JPH04213059A - 抗体の検出のための棒状プローブ装置 - Google Patents

抗体の検出のための棒状プローブ装置

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JPH04213059A
JPH04213059A JP959891A JP959891A JPH04213059A JP H04213059 A JPH04213059 A JP H04213059A JP 959891 A JP959891 A JP 959891A JP 959891 A JP959891 A JP 959891A JP H04213059 A JPH04213059 A JP H04213059A
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antibody
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JP959891A
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Thomas R Thieme
トーマス アール.シーム
Adolph Ferro
アドルフ フェロ
Jack Fellman
ジャック フェルマン
Stefan Gavojdea
ステファン ガボユデア
David Hinrichs
デイビッド ヒンリッチズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スクリーニング及び診断目的の
ために体液、たとえば唾液中の抗体の検出に関する。特
に、本発明は、そのような体液に少量存在する抗体又は
少量のそのような体液が利用でき、そしてさらに存在す
る抗体が特定の疾病状態の抗原特異性特徴を有し、そし
て診断値である抗体の検出に関する。
【0002】哺乳類の体液、たとえば血清、血漿、唾液
、涙、尿、ミルク、精液、滑液、等は、疾病、たとえば
細菌及びウィルス感染及び自己免疫起源の疾患の診断に
有用である抗体を含むことができる。体液、たとえば唾
液は、これらの診断的に価値ある抗体の源として血清及
び血漿よりも有意な利点を有する。なぜならば、それら
は設備及び血液サンプルの採取に付随する危険性を伴わ
ないで得られるからである。しかしながら、しばしば抗
体の濃度は、抗体についての従来の試験を実用的にする
のにはこれらの体液には低過ぎる。
【0003】特に唾液は、診断指示体としての問題を提
供する。これらの問題は、唾液における抗体の低濃度性
及びすばやく行なわれ得る信頼できる診断試験のために
十分な唾液の収集の不便さ及び処理量から生じる。
【0004】1つの観点において、本発明は、免疫グロ
ブリンと結合することができるリガンドを含む非液体吸
収性非多孔性表面を有する少なくとも1つの部分を有す
る延伸された棒を含んで成る免疫診断アッセイに使用す
るための製品に向けられる。
【0005】もう1つの観点においては、本発明は、免
疫グロブリンと結合することができる非液体吸収性非多
孔性支持体と体液とを接触せしめ、そして前記支持体か
ら過剰の流体を洗浄する連続段階を含んで成る、体液か
ら免疫グロブリンを単離するための方法に向けられる。
【0006】もう1つの観点において、本発明は、抗原
と結合することができる非液体吸収性非多孔性支持体と
体液とを接触せしめ、そして前記支持体から過剰の流体
を洗浄する連続段階を含んで成る、体液から抗原を単離
するための方法に関する。
【0007】本発明はまた、免疫グロブリンと結合する
ことができるリガンドを含む非液体吸収性非多孔性表面
を有する少なくとも1つの部分を有する延伸された棒;
及び緩衝液、ビオチニル化された抗原溶液、酵素結合ア
ビジン溶液、目に見える検出可能な反応生成物を生成す
るために酵素と反応することができる酵素支持体、及び
陽性及び陰性の対照溶液を含んで成る試薬を含んで成る
、診断試験のために唾液における抗体を検出するための
キットにも関する。
【0008】本発明の追加の観点は、免疫グロブリンと
結合することができる非液体吸収性多孔性支持体と試験
流体とを接触せしめ、そして前記支持体から過剰の流体
を洗浄し;免疫グロブリンのための溶離媒体中に前記支
持体を置き;そして中和化緩衝液により前記溶出液を処
理する連続段階を含んで成る、試験流体から免疫グロブ
リンの回収方法に関する。
【0009】本発明の好ましい態様は、免疫グロブリン
と結合することができるリガンドを含む非液体吸収性非
多孔性表面を有する少なくとも1つの部分を有する延伸
された棒を含んで成る、免疫診断アッセイに使用するた
めの製品を含んで成り、ここで前記部分は前記棒の一端
である。他の態様において、その棒は舌用圧抵器の形状
を有する。もう1つの態様において、前記棒は球状であ
る一端部分を含んで成る。前記棒は約50〜150 m
mの長さ、好ましくは約76mmの長さのものである。 その棒は、手により操作するために便利であるいづれか
の物質、好ましくはプラスチックから構成される。木材
、厚紙又はスチールが他の例である。
【0010】本発明のもう1つの好ましい態様は、ビー
ズ及び棒が2つの固定された要素であるように、タンパ
ク質結合性質を有する物質から成るビーズをその上に固
定している少なくとも一端部分を有する棒から成る免疫
診断アッセイに使用するための製品に向けられる。もう
1つの態様においては、ビーズは接着剤により前記棒に
固定される。さらにもう1つの態様においては、ビーズ
は、前記棒の端部分から突出する突起により前記棒に固
定される。ビーズは、直径約1.27〜19.05 m
m、好ましくは約6.35mmである。ビーズは非球形
であり得る。ビーズは、抗体結合物質の結合のために適
切ないづれかの物質、好ましくはポリスチレンから成る
。一般的に、ビーズは、適切な化学官能基がタンパク質
の共有又は非共有結合のために供給され得る硬質の非液
体吸収性非多孔性表面を有する。これは、カルボキシル
基を提供するモノマー、たとえばメタクリル酸、アクリ
ル酸又は無水マレイン酸と共重合され得るプラスチック
