JPH04212826A - 記憶装置を有する金型と成形条件設定及び管理方法 - Google Patents

記憶装置を有する金型と成形条件設定及び管理方法

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JPH04212826A
JPH04212826A JP4044791A JP4044791A JPH04212826A JP H04212826 A JPH04212826 A JP H04212826A JP 4044791 A JP4044791 A JP 4044791A JP 4044791 A JP4044791 A JP 4044791A JP H04212826 A JPH04212826 A JP H04212826A
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JP
Japan
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mold
molding
storage device
maintenance
molding conditions
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Pending
Application number
JP4044791A
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English (en)
Inventor
Zenji Inaba
善治 稲葉
Susumu Ito
進 伊藤
Tetsuaki Neko
哲明 根子
Masato Yamamura
正人 山村
Toshiaki Ichihara
稔章 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C2045/1784Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29C2045/1796Moulds carrying mould related information or codes, e.g. bar codes, counters
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35519Machining data and tool data
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45137Punch, stamp, also with use die, mould
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49304Tool identification, code

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機等の成形機
に使用する金型,該金型の管理方法,及び該金型を使用
する成形機の成形条件設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機等の成形機に使用する金型に
は、該金型を他の金型と区別するために金型番号を金型
に手書きで書き込んだり、または、金型番号を示すバー
コード等を金型に取り付け、このバーコードを読み取る
ようになっている。
【0003】また、金型を使用するときの成形条件や保
守管理記録等は、従来、書類に記録しておくか、若しく
は、成形機のメモリ内に記憶する方式が採用されている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の金型は単に金型番号が記載されているだけであり、単
に作業員が金型を区別するためにこの金型番号を利用す
るために設けられているにすぎない。
【0005】一方金型には、金型番号以外に、その金型
が有している固有の属性、例えば、金型製造日付、金型
によって成形する製品名、金型の構造、使用する樹脂等
、金型に対応して記憶しておけば便利なものがある。 また、その金型を使用するときの成形条件や保守管理記
録等も金型毎に決まるものであるから、これらのデータ
をも記憶しておく必要があるが、従来のように金型と分
離してこれら情報を記憶する方式では不便である。
【0006】そこで、本発明の目的は金型に、該金型,
該金型の使用条件,管理に関係する情報を記憶すること
のできる金型と、この金型を利用した成形条件自動設定
,金型管理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型に少なく
とも情報の書き込み読み出しができる不揮発性メモリを
有する記憶装置を取り付け、該記憶装置に成形条件,管
理情報等を記憶し、成形機を制御する制御装置から上記
記憶装置にアクセスできるようにし、成形条件の自動設
定、金型の保守管理をするようにした。
【0008】
