JPH04217880A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH04217880A
JPH04217880A JP2404262A JP40426290A JPH04217880A JP H04217880 A JPH04217880 A JP H04217880A JP 2404262 A JP2404262 A JP 2404262A JP 40426290 A JP40426290 A JP 40426290A JP H04217880 A JPH04217880 A JP H04217880A
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vibrating body
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Fumiyuki Mikami
三上文之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータの制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波モータは (1)低速度、高トルク。保持トルクが大きい。
【0003】 (2)構造が簡単で小型化が容易。
【0004】 (3)DCモータの特性に近く制御が容易。
【0005】 (4)磁界を発生しない。
【0006】 (5)靜かである。
【0007】などの特徴を持ち、近年カメラの自動焦点
機構などで実用化されている。
【0008】まず、図2を用いて超音波モータの原理に
ついて簡単に説明する。超音波モータは従来の電磁モー
タとは動作原理がまったく異なり、たわみ振動を発生さ
せる振動体200と、これに強く圧着して移動する不図
系の移動体からなる。振動体200は図2の(a)のよ
うに圧電セラミックス201を交互に向きを反転して分
極させ、これを弾性体202に張り付ける。これに電圧
を加えると圧電セラミックス201が伸びる部分と縮む
部分があるため全体がうねる(図2の(b))。電圧の
極性を反転するとたわみも反転する(図2の(c))。 従って、交流を印加すれば図2の(d)に示すように定
在波を発生させることが出来る。このままでは振動体2
00と移動体を圧着しても移動体は動かない。定在波か
ら回転運動を作り出す方法は種々あるが、ここでは進行
波型と呼ばれる方法について説明する。
【0009】一般に、定在波を進行波に変えるには、位
置と位相がそれぞれ90゜異なる2つの定在波を合成す
ればよい。即ち、共振波長をλとすると、圧電セラミッ
クス201を2つに区分し、λ/4だけずらして配置す
る。例えば、トラック型の超音波モータでは図3のよう
になる。印加する電圧の位相もλ/4ずらす。このとき
進行波のある1点に注目すると、進行波の方向とは反対
方向に楕円運動をしている(図4)。この楕円運動に依
る力との摩擦力によって進行波の進行方向と反対側に移
動体が動くことになる。尚、図3の301、302は各
相の位相および振幅を検出するためのセンサー電極であ
る。
【0010】この超音波モータの制御回路の従来例のブ
ロック図を図5に示す。
【0011】振動体56の共振周波数は温度などによっ
て変化するため、共振点を追従するように周波数を変え
る必要がある。そこで共振点に於いてはセンサー電極か
らの出力の位相が90゜遅れることを利用し、A相セン
サー電極出力508を入力波形と位相比較器52によっ
て位相比較し、その結果をマイクロプロセッサー(以下
、MPUと略す)51からの駆動周波数指令から減算し
てVCO53に入力する。位相比較器52の出力をA/
Dコンバータ等でMPU51に取込んで演算して駆動周
波数を指示することもある。VCO出力はモータのON
/OFFを制御するANDゲートを通って増幅器55に
入力され、増幅されて振動体56のA相に入力される。 B相はVCO53出力を位相回路54によって90゜遅
らせた後、ANDゲートを通って増幅器58からB相に
入力される。A相と同様に位相回路出力とB相電極出力
509を位相比較してフィードバックし、位相回路54
の位相量を制御する。また、各相の振動振幅が異なると
進行波歪みが生じるため、各センサー電極出力の振幅を
比較しB相の増幅器58の増幅率を制御し、A相の振幅
と等しくなるようにする。移動体の位置或いは速度は例
えばエンコーダを用いることによって検出でき、これを
MPU51に入力し、MPU51からA相の増幅器55
に速度指令として入力する。この場合、MPU51で指
令量を演算する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記説明から分かるよ
うに、超音波モータの制御回路は以下の4つのフィード
バック制御を必要とする。
【0013】 (1)振動体の共振点を追従する。
【0014】 (2)A,B相の位相差を90゜に保つ。
【0015】 (3)A,B相の振幅を等しくする。
【0016】 (4)位置、速度制御。
【0017】このため、複数個の超音波モータを必要と
する場合、図5の制御回路がモータの数だけ必要となり
、回路規模が非常に大きくなるという問題点がある。
【0018】本発明の目的は上記問題点を解決し、複数
の振動波モータに対する駆動回路の共通化が図れ、複数
の超音波モータを制御する場合にも回路規模の増大を最
小限とすることができるモータ制御装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
ための構成は、振動体に接合される電気−機械エネルギ
ー変換素子に形成された駆動用のA相素子とB相素子と
に位相の異なる交流電界を印加することにより、該振動
体に進行性振動波を形成し、該振動体と該振動体に圧接
する部材とを相対運動させる超音波モータを複数駆動制
御するモータ制御装置において、制御器からのモータ選
択信号によって、複数の超音波モータにおける各A相素
子にA相駆動信号を選択的に出力するA相信号選択手段
と、該複数の超音波モータにおける各B相素子にB相駆
動信号を選択的に出力するB相信号選択手段とを夫々制
御し、選択したいずれか一つの超音波モータを駆動する
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記した構成のモータ制御装置は、複数の超音
波モータに対して制御器からモータ選択信号が出力され