を包含する。アミノ基は、アミノスチレンモノマー又は
脂肪族エチレン主鎖上に第一アミンを有するモノマーに
より供給され得る。他の方法は、タンパク質結合のため
の適切な化学官能基を含むラテックスペイントにより非
誘導体化ビーズを被覆することである。もう1つの方法
においては、1以上のビーズが前記突起により維持され
る。たとえば、1つの棒が3組の突起により装備され、
ここで個々の組は3個の突起から成る。個々の組は棒に
1つのビーズを固定する。個々のビーズは、陽性及び陰
性の対照並びに試験ビーズを付与する種々のタンパク質
により誘導体化される。もう1つの態様においては、リ
ガンドがプロテインAである。さらにもう1つの態様に
おいては、リガンドはタイプII,III, IV ,
V及びVIのFc 受容体タンパク質から成る群から選
択される。
【0011】本発明のさらに好ましい態様は、免疫グロ
ブリンと結合することができる非液体吸収性非多孔性支
持体と体液とを接触せしめ、そして前記支持体から過剰
の流体を洗浄し;前記支持体と抗原溶液とを接触せしめ
、そしてインキュベートし、そして前記支持体から過剰
の溶液を洗浄し;抗原を結合することができる化合物と
前記支持体とを接触せしめ、そしてインキュベートし、
そして前記支持体から過剰の溶液を洗浄し;そして目で
検出できる反応生成物を生成せしめるために前記化合物
と反応することができる物質と前記支持体とを接触せし
め、そしてインキュベートする連続段階を含んで成る、
体液から免疫グロブリンを単離するための方法に関する
。もう1つの態様においては、免疫グロブリンを結合で
きる支持体が患者の腔内に支持体を置くことによって体
液と接触される。その支持体はプロテインAを含むこと
ができる。支持体はまた、タイプII,III, IV
 ,V、及びVIのFc 受容体タンパク質から成る群
から選択されるリガンドを包含することができる。もう
1つの態様においては、抗原がビオチニル化され、そし
て抗原を結合できる化合物は酵素結合アビジンである。 もう1つの態様においては、抗原はHIV−1である。
【0012】本発明のもう1つの好ましい態様は、抗原
と結合することができる非液体吸収性非多孔性支持体と
体液とを接触せしめ、そして前記支持体から過剰の流体
を洗浄し;前記支持体と前記抗原を結合することができ
る抗体の溶液とを接触せしめ、そしてインキュベートし
、そして前記支持体から過剰の溶液を洗浄し;抗体を結
合することができる化合物の溶液と前記支持体とを接触
せしめ、そしてインキュベートし、そして前記支持体か
ら過剰の溶液を洗浄し;そして目で検出できる反応生成
物を生成せしめるために前記化合物と反応することがで
きる物質と前記支持体とを接触せしめ、そしてインキュ
ベートする連続段階を含んで成る、体液から抗原を単離
するための方法に関する。もう1つの好ましい態様にお
いて、抗原を結合できる支持体が、患者の腔内に支持体
を置くことによって体液と接触せしめられる。支持体は
、リガンドにより結合される抗−抗原タンパク質を含む
ことができる。追加の態様において、リガンドはプロテ
インAであり、又は支持体はタイプII,III, I
V ,V及びVIのFc受容体タンパク質から成る群か
ら選択されたリガンドにより結合される抗−抗原タンパ
ク質を含んで成る。もう1つの態様において、抗体は、
前記支持体を結合するFc 部分を欠き、そして前記抗
原を結合できるモノクローナル抗体のFabフラグメン
トである。抗−抗原タンパク質及びFab抗体は、前記
抗原の種々のエピトープに対して特異的である。もう1
つの態様において、抗体はビオチニル化され、そして抗
体を結合できる化合物は酵素結合アビジンである。もう
1つの態様において、抗原は HIV−1である。
【0013】もう1つの態様においては、本発明はまた
、免疫グロブリンと結合することができるリガンドを含
む非液体吸収性非多孔性表面を有する少なくとも1つの
部分を有する延伸された棒;及び緩衝液、ビオチニル化
された抗原溶液、酵素結合アビジン溶液、目に見える検
出可能な反応生成物を生成するために酵素と反応するこ
とができる酵素支持体、抗原に対して特異的なポリクロ
ーナル又はモノクローナル抗体及びビオチニル化された
Fabモノクローナル抗体、及び陽性及び陰性の対照溶
液を含んで成る試薬を含んで成る診断試験のために唾液
における抗体を検出するためのキットにも関する。
【0014】本発明のもう1つの好ましい態様は、免疫
グロブリンと結合することができる非液体吸収性非多孔
性支持体と試験流体とを接触せしめ、そして前記支持体
から過剰の流体を洗浄し;免疫グロブリンのための溶離
媒体中に前記支持体を置き;そして中和化緩衝液により
前記溶出液を処理する連続段階を含んで成る試験流体か
ら免疫グロブリンの回収方法に向けられ、ここで前記溶
離媒体がpH3.0の0.1モル濃度のクエン酸緩衝液
であり、そして前記緩衝液が1モル濃度のトリスである
ことを特徴とする。
【0015】本発明のもう1つの好ましい態様は、プロ
テインA物質、すなわちプラスチックハンドルに固定さ
れたポリスチレンビーズに化学的に結合される抗体分子
に急速に結合するタンパク質を好ましくは有する棒状プ
ローブ装置を通して体液から抗体を急速に単離する方法
を含んで成る。前記ハンドルを用いて、ビーズは試験さ
れるべき個人の口腔内に置かれ、そして数分間、舌の下
又は口腔空間下に維持される。その方法は、経口温度計
により体温を計る技法に類似する。従って、抗体は、そ
れがビーズと接触するにつれて流体から急速に除かれ、
そして抗体はまた、ビーズ上に濃縮される。腔内での数
分後、ハンドルにより保持されるビーズは、リン酸緩衝
溶液又は水道水の流れにすばやく浸すことによって洗浄
される。腔内抗体はプロテインAによりビーズに結合し
たまま存続する。次に、ビーズは、ビオチニル化された
抗原及び他の酵素−支持体試薬にゆだねられる。ビーズ
は、洗浄及び個々の試薬による平衡化を促進するために
連続的な試薬に急速に浸され得る。最終のクロモゲン色
は、ビーズ上に暗青色沈殿物として進行する。従って、
