JPH04210239A - 吸着剤およびその製造方法 - Google Patents

吸着剤およびその製造方法

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JPH04210239A
JPH04210239A JP2410642A JP41064290A JPH04210239A JP H04210239 A JPH04210239 A JP H04210239A JP 2410642 A JP2410642 A JP 2410642A JP 41064290 A JP41064290 A JP 41064290A JP H04210239 A JPH04210239 A JP H04210239A
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adsorbent
polymer
carbon material
crosslinked
activated carbon
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Takayoshi Kaneda
隆義 金田
Takeshi Maeda
武士 前田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、気体、液体の吸着処理
に用いられる吸着剤およびその製造方法に関する。 [0002] 【従来の技術】気体及び液体からの不純物除去;気体及
び液体の精製;並びに有用物質の回収などには、造粒活
性炭が汎用されている。この造粒活性炭は、通常、粉末
状の活性炭をバインダーと混合し、造粒した後、焼結し
、賦活処理することにより得られる。しかしながら、粉
末状活性炭の細孔が、バインダーの焼成物で閉塞される
ので、造粒活性炭は、比表面積及び吸着能が大きく低下
する。 [0003]また、活性炭を医薬品の担体などとして利
用する場合には、生体適合性を付与するため、活性炭の
表面をコーティングする必要がある。しかしながら、活
性炭の表面をコーティングすると、活性炭に担持された
医薬品の徐放性が大きく損われる。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、活性炭が被覆されているにも拘らず、比表面積が大
きく、吸着能に優れる吸着剤を提供することにある。 [0005]また、本発明の他の目的は、活性炭が被覆
されているにも拘らず、活性炭に担持された医薬品など
の徐放性に優れる吸着剤を提供することにある。 [00061本発明のさらに他の目的は、前記の如き優
れた特性を有する吸着剤の製造方法を提供することにあ
る。 [0007]
【課題を解決するための手段】本発明は、吸着能を有す
る炭素材が、ポリマーの架橋被膜で被覆されている吸着
剤を提供する。 [0008]また、本発明は、吸着能を有する炭素材を
架橋性ポリマーにより造粒する造粒工程と、架橋性ポリ
マーを架橋させる架橋工程とを含む吸着剤の製造方法を
提供する。 [0009]前記吸着能を有する炭素材の形態は、粉状
、粒状、繊維状などのいずれであってもよい。粉粒状活
性炭は、例えば、粒径0.01〜3mm程度、比表面積
500〜1500m27g程度のものが使用できる。前
記粉粒状活性炭には、賦活処理した光学的異方性のメソ
カーボンマイクロビーズも含まれる。この賦活処理され
たメソカーボンマイクロビーズは、例えば、粒径2〜8
04cm程度であり、比表面積500〜4600m2/
g、好ましくは800〜4000m’/g程度である。 前記活性炭素繊維は、ポリアクリロニトリル、フェノー
ル樹脂、セルロース系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維、
ピッチ系炭素繊維などの炭素繊維を賦活処理することに
より得られる。活性炭素繊維の繊維径は、通常、40μ
m以下、好ましくは2〜20μm程度であり、その比表
面積は、例えば500〜2500m2/g、好ましくは
700〜2500m2/g程度である。この活性炭素繊
維は、その特異なミクロポアの構造に起因して、吸着速
度および吸着能が大きいという特徴を有する。このよう
な活性炭素繊維は、造粒するため、摩砕されているのが
好ましい。摩砕された活性炭素繊維は、通常、繊維径0
.1〜20μm程度、繊維長0.1μm〜II[lll
1程度である。 [00101前記炭素材は、ポリマーの架橋被膜で被覆
されている。架橋被膜を形成するポリマーは、架橋性官
能基を有する限り特に制限されない。このようなポリマ
