JPH04214708A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH04214708A
JPH04214708A JP2410542A JP41054290A JPH04214708A JP H04214708 A JPH04214708 A JP H04214708A JP 2410542 A JP2410542 A JP 2410542A JP 41054290 A JP41054290 A JP 41054290A JP H04214708 A JPH04214708 A JP H04214708A
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acidic group
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Hideki Ono
秀樹 大野
Takeshi Sato
猛 佐藤
Hidenori Okamoto
岡本 秀則
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Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な硬化性組成物に
関する。詳しくは、高い引張強度を有する硬化体を与え
、且つ湿潤下においても歯質等の生体硬組織、金属材料
、セラミック材料等の親水性表面を有する、金属元素を
含む物体に対して高い接着強度を有する硬化性組成物で
ある。
【0002】
【従来技術】齲蝕等によって形成された歯の比較的小さ
な欠損部の修復には、近年、コンポジットレジン、グラ
スアイオノマーセメント、アマルガム等が用いられてい
るが、中でもコンポジットレジンとグラスアイオノマー
セメントは、歯に近い色調と透明感を有するため、審美
性材料として頻繁に使用されている。
【0003】しかし、これら二種の成形修復材料には、
臨床上様々な問題点が指摘されている。
【0004】例えばコンポジットレジンは高い機械的強
度を有するものの、それ自身が歯質との接着性を持たな
いため、充填時にボンディング材と呼ばれる接着剤を使
用する必要がある。しかし、かかるボンディング材の使
用が臨床操作を複雑にするのみならず、使用中に口腔内
の水が侵入すると、接着強度が著しく低くなるという不
都合がある。更に、ボンディング材を使用してもコンポ
ジットレジンと歯、特にその象牙質との接着強度が不十
分であるという問題がある。そのため、歯頸部と呼ばれ
る歯の歯肉との境界部分では、象牙質が歯質表面に出て
いるため、コンポジットレジンの脱落がしばしば問題と
なっている。
【0005】一方、グラスアイオノマーセメントは、コ
ンポジットレジンより親水的な材料であり、ボンディン
グ材を使用する事なく歯質と接着する。そのため、コン
ポジットレジンの様に複雑な接着操作を必要としないも
のの、材料自体の引っ張り強度が低いため、やはり歯質
との接着強度は不十分である。更に、この引っ張り強度
の低さに起因して、充填後に摩耗や破折が起こり易く、
耐久性に乏しいという欠点も有する。
【0006】そこで、コンポジットレジンの歯質との接
着性を向上するための試みとして、様々な種類の歯質接
着性モノマーが開発されている。例えば特開昭57−3
8749号公報には2−(3,4−ジカルボキシベンゾ
イルオキシ)−1、3−ジメタクリロイルオキシプロパ
ンが開示されている。更に特開昭61−127717号
公報には、上記化合物を含む(メタ)アクリロイルオキ
シル基含有芳香族ポリカルボン酸またはその酸無水物、
(メタ)アクリレート化合物、無機充填剤及び硬化剤か
らなる硬化性組成物が開示されている。しかし、このよ
うな組成物は歯質との高い接着強度を示すものの、硬化
体表面に着色成分を吸着し易いと言う欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、複雑な操
作を必要とせず、湿潤下でも歯質と確実に接着し、着色
が少なく、且つ十分な強度を有する充填材料が望まれて
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記技術
課題を克服すべく鋭意研究を重ねた。その結果、特定構
造の酸性基含有ビニルモノマー、特定のイオン溶出性フ
ィラーおよび重合開始剤を含有して成る組成物が、湿潤
下で硬化しても歯と確実に接着し、着色が少なく且つそ
の硬化体は十分な強度を有することを見い出し、本発明
を完成するに到った。
【0009】即ち本発明は、
【0010】(A)下記一般式(1)
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1 は水素原子又はメチル基、
R2 はエーテル結合を有してもよい炭素数1〜6で2
価の炭化水素基、R3 は炭素数1〜20で3〜6価の
有機残基、R4 はエーテル結合を有してもよい炭素数
0〜6で2価の炭化水素基、mは2〜4の整数、nは1
又は2の整数を示す)で表される酸性基含有ビニルモノ
マーを30重量%以上含むビニルモノマー100重量部