プロテインAビーズは、抗体が回収され、そして腔口か
ら濃縮される表面並びに陽性試験のための色の進行が進
行する表面上に存在する。プロテインAビーズは、腔口
内のすすぎ、唾液又は痰を診断抗体の源として、汚染、
操作及び危険を伴って得るための必要性を排除し、そし
てまれに急速な酵素結合免疫診断のために適切な表面上
にこれらの抗体を供給する。
【0016】ビーズはポリスチレン、ヒドラジドビーズ
、アルキルアミンビーズ、又はサンガー試薬ビーズであ
ることが好ましい。そのようなビーズは良く知られてお
り、そして市販されている。たとえば誘導体化されてい
ないポリスチレンビーズは、商業的な供給者、たとえば
Precision Plastic Ball Co
., Chicago, IL から得られる。次にポ
リスチレンビーズは、イギリス特許第816583号(
1959年7月15日)に概略され、そしてChemi
cal Abstracts 53:23079iに記
載されている方法に従ってクロロメチル化される。前記
開示は、引用により本明細書に組込まれる。ヒドラジド
ビーズは、中性pHで過剰のグルタルアデヒド又は他の
二官能価脂肪族又は芳香族アルデヒドと反応せしめられ
る。次にアルデヒド誘導体化されたビーズは、アミン−
フリー緩衝液中において酸性pHでプロテインAと反応
せしめられる。最後に、共有結合されたプロテインAを
含むビーズが、還元剤、たとえば硼水素化ナトリウムに
より処理される(ビーズ4g当たり1mgのNaBH4
)。対照ビーズ(抗体と非反応性)は、プロテインAと
ゼラチンを上記方法において置換することによって生成
される。サンガー試薬ビーズは、ポリスチレンビーズ表
面中に共重合される脂肪族鎖の末端上にサンガー試薬(
1−フルオロ−2,4−ジニトロベンゼン)を供給する
ポリスチレンビーズである。サンガー試薬は、下記の化
1に示されるようにビーズへのそれらのアミノ基を通し
てのタンパク質の具有結合を可能にする:
【0017】
【化1】
【0018】アルキルアミンビーズは、共重合を通して
ビーズに共有結合される第一アミンを供給する。このア
ミンは、次の方法でビーズにタンパク質を結合するため
に使用される:アルキルアミンビーズが下記に記載され
るようにpH6のリン酸緩衝液において無水琥珀酸と一
晩反応せしめられる(ビーズ2g当たり無水琥珀酸1g
):
【0019】
【化2】
【0020】次に、ビーズ表面上のカルボキシル基が、
標準のカルボジイミド反応を用いてタンパク質上で利用
できるアミノ基とアミドを形成するために使用される。 典型的なカルボジイミドは、エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−カルボジイミドである。カルボキ
シル基−誘導体化ビーズ(10個のビーズ)が、pH1
0でカルボジイミド(200mg)5ml中で2時間イ
ンキュベートされる。それらのビーズはすぐに蒸留水で
洗浄され、そしてタンパク質溶液(5mg/5ml)と
共に1時間インキュベートされる。すべての反応は室温
で行なわれる。上記引用された誘導化されたビーズのす
べては、製造業者の説明書によれば、6.35mmの鏡
のような非多孔性ビーズの表面上に約3μモルの官能基
を含む。
【0021】他のタイプのビーズは、それらがタンパク
質及び官能基、たとえばヒドロキシル、カルボキシル又
はアミノ基の低い非特異的結合又は抗体を結合するプロ
テインA又は他のタンパク質の共有結合を可能にする独
特の化学的性質を有する場合、本発明の目的のために適
切である。タンパク質の共有結合のための化学的反応性
基をそれらの表面上に含むポリスチレンビーズは、Pi
erce Chemical Company, Ro
ckford, Illinois から入手できる。 そのようなビーズは、反応性ヒドラジド基、アルキルア
ミン基又はサンガー試薬を含むものを包含する。 ポリスチレンプローブのための球状以外の形状、たとえ
ばパドル形状もまた企画され、そしてそれは洗浄及びイ
ムノアッセイ開発段階において好都合であり得る。平ら
な表面がそのようなプローブ上に存在する場合、プロテ
インAは、図3に示されるように“+”(プラス又は陽
性)の印の形で表面に適用され得る。図3におけるパド
ル5を形成するポリスチレンが誘導体化され、そして活
性化される場合(カルボジイミドにより)、プロテイン
Aの溶液がパドル上で“+”の印を示すために使用され
得る。プロテインAとの反応後、パドルの残留物が抗体
、たとえば血清アルブミンと特異的に反応しないゼラチ
ン又はいづれか他のタンパク質と反応せしめられる。 患者からのサンプル、ビオチニル化された疾病特異的抗
原、酵素結合のストレプトアビジン(又は酵素結合の抗
原)及び適切なクロマゲンとの反応後、陽性の患者のサ
ンプルはパドル上に“+”の印を生成し、そして陰性の
サンプルは口腔内における妨害物質による高いバックグ
ラウンドの可能性ある存在にもかかわらずそのような印
は生成しないであろう。“+”の形での色は、抗体由来
の反応性を示す。ビーズが使用される場合、その好まし
い大きさは直径6.35mmである。ビーズは、直径1
.27〜19.05 の大きさの範囲であり得るが、但
し2.54〜12.7mmがより便利且つ経済的である
。パドルのための好ましい大きさは12.7mmである
が、但し6.35〜19.05 mmがより機能的であ
る。本発明に企画されるプローブのための追加の形は、
スプーンの様な又はウェルの様な末端部分を有するプラ
スチック棒である。ハンドルは約76mmの長さ及び1
0mmの幅及び1mmの厚さであるが、但しこれだけに
は限定されない。スプーンの様な端は、15mmの内部
直径及び約17mmの外部直径を有する。ウェルの体積
は約0.32mlである。ウェルの底で、3mmの円形
のプロテインA又は膜に共有結合される他の抗体結合タ
ンパク質を有する厚さ 100ミクロンの多孔性ポリビ
ニリデンジフルオリドが存在する。プロテインAの結合
は、非アミノ緩衝液中、プロテインAの1mg/ml溶
液2μlの膜上への配置により行なわれる。他の膜は、
