JPH04212683A - 車両の組付方法 - Google Patents

車両の組付方法

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JPH04212683A
JPH04212683A JP3062795A JP6279591A JPH04212683A JP H04212683 A JPH04212683 A JP H04212683A JP 3062795 A JP3062795 A JP 3062795A JP 6279591 A JP6279591 A JP 6279591A JP H04212683 A JPH04212683 A JP H04212683A
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shroud
vehicle body
nose unit
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Noboru Yoshii
好井   登
Narutoshi Omosako
成俊 面迫
Kensho Ozaki
憲昭 尾崎
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の組付方法、特に
車両組立ラインにおいて、シュラウドパネルを有するノ
ーズユニットを車体の前部に組付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両は、従来より周知のよう
に車両組立ラインにおける流れ作業によって組み立てら
れる。そして車体前部に組付けられるバンパー、ラジエ
ータ、クーラコンデンサ等の車体前部組付部品も、上記
組立ラインの途中に設けられた個別の組付けステーショ
ンにおいて、順次組付けられて行くのが通例である。従
って、組立ライン中における作業ステーションの数が増
大し、該組立ラインの全長が長くなり、かつ複雑化する
という問題がある。
【0003】そこで、例えば特開昭63−103771
号公報に記載されるように、ラジエータ、ヘッドランプ
、バンパー、ラジエータグリル等のいわゆる車体前部組
付部品を、ラジエータコアサポートに組付けてユニット
化し、このユニットを別途組み立てた後、車体前部に組
付けることによって車両組立ラインの全長を抑える技術
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車体前部で
は、エンジンルームの左右の側壁を構成するホイールエ
プロンの下側にフロントサイドフレームが、ホイールエ
プロンの上側にエプロンレインフォースメントがそれぞ
れ接合されている。そして、上記エプロンレインフォ−
スメント間にシュラウドパネルが、フロントサイドフレ
−ム間にクロスメンバがそれぞれ架設されている。その
場合に、上述した如く前部組付部品をユニット化するに
当たって、上記シュラウドパネルをユニット構成部品と
し、また、必要に応じてクロスメンバもユニットも組込
み、これに対してラジエータ等の前部組付部品を組込ん
でノ−ズユニットを形成することが考えられる。そのた
め、ノ−ズユニットの、車体への組付けに先立ち、ノー
ズユニット組付時にシュラウドパネルを車体に固定する
ためのなんらかの部材(例えばブラケット)を、例えば
溶接等の取付手段により取付けておくことが必要となる
【0005】しかし、このような部材を単独で車体に取
付けるようにすると、該部材の、車体に対する取付位置
を規定即ち位置決めするものがないため、上記部材を、
車体の所定位置に正確に取付けることができない。その
ため、ノーズユニットを組付けた場合、ノーズユニット
側部品と車体側部品との整合性が損なわれ、結果として
ノーズユニット側部品の、車体への組付精度が低下する
。このように組付け精度が低下すると、車体剛性を確保
することができず、また、車体外面においては隙間等が
発生する可能性もある。
【0006】そこで、本発明は、車体前部に取付ける車
体前部取付部品を、車体とは別にユニット化してノ−ズ
ユニットとし、このノーズユニットを車体に組付けるも
のにおいて、ノ−ズユニット(具体的にはシュラウドパ
ネル)を車体に取付けるための被取付部材の取付精度、
及びノーズユニットの組付精度をそれぞれ向上させるこ
とができる車両の組付方法を提供することを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両組立ライ
ンを搬送される車体に対し、シュラウドパネルを有する
ノーズユニットを組付ける車両の組付方法を前提とする
もので、上記シュラウドパネルに各種部品を組付けてノ
