JPH0421725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421725Y2 JPH0421725Y2 JP1985026873U JP2687385U JPH0421725Y2 JP H0421725 Y2 JPH0421725 Y2 JP H0421725Y2 JP 1985026873 U JP1985026873 U JP 1985026873U JP 2687385 U JP2687385 U JP 2687385U JP H0421725 Y2 JPH0421725 Y2 JP H0421725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- container
- reinforcing plate
- seat belt
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案はコンテナを後部に載置した荷物自動車
のシートベルトアンカー装置に関する。
のシートベルトアンカー装置に関する。
b 従来の技術
第4図に示すようにコンテナaを後部に載置し
た荷物自動車においては、第5図および第6図に
示すようなシートベルトアンカー装置が設けられ
ている。すなわち、第5図において、aはコンテ
ナ、bはコンテナaを支承する一対のサブフレー
ム、cは一対のサブフレームbに差し渡されたス
テー補強板で、サブフレームbに対し溶接等の手
段で強固に固定されている。dは前方にある運転
席のシートベルト用のシートベルトステーで、一
端をステー補強板cに固定し、他端を運転席フロ
アとシートベルトの固定金具とに取付けるように
構成してある。
た荷物自動車においては、第5図および第6図に
示すようなシートベルトアンカー装置が設けられ
ている。すなわち、第5図において、aはコンテ
ナ、bはコンテナaを支承する一対のサブフレー
ム、cは一対のサブフレームbに差し渡されたス
テー補強板で、サブフレームbに対し溶接等の手
段で強固に固定されている。dは前方にある運転
席のシートベルト用のシートベルトステーで、一
端をステー補強板cに固定し、他端を運転席フロ
アとシートベルトの固定金具とに取付けるように
構成してある。
第6図は、前記ステー補強板に角筒状の剛性の
高い部材fを設け、これを一対のサブフレームb
に差し渡して溶接固定したものである。
高い部材fを設け、これを一対のサブフレームb
に差し渡して溶接固定したものである。
c 考案が解決しようとする問題点
前記第5図に示す構造のものは、矢印で示すよ
うにシートベルトに急激な負荷がかゝつた場合
に、車の前後方向に容易に変形するという問題点
がある。
うにシートベルトに急激な負荷がかゝつた場合
に、車の前後方向に容易に変形するという問題点
がある。
また、第6図に示す従来の構造のものでは、前
記第5図に示す構造のもつ問題点は解消するが、
スペースが大きくとられてレイアウト的に好まし
くなく、またコストアツプを招くという問題点が
ある。
記第5図に示す構造のもつ問題点は解消するが、
スペースが大きくとられてレイアウト的に好まし
くなく、またコストアツプを招くという問題点が
ある。
本考案は前記事情に鑑み、前記従来装置の問題
点を解消し、簡単な構造によつて強度のえられる
シートベルトアンカー装置を提供することを目的
とする。
点を解消し、簡単な構造によつて強度のえられる
シートベルトアンカー装置を提供することを目的
とする。
d 問題点を解決するための手段
本考案は以下述べる手段によつて、前記目的を
達成するものである。
達成するものである。
すなわち、本考案はコンテナを支えるサブフレ
ームの前端にステー補強板を差し渡して固定する
とともに、該ステー補強板にシートベルトステー
の一端を固定してなる荷物自動車用のシートベル
トアンカー装置において、前記ステー補強板に車
の左右方向に延びる突条部を突設するとともに、
該突条部に嵌合せしめる凹溝を、前記コンテナ底
部に設けたことを特徴とするシートベルトアンカ
ー装置である。
ームの前端にステー補強板を差し渡して固定する
とともに、該ステー補強板にシートベルトステー
の一端を固定してなる荷物自動車用のシートベル
トアンカー装置において、前記ステー補強板に車
の左右方向に延びる突条部を突設するとともに、
該突条部に嵌合せしめる凹溝を、前記コンテナ底
部に設けたことを特徴とするシートベルトアンカ
