JPH04217197A - ディジタルビデオ記録再生装置 - Google Patents

ディジタルビデオ記録再生装置

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JPH04217197A
JPH04217197A JP2403744A JP40374490A JPH04217197A JP H04217197 A JPH04217197 A JP H04217197A JP 2403744 A JP2403744 A JP 2403744A JP 40374490 A JP40374490 A JP 40374490A JP H04217197 A JPH04217197 A JP H04217197A
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signal
data
circuit
recording
color difference
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Atsuo Suga
厚夫 菅
Shigemitsu Higuchi
重光 樋口
Tomohide Soribashi
反橋 智英
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルビデオ信号の
記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用VTRの分野では高画質化の要求
により、従来のアナログ信号記録方式のVTRからディ
ジタル信号記録方式のVTRへの移行が進められている
。現在使用されているディジタルVTRのうち、ビデオ
信号を輝度信号と色信号に分けて別々に記録をするコン
ポーネント信号記録方式のディジタルVTRの規格とし
てD1フォーマットがある。D1フォーマットは、テレ
ビジョン学会誌  Vol.40,No.6(1986
年)第457頁から第464頁に論じられているように
、輝度信号を13.5MHzで、B−Y,R−Yのそれ
ぞれの色差信号を輝度信号の半分の6.75MHzでサ
ンプリングし、それぞれ3つの信号を8ビットで量子化
したものを記録するディジタルVTRのフォーマットで
ある。
【0003】このときの伝送ビットレートは216Mb
psにも及ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】D1フォーマットは画
質を最優先にした記録フォーマットであるため、テープ
の使用量が家庭用VTRに比べて1桁以上多くなり、ラ
ンニングコストを考えると使用目的はおのずと限定され
がちである。そこで普及化のためにも、ランニングコス
トをなるべく低く抑えることができるコンポーネント信
号記録方式のディジタルVTRフォーマットの出現が望
まれる。テープのランニングコストを低く抑えるには、
記録信号の短波長化や狭トラック化などによる記録の高
密度化、記録信号の低ビットレート化などの技術が考え
られる。本発明はビデオ信号情報の圧縮技術により記録
信号の情報量を低減したうえで、現行方式のD1フォー
マットとの整合性に優れ、かつ回路規模を小さく構成で
き、業務用VTRの重要な機能である可変速再生に適し
たコンポーネント信号記録方式のディジタルVTRの記
録フォーマットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】現行方式であるD1フォ
ーマットとの整合性をよくするためには、D1フォーマ
ットによるコンポーネントビデオ信号の標本化、及び量
子化を行って生成した輝度信号、及びB−Y,R−Yの
色差信号のディジタルビデオ信号に対して信号圧縮処理
を行う。このときの信号圧縮処理は、輝度信号の信号圧
縮後のデータレートと2つの色差信号の信号圧縮後のデ
ータレートが等しく、かつ2つの色差信号の信号圧縮処
理方式が同一である。そして、信号圧縮処理において輝
度信号の処理のために1系統の信号処理回路を設け、2
つの色差信号の処理については1系統の信号処理回路を
共用する。また、効果的な可変速再生を可能にするため
には、ビデオ信号を構成する1つの画面を複数のエリア
に分割し、さらにエリアを構成する画素データ群を1つ
のブロック単位として、信号圧縮処理やデータの並び替
え、エラー訂正符号化処理などの信号処理を行い、ブロ
ック間のデータを用いての信号処理を行わずにテープに