ーズユニットを組み立てる前に、上記シュラウドパネル
に、上記シュラウドパネルを車体に固定するための被取
付部材を仮付けし、この仮付け状態で車体への被取付部
材の取付けを行い、その後、上記シュラウドパネルを被
取付部材より取り外し、該シュラウドパネルに各種部品
を組付けてノーズユニットを組み立て、該ノーズユニッ
トのシュラウドパネルを被取付部材に締結することでノ
−ズユニットを車体に組付ける構成とする。
【0008】
【作用】ノーズユニット側のシュラウドパネルに被取付
部材を仮付けした状態で、この被取付部材を車体前部に
取付けるので、被取付部材とシュラウドパネルとの位置
関係が正確に規制されて、被取付部材が車体に取付けら
れる。従って、被取付部材の取付精度が向上し、ノーズ
ユニット組付け時において、被取付部材へのシュラウド
パネルの固定が精度よく行われ、車体側部品とノーズユ
ニット側部品との整合性が確保される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0010】本発明が適用される自動車の車体を示す図
1において、1は自動車の車体で、2,2はフロントフ
ェンダ、3はエンジンルーム、4,4はエンジンルーム
3の左右側壁を構成するホイールエプロンで、その下側
にはフロントサイドフレーム5,5が、その上側にはエ
プロンレインフォ−スメント6,6がそれぞれ取付けら
れている。左右のフロントサイドフレーム5,5の先端
部間には、車体左右方向に延びるクロスメンバ7が取付
けられている。フロントサイドフレーム5,5及びクロ
スメンバ7に対して、左右のホイールエプロンガセット
8,8が取付けられている。これらは後述する第1のメ
インラインCにおいて、相互の位置関係を正しく保って
接合(溶接)される。
【0011】また、左右のエプロンレインフォ−スメン
ト6,6の前端部位には、ノ−ズユニット9を構成する
シュラウドパネル10(正確にはシュラウドアッパ10
a)の両端部が固定(締結)されるシュラウドアッパ取
付用ブラケット11,11が車体内側方向に突出して溶
着されている。
【0012】シュラウドアッパ取付用ブラケット11,
11は、図2に示すように、その基部11aがホイ−ル
エプロンレインフォースメント6、ホイールエプロン4
及びホイールエプロンガセット8に溶接により固着され
ている。また、シュラウドアッパ取付用ブラケット11
の基部11aには、略下向きコ字状の垂直断面を有する
アッパ締結部11bが、エンジンルーム3側に突設され
ている。アッパ締結部11bにはボルト挿通孔12,1
2が開設されており、下面側にボルト挿通孔12,12
に対応してナット(図示せず)が固着されている。
【0013】左右のエプロンレインフォ−スメント6,
6には、シュラウドアッパ取付用ブラケット11,11
の固着位置よりも若干車体後方側の部位において、係合
孔付き係合部13,13が、エンジンル−ム3側に突出
するように固着されている。この係合孔付き係合部13
,13は、ノ−スユニット組付け時における車体前部の
変形を防止する車体変形防止バー14を取付けるための
ものである。
【0014】シュラウドパネル10は、図3に示すよう
に、略下向きコ字状の垂直断面とされ車体左右方向に延
びるシュラウドアッパ10aを備えている。シュラウド
アッパ10aが、両端部がシュラウドアッパ取付用ブラ
ケット11,11に嵌合可能な形状とされると共に、そ
の両端部にシュラウドアッパ取付用ブラケット11,1
1側のボルト挿通孔12,12に対応してボルト挿通孔
(図示せず)が開設されている。また、そのボルト挿通
孔12,12より内方位置に、ノ−ズユニット組付用治
具15を取付けるための係合孔16,16が形成されて
いる。シュラウドアッパ10aの左右方向略中央部には
、鉛直下方に垂下されたセンタステー10bの上端部が
固着され、該センタステ−10bの両側位置には、鉛直
下方に垂下されたシュラウドサイドパネル10c,10
cの上端部が固着されて、シュラウドパネル10が構成
されている。各シュラウドサイドパネル10c,10c
の下端にはラジエータサポートブラケット17,17が
固着されている。
【0015】このシュラウドパネル10に対して、図4
に示すように、ラジエ−タ21、クーラーコンデンサ2
2、バンパーレインフォースメント23、及びバンパ−
24が組付けられて、上述した車体前部に組付けられる
ノ−ズユニット9が構成される。ラジエ−タ21は、シ
ュラウドパネル10に設けられているラジエータサポー
トブラケット17,17にラジエ−タ21の下端に突設
されたピン25,25を係合させ、かつラジエ−タ21
の上端とシュラウドアッパ10aとを連結部材26,2
