JPH04210616A - 化粧料用粉体及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

化粧料用粉体及びこれを含有する化粧料

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JPH04210616A
JPH04210616A JP41004690A JP41004690A JPH04210616A JP H04210616 A JPH04210616 A JP H04210616A JP 41004690 A JP41004690 A JP 41004690A JP 41004690 A JP41004690 A JP 41004690A JP H04210616 A JPH04210616 A JP H04210616A
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JP
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powder
cosmetic
water
oil
cosmetics
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JP41004690A
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Noboru Hase
昇 長谷
Motoi Takeda
基 武田
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撥水撥油性に優れ、化
粧崩れがなく、皿上での伸びがよく、使用感触の良好な
化粧料用粉体及びこの粉体を含有する化粧料に関する。 [0002]
【従来の技術】化粧料用粉体を含有する化粧料としては
、ファンデーション、白粉、はぼ紅、アイシャドウ、ア
イブロウ等のメイクアップ化粧品、ボディーパウダ、ベ
ビーパウダー等のボディ化粧品などが市販されている。 而して、これらの化粧料用粉体を含有する化粧料におい
ては、皿上での伸び、平滑感、付着性及び化粧崩れなど
の化粧性能が問題とされる。従って、従来、これらの化
粧性能を向上させるために、化粧料用粉体の表面をコー
ティング処理すること、特に汗等による化粧崩れを防止
するために、粉体表面を撥水性を有する処理剤で処理す
ることが行われている。しかし、皮脂崩れを防止する目
的で粉体表面を撥油性処理することについては、その他
の化粧性能を含めた総合的に良好な方法は提案されてい
なかった。 [0003]すなわち、従来、撥水撥油性を有する化粧
料用粉体としては次のものが報告されているが、これは
次のような欠点を有していた。 1) 粉体の被覆化合物として、フッ素系化合物(リン
酸エステル、スルホアミド含有カルボン酸、アクリル酸
エステル系コポリマー等)を使用する方法(米国特許第
3゜632.744号)。特に、ジー(フルオロアルキ
ル)リン酸エステルとモノ−(フルオロアルキル)リン
酸エステルの含有率が約1対1のフルオロアルキルリン
酸エステルのジェタノールアミン塩で粉体を処理する方
法が開示されている。この方法で処理された化粧料用粉
体は撥水撥油性及び使用感触の点で充分に満足できるも
のではなかった。 2) 粉体の被覆化合物として、フルオロアルキル基を
含有する重合体を使用する方法(特開昭61−5548
1号)。この方法によるときは、被覆化合物の極性基の
粉体への吸着性が充分でない為、これによって処理され
た化粧料用粉体は撥水撥油性が充分でなく、使用感触も
劣るものであった。 3)粉体の被覆化合物として、フルオロアルキルリン酸
エステルジェタノールアミン塩のモノエステル体及びジ
エステル体を使用する方法(特開昭62−250074
号)。この方法によるときは、ジェタノールアミン塩で
あるため、被覆化合物の極性基の粉体への吸着性が充分
でなく、撥水性が充分でないと共に、使用感触も劣るも
のであった。 4) 粉体の被覆化合物として、フルオロアルキルアル
コールを使用する方法(特開昭63−2251号、同6
32252号)。この方法によるときは、特に撥水性が
不充分であった。 5) 粉体の被覆化合物として、フルオロアルキル含有
多価アルコール、フルオロアルキル含有ポリオキシエチ
レン化合物を使用する方法(特開平1−180810号
、同1−180811号) この方法によるときは、4
)と同様に特に撥水性が不充分であった。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】従って、撥水性、撥油
性及び伸び、付着性、平滑性等の感触に優れた化粧性能
を有する化粧料用粉体が望まれていた。 [0005]
