JPH04210145A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JPH04210145A
JPH04210145A JP33970290A JP33970290A JPH04210145A JP H04210145 A JPH04210145 A JP H04210145A JP 33970290 A JP33970290 A JP 33970290A JP 33970290 A JP33970290 A JP 33970290A JP H04210145 A JPH04210145 A JP H04210145A
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JP
Japan
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driven
guide member
power transmission
sprocket
rotating body
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Pending
Application number
JP33970290A
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English (en)
Inventor
Takayuki Goto
隆行 後藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は動力伝達装置に係り、特に複数の回転軸を有す
る動力伝達機構に好適な動力伝達装置に関する。
[従来の技術] ボールを使用した伝動機構としては、特開昭54−11
7864号公報記載のボール式ウオーム伝動装置や特開
昭58−166160号公報記載のボールねじ伝動装置
、特開昭61−180046号公報記載のウオーム歯車
装置があるが、いずれもボールを歯車間の摩擦軽減部材
として使用している。
また、チェーン(日立金属(株)カタログNo、681
6)およびベルト((株)ブリデストン・カタログNc
h:T4263−2)を使用した伝動機構が知られてい
るが、これらはボールを使用しない代表的な伝動機構の
例である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術のうちボールを使用した伝
動機構は、いずれもボールは歯車間の摩擦を低減するた
めに歯車間を循環しているもので、そのため、軸間距離
が大きくなった場合、歯車径も太きくしなければならず
、装置の大型化を招くという問題があり、また、駆動軸
と従動軸の方向は固定となっており、自由に軸方向を変
えることはできなかった。
本発明の目的は、ボールを摩擦低減と同時に伝動部材と
して循環させることにより、軸間距離が大きくなっても
歯車径を大型化する必要がなく、軸方向を自由に変える
ことのできる動力伝達装置を提供することにある。
一方、上記従来技術のうちボールを使用しない伝動機構
は、伝動部材の伸びにより駆動軸の変位を正確に従動軸
に伝えることが困難であり、伝動部材の経年変化による
伸びも大である。また、伝動部材の切損の危険もある。
本発明の他の目的は、ボールに圧縮荷重をかけて伝動さ
せることにより、伝動部材に切損の危険のない、高精度
且つ大トルクの動力伝達装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明は、一列に連続して
エンドレスに配置された多数の回転体と、これらの回転
体を案内する案内部材と、この一連の回転体のうちの一
部の回転体に移動力を与えて該一連の回転体を移動させ
る駆動部と、この移動する回転体の移動力により動作す
る従動部とからなるものである。
そして、駆動軸に設けた駆動用スプロケットと、従動軸
に設けた従動用スプロケットとを含み、これら駆動用及
び従動用のスプロケットに係合し、連続して移動するこ
とにより該駆動用スプロケットから該従動用スプロケッ
トに駆動力を伝達する一連の回転体と、該回転体を連続
してこれらのスプロケット間に循環させる案内部材とか
らなるものである。
更に、駆動用スプロケットと従動用スプロケットとの歯
数を任意に設定することができる。又、案内部材と回転
体間のクリアランスを調整する手段を設けたり、案内部
材を管状に形成して内部の回転体を案内するようにする
ことができる。
回転体は、球状あるいは円柱状とすることができ、又、
突起を設けて案内部材に連続して設けられたスリットか
ら突出させて移動させることができる。
〔作用〕
上記構成によれば、駆動されて送り出されたボールは圧
縮荷重を次々と前のボールに伝達し、さらに、従動部を
作動させて循環する。このようにして、駆動軸の動力を
従動軸に伝えることが可能となる。
そして、スプロケットの歯数を変えることにより変速や
トルクの変更ができ、案内部材とのクリアランスを調整
することにより、回転体に予圧を与え駆動側の変異を正
確に従動側に伝達することができる。又、スリットから
突出して移動する突出部を利用して種々の作動を行うこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明のいくつかの実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図に示すように、駆動軸1aと従動軸1bのそれぞ
れに駆動用スプロケット2aと出力用(従動用)スプロ
