JPH04214243A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JPH04214243A
JPH04214243A JP2400977A JP40097790A JPH04214243A JP H04214243 A JPH04214243 A JP H04214243A JP 2400977 A JP2400977 A JP 2400977A JP 40097790 A JP40097790 A JP 40097790A JP H04214243 A JPH04214243 A JP H04214243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
semiconductor laser
beam splitter
amount
polarizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2400977A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Shimizu
秀雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH04214243A publication Critical patent/JPH04214243A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微小スポットに収束
したレーザービームを情報記憶媒体に照射することによ
り、情報を高密度で記録,再生する光記憶装置の光ヘッ
ド、ことに半導体レーザ毎の発光効率のばらつきによっ
て生ずる光ビームの光量の変動を抑制した光ヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】光記憶装置は、近年磁気光学効果を利用
した光磁気記憶装置が登場し、ハードディスクやフロッ
ピーディスクに代わる大容量の書換え可能な外部記憶装
置としてコンピュータ分野への活用が注目されている。 また、記憶媒体の温度変化により結晶質ー非晶質の可逆
性のある相変化を利用した相変化型光記憶装置等も開発
が進められている。
【0003】これらの記憶装置での情報の記録,再生,
書換え等の操作は、いずれも光ヘッドにより微小スポッ
トに収束したレーザービームを記憶媒体に照射すること
により行われるが、質の良い記録,再生を行うためには
レーザービームの光量が安定で、かつ発光ノイズを含ま
ないことが求められる。
【0004】図4は従来の光ヘッドを模式化して示す構
成図であり、半導体レーザ1から出射した光はコリメー
トレンズ2により平行レーザビームB1 とされ、ビー
ム整形プリズム3で円形ビームに整形される。レーザビ
ームはビームスプリッタ4を透過して立ち上げミラー5
で方向を変え、アクチュエータ6に保持された対物レン
ズ7で収束され、光磁気ディスク8の記録媒体面上に1
μm程度の光スポット9として照射され、例えば情報の
記録が行われる。
【0005】記録媒体面上で変調され、反射した反射光
B2 は、再び対物レンズ7,立ち上げミラー5,を経
由してビームスプリッタ4で側方に反射され、1/2波
長板10,凸レンズ11,シリンドリカルレンズ12を
経て6分割フォトダイオード13に集光され、記録媒体
面上のデータ信号が検出される。
【0006】6分割フォトダイオード13では、データ
信号の他に、対物レンズ7のフォーカスエラー信号と、
トラッキングエラー信号が検出され、これらエラー信号
に基づき、アクチュエータ駆動回路14によりアクチュ
エータ6が駆動され、光スポット9は光磁気ディスク8
の垂直方向および半径方向に移動して記憶媒体面上のデ
ータトラックを追尾する制御が行われる。
【0007】半導体レーザ1の出射光量は、ビームスプ
リッタ4で反射した光をモニタ用フォトダイオード15
が検出し、半導体レーザ駆動回路16により、半導体レ
ーザ1の駆動電流が制御され、レーザビームB1 の光
量が安定化され、これにより記録信号および再生信号を
安定化し、記録,再生を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の光ヘッドにおい
て、半導体レーザの発光効率、すなわち駆動電流の変化
に対する発光出力の変化の割合は、設計上は所定値に決
められるが、実際には個々の半導体レーザ毎にばらつき
があり、半導体レーザの発光出力は各光ヘッドごとに変
化する。そこで通常、半導体レーザ駆動回路16の増幅
率を半導体レーザ1毎に調整して半導体レーザ1の出射
光量を増減し、所定値に保持する対策が採られる。とこ
ろが、現在得られる半導体レーザの発光効率のばらつき
は非常に大きく、これに対応するために増幅率の調整範
囲を広くする必要があり、調整の分解能が劣化して必要
な調整精度を得難いという問題がある。
【0009】また、半導体レーザの発光効率が所定値よ
り大きく、半導体レーザ1の駆動電流を絞った場合、半
導体レーザの発光ノイズが大きくなるため、情報の再生
に際してフォトダイオード13が検出した再生信号中の
ノイズが増大し、再生信号の信号対ノイズ比(S/N)
が悪化する,いわゆる再生信号の劣化が起こり、これが
原因で質の高い記録情報の再生が困難になるという問題
が発生する。
【0010】この発明の目的は、半導体レーザの発光効
率のばらつきの影響を排除して十分な調整精度が得られ
、発光効率が所定値より高い場合にも、再生信号を劣化
