JPH04213702A - 非線形制御方法 - Google Patents

非線形制御方法

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Publication number
JPH04213702A
JPH04213702A JP40126790A JP40126790A JPH04213702A JP H04213702 A JPH04213702 A JP H04213702A JP 40126790 A JP40126790 A JP 40126790A JP 40126790 A JP40126790 A JP 40126790A JP H04213702 A JPH04213702 A JP H04213702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
control method
manipulated variable
control
state value
Prior art date
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Pending
Application number
JP40126790A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okusa
大草隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04213702A publication Critical patent/JPH04213702A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】サ−ボモ−タやリニヤモ−タなど
を用いた位置制御/速度制御、温度センサ−を用いた温
度制御、圧力センサ−を用いた圧力制御などのフィ−ド
バック情報により制御対象を制御するフィ−ドバック制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでフィ−ドバック制御の理論的な
バックグラウンドは古典制御理論あるいは現代制御理論
であり、これらによる制御方法も工夫が加えられ多くの
成果を上げている。しかしこれらは、制御系が時不変の
線形制御系に限定された理論展開とそれにもとづいた線
形制御方法である。図2に古典制御理論に基づく代表的
な線形制御方法のブロック線図を示す。制御対象1から
の状態値13を操作部9にフィ−ドバックし、ここで指
令値10との比較を行ないその結果を、アナログ回路あ
るいはデジタル回路あるいはソフトウエア−で線形な演
算を行ない制御対象1に操作量11として出力するのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来方法では、
あくまでも制御対象が時不変の線形制御系に限定されて
おり、現実の制御対象にそくしていない事がある。例え
ば、制御系の伝達関数の係数を決める主要要素として慣
性があるが、剛体であればこの値は変らない。ところが
、容器内に水を入れた場合や剛体物のうえに可動物のを
のせた物を一体と見なす場合などはこの限りではなく、
線形系として扱うには無理が出てくる。現実には、こう
した非線形な領域を近似的に線形と見なす或は誤差とし
て判断し制御されるため、最適な制御がなされていない
という問題点を有する。
【0004】そこで本発明は、このような課題を解決す
るもので、非線形な制御対象に対して非線形な制御を行
なうことにより制御性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】制御対象の状態値を操作
部にフィ−ドバックし、操作部において適正な操作量を
決めてゆくフィ−ドバック制御において、制御対象を近
似的に線形と見なす領域に分割するための、制御対象の
状態値を変数とする領域判定関数を有する領域判定部と
、前記領域判定部により判定された領域別に線形制御に
より最適化された操作量を決定するための、操作内部パ
ラメ−タを変数とする操作量決定関数を有する操作量決
定部とで操作部を構成し、前記操作部からの操作量を制
御対象に出力するフィ−ドバックル−プを組むことを特
徴とする。
【0006】
【作用】制御対象の動特性にあったよりきめ細かな制御
を可能とする。
【0007】
【実施例】図1に本方式による非線形制御方法のブロッ
ク線図を示す。制御対象1からの状態値8と指令値5が
入力される操作部4は、領域判定部2において制御対象
1からの状態値8と指令値5を変数とする領域判別関数
により制御系の状態領域を判定する。さらに操作量決定
部3において前記状態領域別に定義された操作量決定関
数により、操作量6が制御対象1に出力される。
【0008】具体的にここでは、領域判定の領域がn個
の領域に分割されさらに領域判定関数の変数が操作部4
への入力値(Z)とその微分値(dZ/dt)である場
合について示す。以下の定義を行なう。
【0009】領域判定関数 f(Z、dZ/dt)=f 操作量決定関数 Fi(R|f(Z、dZ/dt)=i)=Fi(ただし