6で連結することにより組付けられる(図2参照)。ま
た、クーラコンデンサ22は、同じくラジエータサポー
トブラケット17,17にクーラコンデンサ22の下端
に突設されているピン27,27を係合させ、クーラコ
ンデンサ22の上端をシュラウドアッパ10aに連結部
材28,28で連結することで組付けられる。さらに、
バンパーレインフォースメント23及びバンパ−24は
、シュラウドサイドパネル10c,10cに設けられて
いる開孔を利用し、該シュラウドサイドパネル10c,
10cに、バンパ−レインフォ−スメント23より突設
されたボルト34,34,34,34とナット(図示せ
ず)で締結することで組付けられる。なお、これらの組
付構造は一例であって、特に限定されるものではない。 また、図4はノーズユニット9を構成する主要な部品の
みを示しており、その他にもクーラーレシーバタンク、
ボンネットロックその他の部品が組付けられる。
【0016】続いて、上記自動車の組付方法について説
明する。
【0017】図5における組立ラインでは、車体仮付け
ラインAとフレーム組付けラインBから送り出された部
品が、第1のメインラインCで結合される。第1のメイ
ンラインCに沿って搬送される過程で、車体各部に対す
る所定の溶接がなされ、図1に示す車体1とする。ただ
し、図1ではシュラウドパネル10を取外し、車体前部
の構造が明瞭に表示されるようにしている。
【0018】その後に、塗装ラインDに搬入される。そ
して、塗装後の車体1に第2のメインラインEにおいて
足回り部品組付け等の所定の工程が加えられて、完成車
として矢印F方向に車両が送り出される。
【0019】その場合、ボディ仮付けラインAにおいて
、シュラウドアッパ10aの両端部を、シュラウドアッ
パ取付用ブラケット11,11におけるアッパ締結部1
1bに上側から嵌合させる。そして締結用ボルト29,
29を、シュラウドアッパ10a側の図示しないボルト
挿通孔とシュラウドアッパ取付用ブラケット11,11
のボルト挿通孔12,12とに対して挿通し、シュラウ
ドアッパ取付用ブラケット11,11の下面に溶着され
ているナットに螺合して締結することにより、シュラウ
ドパネル10にシュラウドアッパ取付用ブラケット11
,11を仮付けする。
【0020】この状態で、シュラウドアッパ取付用ブラ
ケット11,11をエプロンレインフォースメント6,
6の前端部位に適用する。このとき、センタステー10
bとシュラウドサイドパネル10c,10cとの下端部
もそれぞれクロスメンバ7に締結用ボルト30,30,
30による締結で仮付けされる。また、ラジエータサポ
ートブラケット17,17はクロスメンバ7の上側に係
合して着座するので、シュラウドパネル10が位置決め
される。なお、上記締結用ボルト30,30,30によ
る仮付けは、左右のエプロンレインフォースメント6,
6に設けられた係合孔付き係合部13,13間に亘って
車体変形防止バー14を架設させて、車体前部のエンジ
ンルーム3を挾む両側部分が拡開するのを防止した状態
で行われる。
【0021】従って、この仮付け状態で、車体1におい
ては、シュラウドアッパ10aとクロスメンバ7とによ
って左右のエプロンレインフォースメント6,6の間及
び左右のフロントサイドフレーム5,5の間の間隔が所
定間隔となるように規制される。それと共に、ホイール
エプロン4,4も位置決めされる。この状態で、車体各
部の溶接がなされると共に、シュラウドアッパ取付用ブ
ラケット11,11も溶接により車体1に固着される。
【0022】このシュラウドアッパ取付用ブラケット1
1,11の溶接により、シュラウドアッパ取付用ブラケ
ット11の基部11aが、エプロンレインフォースメン
ト6の上面6aと、エプロンレインフォースメント6の
エンジンルーム3側の側面に配設されているホイールエ
プロン4の側面とに固着される。
【0023】また、フロントサイドフレーム5及びクロ
スメンバ7側に固定されるホイールエプロンガセツト8
には上方へ延びるフランジ8aが形成されているが、こ
のフランジ8aは、上記基部11aの内部に挿入された
状態で上記基部11aとに溶接されている。それと共に
、フランジ8aに対してホイールエプロン4の車体前部
側のフランジ4aも溶接されている。従って、ホイール
エプロン4、エプロンレインフォースメント6、及びホ
イールエプロンガセット8の相互が溶接によって接合さ
れていることになる。また、シュラウドアッパ取付用ブ
ラケット11,11は、ホイールエプロン4、エプロン
レインフォースメント6及びホイールエプロンガセット
8に接合されることになる。なお、この溶接構造は一例
であって特に限定されるものではない。