ー装置である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第1図〜第3図において、1はコンテナ、2は
コンテナ1を支承する一対のサブフレーム、3は
コンテナ1とサブフレーム2を固定するアングル
である。コンテナ1の底面8とサブフレーム2の
上面9との間にスライドレール10を介設してあ
り、このスライドレール10には比較的摩擦抵抗
の少ない材料、たとえば塩化ビニールなどの合成
樹脂が使用される。また、コンテナ1の底面8の
前端寄りに凹溝11が車両の進行方向にほゞ直角
に設けてある。
コンテナ1を支承する一対のサブフレーム、3は
コンテナ1とサブフレーム2を固定するアングル
である。コンテナ1の底面8とサブフレーム2の
上面9との間にスライドレール10を介設してあ
り、このスライドレール10には比較的摩擦抵抗
の少ない材料、たとえば塩化ビニールなどの合成
樹脂が使用される。また、コンテナ1の底面8の
前端寄りに凹溝11が車両の進行方向にほゞ直角
に設けてある。
15はシートベルトステーに対するステー補強
板で、前記一対のサブフレーム2に差し渡されて
おり、コンテナ1側の端部に突条部16を車輛の
進行方向にほゞ直角に突設して、前記コンテナ1
の凹溝11に嵌合せしめるとともに、他端にステ
ー取付部17を設け、該ステー取付部17の中央
に一対の取付穴を設けてある。そしてステー補強
板15の中間部19と突条部16とにおいて、一
対の前記サブフレーム2に溶接等の手段によつて
強固に固定してある。なお突条部16は図示のよ
うな三角形状のほかに、多角形状、円弧状などの
形状とすることができる。
板で、前記一対のサブフレーム2に差し渡されて
おり、コンテナ1側の端部に突条部16を車輛の
進行方向にほゞ直角に突設して、前記コンテナ1
の凹溝11に嵌合せしめるとともに、他端にステ
ー取付部17を設け、該ステー取付部17の中央
に一対の取付穴を設けてある。そしてステー補強
板15の中間部19と突条部16とにおいて、一
対の前記サブフレーム2に溶接等の手段によつて
強固に固定してある。なお突条部16は図示のよ
うな三角形状のほかに、多角形状、円弧状などの
形状とすることができる。
26はキヤブバツク、27はフロア、28はシ
ートベルトステーであり、シートベルトステー2
8は、一端を前記ステー補強板15の取付穴の部
分に当接し、この取付穴とシートベルトステー2
8上に設けた取付穴とにボルト29を挿通し、ナ
ツト30によつて両者を固定してある。また、シ
ートベルトステー28の他端は、運転席のフロア
27の下面に当接し、フロア27の上面に当接し
たベルト取付具31とともに、ボルト32とナツ
ト33によつてフロア27に固定してある。
ートベルトステーであり、シートベルトステー2
8は、一端を前記ステー補強板15の取付穴の部
分に当接し、この取付穴とシートベルトステー2
8上に設けた取付穴とにボルト29を挿通し、ナ
ツト30によつて両者を固定してある。また、シ
ートベルトステー28の他端は、運転席のフロア
27の下面に当接し、フロア27の上面に当接し
たベルト取付具31とともに、ボルト32とナツ
ト33によつてフロア27に固定してある。
いま、シートベルトに急激な負荷がかゝつた場
合、その負荷はシートベルトステー28からステ
ー補強板15にかゝる。ステー補強板15の突条
部16はコンテナ1の凹溝11に嵌着しており、
そのため、突条部16とコンテナ1の前端部は一
体的な強力な構造体となつている。したがつて相
当大きな負荷が作用してもステー補強板15が撓
んだり変形することがない。
合、その負荷はシートベルトステー28からステ
ー補強板15にかゝる。ステー補強板15の突条
部16はコンテナ1の凹溝11に嵌着しており、
そのため、突条部16とコンテナ1の前端部は一
体的な強力な構造体となつている。したがつて相
当大きな負荷が作用してもステー補強板15が撓
んだり変形することがない。
また、車体からコンテナ1を移動する場合に
は、ステー補強板15の突条部16を乗り越えス
ライドレール10上を後方に滑動させればよい。
は、ステー補強板15の突条部16を乗り越えス
ライドレール10上を後方に滑動させればよい。
e 効果
以上のように本考案の装置によれば、シートベ
ルトステーに連結されるステー補強板の端部に車
の左右方向に延びる突条を突設するとともに、該
突条に嵌合せしめる凹溝をコンテナ底部に設け
て、ステー補強板を保持するようにしたので、シ
ートベルトアンカー装置としての強度が向上す