ケット2bが固定されている。
また、回転体案内部材3内には回転体4が充填され、駆
動用スプロケット2aと出力用スプロケット2bの凹部
に噛み合っている。
駆動軸1aに与えられた回転力により駆動用スプロケッ
ト2aが回転し凹部に咥え込んだ回転体4を回転方向に
送り出す。送り出された回転体4は次々に前方の回転体
4を押し、動力が伝達される。
出力用スプロケット2bは送られてきた回転体4が凹部
に続々と入り込み回転せしめられる。出力用スプロケッ
ト2bの回転により、出力軸1bも回転し、出力される
。回転体4はその後再度駆動用スプロケット2aに送ら
れ、駆動用スプロケット2aに咥え込まれる。以後この
動作を繰り返し、駆動軸1aの回転力が出力軸2bより
出力される。
次に、第2図により回転体4および回転案内部材3につ
いて説明する。第2図(a)は球状の回転体4aを、第
2図(b)は円柱状の回転体4bを示したものである。
このように回転体4には球状回転体4aと円柱状回転体
4bの2種が有り、球状回転体4aは小トルクの伝達、
円柱状回転体4bは大トルクの伝達用に好適である。
また、第2図に示すように、回転体4は回転体案内部材
3の凸部7に案内せしめられ駆動用スプロケット2a、
出力用スプロケット2bに回転体4が噛み込まれる際、
送り出される際に内側に入り込まないようになっている
更にこの回転体に突起(図示せず)を設け、その突起を
案内部材に連続して設けた隙間から突出させることもで
き、この突出部を種々の動力の伝達に利用することがで
きる。
第3図及び第4図に回転体4どうじの間のクリアランス
の調整機構を示す。スライダー5aは回転体案内部材に
ボルト5cおよびナツト5bにより固定される。ナツト
5bを締め込む事によりスライダ5aが前進し、回転体
4間のクリアランスがなくなり、また回転体4に予圧を
与えることが可能である。
次に、第5図及び第6図に回転体案内部材3に管状の回
転体案内部材6を使用した例を示す。管状案内部材6は
管内径を一定に保ったまま長手方向には折曲げ可能なた
め第6図に示すように駆動軸2aと従動軸2bの軸間距
離と軸方向を自由に変えることが可能である。
第7図は他の実施例の一例を示すもので、1本の駆動軸
1aで3本の従動軸1bに動力を伝達するものである。
本実施例に示すように、軸の回転方向、配置等、任意に
実施することができる。
第1図のものは回転軸中心が水平方向に描かれているが
、任意の方向に設定することができる。
第3図、第5図、第7図のものも同様である。
第8図ないし第10図は本発明の自転車への適用例を示
す。第8図は自転車の全体図、第9図は駆動部lの詳細
図、第1O図は従動部2の詳細図である。
これらの図において、ペダル1oに与えられた回転トル
クは駆動軸1aを介して従動用スプロケット1bに伝え
られる。従動用スプロケット1bは回転体4と噛み合っ
ており、従動用スプロケットlbの回転と同期して回転
体4も移動する。案内部材3内に充填された回転体4は
次々に前方の回転体4を押し案内部材3内を移動する。
案内部材3内を移動してきた回転体4は従動用スプロケ
ット2bと同期して移動し、従動軸1bを駆動させる。
さらに回転体4は案内部材3を経て駆動用スプロケット
2aに噛み込まれる。以上、回転体4が駆動用スプロケ
ット2aと従動用スプロケット2b間を循環する事によ
り、駆動軸1aの回転トルクを従動軸1bに伝達する。
これにより、従動軸1bを介して車輪6を回転させる事
が可能である。
本実施例によれば駆動力を圧縮荷重により伝達できるた
め、動力伝達部材の伸びによる経年変化がなく、伝達部
材の摩擦が少ないため効率良く動力を伝える事が可能で
ある。
第11図ないし第14図は本発明のハンドグラインダへ
の適用例を示す。第11図及び第12図は回転体4の駆
動装置、第13図及び第14図はハンドグラインダを示
す。
これらの図に示すように、原動機12により回転駆動せ
しめられた駆動用スプロケット2aは回転体4を噛み込
み回転体と同期して回転する。案内部材3内の回転体4
は次々と前方の回転体4を押し案内部材3内を移動する
案内部材3内を移動してきた回転体4は従動用スプロケ
ット2bと同期して移動し、従動軸1bを駆動させる。
さらに回転体4は案内部材3を経て駆動用スプロケット
2aに噛み込まれる。以上、回転体4が駆動用スプロケ
ット2aと従動用スプロケット2b間を循環する事によ
り、駆動軸1aの回転トルクを従動軸1bに伝達する。
これにより、従動軸1bを介して砥石13を回転させる
ことが可能である。
本実施例によれば案内部材3を柔軟な材質とする事によ
りハンドグラインダの操作性が向上出来、また、ハンド
グラインダ内に原動機を持たないため、小形化、軽量化
が可能で大出力が得られる。
このように本実施例によれば、ボールを摩擦低減と共に
動力伝達用部材として使用可能なため、ボールの剛性を
上げることにより、回転変位の伝達精度を上げることが
できる。また、回転軸間を任意に設定することができ、
さらにボールの予圧機構を設けることができるため一層
の伝達精度の向上が図られ、特に駆動軸回転方向切換時
のボールのバックラッシュをなくすことが可能である。
さらに回転体案内部材を管状部材で形成することにより
、軸間距離の延長が容易になり、管状部材を長平方向に
折曲可能とすることができるので、軸方向、軸間距離を
自由に変えることのできるフレキシブルな動力伝達装置
とすることができる。
〔発明の効果] 上述のとおり本発明は、ボールを摩擦低減と同時に伝動