【0024】このように、シュラウドパネル10に対し
てシュラウドアッパ取付用ブラケット11,11を仮付
けし、シュラウドパネル10をクロスメンバ7に仮付け
(仮締結)状態でシュラウドアッパ取付用ブラケット1
1,11の、車体1への溶接がなされた後、車体1は塗
装ラインDに沿って搬送され、該塗装ラインDを出た後
、第2のメインラインEの入口に配置されているステー
ションS1 において、シュラウドパネル10が車体1
より取外される。
【0025】このシュラウドパネル10の取外しは以後
のノーズユニット組立のため、図4に示すようなノ−ズ
ユニット組付用治具15を用いて行われる。
【0026】このノ−ズユニット組付用治具15は矩形
枠状のフレームからなり、上部にシュラウドアッパ10
aに設けられている前記係合孔16,16に係合する係
合ピン31,31を備え、下部にシュラウドアッパ10
aを受け支える支持部15aが形成されている。この支
持部15aには係合ピン32,32,32が形成されて
おり、該係合ピン32が、シュラウドパネル10におけ
るセンタステー10b及びシュラウドサイドフレーム1
0c,10cそれぞれの下端部に設けられている係合部
33,33,33に係合するようになっている。
【0027】これらの係合ピン31,31,31,32
,32,32を係合孔16,16及び係合部33,33
,33に係合させることによって、シュラウドパネル1
0がノ−ズユニット組付用治具15で保持される。そし
て、この保持状態においてシュラウドアッパ10aとシ
ュラウドアッパ取付用ブラケット11,11との仮付け
を解除し、またセンタステー10b及びシュラウドサイ
ドパネル10b,10bとクロスメンバ7との仮付けも
解除する。
【0028】このようにして取外されノ−ズユニット組
付用治具15に保持されたシュラウドパネル10に対し
、ノーズユニット組立ラインGでは、図4に示すように
、ラジエ−タ21、クーラーコンデンサ22、バンパー
レインフォースメント23、及びバンパ−24等の各種
部品が組付けられて、ノ−ズユニット9が組み立てられ
る。
【0029】そして、組み立てられたノーズユニット9
は、図5のノーズユニット組付けステーションS2 へ
と送られる。一方、車体1は、そのまま、第2のメイン
ラインEに沿って搬送され、足回り部品等の各種部品の
組付け作業その他の必要な作業を行うと共に、該第2の
メインラインEの途中に配置されているノーズユニット
組付けステーションS2 において、車体1にノーズユ
ニット9を組付ける(図7参照)。なお、ノ−ズユニッ
ト組付用治具15は、治具リタ−ンラインHに沿って、
シュラウドパネル取外しステーションS1 に送り帰さ
れる。
【0030】このノ−ズユニット9の、車体2への組付
けは、図3に示す仮付けの場合と同様に、シュラウドア
ッパ10aをシュラウドアッパ取付用ブラケット11,
11にボルト31,31(図7参照)で締結し、また、
ラジエータサポートブラケット17,17をクロスメン
バ7に係合させた状態でシュラウドサイドパネル10c
,10cをクロスメンバ7にボルトで締結し、バンパー
レインフォースメント23を、前述のホイールエプロン
ガセット8,8に一体の第1クロスメンバサイド35に
おけるボルト挿通孔36,36を利用してボルト34,
34で締結する等の締結作業をして行われる。そして、
その後に、図示していないが、ラジエータグリル、ヘッ
ドランプ等のその他の部品の組付けがなされる。
【0031】上記のように構成すれば、車体1に対して
、車体前部組付部品をユニット化したノーズユニット9
を組付けるに当たって、まず、ノーズユニット9を構成
するシュラウドパネル10のシュラウドアッパ10aを
シュラウドアッパ取付用ブラケット11,11にボルト
29,29により仮付けし、それからシュラウドパネル
10をクロスメンバ7にボルト30,30,30により
仮付けした状態でシュラウドアッパ取付用ブラケット1
1,11を溶接により取付けるので、車体1に対しシュ
ラウドアッパ取付用ブラケット11,11が正確に位置
決めされて溶接される。それと共に、シュラウドアッパ
取付用ブラケット11,11とシュラウドパネル10(
及びノーズユニット9)との位置関係が規定された状態
で溶接が行われるので、溶接精度が向上する。従って、
ノーズユニット9を車体1に組付ける際の組付け精度が
向上し、車体剛性が高まると共に、車体外面に隙間等が
発生することがなくなる。
【0032】また、上記実施例では、フロントサイドフ
レ−ム5,5間を連結するクロスメンバ7が車体1の前
部に取付固定されている構造に適用した例であるが、こ