【作用】金型に取り付けられた記憶装置内に、金型番号
、金型製造日付、金型によって成形する製品名、金型の
構造、使用する樹脂等のその金型固有の情報及び、その
金型を使用するときの成形条件、保守管理記録、その他
その金型に対して記憶しておけば便利な情報を記憶させ
ておき、また、該情報を順次書換えることによって、該
記憶した情報を成形機の制御装置で読み出すことにより
、成形条件の自動設定ができると共に、金型の管理保守
も、この記憶した情報によって簡単にできる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の金型を使用すると
きの金型と成形機の制御装置の関係を示す要部ブロック
図である。
【0010】10a,10bは一対の金型で該金型10
a,10bの一方(固定側金型)には記憶装置11が断
熱材等を介して固着されている。該記憶装置11は、リ
ードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアク
セスメモリ(不揮発性RAM)で構成され、コネクター
若しくは被接触式電気的結合器によって後述する成形機
の制御装置に結合できるように構成されている。
【0011】20は成形機(本実施例では射出成形機)
を制御する制御装置であり、プロセッサ(以下CPUと
いう)、制御プログラム等を記憶するROM23,RA
M24,CRT表示装置付き手動入力装置(以下CRT
/MDIという)25、上記記憶装置と接続する入出力
インターフェイス22及び成形機の各種センサ、周辺機
器と接続され、さらには外気温度,風速,湿度等を測定
するセンサとA/D変換器を介して接続された入力回路
26等がバスで結合されている。なお、射出成形機本体
との接続関係は省略しているが、従来の射出成形機の構
成と基本的には同一であり、説明を省略する。
【0012】そして、金型を射出成形機に取り付けた後
、金型に固着されている記憶装置11と制御装置20を
コネクターによって入出力インターフェイス22を介し
て結合するようになっている。
【0013】一方記憶装置11のROM内にはこの記憶
装置を取り付けた金型において不変の情報を該金型を作
成したとき書き込んでおく、例えば、該ROMには、A
.金型の情報 金型番号,製造年月日,金型製造者名,該金型で成形す
る成形品名,使用する樹脂の種類,金型寸法(高さ・幅
・厚さ),金型重量,ロケートリング径,コアの有無・
種類,プレートの数(2枚,3枚など)B.成形関連の
情報 許容型締力,投影面積,キャビティ内の容積,成形品の
重量,許容最大射出圧 C.キャビティの情報 キャビティ数,成形品の厚さ(薄肉,厚肉など)D.ラ
ンナ部の情報 スプルーの形状,スプルーの重量,スプルーブッシュ径
E.ゲート部の情報 ゲートの形状,ゲートの寸法(高さ,幅など)F.金型
の修理手順 G.金型作成時の成形条件,金型温調器の条件(標準成
形条件) H.金型作成時のサイクルタイム(標準サイクルタイム
) I.成形時・保守時・管理時などの注意事項(金型作成
時にわかっているもの)等、変化のない、かつ、記憶し
ておくと便利な情報を記憶させておく。
【0014】また、記憶装置11の不揮発性RAMには
、金型を使用して変化する情報や、金型を使用するユー
ザが任意に書き込み利用する情報を書き込むようにする
【0015】図2は、該不揮発性RAMに記憶する一例
を示した説明図で、不揮発性RAMには、金型を使用し
て最適な成形品を成形するように成形条件を決めたとき
にこの成形条件を記憶する記憶部31が設けてあり、こ
の記憶部31は成形機の機種毎に成形条件,周辺機器の
各種設定値等を記憶する記憶部、及び機種が同一でも各
成形機には機差があり、この機差により成形条件が相違
するので、各成形機毎その成形機の機種における設定成
形条件と相違する条件の補正値が記憶されるようになっ
ている。
【0016】さらに、金型作成時に予めわかっている成
形品の良否をチェックするための出現しやすい不良成形
状態(バリやヒケ等)、及びその不良成形状態が出現し
やすい箇所等の成形品の良否を判別するためのチェック
ポイント、不良成形の種類に応じてその不良成形を改善
するために修正するとよい成形条件の補正方法(例えば
バリが発生した時に保圧を減少させる、射出速度を落と
す、型締力をあげる等の事項)等、その他成形上の注意
事項等の該金型及び該金型を使用して成形する際に便利
な情報,さらに実際に金型を使用してわかった成形不良
の情報,成形上の注意事項などを追加して記憶する記憶
部32、及び、金型の保守管理記憶部33等が設けられ
ている。
【0017】図3は上記成形条件記憶部31をさらに詳
しく説明した説明図で、当該金型を成形機の機種(A,
B,…)で成形する時の成形条件P1〜Pn,P1〜P
m,P1〜Pk等、さらに同一機種でも各成形機a1,
a2,…b1,b2,…c1,c2,…毎に成形条件が
補正された過去数回分(本実施例では3回分)各項目の
補正値が記憶されるようになっており、かつ、これらの