る。即ち、前述のようなステー補強板に突設した
突条部と、コンテナの底部に設けた凹溝が嵌合し
て一体的な強力な構造体となつており、さらに、
コンテナの重量により、突条部と凹溝がしつかり
嵌合している。したがつてステー補強板が容易に
撓んだり変形することがなく、急激な負荷にも耐
えられる。また、ステー補強板は単に延長して、
その部分に突条を設けるだけでよいので構造的に
簡単に安価に製作できる。さらにこの延長部分は
コンテナ下部に延設するだけであるのでレイアウ
ト的にも殆ど問題とならない。
ルトステーに連結されるステー補強板の端部に車
の左右方向に延びる突条を突設するとともに、該
突条に嵌合せしめる凹溝をコンテナ底部に設け
て、ステー補強板を保持するようにしたので、シ
ートベルトアンカー装置としての強度が向上す
る。即ち、前述のようなステー補強板に突設した
突条部と、コンテナの底部に設けた凹溝が嵌合し
て一体的な強力な構造体となつており、さらに、
コンテナの重量により、突条部と凹溝がしつかり
嵌合している。したがつてステー補強板が容易に
撓んだり変形することがなく、急激な負荷にも耐
えられる。また、ステー補強板は単に延長して、
その部分に突条を設けるだけでよいので構造的に
簡単に安価に製作できる。さらにこの延長部分は
コンテナ下部に延設するだけであるのでレイアウ
ト的にも殆ど問題とならない。
第1図はコンテナを後部に載置した荷物自動車
における本考案のシートベルトアンカー装置の説
明図、第2図はその斜視説明図、第3図は同自動
車のコンテナ下部付近の左半分を後方よりみた説
明図、第4図は同自動車の全体側面図、第5図お
よび第6図は従来装置の斜視説明図である。 1……コンテナ、2……サブフレーム、11…
…凹溝、15……ステー補強板、16……突条
部、28……シートベルトステー。
における本考案のシートベルトアンカー装置の説
明図、第2図はその斜視説明図、第3図は同自動
車のコンテナ下部付近の左半分を後方よりみた説
明図、第4図は同自動車の全体側面図、第5図お
よび第6図は従来装置の斜視説明図である。 1……コンテナ、2……サブフレーム、11…
…凹溝、15……ステー補強板、16……突条
部、28……シートベルトステー。
Claims (1)
- コンテナを支えるサブフレームの前端にステー
補強板を差し渡して固定するとともに、該ステー
補強板にシートベルトステーの一端を固定してな
る荷物自動車用のシートベルトアンカー装置にお
いて、前記ステー補強板に車の左右方向に延びる
突条部を突設するとともに、該突条部に嵌合せし
める凹溝を、前記コンテナ底部に設けたことを特
徴とするシートベルトアンカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026873U JPH0421725Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026873U JPH0421725Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142659U JPS61142659U (ja) | 1986-09-03 |
JPH0421725Y2 true JPH0421725Y2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=30523292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985026873U Expired JPH0421725Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421725Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59116250U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-06 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の座席ベルト取付部の補強構造 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP1985026873U patent/JPH0421725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61142659U (ja) | 1986-09-03 |