JPH04215720A - コーヒー沸し器 - Google Patents

コーヒー沸し器

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JPH04215720A
JPH04215720A JP90401525A JP40152590A JPH04215720A JP H04215720 A JPH04215720 A JP H04215720A JP 90401525 A JP90401525 A JP 90401525A JP 40152590 A JP40152590 A JP 40152590A JP H04215720 A JPH04215720 A JP H04215720A
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Japan
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coffee
extraction
chamber
lid
mill container
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Yoshiyuki Ujino
芳行 宇治野
Toshio Nakamura
利男 中村
Hideo Obata
小幡 英夫
Takao Kanba
隆男 神庭
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で用いられるコ
ーヒー沸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コーヒー抽出室とミル容器の連通部より
コーヒー粉が流れ出ないシールの構成は例えば特開昭6
4−8929号公報などに示される構成となっていた。
【0003】図3において、多孔状のフィルター101
を介してコーヒー抽出室102に連通する粉砕室103
をコーヒー抽出室102の上方に設けてあり、粉砕室1
03内にはモーター104によって駆動されるカッター
105を有している。
【0004】コーヒー抽出室102の上面開口部には抽
出蓋106が着脱自在に載置されていて、この抽出蓋1
06には断面が逆U字形状で環状の弾性体よりなる粉シ
ール107が一体に設けてある。
【0005】上記粉シール107は粉砕室103のフィ
ルター101周囲面に弾性嵌合している。
【0006】以上のように構成されたコーヒーメーカー
の動作は、粉砕室103内に入ったコーヒー豆はカッタ
ー105により順次粉砕されコーヒー豆粉となってフィ
ルター101の孔より粉砕室103下方のコーヒー抽出
室102へ排出される。
【0007】このときコーヒー豆粉はカッター105に
より粉砕と同時に付勢されているので四方に飛び散る。
【0008】しかしコーヒー抽出室102と粉砕室10
3の間にはフィルター101外周面に弾性嵌合した粉シ
ール107を介在させているのでコーヒー豆粉はコーヒ
ー抽出室102の外へ飛び散ることなくコーヒー抽出室
102へ導かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例では粉シールがシリコーンゴム等の弾性体で構成さ
れているので長期間の使用においては弾性体の変形が生
じシール面への付勢力低下となってコーヒー豆粉がコー
ヒー抽出室の外へ飛び散るという問題を有していた。
【0010】またコーヒー抽出室の上方には粉砕室、下
方にはヒーターが設置されているのでコーヒー抽出室の
着脱はコーヒー抽出室を水平方向に移動させて行う。
【0011】このため、シリコーンゴム等の弾性体で構
成された粉シールと粉砕室のシール面との間に反発力が
生じセットしにくいという問題があった。
【0012】またコーヒー沸し器を使用した後は手入れ
のために毎回洗浄,乾燥されるので粉シールを破る場合
があった。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、第1の目的は長期間の使用においてもシール機構に
変形等の不具合の生じない耐久性のあるシール機構を有
したコーヒー沸し器を提供することである。
【0014】第2,第3の目的はコーヒー抽出室の着脱
操作が滑らかで操作性のよいコーヒー沸し器を提供する
ことを目的としている。
【0015】第4の目的は日常の手入れの容易なコーヒ
ー沸し器を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は抽出蓋に設けたコーヒー導入筒
により、ミル容器とコーヒー抽出室を連通させフィルタ
ーの外周のミル容器のシール面に付勢部材によりコーヒ
ー導入筒を加圧接触させる。
【0017】第2の手段は上記抽出蓋にコーヒー導入筒