、(B)2mgeq/g〜60mgeq/gの多価金属
イオンを溶出するイオン溶出性フィラー30〜500重
量部及び(C)重合開始剤0.1〜3重量部を含有して
なる硬化性組成物である。
【0013】上記一般式(1)中、R2 及びR4 は
エーテル結合を有してもよい炭素数1〜6で2価の炭化
水素基であり、アルキレン基のみならず、主鎖中にエー
テル結合を有する炭化水素基も本発明の基に含まれる。 又、R4 については炭素数0、即ち基として存在しな
い場合も本発明の範囲である。これらの具体例を下記に
例示する。
【0014】−CH2 −、−CH2 CH2 −、−
CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 CH
2 CH2 −、−CH2 CH2 OCH2 −、−
CH2 CH2 CH2 OCH2 −、−CH2 C
H2 OCH2 CH2 OCH2 −
【0015】一
般式(1)中、R3 は炭素数1〜20で3〜6価の有
機残基であり、その構造は特に制限されないが、具体的
に例示すると下記の通りである。
【0016】
【化3】
【0017】一般式(1)で表される酸性基含有ビニル
モノマーの好ましい具体例を挙げると次の通りである。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】(但し、R1 は前述の定義通り)
【00
21】上記酸性基含有ビニルモノマーに加えて、更に他
のビニルモノマーを用いる事も好ましい態様である。他
のビニルモノマーとして好適に使用される代表的なもの
はアクリル基及び/またはメタクリル基を有するもので
あり、具体的に例示すれば次の通りである。
【0022】イ)単官能性単量体 メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメ
タクリレート、グリシジルメタクリレート、及びこれら
のアクリレート、あるいはアクリル酸、メタクリル酸、
p−メタクリロキシ安息香酸、N−2−ヒドロキシ−3
−メタクリロキシプロピル−N−フェニルグリシン、4
−メタクリロキシエチルトリメリット酸及びその無水物
、6−メタクリロキシヘキサメチレンマロン酸、10−
メタクリロキシデカメチレンマロン酸、2−メタクリロ
キシエチルジハイドロゲンフォスフェート、10−メタ
クリロキシデカメチレンジハイドロゲンフォスフェート
、2−ヒドロキシエチルハイドロゲンフェニルフォスフ
ェート。
【0023】ロ)二官能性ビニルモノマー
【0024】
(i)芳香族化合物系のもの2,2−ビス(メタクリロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス〔4−(3−メ
タクリロキシ)−2−ヒドロキシプロポキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキ
シジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
メタクリロキシテトラエトキシフェニル)プロパン、2
,2−ビス(4−メタクリロキシペンタエトキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキシジプ
ロポキシフェニル)プロパン、2(4−メタクリロキシ
エトキシフェニル)−2(4−メタクリロキシジエトキ
シフェニル)プロパン、2(4−メタクリロキシジエト
キシフェニル)−2(4−メタクリロキシトリエトキシ
フェニル)プロパン、2(4−メタクリロキシジプロポ
キシフェニル)−2(4−メタクリロキシトリエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキ
シジプロポキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4
−メタクリロキシイソプロポキシフェニル)プロパンお
よびこれらのアクリレート
【0025】(ii)脂肪族化合物系のものエチレング
リコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ
タクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ブチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジメタクリレート、プロピレングリコール
ジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジメタクリ
レート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、1
,6−ヘキサンジオールジメタクリレートおよびこれら
のアクリレート
【0026】ロ)三官能性ビニルモノマートリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、トリメチロールエタン
トリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタク
リレート、トリメチロールメタントリメタクリレートお
