JPH04216890A - ホットメルト型粘着剤組成物 - Google Patents
ホットメルト型粘着剤組成物Info
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- JPH04216890A JPH04216890A JP40270290A JP40270290A JPH04216890A JP H04216890 A JPH04216890 A JP H04216890A JP 40270290 A JP40270290 A JP 40270290A JP 40270290 A JP40270290 A JP 40270290A JP H04216890 A JPH04216890 A JP H04216890A
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットメルト型粘着剤
組成物に関し、更に詳しくは、ベースポリマーとしてブ
ロック型熱可塑性エラストマーを用い、適度の凝集力、
粘着力を保持しつつ、低温時でも優れた粘着性能を有す
るホットメルト型粘着剤組成物に関する。
組成物に関し、更に詳しくは、ベースポリマーとしてブ
ロック型熱可塑性エラストマーを用い、適度の凝集力、
粘着力を保持しつつ、低温時でも優れた粘着性能を有す
るホットメルト型粘着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト型粘着剤は、周知のように
溶剤型粘着剤に比べて製造時の塗布スピードが速いこと
、溶剤の乾燥装置や回収装置が不要であること、火災の
心配がないこと、大気や作業環境の汚染がないことなど
の長所を有しており、粘接着業界の中でその利用が急速
に普及しつつある。
溶剤型粘着剤に比べて製造時の塗布スピードが速いこと
、溶剤の乾燥装置や回収装置が不要であること、火災の
心配がないこと、大気や作業環境の汚染がないことなど
の長所を有しており、粘接着業界の中でその利用が急速
に普及しつつある。
【0003】ホットメルト型粘着剤の中でも、スチレン
−イソプレン−スチレン・ブロック共重合体(SIS)
に代表されるブロック型熱可塑性エラストマーは、スチ
レンドメインを形成しているため、室温では架橋ポリマ
ーと同様の高い凝集性を示し、スチレンのガラス転移温
度(Tg)より高温では流動するため、ホットメルトコ
ーターで塗工できる粘着剤として重要である。
−イソプレン−スチレン・ブロック共重合体(SIS)
に代表されるブロック型熱可塑性エラストマーは、スチ
レンドメインを形成しているため、室温では架橋ポリマ
ーと同様の高い凝集性を示し、スチレンのガラス転移温
度(Tg)より高温では流動するため、ホットメルトコ
ーターで塗工できる粘着剤として重要である。
【0004】ところで、通常、ブロック型熱可塑性エラ
ストマーに粘着付与樹脂や軟化剤を配合してホットメル
ト型粘着剤(組成物)としているが、粘着付与樹脂や軟
化剤の選択に当たっては、スチレンブロックとゴムブロ
ックに対する相溶性が異なるため、実用上必要とする粘
着力、凝集力を得るために様々な工夫がなされている。
ストマーに粘着付与樹脂や軟化剤を配合してホットメル
ト型粘着剤(組成物)としているが、粘着付与樹脂や軟
化剤の選択に当たっては、スチレンブロックとゴムブロ
ックに対する相溶性が異なるため、実用上必要とする粘
着力、凝集力を得るために様々な工夫がなされている。
【0005】例えば、特公平1−47510号公報では
、軟化剤として、高級アルコール類とロジン類とのエス
テルを用いることが提案されている。
、軟化剤として、高級アルコール類とロジン類とのエス
テルを用いることが提案されている。
【0006】また、特公平2−28624号公報では、
粘着付与剤として、イソプレン、芳香族モノオレフィン
および脂肪族モノオレフィンからなる単量体混合物を重
合して得られる炭化水素樹脂を用いることが提案されて
いる。ただし、該公報では、軟化剤として、ナフテン系
プロセスオイルを用いている。
粘着付与剤として、イソプレン、芳香族モノオレフィン
および脂肪族モノオレフィンからなる単量体混合物を重
合して得られる炭化水素樹脂を用いることが提案されて
いる。ただし、該公報では、軟化剤として、ナフテン系
プロセスオイルを用いている。
【0007】ところが、ロジンエステルやナフテン系プ
ロセスオイルなどの軟化剤を用いると、ブロック型熱可
塑性エラストマーのゴムブロックとの相溶性が不充分で
あるため、充分な粘着力が得られない場合がある。また
、フタル酸エステル等の可塑剤を用いると、熱可塑性エ
ラストマーの疑似架橋が破壊され、凝集力が著しく低下
するなどの問題が発生する。
ロセスオイルなどの軟化剤を用いると、ブロック型熱可
塑性エラストマーのゴムブロックとの相溶性が不充分で
あるため、充分な粘着力が得られない場合がある。また
、フタル酸エステル等の可塑剤を用いると、熱可塑性エ
ラストマーの疑似架橋が破壊され、凝集力が著しく低下
するなどの問題が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ベー
スポリマーとしてブロック型熱可塑性エラストマーを用
い、適度の凝集力、粘着力を保持しつつ、低温時でも優
れた粘着性能を有するホットメルト型粘着剤組成物を提
