JPH04211906A - 耐食性管 - Google Patents
耐食性管Info
- Publication number
- JPH04211906A JPH04211906A JP583491A JP583491A JPH04211906A JP H04211906 A JPH04211906 A JP H04211906A JP 583491 A JP583491 A JP 583491A JP 583491 A JP583491 A JP 583491A JP H04211906 A JPH04211906 A JP H04211906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aggregate
- corrosion
- self
- layer
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 title claims abstract description 21
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 38
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims abstract description 8
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 11
- 239000004567 concrete Substances 0.000 abstract description 10
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 abstract 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000009416 shuttering Methods 0.000 abstract 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 abstract 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 2
- 230000002925 chemical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011280 coal tar Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical compound S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000007513 acids Chemical class 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012298 atmosphere Substances 0.000 description 1
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910000037 hydrogen sulfide Inorganic materials 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 229920006337 unsaturated polyester resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメントコンクリート管
や鋼管に代る耐食性コンクリート管に関するものである
。
や鋼管に代る耐食性コンクリート管に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート管や鋼管は構造材と
して優れているが、化学作用を伴う侵食に弱いことは周
知の事実である。また化学作用に安定な陶管は高温焼成
過程を経るため鉄筋の配置が不可能であるため破壊強度
に不安がある。鋼管は化学作用に極めて弱く、寿命が短
かいばかりでなく、錆の発生で管路が閉鎖され、管路と
しての機能を失う。塩ビ管は化学作用には強いが原料が
高価な上鉄筋の配筋もなく土圧に対し容易に変形したり
、日光による劣化がはげしいなどそれぞれ欠点を持って
いる。
して優れているが、化学作用を伴う侵食に弱いことは周
知の事実である。また化学作用に安定な陶管は高温焼成
過程を経るため鉄筋の配置が不可能であるため破壊強度
に不安がある。鋼管は化学作用に極めて弱く、寿命が短
かいばかりでなく、錆の発生で管路が閉鎖され、管路と
しての機能を失う。塩ビ管は化学作用には強いが原料が
高価な上鉄筋の配筋もなく土圧に対し容易に変形したり
、日光による劣化がはげしいなどそれぞれ欠点を持って
いる。
【0003】例えば下水道では流入する酸や塩などの化
学薬品や汚水から発生する硫化水素など雑多な腐食性ガ
スによってセメント中のカルシュウム分が分解され、コ
ンクリートが劣化するため社会問題となっている。鋼管
も同様である。又、コンクリート用骨材と樹脂を混合し
た例えばレジンコンクリートブロックなどは既に存在し