記録する信号を生成するものである。
【0006】
【作用】D1フォーマットに準拠して符号化されたディ
ジタルビデオ信号に対して信号圧縮処理を行うことによ
り、特に信号変換処理に関する外部装置や回路付加など
を必要とせずに、現行のD1フォーマットVTRと組ん
で容易にシステム化が可能なディジタルVTRが構成で
きる。
【0007】信号圧縮処理後の輝度信号のデータレート
と2つの色差信号のデータレートを等しくし、かつ2つ
の色差信号の信号圧縮方式が同一であることにより、信
号処理回路の共有化が図れる、回路の構成が簡易になる
ので、回路規模やコストの削減ができる。
【0008】ビデオ信号を構成する1つの画面を複数の
ブロックに分割し、ブロックに属する画素データ群を1
つの単位として上記信号処理を行って記録信号を生成し
、これを回転ヘッドにより磁気テープに対して記録およ
び再生を行うVTRにおいて、可変速再生することを考
える。このとき可変速再生を行うと再生ヘッドは磁気テ
ープに記録されたトラックに対して横切るように磁気テ
ープ上を走査する。この時、再生ヘッドで走査したトラ
ックの一部が再生されるが、これらの再生信号から同じ
信号圧縮処理を行ったブロックを構成する画素データの
すべてが再生されないと正しくビデオ信号が再現できず
、可変速再生を行ったときに画質のよい再生ビデオ信号
が得られない。よって、信号圧縮処理が行われるブロッ
ク単位で完結させて記録信号を生成する記録フォーマッ
トを採用すれば、可変速再生時の画質がよくなる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるビデオ信号
の信号処理方法を説明する記録信号処理ブロック図であ
る。以下、図1の構成を説明する。
【0010】1はR信号入力、2はG信号入力、3はB
信号入力である。R信号入力1、G信号入力2、B信号
入力3はそれぞれ、赤色成分、緑色成分、青色成分のビ
デオ信号入力である。4は色差信号エンコーダ、5はY
信号入力、6はCb信号入力、7はCr信号入力である
。Y信号入力5、Cb信号入力6、Cr信号入力7はそ
れぞれ、輝度信号成分、青色成分から輝度信号成分を差
し引いたもの、赤色成分から輝度成分を差し引いたもの
のビデオ信号入力である。色差信号エンコーダ4は、R
信号入力1、G信号入力2、B信号入力3をマトリック
ス演算により、Y信号入力5、Cb信号入力6、Cr信
号入力7を合成するものである。8、9、及び10はロ
ーパスフィルタ、11、12、及び13はA/D変換器
、14は輝度信号データ、15はCb信号データ、16
はCr信号データである。Y信号入力5はローパスフィ
ルタ8により帯域制限され、A/D変換器11により1
3.5MHzでサンプリング、8ビットで量子化が行わ
れ、輝度信号データ14が得られる。る。Cb信号入力
6はローパスフィルタ9により帯域制限され、A/D変
換器12により6.75MHzでサンプリング、8ビッ
トで量子化が行われ、Cb信号データ15が得られる。 Cr信号入力7はローパスフィルタ10により帯域制限
され、A/D変換器13により6.75MHzでサンプ
リング、8ビットで量子化が行われ、Cr信号データ1
6が得られる。17は色差信号データ合成回路、18は
色差信号データ、19は輝度信号データ圧縮回路、20
は色差信号データ圧縮回路、21は輝度信号圧縮データ
、22は色差信号圧縮データである。色差信号データ合
成回路17により、Cb信号データ15とCr信号デー
タ16を時分割で多重化させ、色差信号データ18が得
られる。このとき輝度信号データ14と色差信号データ
18は同じデータ伝送レートとなる。輝度信号データ1
4は輝度信号データ圧縮回路19により輝度信号圧縮デ
ータ21が生成される。色差信号データ18は色差信号
データ圧縮回路20により色差信号圧縮データ22が生
成される。23は合成回路、24はシャフリング回路、
25はエラー訂正符号エンコーダ、26は同期信号付加
回路、27は記録信号データである。合成回路23は輝
度信号圧縮データ21と色差信号圧縮データ22を合成
して信号処理を1系統にまとめるものである。シャフリ
ング回路24によりデータの並び替えが行われ、再生時
における再生信号の欠落による画質劣化への影響を減ら
すことができる。エラー訂正符号エンコーダ25により
再生時にエラー訂正を行うためのパリティをビデオ信号
データに付加する。さらに同期信号付加回路26により
同期信号やID信号の付加を行う。再生時には同期信号