成形条件で良成形品が得られた時の年月日,時刻,外気
温度,湿度,風速,等が記憶されるようになっている。 さらに成形条件としては、機種が決まれば、自ずから決
まる条件、例えば、成形機の型締機構がトグル式であれ
ば、金型に応じて型厚調整を行なう必要があるが、金型
,型締力,成形機の機種が分かれば、自ずからリアプラ
テンの位置が決まるので、一度型厚調整してリアプラテ
ンの位置を求めればその値がその機種に対するリアプラ
テン位置として記憶しておく。また、成形機の機種が決
まれば、加熱シリンダの各加熱第の設定温度も決まるの
でこれら温度も成形条件として記憶する。このように、
使用する機種が決まることによって決まる条件をも成形
条件として機種ごとに記憶させておく。
【0018】また、上記保守管理記憶部33には、該金
型を使用して実施したショット数(成形回数)、総保守
回数、次に行うべき保守予定のショット数、保守を行っ
たときの日付、保守を行ったときのショット数、そのと
きの保守内容が順次記憶されるようになっている。
【0019】次にこの金型を使用して射出成形機を稼働
させるときの動作について説明する。
【0020】まず、金型を作成したときに、該金型に取
り付ける記憶装置11のROM内に上述した金型番号等
の不変情報の内容を書き込み金型に取り付ける。また、
不揮発性RAMの第1回保守予定ショット数のアドレス
に第1回の保守予定ショット数を書き込んでおく。なお
、保守管理記憶部33の使用ショット数,総保守回数は
「0」にセットする。そして、射出成形機に金型を取り
付け、コネクターで制御装置20と記憶装置11を結合
し、CRT/MDI25より金型読み出し指令を入力す
ると、CPU21は記憶装置のROMに記憶された内容
を読み出し、CRT画面にその内容を表示する。この表
示内容に基づいてオペレータは金型や使用樹脂に誤りが
ないか等を確認することができる。
【0021】次に記憶装置11からの成形条件設定指令
を入力すると、CPU21は図4のフローチャートで示
す成形条件の設定処理を開始する。通常は金型を作成す
るときに成形を行ない、良品が成形できるようになるま
で、金型を修正したり成形条件を修正したりするので、
金型作成時に良品が成形できたときの成形条件を標準の
成形条件として記憶装置11のROMに予め記憶してお
く。また、後述するように、標準の成形条件が記憶され
ていない場合は、従来と同様に成形条件出しの作業を行
って最適な成形条件を求めて当該機種コードと共に図3
に示すように金型の記憶装置11の不揮発性RAMの記
憶部31に記憶する。さらに機種による補正値も後述す
るように記憶部31に記憶しておく。
【0022】成形条件設定指令が入力されると、CPU
21は図4の処理を開始し、まず、当該成形機の機種に
対する成形条件が記憶装置11の不揮発性RAMの記憶
部31に設定されているか否か判断し(ステップS1)
、設定されているならば該成形条件をRAM24に設け
られている成形条件設定部に転送し書込み、設定すると
共にCRT/MDI25のCRT画面に表示する(ステ
ップS2)。次に当該成形機の機械コード(a1,a2
…,b1,b2…c1,c2…等)に対する補正値が記
憶されているか否か判断し(ステップS3)、記憶され
ていれば、これらの補正値と共に記憶されている「月日
」,「外気温度」,「湿度」をCRT画面に表示する(
ステップS4)。オペレータは最新のものか、温度湿度
等を考慮して表示された成形条件補正ナンバーNOの補
正値1セットを選択し入力すると、CPU21は選択さ
れた補正ナンバーNOの補正値に基づいて、RAM24
の成形条件設定部に設定されている各成形条件を修正し
表示する(ステップS5,S6)。そして、この設定さ
れた成形条件に基づいて成形機を初期状態にセットする
(ステップS7)。機種に対して上記記憶部31に記憶
されている成形条件は、周辺機器の作動条件,トグル式
型締機構であれば型厚調整のためのリアプラテン位置等
の条件も記憶されており、周辺機器、リアプラテン位置
が自動的に設定されることになる。次に、さらに設定す
べき条件が有れば(設定されていない条件が有れば)、
この条件を点滅等によって表示し(ステップS8)、条
件設定自動処理を終了する。
【0023】なお、上記記憶部31に設定された成形条
件は先に設定した成形条件であるので、通常設定もれは
なく、ステップS8の表示は行われない。また、各機械
毎の補正値を1セットしか記憶しない場合にはステップ
S4,S5の処理は行なわずステップS3からステップ
S6に移行し自動的に修正するようにする。
【0024】また、ステップS3で当該成形機に対する
補正値が記憶されていないときには、ステップS3から
ステップS7に移行し、機種に対して設定されている成
形条件がそのまま設定されることになる。
【0025】一方、記憶装置11の不揮発性RAMの記
憶部31に当該成形機の機種に対する成形条件が記憶さ
れていないとき、すなわち、当該機種に対して初めて成
