JPH04210583A - 食品の保存料 - Google Patents
食品の保存料Info
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- JPH04210583A JPH04210583A JP2314375A JP31437590A JPH04210583A JP H04210583 A JPH04210583 A JP H04210583A JP 2314375 A JP2314375 A JP 2314375A JP 31437590 A JP31437590 A JP 31437590A JP H04210583 A JPH04210583 A JP H04210583A
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- acid
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、食品の保存料に関するものである。
食品の保存性向上に有効な保存料は多数知られており、
多くの合成保存料および天然物由来の保存料が食品に添
加されて食品の鮮度保持や長期保存に役立っている。
多くの合成保存料および天然物由来の保存料が食品に添
加されて食品の鮮度保持や長期保存に役立っている。
しかしながら、近年は、安全性を考慮して天然物系のも
のが好まれる傾向があり、有効性において合成品に劣ら
ない天然物系保存料の提供が望まれている。
のが好まれる傾向があり、有効性において合成品に劣ら
ない天然物系保存料の提供が望まれている。
天然物由来の保存料の一つとして、特開平２−１９０１
７０号公報にはグレープフルーツのタネからの抽出液か
らなる食品添加剤が記載されている。しかしながら、こ
の食品添加剤は食品の種類によっては抗菌作用か十分で
なく、食品の味に影響を及ぼすほど多量に使用しなけれ
ばならないことがあった。
７０号公報にはグレープフルーツのタネからの抽出液か
らなる食品添加剤が記載されている。しかしながら、こ
の食品添加剤は食品の種類によっては抗菌作用か十分で
なく、食品の味に影響を及ぼすほど多量に使用しなけれ
ばならないことがあった。
本発明の目的は、上記特開平２−１９０１７０号の食品
添加剤を基にしてより効果的な保存料を提供することに
ある。
添加剤を基にしてより効果的な保存料を提供することに
ある。
本発明が提供することに成功した保存料は、柑橘種子抽
出物、有機酸、およびエタノールからなる。
出物、有機酸、およびエタノールからなる。
本発明の保存料を構成する柑橘種子抽出物とは、上記特
開平２−１９０１７０号のグレープフルーツ種子抽出液
またはその乾燥物である。この成分は、上記公報記載の
方法により柑橘類種子から抽出することができるが、カ
ルファケミカル株式会社よりカルファＡＰの商品名で販
売されており、これをそのまま本発明の保存料に使用す
ることもできる。
開平２−１９０１７０号のグレープフルーツ種子抽出液
またはその乾燥物である。この成分は、上記公報記載の
方法により柑橘類種子から抽出することができるが、カ
ルファケミカル株式会社よりカルファＡＰの商品名で販
売されており、これをそのまま本発明の保存料に使用す
ることもできる。
有機酸は、ｐＨを酸性に維持し、それにより、柑橘種子
抽出物の抗菌作用を一層強化する作用をする。適当な有
機酸としては、酢酸、アジピン酸、乳酸、クエン酸、コ
ハク酸、リンゴ酸等の脂肪族カルボ／酸がある。
抽出物の抗菌作用を一層強化する作用をする。適当な有
機酸としては、酢酸、アジピン酸、乳酸、クエン酸、コ
ハク酸、リンゴ酸等の脂肪族カルボ／酸がある。
エタノールも、作用機構は定かでないが柑橘種子抽出物
の抗菌作用を強化する作用がある。しかしなから、食品
の種類によってはエタノールを配合しなくても、すなわ
ち柑橘種子抽出物と有機酸だけでも、十分な保存性向上
が達成されるので、そのような場合にはエタノールの配
合を省略することもできる。
の抗菌作用を強化する作用がある。しかしなから、食品
の種類によってはエタノールを配合しなくても、すなわ
ち柑橘種子抽出物と有機酸だけでも、十分な保存性向上
が達成されるので、そのような場合にはエタノールの配
合を省略することもできる。
これら本発明の保存料を構成する成分は、あらかじめ全
成分を混合しておくのが使用に便利であるが、使用に際
して一部または全部の成分を別個に食品に添加もしくは
付着させることにより対象食品において本発明の保存料
が形成されるようにしてもよい。いずれの場合も、好適
配合比（または併用比Ｎｉ）は保存対象食品の種類、状
態等、および用いる有機酸の種類により大幅に異なるの
で、実験的に確認することが望ましいが、一般的には、
有機酸は保存料全体のｐＨを約４．０以下にするのに十
分な量とし、またエタノールは、重量比で柑橘種子抽出
物固形分の約５〜１００倍量とする。
成分を混合しておくのが使用に便利であるが、使用に際
して一部または全部の成分を別個に食品に添加もしくは
付着させることにより対象食品において本発明の保存料
が形成されるようにしてもよい。いずれの場合も、好適
配合比（または併用比Ｎｉ）は保存対象食品の種類、状
態等、および用いる有機酸の種類により大幅に異なるの
で、実験的に確認することが望ましいが、一般的には、
有機酸は保存料全体のｐＨを約４．０以下にするのに十
分な量とし、またエタノールは、重量比で柑橘種子抽出
物固形分の約５〜１００倍量とする。
本発明の保存料は、食品に対して混合するほか、噴霧ま
たは塗布して付着させる方法、保存料溶液に食品を浸漬
して浸透させる方法なと、食品の種類や形態に応して任
意の方法により使用することかできる。
たは塗布して付着させる方法、保存料溶液に食品を浸漬
して浸透させる方法なと、食品の種類や形態に応して任
意の方法により使用することかできる。
実施例１
柑橘種子抽出物・カルファＡＰ（カルファケミカル株式
会社製品）およびアジピン酸をエタノールに溶解し、得
られた溶液を水で希釈して、下記組成の保存料を調製し
た。
会社製品）およびアジピン酸をエタノールに溶解し、得
られた溶液を水で希釈して、下記組成の保存料を調製し
た。
柑橘種子抽出物 ０．５％
アジピン酸 ０・３％
エタノール ５０．０％
水 ４９．２％
実施例２
常法により生うどんを製造するに当たり実施例１による