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者らは、上記課題を解決せんと鋭意研究を重ねた結
果、後記一般式(1)で表わされる含フツ素チタン系化
合物で粉体を処理すれば、撥水性撥油性に優れ、かつ感
触の良好な化粧料用粉体が得られることを見出し本発明
を完成した。 [0006]すなわち、本発明は次の一般式(1)
【2
【式中、Rtは炭素数3〜21のパーフルオロアルキル
基を、Bは2価の架橋基を、nはO又は1の数を、mは
1〜12の整数を、pはl又は2の整数を、Mは水素原
子又は基 R,−B、−→CHsト「を、1は1又は2
の整数を、qは1〜3の整数を、4−1個のXは同一で
も輿なりてもよく、それぞれハロゲン原子又は炭素数1
〜5のアルコキシ基を示す〕で表される含フツ素チタン
系化合物で粉体を処理して得られる撥水撥油性化粧料用
粉体及びこれを含有することを特徴とする化粧料を提供
するものである。 [0007]一般式(1)で表される含フツ素チタン系
化合物において、Rfで示されるパーフルオロアルキル
基としては、炭素数3〜21の直鎖状、分岐状、環状又
はこれらを組み合せた構造のパーフルオロアルキル基が
挙げられる。さらに、基(CF3 ) 2 CFOCF
2 CF2−等のごとく、炭素原子間に酸素原子が挿入
されたものであってもよい。Bで示される2価の架橋基
としては、通常、2分子間の架橋化に用いられる2価の
架橋基であれば特に限定されず、例えば−CO2SO2
、−〇−1(CH2) 30−l−3−−(CH2) 
−−NR−1−CO−NR−1S O2−N R−(a
は1〜6の整数を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜5
のアルキル基を示す)等の架橋基を挙げることができる
。Xで示されるハロゲン原子としてはフッ素、塩素、臭
素、ヨウ素原子を挙げることができるが、入手の容易性
という点に鑑みれば塩素原子を好ましいものとして挙げ
ることができる。又、炭素数1〜5のアルコキシ基とし
ては直鎖状であっても分岐状であってもよく、例えばメ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、イソブトキ
シ、三級ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ基等を
挙げることができるが入手の容易性という点に鑑みれば
エトキシ基、イソプロポキシ基を好ましいものとして挙
げることができる。 [0008]尚、一般式(1)の含フツ素チタン系化合
物は、例えば特開平1−279983号及び特開平12
87179号記載の方法により容易に製造することがで
きる。 [0009]また、本発明において上記含フツ素チタン
系化合物で処理される粉体は、通常化粧料として用いら
れるものであれば特に限定されず、例えば、ケイ酸、無
水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、シリカ、セリ
サイト、マイカ、カオリン、ベントナイト、チタン被膜
雲母、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム
、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化鉄、群青、酸
化クロム、水酸化クロム、カラミン、カーボンブラック
等の無機顔料;ナイロン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウ
レタン、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ
素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン
・スチレン共重合体、セルロース、キチン、キトサン、
多糖類、シルクパウダー、タンパク質、CIピグメント
イエロー、CIピグメントオレンジ等の有機顔料;かか
る無機顔料同士、有機顔料同士又は無機顔料及び有機顔
料の複合体等が挙げられる。この粉体の大きさ及び形状
は特に制限されないが、直径Oo 01〜80μm、好
ましくは0. 1〜20μmの平板上又は球状のものが
好ましい。 [00101本発明において、粉体を含フツ素チタン系
化合物で処理する方法は特に限定されないが、一般には
、含フツ素チタン系化合物を溶解させた溶液と粉体を混
合し、ろ過又は溶媒を留去する方法が好ましい。溶媒と
しては、含フツ素チタン系化合物を溶解させるものであ
ればいずれのものでもよく、例えばヘキサン、エタノー
ル、イソプロピルエーテル、イソプロピルアルコール、
酢酸エチル、フロンR113等が使用されるが特にフロ