形条件を設定するときには、ステップS1よりステップ
S9に移行し、記憶装置11のROMに成形条件が記憶
されているか否か判断し(ステップS10)、記憶され
ていれば、この条件をRAM24の成形条件設定部に書
き込み設定すると共に表示し(ステップS11)、ステ
ップS7に移行する。また、ROMにも成形条件が記憶
されてなければ、ステップS10からステップS8に移
行し、成形条件の設定を促す。
【0026】こうして成形条件が設定され、加熱シリン
ダ,金型が設定温度に達し、成形が可能になると、試射
を行ない良成形品が得られなければ、成形条件の修正を
行なう。この際、補正された成形条件項目をCPU21
はRAM24内に一時記憶しておく。そして、良成形品
が得られるようになると、連続成形運転を開始するが、
連続運転を開始する前に、成形条件を変更した場合には
、この成形条件を登録すべく、登録指令を入力するとC
PU21は図5に示す処理を開始する。
【0027】まず、制御装置20内に設けられている時
計手段(図示せず)から月日(もしくは年月日)を読み
取ると共に、入力回路26を介して温度計,湿度計(図
示せ図)から外気温度湿度を読み取る(ステップS15
)。次に、記憶装置11の不揮発性RAMの記憶部31
に当該機種に対する成形条件が記憶されているか否か判
断し(ステップS16)、記憶されてなければ、該機種
のコードと共に、現在RAM24に設定されている成形
条件,及びステップS15で読み取った「月日」,「温
度」,「湿度」を図3に示すように上記記憶部31に書
込む(ステップS25)。さらには、時刻,風速を検出
し、これらのデータも書込むようにしてもよい。また、
すでに上記記憶部31に当該機種の成形条件が記憶され
ていれば、成形条件を変更し記憶された項目について、
記憶部31の当該機種に対して設定されている条件値か
ら現在RAMに設定されている条件値を減じて差を求め
補正量を求める(ステップS17)。次に当該成形機の
コードがすでに記憶されているか否か判断し(ステップ
S18)、記憶されていなければ、当該成形機のコード
と共に、成形条件補正の1回目の補正として補正ナンバ
ーNO1とし、上記補正値,月日,温度,湿度を図3に
示すように書込み(ステップS26)、登録処理を終了
する。
【0028】また、すでに当該成形機のコードが記憶さ
れているならば、指標iを「1」にし、成形条件補正ナ
ンバーNOiが記憶されているか否か判断し(ステップ
S19,S20)、NOiが記憶されていれば、指標i
を「1」インクリメントし(ステップS21)、指標i
が「4」に達していなければ、ステップS20に戻り上
述したステップS20〜S22の処理を繰り返す。こう
して指標が「4」に達する前に、補正ナンバーNOiが
ない場合には(NO2若しくはNO3がないとき)、補
正ナンバーNOiとして上記補正値,月日,温度,湿度
を書込み(ステップS27)登録処理を終了する。
【0029】また、指標iが「4」に達し、成形条件の
補正がすでに過去3回行われているときには、補正ナン
バーNO1をNO3とし上記補正値,月日,温度,湿度
を書込み(ステップS23)、補正ナンバーNO2をN
O1に、NO3をNO2に書き替えて(ステップS24
)、登録処理を終了する。
【0030】かくして、成形機の機種に対して初めて成
形条件が設定されたとき(その機種を初めて使用すると
き)、そのとき良成形品が得られる成形条件がその機種
の成形条件として記憶装置11の不揮発性RAMの記憶
部31に記憶され、また、機種に対してすでに成形条件
が設定されているならば、その機種における個別の機械
の機差による成形条件の補正値が記憶されることになる
【0031】また、上記試射を行ない良成形品が得られ
ないときには、他の情報の読み出し指令を入力すると、
CPU21は記憶装置11の記憶部32に記憶された情
報を読み出しCRT画面に表示する。このCRT画面に
表示された情報の中から成形品の良否チェックポイント
、不良成形状態に対する成形条件の修正方法等を参照し
成形条件を修正するようにする。さらに、この他の情報
を表示しているときに成形品の良否チェックポイント、
不良成形状態に対する成形条件の修正方法等の任意の情
報を追加したい場合にはキーボードを操作して入力しC
RT画面に表示させ、記憶装置への書き込み指令を入力
すれば、この他の情報は記憶装置11の記憶部32に格
納されることになる。
【0032】このように金型に固着されている記憶装置
11から該金型に関係する成形条件やその他の情報を読
み出し表示して、成形条件を設定し、また、他の情報を
参考にして成形作業を開始する。
【0033】また、連続運転指令が入力され、射出成形
機が連続運転を開始すると、図6にフローチャートで示
すように、CPU21は型閉じ、射出、保圧、計量、型
開きの1成形サイクルの動作を制御し(ステップS30
〜S34)、1成形サイクルが終了すると、記憶装置1
1に設けられた不揮発性RAM内の保守管理記憶部33
の使用ショット数C(初めて金型を使用するときには「
