JPH04213293A - 多段スイッチネットワーク - Google Patents
多段スイッチネットワークInfo
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- JPH04213293A JPH04213293A JP2401188A JP40118890A JPH04213293A JP H04213293 A JPH04213293 A JP H04213293A JP 2401188 A JP2401188 A JP 2401188A JP 40118890 A JP40118890 A JP 40118890A JP H04213293 A JPH04213293 A JP H04213293A
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- switch circuit
- clock signal
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- switch
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Links
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Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の端末
機相互の結合ネットワークを形成する交換機、或いは並
列処理プロセッサシステム等で複数チャネルを同時に処
理する多段スイッチネットワーク、特に半導体集積回路
等に搭載されるスイッチ回路群すべての段でセットアッ
プ時間を確保する配置設計を可能とした多段スイッチネ
ットワークに関するものである。
機相互の結合ネットワークを形成する交換機、或いは並
列処理プロセッサシステム等で複数チャネルを同時に処
理する多段スイッチネットワーク、特に半導体集積回路
等に搭載されるスイッチ回路群すべての段でセットアッ
プ時間を確保する配置設計を可能とした多段スイッチネ
ットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、電子情報通信学会秋季全国大会 講演論文集
B−194、(1989)に記載されるようなものがあ
った。以下、その構成を図2を用いて説明する。図2は
、従来の多段スイッチネットワークの一構成図である。
例えば、電子情報通信学会秋季全国大会 講演論文集
B−194、(1989)に記載されるようなものがあ
った。以下、その構成を図2を用いて説明する。図2は
、従来の多段スイッチネットワークの一構成図である。
【0003】この多段スイッチネットワークは、m×m
ポート、例えば16×16ポートのスイッチネットワー
クをn段、即ち4段のスイッチ回路群1−1〜1−4に
よって構成したものである。スイッチ回路群1−1は、
16本の入力ポートDi1〜Di16を有し、その入力
ポートDi1〜Di16がスイッチネットワークの入力
データポートDIにそれぞれ接続されている。スイッチ
回路群1−1の出力側には、スイッチ回路群1−2,1
−3,1−4が縦続接続されている。そして最終段のス
イッチ回路群1−4の出力ポートDo1〜Do16が、
スイッチネットワーク全体の出力データポートDOに接
続されている。また、タイミング制御を行うクロック信
号CLKinがクロック供給系の経路Lを介して各スイ
ッチ回路群1−1〜1−4のクロック入力側端子CLK
1〜4に共通接続されている。
ポート、例えば16×16ポートのスイッチネットワー
クをn段、即ち4段のスイッチ回路群1−1〜1−4に
よって構成したものである。スイッチ回路群1−1は、
16本の入力ポートDi1〜Di16を有し、その入力
ポートDi1〜Di16がスイッチネットワークの入力
データポートDIにそれぞれ接続されている。スイッチ
回路群1−1の出力側には、スイッチ回路群1−2,1
−3,1−4が縦続接続されている。そして最終段のス
イッチ回路群1−4の出力ポートDo1〜Do16が、
スイッチネットワーク全体の出力データポートDOに接
続されている。また、タイミング制御を行うクロック信
号CLKinがクロック供給系の経路Lを介して各スイ
ッチ回路群1−1〜1−4のクロック入力側端子CLK
1〜4に共通接続されている。
【0004】この多段スイッチネットワークは、入力デ
ータポートDIから入力されたmチャネルのシリアルデ