陽性試薬対照を提供するゼラチン(陰性対照を提供する
)又はビオチニル化されたゼラチンと反応せしめられる
【0022】ビーズ、パドル又は膜に結合されるプロテ
インAの量は、眼による検出可能な反応生成物が生成さ
れるように体液において最適の抗体を結合するために十
分な量である。これらのプローブは、続く比色分析アッ
セイのために適切な表面サイズを提供する。
【0023】プロテインAは、細菌スタフィロコーカス
  アウレウス(Staphylococcus  a
ureus) (Cowan株1)の細胞壁から単離さ
れるタンパク質である。プロテインA(また、タイプI
  Fc 受容体と呼ばれる)は、この細菌から単離さ
れるタンパク質として及び他の細菌に発現される組換え
形で市販されている。E.コリに発現されるような組換
えタンパク質は、Repligen Corporat
ion, Cambridge, Uassachus
ettsから精製形で得られる。 プロテインAは、通常使用される数種の化学反応のいず
れかによりビーズに共有結合され得る。これらの技法の
いくつかの例は次の通りである:アミノ基又はカルボキ
シル基がこれらの官能基を含むモノマー、たとえばメタ
クリル酸又はアミノスチレンによる共重合によりビーズ
上に導入される。次にこれらの誘導体化されたビーズが
、通常使用されるカルボジイミド化学的性質の使用によ
り又はO−ブロモアセチル−N−ヒドロキシスクシンイ
ミドによりアミノ誘導体化されたビーズ上に導入される
N−ヒドロキシスクシンイミドのような通常使用される
脱離基(強酸の接合体基材)の使用によりタンパク質上
のカルボキシル基又はアミノ基に結合される。他の既知
の技法は、ポリスチレンビーズ又は他の組成のビーズに
プロテインAを共有結合するために使用され得る。
【0024】抗体を急速且つ多量に結合する他のタンパ
ク質が、プロテインAの代わりに本発明に従がって使用
され得る。これらのタンパク質は、グループAスタフィ
ロコーカスから単離された一定のタンパク質(タイプI
I  Fc 受容体)、ほとんどのヒトC及びGスタフ
ィロコーカス株から単離されたプロテインG(タイプI
II Fc 受容体)、いくつかの菌株Gスタフィロコ
ーカス株から単離されたタイプIVFc 受容体及びス
トレプトコーカス  ズーエピジミカス(Strept
ococcus   zooepidimicus )
 から単離されたタイプV,VI  Fc 受容体を包
含する。これらのタンパク質の個々は、種々の哺乳類種
からのイムノグロブリン及び種々のサブクラスのイムノ
グロブリンに結合するその強度において他のものよりも
一定の利点を有する。
【0025】プラスチック、すなわちポリスチレン製ハ
ンドルは、数滴の接着剤によりビーズに結合される。装
置が腔口内に挿入される予定の場合、非毒性接着剤が必
要とされる。歯科用装置の製造に使用されるようなメチ
ルメタクリレート接着剤が好ましい。木製又は金属製ハ
ンドルも利用できる。ハンドルは好ましくは、約76m
mの長さである。50〜150 mmの長さのハンドル
もまた便利である。図1及び図3に示されるように、ハ
ンドルは、はさむ作用によりビーズを保持するナイロン
又はポリスチレン突起物又は熊手3を有するプラスチッ
ク棒1である。図4に示されるように、装置はまた、棒
1及びパドル形末端5又は図5に示されるように棒1及
び膜結合プロテインAを含むウェル7を有する舌の押え
導具の形状に類似する1つの単位物として形成され得る
。いくつかの棒−ビーズプローブ又は結合される1以上
のビーズを有する1つの棒(たとえば図3に示されるよ
うに棒上での突起物の数を増すことによって)を用いて
、複数アッセイのためのいくつかのビーズが1つの対象
から同時に回収され得、又はプロテインAを有さない(
むしろゼラチンを有する)追加のビーズが陰性対照とし
て作用することができる。図1(a及びb)に示される
ようなさらにもう1つの態様においては、棒1がスプー
ン形状化された末端9を有し、ここで膜11が結合され
ている。その膜は、プロテインAが結合される微小多孔
性膜、たとえばポリビニリデンジフルオリドである。
【0026】本発明に記載される棒プローブは、(1)
結合のための適切な表面積を有し、(2)ビーズの容易
な観察を可能にし、(3)体液中の溶質とビーズに結合
されるプロテインAとの間の適切な接触表面による体液
の試験を可能にし、(4)体液中の抗体の比色分析試験
を行なうために使用される試薬との連続的な反応及びそ
の試薬の洗浄を可能にするであろう装置の不可欠な必要
条件を満たす。
【0027】上記のようにビーズへの抗体の結合の後、
過剰量の体液が適切な水性緩衝液により洗浄することに
よってビーズから除去される。次に、結合された抗体を
有するビーズが、結合された抗体の抗原特異性をアッセ
イするために支持体として使用される。
【0028】いくつかの方法が、単離された抗体の抗原
特異性のアッセイのために利用できる。これらは、対象
の抗原に共有結合される酵素、たとえばホースラディシ
ュペルオキシダーゼ又はアルカリホスファターゼの使用
を包含する。この技法は、T.Kitagawaなど.
,“新規結合試薬を用いてのインシュリンの酵素結合イ
ムノアッセイ(Enzyne coupled Imm
unoassay of insuline usin
g a novelcoupling reagent
),” Journal of Bio chemis
try, 79: 233〜236 ページ、1976
に例示される。これらの酵素は、抗原の存在を示す色の
反応を信号せしめるために使用される。利用できるもう
1つの方法は、抗原へのビオチンの共有結合である。G
.R.Dreesmanなど.,アメリカ特許第 4,
535,057号;D.A.Fuccgllo, “微
生物学におけるアビジン−ビオチン技法の用途(App
lication of the avidin−bi
otin technique in microbi
ology),”  Bio−Techniques,
 3: 494〜501 ページ、1985;及びM.