させることが無い光ヘッドを得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、半導体レーザから出射した光を
コリメートレンズで平行光とし、ビームスプリッタを透
過して収束レンズに入射させ、磁気光学的または光学的
に情報が記録される記録媒体に収束光として照射して情
報の記録を行うとともに、情報記録部からの反射光を前
記収束レンズを介して前記ビームスプリッタで反射させ
、この反射光を受光素子に導いて光強度,偏光状態の変
化を検出し、記録情報の再生および光学系の制御を行う
ものにおいて、前記ビームスプリッタと前記半導体レー
ザとの間に回転可能に配され,その回転角の制御により
前記ビームスプリッタに入射する平行光の光量を補正す
る光量補正手段を備えてなるものとする。
【0012】また、光量補正手段が、偏光子と、この偏
光子を所定の角度領域内で回転可能に支持する回転機構
部とからなるものとする。
【0013】さらに、回転機構部が、偏光子をその外周
側で支持する鏡筒と、この鏡筒を回転可能に包囲し,所
定の角度領域に切り欠き部を有する軸受け部と、前記鏡
筒から前記切り欠き部内に突設されて回転方向の一方側
にばね付勢されたアームと、前記切り欠き部内で前記ア
ームに係合して回転角を調整する調整ネジ部とからなる
ものとする。
【0014】
【作用】この発明の構成において、従来のビームスプリ
ッタと、半導体レーザの間に光量補正手段を配し、光量
補正手段の回転角により光量補正手段の透過光の偏光方
向を前記半導体レーザの偏光方向から所定角度だけずら
すよう構成したことにより、角度の増加とともに光量補
正手段の透過光量が減るので、半導体レーザの出射光量
を変えることなくビームスプリッタを透過する光量を制
御することが可能となり、半導体レーザの出射光量(発
光出力)が所定値より大きい場合にも、半導体レーザの
駆動電流を絞ることなくビームスプリッタの透過光量を
減らし、所定の光量に補正する機能が得られる。したが
って、駆動回路の増幅率の調整範囲を狭くして調整分解
能を高め、かつ,半導体レーザを十分大きな駆動電流で
駆動して発光ノイズを低減することが可能になり、再生
信号の劣化を阻止することができる。
【0015】また、透過光量補正手段を回転機構部に支
持された偏光子とすれば、回転角の調整により偏光方向
を所定量変化させ、透過光量を所定値に容易に補正する
ことができる。
【0016】さらに、回転機構部を、鏡筒に支持された
偏光子を切り欠きを有する軸受け部で支承し、調整ねじ
で位置決めするよう構成すれば、偏光子の主軸の回転角
を精度よく,かつ簡単に調整し,位置決めする機能が得
られる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明する
。  図1はこの発明の実施例になる光ヘッドを模式化
して示す構成図であり、従来の装置と同じ部分には同一
参照符号を付すことにより、詳細な説明を省略する。図
において、ビームスプリッタ4の入射光路上に配された
ビーム整形プリズム3とコリメートレンズ2との間には
、たとえば回転機構部31と、これに回転可能に支持さ
れた偏光子21とで構成される光量補正手段20が設け
られ、ビームスプリッタ4の入射光量の補正が、半導体
レーザ1の出射光量の所定値からのずれに対応して行わ
れる。
【0018】図2は光量補正手段による光量の補正作用
を示すベクトル図である。図において、垂直軸を半導体
レーザ1が出射するレーザビームの偏光方向とし、半導
体レーザ1の出射光量をId,光量補正手段20の透過
光量をIoとする。ここで、偏光子21の偏光方向を半
導体レーザの偏光方向に対して角度Θだけ回転すると、
偏光子21を透過するレーザビームの光量Io は、I
o=Id cos Θで表され、回転角Θの余弦に比例
して透過光量が変化する。
【0019】このように、実施例によれば、光量補正手
段20により、半導体レーザ1の出射光量Id の所定
値に対する偏差に対応してビームスプリッタ4の入射光
量Io を補正することができ、見掛け上半導体レーザ
の出射光量を所定の設計値に一致させることができる。 このとき、半導体レーザ1の出射レーザビームの光量I
d を変える必要がなく、したがって半導体レーザを十
分大きな駆動電流で駆動できるので、半導体レーザの発
光ノイズを低減し、再生信号の劣化を防止することがで
きる。 また、半導体レーザ制御回路16の増幅率の調整が不要
になり、調整範囲を従来より狭くできるので、調整の分
解能の劣化を阻止して必要な調整精度を保持することが
できる。
【0020】図3はこの発明の実施例になる回転機構部
の構成を示す平面図であり、回転機構部31は、偏光子
21を支持する鏡筒33と、鏡筒33を回転可能に支持
する軸受け部34,およびその所定の角度領域に形成さ
れた切り欠き部35と、鏡筒33から切り欠き部35内
に突設されたアーム32,およびアーム32を回転方向
の一方に付勢するばね37と、アーム32の反ばね側に
切り欠き部内で係合するよう軸受け部34に結合した調
整ねじ36とで構成され、切り欠き部35の開口角は半
導体レーザ1の出射光量のばらつきの範囲を勘案し、こ
れを補正できる範囲に決められる。このように、回転機
構部31に偏光子21を支持した光量補正手段20は、
偏光子を所望の角度Θだけ回転し、位置決めする操作を
調整ねじ36によって容易,かつ精度よく行うことがで
きる。
【0021】
【発明の効果】この発明は前述のように、従来のビーム
スプリッタと、半導体レーザとの間に回転可能に光量補
正手段を設け、光量補正手段の回転角を制御することに
より、その透過光量を制御するよう構成した。その結果
