JPH04213861A - 微細加工方法 - Google Patents

微細加工方法

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JPH04213861A
JPH04213861A JP40716290A JP40716290A JPH04213861A JP H04213861 A JPH04213861 A JP H04213861A JP 40716290 A JP40716290 A JP 40716290A JP 40716290 A JP40716290 A JP 40716290A JP H04213861 A JPH04213861 A JP H04213861A
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JP
Japan
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resist
wiring
layer
lift
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP40716290A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nishida
敏夫 西田
Toshiaki Tamamura
敏昭 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH04213861A publication Critical patent/JPH04213861A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空中配線を形成する微
細加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電極を容易に中空配線することが
できなかったために、以下に述べるような困難があった
【0003】例えば、FET素子作製においてゲート金
属パッド部分とチャネル上にゲート電極を形成しようと
することを目的として、ゲートのリセスエッチングをウ
ェットエッチングによって行うと、表面電位の差によっ
て両者の境界部分で局所的な化学電池を形成し、このた
め生じる電気化学反応により、図4に見られるような異
常段差が形成される。このためこの後リフトオフプロセ
スを引続き行うと図4に見られるように電極配線に段切
れが生じる欠点があった。
【0004】すなわち図4は、従来法によってFETゲ
ートを作製のリセスエッチングの際に、電極と基板境界
で生じる異常エッチングについて説明する図である。図
4において、1はHEMT基板、2はチャネル、3はキ
ャップ層、4はゲート用パッド電極、5は上層レジスト
(中感度)、6は中層レジスト(高感度)、7は下層レ
ジスト(低感度)、8は多層レジスト系、9はゲート配
線電極、11は異常エッチングによる配線断線部分を意
味する。
【0005】また、通常のLSI製造プロセスにおいて
は、図5に示すように、配線間容量を減少させるために
被覆性を向上し、平坦化を進め、低誘電率化、高耐圧化
等を追求しつつ配線間絶縁層を形成する必要があった。 しかしながらこのような要件をすべて満たす絶縁層を形
成することはかなり困難で複雑なプロセスを要した。
【0006】すなわち図5は、従来法によって、多層配
線の交差部分を形成するプロセスを説明した図である。 図5において、21はLSI基板、22は下層配線電極
、23は層間絶縁膜、24はスルーホール、25は上部
配線金属を意味する。
【0007】更に、量子効果を含む素子特性の向上を期
待できる量子細線チャネルFETを形成する場合、イオ
ン打込みやチャネルのエッチング等チャネルの形状制御
を行うことになり、無損傷でしかもチャネルの極細線化
を図ることは大変困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、容易
な空中配線加工技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明は微細加工方法に関する発明であって、基板上に少
なくとも下層、中間層、上層よりなる多層レジストを積
層する工程、該多層レジストを部分的に互いに異なる露
光密度で露光する工程、現像溶媒で現像し、一部に下層
レジストを残し、他の一部には下層レジストを残さない
ようにする工程、電極金属を形成する工程、及びリフト
オフ加工法によりレジストを除去することによって、上
記下層レジストを残した部分が中空となり空中配線を形
成させる工程の各工程を包含することを特徴とする。
【0010】より具体的にいうと、前記目的のために、
本発明方法においては、少なくとも3層の多層レジスト
を用い、橋桁部分(後のリフト加工後、中空となる部分
)と、橋脚部分(後のリフトオフ加工後、ゲート配線電
極が半導体と接する部分)とを異なる露光量密度により
露光し、橋桁部分では下層レジストが残り、橋脚部分で
は下層レジストが溶解したレジストパターンを形成し、
リフトオフ加工法により空中配線電極を形成させる。
【0011】本発明方法の適用の具体例としては、図1
、図2又は図3の工程図で示したものが挙げられる。
【0012】図1は、本発明の空中配線加工をゲート電
極形成に適用し、異常エッチングを抑制するプロセスを
説明する図である。図1において、符号1〜9は図4と
同義であり、10はレジスト除去後の空間を意味する。 図1には、レジストパターニング工程、リセスエッチン
グ工程、金属蒸着工程、及びリフトオフ加工工程が記載
されている。
【0013】図1に示すような空中配線加工技術は、異
なる多層レジスト系でも、最下層の露光感度が上層に比
較して充分低い場合に可能であり、また露光も電子露光
法に限るものではなく、紫外線露光等の一般の露光法で
も露光量調整ができる場合、もしくは2重露光する場合
に適用できることは明らかである。また基板材料等が異
なる場合についても複数の露出部分の間に表面電位差が
生じる場合、本発明によって同様の効果が得られること
は明らかである。
【0014】図2は、多層配線プロセスに本発明の空中
配線技術を適用する例を説明する図である。図2におい
て、符号5〜8及び10は図1と同義であり、21、2
2及び25は図5と同義である。図2には、レジストパ
ターン形成工程、金属蒸着工程、及びリフトオフ加工工
程が記載されている。
【0015】図2に従って説明したように、本発明方法
によれば、容易なプロセスで、誘電率の低い空気を絶縁
体とした配線容量低減が可能になると共に、従来必要と
されてきた平坦化プロセス・高耐圧・低ストレス絶縁層