ーとしては、例えば、フェノール樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂、イソシアネート基を有するウレタンプレポリ
マー、シリコーン樹脂などの熱硬化型樹脂;ポリビニル
アルコール、ヒドロキシエチルセルロースなどのヒドロ
キシ基を有するポリマー;ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン=(
メタ)アクリル酸共重合体、カルボキシメチルセルロー
ス、アルギン酸などのカルボキシ基を有するポリマーと
その塩;キトサンなどのアミノ基を有するポリマーとそ
の塩などが挙げられる。これらのポリマーは、その種類
に応じて、後述する架橋剤により架橋させることができ
る。 [00111これらのポリマーの中で、熱硬化性樹脂と
しては、エポキシ樹脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂
が好ましい。また、カルボキシ基を有するポリマー、特
にアルギン酸とそれらのアルカリ金属塩も好ましい。さ
らに、キトサンとその塩酸塩も好ましい。前記ポリマー
のうち、シリコーン樹脂;アルギン酸とその塩、及びキ
トサンとその塩などの多糖類は、生体適合性を付与する
上で好ましい。 [0012]これらのポリマーの架橋被膜で被覆された
炭素材は、その比表面積及び吸着能の低下が小さい。こ
のことは、前記架橋被膜が多孔質であるためと推測され
る。なお、炭素材は、通常、前記ポリマーで造粒され、
造粒活性炭を構成している。 [0013]また、前記架橋被膜は、水又は溶剤を含む
ゲルであってもよい。この場合、吸着剤は、ゲル内に前
記炭素材が内包されたカプセル状である。溶媒を含む架
橋被膜は、水を含む含水ゲルであるのが好ましい。水又
は溶剤を含む架橋被膜は、通常、膨潤した多孔質ゲルを
構成する。 [0014]炭素材とポリマーとの割合は、炭素材が造
粒てきる範囲で適当に選択できるが、通常、炭素材10
0重量部に対して、架橋被膜を形成するポリマー3〜2
0重量部、好ましくは5〜15電量部程度である。ポリ
マーの割合が3重量部未満であると、吸着剤の強度が小
さく、炭素材の造粒が困難であり、20重量部を越える
と、炭素材の吸着能が低下し易い。 [0015]なお、本発明の吸着剤は架橋被膜により被
覆されているので、前記ポリマーの含有量が少なくても
強度および形状保持性に優れている。さらに、被膜が架
橋しているので、吸着剤を液相吸着処理に供しても、溶
剤により被膜が溶出したり浸蝕されることがなく、長期
に亘り使用できる。 [0016]吸着剤の形状は、不定形、ペレット状、柱
状などであってもよいが、球状であるのが好ましい。吸
着剤の粒径は、用途などに応じて設定でき、例えば、0
.1〜10mm程度である。 [0017]本発明の吸着剤には医薬品などの薬剤が担
持されていてもよい。前記のように、架橋被膜が多孔質
であり、ゲルが多孔質ゲルであるためか、薬剤を担持し
た本発明の吸着剤は、薬剤の徐放性に優れている。すな
わち、担持された薬剤を、架橋被膜やゲルを通じて徐放
させることができる。なお、薬剤には、前記医薬品に限
らず、農薬、殺菌剤、抗菌剤などの種々の材料が含まれ
る。薬剤の担持量は、適宜選択でき、例えば、0.1〜
30重量%程度である。 [0018]本発明の吸着剤は、吸着能を有する炭素材
を架橋性ポリマーにより造粒する造粒工程と、架橋性ボ
ッマーを架橋する架橋工程とを経ることにより製造でき
る。なお、造粒と架橋は同時に進行してもよい。 (00191前記造粒工程では、慣用の造粒方法、例え
ば、(1)必要に応じて内部が加熱された流動層造粒機
内で前記炭素材を浮遊させ、流動層造粒機内に、ポリマ
ーを噴霧して粒状に造粒する流動層造粒法、(2)前記
炭素材とポリマーとを慣用の混合機を用いて混合し、混
合物を粒状に造粒する混合造粒法などが採用できる。造
粒工程においては、通常、溶媒に架橋性ポリマーが溶解
又は分散したポリマー液が使用される。溶媒としては、
架橋性ポリマーの種類に応じて、水、アルコール類、炭
化水素類、エステル類、エーテル類、ケトン類およびこ
れらの混合溶媒から適宜選択できる。作業性の点から好
ましい溶媒は、水及び/又はアルコール類、特に水であ
る。 [00201前記ポリマー液中のポリマーの濃度は、炭
素材の造粒性を損わない範囲であればよく、広い範囲、
例えば0. 1〜30重量%程度の範囲内で選択できる
。 また、高分子量のポリマー、アルギン酸ナトリウム、キ
トサンなどの多糖類の濃度は、0.3〜5重量%、好ま
しくは0. 5〜1.5重量%程度である。ポリマー濃
度が高すぎる場合や低すぎる場合には、造粒性が低下す
るだけでなく、前記(2)混合造粒法においては、炭素
