JPH0345659Y2 - - Google Patents

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JPH0345659Y2
JPH0345659Y2 JP3730387U JP3730387U JPH0345659Y2 JP H0345659 Y2 JPH0345659 Y2 JP H0345659Y2 JP 3730387 U JP3730387 U JP 3730387U JP 3730387 U JP3730387 U JP 3730387U JP H0345659 Y2 JPH0345659 Y2 JP H0345659Y2
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JP
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water
mirror
washbowl
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water receiving
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JP3730387U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は洗面ボウル体が上下に昇降するように
した上下昇降式洗面化粧台において、背面の壁面
に配置したミラーの水滴を集水する構造に関する
ものである。
[背景技術] 洗面化粧台の上面までの高さ(床面との間の)
はJIS規格により720mmであるが、背の高さや使用
目的に応じて高さを変えられれば使い易い。近
年、洗面化粧台の洗面ボウル体の高さが変えられ
るように洗面ボウル体を上下に昇降させることも
考えられているが、洗面ボウル体を昇降させるよ
うにすると、背面の壁面に装着したミラーと洗面
ボウル体の背面との間に隙間を設けなければなら
ない。しかしミラーと洗面ボウル体の背面との間
に隙間をあけると、洗面時や洗髪時にミラーにか
かつた水がミラーを伝つて床面に落下して床面を
濡らすという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは洗面ボウル体が
上下するため洗面ボウル体の背面とミラーとの間
に隙間があいていてもミラーから滴下する水滴を
水受け樋にて確実に受けて集水タンクに集水でき
る上下昇降式洗面化粧台のミラーの集水構造を提
供するにある。
[考案の開示] 本考案上下昇降式洗面化粧台のミラーの集水構
造は、洗面ボウル体1が昇降保持装置Aにて上下
に昇降自在になると共に適宜高さで保持されるよ
うになつた上下昇降式洗面化粧台において、背面
の壁面44にミラー43を装着すると共に洗面ボ
ウル体1の背面とミラー43との間に隙間Sをあ
け、ミラー43の下方にミラー43の幅方向に亘
る水受け樋51を配置し、洗面ボウル体1の下方
に集水タンク52を配置して水受け樋51と集水
タンク52とを接続ホース53で接続したもので
あつて、上述のように構成することにより従来例
の欠点を解決したものである。つまり、ミラー4
3の下方にミラー43の幅方向に亘る水受け樋5
1を配置し、洗面ボウル体1の下方に集水タンク
52を配置して水受け樋51と集水タンク52と
を接続ホース53で接続したことにより、ミラー
43にかかつた水滴がミラー43から滴下しても
水受け樋51で受けられ、接続ホース53を介し
て集水タンク52に集められるものであつて、ミ
ラー43から滴下する水滴を確実に受けて集める
ことができて床面を濡らしたりすることがなくな
り、しかも集水タンク52に集めるので水受け樋
51に余り水を溜める能力がなかつても集水タン
ク52に多くの水を集めて水捨てを度々しなくと
も一度にできるようになつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
洗面ボウル体1には第1図、第2図に示すよう
に凹没したボウル部1aを設けてあり、洗面ボウ
ル体1上面の背面側には引き出し自在なシヤワー
カラン7やミキシングバルブ8や排水栓を操作す
る操作部9を設けてある。洗面ボウル体1の背面
には伸縮脚Bの上部を取着してある。この伸縮脚
Bは第3図、第4図及び第5図に示すように左右
方向に巾の広い偏平角筒状の可動側ガイド筒10
と固定側ガイド筒11とにより構成されており、
可動側ガイド筒10内に固定側ガイド筒11を内
装してある。リテーナ12に保持したスライド用
のローラ13を可動側ガイド筒10と固定側ガイ
ド筒11との間に介装してあり、ローラ13を介
して固定側ガイド筒11に対して可動側ガイド筒
10が上下に摺動するようになつている。可動側
ガイド筒10は洗面ボウル体1の背面に取着して
あり、固定側ガイド筒11の下端を設置部4に固
定してある。設置部4は床面2上に設置すること
により自立させられるようになつている。伸縮脚
Bの固定側ガイド筒11内にはガススプリング1
5を内装してあり、伸縮脚Bにガススプリング1
5を組み込むことにより昇降保持装置Aが構成さ
れている。この昇降保持装置Aのガススプリング