、角度の増加とともに偏光子を透過してビームスプリッ
タに入射する光量が減るので、半導体レーザ制御回路の
増幅率を一定とし、半導体レーザの出射光量を光量補正
手段により調整することが可能になり、従来制御回路の
増幅率の調整範囲が広いために生じた調整分解能の劣化
を排除して必要な調整精度が得られるとともに、半導体
レーザの発光出力が所定値より大きい場合、半導体レー
ザの出射光量を減らすことなく光量補正手段の透過光量
を減らして所定の光量に補正する機能が得られるので、
半導体レーザの出射光量を減らすことにより発光ノイズ
が増加するという従来の問題点が排除され、半導体レー
ザを十分大きな駆動電流で駆動して発光ノイズを低減し
、再生信号の劣化を阻止できる光ヘッドを提供すること
ができる。
【0022】また、光量補正手段を回転機構部に支持さ
れた偏光子とすれば、回転角の調整によりレーザービー
ムの偏光方向を所定量容易に変化させ、透過光量を所定
値に補正できるので、個々にばらつきのある半導体レー
ザの発光出力を補正し、ビームスプリッタに入射する光
量を設計値に一致させることができる。
【0023】さらに回転機構部を、鏡筒に支持された偏
光子を切り欠きを有する軸受け部で支承し、調整ねじで
位置決めするよう構成すれば、偏光子の回転角を精度よ
く,かつ簡単に調整し,位置決めする機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる光ヘッドを模式化して
示す構成図
【図2】光量補正手段による光量の補正作用を示すベク
トル図
【図3】この発明の実施例になる回転機構部を示す平面
【図4】従来の光ヘッドを模式化して示す構成図
【符号の説明】
1    半導体レーザ 2    コリメートレンズ 3    ビーム整形プリズム 4    ビームスプリッタ 5    立ち上げミラー 6    アクチュエータ 7    対物レンズ 8    光磁気ディスク 9    光スポット 10    1/2波長板 13    6分割フォトダイオード 20    光量補正手段 21    偏光子 31    回転機構部 32    アーム 33    鏡筒 34    軸受け部 35    切り欠き部 36    調整ねじ部 Id   半導体レーザの出射光量 Io   偏光子の透過光量 Θ    偏光子の回転角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザから出射した光をコリメート
    レンズで平行光とし、ビームスプリッタを透過して収束
    レンズに入射させ、磁気光学的または光学的に情報が記
    録される記録媒体に収束光として照射して情報の記録を
    行うとともに、情報記録部からの反射光を前記収束レン
    ズを介して前記ビームスプリッタで反射させ、この反射
    光を受光素子に導いて光強度,偏光状態の変化を検出し
    、記録情報の再生および光学系の制御を行うものにおい
    て、前記ビームスプリッタと前記半導体レーザとの間に
    回転可能に配され,その回転角の制御により前記ビーム
    スプリッタに入射する平行光の光量を補正する光量補正
    手段を備えてなることを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】光量補正手段が、偏光子と、この偏光子を
    所定の角度領域内で回転可能に支持する回転機構部とか
    らなることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】回転機構部が、偏光子をその外周側で支持
    する鏡筒と、この鏡筒を回転可能に包囲し,所定の角度
    領域に切り欠き部を有する軸受け部と、前記鏡筒から前
    記切り欠き部内に突設されて回転方向の一方側にばね付
    勢されたアームと、前記切り欠き部内で前記アームに係
    合して回転角を調整する調整ネジ部とからなることを特
    徴とする請求項2記載の光ヘッド。
JP2400977A 1990-12-10 1990-12-10 光ヘッド Pending JPH04214243A (ja)

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JP2400977A JPH04214243A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 光ヘッド

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JP2400977A JPH04214243A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 光ヘッド

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ID=18510838

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JP (1) JPH04214243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4736430B2 (ja) * 2002-08-29 2011-07-27 ソニー株式会社 光ヘッド及び光記録媒体駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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