JPH0342090B2 - - Google Patents

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JPH0342090B2
JPH0342090B2 JP3996386A JP3996386A JPH0342090B2 JP H0342090 B2 JPH0342090 B2 JP H0342090B2 JP 3996386 A JP3996386 A JP 3996386A JP 3996386 A JP3996386 A JP 3996386A JP H0342090 B2 JPH0342090 B2 JP H0342090B2
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JP
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guide tube
fixed
washbowl
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movable
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JP3996386A
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は洗面ボウル体が上下に昇降するように
した上下昇降式洗面化粧台の上下に昇降させる機
構に関するものである。
[背景技術] 洗面化粧台の上面までの高さ(床面との間の)
はJIS規格により720mmであるが、背の高さや使用
目的に応じて高さを変えられれば使い易い。近年
洗面化粧台の洗面ボウル体の高さを変えられるよ
うに洗面ボウル体を上下に昇降させることも考え
られているが、状来、洗面ボウル体を昇降させる
のにリンク機構等の複雑な機構を用いており、単
純な機構で洗面ボウル体を上下にスムーズに昇降
できる機構はなかつた。
[発明の目的] 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは単純な機構で上
下にスムーズに昇降させることができる上下昇降
式洗面化粧台を提供するにある。
[発明の開示] 本発明上下昇降式洗面化粧台は、洗面ボウル体
1を上下に昇降自在に支える昇降体Aを角筒状の
可動側ガイド筒8と角筒状の固定側ガイド筒9と
により構成し、可動側ガイド筒8を洗面ボウル体
1に固着すると共に固定側ガイド筒9の下端を床
2に設置し、固定側ガイド筒9に可動側ガイド筒
8を摺動自在に挿通すると共に固定側ガイド筒9
と可動側ガイド筒8との間にローラ11を介装
し、昇降体A内に上下方向に配置した一つのガス
スプリング12の一端を可動側ガイド筒8に固定
すると共に他端を固定側ガイド筒9に固定して成
ることを特徴とするものであつて、上述のように
構成することにより状来例の欠点を解決したもの
である。つまり洗面ボウル体1を上下に昇降自在
に支える昇降体Aを角筒状の可動側ガイド筒8と
角筒状の固定側ガイド筒9とにより構成し、可動
側ガイド筒8を洗面ボウル体1に固着すると共に
固定側ガイド筒9の下端を床2に設置し、固定側
ガイド筒9に可動側ガイド筒8を摺動自在に挿通
すると共に固定側ガイド筒9と可動側ガイド筒8
との間にローラ11を介装したことにより、簡単
な構造で上下方向に直線的に安定よく且つスムー
ズに昇降するようにガイドされるようになり、し
かも昇降体A内に上下方向に配置した一つのガス
スプリング12の一端を可動側ガイド筒8に固定
すると共に他端を固定側ガイド筒9に固定したこ
とにより、一つのガススプリング12により自動
的に上昇させることができるようになり、簡単な
構造の昇降体Aと一つのガススプリング12の組
み合わせにて洗面ボウル体1の昇降ができるよう
になつた。
以下本発明を実施例による詳述する。
洗面ボウル体1には第1図に示すように凹没し
たボウル部1aを設けてあり、洗面ボウル体1上
面の背部側には引出し自在なシヤワーカラン5や
ミキシングバルブ6や排水栓を操作する操作部7
を設けてある。洗面ボウル体1の背面には昇降体
Aの上部を取着してある。この昇降体Aは第2
図、第3図a,bに示すように左右方向に幅の広
い偏平角筒状の可動側ガイド筒8と固定側ガイド
筒9とにより構成されており、可動側ガイド筒8
内に固定側ガイド筒9を挿通してある。リテイナ
ー10に保持したスライド用のローラ11を可動
側ガイド筒8と固定側ガイド筒9との間に介装し
てあり、ローラ11を介して固定側ガイド筒9に
対して可動側ガイド筒8を上下に摺動するように
なつている。リテイナー10で保持されたローラ
11は4隅の角部に介装してある。本実施例の場