15は次のように構成されている。第9図に示す
ようにシリンダ16にはピストン17を摺動移動
自在に挿入してあり、ピストン17から延出した
ピストンロツド18をシリンダ16外に導出して
あり、ピストンロツド18及びピストン17に貫
通する通孔にプツシユロツド19を挿通してあ
る。シリンダ16内のピストン17とガイドシー
ル20との間には中間ガイド21を摺動自在に内
装してあり、中間ガイド21とガイドシール20
との間にオイル22を封入してあり、シリンダ1
6のピストン17の両側の室には窒素ガスのよう
なガス23を高圧で封入してある。そして第9図
bに示すようなプツシユロツド19の押し込み操
作によりプツシユロツド19先端のバルブ24を
開いてピストン17のバルブ孔26を開くと、ピ
ストン17のピストンロツド18と反対側の受圧
面S1がピストンロツド18側の受圧面S2よりも大
きいことに起因してガス圧にてピストン17がピ
ストンロツド18側に押され第9図cに示すよう
に最大伸張状態になり、またプツシユロツド19
の押し込み状態でガス圧に抗してシリンダ16を
ピストンロツド18側に押すとピストン17をピ
ストンロツド18と反対側に移動させて第9図a
のような最大圧縮状態にでき、またピストン17
が任意の位置に位置する状態でプツシユンロツド
19の押し込みを解除することにより、その位置
で動かないようにできる。このように構成された
ガススプリング15のシリンダ16の端部が可動
側ガイド筒10の上端に固着され、ガススプリン
グ15のピストンロツド18の端部が固定側ガイ
ド筒11の下端に固着されている。可動側ガイド
筒10の上方には着脱自在に天面カバー27を取
着してある。この天面カバー27は人造大理石、
陶器、プラスチツク成形品等にて形成されてお
り、上面を平担面にして化粧びん等の小物を載置
できるようになつている。天面カバー27の上面
にはさらに落下防止バー60を設けてあり、天面
カバー27に載置した小物が落下しないようにな
つている。つまり洗面ボウル体1が上下するもの
では洗面ボウル体1の下に収納スペースを設ける
ことができないが、天面カバー27上に小物を載
置できるようになると便利であり、また天面カバ
ー27にて昇降保持装置A内に水が浸入するのを
防止できる。設置部4にはペダル杆28を支点1
4を中心に回動自在に装着してあり、ペダル杆2
8の基端にペダル部29を設けてあり、ペダル杆
28の先端をプツシユロツド19に対向させてあ
る。しかしてペダル部29を足で踏むとペダル杆
28が回動してプツシユロツド19を押すように
なつており、ペダル部29を踏まないときには復
帰ばね30にて復帰するようになつている。洗面
ボウル体1の下方に給排水用の配管Cを予め工場
組み立て時に組み込んである。洗面ボウル体1の
ボウル部1aの排水口には排水トラツプ部材31
を介してフレキシブルな排水管32を接続してあ
る。フレキシブル給湯管33及び給水管34の一
端にはミキシングバルブ8に接続してあり、給湯
管33及び給水管34の他端は接続口33a,3
4aとなつて設置部4の上方に固定してある。フ
レキシブルなシヤワーホース35の一端にはシヤ
ワーカラン7を接続してあり、シヤワーホース3
5の他端はミキシングバルブ8に接続してある。
この配管Cの前面側及び側面側はカバー体3にて
覆われるもので、カバー体3には可動カバー3a
と固定カバー3bとがある。可動カバー3a及び
固定カバー3bは平面から見てコ字状に形成さ
れ、前面側及び両側の側部を覆う形状に形成され
ている。可動カバー3a及び固定カバー3bの高
さは洗面ボウル体1を最下部に下降させた状態で
洗面ボウル体1と床面2との間の間隔よりやや短
い高さに形成してあり、可動カバー3aが外周側
に位置するように固定カバー3bの外周側に可動
カバー3aを一定の間隔を隔てて重合してある。
固定カバー3bは取り付けアングル37を介して
設置部4に立設した支柱38にビス止めにて固定
してある。可動カバー3aは洗面ボウル体1の下
方に一体に設けた可動ステー39に前面側からビ
ス止めにて固定してある。スライドレール5は第
10図に示すようにインナーレース5aとアウタ
ーレース5bとベアリング3cとにより構成さ
れ、インナーレース5aとアウターレース5bと
を摺動自在に嵌合し、インナーレース5aの両側
に上下方向に凹設した凹部40とアウターレース
5bの両側縁との間にベアリング3cを抱持して
ある。このスライドレール5は可動カバー3aと
固定カバー3bとの間に上下方向にスライドする
ように介装され、アウターレース5bは可動カバ
ー9aに取着され、インナーレース5aは固定カ
バー3bに取着される。また第11図、第12図
に示すようにミラー取り付け基板42の前面には
ミラー43が取着され、上下昇降式洗面化粧台を
配置した部分の背部の壁面44に取り付けねじ具
45にて取着されている。このミラー取り付け基
板42の下端には位置決め用のダボ孔46を穿孔
してあり、第12図に示すように壁面44に取り
付けた壁面固定金具47のダボ48をダボ孔46に
嵌合してある。これによりミラー取り付け基板4
2が壁面44に対して位置決めされ、洗面ボウル
体1の背面と壁面44との間に一定の隙間Sを保
持でき、洗面ボウル体1が昇降しても施工上のば