の摺動のガイド部を設ける。第3の手段は上記コーヒー
導入筒の筒シール面外周に適当な傾斜をもった傾斜面を
設ける。
【0018】第4の手段は上記コーヒー導入筒を付勢す
る付勢部材をコーヒー導入筒の外側に設ける。
【0019】
【作用】第1の作用はこの構成によってミル容器内でカ
ッターにより粉砕されたコーヒー豆はミル容器下部に設
けたフィルターの孔より排出されミル容器下方のコーヒ
ー抽出室に堆積する。コーヒー抽出室の上面開口部に載
置された抽出蓋には上記フィルターの周囲のミル容器の
面に付勢部材により加圧接触するコーヒー導入筒が設け
てあり、このコーヒー導入筒が粉砕されたコーヒー豆を
コーヒー抽出室へ案内導入するのでコーヒー豆粉が四方
に飛び散ることがない。
【0020】付勢部材は例えばコイルバネを使用するの
で長期間の使用でも安定したミル容器とコーヒー導入筒
間のシール性を保つ。
【0021】第2,第3の作用は次のようになる。コー
ヒー導入筒の筒シール面外周には傾斜面が設けてあり、
抽出蓋を載置したコーヒー抽出室を水平方向に移動させ
本体の所定の位置にセットしようとすると、まず上記コ
ーヒー導入筒の傾斜面がミル容器のシール面に当たりコ
ーヒー導入筒は傾斜面によって生じる垂直方向の分力に
よって水平方向の移動とともに下方に押し下げられ、つ
いにはコーヒー導入筒のシール面と粉砕室のシール面が
対向接触する。
【0022】この時、コーヒー導入筒は抽出蓋に設けた
ガイド部に沿って垂直に押し下げられるので傾いたりせ
ず、確実にフィルター外周のシール面にセットできるの
で、滑らかな操作感を得ることができる。
【0023】第4の作用は付勢部材がコーヒー導入筒の
外側に設けてあるので粉砕されたコーヒー豆がコーヒー
導入筒内壁にのみ接触して移動しコーヒー豆粉が部品の
すき間に入り込むことなく手入れがしやすい。
【0024】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0025】図1,図2において、粉砕室ユニット1は
本体2内に略水平に配備されたモーター3によって回転
駆動されるカッター4を内蔵しており、この粉砕室ユニ
ットは傾斜面を有したコーヒー豆を収容する傾斜底面を
有したホッパー部5とこれに隣接した略円筒状の粉砕室
6とを一体に成形したミル容器7と、前記カッター4を
回転自在に軸支持したカッター取付板8と、粉砕室6の
下方に具備した多孔状のフィルター9とで構成されてい
てフィルター9の周りの粉砕室6下面にはシール面10
を有している。
【0026】前記ホッパー部5と粉砕室6との境界部に
はコーヒー豆が通過するための適宜な大きさの開口部1
1が開けられている。
【0027】ホッパー蓋12はホッパー部5の上方開口
部を閉じる。接続器凹13,接続器凸14はモーター3
の回転をカッター4に伝達するためのものでそれぞれカ
ッター4とモーター3に一体に取り付けてある。
【0028】また粉砕室ユニット1は爪15により本体
2に着脱自在に取り付けられている。
【0029】コーヒー抽出室16の上方には中央部に付
勢部材17によりガイド部18に沿って上下摺動可能な
コーヒー導入筒19を装着した抽出蓋20が載置されて
おり、このコーヒー導入筒20の上端の筒シール面21
はその外周に傾斜面22を有しシール面10に圧接され
るよう構成されている。
【0030】また上記付勢部材17はコーヒー導入筒1
9の外側に設けられていて抽出蓋20からコーヒー導入
筒19を上方へ付勢している。
【0031】なお筒爪21はコーヒー抽出室16を本体
2から外した時にコーヒー導入筒19が上方に外れない
よう抽出蓋20の係止部23と係合する。
【0032】水タンク24からの水路構成は連通管25
,開閉弁26,逆止弁装置27を介して加熱パイプ28
に連通していて、更に加熱パイプの他端には導水パイプ
29の一端に連通している。
【0033】なお加熱パイプ28はヒーター30と一体
にアルミダイカストされている。そして上記導水パイプ
29の他端は前記抽出蓋20の上方に開口している。ス
イッチ31はモーター回路とヒーター回路を開閉するボ
タンをそれぞれ有している。
【0034】コーヒー容器32はハンドル33を有し本
体2に着脱自在であり、その上方開口部34にコーヒー
抽出室16を着脱自在に載置している。
【0035】以上のように構成されたコーヒー沸し器に
ついて図2を用いてその動作を説明する。まず粉砕室ユ
ニット1のホッパー部5にコーヒー豆を入れホッパー蓋
12を閉じて本体2にセットする。
【0036】そして水タンク24に水を入れ抽出蓋20
,コーヒー抽出室16を載置したコーヒー容器32を本
体2の所定のところに本体2側方より水平方向に移動さ
せながらセットする。
【0037】このときコーヒー導入筒19のシール面2