よびこれらのアクリレート及び下記構造式で表されるモ
ノマー
【0027】
【化6】
【0028】(但し、R1 の定義は前述通り)
【00
29】ハ)四官能性ビニルモノマーペンタエリスリトー
ルテトラメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレート及び下記構造式で表されるウレタン系のモ
ノマー
【0030】
【化7】
【0031】上記他のビニルモノマーは、一種、或いは
必要に応じて二種以上を混合して使用することが可能で
ある。
【0032】酸性基含有ビニルモノマーに対する上記他
のビニルモノマーの好ましい添加量は、全混合モノマー
中に0〜70重量%であり、より好ましくは5〜50重
量%である。添加量が上記範囲より小さいと、モノマー
の粘度が高くなり過ぎ、又添加量が上記範囲より大きい
と硬化性組成物の歯質との接着性が低下する傾向がある
【0033】本発明で用いるイオン溶出性フィラーは、
2mgeq/g〜60mgeq/g、好ましくは5mg
eq/g〜30mgeq/gの多価金属イオンを溶出す
るものである。イオン溶出性フィラーの多価イオン溶出
量が60mgeq/gより大きいと、フィラーの大部分
が溶解してしまい、硬化体の引張強度が小さくなる。又
、多価金属イオン溶出量が2mgeq/gより小さいと
、硬化体表面に着色成分が吸着し易くなる。尚、本発明
において、フィラーのイオン溶出量は、フィラー1gを
、温度37℃、pH2.2のアクリル酸水溶液50ml
中に24時間浸漬した時溶出したイオンの量をいう。ま
た、多価金属イオンとは、前記酸性基含有ビニルモノマ
ーの酸性基と結合可能な2価以上の金属イオンであり、
代表的なものを例示すれば、カルシウム、ストロンチウ
ム、バリウム、アルミニウム、亜鉛、ランタノイド等の
金属イオンである。
【0034】該イオン溶出性フィラーは、上記の条件を
満たすものであれば特に限定されないが、好ましい例を
挙げると、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム等
の水酸化物、酸化亜鉛、フルオロアルミノシリケートガ
ラス等の酸化物がある。中でも、硬化体の耐着色性の点
でフルオロアルミノシリケートガラスが最も優れており
、好適である。
【0035】上記フルオロアルミノシリケートガラスは
歯科用セメント、例えば、グラスアイオノマーセメント
用として使用される公知のものが使用できる。一般に知
られているフルオロアルミノシリケートガラスの組成は
、イオン重量パーセントで、珪素、10から33;アル
ミニウム、4〜30;アルカリ土類金属、5〜36;ア
ルカリ金属、0〜10;リン、0.2〜16;フッ素、
2〜40及び残量酸素のものが好適に使用される。 又より好ましい組成範囲を例示すると、珪素、15〜2
5;アルミニウム、7〜20;アルカリ土類金属、8〜
28;アルカリ金属、0〜10;リン、0.5〜8;フ
ッ素、4〜40及び残量酸素である。上記アルカリ土類
金属の一部又は全部をマグネシウム、ストロンチウム、
バリウムで置換えたものも好ましく、特にストロンチウ
ムは硬化体にX線不透過性と高い強度を与えるためしば
しば好適に使用される。また上記アルカリ金属はナトリ
ウムが最も一般的であるがその一部又は全部をリチウム
、カリウム等で置換えたものも好適である。更に必要に
応じて、上記アルミニウムの一部をチタン、イットリウ
ム、ジルコニウム、ハフニウム、タンタル、ランタン等
で置換えることも可能である。その他必要に応じて、上
記成分を他の成分に置換えることは、得られる硬化体の
物性に著しく害を与えない限り、選択する事が出来る。
【0036】本発明に使用されるイオン溶出性フィラー
の量は使用される全ビニルモノマー100重量部に対し
て、30〜500重量部、より好ましくは50〜400
重量部である。イオン溶出性フィラーの量が30重量部
より小さい場合は硬化性組成物の歯質との界面における
接着強度が不十分となり、又600重量部より大きい場
合は酸性基含有ビニルモノマーとイオン溶出性フィラー
を均一に混合する事が困難となる。
【0037】本発明に用いられるイオン溶出性フィラー
の形状は特に限定されず、通常の粉砕により得られる様
な粉砕形粒子、あるいは球状粒子でもよく、必要に応じ
て板状、繊維状等の粒子を混ぜることも出来る。
【0038】又上記イオン溶出性フィラーの粒子径は、
特に限定されるものではないが、例えば歯に充填する場
合には、硬化体の表面が滑沢である事が望ましく、50
μm以下、好ましくは20μm以下のものが好適に使用
される。又、粒子径が小さすぎるとイオン溶出性フィラ
ーの表面積が大きくなり、酸性基含有ビニルモノマー中
に大量に混合する事が困難になり硬化体の引張強度の低
下を招く傾向がある。そのため上記イオン溶出性フィラ
ーの好ましい粒子径の下限は0.01μmである。
【0039】本発明に用いられる重合開始剤は特に限定
されず、公知のラジカル発生剤が何等制限なく用いられ
得る。例えば、ベンゾイルパーオキサイド、パラクロロ
ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、ターシャリーブチルパーオキサイド
、クメンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチルヘ
キサン2,5−ジハイドロパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、ターシャリーブチルパーオキ
シベンゾエート等のような有機過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリルのようなアゾ化合物、トリブチルホウ酸
のような有機酸化合物等が好適である。
【0040】又、上記有機過酸化物とアミンを組み合わ
せて用いる事により重合を常温で行う事も可能であるが
、この様なアミンとしてはアミノ基がアリール基に結合
した第二級又は第三級アミンが硬化促進性の点で好まし
く用いられる。例えば、N,N′−ジメチル−p−トル
イジン、N,N′−ジメチルアニリン、N′−β−ヒド
ロキシエチル−アニリン、N,N′−ジ(β−ヒドロキ
シエチル)−アニリン、N,N′−ジ(β−ヒドロキシ
エチル)−p−トルイジン、N−メチル−アニリン、N
−メチル−p−トルイジン等が好ましい。
【0041】また、重合開始剤として、光照射によりラ
ジカルを発生する光増感剤を用いる事も好ましい態様で
ある。紫外線に対する光増感剤の例としては、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエー
テル、アセトインベンゾフェノン、p−クロロベンゾフ
ェノン、p−メトキシベンゾフェノンが挙げられる。 又、可視光線で重合を開始する光増感剤は、人体に有害
な紫外線を必要としないためより好適に使用される。こ
れらの例として、ベンジル、カンファーキノン、α−ナ
フチル、アセトナフセン、p,p′−ジメトキシベンジ
ル、p,p′−ジクロロベンジルアセチル、ペンタンジ
オン、1,2−フェナントレンキノン、1,4−フェナ
ントレンキノン、3,4−フェナントレンキノン、9,
10−フェナントレンキノン、ナフトキノン等のα−ジ
ケトン類等が挙げられる。中でもカンファーキノンが最
も好ましく用いられる。又上記光増感剤に光重合促進剤
を組み合わせて用いる事も好ましい。
【0042】かかる光重合促進剤としては、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−
ジ−n−ブチルアニリン、N,N−ジベンジルアニリン
、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジエチ
ル−p−トルイジン、N,N−ジメチル−m−トルイジ
ン、p−ブロモ−N,N−ジメチルアニリン、m−クロ
ロ−N,N−ジメチルアニリン、p−ジメチルアミノベ
ンズアルデヒド、p−ジメチルアミノアセトフェノン、
p−ジメチルアミノベンゾイックアシッド、p−ジメチ
ルアミノベンゾイックアシッドエチルエステル、p−ジ
メチルアミノベンゾイックアシッドアミノエステル、N
,N−ジメチルアンスラニリックアシッドメチルエステ
ル、N,N−ジヒドキシエチルアニリン、N,N−ジヒ
ドロキシエチル−p−トルイジン、p−ジメチルアミノ
フェネチルアルコール、p−ジメチルアミノスチルペン
、N,N−ジメチル−3,5−キシリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン、N,N−ジメチル−α−ナフチルア
ミン、N,N−ジメチル−β−ナフチルアミン、トリブ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリエチルアミン、
N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノー
ルアミン、N,N−ジメチルヘキシルアミン、N,N−
ジメチルドデシルアミン、N,N−ジメチルステアリル
アミン、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、2,
2′−(n−ブチルイミノ)ジエタノール等の第3級ア
ミン類;5−ブチルバルピツール酸、1−ベンジル−5
−フェニルバルピツール酸等のバルピツール酸類等が好
適に使用出来る。これらの光重合促進剤のうち少なくと
も一種を選んで用いることができ、さらに二種以上を混
合して用いることもできる。
【0043】上記重合開始剤の添加量は、適宜決定すれ
ばよい。一般には、全ビニルモノマーに対して0.1〜
3重量%の範囲から選べば良い。
【0044】本発明の硬化性組成物の包装形態は特に限
定されず、酸性基含有ビニルモノマーとイオン溶出性フ
ィラー及び重合開始剤(光増感剤の場合)を一パックに
包装する形態、酸性基含有ビニルモノマーとイオン溶出
性フィラーを二パックに分包し重合開始剤をそのどちら
か一方に添加する形態のいずれもが可能であり、用途に
応じて適宜選択する事が出来る。
【0045】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、本文中並びに実施例中に示した材料の性状、