やID信号の検出を行い、これをもとにビデオ信号の再
構成が行われる。これらの信号処理の後、記録信号デー
タ27が生成される。28は変調回路、29は記録アン
プ、30は記録信号である。変調回路28は記録信号デ
ータ27をテープ−ヘッド系における伝送特性を考慮し
て、信号の伝達が可能なスペクトラム特性を持つ信号に
変換するものである。例えばロータリートランスを介し
て回転ヘッドに記録信号30を導き磁気テープに記録す
る場合は、DC成分が少ない信号に変換することが通常
行われる。さらに記録アンプ29により信号が増幅され
記録ヘッドに導く記録信号30を生成する。
【0011】図2は、本発明の一実施例であるビデオ信
号の信号処理方法を説明する再生信号処理ブロック図で
ある。以下、図2の構成を説明する。
【0012】31は再生信号、32はプリアンプ、33
は再生イコライザ、34はPLL、35は復調回路であ
る。再生ヘッドから再生された再生信号31は、プリア
ンプ32により増幅され、再生イコライザ33にてテー
プ−ヘッド系の伝送における信号特性の劣化が補正され
る。PLL34では信号のエッジ情報をもとに信号に同
期したクロックを生成し、クロックを用いて信号をスト
ローブしてディジタル信号を再生する。復調回路35は
、記録信号処理における変調回路28の逆変換を行う。 36はエラー訂正処理回路、37はデシャフリング回路
である。エラー訂正回路36は、記録時に同期信号付加
回路26で付加された同期信号やID信号をもとに、エ
ラー訂正符号エンコーダ25で付加されたパリティを用
いてエラー訂正の処理を行う。デシャフリング回路37
は、記録信号処理におけるシャフリング回路24の逆変
換を行う。38は分配回路、39は輝度信号データ伸張
回路、40は輝度信号データ、41は色差信号データ伸
張回路、42は色差信号データ、43は色差信号データ
分配回路、44はCb信号データ、45はCr信号デー
タである。分配回路38は信号を輝度信号と色差信号の
データに分配し、別々に信号処理を行うようにする。輝
度信号データ伸張回路39は記録信号処理の輝度信号デ
ータ圧縮回路19の逆変換を行い、輝度信号データ40
を生成するものである。色差信号データ伸張回路41は
記録信号処理の色差信号データ圧縮回路20の逆変換を
行い、色差信号データ42を生成するものである。色差
信号データ分配回路43は色差信号データ42からCb
信号データ44とCr信号データ45を分離する回路で
ある。46、47、及び48はD/A変換器、49、5
0、及び51はローパスフィルタ、52はY信号出力、
53はCb信号出力、52はCr信号出力である。輝度
信号データ40はD/A変換器46によりアナログ信号
に変換され、ローパスフィルタ49により不要信号成分
を除去しY信号出力52を生成する。Cb信号データ4
4はD/A変換器47によりアナログ信号に変換され、
ローパスフィルタ50により不要信号成分を除去しCb
信号出力53を生成する。Cr信号データ45はD/A
変換器48によりアナログ信号に変換され、ローパスフ
ィルタ51により不要信号成分を除去しCr信号出力5
4を生成する。55は色差信号デコーダ、56はR信号
出力、57はG信号出力、58はB信号出力である。Y
信号出力52、Cb信号出力53、及びCr信号出力5
4を色差信号エンコーダ55に入力すると演算処理によ
りR信号出力56、G信号出力57、及びB信号出力5
8を生成する。
【0013】図3は、本発明の一実施例であるテープ−
ヘッド系の動作を説明するテープ−ヘッド系ブロック図
である。以下、図3の構成を説明する。
【0014】61はシリンダ、62は磁気テープ、63
はガイドピンである。磁気テープ62は、ガイドピン6
3によりシリンダ61に180度程度巻き付けられてい
る。64はシリンダ回転方向、65はテープ走行方向、
66はシリンダモータ、67はキャプスタン、68はピ
ンチローラ、69はキャプスタンモータである。シリン
ダ61はシリンダモータ66によりシリンダ回転方向6
4に回転する。キャプスタン67はキャプスタンモータ
69の回転軸である。磁気テープ62はピンチローラ8
6とキャプスタン67によって挟まれ、キャプスタンモ
ータ69が回転することにより移動が行われ、記録時や
通常再生時にはテープ走行方向65に走行する。70は
キャプスタンFG、71はシリンダPG、72はコント
ロールヘッド、73はコントロール信号、74はサーボ
回路、75はシステムコントロール回路である。キャプ
