル化ゼオライトおよび脱アルキル化ゼオライトをもってアルキル化芳香族生成物を製造する方法

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JPH04217929A
JPH04217929A JP3073828A JP7382891A JPH04217929A JP H04217929 A JPH04217929 A JP H04217929A JP 3073828 A JP3073828 A JP 3073828A JP 7382891 A JP7382891 A JP 7382891A JP H04217929 A JPH04217929 A JP H04217929A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は触媒としてゼオライトを
使用して化合物、特に芳香族化合物をアルキル化する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化アルミニウムを使用してシク
ロアルキル基を含む芳香族化合物を製造する方法、例え
ばAlCl3 を使用してモノまたはジシクロヘキシル
ナフタレンを合成する方法は公知であって、このような
反応は特に下記の刊行物の中に記載されている。 −D.ボドルー、Anales de Chimie 
1929,(10)11,535;−チャールス  C
.プライス、J.Am.Chem.Soc.1934,
65,439;−E.S.ポクロフスカヤ、J.Gen
.Chem(USSR),1939,9,1953。
【0003】この方法は収率が低く、選択性がなく、ま
た経済的でない。
【0004】特許および特願、DE−C−638,75
6, DE−A 2,208,363, US−A−2
,229,018  およびUS−A−3,786,1
06  は例えばシクロオレフィンによって、粘土触媒
の存在において、例えばモンモリロナイト、カオリン、
ハイドロシリケート、脱色土の存在において、芳香族化
合物をアルキル化する方法を記載している。しかしこれ
らの方法は選択的でない。
【0005】文献US−A−2,904,607, U
S−A−3,641,177, US−A−4,393
,262, DE−A−3,334,084,EP−A
−280,055, J.Catal.1986,10
1, pp.273  は、触媒としてゼオライトを使
用し、例えば2〜4炭素原子のオレフィンなどの線状ア
ルキル化剤またはメタノールをもって芳香族生成物をア
ルキル化する方法を記載している。これらの文献は、シ
クロアルキル基を有する芳香族生成物のアルキル化を記
載していない。
【0006】特願DE−A−1,934,426  は
アルキル芳香族化合物の連続製造法を記載している。こ
の文献はゼオライト型の多数の触媒を引用している。例
えば、グメリン沸石、ダチアルダイト、フォージャサイ
ト、輝沸石、モルデン沸石などの天然ゼオライト、また
はオメガ、LおよびYゼオライトなどの合成ゼオライト
を列挙している。 またこの文献は多数の芳香族化合物および種々のアルキ
ル化剤を列挙している。この方法は2段階で実施される
。第1段階において、液体媒質中に懸濁したゼオライト
の存在において、アルキル化剤によってアルキル化を実
施する。このアルキル化は選択的でなく、モノおよびポ
リアルキル芳香族混合物が得られる。このような選択性
の欠損を補うため、第2段階においては、アルキル化剤
を使用しないで、第1段階からの反応媒質を懸濁状態に
ないゼオライトと接触させて、トランスアルキル化を実
施する。この第2段階にも係わらず、これらの2段階の
終了時の選択性は低い。
【0007】米国特許US 4,230,894  は
ベンゼンまたはアルキルベンゼンの非選択的アルキル化
を実施し、異性体混合物を得てこれをゼオライトと接触
させ、選択的に1,4−ジアルキルベンゼンを分解しま
たはトランスアルキル化して混合物中の1,3−ジアル
キルベンゼンを富化する方法を記載している。
【0008】文献としてここに組み入れる特願PCT/