保存料を小麦粉に対して２重量％、こね水に溶がして添
加し、得られた生うどんを３０°Ｃで保存する試験を行
なった。比較のため、小麦粉に対して２重量％のエタノ
ールだけを添加して製造したうどん、および何も添加し
ないで製造したうとんについても、同様の保存試験を行
なった。
保存料を小麦粉に対して２重量％、こね水に溶がして添
加し、得られた生うどんを３０°Ｃで保存する試験を行
なった。比較のため、小麦粉に対して２重量％のエタノ
ールだけを添加して製造したうどん、および何も添加し
ないで製造したうとんについても、同様の保存試験を行
なった。
保存試料は４８時間ごとＪこサンプリングし、一般細菌
数を測定した。また、カとについても観察した。
数を測定した。また、カとについても観察した。
結果は表１のとおりであって、本発明保存料の顕著な抗
菌作用か確認された。
菌作用か確認された。
表１ 細菌数、カヒの発生
また、できあがった生うどんをゆでた後、パネラ−１０
名により呈味性について無添加区と比較したところ、全
員が差はないと答えた。
名により呈味性について無添加区と比較したところ、全
員が差はないと答えた。
実施例３
実施例１の保存料を２％添加したカスタードクリームの
２０°Ｃにおける保存性を試験した。
２０°Ｃにおける保存性を試験した。
経時的にサンプリングした試料の菌数を測定した結果を
表２に示す。７２時間後の無添加区は酸敗臭があり、完
全に腐敗していた。
表２に示す。７２時間後の無添加区は酸敗臭があり、完
全に腐敗していた。
表２ 細菌数
また、製造直後のカスタードクリームを対象に、パネラ
−１０名により呈味性について無添加区と比較したとこ
ろ、全員が差はないと答えた。
−１０名により呈味性について無添加区と比較したとこ
ろ、全員が差はないと答えた。
実施例４
実施例１の保存料の０．５％水溶液に蒲鉾（保存料無添
加のもの）を１分間浸漬して取り出し、表面をよく拭い
た後、２０°Ｃで保存する試験を行なった。対照として
、同じ蒲畔を７０％エタノールに１０秒間浸漬したもの
、および無処理の蒲鉾についても、同様の保存試験を行
なった。
加のもの）を１分間浸漬して取り出し、表面をよく拭い
た後、２０°Ｃで保存する試験を行なった。対照として
、同じ蒲畔を７０％エタノールに１０秒間浸漬したもの
、および無処理の蒲鉾についても、同様の保存試験を行
なった。
試験結果を表３に示す。また、パネラ−１ｏ名により呈
味性について無処理区と比較したところ、全員が差はな
いと答えた。
味性について無処理区と比較したところ、全員が差はな
いと答えた。
表３ 細菌数
〔発明の効果〕
上述のように、本発明の保存料は柑橘種子抽出物に有機
酸とエタノールを配合してなるものであるから安全性に
おいて心配がなく、また柑橘種子抽出物を単独で使用す
る場合よりも抗菌作用が強く少量の使用で足りるから食
品の風味に対する悪影響もない。しかも安価で使用法も
簡単なものであるから、広範囲の食品の保存性向上にき
わめて有用なものである。
酸とエタノールを配合してなるものであるから安全性に
おいて心配がなく、また柑橘種子抽出物を単独で使用す
る場合よりも抗菌作用が強く少量の使用で足りるから食
品の風味に対する悪影響もない。しかも安価で使用法も
簡単なものであるから、広範囲の食品の保存性向上にき
わめて有用なものである。
Claims (1)
- 柑橘種子抽出物、有機酸、およびエタノールからなる食
品の保存料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2314375A JPH04210583A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 食品の保存料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2314375A JPH04210583A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 食品の保存料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210583A true JPH04210583A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18052586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2314375A Pending JPH04210583A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 食品の保存料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04210583A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100723906B1 (ko) * | 2006-03-02 | 2007-05-31 | (주)뉴디렉션스코리아 | 천연방부제 및 그 제조방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02190170A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Karufua Chem Kk | 食品用天然物及びその製法 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2314375A patent/JPH04210583A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02190170A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Karufua Chem Kk | 食品用天然物及びその製法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100723906B1 (ko) * | 2006-03-02 | 2007-05-31 | (주)뉴디렉션스코리아 | 천연방부제 및 그 제조방법 |
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