0」)を読み取り、該数Cに「1」加算し、この数Cを
保守管理記憶部の使用ショット数のアドレスに書き込み
使用ショット数を更新する(ステップS35〜S37)
【0034】次に、保守管理記憶部33の総保守回数の
値i(初めて金型を使用するときにはi=0)を読み取
りi+1回目の保守予定ショット数Mを読み取り(ステ
ップS38)、該数Mより、現在のショット数Cが該保
守予定ショット数M以上か否か判断し(ステップS39
)、現在のショット数Cが小さければ、成形1サイクル
の処理を終了する。以下、各成形サイクル毎に上述した
処理を行い、現在のショット数Cが保守予定ショット数
M以上になると、CPU21はCRT画面に金型保守を
促すメッセージを表示させる(ステップS40)。
【0035】なお、上記実施例では、成形サイクル中に
CPU21は記憶装置11をアクセスするようにしたが
、射出成形機に電源を入れたときに上記保守管理記憶部
33に記憶する使用ショット数C,総保守回数iに「1
」加算したi+1回目の保守予定ショット数Mを読み出
し制御装置20内のRAM24に格納しておき、成形サ
イクル中、記憶装置11にアクセスすることなく制御装
置20の内部だけで、図6に示す処理を行い、射出成形
機の電源を切り成形動作を中止するときに、現在の使用
ショット回数Cを保守管理記憶部の使用ショット数のア
ドレスに書き込むようにしてもよい。
【0036】以上のようにして、CRT画面に金型保守
を促すメッセージが表示されると、オペレータは射出成
形機の稼働を停止させ、金型の保守を行う。そして、保
守が終了し、制御装置20と記憶装置11とを接続し保
守完了指令を入力すると、CPU21は図7に示す保守
完了処理を開始する。
【0037】まず、保守管理記憶部33より総保守回数
iを読み取り、該数iに「1」加算し、この数iを保守
管理記憶部33の総保守回数を記憶するアドレスに書き
込み総保守回数iを更新する(ステップS50〜S52
)。次に、保守管理記憶部33から使用ショット数Cを
読み取り、この使用ショット数Cを第i回目の保守ショ
ット数のアドレスに書き込む(ステップS53,S54
)。そして、CPU21はCRT画面に保守日付の入力
を促すメッセージを表示し、オペレータが保守日付を入
力すると、保守管理記憶部33のi回目の保守日付のア
ドレスに該日付を書き込む(ステップS55,S56)
。次にCPU21はCRT画面に保守内容の入力を促す
メッセージを表示し、オペレータが保守した内容を入力
すると、この保守内容を保守管理部33の第i回目の保
守内容のアドレスに書き込む(ステップS57,S58
)。次にCPU21は次回保守予定ショット数の入力を
促すメッセージを表示し、オペレータが入力すると、該
入力数を保守管理記憶部33の第i+1回目の保守予定
ショット数のアドレスに書き込み(ステップS59,S
60)、保守完了処理を終了する。
【0038】以上の処理により、保守管理記憶部33に
は、第i回の保守日付、第i回の保守ショット数、第i
回の保守内容、第i+1回の保守予定ショット数が記憶
されることになる。例えば、金型を使用開始して最初の
保守を行い上記処理を行えば、総保守回数iが初め「0
」であったが、ステップS51で「1」にセットされる
から、第1回の保守日付、保守ショット数、保守内容、
及び第2回保守予定ショット数が記憶装置11に記憶さ
れることになる。こうして保守を行うごとに、上記内容
が記憶され、保守の履歴が記憶されることになる。
【0039】なお、図7に示す保守完了処理のステップ
S55〜S60において、始めに、保守日付、保守内容
、次回保守予定ショット数を入力するよう促すメッセー
ジを同時に表示し、これらの情報を入力し、書き込み指
令を入力することによって、上記情報を記憶装置11の
保守管理記憶部33に書き込むようにしてもよい。また
、成形機の制御装置20のカレンダ機能により、ステッ
プS55,S56で入力書き込みする処理を自動的に、
その日の日付を入力するようにしてもよく、また、保守
を所定ショット回数毎に行うようにした場合、ステップ
S59,S60で行う、第i回の保守予定ショット数を
現在(i回)の使用ショット数Cに設定された数を加算
して次回(i+1回)の保守予定ショット数として自動
的に記憶装置11に書き込むようにしてもよい。
【0040】また、保守をショット数で行わず、日付で
行うようにしてもよく、この場合には、射出成形機の制
御装置にカレンダ機能をもたせ、保守予定ショット数の
代わりに、保守予定日付を入力し記憶装置11に記憶さ
せ、図6に示す処理ではステップS39で、この保守予
定日付に達したか否か判断し、達すると保守を促すメッ
セージを表示するようにすればよい。
【0041】また、上記実施例では、記憶装置11をR
OMと不揮発性のRAMで構成したが、必ずしもROM
は必要なく、上記実施例でROMに記憶した情報を不揮
発性のRAMに記憶させておいてもよい。
【0042】また、上記記憶装置をICカードや磁気カ