合可動側ガイド筒8内に固定側ガイド筒9を摺動
自在に挿通したが、固定側ガイド筒9内に可動側
ガイド筒8を摺動自在に挿通する構造でもよい。
可動側ガイド筒8は洗面ボウル体1の背面に取着
してあり、固定側ガイド筒9の下端を据え置き部
3に固定してある。この据え置き部3は上面から
見て略H型になるように形成され、据え置き部3
の両側の側部台部3a間を連結する連結部3bに
固定側ガイド筒9の下端が連結され、据え置き部
3を床に載置することにより洗面ボウル体1を自
立させられるようになつている。偏平な角筒状の
可動側ガイド筒8と固定側ガイド筒9により昇降
体Aが構成されていると、奥行き方向の間隔を小
さくしながら、左右方向に広い間隔で安定よく支
持できる。可動側ガイド筒8と固定側ガイド筒9
よりなる昇降体Aは左右の幅方向の中央であれば
よくて上記のように背部側に設けなくて第8図
a,bに示すように洗面ボウル体1の下面中央と
床2との間に亘つて装着してもよい。昇降体Aの
固定側ガイド筒9内には昇降手段としての一つの
ガススプリング12を中央に位置するように内装
してあり、ガススプリング12が次のように構成
されている。第4図に示すようにシリンダ14に
はピストン15を摺動移動自在に挿入してあり、
ピストン15から延出したピストンロツド16を
シリンダ14外に導出してあり、ピストンロツド
16及びピストン15に貫通する通孔にプツシユ
ロツド17を挿通してある。シリンダ14内のピ
ストン15とガイドシール18との間には中間ガ
イド19を摺動自在に内装してあり、中間ガイド
19とガイドシール18との間にオイル20を封
入してあり、シリンダ14内のピストン15の両
側の室には窒素ガスのようなガス21を高圧で封
入してある。そして第4図bに示すようにプツシ
ユロツド17の押し込み操作により、プツシユロ
ツド17先端のバルブ22を開いてピストン15
のバルブ孔23を開くと、ピストン15のピスト
ンロツド16と反対側の受圧面S1がピストンロツ
ド16側の受圧面S2よりも大きいことに起因して
ガス圧にてピストン15がピストンロツド16側
に押され第4図cに示すように最大伸張状態にな
り、またプツシユロツド17の押し込み状態でガ
ス圧に抗してシリンダ14をピストンロツド16
側に押すとピストン15をピストンロツド16側
と反対側に移動させて第4図aのような最大圧縮
状態にでき、またピストン15が任意の位置に位
置する状態でプツシユロツド17の押し込みを解
除することにより、その位置で動がないようにで
きる。このように構成されたガススプリング12
のシリンダ14の端部が可動側ガイド筒8の上端
に固着され、ガススプリング12のピストンロツ
ド16の端部が固定側ガイド筒9の下端に固着さ
れている。可動側ガイド筒8の上方には天板27
を着脱自在に挿着してある。プツシユロツド17
の先端には第5図に示すようにプツシユロツド1
7を操作する操作板24を回転自在に装着してあ
り、ペダル25と操作板24とをレリーズワイヤ
26にて連繋させてあり、ペダル25を踏むこと
により操作板24を回動させてプツシユロツド1
7を押し込むようになつている。洗面ボウル体1
の下方には給排水用の配管Bを予め工場組み立て
時に組み込んである。洗面ボウル体1のボウル部
1aの排水口には排水トラツプ部材30を介して
フレキシブルな排水管31を接続してある。フレ
キシブルな給湯管32及び給水管33の一端はミ
キシングバルブ6に接続してあり、給湯管32及
び給水管33の他端は接続口32a,33aとな
つて据え置き部3の上方に固定してある。フレキ
シブルなシヤワーホース34の一端にはシヤワー
カラン5を接続してあり、シヤワーホース34の
他端はミキシングバルブ6に接続してある。この
配管Bの前面側はカバー体35にて覆われるもの
で、第6図に示すようにカバー体35には上部カ
バー体35aと下部カバー体35bがある。上部
カバー体35aは洗面ボウル体1に取着され、下
部カバー体35bは据え置き部3に取着されてお
り、上部カバー体35aの下部と下部カバー体3
5bの上部とが重複している。
上記のように本考案上下昇降式洗面化粧台が構
成され、背面を壁面36に沿わせ、据え置き部3
を床2上に載置することにより自立させて配置さ
れる。このとき必要に応じて床2に据え置き部3
を固定する。配管Bは排水管31を床2下に埋設
した排水管に接続し、給湯管32及び給水管33
の接続口32a及び33aを壁内に埋設した給湯
管や給水管に接続することにより処理する。上下
昇降式洗面化粧台の上方にはミラーキヤビネツト
37が装着されている。
次に上記ように構成せる本考案上下昇降式洗面
化粧台の動作を説明する。いまペダル25を踏む