形成を用いることなく配線加工が実現できる。またこの
ような加工は加工損傷が無いため上部配線の下部に通常
の配線だけでなく、トランジスタ、APD等の機能性素
子が存在しても有効であるという利点がある。
【0016】図3は、本発明の技術によって、量子細線
チャネルFETを形成するプロセスの説明図である。図
3において、符号1〜10は図1と同義である。図3に
は、図1と同様に、レジストパターニング工程、リセス
エッチング工程、金属蒸着工程、及びリフトオフ加工工
程が記載されている。
【0017】従来法ではゲート電極の細線化は可能であ
ったが、キャリア走行方向に多数の配線を行うことは不
可能であった。このためダメージや再成長界面欠陥を伴
うチャネルのエッチングや損傷の大きいイオン注入が行
われてきたが、これらの方法はこれらの欠陥だけでなく
、電子ビーム露光に比較すると解像度が低く細線化の効
果が小さい。これに対して、図3に示したような本発明
による空中配線技術を用いると、これらの点で利点の大
きい加工を非常に容易なプロセスで実現できるという利
点がある。
【0018】
【実施例】以下、本発明をInGaAs/InP  H
EMTの場合を例に採って更に具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されない。
【0019】実施例1チャネル部分、ソース並びにドレ
イン電極、ゲート電極用パッドを形成した基板上に、特
願平1−73893号明細書に挙げられた多層レジスト
〔下層:φ−Mac  200nm、中間層:PMMA
(Mw=90K)450nm、上層:PMMA(OEB
R−1000)200nm〕を基板に塗布する。次にパ
ッドとの境界部分を180μC/cm2 、パッド部分
を550μC/cm2 、ゲート部分を640μC/c
m2 (加速50kV)で電子ビーム露光し、キシレン
100重量部、ジオキサン1.5 重量部よりなる現像
液で15秒間現像し、エチルシクロヘキサンで60秒洗
浄することにより図1のようなレジストパターンを得る
。この後、ゲート部分での電極加工を行うためリセスエ
ッチング(エッチャント:1H2O+4H2O2+18
0H2O 、25℃、5sec )を行うが異種材料の
露出部間隔が10μmと大きく、両者の間の電気抵抗が
大きくなるため、電池作用による電流が少なく、電気化
学反応によるエッチング異常が小さい。 このような基板に引続きチタンを100nm、白金を2
0nm、金を1000nm電子ビーム蒸着する。この後
レジストをメチルエチルケトンによって除去すると図1
に示すように配線の段切れなく良好な電極配線が実現で
きる。
【0020】次に本発明の配線間容量低減についての実
施例を述べる。 実施例2 下層配線を形成した基板に、特願平1−73893号明
細書に挙げられた多層レジスト〔下層:φ−Mac  
200nm、中間層:PMMA(Mw=90K)450
nm、上層:PMMA(OEBR−1000)200n
m〕を基板に塗布する。この時、レジストの粘性に由来
する塗布特性により、各レジスト層は表面を平坦化する
働きがある。次に下層配線とその周辺を180μC/c
m2 、それ以外の部分を640μC/cm2 (加速
50kV)で露光し、キシレン100重量部、ジオキサ
ン1.5 重量部よりなる現像液で15秒間現像し、エ
チルシクロヘキサンで60秒洗浄することにより、図2
のようなレジストパターンを得る。このような基板に引
続きチタンを100nm、白金を20nm、金を100
0nm電子ビーム蒸着する。この後レジストをメチルエ
チルケトンによって除去すると図2に示すように配線の
段切れなく良好な電極配線が実現できる。
【0021】更に本空中配線技術の量子細線チャネルへ
の応用について述べる。 実施例3 チャネル部、ソース並びにドレイン電極、ゲート電極用
パッドを形成した基板に、特願平1−73893号明細
書に挙げられた多層レジスト〔下層:φ−Mac200
nm、中間層:PMMA(Mw=90K)450nm、
上層:PMMA(OEBR−1000)200nm〕を
基板に塗布する。次に図3の番号指示7の部分を180
μC/cm2 、それ以外のゲート電極部分を640μ
C/cm2 (加速50kV)で露光し、キシレン10
0重量部、ジオキサン1.5 重量部よりなる現像液で
15秒間現像し、エチルシクロヘキサンで60秒洗浄す
ることにより図3のようなレジストパターンを得る。こ
のようなレジストパターンを用い実施例1と同様なリフ
トオフ加工を行うと図3のような橋型ゲート電極が得ら
れる。このようなゲート電極に負電位を加えると、橋脚
部分の下では、空乏層が広がることにより、チャネルが
細線化される。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明による微細加工技術
を用いると、通常のリフトオフ加工と同等の容易さで、
金属配線の空中化を図れる。このため実施例に挙げたよ
うな、従来の加工方法では複雑であったり、困難もしく
は不可能であった素子の作製が可能になる。ここに挙げ
た加工方法は、実施例に限らず空中配線を必要とする素
子に適用可能であり、また特に金属材料以外であっても
、最下層の感度が低い多層レジストを用い、橋梁形状の
材料加工をリフトオフ法によって行う場合に適用可能で
あることはいうまでもない。更にこのような空中配線方
法は電子デバイスに限らず、浮遊電気容量低減が重要な
、発光素子、受光素子、光変調素子等の高速オプト・エ
レクトロニクス・デバイスやこれらを集積したOEIC
に対しても効果があることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空中配線加工をゲート電極形成に適用
し、異常エッチングを抑制するプロセスを説明する図で
ある。
【図2】多層配線プロセスに本発明の空中配線技術を適
用する例を説明する図である。
【図3】本発明の技術によって、量子細線チャネルFE
Tを形成するプロセスの説明図である。
【図4】従来法によってFETゲートを作製のリセスエ
ッチングの際に、電極と基板境界で生じる異常エッチン
グについて説明する図である。
【図5】従来法によって、多層配線の交差部分を形成す
るプロセスを説明した図である。
【符号の説明】
1  HEMT基板 2  チャネル 3  キャップ層 4  ゲート用パッド電極 5  上層レジスト(中感度) 6  中層レジスト(高感度) 7  下層レジスト(低感度) 8  多層レジスト系 9  ゲート配線電極 10  レジスト除去後の空間 11  異常エッチングによる配線断線部分21  L
SI基板 22  下層配線電極 23  層間絶縁膜 24  スルーホール 25  上部配線金属

