JPH0421348Y2 - - Google Patents

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JPH0421348Y2
JPH0421348Y2 JP1986124312U JP12431286U JPH0421348Y2 JP H0421348 Y2 JPH0421348 Y2 JP H0421348Y2 JP 1986124312 U JP1986124312 U JP 1986124312U JP 12431286 U JP12431286 U JP 12431286U JP H0421348 Y2 JPH0421348 Y2 JP H0421348Y2
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cover
holding device
washbowl
washbowl body
guide tube
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JP1986124312U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は洗面ボウル体が上下に昇降するように
した上下昇降式洗面化粧台において、洗面ボウル
体を上下に昇降させて適宜高さで保持する昇降保
持装置の上面をカバーする構造に関するものであ
る。
[背景技術] 洗面化粧台の上面までの高さ(床面との間の)
はJIS規格により720mmであるが、背の高さや使用
目的に応じて高さを変えられれば使い易い。近年
洗面化粧台の洗面ボウル体の高さを変えられるよ
うに洗面ボウル体を上下に昇降させることも考え
られている。この洗面ボウル体1を上下に昇降さ
せる上下昇降式洗面化粧台にあつては、第10図
に示すように洗面ボウル体1を上下に昇降自在に
支えると共に適宜高さで洗面ボウル体1を保持す
る昇降保持装置Cを背部側に配置して洗面ボウル
体1を片持状に支持している。ところが昇降保持
装置Cの上面側の外観が悪いので昇降保持装置C
の上面に第10図に示すようにカバーD′を被嵌
している。しかしカバーD′を昇降保持装置Cの
上端に被嵌しているだけなので、カバーD′と洗
面ボウル体1のバツクガード27との間に隙間が
できやすく、違和感があるという欠点があり、ま
たその隙間から水やほこり等が浸入するという欠
点があり、さらに洗面ボウル体1とカバーD′の
材質が同一のものでないと違和感が強いという欠
点があり、さらに洗面ボウル体1が陶器の場合ど
うしてもバツクガード27上面に反りができて第
11図のようにカバーD′上面とバツクガード2
7上面が不揃いで見苦しいという欠点がある。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところはカバーにて洗面
ボウル体のバツクガードも覆うことにより隙間が
できたりせず、外観がよくなると共に水やほこり
等の侵入がなくなり、しかも洗面ボウル体とカバ
ーの材質が異なつても違和感がない上下昇降式洗
面化粧台の昇降保持装置のカバー構造を提供する
にある。
[考案の開示] 本考案上下昇降式洗面化粧台の昇降保持装置の
カバー構造は、洗面ボウル体1を上下に昇降自在
に支えると共に適宜高さで洗面ボウル体1を保持
する昇降保持装置Cを背部側に配置して洗面ボウ
ル体1を片持状にした上下昇降式洗面化粧台にお
いて、カバーDの上面片39にて昇降保持装置C
の上面の全面を覆い、カバーDの両側の側片40
にて昇降保持装置Cの上部の両側方を覆い、カバ
ーDの上面片39から前方に連出した連出片41
にて洗面ボウル体1のバツクガード27の上面を
覆い、カバーDの連出片41の下面に断面逆L字
状の目隠しパツキン42を装着して目隠しパツキ
ン42にて連出片41とバツクガード27の上端
との間の隙間を隠して成ることを特徴とするもの
であつて、上述のように構成することにより従来
例の欠点を解決したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
洗面ボウル体1には第2図、第3図に示すよう
に凹没したボウル部1aを設けてあり、洗面ボウ
ル体1上面の背部側には引出し自在なシヤワーカ
ラン5やミキシングバルブ6や排水栓を操作する
操作部7を設けてある。洗面ボウル体1の背面に
は伸縮脚Aの上部を取着してある。この伸縮脚A
は第4図、第5図a,bに示すように左右方向に
幅の広い偏平角筒状の可動側ガイド筒8と固定側
ガイド筒9とにより構成されており、可動側ガイ
ド筒8内に固定側ガイド筒9を内装してある。リ
テイナー10に保持したスライド用のローラ11
を可動側ガイド筒8と固定側ガイド筒9との間に
介装してあり、ローラ11を介して固定側ガイド
筒9に対して可動側ガイド筒8を上下に摺動する
ようになつている。リテイナー10で保持された
ローラ11は4隅の角部に介装してある。本実施
例の場合可動側ガイド筒8内に固定側ガイド筒9
を摺動自在に挿通したが、固定側ガイド筒9内に
可動側ガイド筒8を摺動自在に挿通する構造でも
よい。可動側ガイド筒8は洗面ボウル体1の背面
に取着してあり、固定側ガイド筒9の下端を据え