らつきにてミラー43に接触したりしないように
できる。また水受け取り付け具49は第12図に
示すように上記ダボ48に位置決めして壁面固定
金具47に取り付けられ、この水受け取り付け具
49にねじ具50にて水受け樋51を取着してあ
る。この水受け樋51は第6図、第7図に示すよ
うにミラー43の幅方向に亘つており、ミラー4
3から落ちる水滴を受けるようになつている。水
受け樋51の底面は一端から他端に向けて下がる
ように傾斜しており、低い方の端部の下面には接
続口56を設けてあり、この接続口56に接続ホ
ース53の一端を接続してある。洗面ボウル体1
の下方には集水タンク52を配置してあり、接続
ホース53の他端を接続してある。集水タンク5
2には排水ホース58を接続してある。この排水
ホース58は端部を集水タンク52より上方に保
持してあり、排水するとき排水ホース58の端部
を下げて排水できるようになつている。集水タン
ク52は本実施例の場合シヤワーホース35の一
部が挿入され、シヤワーホース35に付着した水
滴も受けるようになつている。
次に叙述の如く構成せる本考案上下昇降式洗面
化粧台の動作を説明する。いまペダル部29を踏
むと昇降保持装置Aのガススプリング15のプツ
シユロツド19が押されてガススプリング15が
伸張し、固定側ガイド筒11に対して可動側ガイ
ド筒10が摺動してガススプリング15の力にて
洗面ボウル体1が上昇する。この際ペダル部29
を踏むのを解除してプツシユロツド19の押し込
みを解除するとその位置でガススプリング15の
伸張が停止されてその位置で止まる。またペダル
部29を踏んでプツシユロツド19を押込んだ状
態で洗面ボウル体1を下方に押圧するとガススプ
リング15が圧縮されて洗面ボウル体1が下降す
る。このときもペダル部29を踏むのを解除する
とその位置でガススプリング15の圧縮が停止さ
れて洗面ボウル体1がその位置で止まる。しかし
て洗面ボウル体1を上下に昇降させて背の高さや
用途に応じた洗面や洗髪ができる。洗面や洗髪を
したときミラー43に水がかかるが、ミラー43
にかかつた水が下方に流れてミラー43の下端か
ら水受け樋51に受けられ、水受け樋51に受け
られた水は接続ホース53を介して集水タンク5
2に集められる。集水タンク52に水が溜まる
と、排水ホース58を介して排水される。
[考案の効果] 本考案は叙述のようにミラーの下方にミラーの
幅方向に亘る水受け樋を配置し、洗面ボウル体の
下方に集水タンクを配置して水受け樋と集水タン
クとを接続ホースで接続したので、ミラーにかか
つた水滴がミラーから落下しても水受け樋で受け
られ、接続ホースを介して集水タンクに集められ
るものであつて、ミラーから滴下する水滴を確実
に受けて集めることができて床面を濡らしたする
ことがなくなり、しかも集水タンクに集めるので
水受け樋に余り水を溜める能力がなかつても集水
タンクに多くの水を集めて水捨てを度々しなくと
も一度にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略斜視図、第2
図は同上の一部省略斜視図、第3図は同上の一部
省略側面図、第4図は第3図の一部省略平面図、
第5図は第3図の一部省略正面図、第6図は同上
の集水構造を示す斜視図、第7図は同上の水受け
樋を示す斜視図、第8図a,bは同上の昇降保持
装置の断面図、第9図a,b,cは同上のガスス
プリングの断面図、第10図は同上のスライドレ
ール部分の拡大断面図、第11図はミラーを取り
付ける状態の斜視図、第12図は同上のミラー取
り付け基板の下端を取り付ける状態の拡大断面図
であつて、Aは昇降保持装置、Sは隙間、1は洗
面ボウル体、43はミラー、44は壁面、51は
水受け樋、52は集水タンク、53は接続ホース
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗面ボウル体が昇降保持装置にて上下に昇降自
    在になると共に適宜高さで保持されるようになつ
    た上下昇降式洗面化粧台において、背面の壁面に
    ミラーを装着すると共に洗面ボウル体の背面とミ
    ラーとの間に隙間をあけ、ミラーの下方にミラー
    の幅方向に亘る水受け樋を配置し、洗面ボウル体
    の下方に集水タンクを配置して水受け樋と集水タ
    ンクとを接続ホースで接続して成る上下昇降式洗
    面化粧台のミラーの集水構造。
JP3730387U 1987-03-14 1987-03-14 Expired JPH0345659Y2 (ja)

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JP3730387U JPH0345659Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JP3730387U JPH0345659Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JPS63144083U JPS63144083U (ja) 1988-09-22
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