ているが、これらはいずれもブロックなどの塊状加圧成
形品であって樹脂と骨材を混合したのち目的の形に成形
するため骨材表面を樹脂で被覆しているに過ぎないし、
樹脂の早期固化性、粘着性が大きすぎるなど、極めて作
業性が悪く、高級な製品を製造出来ないのが現状である
。
学薬品や汚水から発生する硫化水素など雑多な腐食性ガ
スによってセメント中のカルシュウム分が分解され、コ
ンクリートが劣化するため社会問題となっている。鋼管
も同様である。又、コンクリート用骨材と樹脂を混合し
た例えばレジンコンクリートブロックなどは既に存在し
ているが、これらはいずれもブロックなどの塊状加圧成
形品であって樹脂と骨材を混合したのち目的の形に成形
するため骨材表面を樹脂で被覆しているに過ぎないし、
樹脂の早期固化性、粘着性が大きすぎるなど、極めて作
業性が悪く、高級な製品を製造出来ないのが現状である
。
【0004】又セメントコンクリート管の内面に遠心力
でレジンライニングを施したものがあるが、粗骨材にセ
メントペーストをまぶし、これをレジンライニングの骨
材とするものであるため、粗骨材とレジンとは密着しな
いし、粗骨材とレジンとのペースト部分に腐食成分の進
入が容易であるという問題がある(特公昭53−147
74号)。
でレジンライニングを施したものがあるが、粗骨材にセ
メントペーストをまぶし、これをレジンライニングの骨
材とするものであるため、粗骨材とレジンとは密着しな
いし、粗骨材とレジンとのペースト部分に腐食成分の進
入が容易であるという問題がある(特公昭53−147
74号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はセメントを用
いることなく強度大で化学的に安定で耐食性に富み内面
平滑なコンクリート管を容易にかつ経済的に得ようとす
るものである。
いることなく強度大で化学的に安定で耐食性に富み内面
平滑なコンクリート管を容易にかつ経済的に得ようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は耐食性自硬液によって粗骨材及び細骨材より
なる混合骨材層を固結形成してなる管であって、内部に
鉄筋を配筋し、かつ内周面に細骨材と上記自硬液とによ
るモルタル層を形成してなり、かつ粗骨材、細骨材及び
鉄筋が上記自硬液によって濡らされた状態で固結し、か
つ上記混合骨材層では粗骨材が上記管の外周面から内側
に相互に密に接触してなる耐食性管によって構成される
。
め本発明は耐食性自硬液によって粗骨材及び細骨材より
なる混合骨材層を固結形成してなる管であって、内部に
鉄筋を配筋し、かつ内周面に細骨材と上記自硬液とによ
るモルタル層を形成してなり、かつ粗骨材、細骨材及び
鉄筋が上記自硬液によって濡らされた状態で固結し、か
つ上記混合骨材層では粗骨材が上記管の外周面から内側
に相互に密に接触してなる耐食性管によって構成される
。
【0007】
【作用】従って回転筒状型枠6の内周面に沿って保持さ
れる耐食性自硬液層7の内部に遠心力によって細骨材3
及び粗骨材2との混合骨材が進入して混合骨材層12を
形成する。この骨材層12では上記遠心力のため粗骨材
2相互が上記内周面(混合骨材層12の外周面)に向っ
て締め固められ図1、図2(ニ)(ホ)図及び図5に示
すように同粗骨材2は相互に密に接触する。そして上記
自硬液1は骨材2、3の表面を濡らし、かつ骨材2、3
の占める容積によって同液1は型枠6の中心線側に骨材
間に進出し、同骨材層12は上記液層7内に没し同骨材
層12の内周に上記自硬液1の薄層13が形成される。 この状態において型枠6内にさらに細骨材3を投入する
と同細骨材はその遠心力によって上記薄層13内に進入
し細骨材によるモルタル層5を形成しその状態で同液1
は硬化し上記骨材層12及び細骨材モルタル層5を固結
形成する。細骨材モルタル層5と上記骨材層12内の細
骨材3とは一体的に連続し両層は一体に形成され、上記
自硬液1の硬化後脱型され、下水管路など腐食性雰囲気
内で使用されるものである。
れる耐食性自硬液層7の内部に遠心力によって細骨材3
及び粗骨材2との混合骨材が進入して混合骨材層12を
形成する。この骨材層12では上記遠心力のため粗骨材
2相互が上記内周面(混合骨材層12の外周面)に向っ
て締め固められ図1、図2(ニ)(ホ)図及び図5に示
すように同粗骨材2は相互に密に接触する。そして上記
自硬液1は骨材2、3の表面を濡らし、かつ骨材2、3
の占める容積によって同液1は型枠6の中心線側に骨材
間に進出し、同骨材層12は上記液層7内に没し同骨材
層12の内周に上記自硬液1の薄層13が形成される。 この状態において型枠6内にさらに細骨材3を投入する
と同細骨材はその遠心力によって上記薄層13内に進入
し細骨材によるモルタル層5を形成しその状態で同液1
は硬化し上記骨材層12及び細骨材モルタル層5を固結
形成する。細骨材モルタル層5と上記骨材層12内の細
骨材3とは一体的に連続し両層は一体に形成され、上記
自硬液1の硬化後脱型され、下水管路など腐食性雰囲気
内で使用されるものである。
【0008】そして上記自硬液1で濡らされた骨材2、
3及び鉄筋4の表面に水などは進入せず、水などによっ