置き部3に固定してある。この据え置き部3は上
面から見て略H型になるように形成され、据え置
き部3の両側の側部台部3a間を連結する連結部
3bに固定側ガイド筒9の下端が連結され、据え
置き部3を床に載置することにより洗面ボウル体
1を自立させられるようになつている。偏平な角
筒状の可動側ガイド筒8と固定側ガイド筒9によ
り伸縮脚Aが構成されていると、奥行き方向の間
隔を小さくしながら、左右方向に広い間隔で安定
よく支持できる。伸縮脚Aの固定側ガイド筒9内
には昇降手段としてのガススプリング12を中央
に位置するように内装してあり、伸縮脚Aに昇降
手段としてのガススプリング12を組み込むこと
により昇降保持装置Cが形成されている。この昇
降保持装置Cのガススプリング12が次のように
構成されている。第6図に示すようにシリンダ1
4にはピストン15を摺動移動自在に挿入してあ
り、ピストン15から延出したピストンロツド1
6をシリンダ14外に導出してあり、ピストンロ
ツド16及びピストン15に貫通する通孔にプツ
シユロツド17を挿通してある。シリンダ14内
のピストン15とガイドシール18との間には中
間ガイド19を摺動自在に内装してあり、中間ガ
イド19とガイドシール18との間にオイル20
を封入してあり、シリンダ14内のピストン15
の両側の室には窒素ガスのようなガス21を高圧
で封入してある。そして第6図bに示すようにプ
ツシユロツド17の押し込み操作により、プツシ
ユロツド17先端のバルブ22を開いてピストン
15のバルブ孔23を開くと、ピストン15のピ
ストンロツド16と反対側の受圧面S1がピストン
ロツド16側の受圧面S2よりも大きいことに起因
してガス圧にてピストン15がピストンロツド1
6側に押され第6図cに示すように最大伸張状態
になり、またプツシユロツド17の押し込み状態
でガス圧に抗してシリンダ14をピストンロツド
16側に押すとピストン15をピストンロツド1
6と反対側に移動させて第6図aのような最大圧
縮状態にでき、またピストン15が任意の位置に
位置する状態でプツシユロツド17の押し込みを
解除することにより、その位置で動かないように
できる。このように構成されたガススプリング1
2のシリンダ14の端部が可動側ガイド筒8の上
端に固着され、ガススプリング12のピストンロ
ツド16の端部が固定側ガイド筒9の下端に固着
されている。この際洗面ボウル体1の背面に可動
側ガイド筒8の上部を取着してあるので可動側ガ
イド筒8や固定側ガイド筒9の長さを長くできて
ガススプリング12のストロークを最大限活かし
て上下に昇降するストロークを大きくできる(洗
面ボウル体1の下面に可動側ガイド筒9の上端を
取着してあると可動側ガイド筒8や固定側ガイド
筒9の長さを長くできず上下に昇降するストロー
クを大きくできない)。カバーDは上面片39と
両側の側片40と、上面片39から連出した連出
片41にて構成され、第1図a,bに示すように
上面片39で昇降保持装置Cの可動側ガイド筒8
の上端を覆い、両側片40にて可動側ガイド筒8
の両側方を覆い、連出片41で洗面ボウル体1の
バツクガード27の上面を覆うように昇降保持装
置Cの上部に被嵌されている。連出片41の下面
に断面逆L字状の目隠しパツキン42を装着して
あり、バツクガード27が反つてもバツクガード
27とカバーDの連出片41との間の隙間を隠す
ことができるようになつている。プツシユロツド
17の先端には第7図に示すようにプツシユロツ
ド17を操作する操作板24を回転自在に装着し
てあり、ペダル25と操作板24とをレリーズワ
イヤ26にて連繋させてあり、ペダル25を踏む
ことにより操作板24を回動させてプツシユロツ
ド17を押し込むようになつている。洗面ボウル
体1の下方には給排水用の配管Bを予め工場組み
立て時に組み込んである。洗面ボウル体1のボウ
ル部1aの排水口には排水トラツプ部材30を介
してフレキシブルな排水管31を接続してある。
フレキシブルな給湯管32及び給水管33の一端
はミキシングバルブ6に接続してあり、給油管3
2及び給水管33の他端は接続口32a,33a
となつて据え置き部3の上方に固定してある。フ
レキシブルなシヤワーホース34の一端にはシヤ
ワーカラン5を接続してあり、シヤワーホース3
4の他端はミキシングバルブ6に接続してある。
この配管Bの前面側は覆体35にて覆われるもの
で、第8図に示すように覆体35には上部覆体3
5aと下部覆体35bがある。上部覆体35aは
洗面ボウル体1に取着され、下部覆体35bは据
え置き部3に取着されており、上部覆体35aの
下部と下部覆体35bの上部とが重複している。
上記のように本考案上下昇降式洗面化粧台が構
成され、背面を壁面36に沿わせ、据え置き部3
を床2上に載置することにより自立させて配置さ
れる。このとき必要に応じて床2に据え置き部3
を固定する。配管Bは排水管31を床2下に埋設
した排水管に接続し、給湯管32及び給水管33
の接続口32a及び33aを壁内に埋設した給湯
管や給水管に接続することにより処理する。上下
昇降式洗面化粧台の上方にはミラーキヤビネツト
37が装着されている。
次に上記ように構成せる本考案上下昇降式洗面
化粧台の動作を説明する。いまペダル25を踏む
と昇降保持装置Cのガススプリング12のプツシ
