JPH0421448A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH0421448A
JPH0421448A JP12614790A JP12614790A JPH0421448A JP H0421448 A JPH0421448 A JP H0421448A JP 12614790 A JP12614790 A JP 12614790A JP 12614790 A JP12614790 A JP 12614790A JP H0421448 A JPH0421448 A JP H0421448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
forming member
ink
base
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12614790A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Furuta
達雄 古田
Katsuhiko Iida
飯田 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12614790A priority Critical patent/JPH0421448A/ja
Publication of JPH0421448A publication Critical patent/JPH0421448A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録に係わるもので、特にイ
ンク中において、圧力発生器を駆動させ、ノズル開口部
よりインクを吐出させて印字を行うインクジェットプリ
ンターのヘッド構造に関する。
[従来の技術1 従来、ノズル形成部材として使用されるNl電鋳箔に対
し、ベース基板材質はオーステナイト系ステンレス合金
、あるいは、Ni−Fe合金のエツチング箔もしくはS
iエツチング薄板のノズル形成部材に対して、Ni−F
e合金のベース基板を組み合わせる等、ノズル形成部材
とベース基板の加熱接合処理温度までの平均熱膨張係数
をできるだけ近似させた組み合わせが一般的に選択され
ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術では使用温度から、加熱接合温
度までの全域に渡りベース基板が熱膨張によりノズル形
成部材に及ぼす応力は小さくなるものの、元来ノズル形
成部材が持っていた製造工程中の残留応力や、加熱接合
処理時に接合層から生じる硬化収縮の歪、接合層の熱膨
張の応力などを吸収できずノズル形成部材の平面性を十
分保つことができなかった。
そこで、本発明の目的とするところは、ノズル形成部材
がその残留応力、接合層から受ける硬化収縮の歪、接合
層の熱膨張の応力などを吸収し、ノズル形成部材の平面
性の優れたインクジェットプリンターヘッドを提供する
所にある。
[課題を解決するための手段1 本発明のインクジェットヘッドは、複数のノズル開口部
に、ある間隔を持って対向してインク中に配置された圧
電変換器を備え、該圧電変換器をインク中で動作させ、
前記ノズル開口部近傍のインクの圧力を高めて前記ノズ
ル開口部よりインク滴を吐出させるインクジェットヘッ
ドにおいて、ノズル形成部材を固定するベース基板の平
均熱膨張係数が、ノズル形成部材より小さいことを特徴
とする。
〔作 用〕
本発明の前記インクジェットヘッドによれば、ノズル形
成部材は、加熱接合温度未満の領域に於て、常にベース
基板より平面的な引っ張り応力を受けるため剛性で劣る
ノズル形成部材は残留応力などの歪みを解放される。
[実 施 例1 第1図に、本発明におけるインクジェットヘッドの主要
断面図を示す、複数本のお互いに平行に配列された圧電
変換器2は、圧電セラミックス13とその片面にAuな
どの薄膜金属から形成された電極層14と電極層14の
反対面にNi−Fe合金などの金属層12の三部材で構
成される。圧電変換器2と対向して配設されたノズル開
口部9を有するNiのノズル形成部材8は導電性接合層
lOにより接合されている。アルミナのベース基板11
の上側には、圧電変換器2に対応するようにストライブ
状にバターニングされた電極層15があり、これに導電
性接合層lOにより圧電変換器2を固定している。ここ
で電極層15は、圧電変換器2へ、外部からの動作電気
信号を伝えるための役割をなし、導電性接合層lOによ
り薄膜電極14と導通されており、ノズル形成部材8は
、共通電極の働きを兼ねている。圧電変換器2とノズル
形成部材8との間には、図示しないインク3が満たされ
ており、インク3は、圧電変換器2のノズル形成部材の
反対側より供給される。圧電変換器2は外部からの動作