て濡らされることはないし、上記混合骨材層12では粗
骨材2、2相互が密に接触して外力を分散させる。
3及び鉄筋4の表面に水などは進入せず、水などによっ
て濡らされることはないし、上記混合骨材層12では粗
骨材2、2相互が密に接触して外力を分散させる。
【0009】
【実施例】機台8に転輪9、9を軸支し、同転輪9、9
上に鋼製円筒型枠6を支持し、一方の転輪9を無段変速
モーター10によって回動させることにより同型枠6を
円筒の中心線aの回りに回転させることができる。この
型枠6の内周面には離型剤を塗布し又は紙等による離型
材11を張設する。そして同離型剤又は材11の内側に
内周面に沿ってかご状鉄筋4を配筋する。その後上記モ
ーター10を始動して同型枠6を中心線aの回りに回転
させ、その状態で耐食性樹脂液(不飽和ポリエステル樹
脂)、加熱コールタール液、加熱アスファルト液、溶剤
(シンナー等)による稀釈コールタール液、稀釈アスフ
ァルト液等の歴青剤のような耐食性自硬液1を上記回転
型枠6内に注入すると同液1はその粘性によって内周面
に沿って回動し遠心力によって一定厚さの耐食性自硬液
層7が形成されその状態が保持される(図2(ハ) 図
にその状態を示す)。
上に鋼製円筒型枠6を支持し、一方の転輪9を無段変速
モーター10によって回動させることにより同型枠6を
円筒の中心線aの回りに回転させることができる。この
型枠6の内周面には離型剤を塗布し又は紙等による離型
材11を張設する。そして同離型剤又は材11の内側に
内周面に沿ってかご状鉄筋4を配筋する。その後上記モ
ーター10を始動して同型枠6を中心線aの回りに回転
させ、その状態で耐食性樹脂液(不飽和ポリエステル樹
脂)、加熱コールタール液、加熱アスファルト液、溶剤
(シンナー等)による稀釈コールタール液、稀釈アスフ
ァルト液等の歴青剤のような耐食性自硬液1を上記回転
型枠6内に注入すると同液1はその粘性によって内周面
に沿って回動し遠心力によって一定厚さの耐食性自硬液
層7が形成されその状態が保持される(図2(ハ) 図
にその状態を示す)。
【0010】その状態において細骨材3及び粗骨材2の
混合骨材を同型枠6内に投入すると図2(ニ) 図に示
すように混合骨材層12が遠心力によって均等厚さに形
成され、これらの骨材2、3はその遠心力によって上記
自硬液層7内に進入し上記内周面に到達し骨材2、2、
3、3は外側(管の外周面から内側に)に向って締め固
められて相互に密に接触し、かつ自硬液1は骨材2、3
及び鉄筋4を濡らしかつ骨材2、3相互間及び骨材2、
3と鉄筋4との間隙に進出する。そしてこの進出自硬液
1は混合骨材層12の内周に現われ同層12は同液1内
に没し自硬液薄層13を内周に形成する(図2(ニ)
図)。
混合骨材を同型枠6内に投入すると図2(ニ) 図に示
すように混合骨材層12が遠心力によって均等厚さに形
成され、これらの骨材2、3はその遠心力によって上記
自硬液層7内に進入し上記内周面に到達し骨材2、2、
3、3は外側(管の外周面から内側に)に向って締め固
められて相互に密に接触し、かつ自硬液1は骨材2、3
及び鉄筋4を濡らしかつ骨材2、3相互間及び骨材2、
3と鉄筋4との間隙に進出する。そしてこの進出自硬液
1は混合骨材層12の内周に現われ同層12は同液1内
に没し自硬液薄層13を内周に形成する(図2(ニ)
図)。
【0011】この状態において細骨材3のみ型枠6内に
投入すると同細骨材3は上記薄層13内に遠心力によっ
て進入し上記混合層12内の細骨材部分と一体化して細
骨材モルタル層5を形成する(図2(ホ) 図)。実験
によるとこの時点で型枠6の回転を停止しても両層5、
12が崩れることなく保持された。その後比較的迅速に
自硬液1は硬化して骨材2、3相互並びに骨材2、3と
鉄筋4とを接着して結合させかつ凝結するから、上記型
枠6を脱型し耐食性コンクリート管14を取卸すことが
できる。
投入すると同細骨材3は上記薄層13内に遠心力によっ
て進入し上記混合層12内の細骨材部分と一体化して細
骨材モルタル層5を形成する(図2(ホ) 図)。実験
によるとこの時点で型枠6の回転を停止しても両層5、
12が崩れることなく保持された。その後比較的迅速に
自硬液1は硬化して骨材2、3相互並びに骨材2、3と
鉄筋4とを接着して結合させかつ凝結するから、上記型
枠6を脱型し耐食性コンクリート管14を取卸すことが
できる。
【0012】上記自硬液1はその硬化後の接着性を保持
する範囲でなるべく粘性が低い方が良い。これは骨材2
、3が液中に進入し易いためである。又同骨材2、3は
乾燥状態に保たれ、かつ骨材2、3の投入に際しては空
隙ができるだけ少いように粗骨材2と細骨材3とを調合
したものを上記管14の厚さの8/10〜9/10まで
添加し、これが均一な混合骨材層12となって自硬液1
中に没した後、残りの1/10〜2/10の上記薄層1
3に細骨材3を遠心力で上述のように進入させる。これ
は上記混合骨材層12の粗骨材2を内面に突出させずに
平滑内面を形成するためである。上記自硬液1と骨材2
、3の容積比は管14の用途により適度に調整する。 又自硬液1が骨材2、3を包含する割合は同液1の濃度
に左右されるから濃度は製品が要求する外圧強度、水密
性に応じて上記溶剤や加熱温度等で調整することができ
