JPH04210691A - 3‐(‐4‐シンナミル‐1‐ピペラジニル)‐イミノメチルリファマイシンsvの非溶媒和結晶形‘a’およびその製造方法 - Google Patents

3‐(‐4‐シンナミル‐1‐ピペラジニル)‐イミノメチルリファマイシンsvの非溶媒和結晶形‘a’およびその製造方法

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JPH04210691A
JPH04210691A JP2336932A JP33693290A JPH04210691A JP H04210691 A JPH04210691 A JP H04210691A JP 2336932 A JP2336932 A JP 2336932A JP 33693290 A JP33693290 A JP 33693290A JP H04210691 A JPH04210691 A JP H04210691A
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JP
Japan
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cinnamyl
piperazinyl
unsolvated
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iminomethylrifamycin
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JP2336932A
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English (en)
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Georgieva Constantinova Rumuyana
ルムヤナ・ゲオルギエバ・コンスタンテイノバ
Belcheva Ebustatieva Anker
アンカ・ベルチェバ・エブスタテイエバ
Alexandrov Again Iwan
イワン・アレキサンドロフ・アガイン
Irieba Dimoba Berichuka
ベリチュカ・イリエバ・デイモバ
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TECHNOL KOMB ZA PROM MICROBIOLOG
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TECHNOL KOMB ZA PROM MICROBIOLOG
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生物学的に活性な3−(−4−シンナミル−
1−ピペラジニル)−イミノメチルリファマイシンSV
の非溶媒和結晶形″^′およびその製造方法に関する。
この化合物は、半合成アサマイシンの群に属し、試験管
内および生体内でダラム陽性(抗菌性、嫌気性、結核性
)およびダラム陰性細菌に対する高い活性を有する。モ
ルモ・ノドの実験的に発生させた結核症の場合に、この
化合物は、リファマイシンの投与量と比較して8分の1
の投与量で治療的効果を示す。
リファマイシン SVの誘導体(一般式1)が知られて
いる(1.著者証明書、ブルガリア公証番号25006
/1978、登録番号36006/1977)。:この
化合物の治療的効果は、ツボシン (Iubocine ;リファマイシンを示す)と比較
して8分の1の投与量で現れ、白マウス(vhile 
m1ce)に対するこの化合物のLD、。は4HHrn
g/kg(’fi重(mg/ K of weight
)であり、ツボシンのLD、、は1500L1g/kg
体重である。これらの全てから、この化合物が前記著者
証明書(1)で引用されたりファマインン誘導体の群の
うち最も有利なものとして決定することができる。
前記文献から、ツボシンそれ自体は異なる多形性の形状
で存在するか、しかしなから、ツボシンは製造方法また
は精製方法に従って異なる非溶媒和結晶形および同様の
異なる溶媒を有する溶媒和物を得ることができることが
知られている(2゜ベリッザ、G(Pet■xaG、)
ら、リファンピシンの多形性(Polymorphis
m of+ilampicin) Fa+m、Ed。
Sci、1974. 7,471’−81)。
本発明の目的は、貯蔵時に安定であり、かつ可溶性およ
び微生物への吸収性を改善する前記化合物の新規な非溶
媒和結晶形を得ることである。
この目的は、一般式が。
であって、ニューオイルやサスペンション(ncwoi
l +uspension)により記録され、 164
4゜1555と、1340および1350の二重線、I
295および1290の二重線と、1238□1213