f≠iのときFi=0    i=1〜n)操作量 W=F1+F2+・・・+Fn 操作内部パラメ−タ R=R(X、U、Z、dZ/dt) 制御偏差 Z=U−X 上記に示すように領域判定が(Z、dZ/dt)平面に
おいて行なわれ、領域判定関数fのとる値i(i=1〜
n)が示す操作量決定関数Fiが操作内部パラメ−タR
により計算され操作量Wが出力される。
【0010】さて図1に示す1次遅れの制御対象の場合
について本方式の応用を示す。時定数Tの1次遅れ系に
ステップ入力U(t)が加わった場合の、出力応答X(
t)と制御偏差Z(t)について X(t)=1−EXP(−t/T) Z(t)=1−X(t)=EXP(−t/T)dZ(t
)/dt=−1/T×EXP(−t/T)Z(t)/(
dZ(t)/dt)=−Tとなりこの制御系は(Z、d
Z/dt)平面において時定数Tで決る直線で示さ れる。
【0011】同様に、周波数入力cos(ωt)が加わ
った場合は X(t)=X1(t)+X2(t) X1(t)=K×cos(ωt+φ) X2(t)=−K×EXP(−t/T)Z(t)=U(
t)−X(t)=Z1(t)+Z2(t) Z1(t)=cos(ωt)K×cos(ωt+φ)Z
2(t)=K×EXP(−t/T) dZ2(t)/dt=−1/T×EXP(−t/T)Z
2(t)/(dZ2(t)/dt)=−Tとなり、過渡
応答はやはり(Z、dZ/dt)平面において時定数T
で決る直線で示される。すなわち1次遅れ系の領域判別
は、時定数Tを観測するためのZおよびdZ/dtを変
数とし、ZとdZ/dtの比であるTごとの領域判定関
数により決めれば良い。
【0012】f(Z、dZ/dt)=i    (i=
1〜n) ただし  −(Ti+α)≦  Z/(dZ/dt)<
−(Ti−α) 但し、Ti:領域の中心値  α:領域の巾とする。こ
れにより時定数Tの変化に対応した領域判定とそれにあ
わせた制御系が構成できる。
【0013】図3にこれらの様子を示す。Z軸及びdZ
/dt軸で示される領域判別平面と操作量を示すW軸に
よる3次元表示である。操作量決定関数は、従来の線形
制御方法の補償方法として代表的方法である比例微分補
償法とし入力Z出力Wのラプラス変換による伝達関数表
現で Fi=Ki+Di×S としている。すなわち領域別に比例係数Kと微分係数D
をかえるが、領域内では線形である。
【0014】これにたいして図4に従来方法による3次
元表現を示す。図3との比較を行なうために、操作部で
は同様の比例微分補償としその伝達関数はF(S)=K
+D×S とする。すなわち(Z、W)平面では W=K×Z (dZ/dt、W)平面では W=D×dZ/dt の各直線を含む平面で表される。つまり全域において線
形である。
【0015】以上の具体例は制御対象が1時遅れ系の場
合であるが、一般の制御対象においても同様の非線形要
素に対する対応を行なうことにより、非線形制御方法が
実現できる。
【0016】
【発明の効果】線形制御方法に基ずくより具体的な非線
形制御方法が実現されて、制御対象の非線形要素に対応
するフィ−ドバック制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本方法よる非線形制御方法のブロック線図
【図
2】線形制御方法のブロック線図
【図3】本方法の非線形制御方法による操作量の3次元
表示図
【図4】線形線形制御方法による操作量の3次元表示図
【符号の説明】
1:制御対象  2:領域判定部  3:操作量決定部
  4、9:操作部  5,10 :指令値  6,11:操作量  7,12:制御出力
  8,13:状態値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象の状態値を操作部にフィ−ドバッ
    クし、操作部において適正な操作量を決めてゆくフィ−
    ドバック制御において、制御対象を近似的に線形と見な
    す領域に分割するための、制御対象の状態値を変数とす
    る領域判定関数を有する領域判定部と、前記領域判定部
    により判定された領域別に線形制御により最適化された
    操作量を決定するための、操作内部パラメ−タを変数と
    する操作量決定関数を有する操作量決定部とで操作部を
    構成し、前記操作部からの操作量を制御対象に出力する
    フィ−ドバックル−プを組むことを特徴とする非線形制
    御方法
JP40126790A 1990-12-11 1990-12-11 非線形制御方法 Pending JPH04213702A (ja)

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JP40126790A JPH04213702A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 非線形制御方法

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JP40126790A JPH04213702A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 非線形制御方法

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