ータが、クロック信号CLKinに同期してスイッチ回
路群1−1に取り込まれる。スイッチ回路群1−1は、
入力されたデータを2チャネル間で比較し、その結果を
もとに出力先チャネルを切換える。所定の切換え操作に
より、次段のスイッチ回路群10−2へデータを出力す
る。このデータ出力は、クロック信号CLKinに同期
して行われる。
ータポートDIから入力されたmチャネルのシリアルデ
ータが、クロック信号CLKinに同期してスイッチ回
路群1−1に取り込まれる。スイッチ回路群1−1は、
入力されたデータを2チャネル間で比較し、その結果を
もとに出力先チャネルを切換える。所定の切換え操作に
より、次段のスイッチ回路群10−2へデータを出力す
る。このデータ出力は、クロック信号CLKinに同期
して行われる。
【0005】前記操作を多段にわたって行うことにより
、任意の入力ポートDi1〜Di16から入力されたデ
ータをそれぞれのデータ内容に従った出力ポートDo1
〜Do16へ送出する。このようにしてファクシミリ等
の端末間の複数のチャネルを同時に切り換えて処理する
。
、任意の入力ポートDi1〜Di16から入力されたデ
ータをそれぞれのデータ内容に従った出力ポートDo1
〜Do16へ送出する。このようにしてファクシミリ等
の端末間の複数のチャネルを同時に切り換えて処理する
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の多段スイッチネットワークでは、次のような課題が
あった。
成の多段スイッチネットワークでは、次のような課題が
あった。
【0007】即ち、多段スイッチネットワークを確実に
動作させるためには、スイッチ回路群1−1〜1−4の
各段で入力データの確定からクロック信号CLKinが
入力されるまでの時間をスイッチ回路群1−1〜1−4
のセットアップ時間より大きくする必要がある。ところ
が、半導体集積回路上で大規模かつ高速化を図る場合、
配線長等の差異によってクロック信号CLKinの伝搬
時間等に影響が生じる。スイッチ回路群1−1〜1−4
が複数段接続された場合、すべての段でクロック信号C
LKinの供給タイミングを一致させようとすれば、ク
ロック系の供給経路Lとスイッチ回路群1−1〜1−4
の配置設計が非常に困難となるという問題があった。
動作させるためには、スイッチ回路群1−1〜1−4の
各段で入力データの確定からクロック信号CLKinが
入力されるまでの時間をスイッチ回路群1−1〜1−4
のセットアップ時間より大きくする必要がある。ところ
が、半導体集積回路上で大規模かつ高速化を図る場合、
配線長等の差異によってクロック信号CLKinの伝搬
時間等に影響が生じる。スイッチ回路群1−1〜1−4
が複数段接続された場合、すべての段でクロック信号C
LKinの供給タイミングを一致させようとすれば、ク
ロック系の供給経路Lとスイッチ回路群1−1〜1−4
の配置設計が非常に困難となるという問題があった。
【0008】本発明は、前記従来技術の持っていた課題
として、クロック供給系の経路とスイッチ回路群の配置
設計の最適化が困難であるという点について解決した多
段スイッチネットワークを提供するものである。
として、クロック供給系の経路とスイッチ回路群の配置
設計の最適化が困難であるという点について解決した多
段スイッチネットワークを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、クロック信号に基づき複数のチャネルか
ら入力データを取り込み、該入力データの内容に従って
出力先のチャネルを切換えて出力するスイッチ回路群が
複数段縦続接続された多段スイッチネットワークにおい
て、前記各スイッチ回路群のクロック入力側にそれぞれ
接続され、前記クロック信号を所定時間、遅延させて次
段の前記スイッチ回路群にそれぞれ供給する複数の遅延
手段を、設けたものである。
決するために、クロック信号に基づき複数のチャネルか
ら入力データを取り込み、該入力データの内容に従って
出力先のチャネルを切換えて出力するスイッチ回路群が
複数段縦続接続された多段スイッチネットワークにおい
て、前記各スイッチ回路群のクロック入力側にそれぞれ
接続され、前記クロック信号を所定時間、遅延させて次
段の前記スイッチ回路群にそれぞれ供給する複数の遅延
手段を、設けたものである。
【0010】
【作用】本発明は、以上のように多段スイッチネットワ
ークを構成したので、スイッチ回路群の各段に供給され
るクロック信号は、それぞれのスイッチ回路群のセット