物性の測定方法については次の通りである。
【0046】(1)フィラーの粒度分布フィラーを水に
分散させて、粒度分布計(MALVERN社)で測定し
た。測定原理は、レーザー光による散乱回折像の測定に
よるものである。
【0047】(2)フィラーの構造 X線回折測定装置(日本電子社製)によりフィラーの結
晶構造(形態)を調べた。
【0048】(3)フィラーの多価金属イオン溶出量ア
クリル酸の10重量%の水溶液(pH=2.2)50m
lにフィラー1gを添加し、37℃で24時間攪拌後、
原子吸光光度計(島津製作所社製)にて溶出イオンの量
を測定した。
【0049】(4)硬化体の引張強度 硬化性組成物を3mm×6mmφの孔を有するモールド
中で硬化させた後、37℃で1時間保持した。硬化には
必要に応じて可視光線照射器、ホワイトライト(タカラ
ベルモント社製)による照射を30秒間行った。
【0050】次に硬化体をモールドから取り出し、37
℃の水中に71時間浸漬したのち、テンシロン(東洋ボ
ールドウィン社製)によりクロスヘッドスピード1mm
/min にて硬化体の直径方向に荷重を加えて引張強
度を測定した。
【0051】引張強度の算出は次式により行った。 引張強度(kg/cm2 )=2P/0.18πP:破
壊荷重(kg/cm2 )
【0052】(5)歯質との接着強度 牛歯を注水下、#800のエメリーペーパーで研磨し、
象牙質平面を削り出した。この平面に直径4mmの孔の
あいた両面テープを貼り、その上に直径6mmの孔のあ
いた厚さ3mmのパラフィンワックスを、両面テープと
中心が一致する様にして貼った。該円孔に硬化性組成物
を充填後硬化させ、37℃の水中に24時間浸漬した後
、硬化体表面に直径8mm長さ18mmのステンレス棒
を瞬間接着剤にて固定した。そしてテンシロンを用いて
、牛歯とステンレス棒の間に引張荷重(クロスヘッドス
ピード10mm/min )を加える事により、歯質と
硬化体との接着強度を測定した。また、湿潤下での接着
強度は、上記方法において、硬化性組成物を充填前にス
ポンジを用いて象牙質平面に水を薄く塗布した後に、上
記と同様の方法により測定した。
【0053】(6)着色試験 引張強度測定と同一の方法で硬化体を作製した。この硬
化体をインスタントコーヒー(ネスカフェエクセラ)の
7.4%水溶液に37℃で24時間浸漬し、浸漬前後の
色調変化(ΔE*)を色差計(日本電色社製)で測定し
た。該ΔE*値が小さい程色調変化が少ない、即ち着色
が小さいことを示す。
【0054】尚、コンポジットレジン及びグラスアイオ
ノマーセメントの接着強度は、各使用方法に従い充填硬
化させた後同様の方法により測定した。
【0055】製造例 トリメリット酸クロライド16.8g、ピリジン6.3
g、ベンゼン80mlを200mlのナス型フラスコに
仕込み、氷冷下で攪拌しながらペンタエリスリトールト
リアクリレート(大阪有機化学工業社製)28.4gの
ベンゼン溶液を30分かけて滴下した。滴下終了後、室
温で1時間攪拌し、得られた反応液をイオン交換水で3
回洗浄した。この溶液にテトラヒドロフラン80mlと
イオン交換水100mlを加え室温で一晩激しく攪拌し
た後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。次いでシリカゲル
カラムにて精製し白色ワックス状固体21.2gを得た
。この生成物の赤外分光分析、及び元素分析の結果によ
り、下記構造式(2)で示される化合物であることを確
認した。
【0056】 元素分析(%)        C         
   H            N        
実測値    81.54      6.58   
 11.88        理論値    81.5
5      6.56    11.89
【0057
】赤外分光分析 1500,1580,1610 cm −1(芳香環に
基く吸収) 1640 cm −1(C=C二重結合に基く吸収)1
730 cm −1(カルボン酸のカルボニル基に基く
吸収)
【0058】
【化8】
【0059】実施例1 シリカ120g、水酸化アルミニウム42g、人造氷晶
石28g、リン酸アルミニウム78g、フッ化アルミニ
ウム24g、フッ化カルシウム76gより成る粉末をボ
ールミルで3時間混合して得られた混合粉末を白金坩堝
に取り1400℃で30分間加熱熔融した。続いて熔融
物を水浴中で急冷し、得られたガラスを振動ボールミル
で粉砕した。粉砕して得られた粉末を400メッシュの
ナイロン製ふるいにかけ、ふるいを通過した粉末150
gを1リットルのメタノールに分散させ、1時間以内に
沈降しないもの(以下フィラーAとする)を採取した。 フィラーAは粒子径0.2〜2.7μm、平均粒子径1
.0μm、多価金属イオン溶出量16mgeq/gで、
非晶質だった。
【0060】前記製造例に従って合成された構造式(2
)の酸性基含有ビニルモノマー80重量部とヒドロキシ
エチルメタクリレート20重量部の混合物にカンファー
キノン、p−ジメチルアミノベンゾイックアシッドエチ
ルエステルを各々0.5重量%を溶解したもの10gと
フィラーA20gを遮光下で混合後、真空脱泡し硬化性