材の混練性、分散性が低下し易い。 [00211なお、前記(2)混合造粒法において、前
記混合物の造粒には、粉砕、カッティングなどの慣用の
方法が採用できる。この造粒法には、例えば、前記混合
物をオリフィスから滴下するオリフィス法も含まれる。 [0022]架橋工程で、前記造粒物の架橋性ポリマー
を室温又は加熱下で架橋させることにより、本発明の吸
着剤が得られる。架橋反応には、前記ポリマーの架橋性
官能基に応じて、慣用の架橋剤が使用できる。なお、ポ
リマーが、フェノール樹脂などの自己架橋型熱硬化性樹
脂である場合には、架橋剤は必ずしも必要ではない。 [0023]架橋剤としては、例えば、ポリマーが、エ
ポキシ樹脂である場合には、ジエチレントリアミン等の
2以上のアミノ基を有するポリアミンや2以上のカルボ
キシ基を有する化合物;イソシアネート基を有するウレ
タンプレポリマーである場合には、ポリアミンや2以上
のヒドロキシ基を有する化合物:ヒドロキシ基を有する
ポリマーである場合には、ポリイソシアネート化合物;
カルボキシ基を有するポリマーとその塩である場合には
、塩化カルシウム、塩化コバルト、塩化ストロンチウム
、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムなどの二価以上
の金属塩、エピクロルヒドリン、2以上のエポキシ基を
有するエポキシ化合物、ポリエチレンイミンやキレート
剤;アミノ基を有するポリマーとその塩である場合には
、エピクロルヒドリン、前記エポキシ化合物やポリイソ
シアネート化合物などが挙げられる。 [0024]好ましい架橋剤は、比較的低温で架橋反応
が進行する架橋剤である。このような架橋剤としては、
例えば、ポリマーが、エポキシ樹脂及びイソシアネート
基を有するウレタンプレポリマーである場合には、ポリ
アミン;カルボキシ基を有するポリマーとその塩である
場合には、二価以上の金属塩、エピクロルヒドリン;ア
ミノ基を有するポリマーとその塩である場合には、エピ
クロルヒドリン、前記エポキシ化合物やポリイソシアネ
ート化合物などが挙げられる。 [0025]前記ポリマーと架橋剤との架橋反応は、通
常、溶媒の存在下で行なわれる。溶媒は、架橋剤の種類
に応じて、水、アルコール類、炭化水素類、エステル類
、エーテル類、ケトン類やこれらの混合溶媒から選択で
きる。 [0026]架橋剤の濃度は、前記ポリマーの架橋性官
能基の濃度に応じて適宜選択でき、例えば、0. 1〜
5重量%、好ましくは0. 5〜2.5重量%程度であ
る。 架橋剤の濃度が低い場合には、架橋反応により形成され
た被膜の強度が小さく、形状保持性が低下し、濃度が高
い場合には、急激な架橋反応が生じるため1例えば、前
記オリフィス法により、前記混合物を、架橋剤を含む液
中に滴下して造粒する場合には、吸着剤の形状及び大き
さが不揃いとなり、球形の吸着剤を得るのが困難となる
。 [0027]架橋反応を、溶媒の存在下で行なう場合に
は、通常、溶媒により膨潤した架橋被膜が形成される。 [0028]また、膨潤した架橋被膜を乾燥する二とに
より、炭素材が造粒された本発明の吸着剤が得られる。 [0029]薬剤が担持された吸着剤は、例えば、(A
)前記のようにして得られた吸着剤に、薬剤を担持させ
る方法、(B)前記炭素材に薬剤を担持した後、前記架
橋性官能基を有するポリマーで造粒し、架橋させ、架橋
被膜やゲルで被覆する方法、(C)前記炭素材を、架橋
性官能基を有するポリマーと薬剤との混合物で造粒し、
前記ボッマーを架橋させる方法などにより得ることがで
きる。 この場合、溶媒として水など、および生体適合性を有す
るポリマー並びに架橋剤を用いる場合には、吸着剤を、
そのまま生体、細菌などの微生物の選択的部位に医薬品
を搬送し放出する担体として使用できる。 [00301なお、架橋被膜内に前記炭素材が内包され
た球形の吸着剤は、例えば、オリフィス法により得るこ
とができる。オリフィス法について、ポリマーがアルギ
ン酸塩である場合を例にとって、より具体的に説明する
と、次の通りである。 [00313アルギン酸塩を含むポリマー液に、吸着能
を有する炭素材を分散して分散液を調製する。この分散
液を、所定の口径を有するオリフィスにより、前記二価
以上の金属塩の水溶液からなる硬化浴に滴下する。硬化
液への滴下に際して、滴下液は界面張力により球状とな
り、硬化浴内でアルギン酸塩が架橋する。なお、分散液
は、滴下液が硬化浴内で球状となる限り、加圧ノズルに
よって硬化浴に噴射してもよい。また、二価以上の複数
の金属塩を組合せてアルギン酸塩を架橋させてもよい。 このオリフィス法では、常温常圧下で、分散液を滴下す