スタンFG70は、キャプスタンモータ69の回転数に
比例した周波数の信号を出力するものである。サーボ回
路74はキャプスタンFG70を検出することによりキ
ャプスタンモータ69に与える電圧を設定し、テープ走
行速度を制御する。シリンダPG71はシリンダ61が
1回転するうちに一定の回転位相のもとで1回パルス信
号を発生するものである。サーボ回路74はシリンダP
G71を検出することによりシリンダモータ66に与え
る電圧を設定し、シリンダ61の回転位相を制御する。 コントロール信号73は、記録時にはシリンダPG71
に同期したパルスとしてサーボ回路74より生成し、コ
ントロールヘッド72を介して磁気テープ62の長手方
向トラックに記録される。また、再生時にはコントロー
ル信号73は磁気テープ62よりコントロールヘッド7
2を介して再生されサーボ回路74に入力される。サー
ボ回路74はコントロール信号73とシリンダPG71
の位相関係を検出してキャプスタンモータ69に与える
電圧を設定し、キャプスタン67の回転位相を制御する
。システムコントロール回路75は動作モード情報をサ
ーボ回路74に与え、サーボ回路はそれに応じた動作を
行う。RA、RBは記録ヘッド、PA、PBは再生ヘッ
ドである。記録ヘッドRAとRBは180度離れてシリ
ンダ61に設置されている。再生ヘッドPAとPBも1
80度離れてシリンダ61に設置されている。記録ヘッ
ドRAとRB、さらに再生ヘッドPA、PBは異なるア
ジマス角を持っている。記録時には記録ヘッドRAとR
Bに記録信号30が導かれ、磁気テープ62上を走査す
ることにより記録される。再生ヘッドPAとPBは、磁
気テープ62上を走査することにより再生信号31が再
生される。
【0015】図4に磁気テープの記録パターンを示す。 TA、TBはトラックである。トラックTAは記録ヘッ
ドRAにより記録が行われ、再生ヘッドPAにより再生
が行われる。トラックTBは記録ヘッドRBにより記録
が行われ、再生ヘッドPBにより再生が行われる。コン
トロール信号73はトラックTAが記録され始めると同
時に磁気テープ65に記録されるものとする。
【0016】次に記録時の信号処理方式について詳しく
説明する。
【0017】ビデオ信号データの圧縮方式として様々な
方式が検討されているが、ここでは525ライン/60
Hz系のビデオ信号方式において、1つのフィールド画
面を複数のブロックにわけて、ここのブロックを1単位
にしてデータ圧縮処理をする方式を採用することにする
。さらに具体的には、D1フォーマットのディジタル符
号化方式にもとづいてディジタル化されたビデオデータ
について、有効画素1ラインあたり輝度信号データ14
が720画素、Cb信号データ15、及びCr信号デー
タ16がそれぞれ360画素、1フィールド当り有効ラ
イン数が256ラインとし、1フィールド画面を8ライ
ン×8画素のブロックに分割して、そのエリア単位でデ
ータ圧縮を行う方式を採用したとする。図5にフィール
ド画面に対してブロック分割を行う様子を示した。これ
によりフィールド画面は縦方向に32分割、横方向に9
0分割される。ここでこれらのブロックをBmn(0≦
m≦31,0≦n≦89)と表すことにする。さらに、
輝度信号データ14をYij、Cb信号データ15をC
bik、Cr信号データ16をCrik(0≦i≦25
5,0≦j≦719,k=2(int(j/2)))と
表すことにする。BmnにはYij8画素×8ライン×
8ビット=64バイト、Cbikが4画素×8ライン×
8ビット=32バイト、Crikが4画素×8ライン×
8ビット=32バイト(8m≦i≦8(m−1)−1,
8n≦j≦8(n−1)−1,k=2(int(j/2
)))の信号が含まれる。そこでブロックBmnに含ま
れる輝度信号データ群、Cb信号データ群、及びCr信
号データ群をそれぞれYmn、Cbmn、及びCrmn
と表すことにする。
【0018】本発明では、輝度信号データ14を輝度信
号データ圧縮回路19によりデータ圧縮を行ったときの
輝度信号圧縮データ21のデータレートRy(bps)
と、Cb信号データ15とCr信号データ16を色差信
号合成回路17で色差信号データ18を合成し、色差信
号データ圧縮回路20によりデータ圧縮を行ったときの
色差信号圧縮データ22のデータレートRc(bps)
が一致するように、輝度信号データ21と色差信号デー
タ18のそれぞれにおけるデータ圧縮方式を採用するも
のである。本実施例の場合、輝度信号データ14のデー