ンR113のようなフッ素系溶媒が好ましい。 [0011]含フッ素チタン系化合物の処理量は、その
種類によっても異なるが、通常粉体の0.01〜30重
量%(以下単に%で示す)、特に0.5〜15%が好ま
しい。処理量が少なすぎると撥水撥油性が充分でなく、
また多すぎると撥水撥油性が低下すると共にこれ以上の
皿上での伸びが期待できず不経済である。 [0012]混合温度は20〜150℃、特に40〜1
20℃が好ましい。溶媒量は粉体に対して重量比で0゜
3〜30倍量、特に0.5〜10倍量が好ましい。混合
時間は、処理量、粉体の種類により異なるが、通常1〜
15時間、特に2〜10時間が好ましい。このように調
製された化粧料用粉体は、常法に従って、これが要求さ
れる化粧料に配合することができる。かかる化粧料用粉
体の本発明化粧料への配合量は0.1〜99%が好まし
い。 [0013]本発明の化粧料には上記の必須成分に加え
て、必要に応じて通常の化粧料に配合される成分を配合
しつる。例えば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マイ
クロクリスタリンワックス、カルナバロウ、キャンデリ
ラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の固形・半固化
油分;スクワラン、流動パラフィン、エステル油、ジク
リセライド、トリグリセライド、シリコーン油等の流東
油分;パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリ
ン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤:水溶性及
び油溶性ポリマー、界面活性剤、無機及び有機顔料、金
属石鹸処理またはシリコーンで処理された無機及び有機
顔料、有機染料等の色剤、エタノール、防腐剤、酸化防
止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤
、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚
賦活剤等は本発明の目的、効果を損なわない質的、量的
範囲内で配合可能である。 [0014]本発明の化粧料は、通常の方法に従って製
造することができ、ファンデーション、アイシャドー、
はぼ紅等のメイクアップ化粧料や乳液、クリーム等の基
礎化粧料などに適用することができる。 [0015] 【実施例】次に実施例を挙げて本発明について説明する
。なお、実施例において、撥水性、撥油性、化粧持ち及
び使用感の評価は次の方法に従って行った。 [0016]撥水性:30m1容ビーカーに、イオン交
換水15m1を入れ、その上に粉体0.05gを浮かせ
、ビーカーを揺すって粉体の水への分散性の比較におい
て、粉体の撥水性の強弱を判定した。 [0017]撥油性:30m1容ビーカーに、スクワラ
ン15m1を入れ、その上に粉体0.05gを浮かせ、
ビーカーを揺すって粉体のスクワランへの分散性の比較
において、粉体の撥油性の強弱を判定した。なお、撥水
性・撥油性の評価は下記の基準に従った。0:粉体が速
やかに水又はスクワラン中に分散する。 1:ビーカーを揺すって30秒以内に粉体が水又はスク
ワラン中にほとんど分散する。 2:ビーカーを揺すって1分後、水又はスクワランが白
濁する一方、浮遊する粉体も認められる。 3:ビーカーを揺すって1分後、水又はスクワランが白
濁する一方、浮遊する粉体も多く認められる。 4:ビーカーを揺すって1分後、水又はスクワランは白
濁せず分散する粉体も認められない。 5:1分以上ビーカーを揺すっても、水又はスクワラン
は白濁せず、分散する粉体も認められない。 [0018]化粧持ち及び使用感の評価:専門パネラ−
10名によって、汗又は皮脂に対する化粧持ち及び使用
感を評価してもらい、次の基準で評価した。 028Å以上のパネラ−が良いと感じた。 △:4〜7人のパネラ−が良いと感じた。 ×:4人未満のパネラ−のみ良いと感じた。 [0019]参考例1攪拌機と窒素ガス導入管を備えた
100m1の反応フラスコを窒素置換して、そこヘテト
ライソプロポキシチタンとフロンR113を等量大れ、
水浴にて5℃以下に冷却した。攪拌下(C8F17CH
2CH20)2  P (0)OHをテトライソプロポ
キシチタンの10倍の量を徐々に添加し、添加後室温に
て30分攪拌して含フツ素有機チタン系化合物C((C
s F17CH2CH20) 2  P  (0)  
O) 3  T i  (Olso   C3H7) 
)を得た。 [00201参考例2攪拌機と窒素ガス導入管を備えた
100m1の反応フラスコを窒素置換して、そこヘテト
ライソプロボキシチタンとフロンR113を等量大れ、