供することにある。
スポリマーとしてブロック型熱可塑性エラストマーを用
い、適度の凝集力、粘着力を保持しつつ、低温時でも優
れた粘着性能を有するホットメルト型粘着剤組成物を提
供することにある。
【0009】本発明者は、前記従来技術の有する問題点
を克服するために鋭意研究した結果、ブロック型熱可塑
性エラストマーおよび粘着付与樹脂を含有するホットメ
ルト型粘着剤組成物において、軟化剤として脂肪族系液
状樹脂を添加することにより、上記目的を達成できるこ
とを見出し、その知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
を克服するために鋭意研究した結果、ブロック型熱可塑
性エラストマーおよび粘着付与樹脂を含有するホットメ
ルト型粘着剤組成物において、軟化剤として脂肪族系液
状樹脂を添加することにより、上記目的を達成できるこ
とを見出し、その知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ブロッ
ク型熱可塑性エラストマー、粘着付与樹脂および軟化剤
を含有するホットメルト型粘着剤組成物において、飽和
または不飽和の脂肪族系液状樹脂を軟化剤として用いる
ことを特徴とするホットメルト型粘着剤組成物が提供さ
れる。
ク型熱可塑性エラストマー、粘着付与樹脂および軟化剤
を含有するホットメルト型粘着剤組成物において、飽和
または不飽和の脂肪族系液状樹脂を軟化剤として用いる
ことを特徴とするホットメルト型粘着剤組成物が提供さ
れる。
【0011】以下、本発明について詳述する。本発明に
おいて、ベースポリマーとして用いるブロック型熱可塑
性エラストマーとしては、例えば、スチレン−イソプレ
ン−スチレン・ブロック共重合体(SIS)、スチレン
−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合体(SBS)
、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン・ブロック
共重合体(SEBS)などが挙げられる。
おいて、ベースポリマーとして用いるブロック型熱可塑
性エラストマーとしては、例えば、スチレン−イソプレ
ン−スチレン・ブロック共重合体(SIS)、スチレン
−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合体(SBS)
、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン・ブロック
共重合体(SEBS)などが挙げられる。
【0012】粘着付与樹脂としては、市販の石油樹脂(
C5系、C9系等)やテルペン系、ロジン系などの汎用
の固型樹脂が挙げられる。粘着付与樹脂は、ブロック型
熱可塑性エラストマー100重量部に対して、通常、4
0〜250重量部、好ましくは50〜150重量部の割
合で配合する。
C5系、C9系等)やテルペン系、ロジン系などの汎用
の固型樹脂が挙げられる。粘着付与樹脂は、ブロック型
熱可塑性エラストマー100重量部に対して、通常、4
0〜250重量部、好ましくは50〜150重量部の割
合で配合する。
【0013】本発明では、軟化剤として、飽和脂肪族系
液状樹脂(ポリペンタン化合物)および不飽和脂肪族系
液状樹脂(ポリペンテン化合物)から選ばれる常温で液
状の脂肪族系液状樹脂の少なくとも1種を用いる。この
脂肪族系液状樹脂は、数平均分子量が100〜500、
好ましくは200〜400程度のものであることが望ま
しい。
液状樹脂(ポリペンタン化合物)および不飽和脂肪族系
液状樹脂(ポリペンテン化合物)から選ばれる常温で液
状の脂肪族系液状樹脂の少なくとも1種を用いる。この
脂肪族系液状樹脂は、数平均分子量が100〜500、
好ましくは200〜400程度のものであることが望ま
しい。
【0014】軟化剤として脂肪族系液状樹脂を添加する
ことにより、凝集力を維持しながら低温時の粘着力を向
上させることができる。その理由は、必ずしも明白では
ないが、脂肪族液状樹脂の分子構造がイソプレンやブタ
ジエンなどのゴムブロックに似た構造であること、分子
量が比較的低いことなどからゴムブロックと良く相溶し
、末端ブロック(スチレンブロック)とは余り相溶しな
いためと考えられる。つまり、脂肪族系液状樹脂のブロ
ック型熱可塑性エラストマーに対する選択的な相溶性に
より、ゴムブロックの流動性を高め、結果的に低温時の
粘着性が向上するものと考えることができる。
ことにより、凝集力を維持しながら低温時の粘着力を向
上させることができる。その理由は、必ずしも明白では
ないが、脂肪族液状樹脂の分子構造がイソプレンやブタ
ジエンなどのゴムブロックに似た構造であること、分子
量が比較的低いことなどからゴムブロックと良く相溶し
、末端ブロック(スチレンブロック)とは余り相溶しな
いためと考えられる。つまり、脂肪族系液状樹脂のブロ
ック型熱可塑性エラストマーに対する選択的な相溶性に
より、ゴムブロックの流動性を高め、結果的に低温時の
粘着性が向上するものと考えることができる。
【0015】一方、スチレンブロックは、脂肪族系液状
樹脂の影響をほとんど受けないため、ベースポリマーの
疑似架橋は破壊されることなく維持される。このことに
より、適度な凝集力を維持できると考えられる。