アップ時間の経過後に入力される。ここで、スイッチ回
路群のセットアップ確定に要する時間と、遅延手段を通
して供給されるクロック信号の入力タイミングがすべて
のスイッチ回路群で一定となる。これにより、半導体集
積回路上で配線長等が段間で異なるスイッチ回路群に対
してクロック供給系の経路とスイッチ回路群の間の配置
設計の最適化が得られる。したがって、前記課題を解決
できるのである。
ークを構成したので、スイッチ回路群の各段に供給され
るクロック信号は、それぞれのスイッチ回路群のセット
アップ時間の経過後に入力される。ここで、スイッチ回
路群のセットアップ確定に要する時間と、遅延手段を通
して供給されるクロック信号の入力タイミングがすべて
のスイッチ回路群で一定となる。これにより、半導体集
積回路上で配線長等が段間で異なるスイッチ回路群に対
してクロック供給系の経路とスイッチ回路群の間の配置
設計の最適化が得られる。したがって、前記課題を解決
できるのである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例の多段スイッチネッ
トワークの一構成図である。
トワークの一構成図である。
【0012】この多段スイッチネットワークは、m本の
チャネルの出力先を切換える、例えば広帯域ISDN(
サービス総合デジタル網)の交換機として用いられ、m
×mポートのスイッチネットワークがn段のスイッチ回
路群10−1,10−2〜10−nで構成されている。
チャネルの出力先を切換える、例えば広帯域ISDN(
サービス総合デジタル網)の交換機として用いられ、m
×mポートのスイッチネットワークがn段のスイッチ回
路群10−1,10−2〜10−nで構成されている。
【0013】スイッチ回路群10−1は、m個の入力ポ
ートDi10を有し、その入力ポートDi10がスイッ
チネットワークの入力データポートDIを介し、図示し
ない端末装置にそれぞれ接続されている。
ートDi10を有し、その入力ポートDi10がスイッ
チネットワークの入力データポートDIを介し、図示し
ない端末装置にそれぞれ接続されている。
【0014】スイッチ回路群10−1のm本の出力ポー
トDo10は、次段のスイッチ回路群10−2のm本の
入力ポートDi20にそれぞれ接続され、スイッチ回路
群10−2の出力ポートDo20がスイッチ回路群10
−3の入力ポートDi30に接続されている。同様に、
スイッチ回路群10−3の出力ポートDo30がスイッ
チ回路群10−nの入力ポートDinに接続され、その
出力ポートDonを介してスイッチネットワーク全体の
出力ポートDOにそれぞれ接続されている。出力ポート
DOが図示しないm個の端末装置にそれぞれ接続されて
いる。
トDo10は、次段のスイッチ回路群10−2のm本の
入力ポートDi20にそれぞれ接続され、スイッチ回路
群10−2の出力ポートDo20がスイッチ回路群10
−3の入力ポートDi30に接続されている。同様に、
スイッチ回路群10−3の出力ポートDo30がスイッ
チ回路群10−nの入力ポートDinに接続され、その
出力ポートDonを介してスイッチネットワーク全体の
出力ポートDOにそれぞれ接続されている。出力ポート
DOが図示しないm個の端末装置にそれぞれ接続されて
いる。
【0015】スイッチ回路群10−1,10−2〜10
−nのそれぞれのクロック入力側端子CLK1〜nには
、クロック信号CLKinが接続され、互いに隣接する
スイッチ回路群10−1,10−2〜10−nの各クロ
ック入力側端子CLK1,CLK2,CLK3〜CLK
nの間にはクロック遅延手段であるクロック遅延用バッ
ファ20−1,20−2,20−3…がそれぞれ接続さ
れている。
−nのそれぞれのクロック入力側端子CLK1〜nには
、クロック信号CLKinが接続され、互いに隣接する
スイッチ回路群10−1,10−2〜10−nの各クロ
ック入力側端子CLK1,CLK2,CLK3〜CLK
nの間にはクロック遅延手段であるクロック遅延用バッ
ファ20−1,20−2,20−3…がそれぞれ接続さ
れている。
【0016】クロック遅延用バッファ20−1,20−
2,20−3…は、クロック供給系の経路Lの段間を通
過して入力されたクロック信号CLKを所定時間、遅延
して出力する機能を有し、例えば電界効果型トランジス
タ等で構成されている。クロック信号CLKの遅延時間
の設定は、ゲート幅を調節することによって行なわれる
。
2,20−3…は、クロック供給系の経路Lの段間を通
過して入力されたクロック信号CLKを所定時間、遅延