ると、A相信号選択手段とB相信号選択手段とが選択さ
れたモータのA相とB相とに駆動用の信号を出力する。
【0021】
【実施例】図1に本発明によるモータ制御装置の一実施
例を示す回路図である。
【0022】本実施例は2つの超音波モータを駆動する
モータ制御装置で、第1の振動体7のA相及びB相へ電
力を供給するための増幅器が2つ(増幅器6、増幅器1
1)、同様に第2の振動体14に対しても駆動用の増幅
器が2つ(増幅器12、13)設けられている。第1の
振動体7と第2の振動体14のA相センサー電極の出力
は、夫々A相セレクタ9に、又第1、第2の振動体7,
14のB相センサー電極の出力は、夫々B相セレクタ1
8に出力される。
【0023】一方、MPU1からのモータ駆動用の周波
数制御指令信号101は、VCO3に出力され、周波電
圧に変換された駆動電力がA相マルチプレクサー5と、
位相回路4を介してB相マルチプレクサー10に出力さ
れる。
【0024】A相マルチプレクサー5は、第1、第2の
振動体7、14の各A相用の増幅器6、12に駆動電力
を選択的に供給し、またB相マルチプレクサー10は第
1、第2の振動体7,14の各B相用の増幅器11,1
3に駆動電力を選択的に供給するようにしており、MP
U1からのモータ選択信号103が例えばハイレベルの
信号であると、A,B相用マルチプレクサー5,10は
夫々第1の振動体7用の増幅器6,11に電力を供給す
るように選択される。逆に信号103が例えばローレベ
ルであると、第2の振動体14を駆動すべく増幅器12
,13へ駆動電力を供給する。
【0025】また、モータ選択信号103は、A相セレ
クタ9、B相セレクタ18に入力され、例えばハイレベ
ルの信号であるとA相セレクタ9は第1の振動体7のA
相センサー電極の信号を、B相セレクタ18は第1の振
動体14のB相センサー電極の信号を夫々出力する。逆
にモータ選択信号103がローレベルの場合は、第2の
振動体14のA相、B相センサー電極の信号がA相セレ
クタ9、B相セレクタ18から出力される。
【0026】A相セレクタ9の出力は、従来例と同様に
位相比較器2へ入力され、共振周波数追従制御あるいは
B相のセンサー電極出力と振幅比較され、B相の振幅制
御に用いられる。B相セレクタ18の出力は、B相の振
幅制御あるいは位相量の調整に用いられる。
【0027】各超音波モータの出力は、夫々第1、第2
のエンコーダ回路20,21により検出され、上記の場
合と同様にモータ選択信号103の出力レベルによって
第1のエンコーダ回路20又は第2のエンコーダ回路2
1の出力のいずれか一方が選択され、エンコーダ出力を
MPU1に入力して従来例と同様に速度制御あるいは位
置制御が行なわれる。
【0028】すなわち、超音波モータの個数が増加して
も、位相比較器2,VCO3、位相回路4が1つで済み
、又A相用マルチプレクサー5とB相用マルチプレクサ
ー10についても、増加分に見合う出力端子を設けるだ
けで済む。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数個の超音波モータを制御する際に同じ機能を持った制
御回路を複数用いる必要がなく、回路規模の増大を最小
限に抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】超音波モータの動作原理を説明する図である。
【図3】トラック型振動体に対する圧電セラミックスの
張り付け例を説明する図である。
【図4】移動体が摩擦によって運動することを説明する
図である。
【図5】従来の超音波モータ制御回路を説明するブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,51…MPU              2,5
2…位相比較器3,53…VCO          
    4,54…位相回路5,10,15,19…マ
ルチプレクサー6,11,12,13,55,58…信
号増幅器7,14,56…振動体 8,15,16,17,57,59…増幅器9,18…
セレクタ            20,21,60…
エンコーダ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  振動体に接合される電気−機械エネル
    ギー変換素子に形成された駆動用のA相素子とB相素子
    とに位相の異なる交流電界を印加することにより、該振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動体と該振動体に圧
    接する部材とを相対運動させる超音波モータを複数駆動
    制御するモータ制御装置において、制御器からのモータ
    選択信号によって、複数の超音波モータにおける各A相
    素子にA相駆動信号を選択的に出力するA相信号選択手
    段と、該複数の超音波モータにおける各B相素子にB相
    駆動信号を選択的に出力するB相信号選択手段とを夫々
    制御し、選択したいずれか一つの超音波モータを駆動す
    ることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、複数の超音波モー
    タの振動状態を選択的に出力する振動状態選択手段を有
    し、該振動状態選択手段からの選択された振動状態信号
    により選択された超音波モータの制御を行うことを特徴
    とするモータ制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2において、複数の超音
    波モータの速度又は位置を個々に検出する検出手段を有
    すると共に、該複数の検出手段からの各信号をモータ選
    択信号により選択的に出力する速度又は位置信号選択手
    段を有し、該選択手段からの出力により選択された超音
    波モータの制御を行うことを特徴とするモータ制御装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019193339A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動系の制御装置およびワーク搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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