樹脂の影響をほとんど受けないため、ベースポリマーの
疑似架橋は破壊されることなく維持される。このことに
より、適度な凝集力を維持できると考えられる。
【0016】この軟化剤は、ブロック型熱可塑性エラス
トマー100重量部に対して、通常、5〜150重量部
、好ましくは10〜100重量部、更に好ましくは30
〜70重量部の割合で配合する。この配合割合が過小で
あると、低温粘着性能が不充分となり、過大であると、
粘着力および保持力が低下する。
トマー100重量部に対して、通常、5〜150重量部
、好ましくは10〜100重量部、更に好ましくは30
〜70重量部の割合で配合する。この配合割合が過小で
あると、低温粘着性能が不充分となり、過大であると、
粘着力および保持力が低下する。
【0017】また、本発明のホットメルト型粘着剤組成
物には、必要に応じて、老化防止剤、可塑剤、充填剤等
を配合することができる。
物には、必要に応じて、老化防止剤、可塑剤、充填剤等
を配合することができる。
【0018】本発明のホットメルト型粘着剤組成物は、
ホットメルトコーターなどの塗工機を用いて、所望の基
材に塗布して粘着テープとしたり、あるいは容器に入れ
てホットメルト接着用などとして用いることができる。
ホットメルトコーターなどの塗工機を用いて、所望の基
材に塗布して粘着テープとしたり、あるいは容器に入れ
てホットメルト接着用などとして用いることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
具体的に説明する。 [実施例1] 下記の配合処方によりSIS系粘着剤組成物を調製した
。 SIS 系ブロック共重合体(*1)
100 重量部 粘着付与樹脂(*2)
100 重量部
不飽和脂肪族系液状樹脂(*3)
変 量 老化防止剤(*4)
1
重量部
具体的に説明する。 [実施例1] 下記の配合処方によりSIS系粘着剤組成物を調製した
。 SIS 系ブロック共重合体(*1)
100 重量部 粘着付与樹脂(*2)
100 重量部
不飽和脂肪族系液状樹脂(*3)
変 量 老化防止剤(*4)
1
重量部
【0020】一方、比較例として下記のような
SIS系粘着剤組成物を調整した。 SIS 系ブロック共重合体(*1)
100 重量部 粘着付与樹脂(*2)
100 重量部
ナフテン系オイル(*5)
変 量 老化防止剤(*
4)
1重量部(*1)(株)シエル化学社製 商品
名TR−1107(*2)脂肪族/芳香族系粘着付与樹
脂 (株)日本ゼオン社製 商品
名クイントンD−100(*3)不飽和脂肪族系液状樹
脂(ポリペンテン) (株)丸善石油化
学社製 商品名マルカクリアーV
(数
平均分子量 Mn=200)(*4)(株)吉富製薬
社製 商品名ヨシノックス−425(*5)
SUNOKO社製 商品名 サンセン
オイル
SIS系粘着剤組成物を調整した。 SIS 系ブロック共重合体(*1)
100 重量部 粘着付与樹脂(*2)
100 重量部
ナフテン系オイル(*5)
変 量 老化防止剤(*
4)
1重量部(*1)(株)シエル化学社製 商品
名TR−1107(*2)脂肪族/芳香族系粘着付与樹
脂 (株)日本ゼオン社製 商品
名クイントンD−100(*3)不飽和脂肪族系液状樹
脂(ポリペンテン) (株)丸善石油化
学社製 商品名マルカクリアーV
(数
平均分子量 Mn=200)(*4)(株)吉富製薬
社製 商品名ヨシノックス−425(*5)
SUNOKO社製 商品名 サンセン
オイル
【0021】上記の配合物を180℃に保ったミ
キサーに投入し、窒素雰囲気下で混合した。得られた粘
着剤組成物を厚さ約120μmの粘着テープ用クラフト
紙上に、糊厚が40μmになるように塗布した。
キサーに投入し、窒素雰囲気下で混合した。得られた粘
着剤組成物を厚さ約120μmの粘着テープ用クラフト
紙上に、糊厚が40μmになるように塗布した。
【0022】得られた粘着テープについて、下記の方法
で各物性を測定した。 SP粘着力:JIS−Z−0237 タック :JIS−Z−0237保持力
:JIS−Z−0237結果を表1に示す。
で各物性を測定した。 SP粘着力:JIS−Z−0237 タック :JIS−Z−0237保持力
:JIS−Z−0237結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
表1から明らかなように、軟化剤を脂肪族系液状樹脂に
することにより、高温時の凝集力に優れ、低温時のタッ
クも向上する。特に、ブロック型熱可塑性エラストマー
100重量部に対して、配合割合が30〜70重量部の
範囲でその効果は著しくなる。
することにより、高温時の凝集力に優れ、低温時のタッ
クも向上する。特に、ブロック型熱可塑性エラストマー
100重量部に対して、配合割合が30〜70重量部の
範囲でその効果は著しくなる。
【0024】[実施例2]
実施例1と同様な処方で、脂肪族系液状樹脂の分子量の
異なるものを用いて粘着剤組成物を調製した(実験番号
2−1)。
異なるものを用いて粘着剤組成物を調製した(実験番号
2−1)。
【0025】
【表2】
注:Mnは数平均分子量
表2には、実験番号1−3および1−7の結果について
も合わせて示した。数平均分子量を400に増やしても
、実施例1(実験番号1−3)と同様の効果が得られた
。
も合わせて示した。数平均分子量を400に増やしても