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板上に少なくとも下層、中間層、上
    層よりなる多層レジストを積層する工程、該多層レジス
    トを部分的に互いに異なる露光密度で露光する工程、現
    像溶媒で現像し、一部に下層レジストを残し、他の一部
    には下層レジストを残さないようにする工程、電極金属
    を形成する工程、及びリフトオフ加工法によりレジスト
    を除去することによって、上記下層レジストを残した部
    分が中空となり空中配線を形成させる工程の各工程を包
    含することを特徴とする微細加工方法。
JP40716290A 1990-12-10 1990-12-10 微細加工方法 Pending JPH04213861A (ja)

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JP40716290A JPH04213861A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 微細加工方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096618A1 (ja) 2007-02-09 2008-08-14 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法
WO2009157262A1 (ja) 2008-06-23 2009-12-30 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
EP2184173A1 (en) 2008-11-11 2010-05-12 Konica Minolta IJ Technologies, Inc. Image forming apparatus
WO2010053004A1 (ja) 2008-11-07 2010-05-14 コニカミノルタホールディングス株式会社 活性光線硬化型インクジェットインク及びインクジェット記録方法
EP2347904A2 (en) 2004-12-09 2011-07-27 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Inkset, ink-jet recording method and ink-jet recording device utilizing uv-curable ink

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