と、726.735および760c+n−’の低強度の
三重線における吸収極大を有する赤外スペクトルを有し
、かつ、最大強度の9.25および9,50θと、12
.22と、13.10及び13、33での二重線におけ
る特徴的な回折極大を有するX線回折図を有する 3−
 (−4−シンナミル−l−ビベラジニル)−イミノメ
チルリファマイシンSVの非溶媒和結晶形′A′ によ
り解決される。・非溶媒和結晶形″A′の製造方法は、
次のものを包含する。:中立の有機溶媒(indill
s+snl  o「ganic+olventl (好
ましくは、テトラヒドロフランまたはクロロホルム)の
媒体中で得られた3−(−4−シンナミル−l−ピペラ
ジニル)−イミノメチルリファマイシンSVを分離し、
インプロパツール、アセトンまたは両者の混合物中に3
0℃から夫々の溶媒の沸点までの温度で溶解する。
溶媒(ml)対する物質Cg)の割合は、夫々の溶媒に
対する前記化合物の可溶性に依存する。イソプロパノー
ルの場合、この割合は70m1に対してIgであり、ア
セトンの場合には15m1に対して1gである。
本発明によれば、溶媒として両溶媒(イソプロパノール
およびアセトン)の1:lの割合の混合物を利用して前
記非溶媒和結晶形′^″を得ることがより望ましい。
前記非溶媒和結晶形′^′をクロロホルムに溶解した場
合、その溶媒を速やかに蒸発させた後、′C1′で示さ
れた結晶形が得られる。
テトラクロロメタンまたはメタノール中ての結晶形′八
′ の結晶化により、夫々の溶媒和形(sol−val
ed form)’ C1l’および’CIl+’が得
られる。
本発明の利点は次の通りである。、結晶形′人′は、早
い吸収性、高い血清濃度、良好な化学的安定性、通常の
貯蔵条件での抵抗性を有する。;前記化合物は、結晶学
的に純粋な状態で容易に得られる。
〔実施例〕
以下の実施例により、本発明をより詳細に説明する。
例I A 、  3− (−4−シンナミル−1−ピペラジニ
ル)−イミノメチルリファマイシンS■の製造。
3.6 g (0,005モル)の3−ホルミルリファ
ンピシン5vを3011のクロロホルムに溶解し、この
溶液に、1.2 g (0,0055モル)のNl−シ
ンナミル−N4−アミノピペラジンを10m1のクロロ
ホルムに溶解したものを連続的に撹拌しつつ加える。こ
の反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、溶媒を減
圧上蒸留して全て除去する。この残渣に30m1のジイ
ソプロピルエーテルを加え、冷蔵庫中で一昼夜放置する
。暗赤色の沈殿物を濾過し1、ジイソプロピルエーテル
ですすぎ、60°Cで乾燥する。収量は、工業生産物と
して413gである。
B、非溶媒和形を得るための条件下での工業生産物の再
結晶。
上述の方法により得られた工業生産物415gに、29
0 mlのイソプロパノールを加えた。この反応混合物
を加熱して沸騰させ、その溶液を温時濾過し、この濾液
を撹拌しながら10℃で冷却する。析出した結晶を濾過
し、冷却したイソプロパノールですすぐ。乾燥した後、
次の特徴を有する 31−4−シンナミル−1−ピペラ
ジニル)−イミノメチルリファマイシンSVの非溶媒和
結晶形3.7gを得た。
赤外スペクトルは次のインテンシブ・バンド(1nls
ntive band)を有する。: 1644.15
85.1340、 +350.1295.1290 回折極大:925.9.50θ 例2 例IAに従って得られた工業生産物3gを、例IBに記
載された条件に相似した条件であるが、290 mlの
イソプロパノールに代えて45m1のアセトンを使用し
て再結晶させる。前記結晶形′A′ の赤外スペクトル
に相当する結晶性物質2.]gを得る。
結晶形′A′ をクロロホルムに溶解し、溶媒を素早く
蒸発させた後、’CI’として示される溶媒和結晶形を
得る。
テトラクロロメタンまたはメタノールで前記結晶形rA
r を結晶化して、夫々溶媒和形’CI+’ および’
CIl!’へ導く。
異なる結晶形は、ニューオイル・サスペンションによる
赤外スペクトル、粉末試料のX線回折および熱分析によ
り同定される。
第1図、第2図、第3図および第4図において、異なる
結晶形の赤外スペクトルが示される。これらの赤外スペ
クトルは、吸収帯の位置および強度、特に2000から
13[10cm−’までの範囲に関する限り、実質的に
異なる。異なる結晶形の同定に使用する赤外スペクトル
の特徴的な吸収帯を第1表に示す。
4つの結晶形の赤外スペクトルは、ニューオイル・サス
ペンションの標準的な方法により得られる。この方法は
、早くかつ簡便であると思われる。
このスペクトルは、パイ・ユニカム装置−モデル100
0 (Pys UnicamCapparatus−m
odrl 1000) I::記録される。
X線図(第5図、第6図、第7図および第8図)から、