Wichekなど.,分子生物学における導具としての
アビジン−ビオチンの使用(The use of t
he avidin−biotin complex 
as a tool in molecular bi
ology), ”Methods of Bioch
emical Analysis , 26:1〜45
を参照のこと。それは、タンパク質アビジンによりひじ
ょうに高い結合活性(Kd  10〜15M)で結合さ
れる。4個のビオチン分子がアビジン分子当たりに結合
される。酵素、たとえばホースラディシュペルオキシダ
ーゼ又はアルカリホスファターゼがアビジン分子に化学
結合される場合、アビジン−ビオチンの相互作用は、対
象の抗原と抗原の存在を示す色の反応を進行せしめるた
めに使用される酵素との間に分子架橋を構成することが
できる。個々のアビジン分子はビオチン結合部位を有す
るので、抗体分子当たりの酵素分子の数は過剰のビオチ
ニル化された抗原の存在下で高められ、そしてそのアッ
セイの感度は高められる。抗原とビオチン分子との間の
化学結合は、利用できる多くの種々の化学反応配列によ
り形成され得る。これらの反応は典型的には、抗原のタ
ンパク質構造体において誘導アミノ又はスルフヒドリル
基への結合を促進せしめるためにN−ヒドロキシスクシ
ンイミジル又はヨード脱離基を利用する。典型的な試薬
は下記に示される:
【0029】
【化3】
【0030】炭水化物抗原は、ビオチンヒドラジドと過
ヨウ素酸との反応の後、多糖構造で生成されるアルデヒ
ド基との反応によりビオチニル化され得る。これらの及
び他の利用できる化学反応の間の最良のビオチニル化シ
ステムの選択は、試験される抗原の特定の性質に依存す
る。HIV抗原は、次のスケムに従ってビオチニル化さ
れ得る:
【0031】
【化4】
【0032】本発明は、酵素検出システムと抗原を結合
するためにビオチン−アビジン反応の使用の独得な用途
を表わす。抗原は、それが特異的抗体がプロテインAに
より固定されているビーズと接触するように固定されて
いる。
【0033】過剰のビオチニル化された抗原の存在下で
、多くのアビジン−酵素接合体がプロテインAにより固
定されるあらゆる抗体のためにビーズに結合することが
できる。これはその技法にその高い感度を付与する。
【0034】アビジンに結合される酵素は、生物学的流
体におけるある種のタイプの抗体の存在についての試験
である、抗原の検出に使用される比色分析アッセイを決
定する。より一般的に使用される2種の酵素は、アルカ
リホスファターゼ及びホースラディシュ  ペルオキシ
ダーゼである。これらの酵素は、グルタルアルデヒドの
使用又は他のヘテロ官能(同一の結合基を含む)及びヘ
テロ官能(類似しない結合基を含む)試薬、たとえばジ
スクシンイミジルスベレート及びスクシンイミジル−N
−(4−カルボキシ−シクロヘキシルメチル)−マレイ
ミド〔S.Yoshitake など., ”N−(4
−カルボキシ−シクロヘキシルメチル)−マレイミドの
N−ヒドロキシ−スクシンイミドエステルを用いてのア
スペルギラスニガー(Aspergillus nig
er)からのグルコースオキシダーゼ及びウサギ抗体の
接合(Conjugationof glucose 
oxidase from  Aspergillus
 niger  and rabbit antibo
dies usingN−hydroxy −succ
inimide ester of  N−(4−ca
rboxy −cyclohexylmethyl) 
−maleimido,” Eur.J.Bioche
m , 101 : 395〜399 ページ〕の使用
を含む、タンパク質−タンパク質共有結合のための一般
的に使用される化学的経路を用いてアビジン分子に化学
結合され得る。 これらの物質上の結合基は、タンパク質上の反応基、た
とえばアミノ又はスルフヒドリル基と共有結合を形成す
ることができる化学的に反応性の官能基である。上記引
用された化学は、スクシンイミジルエステルとタンパク
質のアミノ基との反応性及びマレイミド成分とタンパク
質の遊離SH基との反応性を利用する。
【0035】ホースラディシュ  ペルオキシダーゼが
検出酵素として使用される場合、典型的な基質はジアミ
ノベンジジン、4−クロロ−1−ナフトール又は3,3
′,5,5′−テトラメチルベンジジンであろう〔Sh
eldon, E.L.,など., ”遺伝子分析のた
めの非アイソトープ性M13プローブの使用:HLAク
ラス部位への適用(Useof nonisotopi
c MB probes for genetic a
nalysis:application to HL
A classloci),”  Proc.Natl
.Acad.Sci. , 83:9085〜9089
〕。これらの材料のいづれかが過酸化水素と共に混合さ
れ、そして酵素に暴露される場合、暗黒色のポリマー材
料が形成される。この着色生成物は安定性であり、すな
わち固体支持体上で不溶性であり、そして沈殿する。こ
の着色された沈殿物の生成は、酵素の存在及び本発明に
おいては、研究される抗原に対して特異的な抗体の存在
を指摘する。高い着色沈殿物を生成する他の材料は、ア
ルカリホスファターゼ、たとえば5−ブロモ−4−クロ
ロ−3−インドリル−ホスフェート及びニトロブル−テ
トラゾリウムの混合物の存在を指摘するために使用され
る。
【0036】本発明においては、ビーズに結合されるプ
ロテインAによる抗体の捕獲は、約10分の合計アッセ
イ時間で生じる。棒プローブ技法の使用は、本発明に速
度及び便利さを付与し、そして多量の流体からの抗体の
濃縮を可能にする。
【0037】アッセイ時間は、反応のビオチン−アビジ
ン成分の排除により及びホースラディシュペルオキシダ
ーゼに直接共有結合される HIV−1抗原の調製によ
りさらに短くされる。そのようなタンパク質−タンパク
質結合は、標準の方法、たとえばグルタルアルデヒド結
合又はヘテロ二官能価架橋試薬、たとえば前記の4−(
N−マレイミドメチル)シクロヘキサン−1−カルボン
酸のN−ヒドロキシスクシンイミドエステルの使用によ
り生成され得る。直接 HIV−1−ペルオキシダーゼ
接合体の使用は、反応時間を短くするが、試験の感度は
いく分低い。
【0038】この技法は、抗体が口腔内分泌に生じる場
合、感染性物質又は自己抗体に対するいづれかの口腔内
抗体の検出に容易に適合される。例は、適切なビオチニ
ル化された又はペルオキシダーゼ接合された抗原の使用
により検出されるHTLV−1、A型肝炎又はB型肝炎
に対する腔口内抗体を包含する。これらのいづれかの抗
原の混合物は、1又は複数のこれらの物質により感染さ
れた人々をこの単純な経口試験によりスクリーンするた
めに使用され得る。たとえばウィルスHTLV−1, 
HIV−1及び HIV−2からの抗原が等重量で一緒
に混合され、そして前記のようにしてビオチニル化され
得る。そのような混合物が、患者の口における唾液に暴
露された後、プロテインA−誘導体化ビーズとの反応の
ために抗原源として使用される場合、アビジン−ペルオ
キシダーゼによる処理の後、陽性の色の進行は、患者が
前記3種のウィルスの1又は複数種に対する抗体を有し
たことを指摘する。個々のウィルスに対する抗体につい
ての続く試験が示され得る。そのような試験は、これら
のウィルスのいづれかに対する抗体の頻度が低い多くの
人口を試験することにおいて明らかに価値があるであろ
う。
【0039】より明確に本発明を記載するためには、次
の非制限的な例が提供される。例において、すべての部
及び%は、特にことわらない限り重量によってである。
【0040】
【実施例】例  1 アルキルアミン、カルボキシル、カルボキシヒドラジン
及びヒドロキシ誘導体化されたポリスチレンビーズの調
製がこの例で行なわれる。
【0041】この方法は次の通りである:メチラール8
4g中、1/4インチのビーズ 100gを、塩化エチ
レン 200cc、パラホルムアルデヒド33g及び4
0gのAlCl3 により連続的に処理する。その反応
は55度Cで2時間攪拌される。室温への冷却の後、ビ
ーズを塩化エチレン及びテトラヒドロフラン(THF)
 により洗浄する。最終生成物においては、約21%の
ベンゼン環がパラ位置でクロロメチル化される。
【0042】次に、クロロメチル化されたポリスチレン
ビーズを、塩化エチレン 200cc中における1.6
ヘキサンジアミン50gとの室温で2時間の反応により
、続く塩化エチレン及びTHFによる洗浄によりアルキ
ルアミン誘導体化ビーズに転換する。
【0043】カルボキシル化されたビーズは、クロロメ
チル化されたポリスチレンと6−アミノカプロン酸50
mgとを塩化エチレン下で反応せしめ、次に洗浄するこ
とによって得られる。
【0044】上記カルボキシル化されたポリスチレンビ
ーズは、酸塩化物を形成するために還流化で3時間、そ
れをチオニルクロリド50ccにより初めに処理するこ
とによって、その対応するヒドラジドを形成するために
さらに変性される。この後、ビーズを分離し、そして塩
化エチレンにより洗浄し、そして次にTHF中、ヒドラ
ジン25ccにより室温で2時間、処理する。次に、ビ
ーズを分離し、そしてTHFにより洗浄する。
【0045】ヒドロキシル化されたポリスチレンビーズ
は、水中でクロロメチル化されたビーズを3時間、煮沸
することによって得られる。
【0046】ポリスチレン粒子又は微小球体を誘導体化
するための他の方法は、アメリカ特許第 4,480,
042号(10/30/84) 及び第 4,140,
662号(2/20/79) に開示される。
【0047】上記誘導体化されたビーズに関して、プロ
テインAの続く共有結合が上記に概略されるようにして
達成され得る。
【0048】例  2 棒プローブ装置の調製がこの例で行なわれる。プロテイ
ンA結合のために、例1で調製されたようなビーズ当た
りヒドラジド官能価約3μモルを含む25個のビーズを
、pH7.0の0.1モル濃度のホスフェート緩衝液中
、12.5%のグルタルアルデヒド溶液5ml中で軽く
振盪しながら2時間インキュベートする。次にビーズを
、蒸留水 100ml及び0.1モル濃度のリン酸緩衝
液20mlにより Buchner漏斗を用いて連続的
に洗浄する。2.5mgのプロテインAを、pH6.0
の0.1モル濃度のリン酸緩衝液に溶解し、そしてグル
タルアルデヒド反応ビーズと共に室温で20時間インキ
ュベートする。1mgのシアノボーロヒドリドリドを、
ビーズ及びプロテインAの組合せのすぐ後及びインキュ
ベーションの前、混合物に添加する。20時間の反応の
後、ビーズを0.1モル濃度のリン酸緩衝液 100m
l及びpH8.0の0.1モル濃度の炭酸水素ナトリウ
ム50mlにより洗浄する。次に、ビーズを、硼水素化
ナトリウム1mgを含む0.1モル濃度の炭酸水素ナト
リウム5ml中に懸濁する。その混合物を軽く振盪しな
がら15分間インキュベートする。次に、ビーズを炭酸
ナトリウム100ml、次に蒸留水 100mlにより
洗浄する。次にビーズを、2.5%のゼラチン、0.5
%のBSA(ウシ血清アルブミン)、0.3%のTwe
en 20界面活性剤(Sigma Chemical
 から入手できる)及び1モル濃度のトリス、すなわち
pH8.0のトリス(ヒドロキシメチルアミノメタン)
から成るブロッキング緩衝液中で24時間インキュベー
トすることによってタンパク質の非特異的吸収を妨ぐた
めにそれを“阻止”する。ビーズはブロッキング緩衝液
中に貯蔵され又はブロット乾燥せしめられ、そして密封
された管に保持される。
【0049】例  3 この例においては、サンプル流体のアッセイを行ない、
患者の口腔内におけるHIV−1抗体について試験する
。 例2において調製されたような1つのビーズが既知の血
清陽性対象の口腔内に置かれる。ビーズを対象の口腔内
に2分間維持し、時おり舌下から口腔間にそれを動かす
。ビーズを口腔から除き、そして小さな容器においてリ
ン酸緩衝溶液(PBS)10ml 中で攪拌する。次に
、ビーズを、1%ゼラチン、0.3%のTween 2
0及び1モル濃度のトリス(pH8.0)の緩衝液、す
なわち急速なアッセイ希釈剤(RAD) 緩衝液中にビ
オチニル化された HIV−1抗原5μgを含む溶液2
mlに浸す。ビーズをこの溶液に5分間、維持し、そし
て次にRAD緩衝液により3度及びPBSにより1回急
速に洗浄する。次にビーズを、前記のようにして調製さ
れた酵素ラベルされたアビジン、たとえばストレプアビ
ジン−ホースラディシュ  ペルオキシダーゼ接合体(
Kirkegaard and Perry Labs
, Gaithersburg, Marylandか
ら入手できる)5mgを含むRAD緩衝液2mlに5分
間インキュベートする。ビーズを再び、RAD緩衝液及
びPBSにより洗浄し、そしてペルオキシダーゼのため
のクロモゲン性基質、すなわち3,3′,5,5′−テ
トラメチルベンジジン、0.03%のH2O2及び沈殿
エンハンサー(シリオクチルスルホスクシネート)と共
にインキュベートする。色彩反応がすぐに進行し、暗青
色のビーズを付与し、ところが HIV−1血清陰性対
象により使用される対照ビーズは不透明な白色のままで
ある。RAD緩衝液及びPBSにおける洗浄段階は、水
道水のゆるい流れにビーズを単純に維持することによっ
て排除され得る。合計アッセイ時間は約10分である。
【0050】前記方法に使用される HIV−1抗原の
ビオチニル化は、次のようにして行なわれる: HIV
−1溶解物;Genetic System Corp
., Seattle, WA.から入手できるヒト細
胞系に基づいて生成されるウィルスの界面活性剤(No
nidet−P40) 抽出物を、0.5×10cmの
ゲル濾過カラム(Bio−Gel P−6はBio−R
ad Corp., Richmond, CA から
得られる)上に通し、抽出物に含まれるトリス緩衝液を
除き、そしてビオチンの結合のための緩衝液(0.1M
の炭酸水素ナトリウム、0.5Mの塩化ナトリウム)と
それを交換する。ウィルス溶解物 200μg(100