組成物を調製した。
【0061】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は8
7kg/cm2 ,湿潤下で81kg/cm2 ,引張
強度は289kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=6.9だった。
【0062】実施例2〜4 実施例1と異なる組成のフルオロアルミノシリケートガ
ラスを調製した以外は、実施例1と同様の方法により試
験を行った。実施例1〜4の結果を表1に示す。
【0063】比較例1,2 市販の歯科用コンポジットレジン、(酸性基を有しない
多官能性ビニルモノマー、シリカフィラー、α−ジケト
ン系重合開始剤を主成分とする)と、付属のボンディン
グ材による試験結果を比較例1、歯科充填用グラスアイ
オノマーセメント(ポリカルボン酸水溶液、フルオロア
ルミノシリケートガラスを主成分とする)による試験結
果を比較例2として表1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】実施例5 下記構造の酸性基含有ビニルモノマー50重量部と
【0
066】
【化9】
【0067】二官能性ビニルモノマー、商品名D−2.
6E(新中村化学社製)50重量部の混合物に、カンフ
ァーキノン、p−ジメチルアミノベンゾイックアシドエ
チルエステルを各々0.5重量%溶解したもの10gと
、フィラーA20gを遮光下で混合後、真空脱泡し硬化
性組成物を調製した。
【0068】この硬化性組成物の歯質との接着強度は8
0kg/cm2 ,湿潤下で76kg/cm2 ,引張
強度は272kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=8.1であった。
【0069】実施例6 下記構造の酸性基含有ビニルモノマー90重量部、
【0
070】
【化10】
【0071】二官能性ビニルモノマー、商品名NPG(
新中村化学社製)10重量部の混合物に、カンファーキ
ノン、p−ジメチルアミノベンゾイックアシッドエチル
エステルを各々0.5重量%溶解したもの10gと、フ
ィラーA30gを遮光下で混合後、真空脱泡し硬化性組
成物を調製した。
【0072】この硬化性組成物の歯質との接着力は74
kg/cm2,湿潤下で79kg/cm2 ,引張強度
は249kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*=9
.4であった。
【0073】実施例7 前記構造式(2)で示される酸性基含有ビニルモノマー
80重量部と、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト(新中村化学社製)20重量部を混合し、モノマー溶
液を調製した。このモノマー溶液にN,N′−ジ(β−
ヒドロキシエチル)−p−トルイジンを1.0重量%溶
解したもの10gとフィラーA20gを混合した(ペー
ストIとする。)。次に、上記モノマー溶液にベンゾイ
ルパーオキサイドを1.2重量%溶解したもの10gと
フィラーA10gを混合した(以下ペーストIIとする
。)。ペーストIとペーストIIを重量比1対1の割合
で混合して試験した結果、歯質との接着強度は68kg
/cm2,湿潤下で73kg/cm2 ,引張強度26
7kg/cm2 ,コーヒー着色量ΔE*=8.6であ
った。
【0074】実施例8 実施例1のフィラー製造過程において、メタノール中で
1時間以内に沈降した粉末を採取し、この粉末を多量管
を有するバーナーより毎分20gの供給速度で水素(2
.3Nm3/時)と酸素(0.90Nm3/時)と共に
燃焼室に供給し、火炎中に分散させて熔融した。粒子は
火炎中で瞬時に熔融状態になった後、火炎から出ると冷
却されて固化した。該粒子をサイクロンで回収した。更
にこの粉末10gを0.4gのフッ化アンモニウムと少
量の水で練和した後、100℃で3時間乾燥してから、
600℃で1時間加熱した。この様にして得られた粉末
(フィラーBとする)は100%が球状であり、粒子径
3.7〜18.1μm、平均粒子径7.8μm、多価金
属イオン溶出量11 meq/gで非晶質だった。
【0075】前記構造式(2)で示される酸性基含有ビ
ニルモノマー60重量部とトリエチレングリコール40
重量部の混合物に、カンファーキノン、p−ジメチルア
ミノベンゾイックアシッドエチルエステルを各々0.5
重量%を溶解したもの10gと、フィラーA24g、フ
ィラーB16gを遮光下で混合後、真空脱泡し硬化性組
成物を調製した。
【0076】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は7
1kg/cm2 ,湿潤下で67kg/cm2 ,引張
強度は297kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=6.1だった。
【0077】比較例3 下記構造の酸性基を有するビニルモノマー(東亜合成社
製、M−5500)にカンファーキノン、p−ジメチル
アミノベンゾイックアシッドエチルエステルを各々0.