タレートは、Cb信号データ15及びCr信号データ1
6のデータレートのちょうど2倍であるため、データレ
ートRyとデータレートRcを等しくするためには、輝
度信号データ圧縮回路19と色差信号データ圧縮回路2
0におけるデータ圧縮方式のデータ圧縮率を同じにして
やればよい。ここではこれらのデータ圧縮率を1/4と
する。Ymn、Cbmn、及びCrmnをデータ圧縮し
たときの信号データ群をYmn’、Cbmn’、および
Crmn’と表すと、Ymn’は16バイト、Cbmn
’とCrmn’は、色差信号データ圧縮回路19にて同
じデータ圧縮方式で処理するのでそれぞれ8バイトのデ
ータ量になる。同様にデータ圧縮後のブロックBijを
データ圧縮ブロックBij’と表すことにする。
【0019】データ圧縮処理後、合成回路23により輝
度信号圧縮データ21と色差信号圧縮データ22を合成
する。輝度信号圧縮データ21のデータレートRyと色
差信号圧縮データ22のデータレートRcは等しいので
、合成回路23における処理に用いられるタイミングク
ロックは1系統だけで済み回路の簡略化が図れる。シャ
フリング回路24ではデータ圧縮ブロックBij’の並
び替えが行われる。ここでトラックTA、TBが4本で
1フィールドのビデオデータが記録されるものとすると
、1トラック当り256/4=64ライン分に相当する
。これはブロックBijが縦方向が8ブロック、横方向
が90ブロック、合計720ブロックに相当する。ここ
では1トラック内の720ブロックの間でデータ圧縮ブ
ロックBij’の並び替えを行うこととする。並び替え
を行ったデータ圧縮ブロックをシャフリングブロックB
l(0≦l≦719)と表す。また、シャフリング回路
によるデータ圧縮ブロックBij’の並び替えのパター
ンをフィールドごとに変えることによって、例えば磁気
テープ62の長手方向の傷などの信号の欠損による画質
劣化への影響を小さくすることができる。
【0020】次にエラー訂正符号エンコーダ25でパリ
ティの付加が、同期信号付加回路26で同期信号とID
信号が付加され、記録信号データ27が生成される。図
6は、本発明の一実施例である記録信号データ27の構
成を示す図である。SYは同期信号、IDはID信号P
ARはパリティである。記録信号データ27は、同期信
号SYに続きID信号ID、3つのシャフリングブロッ
クBl、Bl+1、Bl+2、パリティPARから構成
される同期ブロックSBの連続を含むものからなる。同
期信号SYは、再生時に同期ブロックSBの始まりを認
識させ、同期ブロック単位でエラー訂正処理を行うこと
を可能にするものである。ID信号IDは、シャフリン
グブロックBl、Bl+1、Bl+2のフィールド画面
におけるブロックの位置情報が含まれており、再生時に
はID信号IDをたよりにして正しい画面上の位置にビ
デオ信号を復元させることを可能にするものである。可
変速再生時には同期ブロックSBを構成する信号をすべ
て再生できればシャフリングブロックBl、Bl+1、
Bl+2のデータが再生可能になる。シャフリングブロ
ックBl、Bl+1、Bl+2は記録時にはおのおの独
立してビデオ信号から信号処理により生成されたので、
再生されたシャフリングブロックBl、Bl+1、Bl
+2から正しくビデオ信号を再生することが可能となる
。これにより、可変速再生におけるビデオ信号の画質が
よくなる。
【0021】図7は、本発明の一実施例である記録信号
処理回路の構成を示す図である。前記実施例では、合成
回路23以降の信号処理を1系統にまとめて行うもので
あったが、図7において合成分配回路71で輝度信号圧
縮データ19と色差信号圧縮データ20からブロックB
mnを構成した後、2系統に分けて以降の処理を行い、
磁気テープ62に2つの隣接した記録ヘッドRA’とR
B’で一度に2つのトラックを形成するシステムが考え
られる。この時にブロックBmnをm+nが奇数になる
ものと、m+nが偶数になるものに分配し、別系統にて
以降信号処理を行う。これによると、片方の系統で扱わ
れるブロックはフィールド画面上で格子状に分布するこ
とになる。これによれば記録ヘッドあるいは再生ヘッド
の一部が不能になった場合にも画質劣化を少なくするこ
とができる。また、ブロックBmnの分配の仕方を固定
せずに例えばフィールドが変わるごとに合成分配回路7
1以降に送るm+nが奇数であるものと偶数であるもの
の流れを切り換えることにより、ヘッドの不良による画