のクロスメンバが、ユニット構成部品として、図8〜図
11に示すように、ノ−ズユニット側に組み込まれた構
造に対しても適用することができる。なお、基本的な構
造は、前述した実施例と同一であるので、同一の構成要
素には同一の符号を用い、その詳細な説明を省略する。
【0033】即ち、車体1側においては、フロントサイ
ドフレ−ム5,5間にクロスメンバ7Aの両端部を締結
固定するための延長部5a,5aが、フロントサイドフ
レ−ム5,5より下方に向けて突設されている。そして
、ノ−ズユニット9A側のクロスメンバ7Aの側端部7
a,7a(内面にナットが溶着されている)が、ボルト
41,41を上記延長部5a,5aの開孔5b,5bを
通じて適用することよって車体1に締結されると共に、
上面部が、フロントサイドフレ−ム5,5の下面部(内
面にナットが溶着されている)にボルト42,42を適
用することで締結されるようになっている。なお、クロ
スメンバ7Aの下面部には、フロントサイドフレ−ム5
,5の下面部との締結を行うために、ボルト42,42
を適用する開孔7b,7bが形成されている。
【0034】クロスメンバ7Aは、シュラウドパネル1
0Aの下端部、即ち上端部がシュラウドアッパ10dに
固着されたセンタステ−10e及び左右のシュラウドサ
イドパネル10f,10fの下端部に固着されている。 そしてクロスメンバ7Aの後側にはラジエ−タ21の下
端部を支持するラジエ−タサポ−トブラケット43,4
3が固着されている。
【0035】また、シュラウドアッパ10dの側端部は
、シュラウドアッパ取付ブラケット11Aの締結部11
cの下側に対して適用され、ボルト44,44にて締結
されるようになっている。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記のように、ノーズユニッ
ト側のシュラウドパネルを被取付部材に仮付けした状態
でこの被取付部材の取付けを行うようにしているので、
被取付部材とシュラウドパネルとの位置関係が正確に規
制され、被取付部材が車体に対して精度よく取付けられ
ることになり、被取付部材の取付精度が向上し、ノーズ
ユニットの組付け時においてシュラウドパネルを被取付
部材に対して精度よく固定することができ、車体側部品
とノーズユニット側部品との整合性が確保され、高い組
付精度が得られる。したがって車体に好適な剛性を確保
でき、また整合性の欠如による車体外面の隙間等の発生
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノーズユニット組付け前における車体前部の斜
視図である。
【図2】ノ−ズユニットの、シュラウドアッパ締結部分
との拡大斜視図である。
【図3】シュラウドパネル仮付け状態における車体前部
の斜視図である。
【図4】ノーズユニットの分解図である。
【図5】車両組立ラインの概略図である。
【図6】ノーズユニットの組立図である。
【図7】ノーズユニット組付け状態における車体前部の
斜視図である。
【図8】他の実施例についての図1と同様の図である。
【図9】他の実施例についての図3と同様の図である。
【図10】他の実施例についての図4と同様の図である
【図11】他の実施例についての図2と同様の図である
【符号の説明】
1…車体 3…エンジンルーム 9…ノーズユニット 10…シュラウドパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両組立ラインを搬送される車体に対
    し、シュラウドパネルを有するノーズユニットを組付け
    る車両の組付方法であって、上記シュラウドパネルに各
    種部品を組付けてノーズユニットを組み立てる前に、上
    記シュラウドパネルに、上記シュラウドパネルを車体に
    固定するための被取付部材を仮付けし、この仮付け状態
    で車体への被取付部材の取付けを行い、その後、上記シ
    ュラウドパネルを被取付部材より取り外し、該シュラウ
    ドパネルに各種部品を組付けてノーズユニットを組み立
    て、該ノーズユニットのシュラウドパネルを被取付部材
    に締結することでノ−ズユニットを車体に組付けること
    を特徴とする車両の組付方法。
JP6279591A 1990-09-28 1991-03-27 車両の組付方法 Expired - Fee Related JP2889010B2 (ja)

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Cited By (4)

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