るという簡単な操作により、前記炭素材が、アルギン酸
塩の架橋物で結合し、かつアルギン酸の含水ゲル内に内
包された球状の吸着剤が得られる。また、含水ゲルを乾
燥することにより、架橋被膜で被覆され、炭素材が造粒
された吸着剤が得られる。 [0032]本発明の吸着剤は、前記架橋被膜で被覆さ
れているにも拘らず、賦活処理しなくても、比表面積が
大きく、優れた吸着能を有している。従って、吸着剤は
、気体、水道水などの液体に含まれる悪臭成分や不純物
の脱臭、脱色、除去精製;有機溶媒の回収などの吸着処
理に限らず、生化学分野における吸着材料としても利用
できる。 [0033]また、架橋被膜で被覆された吸着剤を微粉
砕して粉末活性炭を製造することもできる。得られた粉
末活性炭は、印刷インキ、脱臭塗料や、帯電防止塗料の
顔料などとじて使用できる。 [0034]
【発明の効果】本発明の吸着剤は、吸着能を有する炭素
材が被覆されているにも拘らず、比表面積が大きく、吸
着能に優れている。 [0035]また、本発明の吸着剤は、前記炭素材に担
持された医薬品などの徐放性に優れている。 [00361本発明の吸着剤の製造方法では、前記の如
き優れた特性を有する吸着剤を得ることができる。 [0037]
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明する。 [0038]実施例1 0.67重量%のアルギン酸ナトリウム水溶液30m1
に、粒径0.3μmに摩砕したピッチ系活性炭素繊維(
アドール(株)製、商品名A−10、公称比表面積10
00m2/g)2gを混練して分散し、分散液を調製し
た。この分散液を、オリフィス(口径0. 5mm)か
ら、2.5重量%の塩化カルシウム水溶液300m1の
硬化浴に、滴下速度60滴/分の条件で滴下した。 [0039]含水した粒状物を乾燥することにより、直
径0. 5mm、比表面積950m2/gの球状の吸着
剤が得られた。 [00401実施例2 アルギン酸ナトリウムに代えて、キトサンを用いると共
に、塩化カルシウムに代えて、2.5重量%のエピクロ
ルヒドリン溶液を用いる以外、実施例1と同様にして球
状の吸着剤を得た。得られた吸着剤の直径は0. 5m
mであり、その比表面積は950m2/gであった。 [0041]実施例3 2.5M量%の塩化カルシウム水溶液に代えて、2.5
重量%のエピクロルヒドリン溶液を用いる以外、実施例
1と同様にして球状の吸着剤を得た。得られた吸着剤の
直径は0.5mmであり、その比表面積は950m2/
gであった。 [0042]実施例4 実施例1の活性炭素繊維に代えて、摩砕したピッチ系活
性炭素繊維(アドール(株)製、商品名A−20、公称
比表面積2000m2/g)を用いる以外、実施例1と
同様にして球状の吸着剤を得た。得られた吸着剤の直径
は0.5mmであり、その比表面積は1960m2/g
であった。 [0043]比較例1 アルギン酸ナトリウム水溶液の濃度を10重量%とする
以外、実施例1と同様にして吸着剤を得た。得られた吸
着剤は偏平状であった。 [0044]比較例2 アルギン酸ナトリウムの濃度を0. 1重量%とする以
外、実施例1と同様にして吸着剤を得た。得られた吸着
剤を軽く押えただけで偏平した。 [0045]比較例3 1.0%のアルギン酸ナトリウム水溶液に添加する水の
量を40m1に変更した以外は、実施例1と同様にして
吸着剤を得た。 [0046]得られた吸着剤の比表面積は、900m2
/gであった。 [0047]比較例4 塩化カルシウム水溶液の濃度を0. 1重量%とする以
外、実施例1と同様にして吸着剤を得た。得られた吸着
剤は強度が小さく、軽く押えただけでも偏平となった。 [0048)比較例5 塩化カルシウム水溶液の濃度を20重量%とする以外、
実施例1と同様にして吸着剤を得た。得られた吸着剤は
、偏平状であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着能を有する炭素材が、ポリマーの架橋
    被膜で被覆されている吸着剤。
  2. 【請求項2】架橋被膜が、溶媒を含有するゲルである請
    求項1記載の吸着剤。
  3. 【請求項3】吸着能を有する炭素材が、摩砕された活性
    炭素繊維である請求項1記載の吸着剤。
  4. 【請求項4】薬剤が担持されている請求項1記載の吸着
    剤。
  5. 【請求項5】吸着能を有する炭素材を架橋性ポリマーに
    より造粒する造粒工程と、架橋性ポリマーを架橋させる
    架橋工程とを含む吸着剤の製造方法。
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