水浴にて5℃以下に冷却した。攪拌下(Cs FI3C
H2CH20) 2  P (0) OHをテトライソ
プロポキシチタンの10倍の量を徐々に添加し、添加後
室温にて30分攪拌して含フツ素有機チタン系化合物C
[(C6F13CH2CH20)2 P (○)  0
〕3  T i  (0:+o   C3H7) 〕を
得た。 [00211実施例1 フロンR113を300g入れた丸底フラスコに平均粒
径7μのセリサイトA(堀江化工社製)50gを入れ、
室温下、参考例1で得た含フツ素有機チタン系化合物[
C(C8F17CH2CH20) 2P (0) 0)
 3 T1  (0:s。−C3H7) )を徐々に5
重量%となるまで添加した。添加後室温下1時間攪拌し
て、次いで55℃でフロンR113を留去し、乾燥して
化粧料用粉体52gを得た。 [0022]実施例2 実施例1で用いたセリサイトAに代えて、平均粒径10
μのマイカA(堀江化工社製)を使用した以外は実施例
1と同様にして化粧料用粉体52gを得た。 [0023]比較例 ジクロロメタン50gを入れた丸底フラスコに、メチル
水素ポリシロキサン5gを溶解後、セリサイトA30g
を入れ、室温下、1時間攪拌した。次いでジクロロメタ
ンを留去し、乾燥して、比較粉体154gを得た。 又、セリサイトAの代わりにマイカAを用いて上記と同
様にして、比較粉体252gを得た。 [0024]実験例1 実施例1及び2で得られた化粧料用粉体の撥水性・撥油
性を、比較例で得られた比較粉体との比較において評価
した。結果を表1に示す。
【表1】 表 粉体 撥水性 撥油性 実施例1(セリサイトA) 3〜4 実施例2(マイカA) 3〜4 比較粉体1(セリサイトA) 比較粉体2(マイカA) [0025]実施例3 フロンR113を300g入れた丸底フラスコに平均粒
径μのセリサイトA(堀江化工社製)50gを入れ、室
温下、参考例2で得られた含フツ素有機チタン系化合物
〔C(Cs F13CH2CH20) 2 P (0)
 O:] 3 T1  (o:s。−C3H7) )を
徐々に5重量%となるように添加した。添加後、室温下
、1時間攪拌して、次いで55℃でフロンR113を留
去し、乾燥して化粧料用粉体52gを得た。 [0026]実施例4 実施例3で用いたセリサイトAに代えて、平均粒径10
μのマイカAを使用した以外は実施例3と同様にして化
粧料用粉体52gを得た。 [0027]実施例5 パウダーファンデーション 表2に示す組成のパウダーファンデーションを製造し、
汗及び皮脂に対する化粧持ち、使用感について評価した
。結果を表3に示す。 (製法) 粉体を混合し、粉砕機を通して粉砕する。これを高速ブ
レンダーに移し、結合剤等を加熱混合し均一にしたもの
を粉体に加えてさらに混合し均一にする。これを粉砕機
で処理し、ふるいを通して粒度をそろえた後、数日間放
置してから全皿中に圧縮成形する。
【表2】 表 (重量%) 成分 実施例5 比較量 (1)II水水油油性化粧料用粉 体下記粉体を実施例3に従 って処理したもの) 酸化チタン 10.0 セリサイト 30.0 マイカ 30.0 カオリン 5.0 ベンガラ 2.0 黄酸化鉄 2.5 黒欺化鉄 0.1 ボIJエチレン粉末 8.0 (2)シリコン処3!JJII料 酸化チタン 10.0 セリサイト 30.0 マイカ 30.0 カオリン 5.0 ベンガラ 2.0 黄酸化鉄 2.5 黒酸化鉄 0.1 (3)ポリエチレン粉末 8.0 (4)スクワラン 6.0 8.0 (5)ジメチルポリシロ十サン 6.0 8.0 (6)防腐剤 0.2 0.2 (7)香料 0.2 0.2
【表3】 豪 表3から明らかなように、本発明のパウダーファンデー
ションは含フツ素有機チタン系化合物で処理された粉体
を用いることにより、使用感が良好で、化粧持ちに優れ
たものであった。 [0028]実施例6 はぼ紅 実施例1と同様にして下記組成のほぼ紅を得た。 (組成) (1)撥水撥油性化粧料用粉体 (下記粉体を実施例4に従って処理したもの)カオリン マイカ (重量%) 52゜ 13゜ 酸化チタン 酸化鉄(赤、黒、黄) 赤色202号 スクワラン ジメチルポリシロキサン 防腐剤 香料 合  計 12、0 5.0 2、4 7.5 7.5 残量 100.0 [0029] 実施例7 パウダーアイシャドー 雲母チタン以外の粉体を先に混合、粉砕した後、雲母チ
タンを混合する。 他は実施例5と同様にして下記組成のパウダーアイシャ
ドーを得た。 (組成)                   (重
量%)(1)撥水撥油性化粧料用粉体 (下記粉体を実施例4に従って処理したもの)雲母チタ
ン                   4.9セリ
サイト                 35.3マ
イカ                    24.