1の外周に設けた傾斜面22は粉砕室ユニット1の下外
端に当たり付勢部材17に抗してコーヒー導入筒19を
下方に押し下げる分力を生じさせる。
【0038】この分力によってコーヒー容器32を所定
の位置にセットすればコーヒー導入筒19を所定の付勢
力でシール面10へ加圧接触させられる。
【0039】このときコーヒー導入筒19は抽出蓋20
に設けたガイド部18に沿って上下方向に移動し、コー
ヒー容器32を所定の位置にセットすれば確実にフィル
ター9の外周の粉砕室ユニット1のシール面10と対向
状態となってシール効果を発揮する。
【0040】この後スイッチ31のモーター回路側のボ
タンを押しモーター3を回転させればモーター3の回転
はカッター4に連結器凹13,連結器凸14を介し伝達
され、粉砕室6内でカッター4が高速回転する。
【0041】一方ホッパー部5へ投入したコーヒー豆は
ホッパー部5の傾斜底面に沿って開口部11より粉砕室
6に流れ込む。そして高速回転しているカッター4によ
り粉砕され適度の大きさになったとき、粉砕室6の下方
に設けたフィルター9より落下しコーヒー導入筒19を
通ってコーヒー抽出室16へ導かれる。
【0042】そして粉砕室6内のコーヒー豆が少なくな
るとホッパー部5内の豆が順次粉砕室6内へ流れ込んで
粉砕される。
【0043】なお、前記コーヒー導入筒19の上端の筒
シール面21がシール面10と圧接されているため粉砕
されたコーヒー粉がコーヒー抽出室16の外に飛散する
ことはない。
【0044】コーヒー豆の粉砕が終了した後スイッチ3
1のヒーター回路を閉じればヒーター30に通電され加
熱パイプ28の中の水は加熱され沸騰状態となりそのと
き発生する蒸気圧により導水パイプ29内を上昇しコー
ヒー抽出室16内へ滴下する。
【0045】そしてコーヒー抽出室16内のコーヒー粉
の間を通過する過程でコーヒー成分を抽出しコーヒー液
となってコーヒー容器32へ滴下する。
【0046】使用後手入れをする場合もコーヒー粉はコ
ーヒー抽出室16内とコーヒー導入筒19の内壁に付着
しているだけで簡単に洗い流せる。
【0047】
【発明の効果】以上のように第1の効果は抽出蓋に設け
たコーヒー導入筒をミル容器に設けたフィルターの外周
のシール面に付勢部材で加圧接触させてシールすること
により長期使用してもシール力の変化しない耐久性のあ
るコーヒー沸し器を提供できる。
【0048】第2の効果は抽出蓋にコーヒー導入筒が摺
動自在なガイド部を設け粉砕室のシール面とコーヒー導
入筒の筒シール面の位置決めを確実にするとともに、コ
ーヒー導入の上下動を滑らかにし操作性のよいコーヒー
沸し器を提供できる。
【0049】第3の効果はコーヒー導入筒の筒シール面
外周に傾斜面を設けコーヒー抽出室のセット時の水平方
向の移動力の垂直方向分力を利用し特別の操作をせずと
も付勢部材を所定の位置に設定できる操作性のよいコー
ヒー沸し器を提供できる。
【0050】第4の効果はコーヒー導入筒の外側に付勢
部材を設けることによりコーヒー豆粉が付勢部材などの
部品のすき間に入り込むことなく容易に洗い流せるコー
ヒー沸し器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコーヒー沸し器の主要
部分断面図
【図2】コーヒー抽出室のセット操作時の全体の縦断面
【図3】従来の部分断面図
【符号の説明】
4  カッター 7  ミル容器 9  フィルター 10  シール面 16  コーヒー抽出室 17  付勢部材 18  ガイド部 19  コーヒー導入筒 20  抽出蓋 22  傾斜面 24  水タンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に着脱自在に装備されるコーヒー抽出
    室と、上記コーヒー抽出室上方に載置した抽出蓋と、コ
    ーヒー豆を粉砕するカッターを内蔵したミル容器と、水
    タンクと、この水タンク内の水を加熱するヒーターとを
    有し、上記ミル容器とコーヒー抽出室は前記抽出蓋に設
    けたコーヒー導入筒によりミル容器下方のフィルターを
    介して連通するとともに、上記コーヒー導入筒は付勢部
    材によりミル容器と加圧接触するコーヒー沸し器。
  2. 【請求項2】コーヒー導入筒を摺動自在にガイドするガ
    イド部を有するコーヒー抽出蓋を装備した請求項1記載
    のコーヒー沸し器。
  3. 【請求項3】筒シール面外周に傾斜面を設けたコーヒー
    導入筒を有する請求項2記載のコーヒー沸し器。
  4. 【請求項4】コーヒー導入筒の外側に付勢部材を設けた
    請求項1記載のコーヒー沸し器。
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