ードで構成してもよく、成形サイクル中は記憶装置11
と制御装置20との接続を切り離すようにしてもよい。 この場合には、射出成形機を稼働させるとき、記憶装置
11から情報の読み取りを促すメッセージをCRT画面
に表示し、記憶装置から情報を読み取ってから射出成形
機を稼働可能にするようにし、射出成形機の稼働を停止
するときには、記憶装置11に情報の書き込みを促すメ
ッセージを表示させ情報が書き込まれた後、稼働を停止
するようにすればよい。また、メッセージを表示するこ
となく、射出成形機の稼働開始、稼働停止時に自動的に
記憶装置からの情報読み取り、情報の書き込みを行うよ
うにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明は金型に記憶装置を備えているか
ら、該記憶装置に金型番号、製造年月日,該金型で成形
する成形品名,使用する樹脂の種類,金型の構造上の特
徴等の不変情報、該金型を使用して成形品を成形する時
の機種毎さらには個々の成形機毎の成形条件、金型保守
管理情報、さらには、金型を使用する時の周辺機器の各
種設定値、成形品の良否チェックポイント,不良成形時
のその不良成形状態に対する成形条件の修正方法等,そ
の他参考となる情報等、さらには、その金型を使用して
成形するときに必要な全ての情報を記憶することができ
、金型及びその使用条件に関する情報が金型と一体にな
って、従来のように、金型と金型に関する情報が分離さ
れず、金型とその金型に関する情報が分離していること
からくる不便、及び設定誤り等を少なくすることができ
る。さらに、成形条件等を従来のように成形機の制御装
置内に金型毎に記憶して集中管理を行う必要がないので
、金型とその金型に対する情報を呼び出す際の呼び出し
誤りを防止することができる。そして、金型とその金型
を使用する成形機の条件情報がすべて記憶されているの
で、金型の記憶装置からこれらの情報を読み取り、成形
機を作動開始させることが短時間でかつ、容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の金型を使用するときの金型
と成形機の制御装置の要部ブロック図である。
【図2】同実施例において記憶装置の不揮発性RAMに
記憶する情報の説明図である。
【図3】同実施例において記憶装置の不揮発性RAMの
成形条件記憶部の説明図である。
【図4】同実施例における成形条件設定処理のフローチ
ャートである。
【図5】同実施例における成形条件登録処理のフローチ
ャートである。
【図6】同実施例における各成形サイクルの処理を示す
フローチャートである。
【図7】同実施例における保守完了処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10a,10b  金型、20  射出成形機の制御装
置、11  記憶装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  成形機で使用する金型において、該金
    型に少なくとも情報の書き込み読み出しができる不揮発
    性メモリを有する記憶装置を取り付け、成形機を制御す
    る制御装置から上記記憶装置にアクセスできるようにし
    た記憶装置を有する金型。
  2. 【請求項2】  上記記憶装置はリードオンリーメモリ
    と不揮発性のランダムアクセスメモリで構成されている
    請求項1記載の記憶装置を有する金型。
  3. 【請求項3】  上記請求項1若しくは請求項2記載の
    金型において、上記記憶装置内に、該金型を使用すると
    きの成形条件を記憶しておき、上記記憶装置と成形機の
    制御装置を電気的に結合し、成形条件設定指令で、上記
    記憶装置に記憶された成形条件を読み出し自動的に成形
    条件を設定する成形条件設定方法。
  4. 【請求項4】  上記記憶装置には成形機の機種毎の成
    形条件が記憶され、該金型の記憶装置が電気的に接続さ
    れた成形機の機種に対する成形条件が読み出され自動的
    に設定される請求項3記載の成形条件設定方法。
  5. 【請求項5】  上記記憶装置には各成形機毎の成形条
    件が記憶され、該金型の記憶装置が電気的に接続された
    成形機に対する成形条件が読み出され自動的に設定され
    る請求項3記載の成形条件設定方法。
  6. 【請求項6】  上記記憶装置には、金型の管理情報を
    記憶しておき金型を使用する毎に上記管理情報を更新し
    、設定保守時点に達すると保守警告を表示し、保守を行
    なった後、次の保守時点を管理情報として上記記憶装置
    に入力設定する金型管理方法。
JP4044791A 1990-09-27 1991-02-13 記憶装置を有する金型と成形条件設定及び管理方法 Pending JPH04212826A (ja)

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