、実施例1(実験番号1−3)と同様の効果が得られた
。
【0026】[実施例3]
実施例1と同様な処方で、飽和脂肪族系液状樹脂(水添
タイプ)を用いて粘着剤組成物を調製した(実験番号3
−1)。表3には、実験番号1−3および1−7の結果
についても合わせて示した。
タイプ)を用いて粘着剤組成物を調製した(実験番号3
−1)。表3には、実験番号1−3および1−7の結果
についても合わせて示した。
【0027】
【表3】
(*6)飽和脂肪族系液状樹脂(ポリペンタン)(株)
丸善石油化学社製 商品名マルカクリアーL飽和脂肪
族系液状樹脂(ポリペンタン)を用いても(実験番号3
−1)、実施例1(実験番号1−3)と同様の効果を得
た。また、飽和脂肪族系液状樹脂(ポリペンタン)を用
いることにより、臭気性が改善され、色相が無色に近付
くことも認められた。
丸善石油化学社製 商品名マルカクリアーL飽和脂肪
族系液状樹脂(ポリペンタン)を用いても(実験番号3
−1)、実施例1(実験番号1−3)と同様の効果を得
た。また、飽和脂肪族系液状樹脂(ポリペンタン)を用
いることにより、臭気性が改善され、色相が無色に近付
くことも認められた。
【0028】[実施例4]
実施例1と同様な処方で、ベースポリマーにSBSを用
いて粘着剤組成物を調製した。但し、糊厚が60μmに
なるように塗布した。結果を表4に示す。
いて粘着剤組成物を調製した。但し、糊厚が60μmに
なるように塗布した。結果を表4に示す。
【0029】
【表4】
(*7)(株)シェル化学社製 商品名 TR−1
112
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【0030】ベースポリマーを替えても実施例1および
3と同様の効果を得た。
3と同様の効果を得た。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、軟化剤として脂肪族系
液状樹脂を用いることにより、ブロック型熱可塑性エラ
ストマーの持つ凝集力を損なうことなく、低温時の粘着
性能を向上させることができる。また、飽和脂肪族系液
状樹脂を用いることにより、上記の性能を維持しながら
、臭気が少なく無色に近い粘着剤を提供できる。
液状樹脂を用いることにより、ブロック型熱可塑性エラ
ストマーの持つ凝集力を損なうことなく、低温時の粘着
性能を向上させることができる。また、飽和脂肪族系液
状樹脂を用いることにより、上記の性能を維持しながら
、臭気が少なく無色に近い粘着剤を提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロック型熱可塑性エラストマー、粘
着付与樹脂および軟化剤を含有するホットメルト型粘着
剤組成物において、飽和または不飽和の脂肪族系液状樹
脂を軟化剤として用いることを特徴とするホットメルト
型粘着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40270290A JPH04216890A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | ホットメルト型粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40270290A JPH04216890A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | ホットメルト型粘着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216890A true JPH04216890A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18512497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40270290A Pending JPH04216890A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | ホットメルト型粘着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04216890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005501163A (ja) * | 2001-08-23 | 2005-01-13 | テサ・アクチエンゲゼルシヤフト | 水素化ブロックコポリマーをベースとする接着剤付の塗装表面用の表面保護フィルム |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP40270290A patent/JPH04216890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005501163A (ja) * | 2001-08-23 | 2005-01-13 | テサ・アクチエンゲゼルシヤフト | 水素化ブロックコポリマーをベースとする接着剤付の塗装表面用の表面保護フィルム |
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