る。尚図中15で示すものは型枠6の両端フランジ、1
6は型枠6の外周に設けた転輪受タイヤ、17は一方の
転輪9の回動軸に設けた調車、18は上記モーター10
の出力軸に設けた調車、19は両調車17、18に掛渡
した調紐である。
する範囲でなるべく粘性が低い方が良い。これは骨材2
、3が液中に進入し易いためである。又同骨材2、3は
乾燥状態に保たれ、かつ骨材2、3の投入に際しては空
隙ができるだけ少いように粗骨材2と細骨材3とを調合
したものを上記管14の厚さの8/10〜9/10まで
添加し、これが均一な混合骨材層12となって自硬液1
中に没した後、残りの1/10〜2/10の上記薄層1
3に細骨材3を遠心力で上述のように進入させる。これ
は上記混合骨材層12の粗骨材2を内面に突出させずに
平滑内面を形成するためである。上記自硬液1と骨材2
、3の容積比は管14の用途により適度に調整する。 又自硬液1が骨材2、3を包含する割合は同液1の濃度
に左右されるから濃度は製品が要求する外圧強度、水密
性に応じて上記溶剤や加熱温度等で調整することができ
る。尚図中15で示すものは型枠6の両端フランジ、1
6は型枠6の外周に設けた転輪受タイヤ、17は一方の
転輪9の回動軸に設けた調車、18は上記モーター10
の出力軸に設けた調車、19は両調車17、18に掛渡
した調紐である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、上
記骨材2、3及び鉄筋4の表面は上記自硬液1で濡らさ
れているため同表面に水などが進入するおそれがなく、
そのため耐候性、耐酸性等耐食性に富み下水管路など腐
食性雰囲気で安全に使用し得て、しかも粗骨材2相互が
確り締め固められて密に接触し絡み合っているため強度
充分であり、かつ粗骨材2間の間隙が少いから自硬液1
の使用量を軽減し経済的な耐食性管が回転筒状型枠6に
よって容易に得られる効果がある。
記骨材2、3及び鉄筋4の表面は上記自硬液1で濡らさ
れているため同表面に水などが進入するおそれがなく、
そのため耐候性、耐酸性等耐食性に富み下水管路など腐
食性雰囲気で安全に使用し得て、しかも粗骨材2相互が
確り締め固められて密に接触し絡み合っているため強度
充分であり、かつ粗骨材2間の間隙が少いから自硬液1
の使用量を軽減し経済的な耐食性管が回転筒状型枠6に
よって容易に得られる効果がある。
【図1】本発明の耐食性管を示す縦断正面図である。
【図2】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ) 図は製造工
程図である。
程図である。
【図3】筒状型枠及び鉄筋の縦断正面図である。
【図4】図3の縦断側面図である。
【図5】脱型直前の縦断面図である。
1 耐食性自硬液
2 粗骨材
3 細骨材
4 鉄筋
5 モルタル層
12 混合骨材層
Claims (2)
- 【請求項1】 耐食性自硬液によって粗骨材及び細骨
材よりなる混合骨材層を固結形成してなる管であって、
内部に鉄筋を配筋し、かつ内周面に細骨材と上記自硬液
とによるモルタル層を形成してなり、かつ粗骨材、細骨
材及び鉄筋が上記自硬液によって濡らされた状態で固結
し、かつ上記混合骨材層では粗骨材が上記管の外周面か
ら内側に相互に密に接触してなる耐食性管。 - 【請求項2】 上記管の回転による遠心力によって粗
骨材が外周面から内側に相互に密に接触してなる請求項
(1) 記載の耐食性管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005834A JPH072328B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 耐食性管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005834A JPH072328B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 耐食性管 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2911585A Division JPS61188110A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 耐食性管製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04211906A true JPH04211906A (ja) | 1992-08-03 |
JPH072328B2 JPH072328B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11622070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3005834A Expired - Lifetime JPH072328B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 耐食性管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072328B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100787919B1 (ko) * | 2007-10-05 | 2007-12-24 | 평산에스아이 주식회사 | 수로관 파손 방지장치 |