部材として循環させることによって、軸間距離が大きく
なっても歯車径を大型化する必要がなく、軸方向を自由
に変えることができる。又、ボールに圧縮荷重をかけて
伝動させることにより、伝動部材に切損の危険のない、
高精度且つ大トルクの動力伝達装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図は別の実施例の一部の詳細図
、第4図はそのB−B断面図、第5図は更に別の実施例
の詳細図、第6図はその外観図、第7図は更に他の実施
例を示す側面図、第8図ないし第10図は本発明の適用
例を示すもので、第8図は全体外観図、第9図及び第1
0図はその詳細図、第11図ないし第14図は他の適用
例を示すもので、第11図及び第12図はその駆動部の
説明図、第13図及び第14図はその従動部であるハン
ドグラインダを示す説明図である。 la・・・駆動軸、lb・・・従動軸、2a・・・駆動
用スプロケット、 2b・・・従動用スプロケット、 3・・・回転体案内部材、4・・・回転体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一列に連続してエンドレスに配置された多数の回転
    体と、これらの回転体を案内する案内部材と、この一連
    の回転体のうちの一部の回転体に移動力を与えて該一連
    の回転体を移動させる駆動部と、この移動する回転体の
    移動力により動作する従動部とからなる動力伝達装置。 2、駆動軸に設けた駆動用スプロケットと、従動軸に設
    けた従動用スプロケットとを含み、これら駆動用及び従
    動用のスプロケットに係合し、連続して移動することに
    より該駆動用スプロケットから該従動用スプロケットに
    駆動力を伝達する一連の回転体と、該回転体を連続して
    これらのスプロケット間に循環させる案内部材とからな
    る動力伝達装置。 3、請求項2記載の装置において、 前記駆動用スプロケットと前記従動用スプロケットとは
    、歯数が同一あるいは異なるものである動力伝達装置。 4、請求項1又は2に記載の装置において、前記回転体
    と前記案内部材とのクリアランスを調整する手段が、該
    案内部材に設けられている動力伝達装置。 5、請求項1又は2に記載の装置において前記案内部材
    は管状に形成され、内部に装着された前記回転体を案内
    するものである動力伝達装置。 6、請求項1又は2に記載の装置において前記回転体は
    、球状あるいは円柱状のものである動力伝達装置。 7、請求項1又は2に記載の装置において前記回転体は
    突起を有し、該突起を前記案内部材に連続して設けられ
    たスリットから突出させて移動するものである動力伝達
    装置。
JP33970290A 1990-11-30 1990-11-30 動力伝達装置 Pending JPH04210145A (ja)

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JP33970290A JPH04210145A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 動力伝達装置

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JP33970290A JPH04210145A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 動力伝達装置

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JPH04210145A true JPH04210145A (ja) 1992-07-31

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ID=18329997

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JP33970290A Pending JPH04210145A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 動力伝達装置

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JP (1) JPH04210145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204628A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 トヨフレックス株式会社 駆動装置
JP2019158039A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 トヨフレックス株式会社 駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204628A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 トヨフレックス株式会社 駆動装置
JP2019158039A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 トヨフレックス株式会社 駆動装置

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