7酸化鉄(赤、黄、黒)2.0 群青                      9
.8紺青                     
 14.6(2)ジメチルポリシロキサン      
        1.9(3)スフワラ21.9 (4)ワセリン                  
     1.9(5)ソルビタントリオレエート  
            1.0(6)防腐剤    
                  1.0(7)香
料                        
残量台  計              100.0
その [00301実施例8 両用パウダーファンデーション
実施例7と同様にして下記組成の両用パウダーファンデ
ーションを得た。 (組成) (1)撥水撥油性化粧料用粉体 (下記粉体を実施例3に従って処理したもの)マイカ タル力 酸化チタン 雲母チタン 酸化鉄(赤、黄、黒) 酸化亜鉛 酸化アルミニウム 硫酸バリウム ポリエチレン粉末 (2)ジメチルポリシロキサン (3)ラノリン (4)ワセリン (5)流動パラフィン (6)イソプロピルミリステート (7)防腐剤 (重量%) (8)香料 計 残量 100.0 [00311実施例9 二層分離型サンスクリーン乳液
油相を室温にて溶解した後、粉体を添加しデイスパーで
分散させる。水相を攪拌しながら添加して乳化し、下記
組成のサンスクリーン乳液を得た。 (組成) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン(2)パー
フルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04モンテフロス社製)(3
)ジメチルポリシロキサン ポリオキシアルキレン共重合体 (4)グリセリン (5)エタノール (6)精製水 (7)メトキシ桂皮酸オクチル (8)撥水撥油性化粧料用粉体 (実施例4に従い酸化亜鉛を処理したもの)(9)香料 (重量%) 25.0 10、0 残量 合  計 100.0 [0032]実施例10 サンスクリーンクリーム成分
(10)を成分(9)にデイスパーにて分散させたもの
と成分(6)〜(8)の均一混合溶液を攪拌下、成分(
1)〜(5)の水性成分に添加して乳化し、下記組成の
サンスクリーンクリームを得た。 (組成) ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油ポリオキシエ
チレン(20)ソルビタンパルミテート グリセリン 1.3−ブチレングリコール 精製水 スクワラン ホホバ油 オクタメチルシクロテトラシロキサン パーフルオロポリエーテル (重量%) 0.5 1.0 6゜ 6゜ 5゜ 5゜ 20゜ 40゜ (FOMBLIN HC−04モンテフロス社製)撥水
撥油性化粧料用粉体 (実施例4に従い酸化チタンを処理したもの合  計 100゜ 実施例(6)〜(10)で得られた化粧料はいずれも使
用感に優れ、化粧持ちが極めて良好なものであった。 [0033]
【発明の効果】本発明により、従来に比べ撥水性、撥油
性に優れ、化粧崩れがなく、使用感触の良好な化粧料用
粉体及びこの粉体を含有する化粧料が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R_fは炭素数3〜21のパーフルオロアルキ
    ル基を、Bは2価の架橋基を、nは0又は1の数を、m
    は1〜12の整数を、pは1又は2の整数を、Mは水素
    原子又は基▲数式、化学式、表等があります▼を、lは
    1または2の整数を、qは1〜3の整数を、4−q個の
    Xは同一でも異なってもよく、それぞれハロゲン原子又
    は炭素数1〜5のアルコキシ基を示す〕で表わされる含
    フッ素チタン系化合物で粉体を処理して得られる撥水撥
    油性化粧料用粉体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の撥水撥油性化粧料用粉体を
    含有することを特徴とする化粧料。
JP41004690A 1990-12-13 1990-12-13 化粧料用粉体及びこれを含有する化粧料 Pending JPH04210616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107249549A (zh) * 2015-02-17 2017-10-13 捷鸥化妆品株式会社 化妆料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107249549A (zh) * 2015-02-17 2017-10-13 捷鸥化妆品株式会社 化妆料
CN107249549B (zh) * 2015-02-17 2020-06-09 捷鸥化妆品株式会社 化妆料

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