質劣化をより抑えることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、データ圧縮技術により
ランニングコストを抑えたコンポーネント記録ディジタ
ルVTRにおいてデータ圧縮回路の共用化によりを回路
規模を小さく構成でき、低コスト化が図れる。また、フ
ィールド画面を複数のブロックに分けてブロック単位で
データ圧縮処理を行い、エラー訂正処理を行う単位であ
る同期ブロック上記ブロックにて構成することにより、
可変速再生における画質を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録信号処理ブロック図である。
【図2】再生信号処理ブロック図である。
【図3】テープ走行系ブロック図である。
【図4】テープパターン図である。
【図5】フィールド画面分割処理説明図である。
【図6】記録信号データ構成図である。
【図7】2系統方式記録信号処理ブロック図である。
【符号の説明】
14…輝度信号データ、15…Cb信号データ、16…
Cr信号データ、18…色差信号データ、19…輝度信
号データ圧縮回路、20…色差信号データ圧縮回路、2
3…合成回路、61…シリンダ、62…磁気テープ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ(61)と、上記シリンダ(61
    )の側面に設けられた磁気ヘッドと、上記シリンダを回
    転させる手段と、磁気テープ(62)を上記シリンダ(
    61)に巻き付ける手段と、上記磁気テープ(62)を
    走行させる手段と、ディジタルコンポーネントビデオ信
    号を構成する輝度信号データ(14)とCb信号データ
    (15)とCr信号データ(16)をデータ圧縮処理を
    含んだ信号処理により記録信号(30)に変換する手段
    を備えて成るディジタルビデオ記録再生装置において、
    上記データ圧縮処理は、フィールド画面を複数のブロッ
    ク(Bmn)に分割し、上記ブロック(Bmn)に含ま
    れる上記輝度信号データ(14)と上記Cb信号データ
    (15)と上記Cr信号データ(16)を単位にデータ
    圧縮処理を行うことを特徴とするディジタルビデオ記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】上記Cb信号データ(15)と上記Cr信
    号データ(16)に、1つの色差信号データ圧縮回路(
    20)を共用して上記データ圧縮処理を行い色差信号圧
    縮データ(22)を生成することを特徴とする請求項1
    に記載のディジタルビデオ記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記輝度信号データ(14)に上記データ
    圧縮処理を行って生成された輝度信号圧縮データ(21
    )と上記色差信号圧縮データ(22)のデータレートが
    同じであることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のディジタルビデオ記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記ブロック(Bmn)に、上記データ圧
    縮処理を行ったデータ圧縮ブロック(Bmn’)の出力
    順序を並び変えるシャフリング回路(24)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1、2または3に記載のディジタ
    ルビデオ記録再生装置。
  5. 【請求項5】上記データ圧縮ブロック(Bmn’)を上
    記シャフリング回路(24)により並べ変えられたシャ
    フリングブロック(Bl)が、同期ブロック(SB)内
    に含まれることを特徴とする請求項1、2、3または4
    に記載のディジタルビデオ記録再生装置。
  6. 【請求項6】上記データ圧縮ブロック(Bmn’)のう
    ちm+nの値が偶数になるものと奇数になるものに合成
    分配回路(71)で分けて信号処理を行い、隣合ったト
    ラックTA、TBに各々の信号を記録することを特徴と
    する請求項1、2、3、4または5に記載のディジタル
    ビデオ記録再生装置。
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