μl)をカラムに通し、そして結合緩衝液 300μl
に回収する。約0.5mgのN−ヒドロキシスクシンイ
ミドビオチンをその溶液に添加し、そして一晩インキュ
ベートする。ウィルスタンパク質に結合されなかったビ
オチン化合物を、リン酸緩衝溶液により平衡化されたも
う1つの0.5×10cmのゲル濾過カラム上に生成物
を通すことによって除去する。
【0051】その結果のより定義的且つ敏感な解釈は、
2個のビーズが試験されるべき対象の口腔内に置かれる
場合に得られる。1つのビーズは例2におけるようにし
てプロテインAにより誘導体化され、そして第2のビー
ズは抗体と反応しないゼラチン又は他のタンパク質(た
とえばBSA)により誘導体化される。両ビーズを抗原
及び上記の他の試薬に暴露する。プロテインAビーズは
、ビーズを保持する棒上の着色されたペイントの印によ
りゼラチンビーズと区別される。クロモゲンとの反応の
後、陽性反応がゼラチンビーズよりも暗色のプロテイン
A上での進行により指摘される。
【0052】例1に記載されるようにアルキルアミン官
能基を有するビーズを次のようにしてタンパク質により
誘導体化する:15個のビーズを0.05Mのリン酸ナ
トリウム緩衝液(pH6)25mlに置く。無水琥珀酸
1gを添加し、そしてその混合物を軽く一晩振盪する。 次に15個のビーズを水 100mlにより洗浄する。 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミドの水溶液(pH10)5mlを調製し、そし
てすぐにビーズに添加し、2時間インキュベートする。 次に、ビーズを水 100mlにより洗浄し、そしてす
ぐに、0.1Mのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7)中
において1ml当たり1mgの濃度で結合されるタンパ
ク質(プロテインA又はゼラチンのいづれか)の溶液に
添加する。ビーズを再び水により洗浄し、そして例2に
おけるようにしてブロックする。
【0053】例  4 直接的な免疫診断アッセイのための表面としてのその使
用の他に、対象の口腔内から回収されたプロテインAビ
ーズを使用し、試験のための可溶性抗体を回収すること
ができる。例1におけるようにして調製された棒プロー
ブを例2におけるようにして対象の口腔内に置く。対象
の口腔内から除去した後、プロテインAビーズを0.1
モル濃度のクエン酸緩衝液(pH3.0)(又は他の適
切な溶離媒体)に30分間置く。これらの条件下で、い
づれかの抗体がビーズから開放されるであろう。ビーズ
を除去した後、クエン酸溶出液を適切な塩基、たとえば
1モル濃度のトリスによりpH7.0に中和する。得ら
れた抗体溶液は、一次試験又は確証のための初期アッセ
イの確認として行なわれるいづれかの免疫診断アッセイ
に使用され得る。
【0054】例  5 この例は、本発明に従っての直接的な抗原検出を示す。 対象の抗原に対して特異的な抗体を例1のプロテインA
結合ビーズにより固定する。この例においては、 HI
V−1のp24コアー抗原に対するマウスモノクローナ
ル抗体を、0.1Mの炭酸水素ナトリウム溶液(pH8
)中、抗体の0.1mg/ml溶液と共にプロテインA
ビーズ(そのハンドルにより保持される)を室温で10
分間インキュベートすることによってそのビーズと反応
せしめる。次に、ビーズ複合体を試験流体に暴露し、存
在するいづれかの抗原と反応せしめる。これは、ビーズ
(タンパク質及びモノクローナルにより被覆されている
)を、対象の口腔内に2〜5分間又は同時に対象からの
新しく得られた口腔内すすぎ5ml中に挿入することに
よって達成される。そのすすぎは、抗細菌剤として0.
10%の安息香酸又はソルビン酸を含む中性pHの1〜
3%塩溶液により得る。次に、ビーズを次のようにして
調製される第二抗体と共にインキュベートする。マウス
モノクローナル抗体(上記のものとは異なるが、しかし
同じタンパク質と反応する、p24)を、それがビオチ
ニル化されたFabフラグメント(プロテインAに結合
する分子のFc 部分を欠くが、しかし抗原を結合する
その能力を保持する)であり、そして次にそれを用いて
、 HIV−1抗原/抗体/タンパク質−結合ビーズ複
合体に結合するように変性する。この抗体の典型的な調
製においては、 HIV−1 p24に対して特異的な
マウスIgG抗体5mgを、4×10−3Mのエチレン
ジアミン四酢酸を含む0.1Mのリン酸ナトリウム緩衝
液(PBS)(pH7.5)1mlに溶解する。次に、
2−メルカプトエタノールを添加し、0.01Mの最終
濃度にする。次にタンパク質分解酵素パパインを添加し
、1ml当たり 100μgの濃度にする。その混合物
を37℃で一晩インキュベートする。その反応を、その
溶液をヨーダセトアミドにより0.01Mにすることに
よって停止する。その混合物を1×5cmのプロテイン
Aアガロースカラム(Bio−Rad Corp.)上
に通すことによって、Fabモノクローナル抗体を損な
われていない抗体及び抗体の遊離Fc 部分から分離す
る。次に、マウスモノクローナル抗体のこのFabフラ
グメントを例2に記載されているようにしてビオチニル
化する。次に、 HIV−1p24に対するこのビオチ
ニル化されたFabマウスモノクローナル抗体を、その
表面上に HIV−1抗原/抗体/タンパク質−結合複
合体を含む上記ビーズと共に0.1mg/mlでPBS
中において2〜5分間インキュベートする。次に、その
複合体を例2におけるようにしてアビジン−酵素検出試
薬と反応せしめる。洗浄の後、クロモゲン性検出を例2
におけるようにして行なう。モノクローナル抗体Fab
フラグメントは単にビーズ複合体に結合し、そして従っ
て色の進行は、抗原が存在する場合にのみ見出されるで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】これは、それぞれ本発明の好ましい態様の上面
図及び側面図である。
【図2】これは、それぞれもう1つの好ましい態様の側
面図及び末端図である。
【図3】これは、本発明のもう1つの好ましい態様の側
面図である。
【図4】これは、本発明のさらにもう1つの好ましい態
様の側面図である。
【図5】これは、本発明のさらにもう1つの好ましい態
様の側面図である。
【符号の説明】
1…棒 5…パドル形末端 7…ウェル

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  免疫診断アッセイに使用するための製
    品であって、免疫グロブリンと結合することができるリ
    ガンドを含む非液体吸収性非多孔性表面を有する少なく
    とも1つの部分を有する延伸された棒を含んで成る製品
  2. 【請求項2】  前記部分が前記棒の一端で存在する請
    求項1記載の製品。
  3. 【請求項3】  前記部分が球状である請求項2記載の
    製品。
  4. 【請求項4】  前記棒が約50〜150 mmの長さ