電気信号により圧電セラミックス13が収縮し、収縮し
ない金属層12との間に生じる曲げモーメントにより、
反ノズル形成部材側に変位するが、動作電気信号が解除
されることで、弾性的な復元力によりノズル開口部9近
傍のインク圧力を高め、インク開口部9よりインク滴を
飛翔させノズル形成部材8に隣接した、図示しない紙な
どの配録媒体上にインク像を形成する。
このようにノズル開口部9近傍のインク圧力を高めるこ
とで、インク滴を吐出させるインクジェットプリンター
ヘッドに於ては、ノズル形成部材と圧電変換器2との距
離がインク飛翔特性に大きく寄与するため、この距離を
均−且つ適性な値とすることが重要である。
第2図に本発明によるインクジェットヘッドの概略図を
示す、ノズル形成部材8は、圧電変換器2を介してベー
ス基板11に接合されているが。
圧電変換器2はノズル開口部9に合わせ細かく分断され
ておりノズル形成部材8に働く熱膨張の応力はベース基
板11に依存する。またNiのノズル形成部材8は、導
電性接合層10の硬化温度に加熱された状態でアルミナ
のベース基板11に加圧接合されており、硬化温度より
低い使用温度下では、ベース基板11より引っ張り応力
を受けており、この引っ張り応力のためヘッド全域に渡
り優れた平面性を有し圧電変換器2との距離を均一に保
っている。また導電性接合層10として本実施例では硬
化収縮が少なく140度Cから180度Cで硬化するエ
ポキシ系の接合剤を使用しているため硬化時の収縮及び
接合層の熱膨張によりノズル形成部材8が受ける応力を
十分吸収し、且つノズル形成部材の引っ張りによる破断
限界応力までの余裕率を十分取ることが可能となった。
なお、本実施例に於ては、ベース基板としてアルミナ、
ノズル形成部材としてN1の組み合わせを選定している
が、炭素鋼やマルテンサイト系もしくはフェライト系ス
テンレスのベース基板とN1、オーステナイト系ステン
レスのノズル形成部材でも良いしNi−Fe合金、S1
単結晶のノズル形成部材に対し、石英ガラスのベース基
板であっても良い、また導電性接合層10は、エポキシ
系接着剤を使用したが、これに限らず、アクリル系接着
剤、ポリイミド系接着剤、シリコン系接着剤などを使用
したり、更には、ソルダーによる接合、熱拡散による接
合においても本発明の効果は同様に得られ本発明は、本
実施例に限定されない。
[発明の効果] 以上述べたように、ベース基板の平均熱膨張係数がノズ
ル形成部材の平均熱膨張係数より小さくなるように両者
の材質選定することで、ノズル形成部材にベース基板よ
り引っ張り応力を作用させ、ノズル形成部材の平面度を
保ち、ヘッド全域に渡り圧電変換器とノズル形成部材の
間隙を同一にし、均一なインク飛翔特性を持つインクジ
ェットヘッドの製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェットヘッドの主要断面図、
第2図は本発明によるインクジェットヘッドの概略図。 圧電変換器 ノズル形成部材 ノズル開口部 導電性接合層 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)第1F?1 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のノズル開口部に、ある間隔を持って対向してイン
    ク中に配置された圧電変換器を備え、該圧電変換器をイ
    ンク中で動作させ、前記ノズル開口部近傍のインクの圧
    力を高めて前記ノズル開口部よりインク滴を吐出させる
    インクジェットヘッドにおいて、 ノズル形成部材を固定するベース基板の平均熱膨張係数
    が、ノズル形成部材より小さいことを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
JP12614790A 1990-05-16 1990-05-16 インクジェットヘッド Pending JPH0421448A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136633A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの散水機、又は散布機用の装置におけるホース・ケーブルの牽引方法と、そのハウスの散水機、又は散布機用の装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010136633A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの散水機、又は散布機用の装置におけるホース・ケーブルの牽引方法と、そのハウスの散水機、又は散布機用の装置

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