して出力する機能を有し、例えば電界効果型トランジス
タ等で構成されている。クロック信号CLKの遅延時間
の設定は、ゲート幅を調節することによって行なわれる
。
【0017】ここでスイッチ回路群10−1,10−2
〜10−nは、ふたつの入力ポートを有する複数の単位
スイッチで構成され、入力ポートDIから所定のチャネ
ルに入力されたシリアルデータをクロック信号CLKi
nに同期して所定の出力ポートDOに出力する機能を有
している。
〜10−nは、ふたつの入力ポートを有する複数の単位
スイッチで構成され、入力ポートDIから所定のチャネ
ルに入力されたシリアルデータをクロック信号CLKi
nに同期して所定の出力ポートDOに出力する機能を有
している。
【0018】図3は、図1中の単位スイッチの構成図で
ある。
ある。
【0019】この単位スイッチは、例えばスイッチ回路
群10−1中の単位スイッチを示し、ふたつの入力ポー
トDI10−1,DI10−2を有している。この単位
スイッチは、入力ポートDI10−1,DI10−2に
それぞれ接続されたシリアルデータ保持用のシフトレジ
スタ10−1a,10−1bと、シフトレジスタ10−
1a及びシフトレジスタ10−1b中のデータを一時保
持するフリップフロップ10−1c,10−1dと、フ
リップフロップ10−1c,10−1dの出力側に接続
された入力データ切換え用の2×2スイッチ10−1e
と、衝突信号処理用の2×2スイッチ10−1f及びO
Rゲート10−1d,10−1hと、切換え信号S出力
用のフリップフロップ10−1iと、スイッチングパル
スPi及びクロック信号CLKにより、シフトレジスタ
10−1a,10−1b、フリップフロップ10−1i
及びORゲート10−1d,10−1hをコントロール
するコントローラ10−1jとで構成されている。
群10−1中の単位スイッチを示し、ふたつの入力ポー
トDI10−1,DI10−2を有している。この単位
スイッチは、入力ポートDI10−1,DI10−2に
それぞれ接続されたシリアルデータ保持用のシフトレジ
スタ10−1a,10−1bと、シフトレジスタ10−
1a及びシフトレジスタ10−1b中のデータを一時保
持するフリップフロップ10−1c,10−1dと、フ
リップフロップ10−1c,10−1dの出力側に接続
された入力データ切換え用の2×2スイッチ10−1e
と、衝突信号処理用の2×2スイッチ10−1f及びO
Rゲート10−1d,10−1hと、切換え信号S出力
用のフリップフロップ10−1iと、スイッチングパル
スPi及びクロック信号CLKにより、シフトレジスタ
10−1a,10−1b、フリップフロップ10−1i
及びORゲート10−1d,10−1hをコントロール
するコントローラ10−1jとで構成されている。
【0020】ここで、多段スイッチネットワークが正常
に動作するためには、各段の入力データがデータ読み込
みのタイミングにより、セットアップ時間以前に確定し
ている必要がある。以下、各スイッチ回路群10−1〜
10−nのセットアップ確定に要する時間と、前段のク
ロック遅延用バッファ20−1〜20−nの出力によっ
て供給されるクロック信号CLKinの遅延時間との関
係を説明する。
に動作するためには、各段の入力データがデータ読み込
みのタイミングにより、セットアップ時間以前に確定し
ている必要がある。以下、各スイッチ回路群10−1〜
10−nのセットアップ確定に要する時間と、前段のク
ロック遅延用バッファ20−1〜20−nの出力によっ
て供給されるクロック信号CLKinの遅延時間との関
係を説明する。
【0021】図4は、図1のタイミングチャートであり
、スイッチ回路群10−1,10−2間のタイミングを
示したものである。図4中のD2はスイッチ回路群10
−2のデータ入力波形である。この多段スイッチネット
ワークはすべてクロック信号CLKinのネガティブエ
ッジで同期して動作するものとする。
、スイッチ回路群10−1,10−2間のタイミングを
示したものである。図4中のD2はスイッチ回路群10
−2のデータ入力波形である。この多段スイッチネット
ワークはすべてクロック信号CLKinのネガティブエ
ッジで同期して動作するものとする。
【0022】データD2は、前段のスイッチ回路群10
−1のクロック信号CLK1に同期して出力されたデー
タであり、クロック信号CLK1に対し、セットアップ
時間td1だけ遅れて変化する。セットアップ時間td
1は次の数1のように表現できる。
−1のクロック信号CLK1に同期して出力されたデー
タであり、クロック信号CLK1に対し、セットアップ
時間td1だけ遅れて変化する。セットアップ時間td
1は次の数1のように表現できる。
【0023】
【数1】
【0024】td1=ts1+tl1
ts1;クロック信号CLK1に対する出力ポートDo
10の出力の遅延 tl1;出力ポートDo10と入力ポートDi20との
配線による遅延 また、クロック信号CLK2はクロック信号CLK1に
対して遅延処理時間tc1だけ遅れる。tc1は次の数
2のように表現できる。
10の出力の遅延 tl1;出力ポートDo10と入力ポートDi20との
配線による遅延 また、クロック信号CLK2はクロック信号CLK1に
対して遅延処理時間tc1だけ遅れる。tc1は次の数
2のように表現できる。
【0025】
【数2】
【0026】tc1=tb1+tm1
tb1;前段のクロック遅延用バッファ20−1が有す
る遅延時間 tm1;前段、及び次段のクロック遅延用バッファ20
−1,20−2の間の配線長による遅延時間スイッチ回
路群10−2の入力データが確定してからクロック信号
CLK2のネガティブエッジが入力されるまでの時間t
dc2は次の数3で与えられる。
る遅延時間 tm1;前段、及び次段のクロック遅延用バッファ20
−1,20−2の間の配線長による遅延時間スイッチ回
路群10−2の入力データが確定してからクロック信号
CLK2のネガティブエッジが入力されるまでの時間t
dc2は次の数3で与えられる。
【0027】
【数3】
【0028】tdc2=td1−tc1数1,数2より
、次の数4が得られる。
、次の数4が得られる。
【0029】
【数4】
【0030】
tdc2=ts1−tb1+tl1−tm1前段、及び
次段のクロック遅延用バッファ20−1,20−2の間
の配線長と、データ出力ポートDo10と、データ入力
ポートDi20間の配線長を同じにすることにより、t
l1=tm1とすることができる。tdc2は、次の数
5で与えられる。
次段のクロック遅延用バッファ20−1,20−2の間
の配線長と、データ出力ポートDo10と、データ入力
ポートDi20間の配線長を同じにすることにより、t
l1=tm1とすることができる。tdc2は、次の数
5で与えられる。
【0031】
【数5】
【0032】tdc2=ts1−tb1以上の考察から
すべての段で同様なことを行ない、各段の出力にすべて
同じフリップフロップ等の構成素子を用い、クロック遅
延用バッファ20−1〜20−nによる遅延時間をすべ
て同じとすると、次の数6が成り立つ。
すべての段で同様なことを行ない、各段の出力にすべて
同じフリップフロップ等の構成素子を用い、クロック遅
延用バッファ20−1〜20−nによる遅延時間をすべ
て同じとすると、次の数6が成り立つ。
【0033】
【数6】
【0034】
tdc2=tdc3=…=tdck=…=tdcn前記
数6の各辺の値は、入力ポートDinでデータが確定し
てからクロック信号CLKnのネガティブエッジが入力
されるまでの時間である。
数6の各辺の値は、入力ポートDinでデータが確定し
てからクロック信号CLKnのネガティブエッジが入力
されるまでの時間である。
【0035】入力データポートDIから入力されたデー
タは、クロック信号CLKinに同期して初段のスイッ
チ回路群10−1に取り込まれる。スイッチ回路群10
−1の内部で切り換え処理が行われた後、クロック信号
CLKinに同期してスイッチ回路群10−1の出力ポ
ートDo10から出力されたデータは、スイッチ回路群
10−2の入力ポートDi20に入力される。同様に、
スイッチ回路群10−2ではクロック信号CLKinに
同期してデータを入力ポートDi20から取り込み、出
力ポートDo20へ出力する。このようにしてmチャネ
ルのデータが初段から最終段までのスイッチ回路群10
−1〜10−nを順次通過して出力データポートDOへ
出力される。この動作では、スイッチ回路群10−1,
10−2〜10−nの全体の配置によらない。すべての
段で前記tdcの値が等しく、tdc>tsとなるよう
に設計できる。
タは、クロック信号CLKinに同期して初段のスイッ
チ回路群10−1に取り込まれる。スイッチ回路群10
−1の内部で切り換え処理が行われた後、クロック信号
CLKinに同期してスイッチ回路群10−1の出力ポ
ートDo10から出力されたデータは、スイッチ回路群
10−2の入力ポートDi20に入力される。同様に、
スイッチ回路群10−2ではクロック信号CLKinに
同期してデータを入力ポートDi20から取り込み、出
力ポートDo20へ出力する。このようにしてmチャネ
ルのデータが初段から最終段までのスイッチ回路群10
−1〜10−nを順次通過して出力データポートDOへ
出力される。この動作では、スイッチ回路群10−1,
10−2〜10−nの全体の配置によらない。すべての
段で前記tdcの値が等しく、tdc>tsとなるよう
に設計できる。
【0036】本実施例では、各段のスイッチ回路群10
−1,10−2〜10−nのクロック入力側端子CLK
1〜CLKnにクロック遅延用バッファ20−1,20
−2…を設け、前段から出力されるクロック信号CLK
をスイッチ回路群10−(k+1)(1≦k≦n)とク
ロック遅延用バッファ20−k(1≦k≦n)に入力し
、該クロック遅延用バッファ20−kの出力を次段のス
イッチ回路群10−nに供給するようにした。このため
、各スイッチ回路群10−1,10−2〜10−nの入
力データが確定してからスイッチ回路群10−1,10
−2〜10−nに入力されるクロック信号CLKnのネ
ガティブエッジが入力されるまでの時間をすべての段に
ついてその配置によることなく、同じにすることができ
る。これにより、すべての段でセットアップ時間を確保
する配置設計が可能となる。
−1,10−2〜10−nのクロック入力側端子CLK
1〜CLKnにクロック遅延用バッファ20−1,20
−2…を設け、前段から出力されるクロック信号CLK
をスイッチ回路群10−(k+1)(1≦k≦n)とク
ロック遅延用バッファ20−k(1≦k≦n)に入力し
、該クロック遅延用バッファ20−kの出力を次段のス
イッチ回路群10−nに供給するようにした。このため
、各スイッチ回路群10−1,10−2〜10−nの入
力データが確定してからスイッチ回路群10−1,10
−2〜10−nに入力されるクロック信号CLKnのネ
ガティブエッジが入力されるまでの時間をすべての段に
ついてその配置によることなく、同じにすることができ
る。これにより、すべての段でセットアップ時間を確保
する配置設計が可能となる。
【0037】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば次のようなものがある。
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば次のようなものがある。
【0038】(1) 本実施例では、スイッチ回路群
10−1,10−2〜10−4は、16チャネルを同時
処理するスイッチネットワークの交換機として機能する
が、スイッチ回路群を複数段縦続接続して複数のチャネ
ルを同時処理するようにしてもよい。また、並列処理プ
ロセッサシステムの切換え処理にも適用でき、高速デー
タ処理が期待できる。
10−1,10−2〜10−4は、16チャネルを同時
処理するスイッチネットワークの交換機として機能する
が、スイッチ回路群を複数段縦続接続して複数のチャネ
ルを同時処理するようにしてもよい。また、並列処理プ
ロセッサシステムの切換え処理にも適用でき、高速デー
タ処理が期待できる。
【0039】(2) 図1の実施例では、遅延手段と
して、バッファ20−1〜20−nを用いたが、バッフ
ァに代えてインバータを2段直列接続して用いてもよい
。 また積分回路で構成してもよい。さらに遅延線を用いて
もよい。
して、バッファ20−1〜20−nを用いたが、バッフ
ァに代えてインバータを2段直列接続して用いてもよい
。 また積分回路で構成してもよい。さらに遅延線を用いて
もよい。
【0040】(3) 図1の実施例では、クロック信
号CLKinの立下りで動作するようにしたが、クロッ
ク信号の立上りで動作するようにしてもよい。
号CLKinの立下りで動作するようにしたが、クロッ
ク信号の立上りで動作するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数段のスイッチ回路群に供給するクロック信号
としてバッファ等の遅延手段の出力を次段のクロック信
号に用いるようにしたので、スイッチ回路群のセットア
ップ確定に要する時間と遅延手段を介して供給されるク
ロック信号の入力タイミングがすべてのスイッチ回路群
で一定となり、半導体集積回路上でのクロック供給系の
経路とスイッチ回路群の配置設計の最適化が行なえる。
れば、複数段のスイッチ回路群に供給するクロック信号
としてバッファ等の遅延手段の出力を次段のクロック信
号に用いるようにしたので、スイッチ回路群のセットア
ップ確定に要する時間と遅延手段を介して供給されるク
ロック信号の入力タイミングがすべてのスイッチ回路群
で一定となり、半導体集積回路上でのクロック供給系の
経路とスイッチ回路群の配置設計の最適化が行なえる。
【図1】本発明の実施例の多段スイッチネットワークの
構成図である。
構成図である。
【図2】従来の多段スイッチネットワークの構成図であ
る。
る。
【図3】図1中の単位スイッチの構成図である。
【図4】図1のタイミングチャートである。
CLKin クロック信号DI,D
O チャネル10−1〜10−n
スイッチ回路群CLK1〜n クロッ
ク入力側20−1〜20−n 遅延手段
O チャネル10−1〜10−n
スイッチ回路群CLK1〜n クロッ
ク入力側20−1〜20−n 遅延手段
Claims (1)
- 【請求項1】 クロック信号に基づき複数のチャネル
から入力データを取り込み、該入力データの内容に従っ
て出力先のチャネルを切換えて出力するスイッチ回路群
が複数段縦続接続された多段スイッチネットワークにお
いて、前記各スイッチ回路群のクロック入力側にそれぞ
れ接続され、前記クロック信号を所定時間、遅延させて
次段の前記スイッチ回路群にそれぞれ供給する複数の遅
延手段を、設けたことを特徴とする多段スイッチネット
ワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401188A JPH04213293A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 多段スイッチネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401188A JPH04213293A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 多段スイッチネットワーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213293A true JPH04213293A (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=18511040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2401188A Pending JPH04213293A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 多段スイッチネットワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04213293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6448849B1 (en) | 1999-04-16 | 2002-09-10 | Nec Corporation | Semiconductor devices including a switch mounted thereon and a module loaded with the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018094A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | Nec Corp | 通話路スイツチ制御方式 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP2401188A patent/JPH04213293A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018094A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | Nec Corp | 通話路スイツチ制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6448849B1 (en) | 1999-04-16 | 2002-09-10 | Nec Corporation | Semiconductor devices including a switch mounted thereon and a module loaded with the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980106 |