    である請求項2記載の製品。
  5. 【請求項5】  前記部分が約1.27〜19.05 
    mmの直径を有するビーズを含んで成る請求項2記載の
    製品。
  6. 【請求項6】  前記ビーズ及び棒が2つの固定された
    要素である請求項5記載の製品。
  7. 【請求項7】  前記ビーズが、前記棒から突出する突
    起により前記棒に固定される請求項6記載の製品。
  8. 【請求項8】  前記ビーズがポリスチレンから構成さ
    れる請求項5記載の製品。
  9. 【請求項9】  1以上のビーズを有する請求項7記載
    の製品。
  10. 【請求項10】  前記リガンドがプロテインAである
    請求項1記載の製品。
  11. 【請求項11】  前記リガンドが、タイプII,II
    I, IV ,V及びVIのFc 受容体タンパク質か
    ら成る群から選択される請求項1記載の製品。
  12. 【請求項12】  体液から免疫グロブリンを単離する
    ための方法であって、免疫グロブリンと結合することが
    できる非液体吸収性非多孔性支持体と体液とを接触せし
    め、そして前記支持体から過剰の流体を洗浄する連続段
    階を含んで成る方法。
  13. 【請求項13】  前記支持体と抗原溶液とを接触せし
    め、そしてインキュベートし、そして前記支持体から過
    剰の溶液を洗浄し;抗原を結合することができる化合物
    と前記支持体とを接触せしめ、そしてインキュベートし
    、そして前記支持体から過剰の溶液を洗浄し;そして目
    で検出できる反応生成物を生成せしめるために前記化合
    物と反応することができる物質と前記支持体とを接触せ
    しめ、そしてインキュベートする段階をさらに含んで成
    る請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】  前記抗原がビオチニル化され、そし
    て前記抗原を結合することができる化合物が酵素結合ア
    ビジンである請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】  前記抗原が HIV−1である請求
    項13記載の方法。
  16. 【請求項16】  免疫グロブリンを結合することがで
    きる支持体が、患者の腔内にその支持体を置くことによ
    って体液と接触せしめられる請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】  前記支持体がプロテインAを含んで
    成る請求項13記載の方法。
  18. 【請求項18】  前記支持体が、タイプII,III
    , IV ,V及びVIのFc 受容体タンパク質から
    成る群から選択されたリガンドを含んで成る請求項13
    記載の方法。
  19. 【請求項19】  体液から抗原を単離するための方法
    であって、抗原と結合することができる非液体吸収性非
    多孔性支持体と体液とを接触せしめ、そして前記支持体
    から過剰の流体を洗浄する連続段階を含んで成る方法。
  20. 【請求項20】  前記支持体と前記抗原を結合するこ
    とができる抗体の溶液とを接触せしめ、そしてインキュ
    ベートし、そして前記支持体から過剰の溶液を洗浄し;
    抗体を結合することができる化合物の溶液と前記支持体
    とを接触せしめ、そしてインキュベートし、そして前記
    支持体から過剰の溶液を洗浄し;そして目で検出できる
    反応生成物を生成せしめるために前記化合物と反応する
    ことができる物質と前記支持体とを接触せしめ、そして
    インキュベートする段階をさらに含んで成る請求項19
    記載の方法。
  21. 【請求項21】  前記抗原と結合することができる支
    持体が、患者の腔内にその支持体を置くことによって体
    液と接触せしめられる請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】  前記支持体がリガンドにより結合さ
    れる抗−抗原タンパク質を含んで成る請求項20記載の
    方法。
  23. 【請求項23】  前記リガンドがプロテインAである
    請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】  前記支持体が、タイプII,III
    , IV ,V及びVIのFc 受容体タンパク質から
    成る群から選択されたリガンドにより結合される抗−抗
    原タンパク質を含んで成る請求項22記載の方法。
  25. 【請求項25】  前記抗体がFc 部分を欠くモノク
    ローナル抗体のFabフラグメントである請求項20記
    載の方法。
  26. 【請求項26】  前記抗−抗原タンパク質及び前記F
    ab抗体が前記抗原の異なったエピトープに対して特異
    的である請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】  前記抗体がビオチニル化され、そし
    て前記抗体を結合できる化合物が酵素結合アビジンであ
    る請求項20記載の方法。
  28. 【請求項28】  前記抗原が HIV−1である請求
    項20記載の方法。
  29. 【請求項29】  診断試験のために唾液における抗体
    を検出するためのキットであって: 免疫グロブリンと結合することができるリガンドを含む
    非液体吸収性非多孔性表面を有する少なくとも1つの部
    分を有する延伸された棒;及び緩衝液、ビオチニル化さ
    れた抗原溶液、酵素結合アビジン溶液、目に見える検出
    可能な反応生成物を生成するために酵素と反応すること
    ができる酵素支持体、及び陽性及び陰性の対照溶液を含
    んで成る試薬を含んで成るキット。
  30. 【請求項30】  抗原に対して特異的なポリクローナ
    ル又はモノクローナル抗体及びビオチニル化されたFa
    bモノクローナル抗体をさらに含んで成る請求項29記
    載のキット。
  31. 【請求項31】  試験流体から免疫グロブリンの回収
    方法であって、免疫グロブリンと結合することができる
    非液体吸収性非多孔性支持体と試験流体とを接触せしめ
    、そして前記支持体から過剰の流体を洗浄し;免疫グロ
    ブリンのための溶離媒体中に前記支持体を置き;そして
    中和化緩衝液により前記溶出液を処理する連続段階を含
    んで成る方法。
  32. 【請求項32】  前記溶離媒体がpH3.0の0.1
    モル濃度のクエン酸緩衝液である請求項31記載の方法
  33. 【請求項33】  前記緩衝液が1モル濃度のトリスで
    ある請求項31記載の方法。
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