CN100380050C (zh) * | 2005-09-26 | 2008-04-09 | 梁乙次 | 燃煤炉灶用不锈烟管制作方法 |
CN103358398A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-10-23 | 苏州混凝土水泥制品研究院有限公司 | 一种生产高强管桩的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49106519A (ja) * | 1973-02-10 | 1974-10-09 | ||
JPH03264306A (ja) * | 1991-01-22 | 1991-11-25 | Asou Cement Kk | 耐食性管 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP3005834A patent/JPH072328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49106519A (ja) * | 1973-02-10 | 1974-10-09 | ||
JPH03264306A (ja) * | 1991-01-22 | 1991-11-25 | Asou Cement Kk | 耐食性管 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100380050C (zh) * | 2005-09-26 | 2008-04-09 | 梁乙次 | 燃煤炉灶用不锈烟管制作方法 |
KR100787919B1 (ko) * | 2007-10-05 | 2007-12-24 | 평산에스아이 주식회사 | 수로관 파손 방지장치 |
CN103358398A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-10-23 | 苏州混凝土水泥制品研究院有限公司 | 一种生产高强管桩的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072328B2 (ja) | 1995-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04504101A (ja) | 耐酸性コンクリート製品、特に硫黄コンクリートパイプおよびその製造方法 | |
KR870700585A (ko) | 몰탈류의 제조방법 및 시공방법 | |
JPH04211906A (ja) | 耐食性管 | |
JPH0464845B2 (ja) | ||
JPH03264306A (ja) | 耐食性管 | |
JP6654273B1 (ja) | 高化学抵抗性コンクリート構造体の製造方法 | |
JP3652569B2 (ja) | 透水性舗装用コンクリートブロック、その製造方法及び透水性舗装版 | |
KR0138541B1 (ko) | 폴리머 콘크리트 경계 블록 | |
JPS62246704A (ja) | 耐蝕性管製造法 | |
JPS6338591B2 (ja) | ||
WO1999057200A1 (en) | Synthetic resin composition, and permeable pavement and permeable material using the same | |
JPH0454785B2 (ja) | ||
JP7481874B2 (ja) | 管状成形体の製造方法 | |
SU1004115A1 (ru) | Способ изготовлени полых полимербетонных изделий | |
KR100428071B1 (ko) | 플륨 관용 폴리머 몰탈 조성물 | |
Billig | VACUUM-CONCRETE.(ABRIDGED). | |
Sobolev | Chapter 11: Methods of concrete manufacturing and curing | |
CN118345672A (zh) | 一种再生块体混凝土路面浇筑的道路施工方法 | |
CN115928525A (zh) | 隧道多孔混凝土透水基层修筑方法 | |
JPS5814287B2 (ja) | 繊維補強コンクリ−ト積層管の製造方法 | |
CN116290422A (zh) | 混凝土施工缝施工方法 | |
JPS5846477B2 (ja) | 凝灰岩類似の化粧ブロツクの製造方法 | |
JPH08258031A (ja) | 耐凍害性コンクリートの製造方法 | |
JPH02136206A (ja) | 長繊維補強耐酸管の製造方法 | |
JPS6168364A (ja) | 繊維強化パイプの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |