JPH04217173A - 画像データ変換方法及び画像データ変換装置 - Google Patents

画像データ変換方法及び画像データ変換装置

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JPH04217173A
JPH04217173A JP2403311A JP40331190A JPH04217173A JP H04217173 A JPH04217173 A JP H04217173A JP 2403311 A JP2403311 A JP 2403311A JP 40331190 A JP40331190 A JP 40331190A JP H04217173 A JPH04217173 A JP H04217173A
Authority
JP
Japan
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data
conversion
bits
input
bit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2403311A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非線型なデータ変換を行
う画像データ変換方式及びデータ変換装置に関し、例え
ば、フアクシミリ、デイジタル複写機、画像読み取りリ
ーダ等の、デイジタル信号として画像を処理する画像デ
ータ変換方法式及び画像データ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置ではCCD等の光センサを
用いて原稿の輝度データを読み取り、A/D変換器で量
子化した後、記録する為に濃度データに変換が、記録装
置等より永久可視表示していた。上記輝度−濃度変換は
、いわゆる対数的変換であり、その変換される入力輝度
データのレベル数が減少して濃度データに変換される事
が知られている。
【0003】この変換に伴なうレベル数の減少を抑える
為に、■センサ出力をアナログ回路で対数変換した後、
A/D変換機で量子化する。■センサ出力の量子化ビッ
ト数を増加して、対数変換器に入力する対数変換時のビ
ット数を増加させる。■対数変換時のビット数を増加さ
せて、レベル数を増加する。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかし上記第1例
は、高精度で安定なアナログ回路が必要であり、安価に
実現出来ない。また、第2例及び第3例は、共に増加さ
せたビット数が必ずしもダイナミツクレンジ全域で有効
にレベル数の増加に寄与しない点、及び直接コストアッ
プとなる難点を持つ。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決し、入出力のデータビット数を増加させる事なく、入
力データの情報を変換後のデータ上に保存しつつ、デー
タ変換を実現する事を目的とする。上述の目的を解決す
る一手段として、本発明に係る一実施例は以下の構成を
備える。
【0006】即ち、非線型なデータ変換を行うデータ変
換装置において、入力データを所望する変換データビッ
ト数よりも多いビット数に変換する第1変換手段と、該
第1変換手段での変換データを所望ビット数に変換する
第2変換手段と、該第2変換手段での変換時の誤差を求
める誤差演算手段と、該誤差演算手段で求めた誤差によ
り前記第1変換手段の変換値を補正する補正手段を備え
る。
【0007】
【作用】以上の構成において、簡単な構成かつ安価で、
入出力のデータビット数を増加させる事なく、入力デー
タの情報を変換後のデータ上に保存しつつ、高精度での
データ変換を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳説する。図1は本発明に係る一実施例のブロツク構
成図である。第1図において、1は量子化部20より入
力される8ビット幅の輝度データをアドレス端子に入力
し、10ビット幅の濃度データに変換する対数変換RO
Mである。該対数変換ROM1での変換データは  加
算器2に送られ、後述する変換誤差を加算された後、ビ
ットシフタ3でその上位8ビットデータが選択され、記
録部30への濃度データDとして出力される。
【0009】さらに、この濃度データDを再びビットシ
フタ4で2ビットシフトして減算器5に送り、加算器2
の出力との差が求められる。従つて、減算器5の出力e
は、入力輝度データに応じた、0,1,2,3なる変換
誤差となる。この変換誤差はF/F6で1画素データ分
保持される。この該変換誤差eは、次画素データ変換時
に先述した加算器2により対数変換ROM1の出力デー
タを補正するデータとなる。
【0010】なを、図1中、10はCCD等のイメージ
センサを備え、画像を輝度データして読み込む画像入力
部、20は画像入力部10よりの読み取り画像データを
量子化する量子化部であり、本実施例では8ビットのデ
ータ(0〜255)に量子化される。30は実施例の変
換装置により変換されたデータを出力する記録部である
【0011】以上の構成を備える本実施例における対数
変換原理の詳細を以下に説明する。輝度−濃度の対数変
換は、一般的に
【0012】
【数1】 で示される様に、入力された8ビットの輝度データ(2
55〜0)を8ビットの濃度データ(0〜255)に変
換することにより行なわれる。図2にその特性を示す。
【0013】図2より明白なように、△D/△I=1の
時の入力輝度データをaとし、濃度データをbとすると
、入力輝度データIが0〜aの区間は△D/△I>1(
レベル)でありこの区間の変換レベル数はa個のレベル
となる。一方、入力輝度データIがa〜255の区間は
△D/△I<1(レベル)でありこの区間の変換レベル
数はb個のレベルとなる。従つて、入力輝度データ25
6レベル(8ビット)に対して、濃度データは256レ
ベル(8ビット)中(a+b)レベルとなり、a+bが
略160ならば、約100レベル分のデータが消失する
事になる。
【0014】ところが、図2より、輝度データIの(a
〜255)の区間は、濃度データに反映されないものの
入力輝度情報として255−a(≒175)レベルを有
する。従つて、この区間に対して、対数変換ビツト数を
増加させ、対数変換を精度よく実行すれば、変換レベル
数が増加する。逆に、入力輝度データIの(0〜a)の
区間においては、対数変換ビット数を増加させても変換
レベル数は増加しない。
【0015】一方、入力輝度データIの(0〜a)の区
間に対して入力輝度データのビット数を増加させれば、
濃度データのレベル数は増加するが、逆に、入力輝度デ
ータIの(a−255)の区間に対しては、ビット数を
増加させても変換される濃度レベルはbレベルのままで
ある。したがって、コストアップとなる割りには増加さ
せたビット数が必ずしもダイナミツクレンジ全域で有効
にレベル数の増加に寄与しないそこで、本実施例では、
以下の変換処理を行なう。まず量子化部20よりの入力
輝度データを対数変換ROM1で濃度データに変換する
際に、記録部30への出力ビツト数である8ビットの変
換データビットよりも多いビット数、たとえば10ビッ
トの濃度データに変換する。この変換濃度データを加算
器2に送つて前のデータに対するビツトシフタ4及び減
算器5で演算した変換誤差を加算して、ビツトシフトに
よる変換誤差を次画素変換時の補正データとして補正す
る。そして、ビットシフタ3でその上位8ビットデータ
を選択して、記録部30への濃度データDとして出力す
る。上記実施例の動作の詳細を図3、図4も参照して以
下に説明する。
【0016】図3は、入力輝度データI=232が10
画素連続して入力された時における図1の加算器2の出
力f、減算器5の出力e、記録部30への出力データD
を順次示したものである。最初の画素i=0の時、f=
26,D=6とすると、e=2となる。このeを対数変
換ROM1の出力に加算してfとするので、次画素i=
1ではf=28(26+2),D=7,e=0となる。 数1の実数計算をすると、D=6.543となる。この
ように、本実施例によれば、10画素分のD値が6と7
交互に変換されている事より、より正確な変換が行なえ
た事は明白である。
【0017】図4は、同様に輝度データI=231が1
0画素連続して入力された時における図1の加算器2の
出力f、減算器5の出力e、記録部30への出力データ
Dを順次示したものである。輝度データI=231の場
合には、数1の実数計算をすると、実数計算D=6.8
41に対し、6,7,7,7,6,…となり、上記同様
に正確な変換が行なえた事は明白である。
【0018】尚、従来の変換濃度データは、I=231
,232共に四捨五入すれば、D=7、切りすてればD
=6である。このように本実施例によれば、この領域に
おける入力輝度データのレベル差1(231と232)
の変化をより忠実に対数変換出来たと言える。又、以上
の説明で明らかな如く、本実施例が単に10ビット幅で
対数変換することと異なるのは、8ビット幅でありなが
ら連続する複数画素分のデータ上で10ビット幅分の情
報を有して変換出来る点であり、例えば、8ビット幅の
256階調の表現能力を有する記録部30に10ビット
の濃度データを入力しても、上位8ビット分のデータし
か有効でない事に対し、本実施例によれば疑似的にそれ
以上の階調表現が可能となる。 <他の実施例> 以上の説明は、加算器2を用いて、ビツトシフトにより
発生する変換誤差eにより次画素(注目画素)を補正す
る例について説明したが、この注目画素の補正方法は以
上の例に限定されるものではなく、更に注目画素周辺の
ビツトシフト変換誤差によりこの注目画素を補正しても
よい。このように構成することにより、より高精度での
輝度−濃度変換ができる。
【0019】このように、注目画素の周辺画素のビツト
シフト変換誤差をも用いて注目画素を補正する本発明に
係る他の実施例を図5を参照して以下に説明する。図5
において、図1と同様構成には同一番号を付し、詳細説
明を省略する。本実施例においては、上記第1の実施例
で発生するビツトシフトにより発生する変換誤差eを分
配器7を用いて2分し、一方は、次画素変換の為に他方
はライン遅延メモリ8を用いて1ライン分遅延させて次
ライン画素変換時に補正する。従つて、1画素を補正す
る為の変換誤差は直前に発生する誤差の1/2と前ライ
ンに発生した誤差の1/2とを加算器9で加算した後、
前記同様に加算器2で変換データを補正する。
【0020】本実施例では、2次元的画像の入力輝度デ
ータの変化により忠実な濃度データへの変換が可能とな
る。なを、図5の誤差分配器7は等分割に限定されず、
1/4,3/4に2分し、乱数的に切り換える事により
テクスチヤーの発生を抑圧出来る。又、変換誤差の分配
箇所も3画素以上とする事でもテクスチヤーの発生を抑
圧出来る。
【0021】更に本実施例は入力画像の輝度を濃度に変
換する対数変換に限定されず、非線系なデータ変換時に
も(例えばγ変換)全て有効である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
出力のデータビット数を増加させる事なく、入力データ
の情報を変換後のデータ上に保存しつつ、データ変換を
実現することが可能であり、簡単かつ安価な構成で高精
度でのデータの非線型変換が可能となる。
【0023】また、本発明を画像の対数変換に利用すれ
ば、入力画像の諧調性を保った高精度の出力画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のブロック構成図、
【図
2】入力画像の対数変換を示す図、
【図3】入力輝度デ
ータI=232が10画素連続して入力された時の各デ
ータ値を示す図、
【図4】入力輝度データI=231が10画素連続して
続力された時の各データ値を示す図、
【図5】本発明に係る他の実施例のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1    対数変換ROM 2,9    加算器 3,4    ビットシフタ 5    減算器 6    フリツプフロツプ 7    分配器 8    ライン遅延メモリ 10    画像入力部 20    量子化部 30    記録部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力画像データを所望する変換データ
    ビット数よりも多いビット数に変換し、このビット数を
    元に戻したときの誤差を次の入力画像データに対応する
    前記変換データを補正する補正情報として使用すること
    を特徴とする画像データ変換方法。
  2. 【請求項2】  非線型なデータ変換を行うデータ変換
    装置において、入力データを所望する変換データビット
    数よりも多いビット数に変換する第1変換手段と、該第
    1変換手段での変換データを所望ビット数に変換する第
    2変換手段と、該第2変換手段での変換時の誤差を求め
    る誤差演算手段と、該誤差演算手段で求めた誤差により
    前記第1変換手段の変換値を補正する補正手段を有する
    事を特徴とする画像データ変換装置。
JP2403311A 1990-12-18 1990-12-18 画像データ変換方法及び画像データ変換装置 Pending JPH04217173A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990618