ユロツド17が押されてガススプリング12が伸
張し、固定側ガイド筒9に対して可動側ガイド筒
8が摺動してガススプリング12の力にて洗面ボ
ウル体1が上昇する。この際ペダル25を踏むの
を解除してプツシユロツド17の押し込みを解除
するとその位置でガススプリング12の伸張が停
止されてその位置で止まる。またペダル25を踏
んでプツシユロツド17を押し込んだ状態で洗面
ボウル体1を下方に押圧するとガススプリング1
2が圧縮されて洗面ボウル体1が下降すう。この
ときもペダル25を踏むのを解除するとその位置
でガススプリング12の圧縮が停止されて洗面ボ
ウル体1がその位置で止まる。しかして洗面ボウ
ル体1を上下に昇降させて背の高さや用途に応じ
た洗面や洗髪ができる。例えば第9図aに示すよ
うに洗面ボウル体1を最下部まで下降させると足
洗いができ、第9図bに示すように少し上げる
と、子供の洗面や洗髪ができ、第9図cに示すよ
うに更に洗面ボウル体1を上げて大人の洗面や洗
髪ができ、第9図dに示すように洗面ボウル体1
を下げて椅子38に座つた状態で洗髪したりでき
る。
[考案の効果] 本考案は叙述のようにカバーの上面片にて昇降
保持装置の上面の全面を覆い、カバーの両側の側
片にて昇降保持装置の上部の両側方を覆い、カバ
ーの上面片から前方に連出した連出片にて洗面ボ
ウル体のバツクガードの上面を覆つたので、上面
から見た場合洗面ボウル体のバツクガードとカバ
ーとの間に隙間ができなく、従来の比べて外観が
よくなると共に水やほこり等の浸入が少なくなる
ものであり、しかも洗面ボウル体とカバーとの材
質が異なつても違和感がなくなるものであり、さ
らにカバーの奥行き寸法が長くなるのでカバー上
面に化粧瓶等の小物が置きやすくなるものであ
り、さらにまたバツクガードが反つても目立ちに
くいものであり、またカバーの側面片にて昇降保
持装置の上部の側方も覆うことで側方から見たと
きの外観もよくなるものであり、またカバーの連
出片の下面に断面逆L字状の目隠しパツキンを装
着して目隠しパツキンにて連出片とバツクガード
の上端との間の隙間を隠したので、バツクガード
が反つていてもバツクガードと連出片との間の隙
間を隠して前面から見たときの外観をよくできる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例の要部の側面
図及び正面図、第2図は同上の上下昇降式洗面化
粧台の全体を示す斜視図、第3図は同上の側面
図、第4図は同上の昇降体の平断面図、第5図
a,bは同上の昇降体の側断面図、第6図a,
b,cは同上のガススプリングの正断面図、第7
図は同上のガススプリングを操作する機構の説明
図、第8図は同上の上下昇降式洗面化粧台の側断
面図、第9図a,b,c,dは同上の動作説明
図、第10図従来例の側面図、第11図は従来例
の欠点を示す正面図であつて、1は洗面ボウル
体、27はバツクガード、39は上面片、40は
側片、41は連出片、42は目隠しパツキン、C
は昇降保持装置、Dはカバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗面ボウル体を上下に昇降自在に支えると共に
    適宜高さで洗面ボウル体を保持する昇降保持装置
    を背部側に配置して洗面ボウル体を片持状にした
    上下昇降式洗面化粧台において、カバーの上面片
    にて昇降保持装置の上面の全面を覆い、カバーの
    両側の側片にて昇降保持装置の上部の両側方を覆
    い、カバーの上面片から前方に連出した連出片に
    て洗面ボウル体のバツクガードの上面を覆い、カ
    バーの連出片の下面に断面逆L字状の目隠しパツ
    キンを装着して目隠しパツキンにて連出片とバツ
    クガードの上端との間の隙間を隠して成ることを
    特徴とする上下昇降式洗面化粧台の昇降保持装置
    のカバー構造。
JP1986124312U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0421348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986124312U JPH0421348Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JP1986124312U JPH0421348Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JPS6329483U JPS6329483U (ja) 1988-02-26
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JPS5238433U (ja) * 1975-09-10 1977-03-18

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JPS60152394U (ja) * 1984-03-16 1985-10-09 東陶機器株式会社 身体障害者用衛生設備ユニツト

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