5重量%を溶解したもの10gと、フィラーA20gを
遮光下で混合後、真空脱泡し硬化性組成物を調製した。
【0078】
【化11】
【0079】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は8
3kg/cm2 ,湿潤下で77kg/cm2 ,引張
強度は213kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=25.1であった。
【0080】比較例4 下記構造の酸性基を有するビニルモノマー80重量部と
【0081】
【化12】
【0082】ヒドロキシメタクリレート20重量部の混
合物に、カンファーキノン、p−ジメチルアミノベンゾ
イックアシドエチルエステルを各々0.5重量%溶解し
たもの10gと、フィラーA20gを遮光下で混合後、
真空脱泡し硬化性組成物を調製した。
【0083】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は4
2kg/cm2 ,湿潤下で37kg/cm2 ,引張
強度は99kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*=
15.5であった。
【0084】比較例5 前記構造式(2)で示される酸性基含有ビニルモノマー
20重量部とD−2.6E80重量部の混合物に、カン
ファーキノン、p−ジメチルアミノベンゾイックアシッ
ドエチルエステル各々0.5重量%を溶解したもの10
gと、フィラーA22gを遮光下で混合後、真空脱泡し
硬化性組成物を調製した。
【0085】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は2
3kg/cm2 ,湿潤下で11kg/cm2 ,引張
強度は308kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=6.5であった。
【0086】比較例6 前記構造式(2)で示される酸性基含有ビニルモノマー
80重量部とヒドロキシエチルメタクリレート20重量
部の混合物に、カンファーキノン、p−ジメチルアミノ
ベンゾイックアシッドエチルエステルを各々0.5重量
%溶解したもの10gと、粉砕石英(商品名VXS、龍
森社製)をγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランで表面処理した粉末20gを、遮光下で混合後、真
空脱泡し硬化性組成物を調製した。
【0087】上記硬化性組成物の歯質との接着強度は6
9kg/cm2 ,湿潤下で65kg/cm2 ,引張
強度は295kg/cm2 ,コーヒー着色量はΔE*
=14.8であった。
【0088】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物は、水の存在下に
おいても高い接着力を示すため、歯牙の修復のような臨
床において確実な接着強度の発現を期待出来る。
【0089】又、硬化体は、歯科用充填材として使用す
る場合、グラスアイオノマーセメントに比べて高い引張
強度を有するため、その破壊による接着強度の低下がな
いばかりでなく、摩耗、破折が起こり難い。しかも、コ
ンポジットレジンにおいて不可欠なボンディング材を必
要とせず、良好な成形修復が可能であり、臨床術式が簡
素であるという利点も有する。
【0090】更に又、口内の飲食物等による着色が極め
て少ない。
【0091】これらの特長により、本発明の硬化性組成
物は歯科用充填材料としてはもとより、コンポジットレ
ジンのボンディング材、裏装材、更には歯科用シーラン
ト、その他の充填材料、接着材料等としても使用する事
が出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)下記一般式、 【化1】 (式中、R1 は水素原子又はメチル基、R2 はエー
    テル結合を有してもよい炭素数1〜6で2価の炭化水素
    基、R3 は炭素数1〜20で3〜6価の有機残基、R
    4 はエーテル結合を有してもよい炭素数0〜6で2価
    の炭化水素基、mは2〜4の整数、nは1又は2の整数
    を示す)で表される酸性基含有ビニルモノマーを30重
    量%以上含むビニルモノマー100重量部、 (B)2mgeq/g〜60mgeq/gの多価金属イ
    オンを溶出するイオン溶出性フィラー30〜500重量
    部及び(C)重合開始剤0.1〜3重量部を含有してな
    る硬化性組成物。
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