とガススプリング12のプツシユロツド17が押
されてガススプリング12が伸張し、固定側ガイ
ド筒9に対して可動側ガイド筒8が摺動してガス
スプリング12の力にて洗面ボウル体1が上昇す
る。この際ペダル25を踏むのを解除してプツシ
ユロツド17の押し込みを解除するとその位置で
ガススプリング12の伸張が停止されてその位置
で止まる。またペダル25を踏んでプツシユロツ
ド17を押し込んだ状態で洗面ボウル体1を下方
に押圧するとガススプリング12が圧縮されて洗
面ボウル体1が下降する。このときもペダル25
を踏むのを解除するとその位置でガススプリング
12の圧縮が停止されて洗面ボウル体1がその位
置で止まる。しかして洗面ボウル体1を上下に昇
降させて背の高さや用途に応じた洗面や洗髪がで
きる。例えば第7図aに示すように洗面ボウル体
1を最下部まで下降させると足洗いができ、第7
図bに示すように少し上げると、子供の洗面や洗
髪ができ、第7図cに示すように更に洗面ボウル
体1を上げて大人の洗面や洗髪ができ、第7図d
に示すように洗面ボウル体1を下げて椅子38に
座つた状態で洗髪したりできる。
また第9図は叙述の他の実施例を示す。本実施
例は上記の実施例のものと主要な構成は同じであ
るが、洗面ボウル体1の側部にグリツプ39を設
けてあり、グリツプ39を握つて洗面ボウル体1
の昇降を操作できるようになつている。グリツプ
39には操作レバー40を設けてあつて、グリツ
プ39と操作レバー40とを握ることにより上記
実施例のペダル25と同じようにレリーズワイヤ
26を介してプツシユロツド17を操作できるよ
うになつている。またフレキシブルな排水管31
が洗面ボウル体1の昇降にてトラツプ部を形成す
るように屈曲したりするのを防ぐ屈曲防止具41
を排水管31に設けてある。
[発明の効果] 本発明は叙述のように洗面ボウル体を上下に昇
降自在に支える昇降体を角筒状の可動側ガイド筒
と角筒状の固定側ガイド筒とにより構成し、可動
側ガイド筒を洗面ボウル体に固着すると共に固定
側ガイド筒の下端を床に設置し、固定側ガイド筒
に可動側ガイド筒を摺動自在に挿通すると共に固
定側ガイド筒と可動側ガイド筒との間にローラを
介装しているので、上下方向に直線的に安定よく
且つスムーズに昇降するようにガイドできると共
に二重筒状にして間にローラを介装するだけの簡
単な構造でスムーズに昇降できるものであり、し
かも昇降体内に上下方向に配置した一つのガスス
プリングの一端を可動側ガイド筒に固定すると共
に他端を固定側ガイド筒に固定しているので、上
記のようにスムーズに昇降する可動側ガイド筒を
一つのガススプリングにて自動的に上昇させるこ
とができるものであり、従つて簡単な構造で安定
よく且つスムーズに洗面ボウル体を昇降させるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明上下昇降式洗面化粧台の一実施
例の斜視図、第2図は同上の昇降体の平断面図、
第3図a,bは同上の昇降体の側断面図、第4図
a,b,cは同上のガススプリングの正断面図、
第5図は同上のガススプリングを操作する機構の
説明図、第6図は同上の上下昇降式洗面化粧台の
側断面図、第7図a,b,c,dは同上の動作説
明図、第8図a,bは第3図a,bとは異なる取
り付け状態の側断面図、第9図は同上の他の実施
例の斜視図であつて、1は洗面ボウル体、2は
床、8は可動側ガイド筒、9は固定側ガイド筒、
11はローラ、12はガススプリング、Aは昇降
体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洗面ボウル体を上下に昇降自在に支える昇降
    体を角筒状の可動側ガイド筒と角筒状の固定側ガ
    イド筒とにより構成し、可動側ガイド筒を洗面ボ
    ウル体に固着すると共に固定側ガイド筒の下端を
    床に設置し、固定側ガイド筒に可動側ガイド筒を
    摺動自在に挿通すると共に固定側ガイド筒と可動
    側ガイド筒との間にローラを介装し、昇降体内に
    上下方向に配置した一つのガススプリングの一端
    を可動側ガイド筒に固定すると共に他端を固定側
    ガイド筒に固定して成ることを特徴とする上下昇
    降式洗面化粧台。
JP3996386A 1986-02-25 1986-02-25 上下昇降式洗面化粧台 Granted JPS62197018A (ja)

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JPS62197018A JPS62197018A (ja) 1987-08-31
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