回折極大は、すべての結晶形について5から20θまで
の領域にある(θ−回折角度)か、4つの異なる結晶形
(構造)の存在の証明である位置および相対強度に関し
ては実質的に異なることが明らかである。第2表に、1
つの結晶形から他の結晶形を識別するために使用できる
前記回折角度θのピーク値を提供する。
溶媒和形を、質量の損失による熱重量分析法によって同
定する。
結晶形の血清濃度を決定するために、薬物速度論の研究
を対照動物(白マウス)について4つの結晶形を用いて
行う。前記対照動物に、401g/kg体重の投与量で
4つの結晶形のツイーン80懸濁物の10%水溶液を経
口で与える。血液検定は、摂取後15.30および60
分間で行う。異なる結晶形の血清濃度は、遠心分離の後
前記間隔て、レンテル(Rendel)の寒天培地によ
る拡散方法に従って、ツボシン標準に関する限りは菌種
マイクロコツカス・ルテウス(Mic+ococus 
Lu1eus) ATCC9341により決定される。
この結果は、第3表に示す。
この表から、結晶形′A′が最も早い吸収性を有し、ツ
ボシンの血清濃度と同等の血清濃度を達成することが明
らかである。
結晶形′A′ は、ツボシンの投与量に比べて8分の1
の投与量の治療的効果を有することを注意する価値があ
る。
結晶形′^′の安定性の研究は、50℃に維持した試料
および25℃で日光に暴露した試料を包装していない状
態で行う。6週問および12週間後、前記試料を視覚的
および化学的変更について試験する。
前記試料は、良好な化学的安定性を有することか確認さ
れる。この異なる結晶形′A′ についての研究の結果
は、 1、最も早い吸収および最も高い血清濃度か得られる。
2、通常の条件において保存安定性を有する。
3、結晶学的に純粋な状態で容易に得られる。
などが認められた。
第1表 異なる結晶形の赤外スペクトルの特徴的な吸収帯((m
−’)第2表 異なる結晶形のX線図における特徴的な回折ピーク(回
折角度θ〕非溶媒和形   CHCl5の      
CB+、  の     Ca130BのA′    
  溶媒和物      溶媒和物      溶媒和
物CI          CII         
CIl+5、4      6.3        5
.3        5.5第3表 40mg/kgの経口服用の後の対照動物における異な
る結晶形の血ft濃度(μg/ml) 結晶形        服用後の時間(分)′ス’  
       6.2        86     
  88CI          2.4      
  4.2       3.6CI+       
  4.0        6.Pl        
7.6CIl+         1.8      
  3.6       3.2ツボンン      
 6.8        8,8        10
.10
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、夫々本発明に係る化合物の異なる
結晶形の赤外スペクトルを示す特性図、第5図乃至第8
図は、夫々本発明に係る化合物の異なる結晶形のX線回
折を示す特性図である。 出願人代理人 弁理士  鈴江 武彦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式が: ▲数式、化学式、表等があります▼ であって、ニューオイル・サスペンジョンにより記録さ
    れ、1644,1585と、1340および1350、
    1295および1290の二重線と、1238,121
    3と、726,735および760cm^−^1の低強
    度の三重線における吸収極大を有する赤外スペクトルを
    有し、かつ、最大強度の9.25および9.50θと、
    12.22と、13.10および13.33での二重線
    における特徴的な回折極大を有するX線回折図を有する
    3−(−4−シンナミル−1−ピペラジニル)−イミノ
    メチルリファマイシンSVの非溶媒和結晶形′A′。
  2. (2)中立な有機溶媒、好ましくはテトラヒドロフラン
    またはクロロホルムの中で得られた3−(−4−シンナ
    ミル−1−ピペラジニル)−イミノメチルリファマイシ
    ンSVを単離し、イソプロパノール、アセトンまたは両
    者の混合物に30℃から夫々の溶媒の沸点までの温度で
    溶解する請求項1記載の非溶媒和結晶形′A′の製造方
    法。
JP2336932A 1990-11-30 1990-11-30 3‐(‐4‐シンナミル‐1‐ピペラジニル)‐イミノメチルリファマイシンsvの非溶媒和結晶形‘a’およびその製造方法 Pending JPH04210691A (ja)

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