CH 90/00178 は少なくとも1つのシクロ基
をもってナフタレンをシクロアルキル化する方法を記載
している。この方法は下記の諸点を特徴とする。
【0009】a)触媒として、6.7オングストローム
以上の細孔開口と、2.5以上のシリカ/アルミナ重量
比と、3重量%以下のアルカリイオン残留率とを有する
フォージャサイト構造の少なくとも1種のゼオライトを
使用する。
【0010】b)反応は前記ゼオライトを反応媒質中に
懸濁させて、20℃〜250℃の温度で、最高30バー
ルの圧のもとに、固液不均一相で不連続的に実施される
【0011】c)アルキル化剤/ナフタレンのモル比は
少なくとも1に等しい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
としての少なくとも1種のゼオライトを使用して少なく
とも1種の芳香族化合物をアルキル化する事によってア
ルキル化芳香族生成物を製造し、このアルキル化処理に
よって複数のアルキル化芳香族生成物を生じる方法を提
供するにある。この方法は、反応副生物の変換によって
所望のアルキル化芳香族生成物の高収率を得る事を特徴
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は下記
の段階を特徴とする。
【0014】a)「アルキル化ゼオライト」と呼ばれる
触媒としての少なくとも1種のゼオライトの存在におい
て、原料芳香族化合物を少なくとも1種のアルキル化剤
と反応させる段階と、 b)つぎにアルキル化生成物から所望のアルキル化芳香
族生成物を晶出によって分離する段階と、c)前記のア
ルキル化芳香族生成物の非晶出部分に対して、「脱アル
キル化ゼオライト」と呼ばれる触媒としての少なくとも
1種のゼオライトの存在において脱アルキル化を実施し
、原料芳香族化合物を再生する段階と、d)前記の再生
された芳香族化合物を循環させて、再びアルキル化ゼオ
ライトの存在においてアルキル化剤と反応させる段階。
【0015】本発明の方法は、特にナフタレンをシクロ
アルキル化して、ジシクロヘキシル−2,6ナフタレン
を得るのに適している。
【0016】アルキル化剤は少なくとも1つの二重結合
、または反応基、例えばハロゲン、OH基を含まなけれ
ばならない。このような反応試薬は例えばシクロヘキセ
ン、クロロまたはブロモシクロヘキサン、シクロヘキサ
ノールである。
【0017】本発明の方法において使用されるゼオライ
トはプロトン形状、またはカチオン、特に希土類カチオ
ン(例えばLa、Ce、Pr、Gd、Yb)によってイ
オン交換されたものとする事ができる。
【0018】また本発明は前記の方法によって得られた
芳香族化合物、特にジシクロヘキシル−2,6ナフタレ
ンに関するものである。この生成物は、特に2,6位に
水酸基またはカルボキシル基を含む化合物を酸化によっ
て得る事ができ、これらの化合物は特にポリエステルま
たは芳香族ポリアミドの合成に役立つので、重合体化学
工業においてきわめて重要である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例について説
明する。
【0020】図1は本発明による方法のフローシートで
ある。本発明は、本質的に触媒としてのゼオライトの存
在においてナフタレンに対してブロモシクロヘキサンを
反応させてナフタレンをシクロヘキシル化してジシクロ
ヘキシル−2,6ナフタレンを得て、つぎに触媒として
のゼオライトの存在においてナフタレンのアルキル副生
物を脱アルキル化してナフタレンを再生しこれをアルキ
ル化段階に循環させる事によってナフタレンをシクロヘ
キシル化するにある。
【0021】図2はジシクロヘキシル−2,6ナフタレ
ンの精製工程を示し、図3は脱アルキル化処理後に、ア
ルキルのための循環前にナフタレンに対して実施される
精製工程を示す。これらの図2と図3は図1の方法に付
加される実施態様であって、これについては後述する。
【0022】図面の簡略化のため、これらの工程におい
て使用されまたは得られた生成物はその循環方向を示す
矢印を有する線によって表示される。
【0023】下記の説明において、アルキル化反応と脱
アルキル化反応のために同一ゼオライトを使用する。こ
のゼオライトは名称ZF−520を有し、Zeocat
社から市販されている。
【0024】フォージャサイト構造を有するこの粉末ゼ
オライトの特性を下表1に示す。
【0025】                          
       表1      重量%       
   モル比        比表面積       
   細孔開口                  
   SiO  /Al O    (m2 /g) 
   (オングストローム)            
          ■2     ■2 3 SiO
   Al O    Na O          
                         
                   ■ 2   
 ■2 3     ■2             
            95.8   4.1   
 0.14      40          80
0              8    使用前にこ
のゼオライトを加熱炉中で下記のように加熱する事によ
って活性化する。
【0026】炉中の温度上昇は、20℃から300℃ま
で50℃/時の速度である。温度を300℃に6時間保
持し、つぎに200℃まで40℃/時の速度で冷却させ
、このか焼熱処理は200cm3 /分の空気流のもと
に実施される。
【0027】生成物の分析は、25mの毛細管カラムO
V1を具備し、炎イオン検出器を備えたガス相クロマト
グラフィーDELSIシリーズ330によって実施され
る。このクロマトグラフィーをインテグレータDELS
I  ENICA  21に接続する。内部標準として
ニトロベンゼンを使用し、これを分析に使用されるサン
プルに添加する。
【0028】クロマトグラフィー分析条件は下記のとお
りである: −インゼクタ温度:330℃; −検出器温度:320℃; −加熱炉温度のプログラミング:100℃から280℃
に加熱、加熱速度は15℃/分; −キャリヤガスとしての水素圧:0.65バール、反応
生成物の構造の特定は、ガス相クロマトグラフィーと質
量分析計との組合わせによって実施される。クロマトグ
ラフ装置は、25mのOV1型毛細管カラムを備える。 この組立体による分析条件は下記のとおりである:−イ
ンゼクタ温度:250℃; −検出器温度:250℃; −加熱炉温度のプログラミング:100℃から280℃
に加熱、加熱速度は10℃/分; −キャリヤガスとしてのヘリウムの圧力:0.5バール
【0029】記述を簡単にするため、下記の略号を使用
する。ナフタレン:NP;  ブロモシクロヘキサン:
BCH;  シクロヘキサン:CHA;  ジシクロヘ
キシル−2,6ナフタレン:2,6DCN;モノシクロ
ヘキシルナフタレン:MCN;  ジシクロヘキシルナ
フタレン:DCN;  シクロヘキセン:CHE;  
ゼオライト:ZE。1−ナフタレンのアルキル化とジシ
クロヘキシル−2,6ナフタレンの分離このアルキル化
の実施法は前記の特願PCT/CH  90/0017
8による。
【0030】アルキル化は靜的反応器R1 の中で実施
され、この反応器は電磁駆動内部回転撹拌器、圧力計お
よび回転速度測定装置を備えたBURTON−CORB
LIN社の100ml(100cm3 )オートクレー
ブである。
【0031】オートクレーブR1 は加熱炉によって加
熱され、この温度調整はSOTELEM 社の調整器に
よって実施される。
【0032】反応器R1 の中に、ナフタレンNP、ブ
ロモシクロヘキサンBCH、シクロヘキサンCHA、ゼ
オライトZF−520(ZE)、およびNP以外のナフ
タレン系化合物を含有する回収混合物を下記のようにし
て導入する。 −ライン1に導入されるNP:6.4g(50mm)、
すなわち:・添加NP1a:3.3g(25.8 ミリ
モル);・回収NP1b:3.1g(24.2 ミリモ
ル);−ライン2に導入されるBCH:16.2g(1
00 ミリモル)すなわち; ・添加BCH2a:14.0g(86.4ミリモル);
・回収BCH2b:2.2g(13.6 ミリモル);
−ライン3に導入されるCHA:全部回収された50c
m3 ; −ライン4から導入されるZE:全部回収された1.0
g; −NP以外のナフタレン系化合物を含有する回収混合物
1c(3.5g)。この混合物は1bと共に、回収脱ア
ルキル化粗生成物を構成する。
【0033】この導入は周囲条件で実施され、反応器中
の温度と圧はそれぞれ約20℃と1バールである。
【0034】前記の回収分と下記の回収分は、本発明の
方法が不連続であるから先行の製造工程に対応するもの
である。
【0035】反応器の閉鎖後に680r.p.m.の速
度で反応器R1 中の反応混合物を撹拌する。このよう
にして反応媒質中の触媒懸濁液が得られる。反応器温度
を20℃から200℃まで10分間で上昇させ、反応器
温度が200℃に達すると同時に撹拌と加熱を停止する
。その場合、反応器中の自生圧は15バールである。従
ってアルキル化中の反応器中の温度および圧力の最高条
件はそれぞれ200℃および15バールである。
【0036】反応器R1 中の固液不均一相の中で実施
されるアルキル反応は下記である: NP+BCH  →  2,6DCN  +   MC
N   +   2,6DCN以外のDCN  +  
HBr CHAはNP,BCHおよびアルキル化芳香族生成物の
溶媒である。
【0037】そこで反応器R1 を冷却させる。温度が
20℃に達した時、反応器を開き、アルキル化中に発生
したHBrガス5を反応器の外部に脱出させる。
【0038】そこで反応混合物をフィルタF1 の中に
導入する。このフィルタF1 は2つの要素フィルタか
ら成る。
【0039】フィルタF1 の上部の第1フィルタF1
aは焼結ガラスであり、下部の第2フィルタF1bは活
性炭を支持する焼結ガラスから成る。
【0040】フィルタF1aはZEを分離し、これを5
0cm3 の回収CHA7によって洗浄する。洗浄され
たZE8は反応炉R2 の中に入る。この反応炉R2 
は前記の活性化処理によってZEを再生させる事ができ
る。このようにして再生されたZEが前記のように反応
器R1 に導入される。フィルタF1bは透明濾液9(
100ml)を生じ、これが蒸発器E1 の中に導入さ
れる。蒸発器E1 は2軽質留分を回収する事ができる
。その一方の10はCHA(100ml) から成り、
他方2bはBCH(2.2gすなわち13.6ミリモル
)から成る。CHA10は前記のような2供給分7と3
を生じる。BCH2bは前記のように反応器R1 に供
給される。蒸発器E1 中で処理して得られた粗生成物
11(12.09g)がこの蒸発器から出る。この粗生
成物は常温においてはっきり区別される2相から成る。 すなわち2,6DCNの結晶から成る固相と、NP、M
NC、2,6DCN以外のDCN、およびその他のナフ
タレン系生成物の混合物に対応する液相。
【0041】生成物11はフィルタF2 の中に入り、
このフィルタは96重量%の2,6DCN(6,9 ミ
リモル)と4重量%のMCN(0.4ミリモル)を含有
する固体生成物12(2.1g) を分離する事ができ
る。
【0042】フィルタF2 から出る濾液13(9.9
g)はナフタレン系化合物の混合物であり、この混合物
は2,6DCNの含有が少ない(0.7gすなわち2,
4 ミリモル)。この混合物に対して下記のようなナフ
タレン再生処理を実施する。 2−ナフタレンの再生 この再生段階は反応器R3 を使用する。この反応器の
構造とその加熱手段は反応器R1 について記載したも
のと同一である。
【0043】この反応器R3 の中に下記の生成物を導
入する。 ・NP、MCN、DCNの混合物としての濾液13(9
,9g); ・CHA14 (50cm3 ) ; ・回収ZE15(1.0g)。
【0044】この導入は周囲条件で実施され、反応器中
の温度と圧はそれぞれ約20℃および1バールに対応す
る。
【0045】反応器の閉鎖後に、680r.p.m. 
で撹拌し、その温度が約20℃から300℃まで18分
で上昇するように加熱する。このようにして反応媒質中
の触媒懸濁液を得る。
【0046】温度が300℃に達すると同時に、撹拌と
加熱を停止し、反応器R3 中の自生圧は300℃で5
0バールとなる。従って脱アルキル段階での反応器中の
温度と圧の最大条件はそれぞれ300℃および50バー
ルである。
【0047】加熱中にこの反応器の中において、固液不
均一相間で、下記の反応が生じる: MCN  +  DCN  →  NP+CHE+H2
故に脱アルキル化処理はナフタレン、シクロヘキセンお
よび水素を生じる。
【0048】反応器R3 の温度が冷却後に20℃に達
した時、この反応器を開き水素16を放出する。
【0049】反応器R3 から出る不均一混合物17を
フィルタF3 の中に導入し、このフィルタは要素フィ
ルタF3aとF3bとから成り、このフィルタの機能は
前記のフィルタF1 と同様である。
【0050】上方フィルタF3aはZEを分離し、これ
をCHAとCHEの回収混合物18(50cm3 ) 
によって洗浄する。
【0051】フィルタF3 から出るZE19を加熱炉
R4 の中に送り、そこでZEは前記のアルキル化後の
反応器R2 におけると同様の再生処理を受ける。加熱
炉R4 から出た活性ゼオライト15が前記と同様に反
応器R3 の中に導入される。
【0052】フィルタF3 の下方段階F3bから出た
液体20(100cm3 ) は混合物濾液17と洗浄
液18とから成る透明液である。この液20を蒸発器E
2 の中に導入する。蒸発作用によりCHAとCHEと
の混合物(100cm3 ) を得る。その一部18が
前記のようにフィルタF3 の洗浄に使用され、他の部
分21( 50cm3 ) は他の目的のために貯蔵さ
れる。
【0053】蒸発器E2 から残留物として出る脱アル
キル化生成物22(6.6g)はNPの富化された混合
物である(3.1g、すなわち24.2ミリモル)。こ
の生成物は、常温において2つの相異なる相、すなわち
結晶NPから成る固相と、各種のナフタレン系化合物混
合物に対応する液相から成る。
【0054】この生成物22がアルキル化反応器R1 
に循環させられ、固相は前記の供給分1b に対応し、
液相が供給分1c に対応する。
【0055】本発明による方法の2,6DCN収率は下
記のモル比に対応する: この比は26.7%である。
【0056】本発明の方法は実施簡単であって、ジシク
ロヘキシル−2,6ナフタレンの高収率を生じる。
【0057】比較として、触媒として塩化アルミニウム
を使用する公知の方法は下記のような欠点がある。
【0058】−塩化アルミニウムはナフタレン誘導体と
錯体を形成し、生成物を汚す傾向がある。従って、連続
的に多数回の洗浄を実施する必要がある。
【0059】−塩化アルミニウムは再使用する事ができ
ず、従って望ましくない副生物の利用の問題を生じる。
【0060】−塩化アルミニウムは過剰量のブロモシク
ロヘキサンと協働する事ができない。従って反応の終了
時に、モノアルキルナフタレンとポリアルキルナフタレ
ンの混合物の処理前に蒸留によって回収しなければなら
ない多量のナフタレンが得られるので、ジシクロヘキシ
ル−2,6ナフタレンの収率が非常に低く、5%以下と
なる。
【0061】フィルタF2 の濾過後に得られた生成物
12は、例えば化学合成のためにそのまま使用できる程
度に2,6DCNに富んでいる。また生成物12の中に
含有される2,6DCNを例えば図2の方式で再晶出さ
せる事ができる。その場合に生成物12は晶出装置C1
 の中に導入され、この装置C1 は回収された沸騰エ
タノール23(100ml )を受ける。このようにし
て100%純粋な2,6DCN、24が得られる(2.
0gすなわち6,7 ミリモル)。晶出装置C1 から
出た濾液25は蒸発器E3 の中に導入され、この蒸発
器がエタノール23を回収してこれを晶出装置C1 に
戻す。蒸発器E3 から出た残留物26(0.1g)は
MCNと2,6DCNとの混合物である。 この生成物26がフィルタF2 からの濾液13に加え
られ、脱アルキル反応器R3 に導入される。
【0062】蒸発器E2 からの粗生成物22は前述の
ように直接にアルキル化反応器R1 に循環させる事が
できる。しかし図3に図示のようにして、生成物22の
NPを富化する事ができる。
【0063】生成物22を単式フィルタF4 の中に導
入する。このようにして生成物22を、NPを富化され
た固相27(0.9g)(NP89%、すなわち6.3
 ミリモル)と、40% のNPおよび各種のアルキル
ナフタレンとから成る液相28(5.7g)とに分離す
る。この相28は脱アルキル反応器R3 に循環される
。前記の固相27を晶出器C2 の中に導入し、その中
に回収エタノール29(25ml)を導入する事によっ
てNPを晶出させる。再晶出されたNP30はアルキル
化反応器R1 の中に循環される。晶出器C2 からの
液相31は蒸発器E4 に導入され、この液相からエタ
ノール29を分離し、これを晶出器C2 の中に循環さ
せ、また各種アルキルナフタレンから成る残留物32は
13と共に脱アルキル反応器R3 の中に循環される。
【0064】好ましくは、2,6DCNの製造のために
、アルキル化反応器R1 の中に下記の条件を保持する
【0065】−最高温度は少なくとも140℃、最大2
20℃とする。
【0066】−最高圧は少なくとも5バール、最大30
バールとする。
【0067】−アルキル化の初期におけるアルキル化剤
/ナフタレンモル比は少なくとも1.5、最大4に等し
くする。
【0068】2,6DCNの製造のため、好ましくは脱
アルキル化反応器R3の中において、最高温度は少なく
とも260℃、最大350℃とし、最高圧は少なくとも
10バール、最大60バールとする。
【0069】もちろん、本発明は前記の実施例に限定さ
れるものでなく、例えば本発明をナフタレン以外の化合
物のアルキル化に適用し、また/あるいは所望のアルキ
ル化生成物がアルキル化反応生成物から晶出される場合
にはブロモシクロヘキサン以外のアルキル化剤を使用す
る事ができる。
【0070】アルキル化及び/又は脱アルキル化のため
にZF‐520以外のゼオライトを用いることができる
。好ましくは前記PCT/CH  90/00178の
ゼオライトと同じ定義のものである他のゼオライトとし
てはたとえばZeocat社のゼオライトZF‐510
とZF‐515があげられる。これらのモル比SiO2
/Al2O3はZF‐510の場合20であり、ZF‐
515の場合30である。
【0071】また本発明は、同一操作において複数の芳
香族化合物および/または複数のアルキル化剤を使用す
る場合、またアルキル化操作のためまた/あるいは脱ア
ルキル化操作のため複数のゼオライトを使用する場合に
も適用される。この上、アルキル化のゼオライトを脱ア
ルキル化のゼオライトと同じものとしてもよく、又別異
のものとすることもできる。
【0072】また本発明はアルキル化また/あるいは脱
アルキル化が連続的に実施される場合にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法のフローシート。
【図2】図1のフローシートの一部の変形を示すフロー
シート。
【図3】図1のフローシートの一部の変形を示すフロー
シート。
【符号の説明】
R1 ,R3   反応器 R2   反応炉 F1、F2 、F3   フィルタ E1 、E2   蒸発器 1  芳香族化合物 2  アルキル化剤 3  回収溶媒 4  アルキル化ゼオライト 12  アルキル化芳香族生成物 13  非晶出部分 14  回収溶媒 15  脱アルキル化ゼオライト

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】触媒としての少なくとも1種のゼオライト
    (4)を使用して少なくとも1種の芳香族化合物(1)
    をアルキル化する事によってアルキル化芳香族生成物(
    12)を製造し、このアルキル化処理は複数のアルキル
    化芳香族生成物を生じる方法において、a)「アルキル
    化ゼオライト」と呼ばれる触媒としての少なくとも1種
    のゼオライト(4)の存在において、原料芳香族化合物
    (1)を少なくとも1種のアルキル化剤(2)と反応さ
    せる段階と、 b)つぎにアルキル化生成物から所望のアルキル化芳香
    族生成物を晶出によって分離する段階と、c)前記のア
    ルキル化芳香族生成物の非晶出部分(13)に対して、
    「脱アルキル化ゼオライト」と呼ばれる触媒としての少
    なくとも1種のゼオライト(15)の存在において脱ア
    ルキル化を実施し、原料芳香族化合物(1b)を再生す
    る段階と、 d)前記の再生された芳香族化合物(1b)を循環させ
    て、再びアルキル化ゼオライト(4)の存在においてア
    ルキル化剤(2)と反応させる段階とを含む事を特徴と
    するアルキル化芳香族生成物の製造方法。
  2. 【請求項2】アルキル化ゼオライト及び/又は脱アルキ
    ル化ゼオライトは6.7オングストローム以上の細孔開
    口を有するフォージャサイト構造のゼオライトであり、
    ゼオライトのシリカ対アルミナ重量比は2.5以上であ
    りそのアルカリイオン残留率は3重量%以下であること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】アルキル化ゼオライト(4)と脱アルキル
    化ゼオライト(15)は同一性質であり、アルキル化と
    脱アルキル化は相異なる温度で実施される事を特徴とす
    る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】アルキル化ゼオライトと脱アルキル化ゼオ
    ライトは別異の性質である、請求項1又は2のいずれか
    1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】アルキル化は、化合物(1)とアルキル化
    剤(2)とアルキル化される芳香族生成物との溶媒(3
    )を使用して実施され、晶出は前記溶媒の少なくとも一
    部を蒸発させる事によって実施される事を特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】溶媒はその蒸発後に少なくとも部分的にア
    ルキル化のための再使用される事を特徴とする請求項5
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】アルキル化後に、晶出前にゼオライトを分
    離し、このゼオライトを活性化した後にアルキル化のた
    めに再使用する事を特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】アルキル化はシクロアルキル化である事を
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】ナフタレンをアルキル化してジシクロヘキ
    シル−2,6ナフタレンを得る段階と、アルキル化後に
    ジシクロヘキシル−2,6ナフタレンを晶出してこのジ
    シクロヘキシル−2,6ナフタレンを分離する段階と、
    前記晶出によって分離された液相を脱アルキル化処理し
    てナフタレンを得てこれをアルキル化に再使用する段階
    とを含む事を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】アルキル化はナフタレンの溶媒を使用し
    て実施される段階と、アルキル化後に反応媒質からゼオ
    ライトを分離する段階と、このゼオライトを活性化して
    アルキル化に再使用する段階と、ゼオライトの分離によ
    って得られた液相の中に含有される溶媒の少なくとも一
    部を蒸発させてジシクロヘキシル−2,6ナフタレンの
    晶出を生じこれを分離する段階と、残留液体に対して脱
    アルキル処理を実施する段階とを含む事を特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】アルキル化に際して最高温度は少なくと
    も140℃、最大220℃であり、最高圧は少なくとも
    5バール、最大30バールである事を特徴とする請求項
    5または10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】アルキル化の初期において、アルキル化
    剤/ナフタレンモル比は少なくとも1.5、最大4に等
    しい事を特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載
    の方法。
  13. 【請求項13】脱アルキル化に際して、最高温度は少な
    くとも260℃、最大350℃に等しく、最高圧は少な
    くとも10バール、最大60バールに等しい事を特徴と
    する請求項8乃至11のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】アルキル化ゼオライトおよび/または脱
    アルキル化ゼオライトは反応媒質中に懸濁される事を特
    徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】不連続方式である事を特徴とする請求項
    1乃至14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】連続方式である事を特徴とする請求項1
    乃至14のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】請求項1乃至16のいずれかに記載の方
    法によって得られたアルキル化化合物。
  18. 【請求項18】ジシクロヘキシル−2,6ナフタレンで
    ある事を特徴とする請求項14に記載のアルキル化化合
    物。
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